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    元スレ青葉「なになに、なにが聞きたいんですか?」提督「青葉のこと」

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    101 :

    いったい提督が好きなのは何モンの狼なんだ…

    104 :

    >>79
    は?(威圧)

    >>89
    ニワカ知識でカッコつけるもんじゃありませんね……
    ありがとうございます、勉強になりました

    >>100
    満 艦 飾 マ コ

    >>102
    メタルウルフモンへのワープ進化くるおしいほどすき


    今回アホみたいに長いです、ご注意ください

    105 :


    青葉「うー……つめたっ」スリスリ

    青葉「はー、ふー、はふーっ。うぅ~手が~冷たいよ~」スリスリスリスリ

    提督「……」

    青葉「あ、司令官! 恐縮でふおはようごじゃいます!」ブルブル

    提督「……おはよう。参ったな、まさか負けるとは思わなかった」ガックリ

    青葉「負け?」

    提督「俺だって早く来たつもりだったんだ。待ち合わせ1時間前だぞ?」

    106 = 1 :


    青葉「いやーお恥ずかしいです。なんかワクワクしちゃって寝れなくて」

    提督「遠足前日の小学生か」

    青葉「4時間前に起きて、2時間前には着いちゃいました!」

    提督「まあ、こんな時間に来た俺の言えたことでもないけどさ」

    青葉「そうそう、お互い、様、でふよぉ」カタカタ

    提督「……ずいぶんとまた、寒そうだな」

    青葉「手袋、忘れひゃいまして。あはは、青葉うっかり」テヘッ

    提督「取りに戻ればよかっただろ? 時間はたっぷりあったんだから」

    107 = 1 :


    青葉「だって……」

    提督「だってじゃないよ。風邪引くぞ」

    青葉「……だって、入れ違いになるの、嫌だったんだもん。ここから離れて、なにかの手違いで会えなくなっちゃったら、嫌ですもん」

    提督「……」

    青葉「……」

    提督「わざとやってんじゃねーだろうなオイあーちくしょう青葉かわいすぎるよ青葉」

    青葉「え?」

    提督「なんでもない」ニッコリ

    108 = 1 :


    提督「じゃ、さっさとあったかいとこ行こうか」

    青葉「はいっ!」

    提督「ほら、手出して」

    青葉「手?」

    提督「手袋片っぽ、貸すから」

    青葉「え、でもそれじゃあ、司令官が」

    提督「で、空いたもう片方は」ギュッ

    青葉「……」ギュッ

    提督「な?」ニコ

    109 = 1 :


    青葉「……」

    提督「……」

    青葉「ぶっちゃけちょっとキザすぎて、女の子は引くと思いますっ」ニコ

    提督「お願いやめて心が痛い。正直やってから後悔しました許してください」

    青葉「……」ニコニコ

    提督「あー恥ずかし……とりあえず行こう。もうさっさと行っちゃおう」ソソクサ

    青葉「……」

    青葉(あ、これ、なんだろ……なんだか胸がポカポカする……)ギュッ

    110 = 1 :


    提督「よーし、じゃあ手ぇ放すぞー」

    青葉「い、いつでもどうぞ……わっ、と、ととと!」フラフラピタッ

    提督「なんだ、そこで転ばないのか。青葉はお約束がわかってないなぁ」

    青葉「スケートなら常日頃からやってるもんっ。ととっ」フラッ

    提督「その割には苦労してるじゃんか」

    青葉「うう。水上と氷上じゃ勝手が違うんですよー」ムスー

    提督「……じゃあ、その。手袋の問題もあるし」

    青葉「?」

    提督「しばらく、手をつないだまま滑ろっか?」

    青葉「……はいっ!」ニコー

    111 = 1 :


    青葉「ん~、おいひ~! スパイスがバチッ、と音を立てて舌を弾きましたっ」ホワワーン

    提督「うん、こりゃ美味いわ。世の中海軍カレーだけがすべてじゃないな」モグ

    青葉「日本のカレーとはちょっと違いますよね?」パクパク

    提督「かといってインドカレーとも違うな。これがイギリスカレーか……?」

    青葉「ウチには英国出身がいませんもんねー。ちょっと鎮守府では食べられない味かも?」パックンチョ

    提督「また来ようか、ここ。メニュー開拓したい」モグモグ

    青葉「青葉賛成でっす!」

    112 = 1 :


    提督「いやぁラッキーだったな。『永○の0』のリバイバルしてて」

    青葉「月並みだけど、いい映画でしたね~」

    提督「職業柄、ここでなにかしら真面目な感想を述べるべきなんだろうけど」

    青葉「航空隊のあの二人を見た時、青葉思っちゃいました」

    二人『あ、官兵衛と善助だ』

    提督「……」

    青葉「……」

    提督「だよなー、思ったよなー!」ヤンヤ

    青葉「なんかこう、意味もなくニヤッ、と来るものありましたよねー!」ヤンヤ

    113 = 1 :


    青葉「こ、こういうのはちょっと、青葉には似合いませんよぉ……///」モジモジ

    提督「……」

    青葉「こういう夜会用というか、パーティドレスの類は、それこそ本命さんに贈るものであって……司令官?」

    提督「……綺麗だ」ボー

    青葉「ふゃん!?///」

    提督「髪、下ろすと、そんな風になるんだな。うん、その……ヤバイぐらい、青葉、綺麗だ」ボー

    青葉「お、お世辞はいいですってばぁ!///」ワタワタ

    提督「なに言ってんだお世辞なんかじゃ……」ハッ

    114 :

    長編になるっていうのか
    糖質制限してるの俺には酷だぜ

    115 = 1 :


    提督「……とにかく。俺の秘書艦として、そういうのを一着持ってても無駄にはならないから」

    青葉「でも値段が、これ結構……」

    提督「経費で落とすから大丈夫」ニッコリ

    青葉「あ、なんだ。そういうことできるんだ。よかった」ホッ

    提督(※できません)

    青葉「そういうことなら、青葉ありがたくいただいちゃいますねー♪」クルクルー

    提督「……」ニコニコ

    116 :

    長編とか青葉好きな俺にとっては天国じゃねえか…
    あと>>1メタルウルフじゃなくてメタルガルルじゃね?

    117 = 1 :


    青葉「結構いい時間になっちゃいましたね」

    提督「カラオケと本屋はまたの機会に、だな。最後に文具店に寄っていこうか」

    青葉「万年筆!」ピョン

    提督(実は俺一本も持ってないんだよな。勝手が全然わからん)

    青葉「いやー、物書きの憧れですよね万年筆っ。持ってるだけでワンランク上の記者になれる気がします!」ウキウキ

    提督「それはどうだろなぁ」クス

    118 = 1 :


    青葉「うわぁ、結構種類あるんだなぁ。目移りしちゃいますねー」キョロキョロ

    提督「こういう時は店員に聞くのが一番。すいませーん」

    店員「はい、いかがされましたか?」

    提督「彼女に万年筆を贈りたいんですが」

    店員「ありがとうございます。彼女さんは万年筆、初めてですか?」

    青葉「ぶっ」ゲホゴホ

    提督「…………だそういう意味の彼女じゃないんですよ」ニッコリ

    店員(今『そういう』の前になにか聞こえたような)

    119 = 1 :


    店員「大変失礼いたしました。それで、万年筆をお手入れされた経験などは?」

    青葉「んっ、んふ、けほっ。あ、ありません」

    店員「お仕事でご使用なさいますか?」

    青葉「仕事……じゃあないですけど、個人的な趣味で結構使うと思いますっ」

    店員「でしたらなおさら、実際にお手にとって、具合を確かめてみるのがよろしいかと」

    青葉「恐縮ですっ、ありがとうございます!」

    120 = 1 :


    提督「やっぱり、合う合わないとかあるんですか」

    店員「というより、ペン先一つとっても用途によって様々なんですよ」

    青葉「手帳に書き込むならこのぐらいがいいのかな……?」ウーン

    店員「もちろん万年筆が、贈り物として素晴らしい品物であることは間違いありません」

    店員「ですがお買い上げの際には、やはり実際に手に取っていただくのが一番ですね」

    提督「……」ホッ

    青葉(『なんかカッコイイから』なんて理由で欲しがったニワカで恐縮です……)タラリ

    121 = 1 :


    店員「お買い上げありがとうございました」ペコ

    提督「こちらこそ、勉強になりました」

    店員「……基本的に万年筆というのは、使いこんでいるうちに、お客様一人一人の手に馴染んでいくものなんです」

    青葉「……」

    店員「世界にただ一つ、あなただけの素敵な万年筆に、育ててあげてください」ニコ

    青葉「……はい」ニコ

    店員「またのお越しを、お待ちしております」

    122 = 1 :


    カーカー


    提督「うんうん。いい夕焼け、いい景観だ。まさに最高のロケーションだな」

    青葉「デートの〆としては最高ですねっ。あっ、あそこに鎮守府が見えますよ! 青葉見ちゃいました!」キャッキャッ

    提督「……今日は、楽しかったか?」

    青葉「……もちろん。すっごくすっごく、すっごーく、楽しかったですよ?」ニコッ

    提督「それはよかった」ニコ

    123 = 1 :


    青葉「つないだ手が、あったかくて」ギュッ

    提督「……」ニコニコ

    青葉「もらったプレゼントは、一生もので」

    提督「……」ニコニコ

    青葉「青葉今、とっても胸がポカポカですっ♪」

    提督「……」ニコニコ

    青葉「これだけ上手く行ったなら――本番でももう、なんの心配もいりませんね!」ニコー

    提督「……」

    124 = 1 :


    青葉「? 司令官、どうかしたんですか?」

    提督「……青葉。ちょっと一言、言いたいことがあるんだ。聞いてくれるか」

    青葉「え、あ、はい。どぞどぞ」



    「君がその万年筆を使っているところを、ずっと君の隣で見ていたい」



    青葉「うん、いいですよ?」キョトン

    提督「……」

    青葉「……あのー?」

    125 = 1 :


    提督「まあ、そうだよな。そうなるよな」

    青葉「???」チンプンカンプン

    提督「こうなることはわかってた。もちろんわかってた。覚悟完了してた。というわけで第二段階。はい青葉」

    青葉「はい?」

    提督「目ぇつむってちょうだい」

    青葉「こうですか?」パチ

    提督「……」

    青葉「あのー、司令官? これがいったいなん」

    126 = 1 :


    提督「……」













    青葉「…………………………え?」

    127 = 1 :


    提督「……」

    青葉「あ、の」

    提督「……」

    青葉「い、いいいま、しし、しれーかん、なにををっ」

    提督「……」

    青葉「くっ……くちび、る、あおば、の、くち、びっ、に」

    提督「……」

    青葉「ちゅ、ちゅちゅちゅちゅ、ちゅ……!///」ワナワナ

    128 = 1 :


    提督「今から本音ぶちまけます」

    青葉「へ?」

    提督「青葉可愛い」

    青葉「!?」

    提督「可愛い。青葉は本当に可愛い。青葉ほんと大好き」

    青葉「へっ、いや、ちょっと!? 青葉別に可愛くなんか」

    提督「可愛い」キッパリ

    青葉「~~~っ!!///」

    129 = 1 :


    青葉「で、でもでも」

    提督「青葉が本命じゃない、なんて一言も言ってない」

    青葉「……!」

    提督「これが予行演習だなんて、俺は一度も認めてない」

    青葉「えっでも『そういうことにしておく』って」

    提督「認めてません」ニッコリ

    青葉「あっはい……」

    130 = 1 :


    青葉「いや、でも、やっぱり。そんな素振りなかったじゃないですかっ」

    提督「本当に?」

    青葉「え」

    提督「よーく思い出してみなさい、青葉。本当に、一度たりとも、俺はそんな素振りを見せなかったのか?」

    青葉「……」


    ポクポクポクポク チーン


    提督「な?」ニッコリ

    青葉「」ダラダラダラダラ

    131 = 1 :


    提督「……俺にとっては、これが本番だった。最初だけど、最後にするつもりのない、本番だったんだよ、青葉」

    青葉「……っ///」カァ

    提督「赤くなってる青葉も可愛い」

    青葉「あ、あの、青葉が悪かったですから、どうかこのあたりで許ひ、許して……///」

    提督「青葉はなにも悪くない。ただ可愛いのみ」

    青葉「あうぅっ!///」

    提督「可愛い。ギュッてしたい。押し倒したい。後ろから抱きしめて髪の毛に顔つっこみたい。揉みしだきたい。キスしたい。いやそれはもうしたんだけど。でももっとしたい」

    青葉「あ、あわ、あわわわわわわ///」プシュー

    提督「……」

    132 = 1 :







    「嫁にしたい」






    133 :

    かわいい

    134 = 116 :

    大 天 使 青 葉

    135 = 1 :


    青葉「……」

    提督「左手、出してもらえるか?」

    青葉「……今日、プレゼント、三つ目になっちゃいますよ?」

    提督「いいんだよ、減るもんじゃなし」

    青葉「青葉、司令官が思ってるほど、可愛くないですよ?」

    提督「それはない」キッパリ

    青葉「……」スッ

    提督「受け取って……くれるのか?」

    136 :

    なにこの青葉かわいい

    137 = 1 :


    青葉「……」

    提督「……」

    青葉「……」

    提督「……」


    シーーーーーーン


    青葉「///」コクリ

    提督「っ、しゃああああ!!!」グッ

    青葉「あ、青葉今にも死んじゃいそうです……///」プシュープスプス

    138 = 1 :


    提督「あーよかった。緊張した。フられたら死のうかと思った。我慢した甲斐があった。そのおかげで青葉がいつにもまして超可愛かった」ホクホク

    青葉「……もしかして司令官って、ずっとそういうこと考えてたんですか?」ジトー

    提督「もちろん。毎日毎日、寝ても覚めても『青葉可愛い』って心中密かにつぶやいてたぞ」ニカッ

    青葉「うわー……変態さんだー……」

    提督「男はみんな変態なのさ」

    青葉「青葉特派員、衝撃の真実ぅ~に辿り着いちゃいました……はああ、はぅ///」モジモジ

    139 :

    今明かされる

    140 :

    衝撃の真実ゥ~☆

    141 = 1 :


    提督「じゃ、そろそろ行くか」

    青葉「あ……はい。そうですね、帰りましょっか」

    青葉(そっか、衣笠たちが言ってたのってこういうことだったんだ……うわぁ、どんな顔して帰ればいいんだろ……///)モンモン





    提督「いや、まだ帰らないけど?」シレッ

    青葉「え? だ、だったらどこに」

    提督「あそこ」

    青葉「あそこって……」クルッ

    142 = 1 :






    『 ホ テ ル ハ ン グ ド キ ャ ッ ト 』





    青葉「」

    143 :

    猫吊しwwwwww

    144 = 1 :


    青葉「」

    提督「キスはした。ギュッてした。でもまだしてないことがたくさんある。やりたいことがたくさんある」

    提督「押し倒したい。後ろから抱きしめて髪の毛に顔つっこみたい。揉みしだきたい」

    提督「……青葉を、目茶苦茶にしたい」ズイ

    青葉「……っひ。や、まって、あおばこころのじゅんびが、まだ、まだできてなっ」

    提督「というわけだから、のりこめー」ニコニコ

    青葉「ひゃっ、あ、や、あ、ああ……!」ズルズル…(青葉が引きずられる音)

    145 = 1 :


    「ひゃああああああああああおたすけええええええぇぇぇぇ~~~~!!!!//////」















             _______
            /       \
         / ,.. -‐‐- 、   \
         }∠,..艦__これ_ \    \
         /.:.:.:./ \|\:.:.:.\\    ,
        ,′i:/n    n\i:.:.:.:.i‘,  }
    .    i:人| U    U  l:.:.:Λ:‘,/
      <人(          ,':.:./__):.∠ニZ
       /:.个: . __▽__ ,./:∠:._{>o<} < お ま た せ
        {:.:.:‘,( ) ( )__L/´    /:.:.|    
       人:.:.:.: (・x ・l ト--{〉   ノi:.:./    
        `¨¨´|   |___,.{   、_,.ノ
            |   |   \
            |   |___ __/
           /   | |_|
         ⊂ノ⊂ノ 」.|

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    146 = 140 :

    知ってた(絶望)

    147 = 1 :


    古鷹「青葉生きてるかなぁ……?」

    衣笠「半分自業自得だし、しょうがないんじゃない?」

    加古「///」

    衣笠「それじゃあまあ、『鈍感も過ぎれば罪』を体現した哀れな姉に向けて、合掌と共にこの言葉だけは贈っときましょうか」

    衣笠「ごケッコン、おめでとうございます。南無三」スリスリ

    古鷹「な~む~」スリスリ

    加古「///」


    艦!

    148 = 1 :

    ヨメアオバ
    アオバヨメ
    ヨメアオバ

    はい、というわけで溜まりに溜まった砂糖を放出したらこうなりました
    まあ次回もまだまだ放出しますが
    今回の提督はムッツリスケベ提督だったんですねー

    もうちょっとだけ小ネタが続くのでお付き合いください
    それでは本日ここまで、ご一読ありがとうございました

    149 = 143 :

    青葉可愛いよ青葉
    ところで>>1はここまでのヒロインはみんなケッコン済みだよね(ゲス顔)

    150 = 116 :

    おう乙乙
    はやく孫の顔が見たいぜ


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