私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「とにかく愛でてみたい、そう思ったんだ」
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透華「ごめん…ひっぐ……なさ…」
私の頭を優しく撫でて、私を慰めようとしてくれる。
でも、その手は暖かいはずなのに、どこか冷めていて。
機械的なものを感じてしまった。
なのに……なのになのになのに!!!!
それですらも私は愛おしい! 愛された気になってしまう!!!
頭は違うと理解しても!!! 心が理解してくれない!!
これが…愛なんだと…無理やり…想おうと……。
京太郎「大丈夫です。大丈夫ですよ。俺は大丈夫です。大丈夫ですから。泣かないでください。透華さんには笑顔が似合っています。透華さんの笑顔が俺は好きです」
機械的。どこまでも機械的な反応。
大丈夫、大丈夫とただ繰り返すだけ。
でも。それでも………私は京太郎さんの言葉に反応して、無理やり作った笑顔を向けた。
笑顔なんて作れる心境じゃない筈なのに。京太郎さんの言葉が胸に届いた瞬間。
自分でもわかるほどに、ぎこちない笑顔を作った。
心の底まで魅了されている。
この須賀京太郎という男性に。
もう、這い上がれない。底の無い沼にはまっていく。
心地よくて、暖かくて、冷たくて、気持ちいい。
そんな沼に。抜け出さなくてはいけないなんて気持ちには1ミリもなれない。
貪るように唇を奪う。
もっと気持ちよくしてあげたいという欲求がこみあげてきて、動きを早くする。
いや違う。私が気持ちよくなりたいだけ。
京太郎さんをもっと感じて、私をもっと感じさせたい。
すべてを得たい。この京太郎さんを。
誰にも渡したくない。ダメ。もうダメ。ダメダメダメダメダメダメダメ―――
京太郎「透華さん。泣かないでください。そんな笑顔じゃ嫌です。もっと…いつもの透華さんの笑顔が見たいです。俺、透華さんのこと、好きですから」
頭の中がグチャグチャになる。
ほんの数センチだけ繋がっていたであろう理性の糸が、完璧に焼切れた。
心臓が跳ねた。好き。好き好き。好き好き好き好き。
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキ――――――――――――――――――――――――――――
私は愛に狂った。
透華編、完。
私の頭を優しく撫でて、私を慰めようとしてくれる。
でも、その手は暖かいはずなのに、どこか冷めていて。
機械的なものを感じてしまった。
なのに……なのになのになのに!!!!
それですらも私は愛おしい! 愛された気になってしまう!!!
頭は違うと理解しても!!! 心が理解してくれない!!
これが…愛なんだと…無理やり…想おうと……。
京太郎「大丈夫です。大丈夫ですよ。俺は大丈夫です。大丈夫ですから。泣かないでください。透華さんには笑顔が似合っています。透華さんの笑顔が俺は好きです」
機械的。どこまでも機械的な反応。
大丈夫、大丈夫とただ繰り返すだけ。
でも。それでも………私は京太郎さんの言葉に反応して、無理やり作った笑顔を向けた。
笑顔なんて作れる心境じゃない筈なのに。京太郎さんの言葉が胸に届いた瞬間。
自分でもわかるほどに、ぎこちない笑顔を作った。
心の底まで魅了されている。
この須賀京太郎という男性に。
もう、這い上がれない。底の無い沼にはまっていく。
心地よくて、暖かくて、冷たくて、気持ちいい。
そんな沼に。抜け出さなくてはいけないなんて気持ちには1ミリもなれない。
貪るように唇を奪う。
もっと気持ちよくしてあげたいという欲求がこみあげてきて、動きを早くする。
いや違う。私が気持ちよくなりたいだけ。
京太郎さんをもっと感じて、私をもっと感じさせたい。
すべてを得たい。この京太郎さんを。
誰にも渡したくない。ダメ。もうダメ。ダメダメダメダメダメダメダメ―――
京太郎「透華さん。泣かないでください。そんな笑顔じゃ嫌です。もっと…いつもの透華さんの笑顔が見たいです。俺、透華さんのこと、好きですから」
頭の中がグチャグチャになる。
ほんの数センチだけ繋がっていたであろう理性の糸が、完璧に焼切れた。
心臓が跳ねた。好き。好き好き。好き好き好き好き。
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキ――――――――――――――――――――――――――――
私は愛に狂った。
透華編、完。
乙です
とうかかわいいよとうかかわいいよとうか(ぐるぐる白目)
とうかかわいいよとうかかわいいよとうか(ぐるぐる白目)
こうしてまた悲しみを背負ってしまった京太郎がまた1人
ドロドロしたもんぶちは大好物なのでまだ他にもキャラいるので期待
ドロドロしたもんぶちは大好物なのでまだ他にもキャラいるので期待
智紀「気持ちいい?」
京太郎「はい。柔らかいです」
智紀「よかった」
京太郎「チュッ……んっ…」
智紀「おっぱいでないのに……吸ってる……おいしい?」
京太郎「んちゅぅ……はい…暖かいです…」
智紀「私も気持ちいい」
京太郎「よかったです」
智紀「こっち向いて」
チュゥル……チュッ…チュッ…
智紀「んはぁ……もっと京太郎のこと感じたい…」
京太郎「チュッ…ん…俺はいつでも傍にいますよ」
智紀「朝まで……このまま……」
京太郎「はい。ずっとここに」
チュッ……チュゥ……ピチャ……
…………………
…………
卑怯者。なんてわかってる。
それでも、京太郎がいるならなんでもいい。
私の思考はそこまで壊れてしまっている。
京太郎が来て数か月。わずかそれだけで。
龍門渕の関係は崩れ去っていた。
京太郎「はい。柔らかいです」
智紀「よかった」
京太郎「チュッ……んっ…」
智紀「おっぱいでないのに……吸ってる……おいしい?」
京太郎「んちゅぅ……はい…暖かいです…」
智紀「私も気持ちいい」
京太郎「よかったです」
智紀「こっち向いて」
チュゥル……チュッ…チュッ…
智紀「んはぁ……もっと京太郎のこと感じたい…」
京太郎「チュッ…ん…俺はいつでも傍にいますよ」
智紀「朝まで……このまま……」
京太郎「はい。ずっとここに」
チュッ……チュゥ……ピチャ……
…………………
…………
卑怯者。なんてわかってる。
それでも、京太郎がいるならなんでもいい。
私の思考はそこまで壊れてしまっている。
京太郎が来て数か月。わずかそれだけで。
龍門渕の関係は崩れ去っていた。
抗おうとはした。
清澄のことは聞いていたから。
でも無理だった。
この京太郎はするりと。
驚くくらいにあっというまに。
私の心の深くにまで到達してしまった。
最初はただの男の子という印象しかなかった。
これが原因で清澄が? とも思いはした。
でも今ならわかる。
いや、それが分かった時にはもう遅い。
これは最悪の猛毒だった。いつ服毒したかも分からず、気付いた時には引き返せない。
何度もその毒を求めてしまう。
毒はいつか快楽となり、精神を蝕む。
それ無しでは生きていけなくなるくらいに。
もう誰も引き戻せない。
誰も。私も。おそらく清澄も。
引き戻したいとも思わない。今のこの幸福を捨てるのは絶対に無い。
今日も私は京太郎を貪るように愛する。
私のことを受け入れてくれる京太郎を、いつまでも。
純「最近、調子に乗ってねぇか、智紀」
智紀「………」
純「京太郎はお前だから受け入れてくれてんじゃねぇ。私だろうと透華だろうと、あいつは誰だって受け入れるんだ」
智紀「………」
純「おいっ!」
純を無視して行こうとすると、突き飛ばされて壁際に押しやられた。
清澄のことは聞いていたから。
でも無理だった。
この京太郎はするりと。
驚くくらいにあっというまに。
私の心の深くにまで到達してしまった。
最初はただの男の子という印象しかなかった。
これが原因で清澄が? とも思いはした。
でも今ならわかる。
いや、それが分かった時にはもう遅い。
これは最悪の猛毒だった。いつ服毒したかも分からず、気付いた時には引き返せない。
何度もその毒を求めてしまう。
毒はいつか快楽となり、精神を蝕む。
それ無しでは生きていけなくなるくらいに。
もう誰も引き戻せない。
誰も。私も。おそらく清澄も。
引き戻したいとも思わない。今のこの幸福を捨てるのは絶対に無い。
今日も私は京太郎を貪るように愛する。
私のことを受け入れてくれる京太郎を、いつまでも。
純「最近、調子に乗ってねぇか、智紀」
智紀「………」
純「京太郎はお前だから受け入れてくれてんじゃねぇ。私だろうと透華だろうと、あいつは誰だって受け入れるんだ」
智紀「………」
純「おいっ!」
純を無視して行こうとすると、突き飛ばされて壁際に押しやられた。
純「………何考えてるか知らねーけど、あんまり」
智紀「京太郎を譲る気は無い」
純「…っ!」
智紀「別に純がどうするかに興味無い。私は私の思うまま、京太郎に愛される…それだけだから」
純「智紀……!」ギリッ
睨み付けてくる純を避ける。
苛立たしげにしている純だったが、これ以上追及する気は無いようだった。
と、次は一が目の前に立っていた。
一「………」
智紀「………」
何も言わず、私を見ている。
その瞳は、濁っている。何を見ているのかわからない、そんな印象を受けさせる瞳。
私を見ている。だけど私を認識していない。
そんな風に思った。
一「……さない」ブツブツ
智紀「………」
一「………ない……」ブツブツ
智紀「………」
智紀「京太郎を譲る気は無い」
純「…っ!」
智紀「別に純がどうするかに興味無い。私は私の思うまま、京太郎に愛される…それだけだから」
純「智紀……!」ギリッ
睨み付けてくる純を避ける。
苛立たしげにしている純だったが、これ以上追及する気は無いようだった。
と、次は一が目の前に立っていた。
一「………」
智紀「………」
何も言わず、私を見ている。
その瞳は、濁っている。何を見ているのかわからない、そんな印象を受けさせる瞳。
私を見ている。だけど私を認識していない。
そんな風に思った。
一「……さない」ブツブツ
智紀「………」
一「………ない……」ブツブツ
智紀「………」
ボクの京太郎は渡さない。
そう言っている。
京太郎がだれかと話していると、こうしてずっと呟いている。
自分に勇気が無いのを、他人のせいにしている。
京太郎に愛されない自分を、他人のせいにしている。
唇から血が出ている。それでも気にしない。
目の下のくま。ボロボロになった爪。ひっかき傷のある腕。
そんなことも気にせず、一は京太郎を想い、近づく者をただ憎む。
見ていられなくなり、視線を逸らす。
どうして。
そんな言葉はもう忘れた。
今はただ……
どうやって。
衣「んっ! えへへ……きょーたろーは本当に撫でるのが上手いな!」
京太郎「ありがとうございます。………撫でるのは、慣れていますから」
どうやって。出し抜こう。
それだけだった。
京太郎「智紀さん? どうかしましたか?」
智紀「…あ。…なんでもない」
可愛い京太郎。私のことを優しく包んでくれる京太郎。
私に甘えてくれる京太郎。私に愛を注いでくれる京太郎。
何度も。数えきれないほど愛し愛され。
愛なんて存在しないことを知りながら。それでも。
そう言っている。
京太郎がだれかと話していると、こうしてずっと呟いている。
自分に勇気が無いのを、他人のせいにしている。
京太郎に愛されない自分を、他人のせいにしている。
唇から血が出ている。それでも気にしない。
目の下のくま。ボロボロになった爪。ひっかき傷のある腕。
そんなことも気にせず、一は京太郎を想い、近づく者をただ憎む。
見ていられなくなり、視線を逸らす。
どうして。
そんな言葉はもう忘れた。
今はただ……
どうやって。
衣「んっ! えへへ……きょーたろーは本当に撫でるのが上手いな!」
京太郎「ありがとうございます。………撫でるのは、慣れていますから」
どうやって。出し抜こう。
それだけだった。
京太郎「智紀さん? どうかしましたか?」
智紀「…あ。…なんでもない」
可愛い京太郎。私のことを優しく包んでくれる京太郎。
私に甘えてくれる京太郎。私に愛を注いでくれる京太郎。
何度も。数えきれないほど愛し愛され。
愛なんて存在しないことを知りながら。それでも。
京太郎「ん………そうですか。それでは、おやすみなさい」
智紀「うん……」
皆がおかしくなるのを見ていながら。
自分がおかしくなるのを感じながら。
何度も何度も。
京太郎を感じ続けたい。
智紀「………」
京太郎「…………う……ああ……俺は…こんなの……望んで………やめて……」ビクッ
智紀「………」ナデ
京太郎「みんなおかしいよ………こんなこと間違って………」
智紀「………………」ナデナデ
京太郎「嫌だ………嫌だ……あ……あぁ……」
智紀「……………………」ナデナデナデナデ
京太郎「あぁぁぁああぁあああぁぁぁぁあぁぁぁぁ―――」
智紀「……………………………」ナデナデ……
京太郎「う……ひっく…………」
智紀「……………」ズキッ
智紀「うん……」
皆がおかしくなるのを見ていながら。
自分がおかしくなるのを感じながら。
何度も何度も。
京太郎を感じ続けたい。
智紀「………」
京太郎「…………う……ああ……俺は…こんなの……望んで………やめて……」ビクッ
智紀「………」ナデ
京太郎「みんなおかしいよ………こんなこと間違って………」
智紀「………………」ナデナデ
京太郎「嫌だ………嫌だ……あ……あぁ……」
智紀「……………………」ナデナデナデナデ
京太郎「あぁぁぁああぁあああぁぁぁぁあぁぁぁぁ―――」
智紀「……………………………」ナデナデ……
京太郎「う……ひっく…………」
智紀「……………」ズキッ
間違ってる。
こんなの絶対間違ってる。
おかしい。
おかしいおかしいおかしいおかしい。
おかしくなんて無い。京太郎のことを愛することは仕方がないこと。
でもおかしい。間違ってる。あってはならない。こんなこと。
京太郎の心なんてどこにもない。間違ってる。
なんで。
京太郎はこんなことになって……。
みんなおかしい。私たちも。清澄も。だれもかれも。
京太郎がこんなに傷ついてるのに。
誰も彼を見ようとしない。本当の彼を。
なんで。
こんなことに。
なったんだろうね。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
愛してる。
智紀編、完。
こんなの絶対間違ってる。
おかしい。
おかしいおかしいおかしいおかしい。
おかしくなんて無い。京太郎のことを愛することは仕方がないこと。
でもおかしい。間違ってる。あってはならない。こんなこと。
京太郎の心なんてどこにもない。間違ってる。
なんで。
京太郎はこんなことになって……。
みんなおかしい。私たちも。清澄も。だれもかれも。
京太郎がこんなに傷ついてるのに。
誰も彼を見ようとしない。本当の彼を。
なんで。
こんなことに。
なったんだろうね。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
京太郎。
愛してる。
智紀編、完。
>>1より
シュタインズ・ゲート・ゼロ
をやっていたら、こんな時間になってました。
相変わらず引き込まれる内容で面白いですね(ステマ)
こっちも相変わらずこんな内容です。
狂気って良いですよね。
こちらも続けますが、近いうちに別に傀太郎スレでも立てるかもしれませんので、気が付いたらそちらもよろしくお願いします。
シュタインズ・ゲート・ゼロ
をやっていたら、こんな時間になってました。
相変わらず引き込まれる内容で面白いですね(ステマ)
こっちも相変わらずこんな内容です。
狂気って良いですよね。
こちらも続けますが、近いうちに別に傀太郎スレでも立てるかもしれませんので、気が付いたらそちらもよろしくお願いします。
順調に狂ってるな
どういう結末に行きつくのか清澄はどうなったのか楽しみ
どういう結末に行きつくのか清澄はどうなったのか楽しみ
私もスレタイに関して思うことはありますが、もう舵取りはこうなったので諦めました
可愛い女の子は他の人が書いてくれますでしょう……私にはおかしくなった女の子しか書けないようです
ワンチャン建て直しまで
可愛い女の子は他の人が書いてくれますでしょう……私にはおかしくなった女の子しか書けないようです
ワンチャン建て直しまで
イチャイチャ物よりこういう系のSSの方が貴重だから続けてほしいな
最近、皆がおかしい。
少し前にこちらに来た京太郎ばかり構っている。
何をするにも優先しているような気がする。
好意のようなものを向けているような気もする。
ありえない話だとは思うけど、そうなったら全力で止めないといけない。
清澄の二の舞になる訳にはいかないから。
だからボクがなるべく傍にいるようにしている。
元々透華にもそういう風に言われていたし、絶対に邪魔しないといけない。
絶対に。
京太郎「おはようございます、ハジメさん」
一「うん、おはよう」
京太郎「毎朝ありがとうございます。今起きますので、良いですか?」
一「うん、今退くね」
京太郎の上から退くと、苦笑いをしながら京太郎が起き上がる。
どうしたんだろ? 寝覚めが良くなかったのかな?
嫌な夢でも見たのだろうか。
うん、今度は一緒に寝てあげよう。
やっぱり京太郎も不安なのだろう。
清澄でいろいろあって、知り合いのいない場所に縛り付けられてるものだから気を張っているんだ。
そうに違いない。
京太郎「どうしました? 俺をじっと見て」
一「え? ううん、なんでも」
少し前にこちらに来た京太郎ばかり構っている。
何をするにも優先しているような気がする。
好意のようなものを向けているような気もする。
ありえない話だとは思うけど、そうなったら全力で止めないといけない。
清澄の二の舞になる訳にはいかないから。
だからボクがなるべく傍にいるようにしている。
元々透華にもそういう風に言われていたし、絶対に邪魔しないといけない。
絶対に。
京太郎「おはようございます、ハジメさん」
一「うん、おはよう」
京太郎「毎朝ありがとうございます。今起きますので、良いですか?」
一「うん、今退くね」
京太郎の上から退くと、苦笑いをしながら京太郎が起き上がる。
どうしたんだろ? 寝覚めが良くなかったのかな?
嫌な夢でも見たのだろうか。
うん、今度は一緒に寝てあげよう。
やっぱり京太郎も不安なのだろう。
清澄でいろいろあって、知り合いのいない場所に縛り付けられてるものだから気を張っているんだ。
そうに違いない。
京太郎「どうしました? 俺をじっと見て」
一「え? ううん、なんでも」
そんなに見てたかな。
気を付けないと。
そんなことより今日は休み、毎週休みの日は京太郎を外に連れ出している。
早く良くなってほしいと思って始めたことだったけど、いつの間にかボクの方が楽しんでいるような気がする。
まぁ一緒に楽しむ分には悪いことじゃないよね?
京太郎「今日もどこかに行きますか?」
一「うん。どこか行きたいところでもある?」
京太郎「いえ、俺は別に行きたいところは特にありません。いつもすいません」
一「謝らなくても良いよ。そうだね、じゃあ」
その時、部屋の扉がいきなり開けられた。
純くんが入ってきた。
なんで。
純「よー起きてるか京太郎?」
一「おはよう純くん。何か用事?」
純「お前じゃなくて京太郎に用事なんだけど」
一「………」
京太郎「はい。どうかしましたか?」
純「今日休みだし、どっか遊びにいかねーかと」
それはボクの役目。
何かってなことしてるのかな純くん。
ボクがやるっていっつも言ってるのに。
とうとう無理やり部屋にやってきた。
断るよね京太郎。だって今日はボクとでかけ
気を付けないと。
そんなことより今日は休み、毎週休みの日は京太郎を外に連れ出している。
早く良くなってほしいと思って始めたことだったけど、いつの間にかボクの方が楽しんでいるような気がする。
まぁ一緒に楽しむ分には悪いことじゃないよね?
京太郎「今日もどこかに行きますか?」
一「うん。どこか行きたいところでもある?」
京太郎「いえ、俺は別に行きたいところは特にありません。いつもすいません」
一「謝らなくても良いよ。そうだね、じゃあ」
その時、部屋の扉がいきなり開けられた。
純くんが入ってきた。
なんで。
純「よー起きてるか京太郎?」
一「おはよう純くん。何か用事?」
純「お前じゃなくて京太郎に用事なんだけど」
一「………」
京太郎「はい。どうかしましたか?」
純「今日休みだし、どっか遊びにいかねーかと」
それはボクの役目。
何かってなことしてるのかな純くん。
ボクがやるっていっつも言ってるのに。
とうとう無理やり部屋にやってきた。
断るよね京太郎。だって今日はボクとでかけ
京太郎「はい。大丈夫ですよ。いつもハジメさんについてもらうのも、申し訳ないですし」
一「………は?」
純「おう! んじゃあ待ってるぜ!」
なんで。どうして。申し訳ないってなに。
意味わからない。
純「………へっ」ニヤッ
バタン
一「……!!!!」
なに、勝ち誇った顔してるのかな。
ボクはみんなの為に進んでこんなことしてるのに。
そんなことも分からないでバカみたいに京太郎に言い寄って。
透華ももっと賢いと思ってたんだ。
なのに……。
京太郎「あの…どうか、しました?」
一「……なにが」
京太郎「…こ、怖い顔、して」
一「あ……」
なにしてるんだボク。
落ち着け。京太郎を怖がらせちゃダメだ。
深呼吸をしよう……。
一「………は?」
純「おう! んじゃあ待ってるぜ!」
なんで。どうして。申し訳ないってなに。
意味わからない。
純「………へっ」ニヤッ
バタン
一「……!!!!」
なに、勝ち誇った顔してるのかな。
ボクはみんなの為に進んでこんなことしてるのに。
そんなことも分からないでバカみたいに京太郎に言い寄って。
透華ももっと賢いと思ってたんだ。
なのに……。
京太郎「あの…どうか、しました?」
一「……なにが」
京太郎「…こ、怖い顔、して」
一「あ……」
なにしてるんだボク。
落ち着け。京太郎を怖がらせちゃダメだ。
深呼吸をしよう……。
一「すぅ……はぁ……ん、いや、ごめん大丈夫だよ。でもボクが一緒に行くって言ったよね?」
京太郎「いえ……いつも俺に無理してついてきてくれるのが申し訳ないと……ハジメさんだってやりたいこともあるだろうに…」
一「え?」
そっか。ボクの為にそんなことしてくれたんだ。
良かった。ボクの為なんだ。本当京太郎って優しい。
ボクのことなんて気にしなくていいのに。
でも嬉しい。京太郎に気遣ってもらえるなんて。
一「……ありがとう、京太郎。でもボクは好きで京太郎と一緒にいるんだから、気にしないで良いよ?」
京太郎「そうなんですか? それなら良いんですけど…」
一「だからもう勝手なことしないでね。ほかの人に何か言われても、絶対に受けちゃダメだよ?」
京太郎「っ…はい。ごめんなさい」
せっかく京太郎がボクを気遣ってしてくれたことなんだし、今日は一人でゆっくりしよう。
うん、そうしよう。
一日くらい純くんに渡しても、大丈夫。
うん。大丈夫だよ。
京太郎「あの……」
一「じゃあ準備しないとね! ほら、行くよ?」
京太郎「いえ……いつも俺に無理してついてきてくれるのが申し訳ないと……ハジメさんだってやりたいこともあるだろうに…」
一「え?」
そっか。ボクの為にそんなことしてくれたんだ。
良かった。ボクの為なんだ。本当京太郎って優しい。
ボクのことなんて気にしなくていいのに。
でも嬉しい。京太郎に気遣ってもらえるなんて。
一「……ありがとう、京太郎。でもボクは好きで京太郎と一緒にいるんだから、気にしないで良いよ?」
京太郎「そうなんですか? それなら良いんですけど…」
一「だからもう勝手なことしないでね。ほかの人に何か言われても、絶対に受けちゃダメだよ?」
京太郎「っ…はい。ごめんなさい」
せっかく京太郎がボクを気遣ってしてくれたことなんだし、今日は一人でゆっくりしよう。
うん、そうしよう。
一日くらい純くんに渡しても、大丈夫。
うん。大丈夫だよ。
京太郎「あの……」
一「じゃあ準備しないとね! ほら、行くよ?」
ボクは京太郎と純くんを見送って、部屋に戻る。
久しぶりに一人だ。
ゆっくりしよう。何しよう?
………京太郎が来るまで、ボクって何してたっけ。
ああ、そうだ。手品の練習をしていた気がする。
最近はやってなかった。うん、やろう。
……………………。
……京太郎、今なにしてるかな。
いつも一緒にいたのに、いないとなんか、不自然だ。
ツマラナイ。
外に出よう。一人で部屋にいても京太郎のことしか考えられない。
カチ ピッ
京太郎「………で」
純「………ははっ」
うん。京太郎楽しそうだな。
最初に出会った時よりも、ずっと元気になった。
うん。良いね。良いよ。ボクのおかげで元気になった京太郎を見るのはすごくいいね。
隣にいるのが、何の苦労もしてない純くんなのが気に食わないけど。
良いよ。今日くらいは許してあげる。
カシャッ
家に帰ってきた京太郎を出迎える。
一「おかえり京太郎、純くん」
純「おーただいま」
京太郎「ただいまです」
一「楽しかった?」
純「楽しかったよな京太郎」
京太郎「はい。久しぶりにボーリングに行きました」
一「へぇ、そうなんだ。良かったね」
久しぶりに一人だ。
ゆっくりしよう。何しよう?
………京太郎が来るまで、ボクって何してたっけ。
ああ、そうだ。手品の練習をしていた気がする。
最近はやってなかった。うん、やろう。
……………………。
……京太郎、今なにしてるかな。
いつも一緒にいたのに、いないとなんか、不自然だ。
ツマラナイ。
外に出よう。一人で部屋にいても京太郎のことしか考えられない。
カチ ピッ
京太郎「………で」
純「………ははっ」
うん。京太郎楽しそうだな。
最初に出会った時よりも、ずっと元気になった。
うん。良いね。良いよ。ボクのおかげで元気になった京太郎を見るのはすごくいいね。
隣にいるのが、何の苦労もしてない純くんなのが気に食わないけど。
良いよ。今日くらいは許してあげる。
カシャッ
家に帰ってきた京太郎を出迎える。
一「おかえり京太郎、純くん」
純「おーただいま」
京太郎「ただいまです」
一「楽しかった?」
純「楽しかったよな京太郎」
京太郎「はい。久しぶりにボーリングに行きました」
一「へぇ、そうなんだ。良かったね」
三連続ストライク、かっこよかったよ。
京太郎って、運動も得意だったもんね。
そうだよね、ボクと遊びに行くときはあまり動いたりしてなかったから、たまにはそういう遊びもしたかったよね。
ごめんね。
楽しそうに話す二人。
ボクは部屋に戻り、今日も京太郎の調査報告書を書いている。
透華に頼まれた仕事だ。200枚もの写真が貼られた本。
今日の京太郎の精神状態や何をしたか、事細かに書いていく。
書き終えて、京太郎の部屋に行った。
チュッ………ンッ……
一「……………」ガリッ
チュウ……京太郎……
一「…………」ガリッガリッ
ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ
ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ
ガリッ………ツー……
一「痛いなぁ……アハハ…痛い……痛いよ…京太郎……痛いよぉ……」
二人の情事が終わるのを待って、部屋をノックする。
あわてるような音と、少ししてから透華が出てきた。
透華「あ、あら…一でしたの…どうか、したのかしら?」
一「透華? ごめん、何かしてた?」
透華「い、いえ! おやすみなさい!」
部屋から出ていく透華。
中に入ると、少しだけ息を荒げた京太郎がいた。
……………アハハ。こんな状況を残して何もないなんて、冗談だよね透華。
京太郎って、運動も得意だったもんね。
そうだよね、ボクと遊びに行くときはあまり動いたりしてなかったから、たまにはそういう遊びもしたかったよね。
ごめんね。
楽しそうに話す二人。
ボクは部屋に戻り、今日も京太郎の調査報告書を書いている。
透華に頼まれた仕事だ。200枚もの写真が貼られた本。
今日の京太郎の精神状態や何をしたか、事細かに書いていく。
書き終えて、京太郎の部屋に行った。
チュッ………ンッ……
一「……………」ガリッ
チュウ……京太郎……
一「…………」ガリッガリッ
ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ
ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ ガリッ
ガリッ………ツー……
一「痛いなぁ……アハハ…痛い……痛いよ…京太郎……痛いよぉ……」
二人の情事が終わるのを待って、部屋をノックする。
あわてるような音と、少ししてから透華が出てきた。
透華「あ、あら…一でしたの…どうか、したのかしら?」
一「透華? ごめん、何かしてた?」
透華「い、いえ! おやすみなさい!」
部屋から出ていく透華。
中に入ると、少しだけ息を荒げた京太郎がいた。
……………アハハ。こんな状況を残して何もないなんて、冗談だよね透華。
京太郎「こ、こんばんは…」
一「こんばんは。邪魔しちゃったかな?」
京太郎「いえ、そんなことは。どうかしましたか?」
一「……京太郎。最近京太郎、ちゃんと寝れてないんじゃないかな?」
京太郎「え?」
一「だから、一緒に寝てあげるよ。さみしいんだよね? 大丈夫、ボクが一緒にいてあげるから」
京太郎「………い、いえ、俺は…」
なんでそんな顔をしているの。
一「………透華はよくて、ボクはダメなんだ…?」
ガリッ!
京太郎「!! いえ、そんなことはありません! は、ハジメさん、腕から血が…」ソッ
一「何言ってるの? よくわからない。京太郎、疲れてるんだよ。寝よ?」
京太郎「………はい…俺は大丈夫です……俺はハジメさんのそばにずっといます…」
一「ボクも、京太郎のそばにずっといるよ……」
京太郎がボクの頭を撫でてくれる。何度も何度も。
愛しいものを触るように、ボクを優しく抱きしめて。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎今日は京太郎が京太郎京太郎京太郎京太郎京太
郎ボクと遊んでくれた京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太
郎京太郎京太郎京太郎京太郎透華に頼まれ京太郎京太郎京太郎京太郎京太京太郎
京太郎京太郎調査報告書京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎何度書いても尽
きることはない京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太
京太郎嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘全部ウソ!!!!!!ボクは京太郎のストー
カーになっている!!!!!ボクは京太郎のことを常に監視して盗聴してGPS
で行動を把握してなくちゃ気がすまない!!!調査報告書なんて全部デタラメ!
!!!!ただ京太郎のすべてを知りたいだけなんだ!!!!!!そんなこと透華
に頼まれてなんていない!!!!全部ボクの妄想なんだ!!!アハハハハハ!!
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
(それ以降、京太郎とだけ延々羅列している)
一編、完。
一「こんばんは。邪魔しちゃったかな?」
京太郎「いえ、そんなことは。どうかしましたか?」
一「……京太郎。最近京太郎、ちゃんと寝れてないんじゃないかな?」
京太郎「え?」
一「だから、一緒に寝てあげるよ。さみしいんだよね? 大丈夫、ボクが一緒にいてあげるから」
京太郎「………い、いえ、俺は…」
なんでそんな顔をしているの。
一「………透華はよくて、ボクはダメなんだ…?」
ガリッ!
京太郎「!! いえ、そんなことはありません! は、ハジメさん、腕から血が…」ソッ
一「何言ってるの? よくわからない。京太郎、疲れてるんだよ。寝よ?」
京太郎「………はい…俺は大丈夫です……俺はハジメさんのそばにずっといます…」
一「ボクも、京太郎のそばにずっといるよ……」
京太郎がボクの頭を撫でてくれる。何度も何度も。
愛しいものを触るように、ボクを優しく抱きしめて。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
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京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
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郎ボクと遊んでくれた京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太
郎京太郎京太郎京太郎京太郎透華に頼まれ京太郎京太郎京太郎京太郎京太京太郎
京太郎京太郎調査報告書京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎何度書いても尽
きることはない京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太
京太郎嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘全部ウソ!!!!!!ボクは京太郎のストー
カーになっている!!!!!ボクは京太郎のことを常に監視して盗聴してGPS
で行動を把握してなくちゃ気がすまない!!!調査報告書なんて全部デタラメ!
!!!!ただ京太郎のすべてを知りたいだけなんだ!!!!!!そんなこと透華
に頼まれてなんていない!!!!全部ボクの妄想なんだ!!!アハハハハハ!!
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
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京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎
(それ以降、京太郎とだけ延々羅列している)
一編、完。
下手するとN1や修羅ヴァより狂気に満ちてんぞ
寝起きから既に狂っててビビった
寝起きから既に狂っててビビった
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