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元スレ上条「福引で一方通行が当たった」
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>>1大丈夫かー
>>1です。こんばんは。
外付け死亡で書きなおしてました。遅れてごめんね。
モデムも本とCDの下敷きで行方不明になり書き込めなかったのでした。
短めですが、のっそり始めさせてもらおうかなーと思ってます。
じゃあ今日も投下させていただきます。
■上条家
ピンポーン
配達員「お届けものでーす!」
上条「!」ガタッ!
インデックス「帰ってきたんだよっ!」ガタガタッ!!
ガチャ
インデックス「おかえり! あくせ、られー……た?」
配達員「ははは……」
一方通行「はァ……なssssssィやgggggggggggggggggggggg……れ」グッタリ
上条「な、何があったんだ……」
一方通行「ssっさsssァ、ンィbcyswc……しttttttttttttttttttttttttttttttttttttt……」ジタバタ
上条「うわあああああああああ!? なんかバグってる! バグってるってこれ!!」ビックウ!
配達員「とにかく、早く中へ……というか、充電を開始してください!」
上条「こうなった原因に心当たりあるのか!? 電池切れなのかこれ!?」
配達員「それも、説明します……というかもう自分腕が限界なんですよ暴れるからこの人!」ブルブルブル
インデックス「うわーん! あくせられーたがおかしくなってるんだよー!!」
■室内
一方通行「」シーン
配達員「はぁ……」ゼーゼー
上条「大丈夫か?」
配達員「あ、はい」
インデックス「ところで貴方は魔術師なのかな? ちょっと魔術の気配を感じるかも」
上条「何っ!? まさか一方通行は魔術師の所為でバグって……」ガタッ
【配達員】原「あーそれは違うんですけれど、やっぱりバレますよね。自分ですよ」ベリベリ
海原「ふぅ」ズルゥ!
上条「あ、お前アステカの……!」
海原「お久しぶりです、上条当麻」
インデックス「とーま、知り合いなの?」
上条「ああ、前に一度……って、あれ? お前なんで一方通行担いでたんだ? バイト?」
海原「紆余曲折あって今は彼と同僚なんですよ。
二等の行く末調査のために配達員としてもぐりこんだんです」
上条「へぇ。それで、なんで一方通行はあんなにバグってたんだ?」
海原「ええと、何と説明したらいいんでしょうね? ……そうだ、時計って電池切れますよね?」
上条「はぁ? あ、あぁ、まあ切れるな?」
海原「でも一気に完全に切れるわけじゃなくて、
その、最初は遅れるだけだったり、針が行ったり来たりしてから止まりますよね?」
上条「ああ、微妙ながらも電池が残ってるから……ってまさか」
海原「実は……」
■数時間前 黄泉川家
打ち止め「おはよう! 一方通行ーって、ミサカはミサカはあなたににじり寄ってみる!」
一方通行「あァ、クソガkkkkkkkkkkkkkkdjvcvmdgsf……」ガクン
黄泉川「あっ、また電池切れじゃん!?」
芳川「乾電池式充電器を買ったのが間違いなんじゃないかしら……」
黄泉川「でもあの時間に開いてたのはコンビニしかなかったし。
コンビニにはあれしかなかったじゃんよー」
芳川「仮にも一人の人間を動かしている精密機械なんだから。
乾電池では消費に追いつかないのよ」
打ち止め「もう乾電池これが最後だよって、
ミサカはミサカは充電器に新しいのを取りつけながら報告したり」
黄泉川「ええ!? 一番でかいパックを買ってきたじゃんよ!」
芳川「20分も持たないでとっかえひっかえしてれば当たり前だわ」
黄泉川「なんて燃費の悪い奴だ……」
一方通行「ンだとォ!? おいヨミカワ今なンつったァ!?」ガバッ
黄泉川「ううう、この元気な姿もあと15分くらいじゃん……」ヒシッ
一方通行「ぐェ」ギュム
芳川「今から電池を買い足しに行ってたらその間に引き取り業者が来ちゃうわね」ギュッ
打ち止め「うわーん! やだよー! あなたは家の子なの!
ミサカが全部お世話するって約束するからここに居てー!
ってミサカはミサカは地団太踏んでみたりぃいい!!!」ピター
一方通行「おいオマエら何ドサクサに紛れてひっついてンだよ! 圧死するっ!!
の前に誰が捨て犬だァあああ!!! ふざけてンじゃねェぞこのクソ野郎どもがァ!」
打ち止め「やだあー! やだあー!」エグエグエグ
配達員(うわぁ、すごく取りに行きづらい……)コッソリ
■上条家
海原「……とまあ、こんなかんじで」ハァアー
上条「打ち止めのところに引き取られてたのか……
そりゃまた、偶然というべきか、執念というべきなのか」
海原「終いには引き取りに行った自分にまで静電気をぶつけてきたり、なんだりで」
インデックス「それで髪の毛がそんなに逆立ってるんだ。納得かも」
上条「ああ、下敷きでめちゃくちゃ擦ったみたいになってるな」
海原「コレ治らないんですよ……」ピヨンピヨン
一方通行「ゥ……吐きそ……」ウエッ
インデックス「あ、気がついたんだよ!」パアァ!
海原「第一声がそれって……ここまで運んできたのに……潜入までしてたのに……」メソメソ
上条「まあそう気を落とすなって」
一方通行「ン? やけに胸糞悪ィと思ったら海原かァ……」
海原「ええ、そうですよ。
自力であるけなくなった貴方をおんぶしてここまで運んであげた海原ですよ」
一方通行「はいはいありがとよォ、エツァリお兄ちゃァン……」ポリポリ
海原「可愛くないですし、嬉しくもないです」プイ
一方通行「あわきお姉ちゃンには大好評なンだけどなァ?」
海原「自分にもああいうリアクションを求めてるんですか?」
一方通行「……うぷ」
海原「んああああああああああ!!! 本当自分のこと嫌いですね! 楽しいですかコレ!?」モダモダモダ
上条「職場では末っ子ポジションのようだな」コソッ
インデックス「家ではお兄ちゃんぶってるみたいかも」コソッ
一方通行「オイ聞こえてンぞ!」
* * *
海原「それじゃ自分はそろそろ行きますね。彼らにも報告しないといけませんし」
一方通行「あのクソボケどもによろしく言っとけ。
ったく、ストーカー依頼なンていい趣味してンじゃねェか」フン
上条「同僚さんもお前が心配だったんだって! そうツンツンするなよ」
一方通行「ツンツンって何ですかァ? ツンツンしてンのはオマエの頭だボケ」ケケケ
上条「今日は海原も微妙にツンツンだしな」アハハ
海原「うう、コレ収まらないんですから仕方ないじゃないですか」
一方通行「あァー、犯人はクソガキだしな。レベル3ならそんくらいできるだろ。
オイ、頭こっち寄越せ」カチ チョイチョイ
海原「……頭もがないでくださいよ?」スッ
一方通行「オマエは俺を何だと思ってるンですかァ?」ワシャワシャ
海原「うわ!?」
一方通行「おし、治ったぜェ?」ククク
海原「え、本当ですか? ありがとうございます。便利ですね、ベクトル操作」
一方通行「礼は良いから早くあいつらに会いに行けよォ?」ウケケケ
海原「? そうですね? じゃ、失礼します!」テクテク
一方通行「じゃあなァー」ニコニコ フリフリ
海原「??」フリフリ
バタン
■グループのアジト
海原「遅くなりましたー」
結標「まったく、遅いわよ海bくふぁっ……!?」ブルブルブル
土御門「あいつは無事だっtぶふえぁっ……!!!」ブルブルブル
(″
海原「え? どうかしたんですか?」ミョイン
* * *
上条「……で、海原の頭に生えた打ち止めとおそろいアホ毛はいつ直してやるんだ?」
一方通行「一日ぐらい経てば自然に治るようにしてある。
俺を電池切れの時計と一緒にしやがったからなァ。罰ゲームって事だ」ギャハハハ!!
今日はここまでで。
ここでお詫びと弁解タイム。
>>1は一方通行「イヤだ」シリーズが大好きです。
いつかアホ毛ネタをやりたいなぁというほどリスペクトです。
だからパクリじゃない。オマージュ。
なんかこれで迷惑がかかったら「イヤだ」の作者さんごめんなさい。
多分ここには居ないのでしょうがこの場をお借りしてということで。
あとまだ読んだことのない方はおススメです本当! 皆読んだらいいよ! むしろ読め絶対ニダ!
次も一週間以内に。
ありがとうございました。
アホ毛作者さんも、余所のスレのネタをたまに出すのが好きだ。
つまり、他のスレを見ているはず……
あとは、わかるな?
つまり、他のスレを見ているはず……
あとは、わかるな?
ベクトルで髪の毛でまさかと思ったがwwwwwwwwwwwwwwww
借金のカタとしてプライドも一緒に売られた一方通行さんは、
良い具合に素直になってて素敵
何よりここの一方さんは家庭、職場、居候先全てで愛されてて、見ていて和む!
そしてアホ毛オマージュ最っ高だねェ!!そしてまさかの公認オメwwww
あなたの作品は偶然にも全て読んでました、大好きです!
良い具合に素直になってて素敵
何よりここの一方さんは家庭、職場、居候先全てで愛されてて、見ていて和む!
そしてアホ毛オマージュ最っ高だねェ!!そしてまさかの公認オメwwww
あなたの作品は偶然にも全て読んでました、大好きです!
>>421
日本語で
日本語で
普通に日本語だろ
「イヤだ」スレ読んでたとはww
アホ毛に笑ってしまったwww
「イヤだ」スレ読んでたとはww
アホ毛に笑ってしまったwww
\
(/o^) 「テクパトルぅぅうううううううううう!!」
( /
/ く
(/o^) 「テクパトルぅぅうううううううううう!!」
( /
/ く
>>429
デデーン 俺、アウトー
デデーン 俺、アウトー
今更だが何故>>1は福引で一方通行が当たるという発想に至ったんだ…
純粋に疑問だよ…
純粋に疑問だよ…
凡人が天才の発想を理解できるわけがない
疑問に思うだけ無駄だよ
疑問に思うだけ無駄だよ
幸せ指数急上昇中の>>1です! こんばんはっ!
>>430
流石本場流のアホ毛は違う!
しかしいつも思うんですが、このアホ毛の毛量ってAAだからこそですよね。
きちんとイラスト化しようと思ったら、きっととんでもないことになると思うのです。
>>437
確か身売り話から紆余曲折を経たんだと思います。
元は一方さんでなくて、百合子ちゃんがデリヘルで借金返済する話の予定でした。
ベクトル変身でどんな好みにも対応できる最強の嬢として荒稼ぎしたり。はれんちですね。
ちなみにその設定は、この前総合に投下させてもらった『とある夜間の~』
というネタに一部引き継ぎましたが、結局スレ建てまで至りませんでした!とか宣伝したり。
じゃあ今日も投下させていただきます。
■地下街
一方通行「……でェ?」
インデックス「? どーしたの? あくせられーた」
一方通行「だからァ、なーンでこンな所まで連れてこられたンですかァ? 俺は」
上条「はー、インデックスさん、こりゃ分かってませんなー」
インデックス「そのようですなーとうま」
一方通行「余程破裂した血袋になりてェと見える……」カチリ
上条「どわ! 待て一方通行! 聞けよ話を!」ペタ
一方通行「聞くも何も話してねェじゃねェか! あと気安く触んな! 能力使えねェだろ」ベシッ
上条「いや、使わせないために触ってる訳ですから。
当たり前でせう……というか最初から能力使わないでください!」
一方通行「使わせないでくださァい」パッパッ
インデックス「もう、あくせられーたは短気すぎるかも。
今日ここに来たのは、あくせられーたのおかえり祝いなんだよ?」
一方通行「なァンですかァ、その愉快な催し物は?」
インデックス「二等が良い人に当てられて良かったねってことだよ!
それにあくせられーたの歓迎会もしてないし……」
一方通行「オマエの家はアレか? 福引で景品が当たるたびに歓迎会を開くタイプか?」
上条「どんなタイプだよっ!」
インデックス「それどころか、私とスフィンクスの歓迎会もしてもらってないかも。
でもあくせられーたは特別だよ!」
一方通行「なンで?」
インデックス「私以上に迷える子羊だもの! 教会は子羊を温かく迎え入れなきゃいけないんだよ。
それがたとえ霊装の「歩く協会」でも、その鉄則は変わらないかも!」
一方通行「」ズビシ!
インデックス「痛ぁあああ!! なんでぶつの! 酷いんだよ!」
一方通行「十字教徒なら左の頬を差し出しやがれ、この不良シスター!
誰が子羊だ、誰がァ!!」
インデックス「それはもちろん、あくせられー……いたたたた!」ズビシズビシ!!
上条「まあまあそのくらいで! ほら、インデックスもお前の事を思って散歩に誘ったんだよ」
一方通行「はァ」
インデックス「前にひょうかと遊びに来たときは途中で色々あったし……
今日はじっくり遊びたいんだよ!」
上条「そうだなー、あの時は、うん」
一方通行「ひょうか? ……ンン? あ、どっかで……」
上条「あはははは! まあインデックスさんの妙な交遊関係は置いといてだな!」
インデックス「あああああ! とーまとーま! 屋台があるんだよっ!
いいにおいがするかもー! ああ、お腹が……」キュルルルルルル
上条「朝飯食ったばっかりだろインデックス! 待て! 走るな!
あああっ、屋台に駆け込むな! ……注文するんじゃありません!!!」タタタ
一方通行「」ポツーン
インデックス「あくせられーたー! このヒヨコさん美味しいんだよ!
とーまが買ってくれるって!」ピョンコピョンコ
上条「ああもう、絶対追加注文するなよ! これでおしまいだからなっ!」
一方通行「……今行く」カッツン、カッツン
「へ? あれ……もしかして、」
垣根「第一位……?」
一方通行「ン?」クルッ
上条「どうした?」
一方通行「いや、何か呼ばれたような……」
インデックス「お友達がいたのかな?」
一方通行「うーン……」キョロキョロ
インデックス「よそ見してるとあくせられーたのヒヨコさんがどんどん減っていくかも!」ヒョイパク
一方通行「あ゛ァ!!? 何時の間に食いやがったこの暴食女ァ!」
垣根(やべ、咄嗟に隠れちまった……というか何故ここに第一位が!)
垣根(あそこに居られたらゲーセンに向かえねぇ……)
垣根(くそっ、隠れなければ堂々と出ていけたというのに、タイミングが!)
垣根(第一位の様子は……)コソッ
一方通行「油断もスキのねェな……」モクモク
垣根(ヒヨコ食ってる――! 似あわねぇ!)ガーン!
垣根(凶悪なツラしてる癖に……っと、連れはどんな奴だ?)
上条「あれ、お前甘いの好きだっけ?」モグモグ
インデックス「ちょっとだけ意外かも」モギュモギュモギュ
一方通行「普通。前は苦手だったけどなァ。
腹に溜まるしカロリー高いって聞いて食い始めたらそこまでマズくなかった」モクモク
上条「それってもう食べ物を燃料としか思ってないだろ?」
インデックス「食べ物に失礼なんだよ!」モギュモギュモギュ
一方通行「ンなことねェよ? 肉とコーヒーはうめェ」
上条「はぁ……じゃあ上条さんのヒヨコ少しやるよ。インデックスに食われた分な」
一方通行「オマエの分ならとっくにチビシスターに食いつくされてンぞ」
上条「ああーっ!?」カラッ
インデックス「ごちそーさまっ!」パン
垣根(ほのぼのしてる――! 仲良さそうだなオイ!)ガガーン!!
垣根(ちょっと変わった組み合わせだな。男の方は同年代でも、暗部っぽくねえし)
垣根(というかあの女の子は……シスター? 男の方の妹か? でも……)
垣根(似てねえな……むしろ色合い的には第一位に似て……はっ!?)ピコーン!
垣根(なるほど、第一位の妹か!)
垣根(となるとあの男は勝手に声をかけて同席してきただけ?
底辺高校の制服みてえだし、それじゃスキルアウト予備軍みたいなもんだな、うん)
■垣根の脳内シュミレーション
上条「可愛いなー! そんなモヤシはほっといて俺と遊ぼうぜ!」ヘッヘッヘ
インデックス「いやああ! お兄ちゃん助けて欲しいんだよ!」
一方通行「やめろよ、妹が嫌がってるだろォ!」バッ
上条「嫌がってなんかないよなー?」
インデックス「いやなんだよー!」
一方通行(ちくしょう、チョーカーのバッテリーが足りなくて能力を使えねェ!)←という脳内設定
垣根「その汚え手をどけろ! スキルアウト野郎!」ババーン!!
一方通行「垣根くン!」
垣根「未元物質アターック!!」バッサァ!
上条「ぐはっ!」バタッ
インデックス「助かったんだよ! ありがとう羽の人!」パァア
一方通行「流石垣根くンだな! もう第一位の座はオマエにやってもいいと思う!」パァア
垣根「礼は要らないぜ」クルッ スタスタスタ
垣根「完璧だな……」フフン
垣根「よし、行くか」スクッ
上条「いくら言っても分からないのかな? インデックスさん。
人のものを勝手にとって食べちゃいけません!」ガー!
インデックス「人のものじゃないもん! とうまのだもん!」
一方通行「やめてやれ、チビシスター。三下が泣きそうだぜ?」
インデックス「それに食べたのはスフィンクスだもんねー?」
スフィンクス「みぁー」
一方通行「オイ、俺の膝に乗るンじゃねェよ。このクソ猫がァ」
垣根「その汚え手をどけろー!!」ババーン!
一方通行「……だってよォ?」ナデナデ
スフィンクス「にゃあ……」ズーン
上条「え、えーと。この方は一方通行のお友達……でせうか?」
一方通行「ンー……?」ジー
垣根「は?」キョトン
一方通行「ココまでは出てきてる」トントン
垣根「はあああああ!? おいおいおいまさか!
俺に「あれほどの事」をしておいて忘れたとは言わせねえぞ第一位!!」バン!!
上条「おおおおおおいいい!!! 何をしたんだ一方通行ーッ!」
一方通行「ン? その呼び方……あ、オマエ、まさかあのメルヘンかァ?」
垣根「何だその思い出し方は!」バンバン!!
上条「ちょ、あんたもテーブル叩くなって! 飲み物零れるだろ!」
垣根「お前さっきから第一位に馴れ馴れしいな……何様だよスキルアウト崩れが」ギロ
上条「す、スキルアウトだぁぁああ!?
そりゃ上条さんはレベル0ですが、スキルアウトではありませんのことよ!」
垣根「え?」
インデックス「そうだよ! すきるあうとって、この街の悪い人の事でしょ?
とうまは悪い人じゃないんだよ!」キッ!!
垣根「ん? ってことはお前は……」
一方通行「ああ、こいつはただ、俺の……あー、オイ、何て言えばイイ? 家主か?」
上条「うーん、友達とかでいいんじゃないか?」ニコ
インデックス「私も! 私もなんだよ!」
一方通行「じゃァそれで。あ、コイツは猫だァ」スッ
スフィンクス「にゃー!」ババーン!!
垣根「」ポカーン
垣根「そ、うか……そうかそうかなるほどよおく解った、解っちまったぜえ」ユラ
一方通行「あン?」
垣根「お前が俺の一等を掠め取りやがったクソったれだって事がなぁああああ!!!」ブチブチ
上条「……一方通行」
一方通行「……」フイ
上条「こっちを向きなさいコラ! この人は何なんだ!? 友達!? 親戚!?
もしやお前のストーカーとかやっちゃうタイプのちょっとアブないお人なのかッ!?」ガクガクガク
一方通行「し、知らねェ! 俺はなンにも……あァあああ揺らすな三下ァあああ!!」ガクガクガク
垣根「ちっげえええ!!! 誰がストーカーだ! しかもこんなしょっぱい野郎のストーカーだと!?
ふざけるのも大概にしやがれ! オイ第一位! お前がはっきり言わねえからこんな……」
一方通行「ちょ、ちょっと待てコラメルヘン野郎!
オマエなァ、こンな人通りの多い所で「第一位」なンて言うンじゃねェよ」ヒソヒソ
垣根「じゃあお前もメルヘン言うな! 俺には垣根帝督って名前があるんだよ!」フン
一方通行「あァ!? あー、まァそォだな……」
垣根(よし、呼べ! 俺を垣根くンと呼ぶがいい!)グッ
一方通行「ていとくン」
垣根「っだあああああああああああ!!!?」ズザザザザザザ
一方通行「何ですかァ? そのリアクションはよォ……」ムス
垣根「い、いや、名字で呼ばれると思ってたからな……
ちょっとビビっちまっただけだ。うん、ちょっと、反射的に、こう」
一方通行「だってよォ「カキネクン」って言いづらくねェか?
「テイトククン」もクが被っちまってるし。
……オマエは何ですかァ? カ行の申し子ですかァ? 言いづらいわボケ」
垣根「笑い声がカ行のお前には言われたくねえよ! この……オイ」
一方通行「なーンなーンでーすかァー?」
垣根「お前の名前なんて知らねえよ。その、何て呼べばイイ?」
一方通行「あァ……まあ能力名で通ってるからな、それでいい。
こいつらだってそう呼ぶしなァ」
垣根「じゃ、じゃあ……ア、一方通行ぁ」テレテレ
一方通行「……気持ち悪」
上条「オイ、大丈夫か一方通行。首筋にまで鳥肌立ってるぞ……」
インデックス「寒いの? あくせられーた」サスサス
一方通行「いや、一瞬マジで吐くかと思ったわ……はは、海原の前じゃあるまいし」
垣根「てめぇ……」ブチ
上条「で、ていとくんは一方通行のストーkもとい、お友達なのか?」
垣根「レベル0ごときがていとくんって呼ぶんじゃねえよ!
あとストーカーでもお友達でもねえ! 俺は、あ、一方通行のライバルって奴だ!!」バーン!
上条「……そうなのか?」クルッ
一方通行「知らねェ」フルフル
垣根「」チーン
一方通行「というかオマエ、さっきの発言蒸し返すようで悪ィンだけどよォ……
「俺の」一等とか言っちまってるって事は、やっぱりあのリストの数字はマジなの?」
垣根「リスト?」
一方通行「福引券の個人使用枚数の多い奴のリスト……オマエ、2453枚も……」ヒクッ
垣根「バカ野郎! 正しくは2488枚だっつうの!
そのリスト作った奴はどこの大馬k……あっ!」
一方通行(バカはオマエだバカ!)
上条(コイツ、馬鹿だ!)
インデックス(よくわかんないけど、この人がおバカってことは分かるんだよ!)
一方通行「あァー……あれだろ?
ていとくンは3等のニューカレドニア3週間の旅が欲しかったンだよな? な?」
上条(あの一方通行がフォローに回っている!)
垣根「ううっ……」ポロポロ
一方通行(泣くンじゃねェー!!)ガーン!
インデックス(泣きだしたんだよー!!)ガガーン!!
上条(泣かしたぁああああ!!)ガガガーン!!!
一方通行「な、泣くなよ……な? 3等狙ってたンだろ?
で、1等と2等が俺だったの思い出して、からかいに来たンだよな? な?」オドオド
垣根「……うう……ちがーもん!」ボロボロ
一方通行(幼児退行してるゥー! めんどくさ――い!!)
上条(うわー! 見た目俺と同年代なのにー! さっきまで偉そうだったのにー!)
インデックス(心が弱いんだよー!)
垣根「あくせられーた……を、たお、して! めいんぷらんになるんだも゛ん゛ー!!」ウワー!!
一方通行(その話まだ引きずってたコイツー!!)
垣根「おれが、いっとうあでて! おれがかづまで! しょうぶするよていだっだの゛に゛ー!」
一方通行「……ヨシヨシ」ワシャ
垣根「うわあああああああああん!! ばかー!」ガシー
一方通行「オマエ鼻水どこで拭いてンだァあああ!? 調子乗ってンじゃねェぞマジで!」
上条「はい、見ないでください、彼は情緒不安定なんですよ。え? ホモの修羅場? 違います!」
インデックス「見世物じゃないんだよー。お願いだからスルーしてあげて欲しいんだよー」
■数分後
垣根「泣いたらスッキリした」フゥ
一方通行「買ってもらったばっかのシャツが……
ていとくンの涙と鼻水でグチョグチョになった……」ズーン
垣根「買って着替えればいいだろ。金は払う」
一方通行「あァ、オマエ金だけはあるもンな」
上条「立ち直りも早いんだな……」
インデックス「あるいみ強いのかな?」
垣根「申し遅れたな。俺は学園都市序列第二位、未元物質の垣根帝督だ」
上条「だ、第二位!? ってことはこいつの下で、ビリビリの……」
一方通行「まぁ、上だな。それと金銭面も第二位の筈だぜェ?
言っとくが三位と二位の間はかなり開いてる。レベル5全員に言える事だがよ」
インデックス「それってとってもすごいってこと!?」
垣根「第一位>>>| 越えられない壁×3 |>>>>>>>>俺>>>| 越えられない壁 |>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>超電磁砲(笑)くらいだな」
一方通行「自分で言ってて悲しくならねェのか」
垣根「第……じゃねえ、一方通行に一番近いのが俺ならそれでいーんだよ!」フンス
上条「ちなみに熱狂的なファンとかそういうオチですか?」
インデックス「何だか狂信的かも……」
垣根「誰が! こんな貧弱体型のウサギ色した男女に!!」
一方通行「気にしてること全部指摘しやがって……
俺に負けてゲロぐちゃになった癖に粋がるンじゃねェよ、この三下がァ!」
上条「ゲロぐちゃ!? ズタぼろとかでなく!?」
インデックス「すぷらっただね」
垣根「もう元に戻ったもーん! ノーカンだもーん!」
一方通行「もォやだ」
垣根「というわけで一方通行、俺と勝負しろ!」
一方通行「やだァ! オマエ絶対新しい物質構成してくるもン! あれ演算式設定すンの面倒。
反射膜強化したの貫通するまで攻撃してこなそうだから持久戦だろどォせ!」
上条「何が何やらさっぱりだが、とりあえずビリビリが俺に突っかかって来るようなもんか」
一方垣根イン「「「それは違う」」」
上条「何言ってるんだか! 皆揃いも揃って勝負勝負……一方通行を見なさい!
俺に殴り飛ばされたのにも関わらず毎朝御味噌汁とかを作ってくれるんだぞ!」
インデックス「たしかにそう考えるとあくせられーたのアガペーは海より深いのかも!」
一方通行「それ、絶対オリジナルに言うンじゃねェぞ……
とにかく、勝負なンかしたくねェ。結局俺がオマエの細胞で泥遊びして終わるンだし」
垣根「そんなのやってみなきゃ分からねえだろ!!」
一方通行「タネがバレてンだ。もうオマエの物質解析にそこまで時間かからねェぞ?
だから、そうだなァ……別の種目にしやがれ」
垣根「別?」
一方通行「殺し合い以外なァ」
インデックス「殺生はよくないんだよ」
上条「物騒だなー、ったく、この学園都市の頂点がコレか……」
一方通行「何か文句あるか最下層」スッ
上条「ないよ、ないです、ありません! ですからチョーカーに手をかけるなッ!」バシ
一方通行「オマエもこの忌々しい幻想殺しどけやがれ。
クソが……今度寝てるうちに右手だけもいどくしかねェな」
上条「怖!」
垣根「じゃあ、そうだな……ゲーム」
一方通行「ゲームゥ?」
垣根「この先にゲーセンあるだろ。その中の3種で勝負だ!」グッ!
インデックス「おお、それなら平和だね!」
上条「いいんじゃないか?」
一方通行「中学生かよていとくン……」
垣根「ふん、甘く見てると後悔するぜ? ここのゲーセンは能力者対策万全のハード級だからな!」
一方通行「まァいいけどよォ……立ってやる系のゲームはナシだぜ?
慣れてねェと結構辛いンだよ」
垣根「あ? ああ、お前杖つきだったな……」
一方通行「アレも差し押さえ食って目出度くコレのお世話だよクソ!」バン
上条「こらこら。それ海原にもらったんだろ? 大事にしろよ」
一方通行「アイツもどうせ病院から盗んできたンだろ。
ほら、冥土帰しン所の病院のマークがついてるじゃねェか」
インデックス「あ、ほんとだ! とうまの病室のものと同じマークなんだよ」
上条「それでもわざわざ持ってきてくれたことに変わりないだろ。
もうちょっとあいつに対して、こう、労りとか、感謝の気持ちをだな……」
一方通行「礼は言ったぜ? それにアイツの扱いはなンつーか、自業自得」
垣根「チッ、仕方ね……あっ!」ガタッ!
一方通行「あ? なンだよ、落ちつきねェな」
垣根「……よし、お前ちょっとここで待ってろ」
一方通行「はァ!? テメェで勝負だのなんだの言っといて次は待ってろだァ!?」
垣根「忘れ物思い出した! すぐ戻るから!」タタッ
一方通行「オナニープレイも程々にしやがれ! どうていとくンがよォ!」ガタッ!!
インデックス「お……おな? どー?」
上条「はいー! インデックスさん空がきれいだぞー!!」
インデックス「とうまー、ココ地下街なんだよー?」
一方通行「クソ野郎……行っちまいやがった……童貞の上に早漏ですかァ畜生がァ……」
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