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元スレモバP「俺がタイムスリップ?」

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151 = 150 :

かちゃり

ありす「おはようございます」

ありす「?」

ありす「みなさんどうしたんですか?」

「ああ、なんでもないよ」

まゆ「はい♪いつも通りです♪」

ありす「それならいいんですが……」


ちひろ「そ、そうだ、Pさん。今日の予定なんですけど……」

ちひろ「橘ちゃんの付き添いをお願いしてもいいですか?」

「大丈夫ですよ」

ちひろ「よかった……。正直、人手が足りていなくて……」

ありす「よろしくお願いします」

「よろしくな。橘さん」

154 = 150 :

---車内

(まゆと早苗さんもフォローが必要だな……)

(それにしても……)

(俺が戻ってきたことってみんなにとって良かった事なんだろうか……?)

(一応、みんな俺の復帰を喜んでくれている)

(それでも……)

(今の、事務所内のバランスを崩している原因は間違いなく俺だ)

(みくと楓さん、まゆと早苗さん)

(もしかしたら他にもいるのかもしれない)

(もしも俺がこのままいなくなっていたら……)

(それはそれで上手く回っていた面もあるのでは?)

155 = 150 :

ありす「プロデューサーさん?」

「どうした?」

ありす「いえ……」

ありす「難しそうな顔をしていたので……」

「心配してくれるのか?ありがとう」

ありす「新しい環境も大変だとは思いますが、あまり思いつめないでくださいね」

「はは、ありがとう。俺なら大丈夫だよ」

(しかし、ありすとこうして話していると……)

ありす「?」

(昔の事を思い出すなぁ……)

(ありすが、ウチの事務所に来た頃のこととか)

156 = 150 :

---



ありす「橘と呼んでください。その…アイドルに興味なかったのですが、将来は歌や音楽をお仕事にしたいと思っていました」

「アイドルには興味が無い……か」

「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」

「まぁ、やる気はあるみたいだしな。一緒に頑張ろうか、ありす!」

ありす「橘と呼んでくださいといっているんですが……」

---
「ありすー!今度のイベントはおもちつきだぞー!」

ありす「おもちつきって……」

ありす「今回のお仕事の必要性とは?」

「え?」

ありす「私は音楽関連のお仕事がしたいんです。そのためのアイドルですから……」

「そぉい!」わしゃわしゃ

ありす「きゃあっ!」

ありす「いきなり、何するんですか!プロデューサー!」

ありす「髪の毛が……」

「知名度を上げるのだって、将来への近道だろう!」

「それがわからない子には……」わきわき

ありす「ひっ……」

「こうだー!」わしゃわしゃ

ありす「わかりましたから、やめてください!」

157 = 150 :

>>156
訂正
×P「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」
○ありす「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」

158 = 150 :

---

(また、『ありす』って呼びたいな……)

ありす「プロデューサーさん、そろそろ着きますよ?」

「おお、そうだな」

(あとで、また頭わしゃわしゃしてみるか……)

(そういう些細なことで思い出してくれるかもしれないしな……)

159 = 150 :

---

記者「---、なるほど。じゃあ、橘さんは~」

ありす「はい。それは~」

(雑誌の取材も久しぶりだな)

(ありすもしっかり受け答えできてるし、もう慣れたもんだな)

記者「ありがとうございました。それではまた後日、連絡させていただきますね」

「ありがとうございました」

「可愛く書いてやってくださいね」

記者「それはもちろん。任せてください」

ありす「子供扱いしないでください」

「すまん、すまん」

記者「ところで、Pさん?」

「はい、なんでしょうか?」

160 = 150 :

記者「イベントには出ないんですか?」

「イベントですか?」

記者「ええ」

記者「最近のものだと、LIVEロワイヤルや、ドリフェスなんかがありましたが……」

記者「Pさんの事務所からは誰も出場していなかったので」

「ああ、そういうこといですか」

「こちらも諸事情がありまして……」

「出場はしたかったのですが……」

記者「そうでしたか」

「今は戦闘準備段階、とでもいいましょうか」

「まぁ、近々、業界をあっと言わせてやりますよ」

記者「それは面白いですね」

記者「Pさんのところはイベントへの参加、開催も積極的だったので気になっていたんですよ」

記者「一記者としては、取材のしがいがあるところに出てきて欲しいですからね」

161 = 150 :

「ありがとうございます」

「その際には是非ともよろしくお願いします」

記者「こっちも楽しみにしてますよ!」

「それでは失礼します」

記者「お疲れ様です!」

「橘、帰るぞー」

ありす「はい」

記者「?」

記者(確か前は『ありす』って名前で呼んでいたような……)


162 = 150 :

---車内

「橘?」

ありす「はい、なんでしょうか?」

「音楽の仕事したいか?」

ありす「できるのであれば……」

「よし、わかった」

ありす「?」


(いきなり大型イベント、とは行かないが……)

(LIVEバトルなら何とかなるか……)

(楓さんに追いつくためにも……)

(事務所を建て直すためにも……)

(ライブはやらないと)

(それに……)ちら

ありす ぽしぽし

ありす「プロデューサーさん、この前のイベントの特集が組まれているみたいですよ」

「相変わらずタブレット好きだな。後で見せてくれ」

ありす「相変わらず……?」

「いや、なんでもないよ」

(やっぱり、みんなにはステージが似合ってる)

(きらきら輝いて、まばゆい光に包まれて、歓声を浴びるステージが……!)

163 = 150 :

今日はここまでです。

長くなってますがそろそろ導入編が終わりです。
やっと、お話を進めていけそうです。

次回更新予定は次の週末です。
土曜日は更新できるかわかりませんが、金~日曜日で更新できるように頑張ります。

駄文失礼しました。

168 :

『Pさんがいなくなった?』

『ちひろさん、やめてください』

『いくらなんでも、言ってもいい嘘と悪い嘘が……』

『え……?』

---

『ありすちゃん。体調は大丈夫?』

『ずっとお仕事続いてたからねー。あんまり無理しちゃダメだよ?』

『Pさんが戻ってくるまでは、元気でいなくちゃ』

ありす『……Pさん?』

ありす『それは、どなたでしょうか?』

『ありすちゃん、冗談だよね……?』

ありす『そんな名前の方は知りませんが……』

ありす『それと……』

ありす『私のことは橘と呼んでください』

ありす『下の名前で呼ばれるのは好きではないので』

『ありすちゃん……?』じろっ

『……』

169 = 168 :

『どうして…ですか?』

『みんなでPさんを待つんじゃなかったんですか?』

『いつも言っていたのは楓さんじゃないですか』

『……それは』

『Pさんのこと、信じられなくなっちゃったんですか?』

『---ちゃん、落ち着いて。楓さんは……』

すっ

『移籍するのは……』

『この事務所を出て行くのは、全部自分で決めたことなんです……!』

『私は止まってはいられないから」

『だから……』





『もういいです。十分にわかりました……』

『私は、あなたを許しません』

『上辺だけ、Pさんのことを気にしたフリをして……』

『……仲間のフリをして』

『……』

『楓ちゃん?何か理由があるんだよね?』

『……』

『……私は絶対に、トップアイドルになりたい』

『それだけが理由です』

『それがこの事務所でなくても……?』

『---』

170 = 168 :

---

ちひろ「LIVEバトルですか?」

「はい」

ちひろ「どうしたんですか、急に……」

「最近、ライブ自体してないんですよね?」

ちひろ「まぁ、そうですけど……」

「ウチは元々、ライブで名を売って来た事務所です」

「それに、みんなにも目標があったほうがいいと思うんです」

ちひろ「確かにそうですけど……」

「それに、世間に思い出してもらうためにも、一度ライブをすることは必要だと思うんです」

ちひろ「……できるでしょうか?今の私達に……」

171 :

そろそろかな?

172 :

早苗「やろうよ、ライブ」

ちひろ「早苗さん!?」

P[いつの間に……」

早苗「盗み聞きしちゃってごめんね?」

早苗「でも……」

早苗「あたし、このままじゃいけないと思うんだ」

早苗「P君も帰って来て、本当はみんな元通りになれるはずでしょ?」

早苗「今みたいに、ギスギスした中でアイドルやって……」

早苗「そんなの誰も望んでないよ」

「早苗さん……」

173 = 172 :

早苗「夢を届けるのがアイドルでしょ?」

早苗「そのアイドルが、夢を見れないのって違うと思う」

早苗「みんなを笑顔にするあたし達が心から笑えないっておかしいと思うのよ」

ちひろ「……」

ちひろ「……わかりました」

ちひろ「やりましょうか、ライブ!」

「ちひろさん!」

ちひろ「まぁ、このままジリ貧ってわけにも行かないですし……」


ちひろ「それに」

くるっ

ちひろ「今の私達にはPさんがいますから」にこ

ちひろ「その代わり、きりきり働いてもらいますからね?」

「もちろんです!」


早苗「あと、そこで聞いてるにゃんこもそれでいいわよね?」


がたっ

「んぅ~……」

「頭打っちゃったにゃ……」

174 = 172 :

みく「話は聞かせてもらったよ!」

みく「ライブやるんにゃら、みくだって一肌ぬいじゃうんだから!」

「いつからいたんだよ……」

ちひろ「というか、机の下で何してたんですか……」

みく「だって、いきなりPチャンとちひろさんが入ってくるから……」


「隠れなくてもいいだろうに……」

みく「うー……」

みく「そんなことはどうでもいいの!」

みく「やることが決まったんだから、さっさと準備をはじめるにゃ!」


「まぁ……」

ちひろ「そうですね」

早苗「なんか全部もっていかれちゃったわね……」



ちひろ(このままじゃいけないなんてわかっていたんですけどね……)

ちひろ(少し臆病になっていたのかもしれません……)

ちひろ(負けっぱなしに、上手くいかないことに慣れていたのかも……)

ちひろ「がんばろう……!」ぽそり

「?」

ちひろ「いえ、なんでもないですよ!」

175 :

最近、碌な更新ができずにすみません。
一応、土曜に更新します。

176 :

はーい

178 :

『一週間後の』土曜日か
なるほど

179 :

土曜日はまだ終わってない!

180 :

土曜に更新(土曜日とは言ってない)

181 :

土曜と言った! 言ったが……
今回まだ具体的な日付までは明言していない
そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい
つまり、1がその気になれば再開は数週間後ということも可能だろう……ということ……!

182 :

あれが1とは限らないのに…

183 :

更新が無かったから土曜日は気持ちが どよーんとしてたよ

185 :

楓さんは今違うとこにいるからな

186 :

---

美優「ミーティング……ですか?」

「はい」

「少し掛かってしまいましたが」

「やっと先の目処が立ってきました」

ちひろ「はい」

ちひろ「だから、決意を新に……ということで」

「一度、みんなでミーティングをやろうと思うんです」

美優「……」

187 = 186 :

P「アイドルとは個別には再会しましたが」

「まだ、みんなで、事務所で再スタートを切ったわけではありませんから」

「一度、区切りがいると思うんです」

美優「それ…、誰にとってですか?」

「事務所のみんなの……」


「なによりも、おれ自身のです」

188 = 186 :

「正直、自分自身でもわけがわからないんです……」


「どうして俺だけ、どうしてこの事務所でって」

「恥ずかしい話ですが、迷ったり、不安になったりもするんです」

「だから……」

「しっかりと前に進みたいんです」


美優「……わかりました」

美優「でも、まだみんな揃って無いです……」

「それはわかってます」

189 = 186 :

「一週間……」

「これから一週間で、全員をスタート地点に立たせて見せます」

美優「……」

美優「一つだけ……聞いてもいいですか?」

「はい?」

190 = 186 :

美優「どうして……私に……」

美優「確認なんてしたんですか……?


美優「決定権ならPさんにあるんですよね……?」

美優「それなら事後的な連絡でも……」

「……それは」

191 = 186 :

とりあえず、更新が随分と遅れましたが1です。
諸事情はありましたが、特に弁解はしません。

遅れたことについて、申し訳ありませんでした。

今日はもう少しだけ書きたいと思います。

192 :

まってた!!

193 :

俺は信じてたし?他の人はどよどよして騒がしかったみたいだけど

194 :

お前>>183だろ

195 :

乙。俺も別に動揺はしてなかったよ

196 :

今日はもう少しだけ書きたい(今日書くとは言ってない)

197 :

だが、ちょっと待ってほしい。
日本時間では既に日付が変わったとはいえ、それだけで判断するのは短慮と言えまいか?
アメリカ西海岸から投稿している可能性も、大いに考えられるのではないだろうか。

198 :

P「俺よりも、美優さんの方がみんなのことをわかってるいると思ったからです」

P「ありすの件も、楓さんの件もそうですが」

P「俺がいない間、みんなの間に立ってくれていたのは美優さんですよね?」

P「資料を読んで、事務所の雰囲気も感じて」

P「そうなんだと俺は思っています」

美優「……」

P「だからこそ、美優さんの意見を聞きたかったんです」

199 = 198 :

美優「そうですか……」

美優「それなら……」

美優「私は…反対です」

200 :

次回予告のない土曜日
果たして1の更新はあるのか……!
請うご期待!


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