元スレ何とかジャンル「地獄ショタ」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 :
1 :
男「あれだろ? お前、さては死神だろ?」
僕「……」
男「へぇ、死神も泣くんだな。っつーか、ビショ濡れで何してんの?」
僕「……っ」
男「はぁ……最近はこういうの流行ってんのかね」
男「あれ? 寝た? おーい」
男「ったく……世話のやける死神だよ」
2 :
ほうほう
3 = 1 :
男「おっ、起きたか」
僕「……」
男「ここは俺ん家。お前が雨の中寝てたから」
僕「……ありがと」
男「別に。お前の黒い衣装は勝手に脱がして干しといたから」
僕「!」
男「良いだろ。男同士だし。それともアレか? 死神様は衣装が第一なのか?」
僕「……しにがみ?」
4 = 1 :
男「死神。黒かったから」
僕「……ふふ、短絡的だね」
男「ガキの癖に生意気な言葉遣いやがって……ガキはそうやって笑ってろ」
僕「死神かぁ……っふ」
男「あーあー、笑ってると良いさ。で、話は変わるが」
僕「何?」
男「お前、何してたの? 雨ん中」
5 = 1 :
僕「……」
男「言いたくなきゃあ良いさ。取り敢えずこれだけは聞くけど、お前、いま暇だよな?」
僕「……うん」
男「うちにも一匹、死神みたいなガキがいるんだ。そいつの遊び相手になってやってくれよ」
僕「えーと……」
男「俺の子じゃねぇ。俺はまだ学生だ。……拾ったんだよ。言葉もほとんど喋らない」
僕「……」
男「アレは多分、人間じゃない。『多分』どころか、絶対人間じゃない。お前も見たらわかる」
僕「?」
男「……でも、可哀想なんだ。アイツも笑わせてやってくれ」
僕「……」
男「頼む」
僕「……うん」
6 :
僕…?
7 :
ショタショタにしてやんよ
8 :
地蔵ショタに見えた
アリだと思う
10 = 1 :
男「流石死神! じゃあ、そろそろ帰ってくるから」
僕「死神じゃないってば! どこか出掛けてるの?」
男「あぁ、最近は散歩が好きらしい」
僕「大丈夫なの? ……通報とか」
男「っ、ガキが心配する事じゃねぇよ」
僕「へぇ」
男「……どうせアレは、普通の奴には見えない」
11 = 1 :
僕「……?」
男「あっ、噂をすれば、って奴か。帰ってきたぞ」
僕「うん」
男「……ビビんなよ」
僕「え……?」
少女「……」
男「おう、おかえり」
12 = 9 :
SSはな、
常にリアクションを取らないと書き手がやる気無くしちゃうんだ
だから期待してるやつは定期的にレスしろよ☆
13 = 1 :
僕「……ッ!」
男「やっぱ、お前には見えるか」
少女「……」
僕「何……っ? あれ……」
男「さぁ……守護霊のハイエンドって感じかな? どうみてもゴーレムだけど、悪意はないっぽい」
僕「霊……? ゴーレム? ……何で、僕にそれが」
男「何で、って……お前、死臭するもん」
14 = 1 :
僕「死臭って……」
男「おう、どうだった? 公園は」
少女「猫が」
男「へぇ、猫、好きなんだな」
少女「……」
男「死神も挨拶くらいしろよ」
僕「っ! ……君には、見えるの……?」
少女「……好き」
15 = 7 :
まさかの展開!
16 = 1 :
僕「っ……!」
男「おー、早速好かれたか。良かったじゃねぇか。人外同士、仲良くしろよ」
男「(『好き』なのは『猫』の方だろうが……コレが会話を成立させるのは珍しいな……)」
僕「そ、そんな、僕、人外じゃっ!」
男「そうやって照れてりゃ良いんだよ、ガキらしく」
僕「照れてるんじゃなくて! だって!」
少女「……誰?」
男「(ほう……これが他人に興味を、ねぇ……)」
17 = 1 :
僕「あのっ、僕は、」
男「死神の成り損ないだよ」
僕「死神じゃない!」
少女「死神……」
僕「だから、死神じゃっ」
少女「もう、死ぬ」
僕「っ……!?」
少女「ヒトじゃ、ないから」
18 = 1 :
男「(これは……)」
少女「死んで、消える」
僕「何……っ?」
少女「私の、後ろの死神も……そう、言ってる」
少女「あなたも、殺すの?」
19 = 1 :
僕「……」
男「ホント……偉く好かれたらしいな」
僕「殺さないよ」
男「……」
少女「……」
僕「何だよ! 皆して!」
男「っ! おいッ! どこ行くんだよ!」
21 = 1 :
――回想。
僕「何だよ! 皆して!」
姉「僕……聴いて? 父さん達のいう事の方が、正しいんだよ?」
僕「じゃあ、姉ちゃんは嘘吐きだ、って言うの!?」
姉「ううん、本当……今も、後ろにいるの」
姉「でも、ね。こんな話、誰も信じなくて当然なんだよ?」
僕「でも……っ!」
姉「僕には見える? 私の後ろで『お前は人間じゃない』って言ってる死神」
22 = 1 :
僕「見え、ないけど……」
姉「でしょ? そんな非科学的な話にしちゃうと、皆不安になるから」
姉「『私の頭が可笑しくなっちゃった』って思った方が、安心なんだ」
僕「でも……このままじゃ、姉ちゃんがッ!」
姉「死んじゃうかなぁ……」
僕「嫌だッ! そんなの……絶対嫌だッ!」
姉「このままじゃ、だよ? 私に良い考えがあるの」
僕「良い考え……?」
姉「うん! だから、僕は、私の心配なんかせずに、ちゃんとお父さんとお母さんの言う事きくんだよ?」
僕「……うん」
23 = 1 :
僕「良い考えなんて、本当はなかったの……?」
僕「嫌だ、って……死んじゃ嫌だ、って言ったのにっ! 姉ちゃんの嘘吐きッ!」
母「こら! 僕!」
僕「母さんも、父さんも、姉ちゃん言う事なんて信じなかった癖にッ!」
父「……止めなさい」
僕「皆、嫌いだ! 大嫌いだッ!!」
24 = 1 :
――回想、終わり。
僕「……走ってばっかりだ」
僕「姉ちゃんにも……あのゴーレムみたいなのが見えてたの?」
僕「何で僕には見えなかったの……?」
僕「なのに、何でいま見えるんだよ……っ!」
少女「……雨」
僕「っ! 何で……走った、のに、前から!」
少女「傘」
僕「……ありがと」
25 = 1 :
男「ハァ、ハァ……よう」
僕「……」
男「ソレが、急に、走って、出て行くから、ハァ……ゼェ」
少女「……傘」
男「うちには、傘なんて、置いてないが……」
少女「……落ちてた」
男「……ハァ」
僕「……ふふ」
26 = 1 :
――男宅。
男「で、お前帰んなくて良いのか?」
僕「……帰りたくても帰れないよ」
男「まぁ……そんだけガッチリしがみ付かれてたらなぁ……なぁ、離してやってはくれねぇか?」
少女「……」
僕「……どっちにしても、帰りたくなかったから」
男「まぁ……一人くらい増えたってどうって事はないが、」
僕「こいつを殺したら、僕は帰るよ」
男「お前……いたいけな少女を……」
僕「後ろの奴だよ!」
男「へぇへぇ……まあ、もう遅いから寝ろよ。俺はソファで寝るから、お前はアレとベッド使って良いぞ」
僕「一緒にっ!?」
男「そのガッチリホールドを振りほどけるなら話は別だが」
少女「……無理」
僕「……」
27 :
ほ
28 = 27 :
もう終わりっすか
30 = 27 :
・・・
31 :
これは期待せざるを得ない
33 = 27 :
ほ
34 :
>>1は寝オチしたか?
35 = 34 :
俺は見たときないんだが、地獄少女とかの設定とかストーリーとか、
パクってるのか?これ。リスペクトなり、フューチャーなり、コラージュなり言い方は何でもいいけど。
40 = 34 :
もう>>1こねぇのかな?
41 :
うわつまんねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
42 :
ほ
43 = 27 :
ほ
46 = 27 :
しゅ
47 = 27 :
こないな
48 = 42 :
ほ
49 = 27 :
ほ
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