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    元スレちひろ「女性恐怖症?」モバP「はい」

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    1 :

    ちひろ「誰が?」

    モバP「俺がです」

    ちひろ「女性恐怖症?」

    モバP「はい」

    ちひろ「……」

    モバP「?」

    ちひろ「っはぁ!?」

    モバP「!?」ビクッ


    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1497776266

    2 = 1 :

    ちひろ「ちょっ、ちょっと待ってください!」

    モバP「えっ何ですか」

    ちひろ「え?女性恐怖症??Pさんが???」

    モバP「ええ。そう言いましたね」

    ちひろ「こんなに大勢の女性に囲まれて仕事してるのに?最近でもたくさんのアイドルをスカウトして来てるのに??」

    モバP「それはまぁ、仕事ですから」

    3 :

    やち天

    4 :

    鬼とか悪魔には性別は無いからね

    5 :

    性別。
    千川千尋。
    種族。裏表のない素敵な女神サマデス

    6 = 1 :

    ちひろ「仕事だからってどういう事ですか!?て言うか、今日だってNGの送迎とか普通にこなしてたじゃないですか」

    モバP「一応自分も社会人ですから、個人的な嗜好で仕事を疎かにはしませんよ」

    ちひろ「それってもしかして、我慢してたって事ですか」

    モバP「まぁ、言っちゃえばそうなりますね」

    ちひろ「えぇ~……」

    7 = 1 :

    ちひろ「なんて軽い……。」

    モバP「そうですか?」

    ちひろ「そうですよ。あっ、それよりPさん!この事他の子には言ってませんよね!?」

    モバP「言ってませんよ。ちひろさんが初めてですね」

    ちひろ「ホッ……。良かった、まゆちゃんなんかが知ったら下手したら自殺してるかも……」

    モバP「大袈裟じゃないですか?」

    8 :

    恐怖症なら個人の嗜好の域超えてると思うんだ

    9 = 1 :

    ちひろ「大袈裟じゃないですっ!」

    モバP「はぁ、そうですか」

    ちひろ「何だか他人事ですけど、ホントに女性恐怖症なんですよね?」

    モバP「ホントですよ」

    ちひろ「でもでも、Pさんが女の人を怖がってるとこ見た事ありませんし」

    モバP「そりゃ怖がってたら仕事になりませんし対策はしてますよ」

    10 :

    禍ツ神ちひろ
    性別は無い

    11 = 1 :

    ちひろ「対策、ですか……?」

    モバP「ええ、対策です」

    ちひろ「あんまり聞きたくないんですけど、それってどんな対策ですか?」

    モバP「別に大した事はしてませんよ」

    モバP「出社前に真っ暗な部屋で、ロウソクの灯りを付けて『女性は怖くない女性は怖くない』って繰り返すんです」

    ちひろ「大した事あるわッ!」

    モバP「ッッ!?」ビクッ

    12 :

    ガチャは怖くない課金は怖くない

    13 = 1 :

    ちひろ「何ですかそれ!?完全に自己暗示じゃないですか!どこが大したことないんですか!?」

    モバP「使ってるのはロウソク一本だけですし」

    ちひろ「ソコじゃねーよ問題は!!」

    モバP「えぇ~」

    ちひろ「何で催眠術なんかに頼ってるんですか。因みにですけど、ソレをやらないとどうなるんですか?」

    モバP「そうですね……」

    14 :

    このPにはプロデュースは無理だ
    俺が代わろう

    15 :

    モバP「この間、不意に来た宅配便の配達員が女性だった時は救急車呼ばれましたね」

    ちひろ「救急車!?」

    モバP「はい。何でも奇声を上げた後、過呼吸になってしまったらしいです。気が付いたら救急隊員に見下されてました」

    ちひろ「Oh……」

    モバP「まぁ、不意打ちじゃなければよっぽど大丈夫ですよ」

    ちひろ「大丈夫な要素が無い……」

    16 :

    日常生活に支障無いなら恐怖症じゃないだろ

    17 = 16 :

    更新してなかったわ

    18 = 15 :

    ちひろ「えっ、て言うかあれですか?私とこうして普通に話してるのも暗示が聞いてるからですか?」

    モバP「そうですね。自己暗示のお陰ですね。もし暗示がなかったら正気を保つ自信がないです」

    ちひろ「そこまで言いますか……。興味本位で聞きますけど、暗示の有る無しで私の見え方って違ったりします?」

    モバP「それはモチロン」

    ちひろ「具体的には?」

    モバP「そうですね……」

    19 = 15 :

    モバP「これは女性全般がですが、基本的には鬼や悪魔の様な恐ろしい姿に見えます」

    モバP「目の前に立たれただけで、全身から汗が吹き出して、呼吸も上手くできません」

    ちひろ「そ、それは大変ですね。因みに暗示がかかっていれば、ちゃんとマトモに人間と認識できるんですよね?」

    モバP「いえ、野菜です」

    ちひろ「……はい?」

    モバP「野菜です」

    20 :

    鬼!悪魔!ちひろ

    21 :

    暗示をかける前でもちひろさんはちゃんと見えていたわけか

    22 = 15 :

    ちひろ「ベジータとかナッパ?」

    モバP「サイヤ人じゃないです。野菜です」

    モバP「ほら、よくあるじゃないですか。緊張する子供に『観客は人じゃない、ジャガイモと思え』って言うやつ。アレですよ、アレ」

    ちひろ「じゃあ、私の事も……?」

    モバP「はい。一目見たときから綺麗に黒光りする茄子だと思ってました」

    ちひろ「あっはっは。意味分かんねぇ」
     

    23 :

    緑なのになぜ黒光りしたナス・・・?
    あっ・・・フーン(察し)

    24 :

    黒光りする茄子(意味深)

    25 :

    茄子さんの立場が…

    26 :

    鬼!悪魔!茄子!

    27 :

    ナスじゃなくてカコですよ~

    28 :

    モバP「大丈夫ですか、ちひろさん。さっきからちょいちょい口調が変ですよ」

    ちひろ「誰のせいだと……」

    ちひろ「そういえば前に美波ちゃんが、グラビアの感想をPさんに聞いたら、『最高にフレッシュなアボカドだったぞ!』って答えが帰ってきたとか言ってましたね……。」

    モバP「あぁ、あの時の美波はまさに森のバターと呼ぶに相応しい姿でしたからね」

    ちひろ「うーん、全く意味が分からない」

    モバP「そうですか?」

    29 = 28 :

    ちひろ「その女性恐怖症なんですけど、改善は出来そうにないんですか?」

    モバP「一応、ちょっとずつは良くなってますよ」

    ちひろ「良かった。少し安心しましたよ。ずっとこのままって訳でもないんですね」

    モバP「ええ。最近じゃあ、卯月達が男爵いもからメイクイーンに見えるようになりました」

    ちひろ「先が長そうだなぁ……」

    30 :

    なんでこの仕事に就いてんだこのプロデューサー

    31 :

    というか、野菜に見えてるのによくアイドルをスカウト出来るな

    32 :

    >>31
    農家出身で野菜の良し悪しがひと目で分かるとか?

    33 :

    TOKIOなんじゃね?

    34 :

    TOKIOなら仕方ないな

    35 :

    国分に見えてきた

    36 :

    なんだTOKIOか

    37 :

    ちひろ「……それにしても暗示って凄いですね。あんなに可愛いアイドルたちが八百屋の商品に見えるなんて……」

    モバP「苦労して習得した甲斐がありましたよ。通信教育で会得できるとは自分でも思ってませんでしたけど」

    ちひろ「通信教育かよ……。いや、もう何も言いませんけど」

    モバP「二週間の短期集中コースでした!」

    ちひろ「聞いてねぇよ」

    38 = 37 :

    モバP「いやいや、ちゃんと聞いてくださいよ。すごいんですよ、自己暗示って」

    ちひろ「はいはい、私はもう仕事してるんで勝手に喋っててください」

    モバP「コレのお陰で学校も共学に通えましたし。他にも日常生活にも活かせますし」

    ちひろ「そーですねーすごいですねー」カタカタ

    モバP「暗示を解除するのも、自分で決めた合図をするだけですから簡単安心ですよ」

    ちひろ「へー、今年は豪ドルが狙いめなのかぁ」カタカタ

    モバP「自分の場合は、こうして両方の耳たぶを抓めばすぐに暗示が解除されるんですよ」キュっ

    ちひろ「えっ?」

    モバP「あっ」シマッタ……

    39 = 37 :

    モバP「あっあっ、」

    ちひろ「Pさん大丈夫ですか!?尋常じゃないくらい汗が噴き出てますけど!?」

    モバP「ち、ちひろさんが……ちひろさんが……」

    ちひろ「わ、私が何ですか!?やっぱり怖いんですか!?」

    モバP「よ、嫁に食わすなと言われるくらい美味しいそうに黒黒としていたちひろさんが、みるみる間に緑のカネゴンに……」

    ちひろ「カネゴン言うな!」

    40 :

    (Pのお目目は正常です)

    41 = 37 :

    モバP「ひいぃぃぃっ!怖いぃ女の人怖いいぃ!」

    ちひろ「あぁ!Pさんが、なんか見るに耐えない感じで悶ている!」

    モバP「アバああああ!オバアああたあ!」

    ちひろ「そして汚い声で奇声を上げている!」

    モバP「コヒュー、コヒュー」

    ちひろ「そして呼吸が変!あっ、これが過呼吸か!」

    42 = 37 :

    ちひろ「って、それどころじゃないですね!Pさん落ち着いてください!」

    モバP「あばばばばばば」

    ちひろ「駄目そうですね。うぅん、一体どうすれば……」

    モバP「あばばばばばば」

    ちひろ「あっ!暗示が解けたならもう一度かけ直せばいいんですね!」

    モバP「あばばばばばば」

    ちひろ「そうと分かれば早速、ブラインドを下げて部屋を暗くしてって……さっきからうるさいな!」

    モバP「あばばばばばば」

    43 :

    あっ(察し

    44 = 37 :

    ちひろ「よし、これで部屋が真っ暗になりましたね!あとはロウソクを付けてPさんを一人にすれば……」

    ちひろ「って、ロウソクなんて持ってるわけないじゃないですか!」

    ちひろ「誰かの私物で置いてないですかね。これだけ女の子が居るんだからアロマキャンドルの一つくらい……」

    ちひろ「クッソ、ちくわしか無い!アラサー連中が事務所で飲み会した時のツマミの残りですね。こんなもん要るか!」ポイッ

    45 :

    ちくわしか持ってねえ!

    46 = 37 :

    ちひろ「Pさん!ロウソク持ってませんか!?予備くらい事務所に常備してるんでしょう?」

    モバP「うあぁぁぁぁぁん!」

    ちひろ「ちょ!泣いてないで協力してくださいよ誰の為にやってると思ってるんですか!」

    モバP「びえぇぇぇん!」ビリビリ

    ちひろ「ちょっ、暴れないで下さい!シャツが破れてるじゃないですか!こんなとこ誰かに見られたら」

    「お疲れ様でーす」ドアガチャ

    ちひろ「来ると思ったよ畜生!」

    47 = 37 :

    なんだか眠いんだチヒロッシュ
    続きは明日だね

    48 :

    ここでおあずけかよw

    49 :

    もう明日だぞ

    50 :

    奈緒「お疲れ様でーすって、部屋暗っ」

    加蓮「あれ、Pさんとちひろさん居ないの?」

    みく「鍵をかけずに事務所を空にはしないと思うにゃ」

    美嘉「そうだね。どっかその辺にいるんじゃ……って、あっ」

    ちひろ「あ、あのこれは……」


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