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    元スレミカサ「エレンとアルミンは私の宝物」

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    101 = 88 :

    エレン「はぁ、いいかお前ら、絶対言いふらすなよ。……嘘って言いづらくなるから」

    ライナー「これが落ち着いて……ん?」

    エレン「嘘だよ嘘。アルミンは男だぞ、ライナーは前に風呂場で会ったろ。簡単に騙されんなよ……」

    一同(……)

    エレン「あーでもあれだな、アルミンみたいに優しくて小柄で頭良くて、たまに甘えさせてくれて面倒見のいい女だったら惚れるかもな」

    ガチャ

    ドア「ダァーヒラキエィッスwwwwww」

    パタン

    102 = 88 :

    アルミン「……」フラフラ

    アルミン「……ん」ポスン

    アルミン「zzz」スヤスヤ

    エレン「さ、そろそろ寝ようぜ」

    ライナー「……あ、あぁ、そうだな」

    ジャン「……あほくせぇ。寝るわ」

    コニー「くっそ、騙されたぜ」

    マルコ「オレ、結構本気で驚いたよ」

    ベルトルト(……ライナーまさか……いやまさかな……)

    ライナー(くそっ、俺はクリスタだ、クリスタ一筋だ。ガッカリなんてしてねぇ、俺はホモじゃねぇ、ホモじゃねぇ……はずだ)

    103 = 88 :

    今日はここまで
    とりあえず名前ネタはもう苦しいかな
    やりたいネタをやりつつ話を進めるのむずいね、では

    104 :

    乙乙ー
    (結婚しよ…)

    105 :

    乙でした
    コニーがサシャ狙いって割とありそうだよなー ユミルの方が絡んでるけど
    あとマルコの一人称は僕じゃなかったっけ?

    107 :



    ライナーはもう堕ちるまで秒読み段階だなw

    マルコの一人称は確認してみたら僕だった…しかし指摘されるまで気付かんかったな

    108 = 88 :

    あれ、確認してみたら僕だったwwwwwwww
    確認不足で申し訳ない、今までの分は脳内で変換しといてくださいまし
    次からは僕に変更します

    109 :



    そんなことよりエレンがジョークをかますとは

    110 :

    マルコこんなところで死亡フラグたてるなよ

    111 :


    最初のほうでミカサが言ってたからもっと大量にホモが沸くかと思ってたが、
    案外まともな奴が多いな
    ライナーは秒読みみたいだがww

    112 :

    まともな奴が多い中、少しのホモが混ざってるのがリアルで怖いな

    113 :

    ――翌日

    アニ「……ベルトルト」

    ベルトルト「ん?」

    アニ「何あれ」

    エレン「……」モグモグ

    エレン「……」チラッ

    アルミン「!!」

    アルミン「」プイッ

    ミカサ「2人とも、どうしたの?」

    エレン「いや、別に……」

    ミカサ「うぅ……」オロオロ

    ベルトルト「あ、あぁ。あれは……」

    114 = 113 :

    ――少し前

    ホーホー、ッホッホー

    アルミン「……ん……」

    アルミン「ん~~~~~……朝かぁ……」ノビー

    アルミン「エレン、起きて。朝だよ」

    エレン「んが……もう少し……」

    アルミン「ダメだよ。二度寝したらミカサに言いつけるからね」

    エレン「おーう……」

    115 = 113 :

    アルミン「もう……僕は先に着替えとくから、エレンも起きて顔でも洗ってきなよ」

    エレン「……そうするわ」ムクッ

    アルミン「よしっ、僕もさっさと着替えよう」シュルシュルパサッ

    マルコ「おはようアルミン」

    アルミン「~♪ あ、おはようマルコ」

    マルコ「朝から機嫌良いね」

    アルミン「なんだろう、今日はすごく目覚めが良いんだよね」

    マルコ「たまにあるよね、そういうの。僕は昨日寝たの遅かったから、少し眠いよ」

    アルミン「眠れなかったの?」

    マルコ「みんなで話してたらいつの間にか遅くなってて。そういえばアルミンに聞きたい事が――」

    116 = 113 :

    ジャン「アルミン!!」

    アルミン「うわぁ! ど、どうしたのジャン?」

    ジャン「聞きてぇ事がある、正直に答えろよ」

    アルミン「え……な、なに?」

    ジャン「お前……女じゃないよな?」

    アルミン「え」

    ジャン「いや俺も疑ってるわけじゃねぇんだ、ただ昨日エレンの野郎がお前が女だなんて冗談吹きやがったから……ってアルミン? 本なんか持ってどこに行くんだ?」

    117 = 113 :

    アルミン「エレーン!!!」ダダダ

    エレン「なんだよアルミ――――」

    アルミン「僕は男だ!!」ブンッ

    スッパァーン!!

    ナンダナンダ?
    ザワザワザワザワ

    エレン「いってぇ!!! んな事言われなくても知ってるよ、何すんだよー」

    アルミン「なんて冗談言うのさ!! 性質悪すぎるよもう!!」

    エレン「あぁ、でもちゃんと冗談だって言った――」

    スッパァーン!!

    エレン「いってぇ!!」

    アルミン「そういう問題じゃないよ! エレンのバカッ! 死んじゃえよもう! バカッ!!」

    エレン「悪かったって……」

    アルミン「バカッ! エレンの顔も性格も大好きだけどそんなエレン嫌いだ!! バカバカバカッ!」

    118 = 113 :

    ――――

    ベルトルト「そんな感じでであの状況だよ」

    アニ「ただの痴話喧嘩か……」

    ミカサ「……アニ」

    アニ「なに?」

    ミカサ「あの2人に何があったの?」

    アニ「ベルトルト」

    ベルトルト「あ、うん。あれは――」

    ――説明中――

    119 = 113 :

    ミカサ「……なるほど、ありがとう」

    アニ「ほら、さっさと仲直りさせな。こっちの調子が狂って仕方ない」

    ベルトルト「そうだね。ライナーもそう思うだろ?」

    ライナー「あ、あぁ。……そうだな」

    アニ(……ライナー、なんか悪いもんでも食ったの?)ボソッ

    ベルトルト(……いや、僕はわからないなぁ。疲れてるだけだと思うよ)ボソッ

    ライナー(……)

    120 = 113 :

    ミカサ「はぁ……2人とも」

    エレン「なんだよ」

    ミカサ「エレン、アルミンにしっかり謝って。誰だってそんな事言われたら怒る」

    エレン「お前、誰に聞いて……アルミン、ごめんな。調子乗りすぎた」

    ミカサ「アルミンも、許してあげて?」

    アルミン「あ、うん……僕こそ叩いてゴメンねエレン。痛くなかった?」

    エレン「あぁ、大丈夫だ! ミカサも心配かけたな」

    ミカサ「ううん、大丈夫。でも、あんまりアルミンいじめちゃダメだよ?」

    エレン「わかってるって」

    121 = 113 :

    ミカサ「でも、なんでそんな事言ったの?」

    エレン「いや、気になる女子は誰かって話で、みんな浮かれてたからからかってやろうと……」

    ミカサ「アルミン、エレンは誰が気になるって言ってたの?」ジロリ

    アルミン(ひぃ……)

    アルミン「ぼ、僕は寝てたからわかんないなぁ……」

    アルミン(お願い、ミカサって言ってあげて!)

    ジャン「エレンは優しくて小柄で頭の良い、要するにアルミンが女だったら惚れてたかもだとよミカサ」

    エレン「いや、例え話だからな?」

    アルミン(えぇ?! う、嬉しいけど今の状況だとまずいよそれは!!!!)

    ミカサ「エレン、私は?!」ズイッ

    エレン「いや、お前は母親みたいな感じだし……何しても俺より優秀だしな」

    122 = 113 :

    ミカサ「」ガーン

    アルミン(エレーン!! お願いだから空気読んで!!)チラッ

    ミカサ「アルミン……」ゴゴゴゴゴゴ

    アルミン「いやほらそのあのえっと……え、ちょっ、ミカサ……」

    ミカサ「……羨ましい」グニー

    アルミン「いたたたたた! 強い強い!!」

    ミカサ「アルミンには呪いをかけた。私が解いてあげるまで女の子になってしまう」ギュムギュム

    アルミン「こ、困るよミカサ……そんな事言われても」

    ミカサ「羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい……」ギュムムムムム

    アルミン「うわあああああああああああん!!」

    123 = 113 :

    ――――講義室

    アルミン「……うぅ」

    アルミン(誰も話しかけてきませんように……)

    クリスタ「あ、いたいた。おーい、アルミーン!」

    アルミン「あ……クリスタ……に、ユミル」

    ユミル「おい、私はクリスタのおまけかよ」

    アルミン「あ、違うよ! そういうつもりじゃ……」

    クリスタ「もうユミル、意地悪しちゃ駄目だよ」

    124 = 113 :

    アルミン「あの、それでぼk……私に何か用?」

    ユミル「わた……ぷふっ」

    クリスタ「ふふっ、アルミンてば、女の子みたいな喋り方してどうしたの?」

    アルミン「今のぼk……私は女の子だから……」

    ユミル「ぷくくっ」

    クリスタ「へー、ミカサもおもしろい事考えるなぁ」

    アルミン「あ、わかるんだ……でもおもしろいかなぁ? それでどうしたの?」

    クリスタ「えっと、座学でわかんないとこがあったから教えてもらおうと思って。物理のこの問題なんだけど」

    アルミン「うん、いいよ。この問題はこうしてこうして……」

    125 = 113 :

    ――

    アルミン「――で、最後にこれを積分したら答えが出てくるから」

    クリスタ「ふむふむ。なるほど……わかりやすいなぁ」

    ユミル「クリスタ、あとで私にも教えてくれ」

    クリスタ「一緒に聞いてれば良かったのに」

    ユミル「話が高次元すぎるんだよ。1から教えてくれよな?」

    クリスタ「うん、いいよ。あ、ねぇねぇアルミン」

    アルミン「どうしたの?」

    クリスタ「アルミンは今女の子なんだよね?」

    アルミン「……まぁ、うん」

    クリスタ「えへへ……私が髪の毛セットしてあげる!」

    アルミン「え゙」

    126 = 113 :

    クリスタ「ダメ?」

    アルミン(こ、断れない……)

    クリスタ「アルミンの髪の毛ってサラサラしてるから、前から弄ってみたかったんだよね」

    ユミル「良かったなアルミン。とびきり可愛くしてやれよクリスタ、くふふ」プルプル

    アルミン「か、可愛いくて……困るよー」

    クリスタ「ほらほら、座って座って♪ まずは簡単に編み込んでみるね」

    127 = 113 :

    ―――

    ユミル「…………」

    クリスタ「…………」

    アルミン「うぅ……ど、どうかな? おかしくしてないよね?」

    ユミル(いやたしかに前から女みたいなやつだとは思ってたけど……)

    クリスタ(これは正直……)

    アルミン「?」キラキラキラキラキラキラキラ

    ユミル・クリスタ(可愛すぎない?(ねぇ?))

    ユミル「あ、あぁ……ちょっと笑えない」

    128 = 113 :

    クリスタ「……アルミン!」

    アルミン「な、なに?」

    クリスタ「もうちょっと弄らせて?」

    アルミン「あ、うん……」

    クリスタ「こうしてこうして……じゃーん、ユミル風!」

    ユミル「ほぅ……お揃いだな、しかし私より女子力高いなこれは」

    アルミン「そんな事ないよ」

    クリスタ「更に弄って……アニ風!」

    ユミル「楽しんでるなおい」

    クリスタ「うん♪ せっかくの機会だし飛び切り可愛くしてあげるね?」

    アルミン「困るよークリスタ」

    クリスタ「いいからいいから」

    アルミン「うう……」

    ユミル「~~~~~~~~~~(爆笑中)」

    129 = 113 :

    ――そして

    クリスタ「……よし、あとはこの眼鏡を!」スチャッ

    ユミル「……おいクリスタ」

    キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

    アルミン「ど、どう?」

    ユミル(よし、じゃねぇよ! どうすんだおい、取り返しのつかないレベルで女になっちまったぞ! あぁくそ、可愛いな)

    クリスタ「とっても可愛い、ね? ユミル」ニコッ

    ユミル(クリスタマジ天使……)

    クリスタ「でも、これならお化粧とか、服とかしっかりすればもっと可愛くなるね……」ニヤリ

    130 = 113 :

    アルミン「それは流石に嫌だよ……」

    クリスタ「……どうしても?」

    アルミン「う……ど、どうしてもだよ」

    ユミル(まさに平和的脅迫……よしクリスタ、私が協力してやる)

    クリスタ(ほんとに? ありがとうユミル)

    ユミル(何よりアルミン困らせるの楽しいしな)ニヤリ

    ユミル「アルミンの言いたいこともまぁわかる」

    ユミル「だけど私はクリスタの味方でありたいわけだ」

    ユミル「そ・こ・で・だ――――」

    131 = 113 :

    短いけど今日はここまで
    明日か明後日には続き投下に来ます
    ネタ的には耳掃除とか買い物とかホモ増殖とかいろいろやってみたいけどグダりそうだからどうしようかなと悩んだり
    では

    132 :


    ホモの増殖は好き嫌いが分かれると思う…

    133 :


    アルミンとエレンの痴話ケンカはニヤニヤできたwwwwww

    134 :

    クリスタは天使で小悪魔

    135 :

    この雰囲気好きだ 乙です

    136 :

    いいゾ~これ

    137 :


    やはりアルミンはいじられてこそ輝くからしょうがないね

    138 :


    いいね
    絵でみたいわ

    139 :

    ていうかアルミンがホモっぽいのですがそれは

    140 :

    実際エレン相手だったら満更でもないだろうから仕方ない

    141 :

    アルミン「……はぁ」ズーン

    アニ「……ちょっと」

    アルミン「……アニ?」

    アニ「何があったか知らないけど、どうしt――」

    アニ「???!!!!」

    アルミン「うう」

    アニ「く、くくっ……なんだいその恰好」

    アルミン「これは、ミカサに女の子にされて、クリスタがセットしてくれたんだけど……」

    142 = 141 :

    アニ「ふーん」

    アニ(ミカサのあれ真に受けてたのか……)

    アルミン「その後、今度お化粧とか服とかしっかりしてみようって言われて」

    アニ(ん?)

    アルミン「嫌だって言ったら、ユミルが男なら腕相撲で決着つけろって提案して」

    アニ「……それで?」

    アルミン「……クリスタに負けちゃった、完膚なきまでに」

    143 = 141 :

    ――

    ユミル(流石に気の毒だから、勝てそうな競技選んでやったんだが……)

    クリスタ「うーん、もうちょっとで勝てそうなんだけどなー♪」ググッ

    アルミン「くっ……うぅ……う、腕が、もっ……」ググッ

    ユミル(クリスタに遊ばれるってやべぇぞおい、ほんとに男かこいつ)

    クリスタ「わぁ、アルミンすごい♪ ここまで押し返されちゃった♪」ニコニコ

    ユミル(わざとだな……それにしてもなんていい笑顔なんだクリスタ……)

    アルミン「はぁ……はぁ……んっ、くぅ……」プルプル

    クリスタ「でも――えい♪」ググッ

    ユミル(アルミンの腕が机につく寸前で拮抗状態を作る……クリスタは天使かつ小悪魔だった……)

    アルミン「ク……クリスタ……僕……もう、腕が……」

    クリスタ「えー? でもアルミン、まだ勝負ついてないよ? アルミンてば粘るんだから♪」ググッ

    144 = 141 :

    アルミン「あ、あぅ……も、もう無理ぃ……限界……ぜぇはぁ」

    クリスタ「これはもう一押しかなぁ。えい」パタン

    アルミン「あ……ま、負けちゃった……ぜぇはぁ」

    クリスタ「やったぁ。じゃあ私の言うこと聞いてもらうね?」

    アルミン「……うん」

    クリスタ「そうだなー……とりあえずお化粧なんかはまた今度してもらうとして……そうだっ、呪いをかけよう。えいっ」ホッペニタッチ

    ユミル(なん……だと……)

    ユミル「クリスタ、何を――――」

    クリスタ「私の呪いでアルミンは男の子に戻っちゃったって事で。これで僕って言っても大丈夫だよ」ニコッ

    アルミン(女神……)

    ユミル(まさに天使……)

    ――

    145 = 141 :

    アニ「…………」

    アルミン「あはは……」

    アルミン「ユミル、驚いてたなぁ。クリスタも励ましてくれたし」遠い目

    アニ「元気だしな。こんなに……くくっ、可愛いんだから、気にする事ないよ」

    アルミン「僕は男だよ……」

    アニ「は? 知ってるけど……それより次、対人格闘訓練だよ」

    アルミン「あ、そっか。今日はアニが組んでくれるんだっけ」

    アニ「別に……仕方なくだから。それよりアンタ、ほんとにその恰好でやるわけ?」

    アルミン「すぐに辞めたらクリスタにも悪いし……」

    146 = 141 :

    アニ「ただでさえかわい……貧弱なのに、余計に弱く見えるよ」

    アニ(男から更に人気出る予感しかしない……)

    アルミン「はは……うん、そうだね」

    アニ(あ……落ち込ませてしまった)

    アニ「……ほら、早く行くよ」グイッ

    アニ「……私が鍛えてやるから安心しな」ボソッ

    アルミン「え?」

    アニ「何でもない」

    147 = 141 :

    ――演習場

    「おい、アニと組んでるの誰だ?」

    「俺が暴漢役な(ゲス顔)」

    「即ハボ」

    「……あれ、アルミンじゃね?」

    「右手にクリスタ、左手にアルミン。これ最強」

    148 = 141 :

    アニ「ふっ!!」バシッ

    アルミン「うわぁ!」ドサッ

    アニ「足下の意識が薄いから転ばされるっていい加減覚えな。ほらさっさと立つ……男だろ?」

    アルミン「くっ……このっ!」バッ

    アニ「そうこなくっちゃ」ニヤリ

    コニー「アルミンのやつ頑張るなぁ」

    サシャ「見てくださいコニー! 新しい技を閃きました!」

    コニー「俺の方がすげぇの思いついてるっつーの!」

    アニ「たくっ、ガードが甘い!」ドゴッ

    アルミン「~~~~ッッ」

    ベルトルト「うわっ、いいの入ったねアルミン……」

    マルコ「あれはきついね……」

    アニ「……なに? もう終わり? ガッカリだよ。見た目通りスカート履いてピクニックでもしてる方がアンタにはお似合いだね」

    アルミン「げほっ……はぁ……はぁ……」ヨロ

    アニ「私に苦戦してるようじゃ巨人には食われるのが関の山さ。餌になりたくて調査兵団志望してるわけ?」

    アルミン「足手まといなんて、死んでもごめんだ……」

    アニ「……そう思うならさっさとかかってきな」ニッ

    149 = 141 :

    ――――

    アニ「……ふぅ」

    アルミン「いててっ……やっぱりアニは強いや」

    アニ「最初に比べればだいぶマシになってるよ」

    アルミン「ありがとう、アニ」

    アニ「別に……ほら、掴まりな」スッ

    アルミン「ありがと……あ」ガシッ

    アニ「なに?」

    アルミン「アニの手、やっぱり女の子だなって。柔らかいね」

    アニ「……」

    アニ「…………」

    アニ「……………………は?」

    150 = 141 :

    アルミン「それに優しいし、僕みたいなのにいろいろ教えてくれるし……ほんとにありがとう」

    アニ「……私は優しくないし、お礼言われるようなこと、してないよ。それより、いつまで握ってるつもり?」

    アルミン「あ、ごめん!」パッ

    アニ「……別にいい、不快じゃない」

    アルミン「へ?」

    アニ「っっ……何でもない。ほら、エレン達が待ってる、早く行きな」

    アルミン「あ、うん。また組もうね、アニ!」

    アニ(こんな私でも、女の子扱いしてくれるんだ……アルミン)ジーッ

    アニ「暖かかったな……アルミンの手……」


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