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    元スレ幼馴染「ボクはめんどくさいのが嫌いなんだよ?」

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    51 :

    公園

    幼馴染「やっぱり人ゴミやだなぁ…」

    「こんなに人がいるなんてちょっと予想外だ…」

    幼馴染「だから言ったじゃないか…帰ろうよ、ねえ」

    「いやそれはもったいないだろ。ほら、俺の手を握れ」

    幼馴染「何で…」

    「じゃないと人ゴミの中ではぐれるぞ?」

    幼馴染「…そ、それは…嫌だ」ギュ


    離した手をもう一度握り直す幼馴染

    フードも被り直した

    52 = 1 :

    「よし、ここのスペースにシートを敷こう」

    幼馴染「狭い…」

    「仕方ないだろ」

    幼馴染「だから人ゴミは嫌なんだ…」

    「はいはい」

    幼馴染「…」

    「よし、こんなもんだな」

    幼馴染「男、狭いからもうちょっと寄らないと」

    「いいのか?」

    幼馴染「…」コク


    フードを深く被りつつ男と密着するぐらい寄る幼馴染

    実はそれほどよる必要は無いのだが


    「そんなに深く被って見えるのか?」

    幼馴染「一応…」

    「取っちゃえよ」グイ

    幼馴染「や、やだ…」ギュ

    53 :

    それから少ししてフードを外す幼馴染


    「もう顔は戻ったか?」

    幼馴染「何の事だか」


    幼馴染「…綺麗だね」

    「そうだろ?日本の春はこうあるべきだな」

    幼馴染「何で君が得意げなのかはさておき、うん…ボクも見に来た甲斐はあったよ」

    「来年も来るか?」

    幼馴染「どうせ君が無理やり連れだすんでしょ?……ま、その時考えるよ」

    54 = 1 :

    今日はここまで

    55 :


    >>41 やっぱりそうでしたか!酉が変わってたから念のため聞いてみました
    今作も楽しみにしております...

    56 :

    酉間違えてたのに今気が付いたよwwこっちで
    今日更新できたら更新する

    57 :

    幼馴染「そろそろ帰ろうよ」

    「ああ、そうだな」


    「なあ幼馴染、夜空いてるか?」

    幼馴染「君なんかがボクを夜のお誘いに?」

    「違うわっ」

    幼馴染「まあ君がそんな甲斐性なんて無いのは知っているからね」

    58 :

    夜、幼馴染の家

    幼馴染「やあ夜這い君」

    「そんなことしにきた覚えはない」

    幼馴染「まあ君にその気があろうと無かろうと入るがいい」

    「いや、今日はお前を連れ出しに来たんだ」

    幼馴染「こんな時間に?」

    「こんな時間だからこそだよ」

    59 :

    公園

    幼馴染「これは…」

    「夜桜だ。綺麗だろう」

    幼馴染「………うん、これはいい…君もいいことを考えるじゃないか」


    男に身を寄せる幼馴染


    幼馴染「春休みの終わりには、ちょうどいいね」

    幼馴染「もう…学校の日々に戻らなきゃならないん、だから…」

    60 = 56 :

    始業式前日

    幼馴染「…学校やだ…行きたくない…」

    「俺もそれには同意だわ~」グデー

    幼馴染「もうボクたちこのままダラけてていいんじゃないかな」グデー

    「いや流石にそれは駄目だろ~」グデー

    幼馴染「ちなみに君は宿題終わらせたのかな?」

    「いやまったく」

    幼馴染「そんなことだろうと思ったよ」

    「教えて」

    幼馴染「絶対やだ」

    61 :

    次の日の朝

    ピンポーン


    「ん?」

    幼馴染「おはよう」

    「めんどくさがりの幼馴染が俺を起こしに…夢か」

    幼馴染「そんなわけないだろ馬鹿。毎日起こしにきてたの忘れたか」

    「目覚ましでもかけてんのか?」

    幼馴染「母に叩き起こされるからついでに君も巻き添えにしちゃおうかなって」

    「ま、巻き添え…」

    62 = 56 :

    今日はここまで

    64 :

    最近更新が無くて寂しいよ...

    65 :

    「まあ始業式はすぐ帰れるからいいじゃないか」

    幼馴染「まあね」

    「クラス替えどうなるかな」

    幼馴染「…………」

    「幼馴染?」

    幼馴染「まだ時間は少しあるかな」

    「え?まあまだあるけど」

    幼馴染「少し寄り道しようか」

    66 = 56 :

    神社

    「お参り?何かお願い事でもあるのか?」

    幼馴染「そういうこと。ほら、君も」

    「といっても何にもお願いしたいことなんて」

    幼馴染「あるだろ」ジト

    「そんなジト目されてもなぁ…ぁ、クラス替え」

    幼馴染「……ま、君が何を望みたいかなんて知らないけどね」


    さっさとフードを被り、賽銭を投げて手を合わせる幼馴染


    「お、俺もするよ」



    (幼馴染と一緒のクラスになれますように)

    幼馴染(望めるのなら隣の席になれますように)

    67 = 56 :

    「でも今さら祈ったところで変わるのか?もう決めた後だろ」

    幼馴染「ボクらが観測する前はどっちの可能性もあるんだよ」

    「それに猫箱理論を当て嵌めんのは無理がある」

    幼馴染「ダメだったら神様恨む」

    「神様に八つ当たりとかお前…」

    70 :

    幼馴染「さて、改めて始業式行こうか」

    「ああ。まだ時間は…平気そうだな」

    幼馴染「これ以上の寄り道は多分やめた方がいいね」

    「そりゃそうだ。行くか」

    幼馴染「ん」

    71 = 56 :

    学校

    「さあどうなってるかな」

    幼馴染「………」


    俯きがちに張り紙の前まで移動する

    そして顔をあげる


    幼馴染「あ」

    「よし、一緒のクラスだな」

    幼馴染「………良かった」

    「」ニヤニヤ

    幼馴染「な、何さ…」

    「いや、なんでも?」ニヤニヤ

    72 :

    ―――
    ――

    幼馴染「………」

    「男くんよろしくねー」

    「よう姉御」


    幼馴染「…」

    「隣同士にはなれなかったな」

    幼馴染(何故ボクの隣がこれなんだ…男の隣は女だし)

    「幼馴染ちゃん、あたしが席交換してあげよーかー?」

    幼馴染「別に、そんなこと望んでないし」

    73 :

    今日はここまで

    74 = 56 :

    ネタ切れ中なので誰かいちゃつきネタを頼む…

    75 :

    ベタだけど、パーカー以外の服を選びに行く2人
    試着中はパーカーを着られない

    76 :

    この幼馴染もいずれデレデレになると思うと…
    恥ずかしくなって(そうなった理由はおまかせ)フード被ったらいきなり風が吹いて顔見られて更に赤面する幼馴染とか

    77 :

    乙です。

    もうちょい先(梅雨)になったら相合い傘とかやってほしいです。







    「残念。これ、防水パーカーなんだ」

    ……とならなければいいのですが。

    78 :

    時系列的にまだGWいけるか
    でもこの幼馴染はずっと家でグータラしてそうだ......

    79 :

    五月病で幼より面倒臭がりな男に幼が構ってほしくてちょっかいかけちゃうみたいな

    80 :

    幼馴染「もうすぐゴールデンウィークだよ男」

    「そうだな」

    幼馴染「学校とかいうめんどくさい場所から解放される素晴らしき連休だね」

    「俺と毎日顔を合わせられなくなるけどいいのか?」

    幼馴染「何でボクがそんなことで落ち込むと思うの?」

    「落ち込むなんて言ってないぞ」ニヤニヤ

    幼馴染「言った」

    「え」

    幼馴染「言った。絶対言った」

    「ごり押し!?」

    82 = 56 :

    「二人は何か予定無いのー?」

    「そうだなー…」

    幼馴染「家でダラダラ」

    「即答かよ」

    幼馴染「だって、外出たくないし」

    幼馴染「君もでしょ?」

    「俺は別になあ」

    幼馴染「だったら君も一緒にダラダラしようよ」

    「やめろ俺を堕落させるな」

    幼馴染「してしまえー君も堕落しろー」

    「ぐああ、悪魔の囁きだあ」


    「大将が悶えてら」

    「夫婦漫才かな?」

    83 :

    今日はここまで
    とりあえず更新再開報告
    と言ってもまた数日空けるけど

    84 :


    ずっと待ってた

    85 :

    幼馴染「んー、明日からゴールデンウィークだ」

    「お、珍しく笑顔」

    幼馴染「え?」

    「なぜやめた」

    幼馴染「やだなあ、ボクが表情に感情を出すわけないじゃないか」

    「…幼馴染可愛い」

    幼馴染「っ」パサ

    「普通に表情に出るじゃないか」ニヤニヤ

    幼馴染「条件反射でフード被っただけで顔は変わってないから。無表情だからね」

    86 = 56 :

    「どれどれ…ちっ」

    幼馴染「残念だったね。というか勝手にめくるな」

    「スk―」

    幼馴染「フードのことね」

    87 = 56 :

    「幼馴染ちゃん、明日服買いにいこー」ギュゥ

    幼馴染「ん?まあいいけど」

    「じゃあ俺も」

    「俺も俺も」


    「男子はだめだよー」

    「なんとぉ!?」

    「お前ら…俺らのいないところでレズるつもりじゃ…」

    幼馴染「誰がするか」

    88 :

    今日はここまで
    明日も書けるといいな。頑張る

    90 :

    次の日・服屋

    「さあさあ、幼馴染ちゃんのファッションショー開幕だよー」

    幼馴染「帰る」

    「まぁまぁまぁ」ギュゥ

    幼馴染「君の玩具になる気は無い。毛頭無い」

    「大丈夫だよ~可愛く着飾ってあげるからぁ」

    幼馴染「遊ぶ気まんまんじゃないか!」

    91 = 56 :

    「ねー、これとかー」

    幼馴染「だれがそんなフリフリ着るか。お姫様に憧れる子供じゃないんだから」

    「男くんという王子様がー」

    幼馴染「友で妄想してろ」

    「やだなぁ、幼馴染ちゃんと二人きりの時に友くんの話はしないよぉ」ギュゥ

    幼馴染「じゃあ男の話は何なんだ」

    「幼馴染ちゃんの反応がたのしーし?」

    幼馴染「やっぱり帰る」

    「だめだめー」

    92 :

    お、来てた

    93 :

    幼馴染「無難に、これとか、これもいいかな」

    「へー、可愛いね」

    幼馴染「言っておくけど女子として最低限のおしゃれだからね」

    「男くんに可愛いと言ってもらいたくて?」

    幼馴染「最低限って言っているだろ。ボクは別におt…他人の目を気にしておしゃれなんかしないからね」

    「またまたぁ、そんなこと言っちゃってー」

    幼馴染「うるさい。君こそその子供っぽい服買うの?」

    「あたしはこういうのの方があってるのー」

    幼馴染「子供体型だものね」

    「んふふー、あたしに嫌味は通じないよー?」

    幼馴染「…ちっ」

    94 = 56 :

    「楽しかったぁ」

    幼馴染「もう君とは来ないからね」

    「やだなぁ、そんなこと言って付き合ってくれるくせにぃ」

    幼馴染「はぁ…本当何でボクは君に付き合っているんだろうね」

    「じゃあ絶交する?」

    幼馴染「しない」

    「ツンデレだねぇ」

    幼馴染「言ってなよ」

    95 = 56 :

    次の日、朝

    幼馴染「おはよ」

    「おう」


    「いい服は見つかったか?」

    幼馴染「新しい春物の買っただけだよ」

    「ゴールデンウィークどっか行こうぜ」

    幼馴染「話に脈絡が無いよ」

    「新しい服を着ている幼馴染を見たいなと」

    幼馴染「家でダラダラしていたいから嫌だ」

    「えー」

    幼馴染「…まあ、君が家に来るならいいけど」

    「え?」

    幼馴染「が、学校の門が見えてきたよ。早く行こう」

    96 = 56 :

    学校

    「男くんとどっかに行く予定は立てたのー?」

    幼馴染「無いよ、そんなもの」

    「もったいないなー」

    幼馴染「いいんだよ、夏休みもあるしゴールデンウィークは家でゆっくりしているから」

    「ふーん?」ニヤニヤ

    幼馴染「何…」

    97 = 56 :

    ―――――
    ―――

    「明日からゴールデンウィークだよー」

    幼馴染「ボクは毎日家でダラダラしているよ」チラ

    「ん?」

    幼馴染「…」ジトー


    幼馴染にちらりと見られたかと思いきや数秒後には何故かジト目で見られていた

    98 = 56 :

    放課後

    「じゃ、あたしは友君と夏の前に熱ーいゴールデンウィークを過ごすからまた五日後学校でねー」

    幼馴染「はいはい」

    「じゃあな、大将」

    「おう」

    99 :

    幼馴染「結局、どうするの?」

    「あー、どうしようかなあ。宿題」

    幼馴染「違う。そうじゃない」

    「ゴールデンウィークお前の家に来いって?」

    幼馴染「………ん」コク

    「そうだなー」

    幼馴染「…」

    「当日ラインする」

    幼馴染「え」

    100 = 56 :

    今日はここまで


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