私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その2だね」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★
レスフィルター : (試験中)
やよいと八幡の遭遇は見たいな
キョドりまくって周りにドン引かれそうだけど
キョドりまくって周りにドン引かれそうだけど
投下なかったか…
確実に投下できる日に予告してもらえるほうがありがたいです
確実に投下できる日に予告してもらえるほうがありがたいです
良いssだから続きが
けっこう気になるんだよなぁ…
目が死
んでしまう前に
はやく続きがみたいけど
チョウテンの
枚数をか
んがえながらゆっくりと
サ
イクの枚数も
こ
う慮しつつ待とう(確信)
けっこう気になるんだよなぁ…
目が死
んでしまう前に
はやく続きがみたいけど
チョウテンの
枚数をか
んがえながらゆっくりと
サ
イクの枚数も
こ
う慮しつつ待とう(確信)
*
加蓮の説得に成功した日の夜。
我が比企谷家では家族会議が行われていた。
まぁ、例によって兄妹のみの家族会議なわけだが。
小町「お兄ちゃん。詳しく聞かせてくれるよね?」
八幡「いや詳しくも何もなぁ……それより、先に飯にしないか?」
小町「そんな事は後でいーの! 小町としては、スルーせずにはいられない重要な事実を聞いてしまったんだよ!?」
八幡「いや知らんよ……」
こんな事になってしまったのは、つい先程見ていたテレビに原因がある。
内容は今時の若者を紹介するありきたりな情報番組。別に見たくて見ていたわけじゃないが、小町が飯の準備の前に何の気無しに見ていたので、俺も便乗しただけである。
その中で、携帯電話の電話帳登録件数に対する紹介コーナーがあったのだ。
なんでも、最近になるに連れて平均登録件数は上がっていってるらしい。
数年前までは高校生の平均登録件数は70そこらだったらしいが(この時点で俺にとっては未知の世界である)最近では100を超えるのもザラらしい。マジでか。
そんな中で、小町がふと発言した。
小町「へ~。お兄ちゃんはどれだけこの平均値を下げてるんだろうね」
効果ぁ抜群だぁーッ!!
思わず64時代のポケモンスタジアムの興奮が蘇ってきたようだった。
俺が心の中でポケモンセンターの音楽を流しているのも知らずに、小町は悪びれもせずテレビを見ている。
もう少し優しくできんのか。バファリンを見習ってほしい。あいつ半分は優しさで出来てるらしいぜ?
しかしこのまま言い返せないのも嫌なので、少しばかりの悪あがきをしてみる。
八幡「ふっ、まぁ確かに? この間まで俺の登録件数は余裕の一桁だったけど? しかし、今の俺は違う。プロデューサーになってからは10件も増えたからな!」
とドヤ顔で言ってやった。
しかもほどんどが女の子で、その上アイドル! ……まぁ、その全てが仕事関係というのが悲しいところだがな。社長と事務員がいるまである。
しかもそれでも総合で20いっていない。結局平均値を下げているままだった。
粋がってはみたものの、やっぱ鼻で笑われるかな? と思いつつ反応を待ってみるが、中々返ってこない。見れば小町は顔を下げ考え込んでいるように見える。え? そんな言葉を失うほど悲しい事言った俺?
しかし俺がそんな心配をしているのも束の間、すぐに顔を上げて真剣な表情を作る小町。
小町「お兄ちゃん」
八幡「ど、どうした?」
小町「その10件の内、何人が女の子なの?」
八幡「はぁ?」
女の子の人数だと? っても男が社長くらいしかいないから……
八幡「えーっと……9人(ちひろさん含む)?」
小町「きゅ、9人っ!?」ガガーン
俺が答えた瞬間に愕然とする小町。
相変わらずオーバーリアクションな奴である。
小町「…………お兄ちゃん」
八幡「え?」
小町「家族会議、だよ!」
そして今に至るわけだ。
小町「9人って、9人って! それ全員がアイドルなんでしょ!? 嫁候補って事なんでしょ!?」
八幡「いや違うけど」
小町「いやーまさかこんな事になっていようとは! 小町感激!!」
八幡「聞けよ」
まーだこんな事言ってんのかコイツは。
何故俺の知り合いの女の子=嫁候補になるんだ? どこのギャルゲーだよ。
八幡「あのなぁ、プロデュースする事になったってだけで、それで恋愛関係になるわけねぇだろ」
しかも一人は事務員だし。
小町「甘いなぁ、甘いよお兄ちゃん。チューペットより甘い!」
なんでだよ。チューペット最高だろ。
ジュースにもアイスにもなるとか、マジ開発した人天才。
小町「アイドルって事は、恋愛御法度なわけでしょ? その中で歳の近い男の人と一緒に仕事をするんだよ? そりゃ仲も深まるでしょ!」
八幡「甘ぇな。お前のが甘いぜ、小町。ねるねるねるねより甘い!」
小町「そ、それは中々甘そうだね……」
ごくりと生唾を飲み込む小町。
ちなみに俺はコーラ味が好きだ。
ちひろさん・凛・ちゃんみお・卯月・きのこ・楓さん・なお・加蓮
あと1人だれや?
あと1人だれや?
八幡「一緒に仕事をして仲が深まるだと? 確かにそれも一理ある。どこぞのプロダクションではあるのかもしれない。けどな小町…………俺だぜ?」
小町「な、なんという説得力!?」
なんかその反応もそれはそれで嫌だが、確かにこれ以上の説得力な無いだろう。
俺に限って、そんな青春ラブコメがあるわけない。
八幡「だからお前が期待するような事なんざねーから、諦めるんだな。……それよか早く飯をだな…」
小町「諦めない! 小町が諦めるのを諦めてお兄ちゃん!」
八幡「どういうことだってばよ……」
なんなんだこの妹様は。どうしてそこまで俺の嫁を見つけようとするの? 俺のプロデューサーになりたいの?
小町「こうなったら、会うしかない!」
八幡「は?」
小町「そのアイドルさんたちに会うんだよ! お兄ちゃん!」
*
もちろんそんなイベントは起こらない。
うちの妹をアイドルたちに会わせるとか、そんな状況を想像しただけで冷や汗が出てくる。
これは少しでも情報が行かない注意せねばなるまい。
八幡「その内事務所に押し掛けてきたりしないだろうな……」
凛「何か言ったプロデューサー?」
八幡「いや何でも」
今俺たちは加蓮の入院している病院の玄関前にいる。
今日でめでたく退院という事で、要は出迎えだ。
奈緒「11時って言ってたから、そろそろだな」
凛「プロデューサー、この後どうするかは決めてあるの?」
八幡「まぁな」
一応病み上がりという事もあるので、今日一日は休みを取ってある。折角だから凛と奈緒もな。
ま、今日くらいゆっくりしてもバチは当たらんだろ(決して俺が休みたいわけではない。決して)。
凛「あ、来たみたいだよ」
凛に言われ玄関に目を向けると、丁度自動ドアが開き、加蓮が出て来た。
その格好は当たり前だが病院服ではなく、恐らくは私服だろう。
薄い緑のショートパンツに、白の、キャミソール? を着ている。
ちょっと露出高過ぎやしませんかねぇ……目のやり場に困る。
そして病室では降ろしていた髪をツインテールにしている。でもなんか巻いてんな。あれは何て呼べばいいんだろう。縦ロールとも違うだろうし……ツインロール? 教えてガハマさん!
加蓮「おまたせ。ゴメンねわざわざ出迎えまで」
凛「ううん。全然」
奈緒「気にすんなよ」
八幡「……」
しかしあれだな。こいつは……
>>169
貴音じゃね?
貴音じゃね?
八幡「……」
加蓮「ど、どうかしたプロデューサー? ……私服、変?」
思わずジッと見てしまったのか、加蓮が不安げな表情で聞いてくる。
いや服は別に似合っているんだがな。露出高い気するけど。
八幡「いや……ちょっとアニメのキャラに似てるなーって思っただけだ」
奈緒「あー……」
俺が思った事をそのまま言うと、隣で聞いていた奈緒が声を上げる。
そういや、お前アニメ好きだったな。
奈緒「比企谷も見てんだな。やっぱ似てると思うかぁ」
八幡「ああ。最初から何となくは思ってたんだよ。けど今の髪型見たらマジで似てると思った」
俺と奈緒はうんうんと頷き合う。
しかし当の本人と凛は何が何やらといった様子。どうやら知らないみたいだな。
加蓮「アニメのキャラ? 何てキャラなの?」
八幡「おまっ、それを俺に言わせる? 言わせんな恥ずかしい」
加蓮「なんで!?」
さすがの俺もそれは言えんよ。また鞄を顔面にもらうのは遠慮したい。
俺が口を閉ざしていると、凛が不思議そうに言う。
凛「奈緒、色々アニメ紹介してくれるけど、それは紹介しなかったんだ?」
奈緒「う……だってなぁ」
助けを求めるようにこちらを見る奈緒。俺にどうしろと。
奈緒「いやだって、自分に似てるキャラがああいう名前だと気まずいじゃん?」
八幡「まぁ気持ちは分かるがな」
俺だったら絶対紹介しない。
つーか、知人に紹介する時点で憚られるぞ。
まぁそもそも俺に紹介する相手なんていないんですけどね。
加蓮「……気になるなぁ」
凛「うん。気になるね」
奈緒「いや、アタシだってオススメしたいんだけどさ。映画だって一緒に見に行きたいし…」
八幡「あ、俺見に行ったぞ」
奈緒「ッ!?」
もの凄い反応を見せる奈緒。そ、そんなに驚く事か?
まぁ例によって一人見てきたんだけどな。
ほら、泣き顔とか見せられないし?
八幡「いやーホント感d…」
奈緒「ふんっ!」バックハンマーⅢ
八幡「むぅえんまッ!?」
いきなりの側頭部への奇襲に、なす術も無く倒れふす俺。
良かった、シャワーで洗えるスーツだから汚れても家で……ってじゃなくて!
八幡「何すんだいきなり!?」
奈緒「いや、ネタバレするもんなのかと……」
八幡「するわけねーだろ…」
アニメ好きとしてそこは守る。
ネタバレダメ! 絶対!
皆も映画館で見ようぜ!
凛「ほら、二人ともそろそろ行こ?(映画やってるんだ)」
加蓮「アタシお腹すいちゃった(それならかなり絞れるはず)」
何故だか二人から不穏な気配を感じるが、まぁいいか。
自己責任である。
八幡「んじゃとりあえず、飯にするか。加蓮、何か食いたいもんあるか?」
加蓮「え?」
俺が振ると、予想外だったのかキョトンとする加蓮。
八幡「一応、退院祝いだからな。飯くらい奢ってやるよ」
加蓮「で、でも悪いし…」
困ったように笑いながら手を振る加蓮。
別にそんな遠慮する事ないんだが。
八幡「気にすんな。中には遠慮もしないキノ子もいるからな」
奈緒「キノコ?」
凛「……」カタカタ
おっと、思わず凛のトラウマを掘り起こしてしまった。え? 大した事ないだろって? 察してやれ。純真無垢な笑顔でキノコ食い放題に誘われるんだぞ……大体二日置きに(凛談)。
加蓮「……ホントに良いの?」
八幡「おう」
加蓮「……それじゃあ、お願いしちゃおっかな? 食べたいのがあるんだよね」
おずおずと申し出てくる加蓮。
まぁ余程お高いものでなければ、大丈夫だろ。
さて、加蓮のリクエストはこれいかに。
*
八幡「ホントにこんなんで良かったのか?」
加蓮「うん。良かったよ」ニッコニコ
場所はとあるショッピングモール。
東京では珍しくもなさそうなその広い店内で、フードコートに俺たちはいた。
四人がけのテーブル。
そこに座る俺と加蓮。
横に座る加蓮の手には、ハンバーガー。
そう。言わずと知れたマク○ナルドさんである。
八幡「もうちょっと高いのでも良かったのによ。俺に気ぃ遣ってんのか?」
なんならモ○バーガーのがお高いぞ? 俺はどっちも好きだが。
加蓮「まさか。単にこーゆーのが好きなの」
笑って否定した後に、ポテトを一本口に入れる。あ、今のなんか女子高生っぽい。
加蓮「ジャンクフードとか、好きなんだ。入院してた頃の反動かなー…」
八幡「へぇ、なんか意外だな」
加蓮「そう? 入院してるとさ、やっぱりこういうの食べたくならんだよね。病院食って、アタシはまだ平気だったけど、人によっては薄過ぎて不味いって言うし」
八幡「ああ、それは分かるな」
かく言う俺も去年入院してたしな。まぁたった一週間程だが。
確かにメシはお世辞にも美味いとは言えなかった。それを考えりゃ、ジャンクフードが食いたくなるのも頷ける。
八幡「けど、もっと栄養のあるもんも食えよ? 体力つけねーと、この先大変だぞ」
加蓮「ん……分かってるよ。けど、プロデューサーこそちゃんと食べてるの? お世辞にも健康そうには見えないけど」
お返しとばかりに俺へ矛先を向けてくる加蓮。
ふっ、何を言う。その点に関しては問題などあるわけがない。
八幡「甘く見るなよ。俺は毎日手料理を食べてるからな。妹の」
加蓮「い、妹さんいるんだ……」
あ。やばい。これ若干引いてるな。
やはりこういうネタはもう少しお互いの事を知ってからじゃないとダメらしい。
八幡「冗談だ。半分は自炊してる。親がいる時は普通に作ってくれるしな」
でも最近はプロデュース業に疲れてあまり自分で作ってないな。
そんな時、小町は文句も言わずに用意してくれる。……感謝しねーとな。
だから俺のVitaちゃんを早く返してくれませんかね。
加蓮「プロデューサー、自炊出来るの?」
加蓮が割とマジで驚いた顔をしている。失礼な奴だな。そんな出来るように見えない?。見えないか。
八幡「まぁ人並みに。なんせ、俺の将来の夢は専業主夫だからな。これくらいは必須スキルだろ」
加蓮「へぇ……専業主夫、ね」
何か含みのある言い方に違和感を感じて見ると、加蓮は少しだけ考え込む素振りを見せている。
何か思う事でもあんのかね。俺は手持ち無沙汰になったので、手元にあるコーラを啜る。
加蓮「確かに、専業主夫なら奥さんがアイドルでもやっていけるもんね」
八幡「ブフォッ!?」
あまりの不意打ちに、思わず吹き出す。
いや、お前……
八幡「えほっ、えほっ!」
加蓮「ちょ、大丈夫? ほらティッシュ」
八幡「お、お前なぁ……! いきなり何言い出すんだ!」
ティッシュは貰うがな!
加蓮「アハハ、まさかそんなに取り乱すとは思わなかったからさ。……でもそんなに慌てるって事はやっぱ、プロデュースしたアイドルの中にそういう相手…………いるの?」
八幡「いない。断じていない。いるわけがない」
THA・即答。
即答してやった。それはもう悲しくなるくらいに。
何故俺は独り身である事をこうも威張っているのか……
加蓮「ふーん。そうなんだ…………ふふ」
しかしその答えで加蓮は満足したようだった。
なに、そんなに俺が彼女いないのが面白いの? 泣いちゃうよ?
俺が若干拗ねながら吹き出したコーラを拭いていると、向こうから凛と奈緒がやって来るのが見えた。
やっと来たか。チキンナゲットなんか頼むから時間くうんだよ。
男は黙ってチーズバーガー。
凛「ごめんね、遅くなって……あれ?」
奈緒「なんだ、まだ食べてなかったのか?」
八幡「コイツが一緒に食べたいんだと」
加蓮「もうポテトは頂いちゃってるけどね」
ニコニコと笑う加蓮。
ハンバーガー一つでそんな喜んでくれんなら、ドナルド・マクドナ○ドさんも嬉しいだろ。
その後雑談も程々に食事を澄ませる。
やっぱハンバーガーとかって、たまに食うとスゲェ美味いよな。あ、でもアップルパイには気をつけて。熱いから。
んで食休みをしていた時だ。それは突然やってきた。
凛「ご飯は食べたけど、この後はどうするの?」
八幡「あー……何も考えてなk…」トントン
ふと、肩を叩かれる。
俺はその瞬間、猛烈に嫌な予感に襲われる。
この感じ、間違いない。
いやむしろ間違いであってほしい。頼むから。
恐る恐る、振り返る。
そこにいたのは雪ノ下でも、由比ヶ浜でも、アイドルたちでもない。
小町「お兄~ちゃん☆」
我が愛する妹だった。
八幡「………………なぜいるんでげすか」
小町「いやー今日午前授業だったんだよね。んでんでんで、なーんか小町センサーが東京のショッピングモールに来いって言うから、来てみたんだよ。そしたらお兄ちゃんがいる! びっくり!」
八幡「で、本当の所は?」
小町「事務所に電話したらここだって事務員のお姉さんが」
ちひろさぁぁぁんッ!!!!??
ホント期待を裏切らないな! あの人は!!
凛「プロデューサー……? もしかしてその子が…」
小町「あぁ! あなたが兄の担当アイドルの凛さんですね!? 兄がいつもお世話になっておりますぅ、妹の小町です!」
凛「え? あ、あぁ、こちらこそ、よろしく……?」
あまりの勢いに凛が押されている。無理もない。あれに対抗出来るのは由比ヶ浜か晴乃さんくらいのものだ。
小町「やや! それではこちらのお二方は!? まさか、例の臨時プロデュースしているというアイドルなんですか!? それなら、お二人もお兄ちゃんの嫁k…」
八幡「小町、一旦落ち着け」グワシッ
小町「ふみゅっ!」
小町の頭を掴み、動きを止める。
ここまで暴走状態の小町も久しぶりに見たな……
小町「いやーごめんごめん、お兄ちゃんがこんなに可愛い方たちを三人も連れてるから、嬉しくなっちゃって♪」
奈緒「か、可愛いって……!」カァァァ
ほら、不用意にそういう事言わない。ゆでダコみたいになってんでしょうが。
八幡「んで? 結局お前は何がしたかったんだよ?」
小町「いやー、聞く所によるとこれからどうするか悩んでいるご様子でしたから……ウチに来るのはどうかなと?」
八幡「はぁ?」
ウチに来るって……俺の家の事か?
そんなん嫌に決まって…
凛・加蓮「「行きたいっ!」」
決まってなかった。
加蓮「プロデューサー、料理出来るんでしょ? なら折角だから、ごちそうしてほしいなーなんて」
凛「私も、興味あるかな。プロデューサーのお家」
八幡「えー……」
何なんだこの流れは……はっ!
小町「……」にやり
見ると、小町がいかにもな感じでほくそ笑んでいる。まさに計画通りといった表情だった。
くっ……! ホントなんでこういう事には頭回るのかね。勉強に活かせないの?
八幡「……お前は?」
一応最後の希望として、さっきから黙りこくっている奴にも聞いてみる。
奈緒「……ま、まぁ、皆行くって言うなら、行ってやってもいいぜ……?」
どうやら逃げ場は無いようだった。
小町「それじゃあ決っまりー! シンデレラプロダクションのアイドルの皆さんをー、比企谷家へご招待ぃー!イエーイ♪」
八幡「俺は別に招待してないんだが……」
しかしこうなってしまっては、もう止められまい。
とりあえず冷静になって、今すべき事を考えろ。
……色々隠しておかなきゃマズイな(ご想像にお任せします)。
かくして、意図せずしてのお宅訪問が始まる。
まさか本当にイベントが起きるとはな……
果てしなく、嫌な予感しかしなかった。
なんと今日はここまで! 短い! やっぱ見切り発車はするもんじゃないな……
あと、登録件数の一人ですけど貴音さんではありませんのであしからず。後のお楽しみという事で。
あと、登録件数の一人ですけど貴音さんではありませんのであしからず。後のお楽しみという事で。
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+ スレッド一覧へ
みんなの評価 : ★★類似してるかもしれないスレッド
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」 (1001) - [97%] - 2014/4/6 18:00 ★★★
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」 (509) - [92%] - 2017/11/21 19:15 ★
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」 (1001) - [87%] - 2014/8/10 17:30 ★★★×5
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」 (1001) - [83%] - 2015/7/4 19:00 ★★★
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」 (381) - [83%] - 2016/5/24 16:30 ★
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」 (1001) - [75%] - 2013/8/22 2:45 ★★
- 八幡「やはり俺のシンクロ率は間違っている」アスカ「は?」 (274) - [51%] - 2014/1/23 5:45 ★
- 八幡「やはり俺が人間を愛しすぎるのはまちがっていない。」 (179) - [48%] - 2016/11/20 5:00 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について