元スレ新ジャンル「不幸男と年上の女」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
携帯から行きます
2 :
男(生きる目的ってなんだろうか?)
酒に酔った父親に殴られながら、男はそんなことを考えていた。
男(友達もいない、恋人もいない、勉強も出来ない、スポーツも出来ない、母親は死んで、残ったのは頭の悪い姉と、酒浸りの父さんだけ)
男(高校生活も残り一年なのに、やってきたのはバイトだけ)
男(俺の人生てなんだ?)
男(何を目指して俺は生きているんだろう?)
3 :
携帯厨おつ
4 :
ディオを見習え
5 :
不幸だー!
6 :
旧ジャンル「ダメ男と病弱ール」をおもいだすな。
7 = 2 :
学校
男(一人なのは……別に嫌いじゃない)
男(もしもこの世が最初から俺一人だったら……)
男(きっとこんな孤独は感じない。真の孤独は人の中にこそある、か)
男(昼食は今日も、コンビニのパンとおにぎりだ)
男(母親のお弁当……)
男(母親の味……俺も、食べてみたいよ)
8 :
VIPでやるなよ
9 = 2 :
>>6残念ながら作者だ。
放課後
男(家には、帰りたくないな……)
男(でも部活もやってないし、今日はバイトもないから……さて、どうしよう)
男(俺にも、友達がいればな)
パカッ
男(携帯のアドレス帳、家族しか入ってないな)
男(俺以外の皆は、なんで友達がいるんだ?恋人がいるんだ?)
男(なんで俺には友達がいない?恋人がいない?)
男(はぁ……まぁ、当たり前だとは思うけど)
男(誰だって、わざわざ俺と仲良くなんてしたがらないよな)
11 :
北石照代
12 :
鬱葉喩留山
13 = 2 :
男(とりあえず、どこか行ってみるか)
男(ゲーセンでも行こうか……いや、金を使うのは駄目だ。ただでさえ、アイツに持っていかれるんだ、少しでも節約しないと……)
男(金を使わない、それでいて一人で楽しめる娯楽なんて、この国にはあるのか?)
男(ジャンプでも立ち読みしてこよう)
男(あ、図書館に行ってもいいな)
15 = 2 :
男(ワンピース最近面白いなぁ)
男(ナルト最近死にすぎだろ)
男(地味にサイレン頑張って欲しいな)
男(とらぶる、打ち切られちゃうのか?)
男(ふぅ、さてと、じゃあ図書館にでも行くか)
………………………………………………
男(休館日……だと?)
男(ま、まぁいいや。CDショップにでも行こう)
………………………………………………
男(臨時休業……だと?)
男(相変わらずついてないや、俺)
16 :
男(……まだ家には帰りたくない)
男(どこか、行く場所ないかな)
……………………………………………
男(ん、ジムか、身体鍛えてみたいけど、お金ないからなぁ)
男(体験無料?)
男(どうせ入会はしないけど、暇潰しに行ってみようか)
受付「いらっしゃいませ~」
男「あの、無料体験にきたんですけど」
受付「あ、はいそれでしたらアチラの方でお待ちください」
男「あ、はい」
18 :
落とさせないぜ、久々の新ジャンル!!
19 = 16 :
インストラクター「初めましてぇ、学生さんかな?」
男「あ、はい」
インストラクター「じゃあ今日は無料体験だから、気軽に行こうか」
男「お願いします」
インストラクター「ここはプールもあるけど、今日はトレーニングでいいのかな?」
男「あ、はい。水着持ってないんで」
インストラクター「着替えは持ってるかな?」
男「すいません、ないです」
インストラクター「そっか、じゃあ貸してあげるからちょっと待ってて」
男「すいません、ありがとうございます」
20 = 16 :
男、着替え終了。
インストラクター「じゃ、準備体操から初めようか」
男「はい」
インストラクター「しっかりやらないと、怪我に繋がるから」
………………………………………………
男(皆、逞しい身体してるなぁ)
男(俺も、筋トレくらいしようかな)
………………………………………………
体験終了。
インストラクター「今日はここまでにしましょう」
男「はい、ありがとうございました」
インストラクター「このジムは会員にならなくてもチケットを買えば使えるから、お金のない学生さんもよく利用してるので、よければまたご利用ください」
男(そうなんだ……なら今度はプールでも行ってみようかな)
21 = 16 :
男(そろそろ、帰るか……アイツもうるさいだろうし)
男、帰宅。
父「遅いぞ、どこほっつき歩いてんだ!」
父「酒と飯、早く用意しろ!」
男(はぁ)
男「わかったよ、ちょっと待ってね、父さん」
父「ちっ、もう酒がねぇ」
男「父さん、もうお酒は……」
父「男、金貸してくれよ」
男「そんなこと言って、いつも返してくれないじゃないか」
父「うるせぇ!父親の言うことに逆らうのか!!」
男(……)
25 :
女がいない件w
26 = 16 :
男(母さんが死んでから、父さんは仕事も辞めて酒ばかり飲むようになった……)
男(唯一の兄弟の姉は出ていったし)
男(俺のバイト代だけじゃ、生活はギリギリなのに……)
男(俺はこんな父親を養うために青春を犠牲にして、いったいどんな未来が待ってるんだ)
男(元から勉強なんて出来ないし、そもそも勉強出来たとしても父さんは大学への進学なんて許してくれないだろうし)
男(この不況時に俺みたいな奴を雇ってくれる所なんてないはずだ……)
男(俺の世界は、どんどん狭まっていく)
30 = 16 :
男(俺が自分で稼いだ金なのに、大半は親父に持っていかれて、俺の小遣いほんの少し)
男(俺がコツコツとお金を貯めてるのに、父さんは働きもせず酒やギャンブルに浸ってる)
男(なんでこんな奴が、俺の父親なんだよ)
男(不幸だ)
男(なんて、神様に文句を言っても意味はないのに……世界が不条理なのは知ってるけど、ならその悔しさはどこにぶつければいいんだ)
男(親は子を選べないし、子は親を選べない……金持ちの家に産まれる奴も、紛争地域に産まれる人も、俺みたいなのも……)
男(産まれた瞬間には、もうほとんどのことが決まっている、いったい誰に文句を言えば良いんだよ)
31 = 16 :
翌日、学校
男(あぁ、憎い)
男(憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い)
男(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)
男(死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね)
男(………………………………………………………………………………………………)
男(もう頭がどうかしそうだ、教師も、クラスメートも、全てが幸せに満ち足りてるように見える)
男(俺だけが不幸、そんな風にしか思えない)
男(あぁ……憎い死ね嫌だ)
32 = 18 :
男こえーよwww
ダメ男の作者頑張れ、応援する。
適度に書き溜めて、適度に蒸しタオルだぜ。
33 = 16 :
学校終了。ジムの前。
男(なんか、ここに来てしまった)
男(お金、節約しなきゃいけないんだけど)
男(そんなに高くないし、どうせ父さんの酒代に消える金だ)
男(水着のレンタルもあるな……少し泳いで、汗を流そう)
受付「いらっしゃいませ~」
男「あの、プールのチケット買いたいんですけど」
受付「それならアチラの自販機で券を買えます」
男「どうも」
チケット購入。
男(水泳か、久しぶりだな)
36 = 16 :
>>32ありがと。さるさんにならないように、おっかなビックリ投稿してるから遅いけど、最後まで付き合ってくれると嬉しい。
男(まずは水着を借りないと)
男(これでいいや)
男(えと、更衣室は……)
………………………………………………
男、着替え完了。
男(あぁ、プールのシャワー懐かしいな)
男(けっこう立派なプールだな)
男(二時間、たっぷり泳いで帰ろう)
37 = 16 :
バシャバシャバシャ
男(なんで皆は、あんなに幸せそうに笑ってんだよっ)
バシャバシャバシャ
男(なんで俺は、ハァッ、俺だけが……ハァッ)
バシャバシャバシャ
男(ハァッハァッ、なんで俺の父さんは、あんなに、ハァッハァッ)
男(ハァハァハァハァハァッ、俺……)
バシャバシャバシャ、ばしゃ……
男(に、ハァハァハァッくい、死……ハァッハァッ)
ばしゃばしゃ……
男(はぁはぁはぁ……)
男(俺……憎……死……嫌……)
…………………
男(………………)
38 = 23 :
ね、ねむい・・・
39 = 35 :
>>38
寝たら男に呪い殺されるぞ
40 = 16 :
男(ハァハァハァハァハァッハァハァハァハァハァッハァハァハァハァハァッ)
男(ふふっ……ふふふっ)
ピキィッ――
男(!?)
男(うがっ、足 つ っ た)
バッシャンバッシャンバッシャン
男(やばっ、死ぬっ!?)
男(誰か助け……いや、別に死んでも……)
ガシッ
男「へ?」
女「大丈夫!?とにかく落ち着いて!」
41 = 29 :
女登場ktkr
42 = 16 :
男、プールから脱出。
男「あ、あの、ありがとうございました。係りの人ですか?」
女「いえ、ただの会員よ」
男「そうですか、ご迷惑おかけしました」
女「それはいいけど、もう少しゆっくり泳いだ方がいいわよ。随分ムチャな泳ぎ方してたから、こうなるんじゃないかなぁ、と思ってたの」
男「あの……あぁやって、なるべく息継ぎしないでいると、段々頭が何も考えられなくなって、凄く静かになっていくんです」
男「そうすると、嫌なこととかも忘れられて……つい夢中になっちゃって」
43 = 23 :
締まりの良くなるトレーニング
俗にいう締まりのいい膣はトレーニング次第でいくらでもつくることができます。1番簡単かつ重要なのが、正しい姿勢を保つこと。お腹とお尻に力をいれて、背骨をまっすぐ立たせます。
意外と正しい姿勢が出来てない人、多いんです。まずは姿勢から見直してみましょう。座るときも、きちんと座る。お尻がだら?んと広がらないように、きゅっとすぼめたスタイルで座る。
そして、腹筋に力をいれて、猫背にならないように気をつけて。これだけで、筋肉の弱い子はずいぶん違うはずです。
次に実際のトレ
44 = 16 :
女「あ、そんな感覚わかるなぁ」
女「私も、嫌なことがあるとよく泳ぎにくるの」
女「今日も、休暇取ってこうしてるのよ」
男「え、しゃ、社会人なんですか!?」
女「そうだけど、もっと若く見えた?」
男「は、はい、大学生くらいかなって」
女「ふふっ、嬉しいこと言ってくれるなぁ、大学なんてもう何年か前に卒業しちゃったわ」
男「そ、そうなんですか」
女「はい、嬉しいこと言ってくれたお礼、ポカリ。つった時は甘い物飲むといいのよ」
男「え、いや、あのっ、お金、払いますよ」
女「そんなのいいわよ」
45 = 29 :
朝まで残ってることを祈りつつ支援
46 = 16 :
女「足、もう大丈夫?」
男「ちょっと違和感あるけど、もう大丈夫だと思います」
女「ストレッチとかした方がいいんじゃないかしら」
女「ほら、足伸ばして」
男「は、はい」
女「押してあげるから、身体を前に倒して」
グイッグイッ
男「いたっ、痛いっ!」
女「若いのに身体硬いわね、そんなんじゃまたつっちゃうわよ?」
男「……」
47 = 16 :
女「ん、どうかした?」
男「そ、その、なんでそんなに俺なんかに、こんなに……」
女「あっ、お節介だったかな?」
男「い、いやそうじゃなくて」
女「よく言われるのよ、アンタはお節介だって」
女「なんかほっとけないのよね、特にアナタみたいな目をした人って」
男「俺みたいな目?」
女「うん、虚無、ていうか、どこか何も見えていないような、そんな目……無視出来ないのよ、そういうの」
男(虚無……か。俺の全てを物語る言葉だ……)
48 = 16 :
女「今日はもう泳ぐのはやめた方がいいわ。風邪引かないように、早めに身体を拭いて、着替えたときなさい」
男「……はい、そうします」
男「あの、すいませんでした。時間取らせちゃって」
女「私の勝手なお節介なんだから、気にしなくていいのよ」
女「お節介ついでに、私は休日もよくここにいるから、なにか悩み事とかあるなら相談に乗るわよ」
男「はい、色々ありがとうございました」
女「じゃあね~」
49 = 16 :
帰り道
男(~♪)
男(久しぶりに、父さん以外の人間と話したなぁ)
男(なんかああいう風に接してもらうのって初めてかもしれない)
男(綺麗な人だったなぁ~)
男(胸もおっきかった///)
男(あぁ~でも、何歳なんだろうなぁ)
男(大学は卒業してるっていうから、22歳以上なんだろうけど)
男(今度会えたら聴いてみようかな、いや失礼かな)
男(あ、名前くらい聴いとけばよかった)
男(フフン♪なんか足が軽いや)
男(久しぶりに、いいことがあったなぁ)
男「ただいまぁ♪」
父「酒ぇ、酒だぁ!酒がないっ、酒ぇぇぇぇ!おう男、さっさと買ってこい!!」
父「おらどうした、なんだその目は!さっさと行けってのがわかんねぇのか!!」
男(……)
50 = 16 :
……………………………………………
男「やっと父さんも眠ってくれた」
男「さて、と」
ズルッ
シュッシュッシュッシュッ
男「はぁ、はぁっ」
シュッシュッシュッシュッ
男「う゛っ」
どぴゅぴゅ
男「ふぅ……あぁ、なんかあの人に悪いな……凄く優しい人だったのに、こんなことに使って……」
男「でも、たくさん泳いで汗も流したし、久しぶりにぐっすりと眠れそうだ」
みんなの評価 : ☆
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