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元スレ舞園「苗木君王様ゲーム」
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モノクマーッ!俺だーッ!助けてやってくれ(皆殺し的な意味で)!!
セレス「あらあら」
霧切「ふふふ」
4つの手が硬くなった股間をオムツ越しに容赦無く撫で付ける。
脚を閉じたくてもそんなことは許されない。
悔しさと情けなさで涙が出そうになり、思わず手で顔を覆ってしまう。
舞園「苗木く~ん? なに勝手に顔を隠してるんですか~? ちゃんとこっち向いてくださ~い」
江ノ島「おら勝手なことしてんじゃねーぞ! 服従のポーズだっつってんだろ! ばら撒くぞこら!」
そう言われて手をどけて、涙に濡れた顔を晒す。
4つの顔が嗜虐的な笑みを浮かべて僕を見下ろしていた。
たとえボクが泣き叫んでもこの4人は
許してはくれない。
セレス「ふふっ、情けない顔ですこと」
霧切「そうやってオムツ1枚で泣いていると本当に赤ん坊ね」
苗木「うぅ……」
舞園「苗木く~ん。笑ってくださーいい。スマイルですよ~」
苗木「あ、あはは……」
江ノ島「よーし! ここらで1枚いっとくぜー!」
舞園さんに笑顔を強制されたところで江ノ島さんがシャッターを切る。
写真で脅され、強要され、また写真を撮られる。
このハメ技のような悪循環に対してボクは為す術がない。
舞園「はーい、みなさん。一旦ナデナデもお喋りもやめてくださーい!」
舞園さんの合図でみんなの動きがピタッと止まり。静寂が訪れる。
舞園「さっ、苗木君。どうぞ!」
え? どうぞって……え?
江ノ島「おいおい何のためにオムツ履いてると思ってんだコラ」
舞園「みなさーん、お喋りも手を動かすのも駄目ですよー。苗木君のしーしーの音と感触をしっかり楽しみましょうね」
霧切「今からここが温かくなるわけね」
セレス「恥ずかしいからって顔を背けたり、手で隠したりすれば、後でキツい躾ですわよ」
江ノ島「おい、あくしろよ」
そんなこと言われても……こんな見られてて、触られてる状態で出来るわけないよ……
セレス「舞園さん、躾は何にいたしましょうか?」
舞園「そうですね~。気は進みませんが、苗木君が言うことを聞かない悪い子なら仕方ないですね。しーしーが無理ならうんちに変更しましょうか」
苗木「待って! するから! 今すぐするから!」
舞園「ふふふ。早くしないと本当にうんちにしますからね」
とんでもない提案に本気でゾッとする。
しかしこの4人なら容赦無く執行するだろう。
霧切「ふふふ」
4つの手が硬くなった股間をオムツ越しに容赦無く撫で付ける。
脚を閉じたくてもそんなことは許されない。
悔しさと情けなさで涙が出そうになり、思わず手で顔を覆ってしまう。
舞園「苗木く~ん? なに勝手に顔を隠してるんですか~? ちゃんとこっち向いてくださ~い」
江ノ島「おら勝手なことしてんじゃねーぞ! 服従のポーズだっつってんだろ! ばら撒くぞこら!」
そう言われて手をどけて、涙に濡れた顔を晒す。
4つの顔が嗜虐的な笑みを浮かべて僕を見下ろしていた。
たとえボクが泣き叫んでもこの4人は
許してはくれない。
セレス「ふふっ、情けない顔ですこと」
霧切「そうやってオムツ1枚で泣いていると本当に赤ん坊ね」
苗木「うぅ……」
舞園「苗木く~ん。笑ってくださーいい。スマイルですよ~」
苗木「あ、あはは……」
江ノ島「よーし! ここらで1枚いっとくぜー!」
舞園さんに笑顔を強制されたところで江ノ島さんがシャッターを切る。
写真で脅され、強要され、また写真を撮られる。
このハメ技のような悪循環に対してボクは為す術がない。
舞園「はーい、みなさん。一旦ナデナデもお喋りもやめてくださーい!」
舞園さんの合図でみんなの動きがピタッと止まり。静寂が訪れる。
舞園「さっ、苗木君。どうぞ!」
え? どうぞって……え?
江ノ島「おいおい何のためにオムツ履いてると思ってんだコラ」
舞園「みなさーん、お喋りも手を動かすのも駄目ですよー。苗木君のしーしーの音と感触をしっかり楽しみましょうね」
霧切「今からここが温かくなるわけね」
セレス「恥ずかしいからって顔を背けたり、手で隠したりすれば、後でキツい躾ですわよ」
江ノ島「おい、あくしろよ」
そんなこと言われても……こんな見られてて、触られてる状態で出来るわけないよ……
セレス「舞園さん、躾は何にいたしましょうか?」
舞園「そうですね~。気は進みませんが、苗木君が言うことを聞かない悪い子なら仕方ないですね。しーしーが無理ならうんちに変更しましょうか」
苗木「待って! するから! 今すぐするから!」
舞園「ふふふ。早くしないと本当にうんちにしますからね」
とんでもない提案に本気でゾッとする。
しかしこの4人なら容赦無く執行するだろう。
苗木って優し過ぎるからイジ(メ)られやすいんだよな
久々に爆発した苗木が見れるかも
久々に爆発した苗木が見れるかも
舞園「さ、どうぞ」
苗木「うぅ……」
もうこれ以上は引き伸ばせない。
ボクは意を決して下半身に力を込める。
日常的にやっていることなのに中々うまくいかない。
もちろん普段はこんな体勢じゃないし、オムツも履いていないし、誰かに見られてもいないし、手を当てられてもいないし、勃起もしていない。
ボクは必死に下半身に力を入れる。
そして、ついに女性陣にとって歓喜の瞬間が訪れた。
ショオオオ……
股間が温かくなるのを感じる。
手を当てている彼女達には音も温かさはもつたわったのだろう。
全員がニヤニヤと笑みを浮かべてボクを見ている。
目頭が熱くなるのを感じた。
舞園「は~い、よくできまちたね~」
江ノ島「うぷぷぷぷ。股間あったけ~」
セレス「ふふっ、いい子ですわ」
舞園「それではオシメを変えまちょ~ね~」
舞園さんがオムツに手を掛ける。
舞園「は~い、ご開帳」
そしてボクの股間は再び丸出しにされた。
モワッ
オムツを外した瞬間、自分でもわかるほどアンモニアの臭いが鼻につく。
江ノ島「うわ、くっさ!」
霧切「流石にこっちはいい匂いとはいかないわね」
セレス「やっぱりこういうプレイは風呂場か屋外などでやるのが基本ですわね」
舞園「苗木君、もうタオル渡すんで自分で拭いてください」
女性陣は次々と勝手な文句を言い、ボクは渡されたタオルで股間を拭いた。
セレス「くすっ」
霧切「ふふふ」
裸のまま立って股間を拭くボクが思いのほかマヌケだったようで、女性陣からクスクス笑が起こる。
そして、このクスクス笑いがとどめになって、ボクの中の何かが決壊した。
苗木「うぅ……」
もうこれ以上は引き伸ばせない。
ボクは意を決して下半身に力を込める。
日常的にやっていることなのに中々うまくいかない。
もちろん普段はこんな体勢じゃないし、オムツも履いていないし、誰かに見られてもいないし、手を当てられてもいないし、勃起もしていない。
ボクは必死に下半身に力を入れる。
そして、ついに女性陣にとって歓喜の瞬間が訪れた。
ショオオオ……
股間が温かくなるのを感じる。
手を当てている彼女達には音も温かさはもつたわったのだろう。
全員がニヤニヤと笑みを浮かべてボクを見ている。
目頭が熱くなるのを感じた。
舞園「は~い、よくできまちたね~」
江ノ島「うぷぷぷぷ。股間あったけ~」
セレス「ふふっ、いい子ですわ」
舞園「それではオシメを変えまちょ~ね~」
舞園さんがオムツに手を掛ける。
舞園「は~い、ご開帳」
そしてボクの股間は再び丸出しにされた。
モワッ
オムツを外した瞬間、自分でもわかるほどアンモニアの臭いが鼻につく。
江ノ島「うわ、くっさ!」
霧切「流石にこっちはいい匂いとはいかないわね」
セレス「やっぱりこういうプレイは風呂場か屋外などでやるのが基本ですわね」
舞園「苗木君、もうタオル渡すんで自分で拭いてください」
女性陣は次々と勝手な文句を言い、ボクは渡されたタオルで股間を拭いた。
セレス「くすっ」
霧切「ふふふ」
裸のまま立って股間を拭くボクが思いのほかマヌケだったようで、女性陣からクスクス笑が起こる。
そして、このクスクス笑いがとどめになって、ボクの中の何かが決壊した。
苗木「うわああああああん」
ボクは泣いた。人目も憚らずに、赤ん坊のように泣いた。
苗木「うわああああああん」
江ノ島「え、ちょっとマジ泣き?」
舞園「ちょっと苗木君、どうしちゃったんですか?」
流石の4人もこれには慌てたらしい。
そして、ボクが大泣きしたことで場の空気も変わった。
大神「舞園よ。やはり苗木は嫌がっているのではないか?」
不二崎「そうだよぉ。もうやめてあげてよぉ」
朝日奈「うん。やっぱり嫌がってるようにしか見えないよ」
これには4人も気まずそうに顔を見合わせる。
しかし、まだ諦めてはいなかった。
江ノ島「いやシャレだってホントに。ねー苗木」
セレス「そうですわ。親しみを込めたスキンシップですわ。ねぇ苗木君」
苗木君「うわああああああん」
彼女達の発言には、従わなければ写真をばら撒くぞ、というニュアンスが含まれていたが、ボクは無視して泣き続けた。
江ノ島「おいコラ……」
大神「待たれよ。やはり我には苗木の涙が喜びのそれには見えぬ。もう惑わされぬ。お主ら、それ以上続けるというなら我が相手になるぞ」
大神さんのその一言が決定打となった。
だれも彼女には歯向かえず、その場は解散という運びとなった。
帰り際に大神さんに声を掛けられた。
大神「済まぬ苗木よ。我がもっと早くに止めるべきであった」
苗木「いや、止めてくれありがとう大神さん。助かったよ」
大神「済まぬ」
使用済みのオムツは自分で持って帰って捨てた。
泣き疲れたボクは自室に着いてすぐに眠りについた。
ボクは泣いた。人目も憚らずに、赤ん坊のように泣いた。
苗木「うわああああああん」
江ノ島「え、ちょっとマジ泣き?」
舞園「ちょっと苗木君、どうしちゃったんですか?」
流石の4人もこれには慌てたらしい。
そして、ボクが大泣きしたことで場の空気も変わった。
大神「舞園よ。やはり苗木は嫌がっているのではないか?」
不二崎「そうだよぉ。もうやめてあげてよぉ」
朝日奈「うん。やっぱり嫌がってるようにしか見えないよ」
これには4人も気まずそうに顔を見合わせる。
しかし、まだ諦めてはいなかった。
江ノ島「いやシャレだってホントに。ねー苗木」
セレス「そうですわ。親しみを込めたスキンシップですわ。ねぇ苗木君」
苗木君「うわああああああん」
彼女達の発言には、従わなければ写真をばら撒くぞ、というニュアンスが含まれていたが、ボクは無視して泣き続けた。
江ノ島「おいコラ……」
大神「待たれよ。やはり我には苗木の涙が喜びのそれには見えぬ。もう惑わされぬ。お主ら、それ以上続けるというなら我が相手になるぞ」
大神さんのその一言が決定打となった。
だれも彼女には歯向かえず、その場は解散という運びとなった。
帰り際に大神さんに声を掛けられた。
大神「済まぬ苗木よ。我がもっと早くに止めるべきであった」
苗木「いや、止めてくれありがとう大神さん。助かったよ」
大神「済まぬ」
使用済みのオムツは自分で持って帰って捨てた。
泣き疲れたボクは自室に着いてすぐに眠りについた。
苗木が帰った後は女子会という雰囲気ではなくなったため、大神、朝日奈、不二咲、腐川も自室に戻った。
宿泊施設には舞園、江ノ島、霧切、セレス、戦刃の5人が残された。
舞園「反省会でもしますか……」
霧切「ええ、さすがに放尿プレイはやり過ぎだったわね」
セレス「ですわね。あれが問題でしたわ」
江ノ島「そこまでの流れは悪くなかったんだけどね~」
セレス「オムツを持ってきた舞園さんが戦犯ですわ」
舞園「ううぅ……ごめんなさい」
霧切「まぁ、そんなに畏まらなくてもいいわ。舞園さんがいなければ今日のこの場はなかったのだから。私は苗木君の精液の味を楽しめただけでも満足してるわ。ありがとう」
舞園「霧切さん……」
霧切「でもあの後にお風呂や、布団の中で色々とやりたいこともあったのだけれどね」
舞園「うぅ……ごめんなさい」
セレス「もういいですわ。今日の反省はこのくらいにして、これからのことを考えましょう」
霧切「大神さんが敵にまわったのはやっかいね」
舞園「はい。写真で脅すというのも難しくなりました」
セレス「ですわね。大神さんが脅しの事実を知ったら私達は潰されてしまいますわ」
江ノ島「今の状態じゃ何やっても大神にチクられるしね」
宿泊施設には舞園、江ノ島、霧切、セレス、戦刃の5人が残された。
舞園「反省会でもしますか……」
霧切「ええ、さすがに放尿プレイはやり過ぎだったわね」
セレス「ですわね。あれが問題でしたわ」
江ノ島「そこまでの流れは悪くなかったんだけどね~」
セレス「オムツを持ってきた舞園さんが戦犯ですわ」
舞園「ううぅ……ごめんなさい」
霧切「まぁ、そんなに畏まらなくてもいいわ。舞園さんがいなければ今日のこの場はなかったのだから。私は苗木君の精液の味を楽しめただけでも満足してるわ。ありがとう」
舞園「霧切さん……」
霧切「でもあの後にお風呂や、布団の中で色々とやりたいこともあったのだけれどね」
舞園「うぅ……ごめんなさい」
セレス「もういいですわ。今日の反省はこのくらいにして、これからのことを考えましょう」
霧切「大神さんが敵にまわったのはやっかいね」
舞園「はい。写真で脅すというのも難しくなりました」
セレス「ですわね。大神さんが脅しの事実を知ったら私達は潰されてしまいますわ」
江ノ島「今の状態じゃ何やっても大神にチクられるしね」
戦刃「苗木君に嫌われたかも……」
江ノ島「あ、お姉ちゃんいたの?」
戦刃「…………」
セレス「ですが、それは由々しき問題ですわ」
舞園「というか、明日から私達は苗木君に避けられちゃうかもしれません」
霧切「それは困るわ」
江ノ島「いや、そこは大神がいなくてもそうなってたんじゃね?」
セレス「ですが、写真で脅して近づけない以上、苗木君の方からシャットアウトされてしまう可能性があります」
5人はしばらく頭を悩ませた。
舞園「明日みんなで素直に謝りましょう」
霧切「今更大丈夫かしら?」
セレス「手遅れではありませんの?」
舞園「大丈夫です。苗木君は優しくて人がよくて流されやすいので、みんなで謝ればきっと許してくれます」
他の4人は舞園の提案にあまり乗り気ではなかったが、他にいい案もなかったので、それに従うことにした。
こうして女子会の夜は更けていった。
江ノ島「あ、お姉ちゃんいたの?」
戦刃「…………」
セレス「ですが、それは由々しき問題ですわ」
舞園「というか、明日から私達は苗木君に避けられちゃうかもしれません」
霧切「それは困るわ」
江ノ島「いや、そこは大神がいなくてもそうなってたんじゃね?」
セレス「ですが、写真で脅して近づけない以上、苗木君の方からシャットアウトされてしまう可能性があります」
5人はしばらく頭を悩ませた。
舞園「明日みんなで素直に謝りましょう」
霧切「今更大丈夫かしら?」
セレス「手遅れではありませんの?」
舞園「大丈夫です。苗木君は優しくて人がよくて流されやすいので、みんなで謝ればきっと許してくれます」
他の4人は舞園の提案にあまり乗り気ではなかったが、他にいい案もなかったので、それに従うことにした。
こうして女子会の夜は更けていった。
苗木「7時か……」
ボクは支度をして朝食を取りに食堂へ向かう。
一晩たってみると昨日ことはやっぱり夢だったんじゃなかと思えてくる。
苗木「本当に夢だったらよかったんだけどなぁ……」
ボクはいつもより早く部屋を出た。
無意識のうちに舞園さんに誘われるのを避けたのかもしれない。
食堂にはまだ舞園さん達の姿はなかった。
しかしいつも舞園さん達と一緒に食事をしているため、今日は一緒に食べる相手がいない。
かといって一人飯は寂しいので、これを機に男子グループに混ぜてもらおうかと思っていたら、後ろから声を掛けられた。
大神「苗木よ。もしよければ我らと一緒に食事をとらぬか?」
声を掛けてくれたのは大神さんだった。後ろには朝日奈さんと不二咲さんもいる。
普段の彼女は進んで他人に声をかけるタイプではないと思う。
そんな大神さんが声を掛けてくれたのはやはり昨日のことがあったからだろう。
きっとボクが舞園さん達と食事をする気分じゃないことを察してくれたのだ。
苗木「うん、喜んで」
テーブルにつくと、まず3人から昨日のことでの謝罪を受けた。
傍観者に徹してしまったことを心から悔んでいるようだ。
ボクは3人の謝罪を受け入れ、むしろ止めてくれたことの方に感謝した。
そもそもボクは3人のことを恨んではいないんだけどね。
ボクが3人に対して気を悪くしていないことを伝えると、むこうも安心したようで、その後は普通に雑談に花が咲いた。
ボクは支度をして朝食を取りに食堂へ向かう。
一晩たってみると昨日ことはやっぱり夢だったんじゃなかと思えてくる。
苗木「本当に夢だったらよかったんだけどなぁ……」
ボクはいつもより早く部屋を出た。
無意識のうちに舞園さんに誘われるのを避けたのかもしれない。
食堂にはまだ舞園さん達の姿はなかった。
しかしいつも舞園さん達と一緒に食事をしているため、今日は一緒に食べる相手がいない。
かといって一人飯は寂しいので、これを機に男子グループに混ぜてもらおうかと思っていたら、後ろから声を掛けられた。
大神「苗木よ。もしよければ我らと一緒に食事をとらぬか?」
声を掛けてくれたのは大神さんだった。後ろには朝日奈さんと不二咲さんもいる。
普段の彼女は進んで他人に声をかけるタイプではないと思う。
そんな大神さんが声を掛けてくれたのはやはり昨日のことがあったからだろう。
きっとボクが舞園さん達と食事をする気分じゃないことを察してくれたのだ。
苗木「うん、喜んで」
テーブルにつくと、まず3人から昨日のことでの謝罪を受けた。
傍観者に徹してしまったことを心から悔んでいるようだ。
ボクは3人の謝罪を受け入れ、むしろ止めてくれたことの方に感謝した。
そもそもボクは3人のことを恨んではいないんだけどね。
ボクが3人に対して気を悪くしていないことを伝えると、むこうも安心したようで、その後は普通に雑談に花が咲いた。
しばらく食事も進んだところで、またも後ろから声を掛けられた。
舞園「苗木君」
大神「お主ら……」
声の主は舞園さんだった。
後ろには江ノ島さん、霧切さん、セレスさん、戦刃さんの4人もいる。
場の温度が一気に低くなる。
大神さん達は歓迎していないことを隠そうとはしない。
舞園「苗木君、昨日は本当にすいませんでした」
舞園さんは深々と頭を下げた。
後ろの4人もそれにならう。
舞園「始めてのお泊まり会でついついテンションが上がってやり過ぎてしまいました。一晩たって本当に後悔しています。ごめんなさい」
舞園さんの目には涙が浮かんでいた。
ボクには心からの謝罪に見えた。
昨日の悪魔のような舞園さんではなく、いつもの舞園さんがそこにいた。
苗木「舞園さん……全然気にしてないって言ったら嘘になるけど、許すよ。王様ゲームでテンション上がってやり過ぎちゃうなんてよくあることだもんね」
舞園「苗木君……ありがとうございます」
舞園さんの目から涙が溢れた。
いつもの舞園さんだ。ボクが憧れた舞園さんだ。
この舞園さんが悪い人であるはずがない。
昨日のことは誰にでもある、ちょっとした間違いだったに違いない。
舞園「あの……また私たちと一緒に食事してくれますか?」
苗木「うん、喜んで。せっかく同じクラスになれたんだし、仲良くしてくれると嬉しいな」
これは建前でもなんでもなくボクの本心だった。
ボクだって舞園さん達と仲良くしたい。
誰にだって間違いはあるさ。
ふと見れば、大神さん達が心配そうな、不満そうな表情をしていた。
苗木「大神さん達もよろしくね」
ボクの言葉に一瞬戸惑ったようだけど、すぐに意図を理解してくれた。
大神「我はもとより偉そうなことを言えた立場ではない。お主がそう言うのであれば、我から言うことはなにもない。しかし、全く器の大きな男よな」
その後は大神さん達も警戒を解き、舞園さん達も合流した朝食会は和やかに進んだ。
舞園「苗木君」
大神「お主ら……」
声の主は舞園さんだった。
後ろには江ノ島さん、霧切さん、セレスさん、戦刃さんの4人もいる。
場の温度が一気に低くなる。
大神さん達は歓迎していないことを隠そうとはしない。
舞園「苗木君、昨日は本当にすいませんでした」
舞園さんは深々と頭を下げた。
後ろの4人もそれにならう。
舞園「始めてのお泊まり会でついついテンションが上がってやり過ぎてしまいました。一晩たって本当に後悔しています。ごめんなさい」
舞園さんの目には涙が浮かんでいた。
ボクには心からの謝罪に見えた。
昨日の悪魔のような舞園さんではなく、いつもの舞園さんがそこにいた。
苗木「舞園さん……全然気にしてないって言ったら嘘になるけど、許すよ。王様ゲームでテンション上がってやり過ぎちゃうなんてよくあることだもんね」
舞園「苗木君……ありがとうございます」
舞園さんの目から涙が溢れた。
いつもの舞園さんだ。ボクが憧れた舞園さんだ。
この舞園さんが悪い人であるはずがない。
昨日のことは誰にでもある、ちょっとした間違いだったに違いない。
舞園「あの……また私たちと一緒に食事してくれますか?」
苗木「うん、喜んで。せっかく同じクラスになれたんだし、仲良くしてくれると嬉しいな」
これは建前でもなんでもなくボクの本心だった。
ボクだって舞園さん達と仲良くしたい。
誰にだって間違いはあるさ。
ふと見れば、大神さん達が心配そうな、不満そうな表情をしていた。
苗木「大神さん達もよろしくね」
ボクの言葉に一瞬戸惑ったようだけど、すぐに意図を理解してくれた。
大神「我はもとより偉そうなことを言えた立場ではない。お主がそう言うのであれば、我から言うことはなにもない。しかし、全く器の大きな男よな」
その後は大神さん達も警戒を解き、舞園さん達も合流した朝食会は和やかに進んだ。
朝食会終了後、舞園の個室にて。
セレス「さすがはアイドルといったところでしょうか」
霧切「全て任せて正解だったわね」
舞園「あそこまで上手くいくとは思いませんでしたけどね。さすがは苗木君です」
江ノ島「大神達まで警戒を解いてくれたのは助かったわ」
霧切「本当にね。そこをどう解決するかが目の上のたんこぶだったのだから」
戦刃「なんだかんだで私達も許された」
セレス「泣いたのも謝罪したのも舞園さんだけですのにね。私達はただ棒立ちしていただけですわ」
霧切「喋りは全て私に任せて、皆さんは後ろで申し訳なさそうな表情でもしていてください、なんて大それたことを言っただけあるわね」
江ノ島「ホント舞園ちゃん様様だわ~」
舞園「そんなに褒められると照れちゃいます。というか相手が苗木君ならきっと誰がやっても上手くいったと思いますよ」
セレス「さすがはアイドルといったところでしょうか」
霧切「全て任せて正解だったわね」
舞園「あそこまで上手くいくとは思いませんでしたけどね。さすがは苗木君です」
江ノ島「大神達まで警戒を解いてくれたのは助かったわ」
霧切「本当にね。そこをどう解決するかが目の上のたんこぶだったのだから」
戦刃「なんだかんだで私達も許された」
セレス「泣いたのも謝罪したのも舞園さんだけですのにね。私達はただ棒立ちしていただけですわ」
霧切「喋りは全て私に任せて、皆さんは後ろで申し訳なさそうな表情でもしていてください、なんて大それたことを言っただけあるわね」
江ノ島「ホント舞園ちゃん様様だわ~」
舞園「そんなに褒められると照れちゃいます。というか相手が苗木君ならきっと誰がやっても上手くいったと思いますよ」
とりあえず、舞園は桑田、セレスは山田、霧切は学園長にでも犯されないかなぁ(チラッ
>>222
まあ、胸糞悪いのは勘弁、あくまでも苗木が主体となって、復習してほしいな
まあ、胸糞悪いのは勘弁、あくまでも苗木が主体となって、復習してほしいな
今のところこの舞園さんと>>1が別のを書いてる舞園さんは性格が全然違うんだね
前者は苗木に希棒的制裁をしてほしいな
前者は苗木に希棒的制裁をしてほしいな
なんだかんだ苗木と一線越えたいみたいだから、苗木くんが絶倫天然テクニシャンなら円満解決する(適当)
それから、平穏に一週間が過ぎた。
舞園さん達との仲も良好で、ボクもあの悪夢の女子会のことを忘れつつあった。
あの女子会以来、舞園さんのグループに霧切さんとセレスさんが加わった。
ボクも舞園さんのグループに身を置かせてもらっている。
舞園さんのグループは6人の大所帯となった。
これに加えて、最近は大神さんと朝日奈さんのペアも一緒に行動することが多い。
舞園さんはきっとクラスの中心になるだろうとは思っていたけど、ここまでクラスの女子をまとめ上げてしまうんだからさすがの人徳だ。
いつか腐川さんもこれに加わる日が来るのかもしれない。
結果的に舞園さんが企画した女子会は大成功に終わったわけだ。
しかし、あの女子会にしたって最初は気まずい沈黙が支配していたんだ。
そこを舞園さんがなんとか頑張って盛り上げて成功させた。
舞園さんだってきっとみんなと友達になりたくて必至だったんだ。
ボクが少しばかり傷つくことになってしまったのも、そういう必至さゆえに、すこし周りが見えなくなってしまっただけに違いない。
舞園さんの女子会はそもそもクラスに馴染めていない人のために開催されたと言ってもいい。
決して自分本位な動機でも行動でもなかった。
そう思うとボクは舞園さんを憎むことなど、出来るはずがないのであった。
舞園さん達との仲も良好で、ボクもあの悪夢の女子会のことを忘れつつあった。
あの女子会以来、舞園さんのグループに霧切さんとセレスさんが加わった。
ボクも舞園さんのグループに身を置かせてもらっている。
舞園さんのグループは6人の大所帯となった。
これに加えて、最近は大神さんと朝日奈さんのペアも一緒に行動することが多い。
舞園さんはきっとクラスの中心になるだろうとは思っていたけど、ここまでクラスの女子をまとめ上げてしまうんだからさすがの人徳だ。
いつか腐川さんもこれに加わる日が来るのかもしれない。
結果的に舞園さんが企画した女子会は大成功に終わったわけだ。
しかし、あの女子会にしたって最初は気まずい沈黙が支配していたんだ。
そこを舞園さんがなんとか頑張って盛り上げて成功させた。
舞園さんだってきっとみんなと友達になりたくて必至だったんだ。
ボクが少しばかり傷つくことになってしまったのも、そういう必至さゆえに、すこし周りが見えなくなってしまっただけに違いない。
舞園さんの女子会はそもそもクラスに馴染めていない人のために開催されたと言ってもいい。
決して自分本位な動機でも行動でもなかった。
そう思うとボクは舞園さんを憎むことなど、出来るはずがないのであった。
舞園の個室
霧切「もう一週間よ」
舞園「そうですね」
霧切「もう一週間も苗木君の精液を我慢してるわ。そろそろ限界よ」
セレス「私もあの泣き顔が恋しいですわ」
舞園「お二人ともお気持ちはわかりますが、せっかく苗木君や大神さん達と和解したところなんですから、うかつな行動は慎んでくださいね」
江ノ島「でもさ~、このままお淑やかにしててもチャンスないんじゃね?」
セレス「かといって強引なことをすれば、二度と近づけなくなる危険があります。難しいですわね」
舞園「私に考えがあります」
霧切「聞くわ」
舞園「要は苗木君を裸にする大義名分があればいいわけです」
セレス「それはそうでしょうが、具体的にどうするのですか?」
舞園「丁度よく明日からオリエンテーション合宿があります。これを利用しない手はありません」
霧切「もう一週間よ」
舞園「そうですね」
霧切「もう一週間も苗木君の精液を我慢してるわ。そろそろ限界よ」
セレス「私もあの泣き顔が恋しいですわ」
舞園「お二人ともお気持ちはわかりますが、せっかく苗木君や大神さん達と和解したところなんですから、うかつな行動は慎んでくださいね」
江ノ島「でもさ~、このままお淑やかにしててもチャンスないんじゃね?」
セレス「かといって強引なことをすれば、二度と近づけなくなる危険があります。難しいですわね」
舞園「私に考えがあります」
霧切「聞くわ」
舞園「要は苗木君を裸にする大義名分があればいいわけです」
セレス「それはそうでしょうが、具体的にどうするのですか?」
舞園「丁度よく明日からオリエンテーション合宿があります。これを利用しない手はありません」
復讐とかいわずにいじめられる苗木君に新しい可能性がみえたきがします。ジュルリ
今日からオリエンテーション合宿だ。
ボク達はとある山奥の合宿所に向かうため、バスに揺られている。
オリエンテーション合宿とは新入生同士の交流を目的としたものであり、内容は小学生でやる野外活動なんかに近い。
今はまだ高校でこういった合宿をやっているところは珍しいと思うけど、大学においては交流を目的に4、5月あたりに合宿を行うことは一般的になりつつある。
ちなみに、参加者はボク達新入生だけであり、先輩達は参加していない。
先輩達との交流の機会はまた別で用意されているらしい。
また、多くの大学でそうであるように、旅行ではなく合宿であるため必修であり、原則として参加しなければ単位が出ない。
ボク達はとある山奥の合宿所に向かうため、バスに揺られている。
オリエンテーション合宿とは新入生同士の交流を目的としたものであり、内容は小学生でやる野外活動なんかに近い。
今はまだ高校でこういった合宿をやっているところは珍しいと思うけど、大学においては交流を目的に4、5月あたりに合宿を行うことは一般的になりつつある。
ちなみに、参加者はボク達新入生だけであり、先輩達は参加していない。
先輩達との交流の機会はまた別で用意されているらしい。
また、多くの大学でそうであるように、旅行ではなく合宿であるため必修であり、原則として参加しなければ単位が出ない。
舞園「苗木君の番ですよ~?」
苗木「あぁごめん、ちょっとボーッとしてたよ」
ボクはバスの一番後ろの席の真ん中に座って舞園さんたちとトランプをしている。
達というのは舞園さんのグループと、大神さんと朝日奈さんのペアだ。
一番後ろの5席だけでは足りないので、後ろから2列目の席も反転させて使っている。
ちなみに引率の教員を含めても、乗員は20名に満たないのに対して、補助席なしで45名が乗れる大型バスを利用しているため、座席はどのように使っても迷惑にはならない。
特に座り方は定められていなかったため、自然な流れでこのような座席配置になってしまったけど、男子1人、女子7人というのは全くもって落ち着かない。しかもバスの座席だから自然と密着するし……
江ノ島「苗木ぃ~? なんか顔赤くな~い? うぷぷぷぷ」
隣の江ノ島さんにはずっとからかわれっぱなしだ。
少し離れたところにいる桑田クン達のグループからの視線が痛い。
というかここ数日、男子グループとまともに絡んだ記憶がない。
別に意識して女子とばかりいるわけじゃないけど、いい機会だから男子ともちゃんと絡んでおきたい。
合宿だからお風呂や就寝など男女別になる機会は多いはずだ。
苗木「あぁごめん、ちょっとボーッとしてたよ」
ボクはバスの一番後ろの席の真ん中に座って舞園さんたちとトランプをしている。
達というのは舞園さんのグループと、大神さんと朝日奈さんのペアだ。
一番後ろの5席だけでは足りないので、後ろから2列目の席も反転させて使っている。
ちなみに引率の教員を含めても、乗員は20名に満たないのに対して、補助席なしで45名が乗れる大型バスを利用しているため、座席はどのように使っても迷惑にはならない。
特に座り方は定められていなかったため、自然な流れでこのような座席配置になってしまったけど、男子1人、女子7人というのは全くもって落ち着かない。しかもバスの座席だから自然と密着するし……
江ノ島「苗木ぃ~? なんか顔赤くな~い? うぷぷぷぷ」
隣の江ノ島さんにはずっとからかわれっぱなしだ。
少し離れたところにいる桑田クン達のグループからの視線が痛い。
というかここ数日、男子グループとまともに絡んだ記憶がない。
別に意識して女子とばかりいるわけじゃないけど、いい機会だから男子ともちゃんと絡んでおきたい。
合宿だからお風呂や就寝など男女別になる機会は多いはずだ。
舞園「やっと着きましたね。苗木君、一緒に行きましょう」
舞園さんが立ち上がってボクにそう言った。
しかし、ボクにはすぐには動けない理由があった。
苗木「あ……いや、ちょっと先に行っててくれないかな?」
舞園「え? どうしてですか?」
戦刃「もしかして酔った?」
苗木「うん、ちょっとね。だからボクはもう少し休憩してから行くよ」
舞園「そうですか……わかりました」
舞園さんがボクを心配そうに見つめる。渋々ながら納得したようだ。
ふぅ……なんとか誤魔化すことができた。
霧切「でも、酔ったならむしろ早く外に出た方がいいんじゃないかしら?」
セレス「それもそうですわね。苗木君。きついようでしたら肩をお貸ししますわよ」
やばい……正論だ。
このままでは外に連れ出されてしまう。
しかし幸いなことに、まだ誰もボクの嘘に気が付いていないように見える。
みんな本気でボクを心配している様だ。
なんとか誤魔化さないと……
苗木「いや、ホントに大丈夫だから。もうちょっと休憩していけば大丈夫だから。みんなは先に行っててよ」
セレス「ここで休憩するより外で休憩した方がいいですわ」
霧切「苗木君。肩を貸してあげるから。ほらっ、立って」
苗木「いやいや、ホントに大丈夫だから。先行っててよ。ね?」
逃げられない。逃がしてくれない。
むこうの方が正論なだけに振りほどけない。
余りにボクが頑ななせいか、女性陣も怪訝そうな顔つきになる。
そして、ついに逃げ回っていたボクの玉に必死がかかる。
江ノ島「あっれ~? もしかして苗木ぃ。立てないの?」
江ノ島さんがニヤニヤしながら言った。
そして、それを聞いて他の女性陣も真相に気がついた。
霧切「なるほど。立てないのね。ふふふ」
セレス「あるいは、既に立っている、とも言えますわね」
女性陣からくすくす笑いが起こる。
駄目だ……もう逃げられない。ボクは投了を決意する。
被害を最小限に抑えるためには、今から急いでポジションを直してなるべく目立たなくするしかない。
女子の前で直さなければならないのは屈辱的だけど、このまま無理やり立たされるよりははるかにマシだ。
舞園さんが立ち上がってボクにそう言った。
しかし、ボクにはすぐには動けない理由があった。
苗木「あ……いや、ちょっと先に行っててくれないかな?」
舞園「え? どうしてですか?」
戦刃「もしかして酔った?」
苗木「うん、ちょっとね。だからボクはもう少し休憩してから行くよ」
舞園「そうですか……わかりました」
舞園さんがボクを心配そうに見つめる。渋々ながら納得したようだ。
ふぅ……なんとか誤魔化すことができた。
霧切「でも、酔ったならむしろ早く外に出た方がいいんじゃないかしら?」
セレス「それもそうですわね。苗木君。きついようでしたら肩をお貸ししますわよ」
やばい……正論だ。
このままでは外に連れ出されてしまう。
しかし幸いなことに、まだ誰もボクの嘘に気が付いていないように見える。
みんな本気でボクを心配している様だ。
なんとか誤魔化さないと……
苗木「いや、ホントに大丈夫だから。もうちょっと休憩していけば大丈夫だから。みんなは先に行っててよ」
セレス「ここで休憩するより外で休憩した方がいいですわ」
霧切「苗木君。肩を貸してあげるから。ほらっ、立って」
苗木「いやいや、ホントに大丈夫だから。先行っててよ。ね?」
逃げられない。逃がしてくれない。
むこうの方が正論なだけに振りほどけない。
余りにボクが頑ななせいか、女性陣も怪訝そうな顔つきになる。
そして、ついに逃げ回っていたボクの玉に必死がかかる。
江ノ島「あっれ~? もしかして苗木ぃ。立てないの?」
江ノ島さんがニヤニヤしながら言った。
そして、それを聞いて他の女性陣も真相に気がついた。
霧切「なるほど。立てないのね。ふふふ」
セレス「あるいは、既に立っている、とも言えますわね」
女性陣からくすくす笑いが起こる。
駄目だ……もう逃げられない。ボクは投了を決意する。
被害を最小限に抑えるためには、今から急いでポジションを直してなるべく目立たなくするしかない。
女子の前で直さなければならないのは屈辱的だけど、このまま無理やり立たされるよりははるかにマシだ。
ここまで胸糞だが苗木に救いはあるのかどうかここからどうなるかな
ボクは恥を忍んでパンツの中に手を入れようとする。
しかしすんでのところで江ノ島さんに腕をとられた。
江ノ島「苗木ぃ~ほら立たせてやるから早く外に行こうぜ」
江ノ島さんがボクを無理やり立たせようとする。
ボクは急いで反対の手でポジションを直そうとした。
舞園「も~苗木く~ん。早く立ってくださ~い」
しかしこちらもすんでのところで舞園さんに腕をとられてしまった。
ボクはポジションを直すことを諦め。
なんとか股間を平常に戻そうとする。
しかし、そんな猶予を彼女達が与えてくれるはずもなかった。
舞園「ほ~ら苗木君、いきますよ。せ~の!」
江ノ島「オラァ!」
舞園さんと江ノ島さんに両肩を持ちあげられ、ボクは無理やり立たされた形になる。
しかも、2人の方が身長が高いため、ボクの踵は完全に浮いていて、つま先立ちの状態だ。
苗木「わああぁ……うわあぁ……」
ボクの口から悲鳴のような、呻きのようなわけのわからない声が漏れる。
両腕を固定されているため隠すこともできない。
ボクは必至で腰を引いて誤魔化そうとするも、つま先立ちでは中々うまくいかない。
しかしすんでのところで江ノ島さんに腕をとられた。
江ノ島「苗木ぃ~ほら立たせてやるから早く外に行こうぜ」
江ノ島さんがボクを無理やり立たせようとする。
ボクは急いで反対の手でポジションを直そうとした。
舞園「も~苗木く~ん。早く立ってくださ~い」
しかしこちらもすんでのところで舞園さんに腕をとられてしまった。
ボクはポジションを直すことを諦め。
なんとか股間を平常に戻そうとする。
しかし、そんな猶予を彼女達が与えてくれるはずもなかった。
舞園「ほ~ら苗木君、いきますよ。せ~の!」
江ノ島「オラァ!」
舞園さんと江ノ島さんに両肩を持ちあげられ、ボクは無理やり立たされた形になる。
しかも、2人の方が身長が高いため、ボクの踵は完全に浮いていて、つま先立ちの状態だ。
苗木「わああぁ……うわあぁ……」
ボクの口から悲鳴のような、呻きのようなわけのわからない声が漏れる。
両腕を固定されているため隠すこともできない。
ボクは必至で腰を引いて誤魔化そうとするも、つま先立ちでは中々うまくいかない。
セレス「あらあら、どうしたんですの? そんなに身を捩って。ふふふ」
霧切「くすっ、その状態じゃ前かがみになることもできないわね」
女性陣がボクの股間の状態を確認して思い思いに感想を述べる。
死にたい。
舞園「苗木君。気分はどうですか? ふふっ」
苗木「…………」
舞園「あれ? 反応なしですか? じゃこのまま外まで行っちゃいますね」
苗木「ちょ、ちょっと待って!」
それはいくらなんでも恥ずかしすぎる。
先に出て行ったクラスメイト全員の前で恥を晒すくらいならいっそ……
江ノ島「しゃーねーなぁ、片手だけ自由にしてやるから、さっさと準備しろ」
江ノ島さんが片腕を解放してくれた。
セレス「ふふふ」
舞園「早くしてくださいね」
女性陣が何かを心待ちにしている様だ。
しかし、これ以上粘っても状況は悪化するだけだろう。
ボクは女性陣に見つめられるなか、片手を使ってポジションを直した。
片手しか使えなかったので、手こずって時間がかかってしまう。
セレス「あらあらあら。ふふふ」
霧切「ぷっ、そうそうちゃんと上向きにね。ふふっ」
ボクは羞恥心に耐えながらなんとかポジションを直すことができた。
指摘された通り、上向きにせざるを得ない状態だった。
霧切「くすっ、その状態じゃ前かがみになることもできないわね」
女性陣がボクの股間の状態を確認して思い思いに感想を述べる。
死にたい。
舞園「苗木君。気分はどうですか? ふふっ」
苗木「…………」
舞園「あれ? 反応なしですか? じゃこのまま外まで行っちゃいますね」
苗木「ちょ、ちょっと待って!」
それはいくらなんでも恥ずかしすぎる。
先に出て行ったクラスメイト全員の前で恥を晒すくらいならいっそ……
江ノ島「しゃーねーなぁ、片手だけ自由にしてやるから、さっさと準備しろ」
江ノ島さんが片腕を解放してくれた。
セレス「ふふふ」
舞園「早くしてくださいね」
女性陣が何かを心待ちにしている様だ。
しかし、これ以上粘っても状況は悪化するだけだろう。
ボクは女性陣に見つめられるなか、片手を使ってポジションを直した。
片手しか使えなかったので、手こずって時間がかかってしまう。
セレス「あらあらあら。ふふふ」
霧切「ぷっ、そうそうちゃんと上向きにね。ふふっ」
ボクは羞恥心に耐えながらなんとかポジションを直すことができた。
指摘された通り、上向きにせざるを得ない状態だった。
セレス「疲れました。もう歩けませんわ」
葉隠「休憩にするべ」
山田「ですな。僕ももうヘトヘトですぞ」
バスを降りてからすぐに登山が開始された。
さすがに16人は多いということで、出席番号の前半と後半で2つのグループに分けられた。
前半のグループに朝日奈さん、戦刃さん、石丸クン、江ノ島さん、大神さん、大和田クン、霧切さん、桑田クンの8人。
そして後半のグループに十神クン、ボク、葉隠クン、腐川さん、不二咲さん、舞園さん、セレスさん、山田クンの8人だ。
十神「いい加減にしろお前ら。もう5度目の休憩だぞ」
舞園「このままでは山頂に到着する頃には日が暮れてしまいますね」
予定ではお昼頃には山頂へ到着して、そこで支給されたお弁当を食べる手筈になっている。
しかし、今がもうそのお昼頃なのに対して、ボク達はまだ予定の半分も進んでいない。
なぜこんなことになってしまったかというと、偶然にも前半には体育会系、後半には文化系が集中してしまったためだ。
ただの出席番号の前半と後半のはずなのに、よくもこうハッキリと分かれたと思う。
ちなみに同時にスタートしたはずの前半グループは遥か彼方でとっくに姿は見えなくなっている。
葉隠「休憩にするべ」
山田「ですな。僕ももうヘトヘトですぞ」
バスを降りてからすぐに登山が開始された。
さすがに16人は多いということで、出席番号の前半と後半で2つのグループに分けられた。
前半のグループに朝日奈さん、戦刃さん、石丸クン、江ノ島さん、大神さん、大和田クン、霧切さん、桑田クンの8人。
そして後半のグループに十神クン、ボク、葉隠クン、腐川さん、不二咲さん、舞園さん、セレスさん、山田クンの8人だ。
十神「いい加減にしろお前ら。もう5度目の休憩だぞ」
舞園「このままでは山頂に到着する頃には日が暮れてしまいますね」
予定ではお昼頃には山頂へ到着して、そこで支給されたお弁当を食べる手筈になっている。
しかし、今がもうそのお昼頃なのに対して、ボク達はまだ予定の半分も進んでいない。
なぜこんなことになってしまったかというと、偶然にも前半には体育会系、後半には文化系が集中してしまったためだ。
ただの出席番号の前半と後半のはずなのに、よくもこうハッキリと分かれたと思う。
ちなみに同時にスタートしたはずの前半グループは遥か彼方でとっくに姿は見えなくなっている。
セレス「山田君、喉が乾きましたわ」
山田「はい、ただいま!」
山田クンがセレスさんの荷物から水筒を取り出す。
今までほとんど絡みがなかった筈の2人だけど、いつの間にか主従関係が出来上がっている。
当然のように山田クンはセレスさんの荷物を持たされている。
葉隠「腹が減ったべ。もうここで弁当にするべ」
十神「巫山戯たことを言うな。さっさと登るぞ」
それほど高い山ではなく、登山というよりハイキングに近いのにこの有様だ。
葉隠「大丈夫だべ。このペースでもなんとか暗くなる前に登頂できるべ」
十神「掛け値なしの馬鹿かお前は。下山する時間を考えていないだろう」
山田「そうだ! 閃きましたぞ! ずばり今から下山すれば丁度いい時間になるのでは」
葉隠「名案だべ!」
十神「残念だが登りと下りではコースが別だ。ゆえに今からスタート地点に戻ってもバスはない」
舞園「ズルする人がでることもお見通しということですね」
山田「はい、ただいま!」
山田クンがセレスさんの荷物から水筒を取り出す。
今までほとんど絡みがなかった筈の2人だけど、いつの間にか主従関係が出来上がっている。
当然のように山田クンはセレスさんの荷物を持たされている。
葉隠「腹が減ったべ。もうここで弁当にするべ」
十神「巫山戯たことを言うな。さっさと登るぞ」
それほど高い山ではなく、登山というよりハイキングに近いのにこの有様だ。
葉隠「大丈夫だべ。このペースでもなんとか暗くなる前に登頂できるべ」
十神「掛け値なしの馬鹿かお前は。下山する時間を考えていないだろう」
山田「そうだ! 閃きましたぞ! ずばり今から下山すれば丁度いい時間になるのでは」
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