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元スレモバP「響子に甘えグセがついた」
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響子「それで、他のことも少しずつ…」
P「…他のって」
響子「その、キスとか、あの…あれ、とか」
P「……」
響子「な、何か言ってくださいっ」
P「や、ごめん、普通にドキッとした」
響子「…慣れたら」
P「う、うん?」
響子「は、ハグに慣れたら、次にいきたい、です…」
P「…そんな焦らなくても」
P「…他のって」
響子「その、キスとか、あの…あれ、とか」
P「……」
響子「な、何か言ってくださいっ」
P「や、ごめん、普通にドキッとした」
響子「…慣れたら」
P「う、うん?」
響子「は、ハグに慣れたら、次にいきたい、です…」
P「…そんな焦らなくても」
響子「焦ってるんじゃなくて、私もいろいろしてみたいんですっ!」
響子「甘えて、甘えられて、いろんなことして、いっぱいお互いのことを好きになって」
響子「それで頑張って、いいお嫁さんに…」
P「…そんなに無茶しなくても、な?俺も逃げ出すわけじゃないから」
響子「…むぅ」
P「それに響子もまだ15なんだしさ。お嫁さんなんて先の先まで考えること…」
響子「甘えて、甘えられて、いろんなことして、いっぱいお互いのことを好きになって」
響子「それで頑張って、いいお嫁さんに…」
P「…そんなに無茶しなくても、な?俺も逃げ出すわけじゃないから」
響子「…むぅ」
P「それに響子もまだ15なんだしさ。お嫁さんなんて先の先まで考えること…」
響子「……Pさんは、イヤ、ですか?」
P「え?」
響子「わ、私が、その、Pさんの…お嫁さん、って」
P「…イヤなわけあるか」
響子「!!!」
P「でも、それとこれは」
響子「えへへ…Pさんっ」ジリッ
P「ちょ、近い、近い近い、何、なに」
P「え?」
響子「わ、私が、その、Pさんの…お嫁さん、って」
P「…イヤなわけあるか」
響子「!!!」
P「でも、それとこれは」
響子「えへへ…Pさんっ」ジリッ
P「ちょ、近い、近い近い、何、なに」
響子「私も、甘え方は全部手さぐりなんです」
P「お、おう?」
響子「家に帰ってからやりすぎた、恥ずかしいって思ったりすることも多くて。よくベッドの上でバタバタしてます」
P「うん、だからそこはお互い上手いことできるようになっていこう、な?」
響子「でも、しないで後悔するより、して後から悶える方がいいと思うんです」
P「うん、うん、わかる、わかるよ、響子の言おうとしてることはわかるから」
P「だから、ちょ、近い、近いって」
響子「…Pさん♪」
P「う、うん、何?近いよ?」
響子「んーっ♥」
P「んむっ!?」
P「お、おう?」
響子「家に帰ってからやりすぎた、恥ずかしいって思ったりすることも多くて。よくベッドの上でバタバタしてます」
P「うん、だからそこはお互い上手いことできるようになっていこう、な?」
響子「でも、しないで後悔するより、して後から悶える方がいいと思うんです」
P「うん、うん、わかる、わかるよ、響子の言おうとしてることはわかるから」
P「だから、ちょ、近い、近いって」
響子「…Pさん♪」
P「う、うん、何?近いよ?」
響子「んーっ♥」
P「んむっ!?」
・・・
・・
・
P(『お嫁さん』という単語が何を指すのか)
P(単に響子なりの恋愛感情の表し方の一つなのか)
P(それとも結婚を終着点として見据えてのことなのか)
P(あるいは、その先まで見ているのか)
P(どこまで考えているのか)
P(見落としていたことの二つ目は、そこだった)
P(響子の、意志の固さ)
・・
・
P(『お嫁さん』という単語が何を指すのか)
P(単に響子なりの恋愛感情の表し方の一つなのか)
P(それとも結婚を終着点として見据えてのことなのか)
P(あるいは、その先まで見ているのか)
P(どこまで考えているのか)
P(見落としていたことの二つ目は、そこだった)
P(響子の、意志の固さ)
・・・
・・
・
[事務所]
ちひろ「…はい、承りました。後日Pより…はい、はい、ありがとうございます」ガチャッ
ちひろ「雑誌企画で、折り返し希望、っと…」
ちひろ「それっ」
留美「…千川さん?」
ちひろ「ひゃっ!?」
・・
・
[事務所]
ちひろ「…はい、承りました。後日Pより…はい、はい、ありがとうございます」ガチャッ
ちひろ「雑誌企画で、折り返し希望、っと…」
ちひろ「それっ」
留美「…千川さん?」
ちひろ「ひゃっ!?」
ちひろ「あ、和久井さん…戻ってらしたんですね。お疲れ様です」
留美「ええ、お疲れ様。電話メモ、投げちゃダメよ?P君の机がめちゃくちゃじゃない」
ちひろ「あっ、ええっと、いっぱいかかってくるから後でまとめればいいかなー、なんて…」
留美「こういうのはこまめに整理するのが大切なの」
ちひろ「い、一応台帳で全部把握してはいるんです」
留美「なら尚更。台帳に紐付ける付箋貼るとかして、照らし合わせやすいようにしないと」
留美「それも後でやると、抜けがあったりするでしょう?」
ちひろ「あ、あう…」
留美「留守を預かってるんだから。P君が急に帰ってきたりしても大丈夫なように、ね?」
ちひろ「……ごめんなさい、手抜いてました…」
留美「ええ、お疲れ様。電話メモ、投げちゃダメよ?P君の机がめちゃくちゃじゃない」
ちひろ「あっ、ええっと、いっぱいかかってくるから後でまとめればいいかなー、なんて…」
留美「こういうのはこまめに整理するのが大切なの」
ちひろ「い、一応台帳で全部把握してはいるんです」
留美「なら尚更。台帳に紐付ける付箋貼るとかして、照らし合わせやすいようにしないと」
留美「それも後でやると、抜けがあったりするでしょう?」
ちひろ「あ、あう…」
留美「留守を預かってるんだから。P君が急に帰ってきたりしても大丈夫なように、ね?」
ちひろ「……ごめんなさい、手抜いてました…」
留美「P君も今週は丸々いないし、数が多くて大変なのはわかるけど。頑張って」
ちひろ「はい…プロデューサーさん、出張いいなぁ……」
留美「千川さん」
ちひろ「はい?」
留美「鳥取よ?」
ちひろ「…?」
ちひろ「はい…プロデューサーさん、出張いいなぁ……」
留美「千川さん」
ちひろ「はい?」
留美「鳥取よ?」
ちひろ「…?」
留美「何もないわよ。本当に」
ちひろ「でも響子ちゃんの里帰り企画番組なんですから、地元のおいしいところとかにきっと…」
留美「確かにご飯は美味しいわ。でも何もないの」
ちひろ「えっ…そんなに……?」
留美「真昼間の市街地に人の気配がない」
留美「そもそも市街地なんて呼べるところがほとんどない」
留美「寂れてるとかじゃなくて、最初から何もない」
留美「そういうところよ、鳥取は」
ちひろ(和久井さん、過去に鳥取で何があったの!?)
ちひろ「でも響子ちゃんの里帰り企画番組なんですから、地元のおいしいところとかにきっと…」
留美「確かにご飯は美味しいわ。でも何もないの」
ちひろ「えっ…そんなに……?」
留美「真昼間の市街地に人の気配がない」
留美「そもそも市街地なんて呼べるところがほとんどない」
留美「寂れてるとかじゃなくて、最初から何もない」
留美「そういうところよ、鳥取は」
ちひろ(和久井さん、過去に鳥取で何があったの!?)
ちひろ「きょ、響子ちゃんと一緒だしきっと楽しんでますよ!」
留美「……………………そうね」
ちひろ(えっ何今の沈黙)
留美「ねぇ、千川さん」
ちひろ「はい?」
留美「P君と響子ちゃんって、仲良いわよね」
ちひろ「それはまぁ、響子ちゃんは響子ちゃんですし、プロデューサーさんも響子ちゃんに激甘ですから」
留美「…下世話な話だけど、大丈夫かしら?」
ちひろ「えっ?」
留美「……………………そうね」
ちひろ(えっ何今の沈黙)
留美「ねぇ、千川さん」
ちひろ「はい?」
留美「P君と響子ちゃんって、仲良いわよね」
ちひろ「それはまぁ、響子ちゃんは響子ちゃんですし、プロデューサーさんも響子ちゃんに激甘ですから」
留美「…下世話な話だけど、大丈夫かしら?」
ちひろ「えっ?」
留美「鳥取ってね、娯楽がないの。ひたすら暇なのよ。何もないから」
ちひろ(また…)
留美「そんなところに、仲は良いけど立場に阻まれた男女が二人」
留美「間違いが起こらないとは言い切れないんじゃないかしら」
ちひろ「…………」
留美「……」
ちひろ(また…)
留美「そんなところに、仲は良いけど立場に阻まれた男女が二人」
留美「間違いが起こらないとは言い切れないんじゃないかしら」
ちひろ「…………」
留美「……」
ちひろ「…だ、大丈夫ですよ!ほら、見てくださいこのスケジュール表!」
ちひろ「朝は撮影、昼も撮影、夜も撮影!プロデューサーさんは打ち合わせも!」
ちひろ「宿泊もプロデューサーさんはビジネスホテル、響子ちゃんは実家!」
ちひろ「仕事中は周りに関係会社の人もいますし、間違いなんて起こりませんってば!」
留美「…そうだといいのだけれど。響子ちゃんって、結構アレなのよね」
ちひろ「…アレ?」
留美「日和らないのよ。やるときはやるタイプ」
ちひろ「……そういえば、前に鎌倉でもそんなこと言ってたような…」
留美「私も、何もないとは思うけど…」
ちひろ「朝は撮影、昼も撮影、夜も撮影!プロデューサーさんは打ち合わせも!」
ちひろ「宿泊もプロデューサーさんはビジネスホテル、響子ちゃんは実家!」
ちひろ「仕事中は周りに関係会社の人もいますし、間違いなんて起こりませんってば!」
留美「…そうだといいのだけれど。響子ちゃんって、結構アレなのよね」
ちひろ「…アレ?」
留美「日和らないのよ。やるときはやるタイプ」
ちひろ「……そういえば、前に鎌倉でもそんなこと言ってたような…」
留美「私も、何もないとは思うけど…」
・・・
・・
・
[五十嵐家]
P「はぁ…いいご飯だったなぁ」
響子「もう、さっきからそればっかりですよ。ふふっ」
P「や、本当にさ」
響子「お口に合ったのならなによりです♪」
・・
・
[五十嵐家]
P「はぁ…いいご飯だったなぁ」
響子「もう、さっきからそればっかりですよ。ふふっ」
P「や、本当にさ」
響子「お口に合ったのならなによりです♪」
P「美味しかったのもそうだけど、食卓の雰囲気とかも。すごくよかったよ」
響子「雰囲気ですか?」
P「一家揃っていただきますができて、温かい会話があって。いいご家庭だなあ、と」
P「その中で『しっかり者で家事が上手なお姉ちゃん』してる響子見てると、これもまたほっこりするし」
響子「あ、あはは…そう見られてたって考えると、ちょっと恥ずかしいです」
P「なんか今日はご機嫌だったな」
響子「それはもう、Pさんが実家まで来てくれたんですから!機嫌もよくなりますよ♪」
響子「雰囲気ですか?」
P「一家揃っていただきますができて、温かい会話があって。いいご家庭だなあ、と」
P「その中で『しっかり者で家事が上手なお姉ちゃん』してる響子見てると、これもまたほっこりするし」
響子「あ、あはは…そう見られてたって考えると、ちょっと恥ずかしいです」
P「なんか今日はご機嫌だったな」
響子「それはもう、Pさんが実家まで来てくれたんですから!機嫌もよくなりますよ♪」
響子「今回はほとんど諦めてたんです。でもまさか、こんなに時間に余裕ができるなんて」
P「前倒し前倒しで撮影進んだからなあ。俺もちょっと驚いた」
響子「スタッフさんが午前で解散しちゃったのはびっくりでした」
P「なー。まあ昨日の時点で打ち上げみたいな雰囲気だったし、仕方ないけど」
響子「あはは……都会に慣れてると、鳥取って退屈ですから」
P「前倒し前倒しで撮影進んだからなあ。俺もちょっと驚いた」
響子「スタッフさんが午前で解散しちゃったのはびっくりでした」
P「なー。まあ昨日の時点で打ち上げみたいな雰囲気だったし、仕方ないけど」
響子「あはは……都会に慣れてると、鳥取って退屈ですから」
P「ま、おかげで娘さん預かってる身としてもちゃんと挨拶できたし」
響子「パパもママも、Pさんのことすっごく気に入ってました」
P「よかったよかった」
響子「Pさんがいつも通りだったお陰で、私も変に緊張せずに済んでよかったです」
P「緊張……?」
響子「はい!だって親に会ってもらうなんて、一大イベントじゃないですか!」
P「え…俺は完全に事務所としての挨拶だけのつもりで」
響子「パパもママも、Pさんのことすっごく気に入ってました」
P「よかったよかった」
響子「Pさんがいつも通りだったお陰で、私も変に緊張せずに済んでよかったです」
P「緊張……?」
響子「はい!だって親に会ってもらうなんて、一大イベントじゃないですか!」
P「え…俺は完全に事務所としての挨拶だけのつもりで」
響子「Pさん」
P「うん?」
響子「いつもは私、ご飯のとき弟の隣に座るんです」
P「……あれ?でも今日は」
響子「はい。今日はあえてその席じゃなくて、Pさんの隣に座りました」
P「…」
P「うん?」
響子「いつもは私、ご飯のとき弟の隣に座るんです」
P「……あれ?でも今日は」
響子「はい。今日はあえてその席じゃなくて、Pさんの隣に座りました」
P「…」
響子「パパもママも、最初はあれ?って顔してましたけど、多分二人ともなんとなく察してるはずです」
響子「パパはよーくPさんのこと見てましたし、ママも私に結構視線振ってきたりしてましたから」
P「…マジ?」
響子「はいっ。その上で、打ち解けてくれたんですから」
響子「えへへ…大きな一歩です♪」
響子「パパはよーくPさんのこと見てましたし、ママも私に結構視線振ってきたりしてましたから」
P「…マジ?」
響子「はいっ。その上で、打ち解けてくれたんですから」
響子「えへへ…大きな一歩です♪」
響子「それでですね、Pさん」
P「うん?」
響子「あの、よければ今日は泊まって…」
P「え、いやいや、何言ってんだ」
響子「だって折角の機会ですし……その、水入らずで甘えたいなー、なんて」
P「うん?」
響子「あの、よければ今日は泊まって…」
P「え、いやいや、何言ってんだ」
響子「だって折角の機会ですし……その、水入らずで甘えたいなー、なんて」
響子「それでですね、Pさん」
P「うん?」
響子「あの、よければ今日は泊まって…」
P「え、いやいや、何言ってんだ」
響子「だって折角の機会ですし……その、水入らずで甘えたいなー、なんて」
P「うん?」
響子「あの、よければ今日は泊まって…」
P「え、いやいや、何言ってんだ」
響子「だって折角の機会ですし……その、水入らずで甘えたいなー、なんて」
P「…泊まりで?」
響子「だ、だって今日なら誰にも…!」
P「いや、久しぶりの実家だろ!そもそも親御さんいるし!」
響子「なら、えっと…あ、私がPさんのホテルまで一緒に」
P「ダメダメ、というかそういうのはまだ先にしようって話だったろ!捕まる!俺が!」
響子「で、でもっ!わ、私、その」
響子「だ、だって今日なら誰にも…!」
P「いや、久しぶりの実家だろ!そもそも親御さんいるし!」
響子「なら、えっと…あ、私がPさんのホテルまで一緒に」
P「ダメダメ、というかそういうのはまだ先にしようって話だったろ!捕まる!俺が!」
響子「で、でもっ!わ、私、その」
P「焦らなくても大丈夫だから、な?無茶して会えなくなったりするのは嫌だろ」
響子「それはそう、ですけど…」
響子「焦ってるわけじゃなくて、今週は撮影づめで大変だったから」
響子「その、少し人肌に飢えてる、というか…甘えたくて」
P「…なら普通に今まで通りでも」
響子「それはそう、ですけど…」
響子「焦ってるわけじゃなくて、今週は撮影づめで大変だったから」
響子「その、少し人肌に飢えてる、というか…甘えたくて」
P「…なら普通に今まで通りでも」
響子「でも……折角の機会なので、全力で、というか」
響子「…全身で、思いっきり甘えたいな、って」
P「ぜ、全身で…」
響子「…ダメ、ですか?」
P「……」
響子「……Pさん、私、」ジリッ
コンコン
響子「ひゃっ!?」
響子「…全身で、思いっきり甘えたいな、って」
P「ぜ、全身で…」
響子「…ダメ、ですか?」
P「……」
響子「……Pさん、私、」ジリッ
コンコン
響子「ひゃっ!?」
響子「は、はいっ…」トテトテ
『あ、ママ……うん、今ちょうどその話を』
『お布団を…?』
『でも、まだ決まってなくて』
『あっ、そ、それなら、とりあえず…』
『あ、ママ……うん、今ちょうどその話を』
『お布団を…?』
『でも、まだ決まってなくて』
『あっ、そ、それなら、とりあえず…』
トテトテ
響子「あの、ママがとりあえず親戚の家にお布団借りに行ってくる、って」
P「え、マジ?申し訳ないな…」
P(というかめっちゃ断りづらくなった)
響子「あはは…ごめんなさい、Pさんが嫌だったら別に…」
P「…いや、お言葉に甘えて泊まらせてもらうよ」
響子「!!!」
響子「あの、ママがとりあえず親戚の家にお布団借りに行ってくる、って」
P「え、マジ?申し訳ないな…」
P(というかめっちゃ断りづらくなった)
響子「あはは…ごめんなさい、Pさんが嫌だったら別に…」
P「…いや、お言葉に甘えて泊まらせてもらうよ」
響子「!!!」
P「でも、しないからな?」
響子「…ダメですか?」
P「親御さんも弟さんもいる手前、響子もイヤだろ?」
響子「う……確かによく考えたら恥ずかしいです、けど」
P「その分、寝るまでは一緒にいるからさ。今日はそれで勘弁してくれ」
響子「むぅ……わかりました」
響子「…ダメですか?」
P「親御さんも弟さんもいる手前、響子もイヤだろ?」
響子「う……確かによく考えたら恥ずかしいです、けど」
P「その分、寝るまでは一緒にいるからさ。今日はそれで勘弁してくれ」
響子「むぅ……わかりました」
P「まあ寝間着とかは…適当でいいか。明日の朝、ホテルに戻って着替えれば…」
響子「あっ、着替えなら……えっと、こっちのバッグの……」ガサゴソ
P「え、流石に響子の服を借りるのは」
響子「そんなのじゃないですよ、もうっ」
響子「じゃーん!ちゃんとPさん用のシャツと下着、あるんです!」
P「…………え?なんで?」
響子「…何かあったときに必要かな、って。東京で買っておいたので」
P「……何か、って?」
響子「…………」
P「……」
響子「あっ、着替えなら……えっと、こっちのバッグの……」ガサゴソ
P「え、流石に響子の服を借りるのは」
響子「そんなのじゃないですよ、もうっ」
響子「じゃーん!ちゃんとPさん用のシャツと下着、あるんです!」
P「…………え?なんで?」
響子「…何かあったときに必要かな、って。東京で買っておいたので」
P「……何か、って?」
響子「…………」
P「……」
響子「その…前みたいに雨に降られちゃったりしたときに、あれば便利かなと思って」
P「…響子?」
響子「は、はい?」
P「東京で、一週間晴れが続きそうでよかった、って話したよな?」
響子「あっ…」
P「正直に」
P「…響子?」
響子「は、はい?」
P「東京で、一週間晴れが続きそうでよかった、って話したよな?」
響子「あっ…」
P「正直に」
響子「…………だって、地元でPさんと二人っきりなんですよ!?」
響子「チャンスがあればこっそりお泊りとかできるんじゃ、って考えますよ、私も!」
P「…東京で買ったってことは、こっちにくる前からそのつもりで…?」
響子「……い、いいじゃないですか!私だってそれくらいの下心はありますっ!」
P「いや、うん…」
響子「鎌倉のときも、二人きりで雨宿りなんて憧れのシチュエーションだったのに、何もできなくて」
響子「だから今度こそは、って思って…」
響子「チャンスがあればこっそりお泊りとかできるんじゃ、って考えますよ、私も!」
P「…東京で買ったってことは、こっちにくる前からそのつもりで…?」
響子「……い、いいじゃないですか!私だってそれくらいの下心はありますっ!」
P「いや、うん…」
響子「鎌倉のときも、二人きりで雨宿りなんて憧れのシチュエーションだったのに、何もできなくて」
響子「だから今度こそは、って思って…」
P「うん。でも節度は保とう、って話はしたよな?」
響子「で、でも」
P「気持ちは嬉しいんだ。ただ俺も響子のことはちゃんと大切にしたいし、嫌な結果にしたくない」
P「だからこそ、その一線を越えるタイミングはよく見計らわないとまずいんだ。な?」
響子「う…」
P「ほら、東京に戻ったら他の方法で埋め合わせするからさ」
P「そうそう、今度の休みとか、次のロケの下見ついでに果物市場とか見にいったり…」
響子「で、でも」
P「気持ちは嬉しいんだ。ただ俺も響子のことはちゃんと大切にしたいし、嫌な結果にしたくない」
P「だからこそ、その一線を越えるタイミングはよく見計らわないとまずいんだ。な?」
響子「う…」
P「ほら、東京に戻ったら他の方法で埋め合わせするからさ」
P「そうそう、今度の休みとか、次のロケの下見ついでに果物市場とか見にいったり…」
響子「……」ギュッ
P「…響子?」
響子「……ごめんなさい。困らせるつもりは、なかったんです」
響子「あはは……こういうところも甘え下手、なんですね。私って」
P「こういうところ?」
響子「やめどころがわからないんです。上手くコントロールできない、というか」
響子「Pさんが甘えていいって言ってくれただけでも贅沢だったはずなのに」
響子「一度甘えたら、もっと、もっと、ってなって。止まらなくなっちゃうんです」
響子「……ごめんなさい。これからはもうちょっと我慢するようにします」
P「…響子?」
響子「……ごめんなさい。困らせるつもりは、なかったんです」
響子「あはは……こういうところも甘え下手、なんですね。私って」
P「こういうところ?」
響子「やめどころがわからないんです。上手くコントロールできない、というか」
響子「Pさんが甘えていいって言ってくれただけでも贅沢だったはずなのに」
響子「一度甘えたら、もっと、もっと、ってなって。止まらなくなっちゃうんです」
響子「……ごめんなさい。これからはもうちょっと我慢するようにします」
P「……いや、そういうのは言ってくれていいよ。問題があったらお互いに思ってることを言葉にして、解決しないと」
響子「……」
P「夫婦円満の秘訣は思いやりと話し合い、って記事をこの間新聞で見かけてさ」
響子「…夫婦、円満」
P「そうそう。夫婦生活は山あり谷ありだけど、その2つを大切にするのが円満のカギ、なんだと」
P「お互いの思っていることを聞く、伝える、わかり合って支え合う。そういうのが大事って書いてあってな」
P「これからもいろいろあると思うけど、そういうところは大切にしよう。こういうのは積み重ねだからな」
響子「……」
P「夫婦円満の秘訣は思いやりと話し合い、って記事をこの間新聞で見かけてさ」
響子「…夫婦、円満」
P「そうそう。夫婦生活は山あり谷ありだけど、その2つを大切にするのが円満のカギ、なんだと」
P「お互いの思っていることを聞く、伝える、わかり合って支え合う。そういうのが大事って書いてあってな」
P「これからもいろいろあると思うけど、そういうところは大切にしよう。こういうのは積み重ねだからな」
P「だから、変に我慢とかは無し、な?それでストレス抱えてちゃ、いろいろと台無しになる」
響子「……ふふっ♪」
P「ん?」
響子「えへ、えへへ…Pさん、Pさんっ♥」
ぎゅーっ
P「おおう…ははは、よしよし」
響子「夫婦円満とか、夫婦生活とか、まるでもう結婚してるみたいに話すんだから……えへへ」
P「あ……はは、ははは」
響子「……ふふっ♪」
P「ん?」
響子「えへ、えへへ…Pさん、Pさんっ♥」
ぎゅーっ
P「おおう…ははは、よしよし」
響子「夫婦円満とか、夫婦生活とか、まるでもう結婚してるみたいに話すんだから……えへへ」
P「あ……はは、ははは」
響子「わかりましたっ。二人三脚、ですからね」
P「そうそう。上手く支え合わないと」
響子「はい!Pさんはいい旦那さんに、私はいいお嫁さんに、一緒になりましょう♪」
P「…うん、そうだな」
響子「はいっ!」
P「そうそう。上手く支え合わないと」
響子「はい!Pさんはいい旦那さんに、私はいいお嫁さんに、一緒になりましょう♪」
P「…うん、そうだな」
響子「はいっ!」
P「……で、響子さ」
響子「?」
P「つかぬことを聞くけど」
響子「はい」
P「…寝るときっていつもそんな薄着なの?」
響子「…あっ」
P「うん、なんかいつもとは違う感じでこう、当たってるんだけど」
響子「?」
P「つかぬことを聞くけど」
響子「はい」
P「…寝るときっていつもそんな薄着なの?」
響子「…あっ」
P「うん、なんかいつもとは違う感じでこう、当たってるんだけど」
響子「……そ、その、いつもはちゃんと着けてるんですよ?」
P「うん」
響子「ただ今日はあわよくば、なんてさっきまで思ってて、だから…」
P「うん。その、俺の理性も無限じゃないからさ、できればちょっと離れてもらえると」
響子「あっ、あは、あはははは…ご、ごめんなさい」
P「うん」
響子「ただ今日はあわよくば、なんてさっきまで思ってて、だから…」
P「うん。その、俺の理性も無限じゃないからさ、できればちょっと離れてもらえると」
響子「あっ、あは、あはははは…ご、ごめんなさい」
P「……うん、だから、離れて、な?」
響子「……でも、これいつもより密着感があって、結構好きなんですけど…」
P「いや、だから俺が困るから、絵的にまずいことになってくるから!」
響子「絵的に、って……あっ、それって、その、」
P「ほら親御さんたちもいつ帰ってくるかわからないし、な?」
響子「あ、あはははは、そ、そういえばちょっと遅いですよね!で、電話してみます!」
響子「……でも、これいつもより密着感があって、結構好きなんですけど…」
P「いや、だから俺が困るから、絵的にまずいことになってくるから!」
響子「絵的に、って……あっ、それって、その、」
P「ほら親御さんたちもいつ帰ってくるかわからないし、な?」
響子「あ、あはははは、そ、そういえばちょっと遅いですよね!で、電話してみます!」
P(ヤバいヤバい…ああやって体張ってゴリ押しされると押し切られる気しかしない)
P(とりあえず、のらりくらりかわしていくしかないな…)
響子『もしもし?…うん、遅いからどうしたのかなって』
P(押しも強いし、ああやって熱烈に迫られるとそれも難しいけど)
響子『……え?あ、え、お布団借りるって、え、ええっ…』
P(なんとかして寝る時間までまったりする方向にすり替えて…うん、それがいい)
響子『あ、うん……そう、だけど、そんな…』
響子『うん…はい……わかった…』
P(とりあえず、のらりくらりかわしていくしかないな…)
響子『もしもし?…うん、遅いからどうしたのかなって』
P(押しも強いし、ああやって熱烈に迫られるとそれも難しいけど)
響子『……え?あ、え、お布団借りるって、え、ええっ…』
P(なんとかして寝る時間までまったりする方向にすり替えて…うん、それがいい)
響子『あ、うん……そう、だけど、そんな…』
響子『うん…はい……わかった…』
響子「……」
P「お、電話終わった?大丈夫だったか?」
響子「……お布団借りに行ってくるって、意味が違いました」
P「へ?」
響子「『二人っきりにしてあげたいから、親戚の家に泊まってくる』ってことだったみたい、です」
P「……え」
P「お、電話終わった?大丈夫だったか?」
響子「……お布団借りに行ってくるって、意味が違いました」
P「へ?」
響子「『二人っきりにしてあげたいから、親戚の家に泊まってくる』ってことだったみたい、です」
P「……え」
響子「……」ガサゴソ
コトッ
P「……えっ」
響子「…実は、東京でコレも買ってきたんです。だいぶ恥ずかしかったんですけど」
P「……マジ?」
響子「そ、その、いっぱい変装したから、大丈夫です、多分…」
P「いや、その勇気はすごいけど。もうやらないでくれよ?」
P「未成年アイドルがゴム買ってるところなんて、すっぱ抜かれたりしたら…」
響子「…私も今思うと、よくやったなーって…もう一度はできる気がしないです」
コトッ
P「……えっ」
響子「…実は、東京でコレも買ってきたんです。だいぶ恥ずかしかったんですけど」
P「……マジ?」
響子「そ、その、いっぱい変装したから、大丈夫です、多分…」
P「いや、その勇気はすごいけど。もうやらないでくれよ?」
P「未成年アイドルがゴム買ってるところなんて、すっぱ抜かれたりしたら…」
響子「…私も今思うと、よくやったなーって…もう一度はできる気がしないです」
ぎゅむっ
響子「Pさん」
P「ちょ、だから抱きつくのは、」
響子「わ、私、したいです」
P「っ!?」
響子「コレもありますし、二人っきりですから、その…人にバレるとか、間違いはないはず、です」
P「え、いや、ダメ、ダメだってば!すること自体が間違いだか」
がばっ
響子「Pさん」
P「ちょ、だから抱きつくのは、」
響子「わ、私、したいです」
P「っ!?」
響子「コレもありますし、二人っきりですから、その…人にバレるとか、間違いはないはず、です」
P「え、いや、ダメ、ダメだってば!すること自体が間違いだか」
がばっ
響子「んっ…」
P「んむっ!?」
ちゅうっ れろっ
響子「……ん…はぁ、はぁ…えへへ、舌、入れちゃいました」
P「っ、きょ、響子、まずいって」
響子「頭が、じーんって……もう、一回…んっ」
ちゅっ くちゅっ
P「……ぷはっ、響子、よしよし、わかったから、ちょっと待って、待って」
響子「はぁ、はぁ、はぁ……Pさん、Pさん…」
P「んむっ!?」
ちゅうっ れろっ
響子「……ん…はぁ、はぁ…えへへ、舌、入れちゃいました」
P「っ、きょ、響子、まずいって」
響子「頭が、じーんって……もう、一回…んっ」
ちゅっ くちゅっ
P「……ぷはっ、響子、よしよし、わかったから、ちょっと待って、待って」
響子「はぁ、はぁ、はぁ……Pさん、Pさん…」
P「っ、響子、本当に、まずいから」
響子「でも、Pさん、全然抵抗とか、しないじゃないです、かっ」スリスリ
P「それは、俺も」
響子「ほ、本当は、したいんです、よね?」
P「っ、いや、そんな、」
響子「私、今日はずっと期待、してました。Pさんと、できるんじゃないか、って」
響子「でも、Pさん、全然抵抗とか、しないじゃないです、かっ」スリスリ
P「それは、俺も」
響子「ほ、本当は、したいんです、よね?」
P「っ、いや、そんな、」
響子「私、今日はずっと期待、してました。Pさんと、できるんじゃないか、って」
P「なっ…なんで初めてなのに、そこまで」
響子「Pさんのことが、好きで、好きで、たまらないからです」
響子「えへへ…」
ちゅっ
響子「あと、その……き、既成、事実…」
P「!?」
響子「作りたいな、なんて……」
P「え、ちょ、待って待って、飛び過ぎだろ!?」
響子「そんなことないですっ!私も、その、安心したい、から…」
響子「Pさんのことが、好きで、好きで、たまらないからです」
響子「えへへ…」
ちゅっ
響子「あと、その……き、既成、事実…」
P「!?」
響子「作りたいな、なんて……」
P「え、ちょ、待って待って、飛び過ぎだろ!?」
響子「そんなことないですっ!私も、その、安心したい、から…」
P「や、でもな、できちゃったらアイドルどころか学校すら行けなくなるぞ!?」
響子「…!?そ、そんなに痛いんですか!?」
P「痛いも何も、そんなの大変どころの話じゃないだろ!何にもできなくなるぞ!?」
響子「えっ、えっ、そんな、私、」
P「ダメダメ、そんな歳で妊娠なんて、親御さんも納得しないだろ!!」
響子「……へ?」
P「あっ、アレか、ゴムに穴開けてあるとかそういうオチか!?」
響子「あの、Pさん、私、別に今すぐ赤ちゃんが欲しいわけじゃ…」
P「…えっ」
響子「…!?そ、そんなに痛いんですか!?」
P「痛いも何も、そんなの大変どころの話じゃないだろ!何にもできなくなるぞ!?」
響子「えっ、えっ、そんな、私、」
P「ダメダメ、そんな歳で妊娠なんて、親御さんも納得しないだろ!!」
響子「……へ?」
P「あっ、アレか、ゴムに穴開けてあるとかそういうオチか!?」
響子「あの、Pさん、私、別に今すぐ赤ちゃんが欲しいわけじゃ…」
P「…えっ」
響子「ただ、Pさんと結ばれたいって、それだけで」
響子「だから、私はPさんのもので、Pさんは私の、って既成事実を…」
P「……」
響子「…赤ちゃんは、私もさすがにまだ先かな、と思います」
P「そ、そうだよな、さすがに」
響子「だから、私はPさんのもので、Pさんは私の、って既成事実を…」
P「……」
響子「…赤ちゃんは、私もさすがにまだ先かな、と思います」
P「そ、そうだよな、さすがに」
響子「私も、本当はダメなのは、わかってるんです」
P「ならさ、いつも通りでも」
響子「でも、今日は、今日だけは、大丈夫な日だから」
響子「だから、Pさん」
P「……っ」ゴクリ
響子「今日は、私のことを、本当にお嫁さんだと思って…」
・・・
・・
・
P「ならさ、いつも通りでも」
響子「でも、今日は、今日だけは、大丈夫な日だから」
響子「だから、Pさん」
P「……っ」ゴクリ
響子「今日は、私のことを、本当にお嫁さんだと思って…」
・・・
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