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    元スレ新?ジャンル「自分の父親に恋してる幼馴染」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    1 :

    「男ー」
    「ん?」
    「あ、あのさ、誕生日プレゼントなんだけど…どんなのがいいかな?」
    「え?…そ、そりゃ心のこもったモノならなんでも――って、俺の誕生日3ヶ月くらい先だぞ?」
    「はぁ?何言ってんの?」
    「いやだって誕生日プレゼントって」
    「…おじさまの、に決まってるでしょ」
    「………ああ」
    「なに勘違いしてんだか」
    「………いや、親父の誕生日も3ヶ月くらい先じゃん」
    「…その、…だ、だから今のうちからどんなのが良いか考えとかないと…ね?ほら、せっかくだし…」
    「…ああ、そう」
    「なにが良いかなぁ?やっぱり手作りでやってみるか…そ、それともさ、あ、あたしをプレゼント?みたいな?」
    「………」

    2 :

    これは…

    4 :

    男の父親ってこと?
    とりあえず続けて

    5 = 1 :

    「えーわ、私ぃ?私は、えと…ぃ…Eくんかな」
    「きゃーっ!Eくん狙いなんだ?うわーEくん競争率たけー」
    「そういうあんたはどうなんよ?」
    「うち?うちは…男くんとか…す、好きってわけじゃなくて、ほら、ちょっといいなぁみたいな?」
    「えー?あんなののどこがいいの?B、趣味悪いよ」
    「えー、女ちゃん男くんと仲良いじゃん?付き合ってるんだって思ってた」
    「えぇっ!?」
    「はははーあんなの腐れ縁の幼馴染なだけだよー」
    「そ、そっかぁ…ほっ……じゃ、じゃあさ、女って好きなひととかいないわけ?」
    「…そりゃいるけど」
    「どんなひと?ていうかぶっちゃけ誰よ?」
    「どんなって…えっとね、大人で優しくてスーツがキマってて」
    「え?社会人?教師?」
    「それでいて子どもみたいなところもあって、ピーマン食べられなかったりして」
    「うんうん」

    2時間経過

    「それでね?あたしがそっとタオルを差し出したら、こう…はにかんでさ」
    「もう帰っていい?」
    「ていうか、誰なのよ…そのひと」

    6 :

    うーん

    7 = 1 :

    ピンポーン

    「はいはーい…っと。あ、女ちゃん、おはよう」
    「おはようございます、おじさま」
    「あー…男、もうちょっとしたら起きてくると思うけど」
    「あ、じゃあ、もうちょっと待ってます」
    「いつもゴメンね。あ、コーヒー飲むかい?」
    「あ、はいっ!いただきますっ!…あ、あの、それとコレ、お弁当」
    「…ほんとにいつも悪いなぁ、お弁当まで」
    「いいえっ!た、食べてもらえるだけでっ…その、2つ作るのも3つ作るのも変わりませんからっ!」
    「とりあえず、玄関先で話してるのもなんだし、上がって」
    「おー…おっす」
    「………おはよう」
    「男くん、女ちゃん来てるよ?」
    「いや、見れば分かるし…悪い悪い。すぐ行くから」
    「あ、ちゃんと朝ゴハン食べる!食パンと牛乳だけでもいいから!」
    「うぃー」
    「………」

    8 = 1 :

    「わりぃ、またせた」
    「………」
    「…女?」
    「なんで」
    「ん?」
    「なんで!もうちょっと寝てないのよっ!!…まだ全然時間あるでしょっ!!」
    「え?そ、そりゃ、いつも待たせて悪いなぁと」
    「あたしとおじさまとのモーニングコーヒータイムを邪魔しやがってぇ…」
    「あ……ああーなるほどー」
    「『女ちゃん今日もかわいいね』『そ、そんな、おじさまもいつも素敵です』…みたいな幸せな時間を返してよっ!」
    「…なにそのキモい会話」

    9 = 1 :

    「だいたい、あんた気がきかないことにかけては、ホントにおじさまの息子ってかんじだし」
    「………」
    「ああいうときって、ちょっと気を利かせて…って聞いてるのっ!?」
    「はぁっ…わかった。」
    「わかったって何がよ」
    「今からうちに戻って好きなだけ親父とくっちゃべってればいいだろ? 先行ってる」
    「え」
    「じゃ、な。遅刻すんなよ」
    「え、ま、待ちなさいよっ……あ」

    「な、なによ………今から戻ってお話なんてできるわけないじゃない…」

    10 = 6 :

    うーん

    11 = 6 :

    おわた?

    12 = 1 :

    「……っ……ふぅ…」
    男友「よーどーした? そんなに急いで…まだ時間ありまくりだぜい?」
    「よ」
    男友「よ…女ちゃんは? 今日は一緒じゃねーの? またケンカか?」
    「ケンカっつーか…」
    男友「はいはい…いつもの、ね。いいかげんお前、学習しろよ?」
    「…なにをだよ」
    男友「そうやって、女ちゃん置いてきて…で、なかなか来ない女ちゃんが心配になって探しに行くだろ?」
    「………」
    男友「あーあ、女ちゃん、ひとりで登校かぁ…車とか変質者に轢かれてなきゃいいけどなぁ…」
    「……」
    男友「夏服だし、薄着だしなぁ…他の高校のヤツにナンパとかされたり…」
    「…」
    男友「どんな理由で置いてきたか知らねーけど…今頃、女ちゃん…」
    「べ、べつに、女を探しに行くわけじゃないからな」
    男友「あーはいはい」
    「ちょ、ちょっとアレだ、そうだ忘れ物だ。英語の辞書忘れた。家にとりに帰る」
    男友「あーわかったから、早く行けば?」
    「…女は関係ないからなっ!」

    男友「…今日、英語ねーっつーの」

    13 = 1 :

    「……っく…」
    「…おせーよ」
    「あ…」
    「………遅いから…その、だな」
    「あ、あんた…なによ先に行くんでしょ…」
    「いや…だから、お前があまりにも遅いから」
    「…まだ遅刻しない時間」
    「そりゃそうだけど」
    「……今から、あんたの家行って、おじさまとお話しなんかできるわけないじゃない」
    「そりゃ…まぁ」
    「なによ…何しに来たのよ」
    「いやその…ごめん」
    「…なによ」
    「…泣いてるとは思ってなかった」
    「なっ…泣いてないもんっ!!」
    「あ、いや、あの」
    「………ただ、ちょっと置いてかれて…それだけで…泣くわけないじゃないっ…」
    「…ごめん」
    「………」

    14 = 6 :

    なんかな

    15 = 1 :

    「あー…」
    「…」
    「えー…」
    「…」
    「…そ、その」
    「ごめん」
    「えー…え?」
    「あたしも悪かったから…」
    「あ、いや…俺が妙なことでキレただけで」
    「いつも遅いって言ってて、早かったときに文句言うの間違ってた…ごめん」
    「え、ええと」
    「…早く行こ? 遅刻しちゃうよ」
    「あ、ああ…うん」

    16 = 1 :

    「はい、これ。おべんと」
    「え…あ、ああ…ありがとな」
    「…別に3つ作るのも4つ作るのも変わんないから」
    「そ、そうか」
    「ちなみに内訳は私の分、ママの分、おじさまの分…そしてついでにあんたの分だから」
    「…いや、まぁ、ついででも助かる」
    「………ふんっ」

    17 = 4 :

    いいよーな悪いよーなすっごい微妙なライン。

    18 :

    ビアンカかとオモタ

    19 = 6 :

    うん

    20 = 1 :

    キーンコーンカーンコーン

    ガラララッ

    「っ!…はぁっはぁっ」
    「っ!…はぁっはぁっ」
    「…どうにか間に合っ」
    先生「はい、二人ともアウトー。遅刻」
    「………」
    「………」
    先生「二人ともケンカは、ほどほどにしろよ」
    「なっ?け、ケンカって別にケンカして遅くなったわけじゃ」
    「そうよ!あんたが遅いから、こんな時間になったんでしょっ!なんで、あたしまで遅刻しなきゃ」
    「ちょっと待て。今朝、俺は…ていうか、元はと言えばお前がわけのわからん言いがかりを」
    「なによ…あたしが悪いって言うのっ」
    先生「はいはい…わかったから、席に着け?」


    21 :

    夫婦漫才ですね、わかります

    22 = 1 :


    「すいません…夕ご飯まで」
    「いいよ。お隣だし。困ったときはお互い様ってね」
    「…もぐもぐ……おかわり」
    「はいはい…あ、女ちゃんもおかわりいる?」
    「え…あ、じゃ、その…少しだけ」
    「りょーかい」
    「もぐもぐ…ずずっ…」
    「…たまに、本気でどうしてあんたがおじさまの子どもなんだろうって思うときがある」
    「…もぐ…もぐ?」
    「なんでもない…」

    23 = 1 :

    「…すごいわよねぇ、おじさま。お料理も上手だし…」
    「ん?ああ、まぁ、アレは趣味みたいなもんだし」
    「おじさま以上に素敵な男性がこの世に存在するのでしょうか…いやいない」
    「あ、そういえばさ、今日の古典の宿題」
    「というわけで、今日はこっちに泊まろうと思うの」
    「…どういうわけか」
    「ほら、今夜、うちママいないし。女の子だし、一人だと物騒でしょ?」
    「今まで、おばさんいなくても、お前一人で」
    「そーゆーわけ!」
    「………」
    「いいでしょ? こんなに若くてかわいいお母さんができるんだから」
    「…若すぎるわっ!………ちょ、ちょっと待て…何をする気?」
    「そりゃあ…その…ねぇ?」
    「ねぇ?…じゃない。まさかとは思うが親父に」
    「…確かに、自分と同い年の息子っていうのも不安がないといえばウソになるわ」
    「そこまで未来予想図!?」
    「二人ともーお風呂沸いたよー。あ、女ちゃんが先ね」
    「はーい」

    24 = 1 :

    「………」
    「んー?どうした?…あ、そうそう、女ちゃん、今日泊まっていくらしいから」
    「!?」
    「客間に布団出すの手伝って」
    「お、親父ぃ」
    「んー?」
    「………こ、今夜、一緒に寝てもいい?」
    「………」
    「………」
    「さては、怖いテレビでも見たんだろ?」
    「いや…親父の貞操?が…」
    「あっはっはっはー」
    「いや笑ってないで」
    「うんうん。まだまだ子どもだなぁー。でも、ちゃんと一人で寝るんだよ」
    「いや、女が」
    「はいはい。女ちゃんには黙っててあげるからー」
    「聞けー!!」
    「あっはっはっはー」

    25 :

    妹萌えにはお世話になりました

    26 :

    これはとある携帯小説サイトに載ってる話と同じ

    29 = 1 :

    「…というわけで」
    「…どういうわけかと」
    「夜這いしようと」
    「ダメぜったい」
    「でー、どういう手で行くかなんだけど」
    「やめて…」
    「①トイレの帰りに部屋を間違ってしまって
      ②怖い夢を見て、眠れなくなったので
      ③」
    「いや、もうマジ具体的な侵入方法とか俺一緒に考えたりしないから。ぜったいしないから」
    「…あんたねぇ、もうちょっと協力的になりなさいよ。それでもあたしの未来の息子か?」
    「…勘弁してください。マジで」

    30 :

    うーん、アリかなぁ、ナシかなぁ
    どうしても不幸な神が浮かぶ

    31 = 1 :

    「しかたないなぁ…」
    「…わかってくれたか」
    「ところで、おじさまってさ、普段何時くらいに寝てるの?」
    「さぁ?…だいたい22時ごろに部屋に引きこもってるから、そのへんじゃね?」
    「ふむふむ…狙い目は22時以降と」
    「…なんという誘導尋問」

    32 = 1 :

    「なぁ…やめてくれって」
    「なんでよ!せっかく勝負下着っぽいのも借りてきたのに!」
    「………」
    「…想像すんな」
    「し、してないし!!…ていうか借りてきたって」
    「ママのタンスから。こっそり」
    「………」
    「…想像すんなって」
    「し、してないって!!…ていうか、お前が想像してみろよ」
    「お、おじさまのぱ、ぱぱぱパンツを!?」
    「いや親父じゃなくて」
    「やよ。なんであんたのなんか」
    「いや、そうじゃなくて…例えば、おばさんと俺が…その、なんだ…そういうさ、ほら」
    「えっちしたらってこと?」
    「……まぁ、そう…イヤだろ?な?…俺にとってもそういうのは」
    「…べつに。そこまでイヤじゃないけど」
    「………イヤって言ってくれ」
    「いいんじゃない?当人同士の問題だし……あ、でも、確かにあんたがパパになるのはイヤねぇ。籍は入れないでね」
    「…そうすか」

    33 = 1 :

    「今21時だし…あと2時間くらい?」
    「…ていうか、なんで俺の部屋に」
    「いいでしょ、別に」
    「いいのかよ…」
    「だ、だって、一人でいたら、どきどきするし?」
    「…どきどきって」
    「たぶん耐えらんない…今でもどきどき…今夜、処女膜を失うのかと思うと」
    「頼むから、思春期のガラスの10代の前で処女膜とか言わないで…せめて処女までで」
    「がらすの…って」

    34 = 1 :

    「…なにやってんの?」
    「…宿題」
    「宿題て…あんた今まさに幼馴染が戦いにおもむこうとしてるときに」
    「俺、その戦いが終わったら故郷の幼馴染と結婚しようと思うんだ…」
    「………なにそれ?…あたしと結婚したいってこと?」
    「ち、ちがっ!!これはネタ!!死亡フラグってやつ!!」
    「わけわかんないし」
    「…いやだからな、ネットで」
    「あ、ここ間違ってる。『いまそかり』って書かないと」
    「あ、ああ」
    「どれどれ、仕方ないから教えてあげよう。時間あるし」
    「あ、助かるー。ここのさー助詞?助動詞?みたいな?わけわかんなくてさ」
    「あんたねぇ、せめて授業くらいは聞きなさいよ」

    35 = 6 :

    悪くないんだよなぁ

    36 = 1 :

    「…えーと、かろかつくーいーいーけれ…」
    「ねー」
    「んー?」
    「男はさ、弟と妹どっちが欲しい?」
    「そうだなぁ…一姫二太郎三なすびっていうくらいだし…あ、俺長男だから」
    「なすびは違うでしょ…」
    「………」
    「………?」
    「ちょっと泣きそうだ…」
    「あ…そろそろかなぁ」
    「え?」
    「時間」
    「………行くなって言っても行くんだろうなぁ」
    「もちろん。なかなかないチャンスだし」
    「…せいぜいがんばってこい」
    「…ありがと。じゃ、行ってくる」

    「………誰も応援なんてしてねぇよ…バカ」

    37 = 1 :

    「………」

    (…ヘンなとこない…よね?………よし…)

    (………緊張してきた…)

    (…と、とりあえず寝てるかもしれないし…そぉっと…)

    カチャ

    (あれ?明るい?……誰かと話してる?…電話中?)

    「―――」

    「―――」

    (…あれは)

    カチャ

    「………」

    38 = 1 :

    「………はぁっ」

    「………はぁっ」
    「タメ息ばっかりしてると不幸が寄ってくるわよ?」
    「………………はぁっ」
    「なによ」
    「…どうした?親父熟睡だったとか?」
    「…起きてた」
    「……断られた?」
    「あ、いや、そのなんていうか…萎えた」
    「は?」
    「えっと、おじさま…写真に話しかけてて」
    「………ああ、母さんの」
    「うん、多分」
    「そりゃ…残念だったな」
    「…さすがに、あのふいんきには勝てない」
    「まぁ…」

    39 :

    かかしの人?

    40 = 1 :

    「…今日のところはあきらめる」
    「ていうか、もうあきらめたらどうだ」
    「………」
    「親父、母さん一筋だし。お前が夜這いかけたくらいじゃ、なびかねぇって」
    「…そんなの、やってみなきゃわかんないじゃない」
    「いーや、ムリだ。だいたい色気が」
    「うるさいっ!!」
    「な」
    「ムリじゃないもんっ!…だって、あたしは小さいときから」
    「そりゃファザコンだろ」
    「あんただってマザコンのくせにっ!!」
    「だ、誰がっ!!」
    「小学校のとき、何回先生のこと『おかーさん』って呼んだ?覚えてる?28回よっ!!一年で4回強って十分マザコンじゃないっ!!」
    「それは関係ねーだろっ!!ていうかなんでいちいちそんなの数えてやがる、このバカっ!!」
    「誰がバカよ!バカって言ったほうがバカでしょっ!!」
    「んだよ!小学生かっつーのっ!バーカバーカっ!!」
    「どっちが小学せ」

    トントン

    「い…」
    「えーと、二人とも近所迷惑だからね、ケンカしてもいいけど、ボリュームは下げて」
    「…あ、うん」
    「す、すいま…ごめんな…さい」

    41 = 1 :

    「………」
    「………」
    「…えぇっと」
    「あ、あの」
    「と、とりあえず、ケンカはやめよう?近所迷惑だし」
    「あ、うん。やめよう」
    「えー、それで」
    「…なんで、ケンカしてたんだっけ?」
    「たしか…お前が夜這い失敗してー…それで…なんだっけ?」
    「…ま、いっか」
    「………そうだな」

    42 = 1 :

    「…で、次はどうするんだ?」
    「なにが?」
    「夜這い失敗したくらいじゃ、くじけないんだろ?」
    「…うん」
    「ていうか、最初から夜這いとか積極的過ぎだろ…もうちょっとこう、外堀を掘り返していくような…」
    「埋める、でしょ…」
    「…そう、外堀だ…そうだなぁ…ほら、親父、ああ見えて動物とか好きだし、いや見たまんま動物好きそうだろ?」
    「…協力、してくれるの?」
    「いや、まぁ…そのさ、落ち込んでるお前とか泣きそうなお前とか見慣れてないというか」
    「………」
    「できたら、笑ってるか、怒ってるかしてくれてた方が、俺の精神衛生上よいというか」

    43 = 1 :

    「…なにそれ、慰めてる?」
    「これは慰めてるのか?俺が?」
    「あたしに聞くな」
    「…つ、つまり、そーゆーことだ!」
    「…どうゆうことよ」
    「さ!次はなにするよー!ラブレターとか書くか!…それとも」
    「…あんたにおじさまのかっこよさの十分の一でもあればねぇ」
    「は?」
    「今日はもう寝る」
    「おい…今のはどういう意味かと」
    「おやすみなさい」
    「おやすみ…って待て、だから今のはどういう」
    「…あんたさ、『約束』覚えてる?」
    「はぁ?………あ、も、もしかして…いやまさかあの公園での」
    「結婚の約束とかはしてない」
    「…だよなぁ」
    「………忘れてるならいいや」
    「ま、待てっ…わけわからんこと言って…俺が眠れんだろうがっ」
    「うるさい。近所迷惑。…おやすみ」

    ガチャ

    「………わけわからん」

    44 = 1 :

    「ねぇ」
    「ん?」
    「おじさまってさ」
    「…ああ」
    「ブルマー派?スク水派?」
    「………」
    「男?」
    「知るか」
    「じゃ、聞いてみてよ」
    「聞けるかっ!…てか、どこでそんな派閥が…ていうより、その情報を得て何をする気だお前は」
    「そりゃ…ねぇ?」
    「ねぇ?…じゃない」

    45 = 1 :

    「なによ!協力するって言ったでしょ!」
    「いや、言ったけど…この歳で親父に『ブルマー好きか?』とか聞けるか?」
    「ぐだぐだ言わないで協力!!…ほら、アンケートみたいな感じでさりげなく」
    「…親父相手にどうアンケートを」
    「よろしく!」
    「………」

    46 = 1 :

    「…親父」
    「ん?」
    「…アンケートなんだが」
    「んー…唐突だね」
    「…ぶ」
    「?」
    「………ブルマーとスク水どっちが好きだ?」
    「…ふむ」
    「あ、ちなみにスク水っていうのはスクール」
    「僕は断然スク水派だね」
    「………」
    「色は紺。もちろん名札もあった方がいい」
    「………」
    「さらに言うなら」
    「ごめん…もういい…」
    「そうかい?こんなもんでよかったのかな」
    「ああ…うん…」

    47 = 1 :

    「起きれぇっ!!」
    「は!?」
    「…やっと、起きた」
    「………今のは…夢?」
    「なにが?」
    「いやなんか…ブルマーとかスク水とか」
    「ブルマ?…何の夢見てんの?」
    「…何の夢だったかは思いだせない…思い出したくないような気がする…」
    「そう、朝ごはんできてるわよ」
    「…ああ、うん」

    48 = 1 :

    キーンコーンカーンコーン

    「第一回、おじさま篭絡作戦会議ー」
    「…ろうらくって」
    「篭絡。ちがう?」
    「…攻略とかにしといた方がいいんじゃないだろうかと」
    「じゃ、次回からそれで」
    「…次回もあるのか」
    「もちろん。さて、前回の失敗をいかして、外堀から埋めてく作戦で行こうと思うんだけど何かある?」
    「…大砲でも打ち込んだら」
    「………なるほど」
    「え?いや冗談で」
    「おじさまの会社や関係各所にあたしとの既成事実を示唆した電話やFAX・メールを」
    「やめてください。マジ迷惑です」
    「…冗談だって」

    49 :

    その昔、新ジャンル『幼馴染カーチャン』てのと既出ジャンル幼馴染カーチャンとゆーのがあってだな

    50 = 1 :

    「普通、子持ちの男性相手だったらさ…子どもを狙うよね」
    「…な、なにをか」
    「だからさ、最初に、子どもを手なずけて父親に『新しいママがほしいー』とか言わせるでしょ」
    「………」
    「そうね…こんな感じ
     『親父、再婚とか考えないのか?ほら、ゆくゆくは独りで老後過ごすのも寂しいだろ?』
     『お隣の女さんなんてどう?』
     『確かに、俺と同い年だけど、年齢なんて関係ないって思える魅力があると思うし』
     こんな感じ!」
    「………」
    「どう?」
    「………あ、ひこうきぐも」
    「話しそらすなよ」
    「無理」
    「やる前からあきらめるのってかっこわるーださー」
    「………」
    「ま、その程度の」
    「…わかった」
    「よし!よく言った!!頼んだわよ!!」
    「…はぁっ」


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