元スレモバP「暇だからオフのアイドルの家に遊びに行くことにした」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 43 :
楓「バレちゃいましたか」
モバP「バレないわけないでしょう……」
モバP「そういえばちひろさんは何処にいます?」
楓「ちひろさんならもう帰りましたよ?」
モバP「はい……? じゃあ、さっきの電話は誰が……」
楓「さっき電話したのは私ですよ」
モバP「え? 楓さんだったんですか?」
楓「はい」
102 = 43 :
モバP「どうしてそんな事したんですか……」
楓「プロデューサーとお酒が飲みたかったんです」
楓「最近は全く飲めなかったですし……。だから悪いのはプロデューサーです」
モバP「……誘ってくれれば行きましたよ?」
楓「それじゃあ今から飲みに行きましょう♪」
モバP「い、今からですか!?」
楓「今の言葉は嘘だったんですか?」
モバP「わ、わかりました。行きます行かせてください」
楓「それじゃあ行きましょう♪」
103 = 43 :
モバP「あの、楓さん……」
楓「どうしましたプロデューサー?」
モバP「てっきり居酒屋とかに行くと思ってたんですが……」
楓「……? 私の家は嫌でしたか……?」
モバP「いえ、そんなことはないですけど……」
楓「なら、飲みましょう。はい、プロデューサー」
モバP「あ、どうも」
104 = 43 :
楓「それじゃあプロデューサー。乾杯」
モバP「乾杯」
楓「っ……ふぅ。やっぱり一人より誰かと飲むのは美味しいです」
モバP「一人だとつまらないですもんね……っ、ふぅ」
楓「プロデューサーも一人で飲むんですか?」
モバP「そりゃあ飲みますよ。一人でですけど」
楓「何だか意外です。お酒飲むとは思わなかったので」
モバP「たまにですけどね。しょっちゅう飲むわけにはいきませんよ」
楓「焼酎をしょっちゅう飲む……。ふふっ」
モバP「……相変わらずですね楓さん」
105 = 43 :
モバP「それにしても楓さん、ペース早くないですか?」
楓「そうですねぇ……ちょっと酔っちゃったかもしれませんね」
楓「だから、ちょっと肩借りますね……」
モバP「あ、ちょっと……! まったく……」
モバP「えーっと、何か掛ける物は……これでいいかな?」
楓「……襲ったりしないんですか?」
モバP「うわっ! ビックリするじゃないですか!」
モバP「というより襲うわけないじゃないですか! 大事なアイドルなんですから!」
106 = 43 :
楓「ふふっ、やっぱりプロデューサーはプロデューサーですね」
モバP「……どういう意味ですか?」
楓「何でもないです。あの、もう少しこうしていていいですか?」
モバP「別に構いませんよ」
楓「ありがとうございます。プロデューサーはやっぱりずるいですね」
モバP「ずるいってどういう……?」
楓「私を含めて色んな女の子を奪ってしまう魔法使いです」
モバP「そんな事した覚えはないんですが……」
楓「だから、今度は魔法使いを奪って見せます。誰よりも早く。ふふっ」
107 = 43 :
モバP「って感じで暫くして帰りました。というよりちひろさん。帰ったならメールくらいしてくださいよ~」
ちひろ「メール? 来てませんけど?」
モバP「え……? あ、送信じゃなく保存してました。あはは……」
ちひろ「何やってるんですか……。にしても、Pさんは一度馬に蹴られでもした方がいいと思うんですけど」
モバP「いったい何をしたっていうんですか!? 酷いですよ!」
ちひろ「……。はぁ、とりあえず未央ちゃんの様子見てきてください」
モバP「未央のですか?」
ちひろ「たしかテストがあるとか言ってたので……」
モバP「そうですか。じゃあ見てきますね」
108 = 43 :
モバP「未央の家はここだよな」
ピンポーン
未央「あれ、プロデューサーじゃん!どうしたのー?」
モバP「様子を見に来たんだよ。勉強してるか?」
未央「そりゃもうバッチシ! ちゃんとやってるよ!」
モバP「そうか。何かわからない所とかあったりするか?」
未央「えっとね~。ここがよく解らないんだよね~」
モバP「ここか。ここはこうするといいんじゃないか?」
未央「おー! ホントだ! ありがとプロデューサー!」
109 = 43 :
モバP「他に教えてほしい科目とかあるか?」
未央「んー、そうだねー。特には……。あ! あった!」
モバP「何だ?」
未央「保健体育ー! な、なんちゃって!」
モバP「はいはい。ふざけた事言わないの」ペシッ
未央「もぉー、アイドルなんだから大事に扱ってよ~!」
モバP「アイドルなんだからそんな事言わないの」
未央「ちぇー、仕方ないなぁ。……少しくらいは動揺してくれたっていいじゃん」
110 = 43 :
未央「あ、じゃあさ……お願いがあるんだけど!」
モバP「今度は何だ?」
未央「えーっと、今度デートしない?」
モバP「……どうした急に」
未央「ほ、ほら! いつかドラマとかでデートする場面が出るかもしれないじゃん!」
未央「だからさ……練習した方がいいじゃん?」
モバP「そ、そうなるのか……?」
未央「そ、そうなるの!」
111 = 43 :
ちひろ「それでデートの約束したんですか」
モバP「デートじゃなく練習です」
ちひろ「同じじゃないですか。まぁ、今更でしたね……」
モバP「なんですかそのかわいそうな人を見る目は」
ちひろ「いえ、とりあえず他のアイドルにバレたら大変ですよ?」
モバP「……? どういう事で……」
バンッ
112 = 43 :
モバP「ど、どうしたみんな……」
凛「プロデューサー、ちょっといいかな?」
モバP「あ、あぁ……」
卯月「プロデューサーさん、未央ちゃんとデートってどういうことです?」
モバP「み、みんな落ち着……」
まゆ「Pさん? ……うふふ。Pさんにはまゆがいるじゃないですか」
モバP「」
113 = 43 :
モバP「ど、どうしましょうちひろさん!」
ちひろ「はぁ……仕方ないですね」
モバP「助けてくれますか!」
ちひろ「まぁ、普段お仕事とか手伝ってもらってますし……」
モバP「あ、ありがとうございます!」
ちひろ「でも、どうなっても知りませんよ?」
モバP「はい? それはどういう……」
114 = 43 :
ちひろ「みんなちょっと聞いてー!」
「「…………?」」
ちひろ「ここにPさんのスケジュール表があります」
ちひろ「えーっと、凛ちゃんのオフはこの日だから……ここで」カキカキ
ちひろ「まゆちゃんがここで、卯月ちゃんがここで……」
ちひろ「という訳でこうすれば解決ですよ!」
モバP「って、何ですかそのスケジュールは! 大半がアイドルと遊びに行くことで埋まっちゃったじゃないですか!」
ちひろ「でも、アイドルたちを見てくださいよ」
モバP「え……?」
115 = 43 :
凛「まぁ、いいかな……」
まゆ「Pさんが他の子ともデートするのは嫌ですけど……まゆはPさんの中で一番なので問題ないです」
あい「Pくんの体が持つか心配だが、まぁ仕方ないね」
楓「ふふっ……プロデューサーとお酒♪お酒♪」
モバP「…………」
ちひろ「というわけで頑張ってくださいね♪ Pさん」
116 :
丸く収まったな、うん
117 = 43 :
以上で終わりです。
初めてスレ建てましたが難しい…
次スレ建てるときはもっと内容とか考えてきます。
画像支援などありがとうございました
118 :
おつおつ
面白かった
みんなの評価 : ★
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