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元スレモバP「俺がタイムスリップ?」

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101 :

スタッフ「おつかれさまでーす!」

P ひらひら

みく「!」

みく「Pチャン!」たったったっ

「お疲れ様」

みく「Pチャン!」だきっ

みく「迎えに来てくれたの!?」

「ああ、今朝はすまなかったな」なでなで

みく「なんのことかにゃあ?みくわかんないにゃ♪」

「ちょっとくっつきすぎだよ……」

スタッフ「みくちゃんべったりですね」

みく「そんなことないにゃあ」すりすり

102 = 101 :

スタッフ「まぁ、Pさんも久しぶりに戻って来てみたいですから。仕方ないですよね」

「週刊誌に撮られないように気をつけますよ」

みく「♪」

「さあ、帰ろうか」

みく「うん!」

103 = 101 :

みく「Pチャン、みくの収録見てたの?」

「まあな。他の仕事も早く終わったし……」

「がんばってるじゃないか」

みく「あんなの当たり前だにゃ?Pチャンはみくを誰だと思ってるのかにゃあ?」

「はいはい」

「?」

みく「Pチャン、どうしたの?」

「いや、ちょっとな……」

(なんだろう、この緊張感)

(周りの空気がさっきまでとは違う気が……)

「!」

「Pさん、偶然ですね?こんなところで会うなんて」

「か、楓さん!?」

104 = 101 :

ここまでが昨日の投下予定分です。
なんとか、週末投稿は守れるように頑張ります。

駄文失礼しました。

105 :


楓さんはどうでるのかな

106 :

おつ
みくにゃんかわいい

107 :

「留守電聞きました」

「嬉しかったです。私にも連絡をくれるだなんて」

「楓さん……」


ちらり

みく「!」びくっ

「みくちゃんも久しぶり」

みく「……」

「どうした?みく?」

みく「…何でも…ない、にゃ」

「ふふっ、相変わらず元気そうで安心しました」

「仲がいいのも相変わらずですね」

みく「……」

108 = 107 :

(なんだろう。この雰囲気……)

(みくの様子がおかしい……)

(それに……)

「どうしたんですか?」

(楓さんから、すごいプレッシャーを感じる)

(まるで全身の毛穴を針で刺されるような……)

(事情が事情だとは言え……)

「Pさん、汗がすごいですよ?」にこり

(俺の知っている楓さんではないような……)

「か、楓さん……!」

109 = 107 :

「話は聞いています……」

「でも、どうして……!」

「他に方法だって……」

「ないですよ。そんなものは」

「Pさんの方が私なんかよりよく知っているんじゃないですか?」

「この業界の厳しさは」

「……!」

「ふふふっ、Pさんは気にしなくてもいいことですよ?」

「全部私が自分で決めたことですし……」

「これで良かったと思ってますから……」

「後悔もありません」

みく ふるふる

「だから……」

「みくちゃんも気にしないでね?」

110 :

あー、楓さんがその立ち位置かあ……

111 = 107 :

「!」ぴりりりり

「…はい、…わかりました」

「Pさん、すみません。スケジュールが押してるみたいで……」

「お話の続きはまた今度、ゆっくりとしましょうか」

「……はい」

「みくちゃんも元気でね」

みく「……」

楓 すっ

「それとこれだけは言っておきます……」ぽそり




「私、絶対に負けませんから……」

「誰にも、もちろん事務所のみんなにも……」

「Pさん、いえ、プロデューサーさんにも……」


「……だから…」

「本気で私のところまで来てくださいね……?」

112 = 107 :

---

車窓の外を流れていく風景

看板に、大型ビジョン
雑踏の合間に聞こえる音楽


(もともと、オーラのある人だとは思っていたが……)

(半年でよくもまあここまで……)

街の至るところに溢れる楓さんの写真、動画、歌声

(正直、彼女のプロデューサーとしては自信なくすわ……)

(今となっては彼女の『元』プロデューサーと言った方が正しいのかも知れないな……)

数ヶ月前に楓さんは事務所を移籍した。
移籍先は大手プロダクション

瞬く間にスターダムを上り詰めた彼女は、一躍トップアイドルへと上り詰めた


(俺がいない間に……、俺無しで……)

113 :

枕でもさせられてるかと思ったけどこれは移籍組ってことかな?

114 = 107 :

みく「……」

(さっきから黙ったままのみくのことも気になるが……)

(今は聞くべきじゃあないだろうな)

(楓さんとの間に何があったのかは……)

(それにしても『私のところまで来てください』か……)

(どれくらい先にいるんだろうな、楓さんは……)

(事務所を元に戻す、立て直す……)

(道のりは長そうだ)

115 :

>>111
絶許宣言なのか、迎えに来てくださいアピールなのか悩みどころやなあ。

116 = 107 :

(結局、帰り際までみくはほとんど喋らなかった)

(別れ際の『ばいばい、Pチャン』というみくの言葉が妙に引っかかった気がした)

117 :

おいまてしぼうふらぐ

118 :

迎えに来て欲しいと思ってても言わないと思うし許さないはまた違う気がするな
所属が変わって立場と見るものが変わったってだけだと思いたい

119 :

切が悪くなりそうなので、今日はここまでにします
三連休は毎日更新できるように頑張ります

ありがとうございました

120 :

1チャンの嘘つき!もう知らない!

121 :

タイムスリップから二度目の朝

(正直、あまり眠れなかったな……)

(俺が何かしたわけではない。それなのに、朝起きたら半年も経っていたんだ)

(同じことが起こらないとも限らない)

(ただでさえ、考える事はたくさんあるのにな……)


(幸い、今日は昨日の次の日だ)

(これが普通なのにな……、笑っちゃうよ)

「さて、仕事に行こう。早く行ってしたいこともあるしな」

122 = 121 :

>>120
本当にすみません
今日は昨日の分も投下します

123 = 121 :

ガチャ

「あ、Pさん。おはようございます」

「!?」

「やっと……、やっと戻ってきてくれたんですね」

「まゆ!?こんなところで何してるんだ!?」

まゆ「何って……」

まゆ「Pさんを待っていたに決まってるじゃないですかぁ……」ふらり

「まゆ!」がしっ

「!」

「こんなに身体を冷やして……!」

まゆ「本当はすぐにでも会いに来たかったんですよ?」

まゆ「でも、お仕事が遠くだったので……」

まゆ「遅くなってすみませんでした……」

「いいから、とりあえず部屋に入ろう」

124 = 121 :

P「とりあえず、風呂沸かすから」

「着替えは……持って無いか……」

「とりあえず、これで我慢してくれ」

まゆ「ありがとうございます」

まゆ もふ

まゆ「Pさんの匂いがします……」

「まぁ、俺のシャツだからな……。寒かったら言ってくれよ?」

「上着も出すから……」

まゆ「大丈夫ですよ、Pさんのシャツ……」

まゆ「暖かいですから……」

「……」

125 = 121 :

「それにしても、こんな時間から何で俺の家の前にいたんだ……」

「明け方なんてかなり冷えるだろ?」

まゆ「そんなの決まってるじゃないですか?」

まゆ「Pさんに会いたかったからですよ?」にこり

まゆ「それ以外に理由がいりますか?」

「アイドルだって身体が資本なんだから、こういうことはもうするんじゃないぞ?」

「身体を壊されたら、俺だって悲しいんだから」

まゆ「……」

「まゆ?」

まゆ「……すみません」

126 = 121 :

まゆ「でも、すごく嬉しかったんです……」

まゆ「Pさんが戻ってきてくれて……」

まゆ「もう帰ってこないと思ってたんですよぉ……?」ぐす

「ま、まゆ……!?」

まゆ「お仕事でもたくさん迷惑かけましたし……」ぐす

まゆ「まゆのことも嫌いになっちゃったんだって……」ひっく

まゆ「だから、お別れも言ってくれなかったんだって……」

まゆ ぎゅっ

まゆ「まゆは……」

まゆ「まゆは、Pさんさえいれば暖かいんです……」

「……」

まゆ「もう……どこにも行かないで下さい……」

まゆ「まゆを…置いていかないで下さい……」

まゆ「お願いですから……、なんでもしますから……」

129 :

なんでもするって

130 = 121 :

P なでり

まゆ「!」

「いいよ、まゆはそのままで」

「嫌いになるほうが難しいよ」

「まゆみたいに可愛い女の子の事を……」

まゆ「Pさん……?」

「無理させてわるかったな」

「どこにも行かないから、安心してくれ」

まゆ「Pさん……」

まゆ「約束ですからね?」

まゆ「今度Pさんがいなくなったらまゆは、きっと死んじゃいます」

まゆ「だから、絶対に約束ですよ?」

「ああ、わかってるよ」

「風呂も沸いたみたいだから、入ってきな」

まゆ「……はい♪」

---

「会ったときは気が付かなかったけど……」

「まゆの目元、クマができてたな」

「きっと普段から無理して頑張ってたんだろうな……」

「……」

131 :

>>127ー129
まゆにそれはシャレにならないんじゃないですかね…?

132 = 121 :

---

ガチャ

「おはようございます!」

まゆ「おはようございます♪」

ちひろ「おはようございます」

ちひろ「二人で通勤なんてどうしたんですか?」

「まぁ、途中で偶然……」

まゆ「はい♪」

ちひろ じー

「……」

(なんとか出社時間には間に合ったものの…」

ちひろ「まぁ、そういうこともありますよね?」

「は、はい」

(ちひろさんの視線が痛い……)

133 = 121 :

「それよりも、ちひろさん。少しいいですか?」

ちひろ「はい?」

「ちょっと話したいことが……」

バーン

「!?」

「おっはよーう!!」

134 :

私だ

135 :

>>134
お前だったのか

136 :

暇を持て余した

137 :

神々の

138 :

ちくわ道明寺

139 :

遊び

140 :

誰だ今の

141 :

なんで最高の流れができてんのw

142 :

流れワロタwwww

144 :

おいどうした

145 :

早苗「あ、P君。おっはよう!」


「早苗さん、朝から元気ですね」

早苗「まぁ、それだけが取り得だしね♪」

早苗「あと、昨日はごめんね」

早苗「いきなり戻ってくるから、お姉さんびっくりしちゃってさ……」

早苗「本物かなって……」

「それでいきなり平手ですか……」

早苗「ごめんね?」

「大丈夫ですよ」

まゆ「……」

146 = 145 :

まゆ「……Pさんのこと」

まゆ「殴ったんですか……?」

「いや、殴ったといっても軽い平手だったし……」

「早苗さんもびっくりしてただけだと思うぞ?」


まゆ「Pさんは、半年間も人知れず入院していたのにですか……?」

早苗「……」

早苗「そのことについては本当に悪かったと思ってるって……」

まゆ「そういう問題じゃありません!」

147 = 145 :

まゆ「もしも……」

まゆ「病み上がりのPさんが打ち所を悪くして、またいなくなったらどうするんですかぁ……?」

「そんな大げさな……。」

「俺なら大丈夫だよ」

まゆ「Pさんは静かにしていてください」

P ぞくっ

まゆ「『帰って来てびっくりした』?」

まゆ「それって……」

まゆ「早苗さんはPさんのことを信じていなかったってことじゃないんですかぁ……?」

まゆ「もう戻ってこないって……」

まゆ「し……」

まゆ「死んでいると…思ってたんじゃないですか?」

早苗「!」

148 :

無言の1チャン怖い

149 :

続きに期待

150 :

ちひろ「まゆちゃん……。少し言いすぎなんじゃ……」

「早苗さんだってそうは思ってなかったと思うぞ?」

「一番悪いのはいきなりいなくなった俺だしな」


早苗「……」

まゆ「……」

まゆ「すみませんでした……。少し、頭に血が上っていたみたいです」

まゆ「早苗さん。これからも頑張りましょうね」

早苗「……うん」

がしっ


ちひろ(まゆちゃん、目が笑って無いですね……」


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