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元スレ【宇宙】NASA次世代火星探査機「マーズサイエンスラボ」の開発が難航、大気圏突入で技術的障壁[03/03]
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NASAが2009年に打ち上げを予定している次世代火星探査機「マーズ・サイエンス・
ラボラトリー(Mars Science Laboratory)」の開発作業が難航していることが28日、
NASAのグリフィン長官が行った議会証言によって明らかとなった。
グリフィン長官はマーズ・サイエンス・ラボラトリーの火星の大気圏突入用の耐熱シールド
の実験が失敗に終わったことを明らかにすると同時に、別方式の耐熱シールドを採用する
ためには更に2000万~3000万ドル(約22億~33億円)の追加の予算が必要となる見通しで
あることを表明した。
マーズ・サイエンス・ラボラトリーは、2004年に火星に着陸した
マーズ・エクスプロレーション・ローバーの3倍の重量を持つ大型火星探査ロボット。
原子力電池の一種となる熱電発電器(Radioisotope Thermoelectric Generator)を搭載する
ことで、太陽電池に依存していたマーズ・エクスプロレーション・ローバーよりも大型の
車体に多数の科学探査機器を搭載し、また高速で移動することも可能。
今回、技術的障壁に突き当たったのは、この探査ロボット本体ではなく、本体を火星の
大地にまで軟着陸させるための大気圏突入方式。
NASAではスペースシャトルの外部燃料タンクに似た耐熱シールドをカプセルの下に展開
することで、大気圏上層部での減速を行うことを計画していたが、現状のままでは
耐熱シールドは大気圏突入時に圧力に耐え切れずに崩壊することが判ったとしている。
NASAでは当初、採用予定だった耐熱シールドの利用を諦めて、改めて1999年に打ち上げ
られた宇宙塵回収衛星「スターダスト(Stardust )」が地球の大気圏に再突入する際に
用いられた耐熱シールドを採用することで、マーズ・サイエンス・ラボラトリーの開発を
継続する。
しかし、この耐熱シールドの問題、状況次第によっては当初予定されていた2009年の
打ち上げが延期される可能性もでてきた。
NASAの研究者の間では火星への探査機の着陸は「魔の6分間」と呼ばれ、技術的に難しい
ことがこれまでも指摘されてきた。
Technobahn 2008/02/29
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200802291927&page=2
◆画像 現在開発中のマーズ・サイエンス・ラボラトリー(前)と現在、火星で探査活動を
継続中のマーズ・エクスプロレーション・ローバー(後ろ)の比較図。
ラボラトリー(Mars Science Laboratory)」の開発作業が難航していることが28日、
NASAのグリフィン長官が行った議会証言によって明らかとなった。
グリフィン長官はマーズ・サイエンス・ラボラトリーの火星の大気圏突入用の耐熱シールド
の実験が失敗に終わったことを明らかにすると同時に、別方式の耐熱シールドを採用する
ためには更に2000万~3000万ドル(約22億~33億円)の追加の予算が必要となる見通しで
あることを表明した。
マーズ・サイエンス・ラボラトリーは、2004年に火星に着陸した
マーズ・エクスプロレーション・ローバーの3倍の重量を持つ大型火星探査ロボット。
原子力電池の一種となる熱電発電器(Radioisotope Thermoelectric Generator)を搭載する
ことで、太陽電池に依存していたマーズ・エクスプロレーション・ローバーよりも大型の
車体に多数の科学探査機器を搭載し、また高速で移動することも可能。
今回、技術的障壁に突き当たったのは、この探査ロボット本体ではなく、本体を火星の
大地にまで軟着陸させるための大気圏突入方式。
NASAではスペースシャトルの外部燃料タンクに似た耐熱シールドをカプセルの下に展開
することで、大気圏上層部での減速を行うことを計画していたが、現状のままでは
耐熱シールドは大気圏突入時に圧力に耐え切れずに崩壊することが判ったとしている。
NASAでは当初、採用予定だった耐熱シールドの利用を諦めて、改めて1999年に打ち上げ
られた宇宙塵回収衛星「スターダスト(Stardust )」が地球の大気圏に再突入する際に
用いられた耐熱シールドを採用することで、マーズ・サイエンス・ラボラトリーの開発を
継続する。
しかし、この耐熱シールドの問題、状況次第によっては当初予定されていた2009年の
打ち上げが延期される可能性もでてきた。
NASAの研究者の間では火星への探査機の着陸は「魔の6分間」と呼ばれ、技術的に難しい
ことがこれまでも指摘されてきた。
Technobahn 2008/02/29
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200802291927&page=2
◆画像 現在開発中のマーズ・サイエンス・ラボラトリー(前)と現在、火星で探査活動を
継続中のマーズ・エクスプロレーション・ローバー(後ろ)の比較図。
比較的、大気が薄い火星でこれじゃ
時速1000キロ以上の海王星や土星の着陸なんて不可能ジャン
時速1000キロ以上の海王星や土星の着陸なんて不可能ジャン
結局、ロケットエンジンを逆噴射して火星に軟着陸させることは出来ないってことか。
>>5
多段ロケットを切り離しつつ、着陸する奇妙な光景が見られると思うが。
多段ロケットを切り離しつつ、着陸する奇妙な光景が見られると思うが。
>>4
そもそも海王星と土星に「着陸」出来るのかどうか…
そもそも海王星と土星に「着陸」出来るのかどうか…
バイキングのやつは軟着陸しないのを前提にしてるからじゃないの?
全体を風船で覆って激突してもぼよよんって撥ねるようにしてたやつ
機材が多くなるからむりなんでしょ
全体を風船で覆って激突してもぼよよんって撥ねるようにしてたやつ
機材が多くなるからむりなんでしょ
逆噴射は最初と最後だけ。
パラシュートはある程度降下してから。
どの探査機もパラシュート開くまでは、耐熱シールドで減速するよ。
パラシュートはある程度降下してから。
どの探査機もパラシュート開くまでは、耐熱シールドで減速するよ。
十分なパラシュートや逆噴射の燃料があればいいのだけど、いかんせんスペースもない・ロケットの打ち上げ力もないのが辛いですね。
耐熱シールドにお金をかけ過ぎて、もっと大型のロケットを作れば良かった!なんてならないように・・・。
耐熱シールドにお金をかけ過ぎて、もっと大型のロケットを作れば良かった!なんてならないように・・・。
バイキングは軌道に乗ってから大気圏突入だけどMSLはダイレクトだから条件が厳しいのか?
>>10
海はもちろんだけどぶっちゃけ話にならん速さの風っつうか台風がヤバイ、あと磁力がヤバイ
海はもちろんだけどぶっちゃけ話にならん速さの風っつうか台風がヤバイ、あと磁力がヤバイ
>>10
そこに行くまでにどれだけの圧力の大気をもぐっていかなきゃならないのかと。
そこに行くまでにどれだけの圧力の大気をもぐっていかなきゃならないのかと。
やっぱ現存技術でもまだ難しいのか。
新素材とか夢見たいな技術革新でも無い限り難航するのかなぁ?
生きてるうちに火星への人類到達見てみてぇ
新素材とか夢見たいな技術革新でも無い限り難航するのかなぁ?
生きてるうちに火星への人類到達見てみてぇ
>>22
バイキングの頃と比べるとプロジェクトあたりの予算が桁違いに少ないってのもある。
バイキングの頃と比べるとプロジェクトあたりの予算が桁違いに少ないってのもある。
>>26
いや、いや、バイキングよりもこっちの方が大気圏突入カプセルの重量が重い。
結果的にバイキング方式だと大気圏で減速できずに地上に衝突する。
そのために新方式の耐熱パネルが開発されたが、それでも減速できないということが判ったということ。
この突入モジュールを作ってるのはマーズローバーと同じ開発グループだが、
開発グループの親玉は、最近の雑誌のインタビューで現在の技術力では10トン以上ある有人火星着陸船の着陸させることは不可能だとさえ言い切っていた。
いや、いや、バイキングよりもこっちの方が大気圏突入カプセルの重量が重い。
結果的にバイキング方式だと大気圏で減速できずに地上に衝突する。
そのために新方式の耐熱パネルが開発されたが、それでも減速できないということが判ったということ。
この突入モジュールを作ってるのはマーズローバーと同じ開発グループだが、
開発グループの親玉は、最近の雑誌のインタビューで現在の技術力では10トン以上ある有人火星着陸船の着陸させることは不可能だとさえ言い切っていた。
>>30
>この突入モジュールを作ってるのはマーズローバーと同じ開発グループだが、
それって、↓の著者と同じグループ?
http://www.amazon.co.jp/dp/4152088605
ローバー、火星を駆ける―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢 (単行本)
スティーヴ・スクワイヤーズ (著), 桃井 緑美子 (翻訳)
>この突入モジュールを作ってるのはマーズローバーと同じ開発グループだが、
それって、↓の著者と同じグループ?
http://www.amazon.co.jp/dp/4152088605
ローバー、火星を駆ける―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢 (単行本)
スティーヴ・スクワイヤーズ (著), 桃井 緑美子 (翻訳)
何tの機材を火星につっこます気だよなあ。
繰り返してたら人類由来の菌とか火星にはびこっちまうんじゃねえのw
繰り返してたら人類由来の菌とか火星にはびこっちまうんじゃねえのw
地球の1%にも満たない大気圧でパラシュートが機能するかすごく疑問。
教えてエロイ人
教えてエロイ人
>>39
機能させるためには地球で使うものよりも巨大なものを展開する必要がある。
多分、直径50メートルくらいのものを使うのではないかと
パラシュートが巨大になるとほぐれて展開できない可能性もでてくることになり、技術的に困難度が増す
機能させるためには地球で使うものよりも巨大なものを展開する必要がある。
多分、直径50メートルくらいのものを使うのではないかと
パラシュートが巨大になるとほぐれて展開できない可能性もでてくることになり、技術的に困難度が増す
パラシュートをあんまり大型にすると、上空に滞在する時間が増えるため
風に流されて意図しないところへ落ちる危険が出てくる。
だから、パラシュートは適当なサイズに抑えておいて、着地の衝撃は別の手段で対処するのが普通。
風に流されて意図しないところへ落ちる危険が出てくる。
だから、パラシュートは適当なサイズに抑えておいて、着地の衝撃は別の手段で対処するのが普通。
パラシュートの展開は着陸の最終フェーズで実施されるからパラシュートの展開で着陸ポイントがずれることはない。
もとより火星の重力ではロケット噴射で減速を行うのは不可能で、パラシュートを使わなければ最終的な減速は困難。
今回、MSLに使われるパラシュートは>>41の理由からディスクギャップ比では史上最大のものが使われる予定
通常の方式ではこういった巨大なパラシュートは展開できないため、パラシュートを強制噴出して強制展開する方式が実験されて採用されている。
もとより火星の重力ではロケット噴射で減速を行うのは不可能で、パラシュートを使わなければ最終的な減速は困難。
今回、MSLに使われるパラシュートは>>41の理由からディスクギャップ比では史上最大のものが使われる予定
通常の方式ではこういった巨大なパラシュートは展開できないため、パラシュートを強制噴出して強制展開する方式が実験されて採用されている。
>>42
↓の本に、そういう話が出てたね。
突入時に地面画像を解析して流されてる速度を計測して制御するとかなんとか
http://www.amazon.co.jp/dp/4152088605
ローバー、火星を駆ける―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢 (単行本)
スティーヴ・スクワイヤーズ (著), 桃井 緑美子 (翻訳)
↓の本に、そういう話が出てたね。
突入時に地面画像を解析して流されてる速度を計測して制御するとかなんとか
http://www.amazon.co.jp/dp/4152088605
ローバー、火星を駆ける―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢 (単行本)
スティーヴ・スクワイヤーズ (著), 桃井 緑美子 (翻訳)
突入とか無茶なことせずに、地味に作業すれば解決。
1.宇宙から火星にロープを垂らす。
2.荷物を小分けにして、ロープ伝いに降ろす。
>>49
摩擦熱じゃなくて断熱圧縮による発熱だから気体相手なら必ず発生する
摩擦熱じゃなくて断熱圧縮による発熱だから気体相手なら必ず発生する
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