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    元スレ新ジャンル「新ジャンル博物館学芸員」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    1 :

    (高学歴のフリをしようと博物館に来てみんとす)

    (されど展示物甚だ奇奇怪怪の極みにありてにぃとには何やら皆目見当もつかず我が身の不学を嘆く)

    「……帰ろうかなぁ」

    (うぅ、今日も誰も来てない……これじゃお仕事しようにも出来ないじゃないですか)

    (って、アレに見えるはお客様(お一人様)!カモが葱と土鍋背負ってやってきたわ!これを逃す手はないですよ私!)

    「あのっ、こんにちは。お一人ですか?」

    「?」

    「ああそんなフラグが立ちそうな振り返り方しないで下さい。私はただの学芸員ですよ」

    2 :

    学芸員を一度ググってから再開な。

    3 = 1 :

    え、学芸員って日本の博物館法に定められた、博物館(美術館・科学館・ 動物園・植物園なども含む)における専門的職員じゃねぇの?

    4 = 1 :

    「……フラグ?」

    「……えっ、私また言ってしまいましたか!?すみません、ついクセで」

    「いえ。それより女って事はここの展示物について解説してくれちゃったりします?」

    「はいっ、任せてください!『新ジャンル』の歴史、くまなく漏れなくご説明しちゃいますからっ!」

    「新ジャンル?ここ、それの博物館だったんですか?」

    「はい。歴史資料館の方が近いですけどね。便宜上博物館という事にしてあります」

    (新ジャンルってなんだよ)

    「そもそも新ジャンルって何だか知ってます?」

    「……いえ」

    5 = 1 :

    「ですよねぇ。皆さんそうなんです。でしたら、まず定義の方からお話しさせていただいてもよろしいでしょうか?」

    「お、お願いします」

    (急に饒舌になったな)

    「端的に言いますと新ジャンルというのは、新しい女の子の属性を作り上げて皆で萌えるスレの事です」

    「属性ってーと、ツンデレとか?」

    「そうそうツンデレやクーデレなんかの既存の属性に新しいものを足してみたりするんです」

    「例えば?」

    「ドM幼女とか、クールニートとか、デレツン腹話術師とか!」

    「oh……メニアック……」

    6 = 1 :

    「まぁ、まがりなりにも新しいジャンルを提唱する必要があるのでやっぱり多少はニッチなものになりやすいというかですね」

    「仮に作ったとしても、そのキャラで話を作るのは難しそうだなぁ」

    「ああいえ、その必要はないんですよ」

    「へ?」

    「新ジャンルスレにおいて>>1が最低限提供する義務があるのはタイトルと>>1の本文だけなんです」

    「もちろん大概の>>1は自分で結構な量書きますけどね。書きたがり屋さんなので」

    「でも、>>1が書き込まなかったらスレ終わっちゃいますよ」

    「新ジャンルは一貫性のある物語じゃないんです。あくまで『こんな女の子がいたら可愛いだろうな』という妄想であり」

    「繋がりの無いシチュエーションがオムニバス形式でぽつぽつと描かれるのが一般的です」

    7 = 1 :

    「……」

    「ああ、そんな暗い顔なさらないで下さい!栄枯盛衰、どんな流行りにも廃りは来ますから!」

    「……でも、新ジャンルを覚えている人が居る限り、新ジャンルは消えません。この博物館はそのためにあるんです」

    「だから今日は彼女達の事、いっぱい見て行ってあげてくださいね!」

    「そう、ですね」

    「はい!それじゃ、私もエンジン全開でご紹介していっちゃいます!」

    8 = 1 :

    >>6>>7の間抜けてた


    「だからこそ必ずしも書き手が>>1である必要はなく、妄想が出来た人なら誰でも1レスネタを投稿してよかったんです」

    「へぇー……ホントにただの妄想の産物なんですね」

    「はい。掲示板ならではの、誰でも書き手にも読み手にもなりうるという点が大きな特徴です」

    「なるほど……じゃあ、何で廃れちゃったんですか?」

    「まぁ……時代の流れって奴ですかねぇ。著名な作品の二次創作、いわゆるSSが増えてきたんです。最近だと咲やゆるゆりとかですかね?」

    「アニメやらでグリグリ動く個性豊かな女の子達に皆満足してしまって、誰も自分で新しいジャンルを考えようとしなくなった……」

    「ま、美少女飽食時代ってところです。あはは……ちょっと、さみしいですね」

    9 = 1 :

    「ここは……随分古風な部屋ですね」

    「新ジャンル「落語デレ」。落語の中でデレるという超絶難度のジャンルです」

    「落語の中で……デレる?」

    「まぁこのご時世この博物館も人がこないのなんのって終日がらんどう!いっそ師匠から恵を借りて男さんの所に永久就職してしまいたい所でございます」

    (なんか始まった)

    「恵っておめぇそれ俺の娘だぞ。借りてどうすんだいあんなろくでなし」

    10 = 1 :

    「男さんを籠絡するために恵を拝借したいのです、ピンクな恵をね」

    「人の娘を淫乱呼ばわりしてハニートラップに使おうなんざいやらしい弟子だ!お前みたいなのを弟子にとった覚えはねぇぞ!」

    「師匠何か勘違いしてません?これじゃお話終われませんよ」

    「勘違いも話が終わらねぇのも、おめぇがオチつけないのが悪いんだろうがっ!」

    「こりゃまた失礼しました~」

    「……それ、漫才じゃね?」

    11 :

    とりあえず>>1が学芸員のいる建物に行ったことがないことがよくわかった

    12 = 1 :

    >>11
    行ったことないよ畜生!ごめん!

    13 = 1 :

    「う…………こ、これは難しいんですっ!即席の落語なんて中々真似出来る物じゃありません!」

    「うんうん。自分なりに頑張ったんですね」

    「ニヤニヤしないでくださいよぉ……もう!次!次行きましょう!」

    (顔真っ赤だ……)

    (ウケると思ったのに……失敗しちゃったかな……うぅ)

    14 = 1 :

    「ここは……外が海になってるんですか」

    「はい。ちょっと手狭なのもポイントです」

    「って事は」

    「新ジャンル「灯台守」さんのお部屋です。しばらく静かにしてみて下さい……」

    「……?」

    ・・・・・・・・・・・・

    15 = 1 :

    「灯台守です」

    「船は、あんまり通りません」

    「たまに通ると、手を振ってみます」

    「あ、船だ。おーい」

    「気が付いてくれたかな」

    「気が付いてくれたら、ちょっと嬉しいです」

    「灯台守です」

    16 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・

    「と、まぁこういったジャンルです。動作を表す擬音が入っていなかったりするところなんか、絵本みたいで素敵ですよね」

    「……なんか、凄いほっこりした」

    「ですよね~。私もお気に入りです」

    「俺も灯台に就職しようかなぁ」

    「……ミーハーですねぇ」

    (かくいう私も『灯台 就職』でググった身ですけどね)

    17 = 1 :

    「ここは……え、何これ宇宙的恐怖を感じるんだけど。なんかぐわんぐわんする」

    「ここに入る時には気をつけないと……って男さん!?」

    「男さん!私に会いに来てくれたのですね!」

    「おぉ!?」

    「お兄ちゃん!会いたかった!ぎゅーってして!」

    「お、おう……?」

    「男さーん!目を覚ましてください!ここは新ジャンル「幻覚」のお部屋です!容量・用法を守って正しく見学しないと厨二病になっちゃいますよーーーーーー!」

    「そうか……この世界は俺が作り出した幻覚」

    「違いますから!あなたはここに居ますから!」

    19 :

    久々の新ジャンルスレだー

    20 :

    この新ジャンルって>>1が考えてるの?
    それとも既存?

    21 = 1 :

    「ほら、線香花火で指輪を作ってあげるよふふふふふふふふ」

    「わぁ、綺麗!」

    「お兄ちゃんありがとう!」

    「いつまでやってるんですかっ!」

    「あいたっ!……お、俺は一体何を」

    「この部屋は面白いんですけどあんまり居すぎると重度の厨二病を発症しちゃうんです。前もって言わなかった私も悪いんですけど」

    「身をもって実感しました」

    22 = 1 :

    >>20
    全部既存のものです

    23 = 1 :

    「この部屋はちょっとごちゃごちゃしてるんですけど……」

    「これって舞台セットですか?」

    「はい。ここはメタ的な視点から新ジャンルを振り返る「裏方雑用」の部屋です」

    「つーとヒロインは」

    「この「裏方」ちゃんですね。元気で素直で可愛い子っすよ!」

    「何その口調」

    「裏方ちゃんは~っす。って丁稚口調なんす。超可愛いっす!」

    24 = 1 :

    (お気に入りなんだな……)

    「新ジャンルがテレビ番組である、という発想から色んな新ジャンルの舞台のセットを用意したり、その途中でラッキースケベにあったりする裏方ちゃんの話っす」

    「これだけで色んな新ジャンルが振り返れるっすから、私としてもとってもおすすめっす!」

    「下働きの女の子かぁ……」

    「夏場はTシャツ1枚っすよ」

    「……」

    (あ、これは汗だくな裏方ちゃんをイメージしてる目だ。変態の目だ)

    「……イイ」

    25 :

    新ジャンルって今もどっかでやってんの?

    27 :

    素直ヒートは俺の娘

    29 :

    間空きすぎだろ

    30 :

    なつかしい

    34 :

    「ちょっと庭に出てみましょうか」


    ガス灯「ぽつん」


    「これは本物のガス灯?」

    「はい。専任の点消方(てんしょうかた)が点火棒で点けたり消したりしています」

    「へーえ。なんだか明治っぽいですねえ」

    「ええ。なんだかセピア色の写真の中へタイムスリップしたような、不思議な感覚の新ジャンルですよ」

    「日暮れ頃にまた来てみましょう」

    37 = 34 :

    「新ジャンルの中には個別のまとめサイトができるほどの秀作もあれば……」

    「あっという間に落ちた、どうしようもない、いわゆる糞スレ駄スレのようなものもあります」

    「割合から考えるとそういうものの方が多いんですかね?」

    「さあ。なにしろ絶対数が多いものでして、いまだその辺は調査研究中なんですよ」

    「ここは糞スレも収集してるんですか?」

    「はい。それもまた新ジャンルの一面ではありますから」

    「たとえば、どんな?」

    「そうですね、たとえば……」


     ぎぃ……

    38 :

    裏方雑用は男の嫁

    39 = 34 :

    「うめえええええwwwwwwwwwww」  ホジホジペロペロ


    「……」

    「鼻くそ大好きヤマダさんです」

    「…………」

     ぎいいぃぃ……ばたん

    「おや。もうよろしいので?」

    「……何故みくるは人気が無いのかについて考察するほうがまだ有意義ですね」

    「そんなに無いですかあの人?」

    41 :

    >>4ぐらいで急激な眠気に襲われた

    42 = 34 :

    >>1どこ行った?

    43 = 34 :

    「同じジャンル名からまったく違うものを考えつく、というのも書き手が複数いる新ジャンルならではのおもしろさです」

    「この部屋はそういう新ジャンルをメインに展示しています」

    「『百合雪女』『片腕』『鋏』『濡れ鼠』『デブ』『捨て子』……」

    「ただ違うパターンで書き始めると、はじめのパターンの側からブーイングが来ることも多いので、そのへんはまあ、時の運ですね」

    「『片腕』は隻腕の女の子のお話と、文字通りの隻腕(人体無し)が好き放題するお話、か……」

    「よく思い付くものですよ」

    44 = 34 :

    「おっと、その部屋は新ジャンル体験コーナーですよ。いいんですか?」

    「いいんですか……って、よくないものを体験させる気ですかこの博物館は」

    「ちなみに今日の新ジャンルは『ハリガネムシが生えてきた』です」

    「訴えますよ! そして勝ちますよッ!?」

    「これはキャラの属性ではなく、シチュエーションではないか、という説もあるんですけどね」

    「ハリガネムシはもうそういう次元の話じゃないでしょう!」

    「体験料は入館料とは別途、五百円いただきます」 すっ

    「……まずあなたがお手本を見せてください」

    「次はこちらになります」 すたすた

    「逃げた……」

    45 = 29 :

    「それじゃあ、次はこちらに──あらっ」

    「あれれ~? わたしのお部屋がないよぉ~?」

    「渡辺さん、また迷子ですか?」

    渡辺「あ、女ちゃんっ。だってここ広すぎるんだもん、誰だって迷子になっちゃうよぉ!」

    「確かに広いですけど。というか、展示中だったのにどうやって抜け出したんですか……」

    「まさかこの女の子も?」

    「はい、新ジャンル──ではありませんね、正確には」

    「とある新ジャンルスレで突然現れたいわゆる脇役の子なんですが、その脇役とは思えない可愛さから爆発的な人気を博した子、渡辺さんです」

    「彼女は初登場以来、数々の新ジャンルスレにて時折出没しつつ、時にはヒロインを担当することもありました」

    「新ジャンル界隈における潤滑油とも言えるすごい子なんですよ!」

    「……まあ、新ジャンルが廃れてきた頃には、渡辺さんも既に絶滅危惧種と化していましたが」

    渡辺「えへへ、恥ずかしいな~」

    「照れる部分間違えてます、渡辺さん」

    「……まるで天然記念物みたいですね」

    「彼女はそのままの意味で天然記念物ですから、間違ってはいませんね」

    46 = 34 :

    「この部屋は、ふつうに道具の展示室ですね」

    「新ジャンルの中には、キャラではなく道具の機能におもしろみを見いだそうというムーブメントもありました」

    「タライ……セロテープ……飴……鋏……バールのようなもの……鍵……」

    「地階のミュージアムショップで売っていますよ」

    「わざわざ博物館で買うほどのたいそうな道具でもないと思いますが」

    「ふふ。新ジャンルとして俎上に乗せられるものがただの道具だと?」

    「! ただのセロテープとかではないと?」

    「ジャンルについての詳しい説明が載った小冊子もミュージアムショップで絶賛発売中です」

    「……うーむ」

    「そうお悩みにならずとも、ショップは入館料無しでいつでも入れますので」

    47 = 29 :

    渡辺「ふぇぇ~ん、お部屋が見つからないよぉ」

    「あの、案内してあげた方がいいんじゃ」

    「いえ、それは私の役目ではありませんから。ついでに、そろそろ彼女が来るはずです」

    「彼女?」

    佐藤「…………」

    渡辺「あっ、佐藤さん!」

    「彼女が渡辺さんの友人──つまり脇役の友人ポジションに該当する、佐藤さんです」

    「渡辺さんがあまりにも天然な子である為、更にその派生系でフォロー役として生まれた子でして」

    「割と定着率は薄かった気もしますが、地味ながらも渡辺さんという存在を支えてくれる良い子なんです」

    「ちょっとばかり問題を抱えてたりもしますが……。では佐藤さん、渡辺さんをお願いしますね」

    佐藤「……任せて」

    「……問題?」



    渡辺「あれれ~? ここ、わたしのお部屋じゃないよぉ~?」

    佐藤「……ふふ。いいこと、しようね……」

    48 = 34 :

    「ここも道具の展示ですか」

    「道具そのものではなく、道具フェチの女の子をテーマとした新ジャンルですね」

    「現在の展示は『四角フェチ』となっております」


    はんぺん「ぬたっ」

    レシート「ぺらっ」

    四コマ漫画「ぱさっ」

    スマホ「ことん」

    千社札「べたっ」

    49 = 34 :

    「……節操ないですね。四角形なら何でもいいんですか」

    「でもじっと見つめていると四角の良さがなんとなく染みこんできませんか?」

    「いえ。特には……」 ちらっ


    一万円札「燦然」


    「……ちょっと、いいかも知れませんね」

    「でしょう? ふふっ」

    50 = 29 :

    えらく伸びないな
    平日は仕方ないか


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