元スレ京太郎「日本一周?いえいえ岩手旅行ですよ!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 1 :
受付「――――のん」
京太郎「……あ、はい」
受付「お客様?以上でご説明終わりましたのん」
京太郎「あっ、あ!ありがとうございます……」
受付「分からないことがあったら連絡してほしいのん」パタン
京太郎「……あー、全然聞いてなかったわ……」
京太郎「色々ありすぎて疲れた、寝る……zzzz」バタッ
102 :
シロいい
103 = 1 :
寝てしまったシリーズの主人公、須賀京太郎に変わり
>>1が実際に観光した『花巻温泉郷』の説明をするよ
花巻温泉郷は、花巻市西部に位置する全ての温泉の総称だ
ちなみに今回の4つ温泉は『花巻南温泉峡』に分類されるよ
峡谷にあるから郷じゃなく峡と呼ばれるそうなんだ
終着←花巻駅のバスのルート(矢印の数は距離の長さ)
愛隣館←藤三旅館←←←←←大沢温泉←←←志戸平
※冬の藤三旅館~大沢温泉は、遊歩道少なく特に注意が必要
愛隣館は山奥で携帯会社によっては電波が悪い、Wi-Fiは有る
104 = 1 :
京太郎「…………ふぁ~あ!」ムクリ
京太郎「結構寝た……な」
京太郎「温泉はー……なんだこのルールは……」
京太郎「結構複雑だな、HP見てくれた方が分かり易いだろ」
京太郎「翌朝でいいかな、入り過ぎで疲れた感じするし……」
京太郎「夕飯食ってブラブラすっかね~」ガチャ
105 = 1 :
料亭 花の都(個人客向け)
京太郎「ゲームコーナーにカラオケBOX、それにクラブ……」
京太郎「デカい旅館にあると聞くけど、クラブは驚いたぞ」
京太郎「山奥だぞここ、びっくりぽんだわ」
スタッフ「お客様、お料理始めますかのん?」
京太郎「あ、御願いします!」
107 = 1 :
京太郎「あ~食ったわ~」
京太郎「季節の旬の食材を活かしたコース」
京太郎「大満足だったね」
京太郎「プラチナポークもメチャクチャ美味かったわ」
京太郎「……お?地下に人だかりが出来てる」テクテク
108 :
楽しみ
志度平 志だて良かったなあ。出るかな?
110 = 1 :
京太郎「これから、何か始まるんですか?」
スタッフ「毎日20時半からイベントやっておりますのん!」
スタッフ「今日は伝統舞踊の鹿踊りやりますのん」
京太郎「毎日ですか、凄いな……」
スタッフ「良かったら見てってくださいのん」
京太郎「はい、お!後ろの席空いてる、座って見るか!」
111 = 1 :
クソガキ共『しかー!6人の鹿だー!』パチパチパチ
鹿男「始まるのん!」
ドドンドドン チャカチャッカ ドドンドドン チャカチャッカ
京太郎「うぉっ、本格的だな!」
京太郎「太鼓たたきながらあらぶるってる!」
鹿男「のんのんの~~~~ん♪」
京太郎「動きが洗練されてるし、ツノ長くて衣装も面白い!」
112 = 1 :
ワアアアアアアアアアアアアアアアア
胡桃「もー、始まっちゃってるじゃんかー」テクテク
胡桃「シロったら『昨日見たから、ダルい』って」
胡桃「私はみんなに見せる為に録画しないとね」
胡桃「でも混んでる、立ち見かなぁ…………あれ?」
胡桃「あの後ろ姿、シロじゃん」
胡桃「いつの間に見に来たんだろ?それなら――」
113 = 1 :
ドドンドドン チャカチャッカ ドドンドドン チャカチャッカ
鹿男「のんのんの~~~~ん♪」
京太郎(響き渡る歌と太鼓、いいですなぁ……)
京太郎(慌しい1日だったけど、なんだかんだで楽しかったわ~)
胡桃「じゅーでん!充電!」ギュッ
京太郎「!?」
114 = 1 :
京太郎(なななっ、いきなり何だ!?)
京太郎(幼女が膝の上、いや!股間の上に乗ってきたぞ!?)
胡桃「もー!シロったら、イクなら一緒に行こうよ!」
京太郎(なっ、何が起こってるんだ!?)
胡桃「あ、私は録画してるからシロは動かないでね」
京太郎(ん?この声どっかで…………ふぉお!?)ビクッ
115 = 1 :
胡桃「うはー!昨日も見たけど凄いなー!」グリグリ
胡桃「トヨネやエイちゃんに見せたら大喜びしそうだー」グリグリ
京太郎(あああ!そこグリグリしちゃらめ!らめぇ!!)ムクムク
胡桃「るんるん~……んっ……!」ピクッ
胡桃「ちょっ、ちょっとシロ……悪戯は止め……んぅっ///」
京太郎「」
117 = 68 :
・・・ふぅ
118 = 1 :
胡桃「ちょ、んくっ……お、怒るよ……!」ハァ
京太郎「」
胡桃「そ、そこは好きな男の人しか……んんっ……」
胡桃「結婚する人だけしか……さ、触っちゃ……」ハァハァ
京太郎「っ!!」ガタッシュタタタタ
胡桃「痛っ!いきなり立たないでよ…………シロ?」クルリ
胡桃「あれ?いない、戻っちゃった?」キョロキョロ
119 = 1 :
京太郎「しっ、仕方ないだろ!」シコシコ
京太郎「1日散々刺激されて!限界だったんだ!」シコシコ
京太郎「初めてのtoloveるの連続なんて!くそっ!」シコシコ
京太郎「幼女のくせに色っぽい声出しやがって!!」シコシコ
京太郎「チクショーーッ!クソッ!クソッ!!」シコシコ
京太郎「うぅっ……うっ!あぁぁ……ふっぅ……」ビュッビュッビュー
京太郎「……幼女をオカズに……最低だ、俺って……」ズーン
120 = 1 :
胡桃「あ、いた、やっぱり部屋にいた!」ガチャ
白望「……おかえり」グデーン
胡桃「もう!いつも充電してるからって駄目だよ!」
白望「……んー?ナニが?」
胡桃「とぼけないでよ、悪戯は駄目!オーケイ?」
白望「オーケイ……ダルい……」グデーン
121 = 1 :
翌朝 愛隣館 森の湯
京太郎「今、俺は風呂に入っている」
京太郎「濁った心を浄化する為にこのシルクバス」
京太郎「白く濁った『美白の湯』に入浴している」
京太郎「癒される、癒されるよ……」
京太郎「内湯も大きいし屋内の景色も良いな」
122 = 1 :
京太郎「屋外にはオサレな陶器の風呂が2つと」
京太郎「ん?奥の風呂はなんだ?」チャポーン
京太郎「おお、立ち湯か!それも露天の!」
京太郎「水深は藤三旅館の立ち湯より深いかも……」
京太郎(藤三旅館の立ち湯……)
白望『ごめんね、京子ちゃん』ダキッ
京太郎「……最低だ、俺って……」ムクムク
123 = 1 :
愛隣館 川の湯
京太郎「ヒューッ!絶景!」
京太郎「川の湯は自然の景色が特に素晴しいな」
京太郎「内風呂でも半露天風呂みたいなもんだし、広い!」
京太郎「屋外は小さい露天風呂が1つと……お!」ペタペタ
京太郎「階段を降りたら、森の湯にもあった陶器風呂が2つ」
京太郎「それに岩の露天風呂もか!あ、橋が架かってる!
124 = 1 :
京太郎「朝食は~30種類のバイキング~♪」テクテク
白望「朝、ダルい……」テクテク
胡桃「駄目!朝しっかり食べないと大きくならないの!」テクテク
京太郎「ん?聞き覚えのある声が――!?」クルッ
胡桃「……ん?んんんんんんん!!!?」
白望「んあー?」ボー
125 = 1 :
京太郎「ああああ!温泉で会った!!」
胡桃「すっ、すすす!須賀さん!?なんで!!?」
白望「あ、京子ちゃん……オヒサ……」
胡桃「ここに泊まっていたとは…………京子ちゃん?」
京太郎「まだ引っ張りますか、それ」
白望「貴方は私の妹分だから」ナデナデ
126 = 1 :
胡桃「え?シロとも知り合いなの!?」
京太郎「ま、そうゆーこったな」
白望「可愛い妹、須賀京子ちゃん、ダルい」
胡桃「男でしょ、それに妹って、年上の大学生なんだよ」
京太郎・白望「……え?」
胡桃「…………え?」
127 = 1 :
白望「京子ちゃん、おかしい」
京太郎「そ、そうですね」
白望「そういえば胡桃にタメ口、めっ!だよ」
京太郎「いやだって、この子何年生でしたっけ?」
胡桃「……三年だけど」
京太郎「ほら、中三だって、俺は高一、おかしくない」
胡桃「」
128 = 68 :
やっちまいましたな〜
129 = 1 :
白望「あー……ダルい……」
白望「私、小瀬川白望、高校三年生」
白望「彼女、鹿倉胡桃、高校三年生」
京太郎「ぶっ!?」
京太郎「……………………」
京太郎「……」チラッ
胡桃「ふふふふふふ……」ゴゴゴゴゴゴ
130 = 1 :
白望と胡桃の宿泊部屋
京太郎「いや本当にすいませんごめんなさい」
京太郎「許してくださいもうふざけたこと言いません」
京太郎「勘弁してください本当にすみませんでした」
胡桃「あぁん?」ギロッ
京太郎「数々の無礼、なんとお詫びすれば……」
白望「こんな綺麗な土下座見たことない」
131 = 1 :
白望「もう許してあげたら?なんかダルいし」
胡桃「絶対に、 い や だ !」
白望「勘違いは誰にでもある、ねぇ、京子ちゃん?」
京太郎「いや……そう言いましても……」
白望「1回くらいなら…………あ、2回か」
胡桃(……2回?混浴のことはシロに話してないけど)
132 = 1 :
白望「昨日の夜、胡桃に悪戯したの京子ちゃんでしょ?」
胡桃「!?」
白望「私のせいにされた、ダルかった」
京太郎「え?俺なんかしまし――」
胡桃「あっ、あれも貴様だったのかぁ!!」ドドドドドド
京太郎「ひぃぃいいいぃいいい!!」
133 = 1 :
花巻駅前
京太郎「小瀬川先輩、鹿倉大先輩様」
京太郎「色々と……すみませんでした……」ペコー
白望「私は全然気にしてない、お姉ちゃんだから」
胡桃「けっ!」プイッ
京太郎「…………」
134 = 1 :
京太郎「じゃ、じゃあこれで失礼――」
白望「待った」ガシッ
京太郎「ぐえっ!……な、何ですか?」
白望「京子ちゃん、何処行くの?」
京太郎「も、盛岡に行く予定ですが……」
135 = 1 :
胡桃「ならとっとと行けよ」
白望「私たちの観光に付き合って」
胡桃「そうそう…………うん!?」
白望「私たち今日は花巻の観光する予定、ダルいけど」
胡桃「シ、シロっ……!」
京太郎(俺も賢治関係の見てから行きたかったけど……)
136 :
これってエイスリンとは別の世界線?
137 = 1 :
京太郎「いや、俺いると迷惑だと思うし――」
白望「私と混浴したのに?恩返しするべき」
胡桃「はっ、はぁ!?アンタ、シロとも入ってたの!?」
京太郎「ぐ、偶然、ですよ?偶然」
白望「……『も』?なるほど、胡桃も中々やる」
胡桃「じっ、事故よ!不幸な事故だったのー!!」ムキー
138 = 71 :
岩手行きたくなる
139 = 1 :
>>136
同じでーす
140 = 1 :
マルカン百貨店
白望「――――で、着いた」
京太郎「……小瀬川先輩?」
白望「余所余所しく苗字で呼ばなくていい」
白望「シロお姉ちゃん、シロねぇ、シロみんのどれでも」
京太郎「白望先輩で」
白望「あー、ダルい」
142 = 106 :
シロみんに俺の白身を
143 :
>>141
微妙に多いよ!?
144 = 1 :
京太郎「観光って……ここ、デパートじゃないですか!!」
胡桃「うるさいそこ!ったく、はいシロペディア」ツン
白望「マルカン百貨店、通称『マルカンデパート』」
白望「花巻老舗の小型百貨店で、60周年を迎えるらしい」
白望「洋服や化粧品に、雑貨、日用品も扱っている」
白望「…………もういい?ダルい」
京太郎(観光じゃなく買い物に来たんじゃねぇのか?)
145 = 1 :
京太郎(……客、そんなに多くないな)キョロキョロ
京太郎(皆無ってわけでもないけど……)
胡桃「まぁ、地方のデパートってそんなもんだよ」
京太郎「そんなもんスかねぇ…………か、鹿倉先輩!?」
胡桃「顔に出てた、いちいちうるさい」
白望「ジャスコやヨーカドーのが集まる、田舎の常識」
146 = 1 :
京太郎(でも、こういう雰囲気のデパートも良いよな)
京太郎「あれ?エスカレーター5階で終わりましたよね?」
京太郎「6階に食堂があるって書いてませんでした?」
胡桃「ああ、6階には階段かエレベーターでないと駄目みたいね」
京太郎(なんでだ?意味分からん)
白望「階段ダルい、エレベーター」テクテク
147 = 1 :
マルカン百貨店 6F 大食堂
ざわっ・・・! ざわっ・・・! ざわっ・・・!
胡桃「……凄いね、これ」
京太郎「……凄いですね、本当に」
白望「人がゴミのようだ、ダルい」
京太郎(なにこれ、おかしくない?)
京太郎(11時ちょい過ぎだけど満席近いぞ!?)
148 = 1 :
京太郎「あはは、これ収益の殆どが食堂だったりして……」
胡桃「まっ、まっさか~!いくら人の割合が違い過ぎるからって」
白望「あながち間違いでもない」
京太郎・胡桃「マジで!?」
白望「全国ネットのテレビ番組で何度か取り上げられてた」
白望「百貨店の売上の殆どが花巻市内を一望できるこの食堂」
白望「大食堂はいつも混雑、ちなみに名物はソフトクリーム」
149 = 1 :
白望「と、いうことで京子ちゃん」
京太郎「……何でしょう?」
白望「席確保、ゴー」
京太郎「分かりましたよ!分かりましたよ、もう!」ダダダ
胡桃「え、ちょっ!そこまでしなくても……」
白望「どうかした?胡桃」
胡桃「い、いや、なんでも……」
150 = 1 :
京太郎「うはー!超デケェ!このソフトクリーム!!」
京太郎「いやー、これを作る人も凄いわ!」パクパク
胡桃「うるさいなー」ズソー
白望「ナポリカツ、美味」モグモグ
京太郎「マルカンラーメンは美味しいですか?」
胡桃「まぁ、普通に美味しいけど」ズソー
みんなの評価 : ★
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