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    元スレ莉嘉「Pくんはどっちが好きなの?」武内P「は?」

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    51 = 48 :


    武内P「…いえ、そうではなく貴方にばかり家事をさせるのはどうかと思いまして」

    アーニャ「ふふ、スパシーバ…でも大丈夫……アーニャは今楽しいです」

    武内P「…しかし」

    アーニャ「きっとPといるから、ですね?Обычный пейзаж、見慣れてます…だけど近くにいるだけで嬉しい」

    アーニャ「とても素晴らしい…素敵な?事…だと思います、ふふふ」

    武内P「……はぁ、そうなのですか?」

    武内P(…千川さん、仕事人間云々はどこに行ってしまったのか)

    アーニャ「!…遅くなりましたがお昼にしましょう」

    武内P「もうそんな時間ですか、仕事に夢中で気がつかなかった」

    武内P(…あくまで仕事人間を通すしかない、そもそも現実を見せつけるのが目的ならこれいがい手段がないのだが)

    アーニャ「……やはり…Pはお仕事、大好きで…すね?」

    武内P(!…効果ありか?)



    アーニャ「Pのお仕事する姿…アーニャは好きです、素敵だと……思います//」

    \\パーフェクトコミュニケーション//

    アーニャ「ふふふ、すぐに準備しますね…?」



    武内P(………えぇ)

    武内P(………千川さん…こんなのどうしろと言うのですか)

    52 :

    さすがちっひ俺たちにできない事を平然とやってのけるッ
    そこにシビれる!憧れるゥ!

    53 :

    プロデューサーはもっと自分の意見をはっきり言った方が良いよ。
    渋谷さんみたいにプロデューサーのことをちゃんと理解してる人なら別だけど、あんまり優中途半端な態度だとアーニャや蘭子がいろいろと勘違いしちゃうと思うから。

    54 :

    3人て、凛とアーニャと蘭子?

    56 :

    凛とアーニャとちひろさんだよ

    57 :

    それでも美嘉姉なら…美嘉姉ならきっと参戦してくれる!!

    58 :

    アイドルと同棲なんて…どうせいっちゅうの?

    59 :

    >>58
    仕事行くぞ高垣ィ!

    60 :

    >>53
    なんだか文字が蒼く発光しているような……

    61 :

    金や利権が絡むと途端に経営手腕を発揮する…
    流石はちひろだな(上納金納めつつ)

    62 :


    武内P(…とりあえずは部屋内の把握だ、よくある添え付けの台所に風呂場とトイレがついているごく普通の寮だ)

    武内P「………よし」ガチャガチャ…

    武内P(風呂場にも鍵はかかる、これならあらかじめ用意して隠しておいた寝袋が使えそうだ
    ……さすがにトイレで寝るのは勘弁だ、夜彼女が使うことも考えても問題が多すぎる)

    武内P(…いざというときの避難経路は社員寮の地図とともにメモ帳に記されている)ペラッ

    武内P「……はぁ」

    武内P(……後は夜就寝まで上手く彼女をかわし此処に逃げ込み1日が終わるのをまつ)

    武内P(……そもそも何をどうしてこうなった)

    アーニャ「…何をしてるのですか?」

    武内P「っ!?……いえ、何でもありません」サッ

    アーニャ「?…ご飯できましたよ…?」

    武内P「…あ、ありがとうございます…ははは…」

    アーニャ「???」





    武内P「…ご馳走さまでした、とても美味しかったですよ」

    アーニャ「スパシーバ…ふふふ、ありがとうございます」

    63 = 62 :


    武内P「…ですがなかなかに素晴らしい和食でした、これもお母様から?」

    アーニャ「はい…私もママの和食、大好きです……Pにも気に入っていただけて嬉しいです」

    武内P「ええ、確か多田さんも料理が得意なようで、お二人で料理関連の企画を考えるのも良いかもしれません」

    アーニャ「リーナがですか…?」

    武内P「ええ、前に一度彼女のお弁当を分けて頂いたのですがとても絶品でした」

    アーニャ「……そう…ですか」

    武内P「となると…三村さんも、他部署ですが十時さんも参加して頂けると良いかもしれません」

    アーニャ「…」

    武内P「?…アナスタシアさん?どうかしましたか?」

    アーニャ「……何でもありません」

    武内P「あぁ、すみません新田さんも得意そうですよね
    彼女がいてくれる方が貴方も………あの…アナスタシアさん、どうかしたんですか?」

    アーニャ「……」

    アーニャ「…片付けますね」

    武内P「…あ、あの」

    アーニャ「……」カチャカチャ

    武内P「???」

    アーニャ「…」カチャカチャ

    64 = 62 :





    武内P「……」カタカタ

    武内P「……あの」

    アーニャ「……なんでしょうか」

    武内P「何か、気にさわるような事を口走ったでしょうか?」

    アーニャ「……いえ、お気になさらず」ツーン

    武内P「…そうですか」



    アーニャ「…」

    武内P「……あの、やはり何か気にさわる事でも」

    アーニャ「何でもありません」ツーン

    武内P「……はぁ」

    武内P(……怒ってる、絶対に怒ってる)

    アーニャ「……」ツーン



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー


    武内P「!まずい、寝てしまったか」

    武内P(……最近仕事を詰め込み過ぎたようだ、しかしいくら休日とはいえ居眠りをするなど気が緩み過ぎている)スルッ…


    武内P「!」パサッ

    武内P「…毛布……!…アナスタシアさんは!?」ガタッ


    武内P「……[ちかくのスーパーに行ってきます]…置き手紙まで
    ……気を使わせてしまったのか、一体私は何をしてるんだ」

    65 :






    武内P(…いつ出ていったのかはわからないがこの道を通れば帰る時だろうが見つけられるはずだ、彼女の機嫌が悪いのは間違いなく私が原因だ)

    武内P(…理由はわからない、だが謝らなければ)

    「少し遠いけど今日◯◯で花火やるって」

    「夏ももう終わりだからなー、今年最後の花火になるよなー」



    武内P「………花火か」


    武内P「……」







    アーニャ「…もうすっかり暗くなってしまいましたね…ンー、P心配しているでしょうか」

    アーニャ「……はぁ」

    アーニャ(少し子ども過ぎましたね、アーニャは悪い子です
    Pも怒ってるでしょうか?)

    アーニャ「Проанализируйте…ちゃんと謝らなければダメ…ですね」



    「…アナスタシアさん!!」

    アーニャ「P……ですか…?どうして」

    武内P「…少し貴方に見せたいものがありまして、その……近くに車を停めています
    …時間も押してます、ついてきてくださいませんか?」ギュ

    アーニャ「…っ!?……構いませんが、どこへ?」

    武内P「…ついてからの楽しみです」

    アーニャ「……お楽しみ…ですか、ふふふ…ダー、連れていって?どこまでも」ボソ

    武内P「?」



    66 = 65 :






    アーニャ「……ここは」

    武内P「…あらかじめ調べておきました、ここなら人目を避けて見られますので」

    アーニャ「?…シトー?どういう事ですか?」

    武内P「東京の空では貴方が見てきた星を見ることはできない、ですからここでしか見られない星を…貴方に見せたかった」

    アーニャ「……ここでしか見られない星…ですか?」


    ピューーー


    ババーーーーン!!!!


    アーニャ「っ!!…これは」

    武内P「…ええ、花火です…自然の奇跡の前には霞むかもしれません
    しかし人はその奇跡を自分たちの力で手に入れたかった」

    武内P「結局は届かなかったかもしれない、ですがきっとこの人々が描いた夜空は別の形で奇跡を手に入れた…そう私は思います」

    アーニャ「…ふふ、ダー…そうですね…とても綺麗です」

    武内P「貴方もそうなのでは?」

    アーニャ「?」

    武内P「私が北海道で出会った頃よりも輝いて見えます、貴方も描きたい夜空が出来たのでは無いですか?」

    アーニャ「描きたい夜空?」

    武内P「…星になれるか、そう貴方は私に聞いた事がありましたよね?
    ……しかし星になりたかった貴方はいつの間にか自分の輝ける空を探すようになっていたのでは無いでしょうか」

    67 = 65 :


    アーニャ「…ムズカシイです…ンー、イズニーチェ…よくわかりません」

    武内P「…申し訳ありません」

    アーニャ「…ですが私の星空は346の…みんなのもとです」

    武内P「……そうですね、それを聞いて安心しました」

    武内P「…」

    武内P「………!?」

    武内P(あれはライバル社のアイドル、噂にはなっていたがまさかあの俳優と交際していたのは事実だったのか
    ……しかし見られたらまずいのはこちらも同じ…!?)


    アーニャ「…どうかしたのですか?…きゃっ!?」ギュ

    武内P「…申し訳ありません、少しじっとしていてください」

    アーニャ「!!!/////」

    武内P「……っ」

    武内P(早く行ってくれ、正直このままはキツイ)

    68 = 65 :


    「ほらー、ここ人少ないよー?」

    「いいね、こっから見よーぜ」

    武内P(何でこっちに来るんだ、っ!?どうする…?このままでは)


    武内P「…申し訳ありません、後から文句は受け付けます」

    アーニャ「……P?何を……んっ!!?」ムグッ



    「そこに座れるところあるよ」

    「ちょうどいいな……って、まずいって…人いるよ」

    「…せっかく見つけたと思ったのにー、仕方ないし次探そー?」

    「……そうだな、早くいこうぜ?」




    武内P「……」

    アーニャ「/////」

    武内P「……ふぅ」

    武内P「申し訳ありません、手のひら越しとは言え接吻まがいなことをして」

    アーニャ「……P、手を貸してください」

    武内P「…?…えぇ、構いませんが」

    アーニャ「ん」チュッ…
    武内P「っ!!?……アナスタシアさん…!?」

    アーニャ「…アーニャはアイドルです…今は私の夜空で輝きます」

    アーニャ「……だから今はこれでお預け…ですね?だからいつか……Pの星空を私にくれますか?」

    武内P「…私の星空?それは今も同じなのでは」

    アーニャ「……ダー、今も…だからPの星空が私は好きです」

    武内P「…はぁ」

    アーニャ「…ですがこの景色は私と貴方だけのものです、ふふふ」

    武内P「……そうですね、ならばしかたありません」

    アーニャ「?…どういう事?」

    武内P「えぇ、今日だけはプロデューサーではなく貴方の私です
    ……お祭りをもう少し二人で楽しみませんか?」

    アーニャ「……スパシーバ、ふふふ…行きましょう◯◯さん?」

    武内P「はい……ところで貴方は何に機嫌を悪くなされていたのですか?」

    アーニャ「ンー、わかりません…何の話ですか?」

    武内P「……」

    アーニャ「!…ハラショー、お店出てます」

    武内P「………えぇ、何から見ましょうか」

    アーニャ「シトー?あれはなんですか?」

    武内P「…あれは」



    69 :










    アーニャ「…それでは寝ましょうか」

    武内P「…」

    武内P(…やはりこうなったか)


    武内P「…えぇそうですね、その前に御手洗いに行ってきます」

    アーニャ「…ダー、待ってます」




    ガチャ

    武内P「……ふぅ、あらかじめ用意しておいて助かった」

    武内P(……いくらなんでも同じ空間で寝るのはまずいとは思わないのか
    そこに疑問を持っていたのならばはじめからこんなことにはなっていないのだが)

    武内P「…………しまった、寝袋を忘れた」

    武内P(…速やかに取りに行けば気づかれないか)ガチャ

    武内P「………ん?」ガチャガチャ


    武内P「…」ガチャガチャ

    武内P「……開かない」ガチャガチャ

    「二人で眠るには少し狭い…ですね?」

    武内P「……いつの間に入ったんですか?」

    アーニャ「Порадуйтесь…今日はまだ終わってませんよ?◯◯さん?」

    武内P「」




    武内P「……great(泣けるぜ)」



    1日目終了

    70 :

    何か武内Pっぽさがまったく無いな

    71 = 60 :

    やはり武内Pは受けが似合う

    72 :

    素晴らしい乙

    73 :

    わりと饒舌で詩的なことをスラスラと言える武内Pも有りだな

    74 :

    ほら、j専務と武内Pは森久保流ポエム術習ってるから…

    75 :

    常務「クローネ立ち上げるんですけど…」
    武内「夜までアイドルと一緒とかむ~り~」

    76 :

    武内Pは寡黙だから、文章だと地の文で違和感あるかも……しかしごまかし笑いしたら怖いだろうな
    乙、一週間分読めると嬉しいね

    77 :

    誰かスコットくんには突っ込まないのか

    78 :

    素晴らしい内容だった
    アーニャと武内Pいいわー

    79 :

    ふーん…

    80 :

    武Pだとどうしてもアニメの印象だから銭ゲバちっひに違和感が

    83 :

    残念ですがエターナル

    84 :

    間あいてすみません、よる辺り上げます

    85 :

    待ってるぞ

    89 = 84 :






    いきなり黄金伝説っぽいの 二日目


    「…………ねぇP、この部屋ベッド一つしかないけど」

    武内P「……えぇ、ですが敷き布団ならば押し入れに」

    「……そうじゃなくてさ…その」

    武内P「……?」

    「…プロデューサーは……アーニャと…………寝たの?」

    武内P「!……わ、私はその……風呂場に布団を持ち込んでいましたので」アタフタ…

    「……そうなんだ」

    「そうだよね、プロデューサーに限って一緒のベッドなんてあり得ないか
    ……変なこと聞いてごめん」

    武内P「……いえ」

    90 = 84 :


    武内P(……あらかじめアナスタシアさんに口止めをしておいて助かった
    さすがに拡散されれば不味い、私にとってもアナスタシアさんにとっても)


    「……それにしてもよく社員寮そのものを貸しきれたよね、ここの部屋はもともと誰かが使ってたんだよね」

    武内P「……えぇ、確か若い男性社員が利用されていたとか
    …………一応清掃されているみたいですが、やはり女性の貴方にはお気になられますよね」

    「別に気にはならないけど、と言うかそんな事いってたら何処にも泊まれなくなるよ?」

    武内P「……そう言うものなのですか?」

    「そう言うものなの」


    武内P「……はぁ」

    「ふふふ」

    武内P(……何故か機嫌は良さそうだ、この調子で何ともなく1日が過ぎてくれればいいが)

    91 = 84 :




    「……家庭用品使用感があるね、これも前の人が?」

    武内P「?……いえ、その辺りは新品のはずですが」

    「…………ふーん、じゃあアーニャか」ボソッ

    武内P「……何かおっしゃいましたか?」


    「……別に、ただこの包丁……刃の部分に指紋がついてるね
    …アーニャは洗った後ちゃんと拭かなかったのかなって」

    武内P「……いえ、そこまでは」

    「………………ねぇ」

    武内P「!」ビクッ


    「……アーニャのご飯…美味しかった?」

    武内P「……え、ええとても味わい深かったです」

    「………………ふーん」

    武内P「???」


    92 = 84 :





    「……」グツグツ

    (……何やってんだろ私……アーニャに嫉妬してP困らせて
    ジャンケンで負けて後回しになったんだし恨みっこ無しなはずなのに、P……やっぱり気にしてるよね?そう言う人だし)

    (……後で謝らないと)ガチャ



    置き手紙「クレープやきました、たべてください♪」







    武内P「……」カタカタ…

    武内P(……何故だ…何処で間違えた、先程まで鼻歌を歌いながらご機嫌な様子だったのにキッチンにたった途端にあの様子だ
    ……また何か私が気にさわる事を)

    「…………ねぇ」

    武内P「!……は、はい」ビクッ

    「……アーニャがクレープ作ってくれたみたいだよ、良かったね」ドンッ

    武内P「あ、アナスタシアさんが?」

    「後一応朝御飯作ったから、別に無理して全部食べなくてもいいよ」

    武内P「……貴方は?」

    「…………忘れ物したからとってくる」ガチャ

    武内P「???」


    94 = 84 :





    加蓮「で、わざわざ呼び出したと」

    未央「……はぁ、ノロケならまだしもただの嫉妬話じゃん」

    「……ごめん」

    加蓮「まあ奈緒は抜きって時点でこんな事の気はしてたよ、と言うかP可哀想すぎない?最初から今に至るまで巻き込まれただけって言う」

    「……それは」

    加蓮「そもそもあのPが仕事無理矢理休みにされてただ振り回されてるだけだもん、もう大分滅入ってるんじゃない?」

    「…うっ」

    加蓮「……それも嫉妬…しかもP自体には何の否もないんだから普通に同情するよ」

    「」

    加蓮「……はぁ、凛はさ」

    未央「……はーいストーップ…これ以上言うとさすがに泣いちゃうから」

    「」

    加蓮「!……あ……あはは…凛?ごめん、ちょっと言い過ぎたみたい、だからさ…その」


    「……」

    「…だって」

    加蓮「?」

    未央「?」



    「……だって二番煎じなんて嫌、私がアイツの……Pの一番でいたいから」

    「……アーニャの素直さが羨ましい、私だってもっと……素直にPに甘えたいよ」ウルウル

    加蓮「」

    未央「」



    加蓮「……可愛い」ボソッ

    「え?」

    加蓮「!……何でもない、何でもないから!!あはは…」

    加蓮(ヤバッ!?なにこの可愛い生き物、これがギャップ萌?)

    未央(本田ぁ、なにやってるんだぁ!どうしてビデオカメラを持ってこなかったんだぁ!!)

    100 = 84 :




    未央「と言うか今同棲みたいなことしてるならもう吹っ切れちゃえば?」

    「吹っ切れる?」

    未央「そーそー、だって男の人と同棲してるんだよ?甘える位全然なんて事ないってー」

    「……そう言うものなのかな」

    未央「そう言うものだってー」

    「……ありがと、私やってみるよ」

    未央「うんうん、私はしぶりんを応援してるよー」

    「ふふ、やっぱり未央達に相談して良かった……私はそろそろ戻るから」

    未央「頑張ってねーしーぶりん♪」










    加蓮「と言うか今ので迫れば一発で落ちないかな?」

    未央「……いやー、あのPじゃん?ちょっと厳しいかな?わかんないけど


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