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元スレモバP「デレットモンスター!」

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301 : ミガサ - 2013/10/24(木) 18:56:00.58 ID:tBJGdSu10 (+39,+29,+0)
すみません。夕食食ってきます。
302 : VIPにかわりま - 2013/10/24(木) 19:15:06.25 ID:hen5tq7DO (+29,+29,-28)
ジャズだからあいさんかな?
303 : VIPにかわりま - 2013/10/24(木) 19:24:24.70 ID:CkeAtyFOo (+12,+27,+0)
ふふーん
304 : 302 タウンの - 2013/10/24(木) 19:30:33.02 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-106)
―――ジャズタウンホテル―――

オーナー「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」

P「あー。えっと。2名。別々の部屋で」

李衣菜「え?一部屋じゃないんですか?」

P「ぶっ、な、何を言って」

李衣菜「だって一部屋の方が安くすみません?」

P「いやいや、少しは考えろよ!俺、男。お前、女!」

李衣菜「え?あ……す、すみません!つい、なつきちと一緒の感覚で……」
305 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:31:24.87 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-120)
P「わかってもらえて何よりだよ……」

オーナー「クスクス。一部屋で?」

P「二 部 屋 で」

オーナー「かしこまりました。ではこちらがキーになります」

P「ありがとうございます……ほい、李衣菜」

李衣菜「あ、ありがとうございます」

P「幸いにもどっちも400番台で同じ階みたいだから、なんかあったら俺に言え」

李衣菜「あ、じゃあぷちみくちゃんと一緒に過ごしたいんですけど、いいですか?」
306 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:34:04.59 ID:tBJGdSu10 (+45,+30,-94)
P「俺は構わないが……ぷちみくは?」

ぷちみく「にゃあ」ピョン ボフ

李衣菜「わっ」

P「大丈夫みたいだな。そんじゃぷちみくの事、頼んだぞ」

李衣菜「は、はいっ」

ぷちみく「にゃあ」
307 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:36:27.74 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-84)
―――4階―――

P「そんじゃあ俺はこっちだから」

李衣菜「はい。では」

ぷちみく「にゃ!」

李衣菜「……うー。変な事言っちゃったな。オーナーさん、勘違いしてないかな」

ぷちみく「にゃあ」ポンポン

李衣菜「心配ないって?」

ぷちみく「にゃあ」コクッ
308 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:39:13.43 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-92)
李衣菜「そっか……ありがとね、ぷちみくちゃん」

ぷちみく「にゃ」

李衣菜「じゃあ部屋に行こっか。私の部屋は407号室だから……」

???「406、406……」

李衣菜「407、407……こっちかな?」

???「406……あ、ここか」

李衣菜「407……ここだね」

???「え?」

李衣菜「あ」
309 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:41:28.59 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-125)
卯月「り、李衣菜さん?」

李衣菜「あ、あの時のチャレンジャー、さん」

ぷちみく「にゃ?」

卯月「それにぷちみくちゃん?で、でも、ぷちみくちゃんって……あれ?」

未央「どしたのしまむー?」ガチャッ

「何かあった?」ヒョコッ

李衣菜「あっ」

未央「ん?」

「へ?」
310 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:45:08.10 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-85)
ぷちみく「にゃあ」

全員『……え?』

―――403号室―――

P「よいしょっと」ドサッ

ぷちさちこ「ふふーん」ガパッ ピョン

P「あ、そっか。お前もいたんだっけ」

ぷちさちこ「むー」ペチペチ

P「ごめんごめん」
311 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:50:26.06 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-99)
ぷちさちこ「ふふーん」キョロキョロ

P「なんか探してるのか?」

ぷちさちこ「!」トコトコ

P「えーっと、あっちにあるのは……」

ぷちさちこ「ふふーん」サッ

P「えんぴつ?」

ぷちさちこ「ふふーん」カキカキ
312 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:52:08.74 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-117)
P「ノートみたいな物を取り出して書き始めたぞ……?」

ぷちさちこ「……むー」

P「悩んでるな」

ぷちさちこ「ふふーん!」サラサラ

P「一体何をやってるんだ?」チラッ

ぷちさちこ「!」サササッ

P「隠されたし……」

ぷちさちこ「むー!むー!」ペチペチペチ

P「はいはい、ごめんな」
313 : VIPにかわりま - 2013/10/24(木) 19:54:44.02 ID:Y2gfYzjAO (+34,+29,-14)
おぉ。久しぶりの更新ですな。

最近1は、この作品以外書きましたか?
314 : 313 智絵里「 - 2013/10/24(木) 19:55:22.03 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-92)
ぷちさちこ「ふふーん」カキカキ

P「(気になるけど、暫くは様子を見よう)」

ドタドタドタドタ

P「……ん?」

「P!」ガチャッ

未央「P君!」ドタドタ

卯月「P君!」ドタドタ

李衣菜「あうう、Pさーん……」

P「えっ、何これは」
315 : ミガサ - 2013/10/24(木) 19:58:18.29 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-69)
「ど、どういう事?なんで李衣菜さんと行動してるの?」

未央「なになにー?もしかしてもしかして?」

卯月「つ、付き合って……」

李衣菜「ま、まだ付き合ってません!」

未央「まだだってー!きゃー!」

李衣菜「そういう事じゃなくって!!」

P「一旦落ち着けお前ら……で、なんだって?」

「だから、どうして李衣菜さんと一緒に行動してるの?」
316 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:00:01.90 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-93)
P「え?……なんでだろうな」

未央「何それー」

P「いや、なんか……俺の事を追っかけてきたから成り行きで」

卯月「そ、それは本当なんですか?李衣菜さん」

李衣菜「うん、ま、まぁね」

未央「じゃあ李衣菜さんの方が落とされちゃったのかー」

李衣菜「お、落とされって……」

「ら、ライバルが……」

卯月「り、凛ちゃんファイトっ」
317 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:01:20.64 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-96)
P「で、他には?」

未央「はいはーい!二人はぶっちゃけ、付き合ってるのー?」

P「ない」

未央「うぉう、真顔で言い切ったよ」

P「いや、だってなぁ……あんま、そういう風に李衣菜を見たことないし」

李衣菜「」

ただりいなに こうかはばつぐんだ!
318 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:02:03.72 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-108)
「だ、大丈夫ですか……?」

卯月「今の発言はちょっと……」

P「まぁ、流石に今日『一緒の部屋でいいじゃないですか』とか言いだしたのはびっくりしたけどな」

「」

しぶやりんに こうかはばつぐんだ!

未央「わー!次はしぶりんがダメージをー!」

李衣菜「わー!わー!そういう事言っちゃダメですー!」

卯月「な、なんか付き合ってないっていうのが嘘に思えてきたよ……」
319 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:02:52.23 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-82)
P「とにかく俺と李衣菜は何もないぞ」

未央「うーん。嘘っぽい……Pは昔から嘘をつくのが得意だからねー」

卯月「どうしよっか……」

「こうなったら……ちょっと李衣菜さんを部屋に借りてくね!」グイッ

李衣菜「えっ、あっ」

未央「しぶりんアクティブー♪でも、あたしも気になるから借りてくねー」

卯月「わ、私も気になる!」
320 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:03:59.52 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-105)
「それじゃまた!」ガチャッ

李衣菜「ちょ、助けてくださいよPさん!!」

P「さっき格闘家に絡まれた時の仕返しだ」

李衣菜「そんなー!」バタン

P「……やっと騒がしいのが去ったな」

ぷちさちこ「……むー」ジーッ

P「ん?」

ぷちさちこ「むー」プイッ

P「……気のせいか」
321 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:05:50.44 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-85)
―――406号室―――

「で、李衣菜さん!」

李衣菜「は、はい」

「実際の所、どうなんですか?!Pと付き合ってるんですか!?」

卯月「り、凛ちゃんちょっと怖い……」

未央「まぁ、Pがかかってるからねー」

李衣菜「つ、付き合ってるわけ、ないじゃないですか」
322 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:07:15.20 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-105)
「本当ですか?じゃあさっきの一緒の部屋がどうこうっていうのは」

李衣菜「いつも女友達とたまにここを使うので……その、同じ感覚で言っちゃったんです」

未央「あー。なんかわかるかも」

「それじゃ、本当に……?」

李衣菜「付き合ってないです……はい」

「そっか……よかった」

李衣菜「あの、もしかして凛さんってPさんの事……」
323 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:09:26.01 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-83)
未央「うん。大大大大だーい好きだよね」

卯月「大大大大だーい好きですね」

「二人共っ!」

未央「だって本当の事じゃん」

卯月「ねー」

「そ、そうだけどっ」

李衣菜「あ、凛さんがPさんを大好きだっていうのは何となく分かったんです。そうじゃなくて、お二人はどうなのかなって」
324 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:10:52.00 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-92)
未央「あたし?」

卯月「私かぁ……」

未央「あたしは……うーん。Pとは完全に幼馴染感覚だからなー。そういうのはない、かな」

卯月「私は……よくわからないです。好きっていう感覚が……」

李衣菜「じゃあ、Pさんを好きなのは凛さんだけなんですか?」

未央「そーなるかな」

卯月「そうだと思います」
325 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:11:56.58 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-153)
「あの、早とちりしてごめんなさい」

李衣菜「い、いえいえ。大丈夫ですよ」

「よかった……まだ、Pに彼女はいないんだ」

李衣菜「(……なんでだろ。胸がチクチクする……)」

ぷちみく「にゃあ」ガジガジ

李衣菜「あ、ごめんね。ずっと放っておいて」

ぷちみく「にゃ」ガジガジ

「……痛くないんですか?」

李衣菜「甘噛みなんで、くすぐったいくらいです。Pさんにはいつも本気で噛み付いてるみたいですけど」
326 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:13:09.22 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-125)
ぷちみく「にゃあ」

未央「と、いうか李衣菜さんにはぷちみくちゃん懐いてるねー」

卯月「私達が触ろうとしたら威嚇されたのに……」

李衣菜「そうなんですか?ああ、でも私も最初はそうでした……」

「何かしたんですか?」

李衣菜「あ、えっとちょっと待っててください……」ゴソゴソ

ぷちみく「!」

李衣菜「あったあった。これです」

「霧吹き……?」
327 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:13:37.14 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-83)
李衣菜「あんまりかけるとダメみたいなんですけど……動かないでくださいね?」

未央「んー?」

李衣菜「えい」シュッ

ぷちみく「にゃあっ!」ピョン ボフッ

未央「わっ、こっち来てくれた!」

ぷちみく「にゃあにゃあ」スリスリ

卯月「か、可愛い……!」

「……(な、撫で撫でしたい……)」
328 : VIPにかわりま - 2013/10/24(木) 20:13:46.31 ID:4DnqfZot0 (+24,+29,-1)
二人共、一緒に旅して、落ちそうな気が
329 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:14:20.46 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-150)
未央「撫でてもいいのかな?これ」

李衣菜「私は撫でさせてくれなかったです」

未央「試してみよー。なでなでー」ナデナデ

ぷちみく「にゃあ♪」

李衣菜「あれっ、なんで?!」

卯月「わ、私も……なでなで」ナデナデ

ぷちみく「にゃ♪にゃ♪」

卯月「可愛いいいいい!!お持ち帰りしたい……」

李衣菜「い、今なら私も」ソーッ

ぷちみく「にゃ」ペシッ

李衣菜「あう……なんでぇ……」

「……」ドキドキ ソーッ

ぷちみく「にゃあ」ペシッ

「」ガーン
330 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:16:02.43 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-86)
未央「んー?撫でてもいい相手と撫でちゃダメな相手がいるのかなー?」ナデナデ

卯月「そうみたいだねー」ナデナデ

ぷちみく「にゃ♪」

李衣菜「ぐぬぬ……」

「」

未央「うーん、このままぷちみくちゃんを愛でてたい……」

卯月「そうだ!じゃあ李衣菜さん、こっちの部屋に泊まっていきませんか?」

李衣菜「いいんですか?」
331 : VIPにかわりま - 2013/10/24(木) 20:16:39.89 ID:EZ+YSKVTO (+24,+29,-5)
Pの被害者がこの程度で済むのだろうか。
332 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:17:39.57 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-109)
未央「あたしはいいよー。と、いうかPの話を聞きたいな」

卯月「私も大丈夫です」

「私も、まぁ……いいけど」

未央「じゃー決まりっ。それじゃ早速、李衣菜さん!Pとの冒険の軌跡をどうぞっ!」

李衣菜「ぼ、冒険の軌跡って……ただウサミン山抜けただけなんですけどね?それでいいなら」

卯月「ぜひぜひ!」

李衣菜「えーっと。まず始めに―――」
333 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:18:16.80 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-114)
―――403号室―――

プルルルルル

P「ん?」

ぷちさちこ「?」

P「電話だ。誰からだろう。母さんかな?」

ぷちさちこ「ふふーん」

P「えーっと……えっ。ちょ、ごめんなぷちさちこ。静かにしててくれ」

ぷちさちこ「むー」

P「もしもし?」
334 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:20:12.20 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-92)
『あ、もしもし……で、電話番号合ってるかな……』

P「ああ。合ってると思うぞ。智絵里」

『よ、よかったです。久しぶりです……お兄ちゃん』

P「どれくらいぶりだ?こうやって電話で話すの」

『た、多分、一ヶ月ぶりくらいだと思います』

P「そっか。それで、今日はどうしたんだ?」

『お兄ちゃんが、デレモントレーナーとして旅を始めたって、聞いて』

P「もう連絡行ったのか。母さん早すぎだろ……」

『それで、今どこら辺かなって思って』
335 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:21:18.25 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-88)
P「今?今はジャズタウンにいるよ」

『それじゃあ、会えるのはもうちょっと先になりそう……だね』

P「だな。智絵里はどこ住みだっけ?」

『えと、バラードタウン……』

P「バラードかぁ。アンキラトンネルの先か……」

『暗いから、あんまり無理しちゃダメ、だよ?』

P「わかってるって」
336 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:22:49.81 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-122)
『そっか……なんだか、お兄ちゃんの声聞いたら、安心した』

P「そう言ってくれて嬉しいよ」

『じゃあ……おやすみ、お兄ちゃん』

P「お休み、智絵里」ピッ

P「……話すのは一ヶ月ぶり、会うのは……もう1年ぶりくらいになるのかな?」

P「どんな感じになってるかな……グレてないかな……心配だ」

ぷちさちこ「……」ジーッ

P「どうした?」

ぷちさちこ「むー」プイッ

P「なんなんだ一体……」
337 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:23:55.86 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-108)
―――――――――――

ぷちさちこ日記

○月×日

今日、Pさんに頭を撫でてもらった。

恥ずかしくって、すぐ手を払っちゃったけど、本当は嬉しかった。

また、撫でてくれるかな?

あと、Pさんは女性に囲まれてる事がわかった。

黒髪の子、にわかの子、普通な子、なんだか五月蝿い子、あと……電話の子。

……デレデレしてるPさんを見ると、少し、イライラする。

よくわからない。

―――――――――――
338 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:25:21.71 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-101)
―――翌日 ゴールデンブリッジ―――

未央「うわー!本当に金色だー!」

卯月「凄い豪華だね……」

「そうだね」

李衣菜「うー……少し寝不足です」

P「……俺はプロに行きたいんだが」

未央「こんな朝から行ってもあっちも迷惑だと思うよー?」

「……たまにはこうやって、観光もいいと思う」

卯月「うんうん」

P「まぁ、いいけどさ」
339 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:26:01.23 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-104)
李衣菜「眠いです……」

P「コーヒー飲むか?ブラックだけど」

李衣菜「私、ブラックは飲めないんですよぉ……」

P「子供だなぁ」グイッ

李衣菜「うげー……苦そう」

P「この苦味がいいんじゃないか」

李衣菜「ブラックは苦すぎるんですよー」

P「慣れればそうでもないって」

李衣菜「……今度、挑戦してみようかなぁ」
340 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:26:53.70 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-116)
P「無理だけはすんなよ。俺だって飲めるようになるのに結構かかったし」

卯月「(ね、ね、未央ちゃん)」ボソボソ

未央「(なになにしまむー?)」ボソボソ

卯月「(見れば見るほど……)」ボソボソ

未央「(それはあたしも思った。でも、二人共否定してるからなぁ)」ボソボソ

「……ブラック、飲めるようになろう……うん」

李衣菜「そうそう。そう言えばこの先に、デレモンの研究をしてる人がいるみたいですね」

P「デレモンの研究?」
341 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:29:14.55 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-124)
李衣菜「私もよくは知らないんですけど……ミス・アキハっていうらしいです」

P「どうして李衣菜がそんな事?」

李衣菜「ジャズに来るたびに耳にするんですもん。かなり有名な人みたいですよ」

P「へぇ。俺は聞いたことないけどな」

「あれ、ちひろ博士と仲がいいんじゃなかったっけ。アキハさんって」

P「そうなのか?」

未央「あたしは何度か見たことあるなー。ちっちゃい女の人だったよ」

卯月「私も……一回だけ」

P「女の研究員同士、波長が合うのかもな」

「それはあるかも」
342 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:29:46.57 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-76)
未央「ね、もしかしたら珍しいデレモンとかいるかもだし、行ってみようよ!」

P「俺はいいけど……李衣菜は?」

李衣菜「私もついていきます」

P「そっか」

「おっと、そこのお嬢さん達……」

P「ん?」

李衣菜「あれっ?」

「あっ!あの時の!」
343 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:31:48.41 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-80)
P「あっ!お前、なんでここにっ!?」

「……知り合い?」

李衣菜「この人、ぷちなな達を乱獲しようとしてたんです!」

「どうしたのよぉ……って、げっ!?」

卯月「デレモンの乱獲って禁止されてる……よね?」

未央「つまり……悪い奴?」

「くそっ!バレちまったら仕方ねぇ!ずらかるか―――」

「ずらかる必要なんてないわよ」
344 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:32:36.34 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-92)
「ああ?」

「ちょうどいいじゃない。この子の実験台になってもらえば」カチャッ

「……ああ、なるほどな。そういう事なら」スッ

P「……やっぱこうなんのか」

李衣菜「今度は負けま―――」

「待って」

李衣菜「えっ?」

「私にやらせてくれませんか?」

李衣菜「凛さん……が?」
345 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:33:29.93 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-88)
「簡単に言えば……腹が立ってるのは、李衣菜さんだけじゃないって事です」

未央「そうだそうだー!」

卯月「凛ちゃん!やっちゃってー!」

李衣菜「わ、わかりました……」

P「凛、いいのか?相手は何してくるか……」

「大丈夫。それに、何かあったらPが守ってくれるでしょ?」

P「……まぁな」

「逆に、Pを守るっていうのもアリかもね」クスクス

P「んな事させるかよ。俺が守ってやる」

「……もう、すぐそういう事言うんだから」
346 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:35:03.84 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-48)
「あーもー!!目の前でリア充すんな!!爆ぜろ!!!」

「落ち着きなさいよ……もう」

「ムカついた!やってやるぜ!行け!!Dなな!!」

Dなな「ウーサミン……ヘヘヘ……」

―――――――――
Dなな

病みウサミンデレモン

しょうさいデータ なし

タイプ1:エスパー
タイプ2:悪

特性:マイペース


ねんりき
Dウェーブ
―――――――――
347 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:36:18.98 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-27)
李衣菜「あれって……ぷちなな……?」

D団「行きなさい!Dりか!」

Dめいこ「メイ……メイ……」

―――――――――
Dめいこ

病みぶらりたびデレモン

しょうさいデータ なし

タイプ1:地面
タイプ2:悪

特性:すながくれ


守る
Dアタック
―――――――――
348 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:37:41.85 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-101)
P「Dなながマイペースか……これじゃぷちさちこはちょっと辛いな……」

「行けっ、ぷちりん!」

ぷちりん「りんっ!」

―――――――――
ぷちりんの技

凍える風
粉雪
にらみつける
はたく
―――――――――

P「行け!ぷちみく!」

ぷちみく「にゃあ!」

「はっ、またそいつかよ」

「懲りないねぇ」
349 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:38:35.39 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-183)
「……P、負けたの?」

P「運ゲーで勝った」

「何それ……」

P「だけど今回はぷちみくも手負いじゃないし……大丈夫だろ」

「あんまり無理させちゃダメだよ?」

P「わかってるって」

「それにしても……ふふっ、久しぶりだね」

P「何が?」

「Pとのタッグバトル。博士にデレモンを始めて借りた時以来だよね」

P「そういえば……そうだな」

「あれからどれくらい成長したのか……お互いの成果を見せ合おうよ」

P「望むところだ」
350 : ミガサ - 2013/10/24(木) 20:39:52.66 ID:tBJGdSu10 (+50,+30,-140)
「足、引っ張らないでよ?」

P「こっちのセリフだよ」

「あーもー!リア充死ねっ!」

「うるさいな……とりあえず、始めようじゃないの」

P「凛、相手のDってついてる技は確実に避けさせろよ」

「どうして?」

P「タイプが全くわからん……岩、ノーマル、格闘、草に効果抜群らしい」

「何それ。そんなタイプ、存在しないはず」

P「俺もそう思うんだが……とにかく、当たったらヤバイ」

「わかった。注意するよ」
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