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    元スレ新ジャンル「学校といっしょ」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    51 = 1 :

    「ちょっ、おい降りろ、おいっ」

    ツナ「……すぅ………すぅ………」

    「覆い被さったまんま寝るなよ……」

    「っ……む、胸が…………」
      (違うこいつは校舎だこいつは校舎だこいつは校舎だ校舎だ……)

    52 = 20 :

    (違うこいつは校舎だこいつは校舎だこいつは校舎だ校舎だ……)

    この一行で新ジャンルだったことを思い出したw

    53 = 1 :




    ガチャ
    ツナ「やっほー」

    「あぁ」


    そよそよ

    「いいとこだよな、ここ」

    ツナ「あはひほほほふひっ」

    「毎度毎度だが、そう無理に全部いっぺんに口に詰めなくてもいいんじゃないか?誰もとらねぇよ」

    ツナ「ん~~~~……」モガモガ

    「そろそろ夏休みだな」

    54 = 48 :

    グリンスヴァールの森の中
    エロゲ、学園経営シミュレーション
    メインヒロインが「学校」
    別に被ってはいないかな。

    55 = 1 :

    ツナ「むぐ…………」

    「?」

    ツナ「…………」ゴクン

    ツナ「嫌なことゆーな」

    56 = 1 :

    「嫌なこと?夏休みが?」

    ツナ「男子があんまり来なくなるから、いや」

    「……そりゃ毎日は来ないけどさ」

    ツナ「男子がいないとつまんない」

    「そんなこと言われてもな、今までだってずっとそうだったんだろ?」

    ツナ「むぅぅう~~」ふくぅっ

    「ふくれるな、暇なときは来てやるから」

    ツナ「あたしからは会いに行けないなんて、不平等だっ!」


    57 = 1 :

    ザアアアアアアア

    「今日は雨か…………」

    (さすがに今日は屋上、いないだろ……)

    「…………」

    『明日も、ぜったい来てね!』

    (……一応行ってみるか……)

    58 = 1 :



    ガチャ
    ザアアアアアアアアア

    「!!!!」

    「ツナっ!」

    ツナ「あ……男子………」ふるふる

    「何してんだよ、こんな雨の中で…」

    ツナ「…だって約束だもん」ふるふる

    「風邪ひいたら元も子も……ほらいわんこっちゃない、けっこう高いぞ」

    ツナ「……ううう…………」ふるふる

    59 = 20 :

    校舎が風邪引いたらどうなるんだw

    60 :

    局地地震が起こる?

    61 = 1 :

    被服室

    ツナ「……………」きゅう

    「乾燥機にかけて……と」

    「まったく、無茶すんなよな、こんな雨の中で……
      もし俺が来なかったら、どうするつもりだよ」

    ツナ「……だって……」ふるふる

    「だってじゃない、ほら毛布もう一枚くるまってろ」ばさっ

    ツナ「ん~~…………」コテ

    「……寄り掛かるな、重いぞ」

    ツナ「だっこ」

    63 = 1 :



    「は?」

    ツナ「だっこ」ぐいぐい

    「バカ言うな」

    ツナ「さむい」ふるふる……

    「………仕方ねーな」ぎゅう

    64 = 1 :

    ツナ「……あったかい」もふもふ

    「なんか雨漏りしまくってんだけど、これ鼻水じゃねーよな」

    ツナ「むー………」

    「(おい否定しないのかよ)そういやおまえ、普段はどうしてるんだ?」

    ツナ「消えてることもある」

    「今は消えたりできないのか?」

    ツナ「体力的にムリ」

    「そっか……無理すんなよ」

    65 :

    108年目の初恋というラノベがあってだな

    66 = 1 :

    キーンコーンカーンコーン

    ツナ「ここにいて」ぎゅっ

    「っておい」

    ツナ「やだ」ぎゅう

    「……って言われてもなぁ……」

    ツナ「…んんん……」くたり

    (……こんな様子じゃ、どっちにしろ目は離せないよな…)

    67 = 1 :

    >>65 築108年じゃないけど内容被ってたらすまん

    「わかったから、無理しないで寝てろ」

    ツナ「ん」コテ

    ツナ「……すぅ………すぅ………」

    「…今日は特に甘えるな……」

    「こいつホントに校舎なのか……?」

    バーーーーーン

    「!!!うおあっっ、ら、落雷!?ここか!?」

    「!!ツ、ツナッ!うわっ!!」バリバリ

    ツナ「お~~~~……超サイヤ校舎」くたり

    68 = 20 :

    以外とみんな思いつくのな

    69 = 1 :



    明くる朝

    「あーー今日も眠いっ」

    「あ、男子くんおはよう!」

    「ん、ああ」

    「あ、えーっと……また古典わかんなくなっちゃってさ、教えてくれないかな……?」

    「ああ、いいけど」

    「ホント!?ありがとっ!」

    「じゃあ、またあとでね!」

    70 = 1 :

    「あ、ああ…………」

    「……………」

    バァン!

    「いてぇっっ!!??」

    「おお、大丈夫かよ男子」

    「うおおお、ロ、ロッカーのドアがいきなり…………!?」

    71 = 20 :

    友ktkr

    72 = 1 :



    ガチャ

    「おーい、ツ………」

    ツナ「…………」むすっ

    背中を向けて隅っこに体育座りのツナ。

    「……怒ってんのか?」

    ツナ「………………」むすっ


    73 = 1 :

    (な、なんか校舎中からプレッシャーが………)

    ツナ「…………すんな」

    「へ?」

    ツナ「目の前でいちゃいちゃすんなっっ!!!」

    「!?お、俺普通に会話してただけじゃないか!」

    ツナ「わたしまだ何のことか言ってない」

    74 = 1 :

    「あ…………」

    ツナ「ほらやっぱり浮かれてた!!」

    (何でそういうことばっかわかるかな…………)

    「ああ悪かったよ、俺が悪かった」

    ツナ「…………」むすっ

    「機嫌なおしてくれよ……」

    ツナ「…………」むすっ

    「…」ニヤッ


    バタン

    75 = 1 :

    ツナ「!!!」クルッ

    ツナ「男子!!」ダダッ

    バタン

    ツナ「だんs

    「よう、呼んだか?」ニヤニヤ

    ツナ「!!!!」

    ツナ「~~~~~っっっ!!!!」

    ツナ「バカァ!!!」

    バァン!

    「そんな怒んなくたって……?」

    ……ガタガタ……ガタガタ…………

    76 = 1 :

    ガタガタガタガタガタガタガタ

    「……!?つ、机が迫ってくる!!?」

    ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ

    ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

    「う、うわああっ!わ、悪かった、俺が悪かった!
    あやまるから止めてくれーーーーーっ!!!」

    ツナ「…………」むすっ

    ツナ「…………ばか」

    77 = 20 :

    こええw

    78 = 1 :

    「…………」

    ツナ「♪~~~~~♪~~~」チャプチャプ

    「…………なぁ」

    ツナ「ん?」

    「やっぱまずくないか?」

    ツナ「なにが?」

    「いや、勝手にプールの鍵開けて入るのはさ」

    79 = 1 :

    ツナ「だいじょーぶだいじょーぶ、鍵は閉めたし水泳部は今日ないし!」

    「でも人が来たらどうするんだよ」

    ツナ「いいのっあたしがこの校舎なんだから。貸し切り!」

    「……まぁいいや」

    「やっぱプールはいいな」

    ツナ「えへへ……そうでしょそうでしょ」

    (やっぱ校舎のことほめられると、嬉しいのかな)

    「ちょっとトイレいってくる」

    80 = 1 :

    ツナ「ちゃんと流してよーーっ!あ、校舎まで戻らないと水流れないよ」

    「なぬ、しっかりしろよーー」

    ツナ「じゃあ男子はたまったうんこを自由にだせるのかっ!」

    「だから何で無駄に説得力あるんだよ、あと人いないからってうんことか叫ぶな」

    ツナ「いいから早くいってこい!」

    81 = 1 :



    「ふぅ、快便かいべ……!?」

    「!?な、なんだ!?すげぇ焦げくさい……!?」

    ダッ

    「!!!!」

    ゴオオオオオオオオオ

    「か、火事だ………!!事務室からか!?」

    「!!!ツナはっ!!??」

    82 = 1 :

    ダッ

    「っっ!!ツナッッ!!!!」



    「おいツナ、しっかりしろっ!」

    ツナ「はぁ、はぁ、はぁ、う、ううっ……!」

    「大丈夫か?」

    ツナ「はぁ、はぁ、お、おなか、いたい……!」

    「腹……」

    「やっぱり火事の影響で、ツナも……!」

    83 = 20 :

    盛り上がりシーンktkr

    84 = 1 :

    >>83 まだいてくれたのか、苦手なんだよこういうのorz


    (校舎とツナが一心同体なら、それが火事になればツナの体にもダメージがある!)

    「しっかりするんだ!」

    ガシャーーーン!!!
    ゴオオオオオオッ

    ツナ「あぅっっ!!あ、はぁ、はあっ、はあっ、はあっ」

    「だ、大丈夫か!?(どうみても大丈夫じゃねぇだろ!
    くそっ、どうすりゃいいんだよっっ!!」

    ツナ「はぁ、はっ、はっ、はっ、」

    ツナ「はぁ、はぁ、…に、逃げて……!」

    85 = 1 :


    「は?」

    ツナ「に、逃げて……!」

    「バカ、何言ってんだ!ここにツナ置いて一人で逃げろってか!?」

    ツナ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

    「んなことできるわけねぇだろ!」

    ツナ「……やだ………はぁ、はぁ、」

    「えっ?」

    ツナ「っはぁ、はぁ、やだ…………!」

    ツナ「男子が死んじゃうの、やだっ………!」

    86 :

    この先どうなる?

    87 = 20 :

    こういう設定のスレ見るの久々だからなかなか面白くてさ。

    89 = 1 :

    「………」

    ツナ「……男子が、死んじゃうの、やだっ……!!」

    ツナ「……あたしだって、うっ……はぁ、はぁ、男子と会えなく……なるのは、いや…」

    ツナ「でも、男子が、……あたしのなかで、はぁ、はぁ、や、焼け死んじゃうのは、もっと、いや……」

    ツナ「…ツナと、男子の……ううっ、お、おもいでが、きえちゃうのは、もっともっと、いや……!」

    ゴオオオオオオオオオ

    ツナ「っっ!!は、はぁっ、はっ、はっ、はっ、」

    90 = 1 :

    「!!お、おいっ!」

    ツナ「ううううぅぅ………」

    「―――、……!!!」

    「くそっっ!!」

    ダッ

    91 = 1 :



    ゴオオオオオオオオッ
    「何が思い出が消えるだ!!」ガゴン

    「何が思い出だ!!!」ガッ

    「俺が生きてれば、思い出は残るってのかよ!!」ズルズル

    「おまえが焼けちまったら、焼けちまって……!」グルグル

    「屋上にまた行くんじゃねぇのかよ!!!!」ブシャアアアアアアアア

    「屋上なくなっちまっていいのかよ!!!!!」

    「おまえが諦めてどうすんだよ!!!!」ブシュウウウウウウウウ

    「俺の思い出に刻んだ責任とりやがれ!!!」ブシュウウウウウウウウウ

    92 = 1 :

    ビシッ!バキキィッッ!!

    「!!!!くっそっっ………!!!」

    「ちくしょおおおおっっ!!」ブシュウウウウウウウウウ

    93 = 1 :




    ブスブス………………ブスブス……

    「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、………」

    「はぁ、はぁ、はぁ、………ふぅ」

    「!!ツ、ツナは!?」


    タッタッタッタ

    「!!ツナッ!!!!」


    94 = 1 :

    ツナ「……………」

    「――――――――!!!」

    「ツナっっ!!」ゆさゆさ

    「おい、しっかりしろ、死んじゃだめだ、ツナっ!!」

    ツナ「………………」

    「…………ツナっ!!!」

    ツナ「…………男子……」

    「!!!ツナっっ!?」

    ツナ「………………男子…………」

    95 = 1 :

    「ツナっ、大丈夫か!?」

    ツナ「ん………………」

    「よかった…………」

    ツナ「…………ごめん、男子………」

    「?、大丈夫か!?」

    ツナ「……しばらく……おわかれ………かな……」

    96 = 20 :

    早めの消火が大切だよな

    97 = 1 :

    「!!ど、どうしたんだよ」

    ツナ「……おもったより、……ダメージがおっきかったみたい、
      ……ちょっと、おやすみ………かな……」

    「な、お、おいっ!」

    「大丈夫、火はもう消えたから……
    もう大丈夫だ、だから………そんなこと言うなよ……!」

    ツナ「……ごめんね…………」

    ツナ「……でも、そろそろ…………」

    98 = 1 :

    スゥゥ………

    「!!ツ、ツナ、体が………!!」

    ツナ「……ごめん、………ちょっとのあいだ、……まっててね………」

    スゥゥ…………

    「駄目だ、消えちゃだめだ、ツナっっ!!」

    ツナ「……だいじょうぶ、………ちょっと、や……すむ、だ…け……」

    99 = 1 :

    フッ………

    「……………………!!!!!」

    「………うそだろ……?」

    バキィィッガシャアアアアアンン

    ドガッッガガラアアアアアアン

    「……ツナ…………?」

    「………………

    ―――――――――――――――――――――――


    100 = 1 :





    じーーーーじーーーーー

    「………………」

    「…………死んだんじゃなかったのかよ」じょーーー

    ツナ「だからちょっとって言ったじゃない何度も」

    「じゃあ何でああのときは消えたんだよ!」

    ツナ「あそこまで焼けちゃったらこの姿は無理」

    「…じゃあ何で今になってふっかつするんだよ」

    ツナ「修繕が進めばあたしもよくなるでしょ、火事の逆。

    建て替えだったら、死んでたけどねっ!」

    「そうじゃなくて、」

    「心配させんな!


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