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元スレ勇者「やいやいやいっ!まおう!!!」
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魔王「ん・・・? なんだ、大人しくしてろ。隠せないだろう」ぐいぐい
勇者「さ、最初からそんなっ・・・マニアックな・・・・・」すごすご...
魔王「マニアックぅう?目隠しごときがぁ?」
勇者「だだだってっ 初めはやっぱり好きな人の姿を見ながら・・・」
魔王「それが出来ないから縛るんだろうっ!」ぎゅっ
勇者「うぇえええっ・・・あ、いたっ」
魔王「ほらっ大人しくするっ!」しゅるっしゅるっ
勇者「うああっそんなっ・・・!」
魔王「よしっ」ぎゅっぎゅっ
勇者「さ、最初からそんなっ・・・マニアックな・・・・・」すごすご...
魔王「マニアックぅう?目隠しごときがぁ?」
勇者「だだだってっ 初めはやっぱり好きな人の姿を見ながら・・・」
魔王「それが出来ないから縛るんだろうっ!」ぎゅっ
勇者「うぇえええっ・・・あ、いたっ」
魔王「ほらっ大人しくするっ!」しゅるっしゅるっ
勇者「うああっそんなっ・・・!」
魔王「よしっ」ぎゅっぎゅっ
魔王「準備完了!・・・・・えぃっ」どんっ
勇者「うわぁっ」どさっ
魔王「やっぱりこっちの方が向いているのかも知れないなぁ、私達はv」ちゅっ
勇者「は・・・・・はは・・・・・・・」
勇者「うわぁっ」どさっ
魔王「やっぱりこっちの方が向いているのかも知れないなぁ、私達はv」ちゅっ
勇者「は・・・・・はは・・・・・・・」
ピチチチチチ・・・
ピチチチチ・・・・・・
勇者「・・・・・」
勇者「・・・う゛・・・ぅん・・・・・」ごろ...
勇者「・・・?・・・あ゛・・・れ゛・・・・・」
勇者「ま゛お゛ー・・・い゛な゛い゛・・・・・」キョロ・・・
勇者「じごどい゛っだの゛がぁ・・・・・あ゛ー・・・・・」ごろ...
勇者「・・・・・・・」
勇者「・・・ずっごぐごえ゛がれ゛でる゛・・・・・・・」ズーン・・・
側近1「お水をお持ちしました」すっ・・・
勇者「あ゛り゛がどー・・・」ごくごく
勇者「! なんであんだごごに・・・・・」
側近1「魔王様に様子を見て来い、と言われましたので・・・」
勇者「そ、そう・・・・・」
勇者「あ゛り゛がどー・・・」ごくごく
勇者「! なんであんだごごに・・・・・」
側近1「魔王様に様子を見て来い、と言われましたので・・・」
勇者「そ、そう・・・・・」
側近1「で、一夜明けてのご感想は?」によによ
勇者「う゛ん・・・・・」
側近1「・・・」
勇者「・・・・・・俺っで性別な゛んだっげ・・・・・」ズーン・・・
側近1「まぁまぁ」ぽんぽん
勇者「う゛ん・・・・・」
側近1「・・・」
勇者「・・・・・・俺っで性別な゛んだっげ・・・・・」ズーン・・・
側近1「まぁまぁ」ぽんぽん
側近1「仕方ないですよ、魔王様は百戦錬磨どころか千戦くらいしてそうですし・・・」
勇者「あ゛あ・・・俺本当に男? 男な゛のか・・・?」シクシク
側近1「でも愛しい人を抱けたのだから胸いっぱいでしょう」ニコニコ
勇者「抱いたどいうより抱かれだに近いような・・・・・」ガクッ
勇者「あ゛あ・・・俺本当に男? 男な゛のか・・・?」シクシク
側近1「でも愛しい人を抱けたのだから胸いっぱいでしょう」ニコニコ
勇者「抱いたどいうより抱かれだに近いような・・・・・」ガクッ
勇者「め・・・飯食うか・・・・・」よろっ...
側近1「大丈夫ですか?まだ寝ていた方が・・・・・」
勇者「だ、だいじょ・・・うぁっ」ふらっ
側近1「わっ」
どさっっっ
側近1「・・・う・・・・・」ヒリヒリ
勇者「ご、ごめんっ・・・ていうかあんた結構非力・・・」
カッラーンッ・・・・・
魔王「・・・(°Д°)」
勇者「! 魔王・・・? 仕事から帰ってきたの?」
魔王「し・・・・・」
勇者「?」
魔王「しんじてたのに・・・ま、まさかうわきするなんて・・・・・・」
勇者「は・・・はあ?;」
側近1「大丈夫ですか?まだ寝ていた方が・・・・・」
勇者「だ、だいじょ・・・うぁっ」ふらっ
側近1「わっ」
どさっっっ
側近1「・・・う・・・・・」ヒリヒリ
勇者「ご、ごめんっ・・・ていうかあんた結構非力・・・」
カッラーンッ・・・・・
魔王「・・・(°Д°)」
勇者「! 魔王・・・? 仕事から帰ってきたの?」
魔王「し・・・・・」
勇者「?」
魔王「しんじてたのに・・・ま、まさかうわきするなんて・・・・・・」
勇者「は・・・はあ?;」
魔王「し、心配して帰ってきたら・・・ヤモリの缶詰も買ってきたのに・・・そんな・・・・・」
勇者「あんたまた変なものを・・・・・え? ていうか、浮気って?」
魔王「純情そうな顔をしときながら私の部下と・・・不倫を・・・っ!」わっ
勇者「あ、あのー・・・この人?男ですよね?俺も、男ですよね?」
側近1「魔王様はバイですよ?そんなの関係ありません」
勇者「あそっか。・・・・・・へ?」
魔王「ゆっ・・・勇者の浮気ものぉおおおおおおおおおおお!!!」
ドガアアバキイイイイィイイッッ!!!!!
勇者「俺はあんたじゃね゛ぇえぇえ゛ええうわあ゛ああ゛あああ゛ああああ」
勇者「あんたまた変なものを・・・・・え? ていうか、浮気って?」
魔王「純情そうな顔をしときながら私の部下と・・・不倫を・・・っ!」わっ
勇者「あ、あのー・・・この人?男ですよね?俺も、男ですよね?」
側近1「魔王様はバイですよ?そんなの関係ありません」
勇者「あそっか。・・・・・・へ?」
魔王「ゆっ・・・勇者の浮気ものぉおおおおおおおおおおお!!!」
ドガアアバキイイイイィイイッッ!!!!!
勇者「俺はあんたじゃね゛ぇえぇえ゛ええうわあ゛ああ゛あああ゛ああああ」
。o0○
魔王「はぁっ・・・はあっ・・・・・うっ・・・」じわぁ
側近1「魔王様っ魔王様っ! 勘違いです、泣かないで下さい・・・」あせあせ
魔王「か、かんちがい・・・?」
側近1「実はかくかくしかじかでして・・・・・・」
魔王「・・・え?なに?よろけて押し倒されただけ?・・・なぁーんだ、そぉかぁ!」ぱぁあっ
側近1「勇者様は決してあなたを差し置いて愛人を作ることはありませんよ」にこ
魔王「そうだよなぁっ!あんな甲斐性無しにそんなこと出来るわけないよなぁ!!あははっ・・・」
勇者「・・・・・・」チーン・・・
魔王「はぁっ・・・はあっ・・・・・うっ・・・」じわぁ
側近1「魔王様っ魔王様っ! 勘違いです、泣かないで下さい・・・」あせあせ
魔王「か、かんちがい・・・?」
側近1「実はかくかくしかじかでして・・・・・・」
魔王「・・・え?なに?よろけて押し倒されただけ?・・・なぁーんだ、そぉかぁ!」ぱぁあっ
側近1「勇者様は決してあなたを差し置いて愛人を作ることはありませんよ」にこ
魔王「そうだよなぁっ!あんな甲斐性無しにそんなこと出来るわけないよなぁ!!あははっ・・・」
勇者「・・・・・・」チーン・・・
勇者「大体あんたは早とちりが多すぎんだよ、前にもこんなことあったじゃねぇか・・・」ブツブツ
魔王「お・・・怒るなっ 怪我なら治してやったろう・・・?」あせあせ
勇者「ふんっ」ぷぃ
側近1「では私は仕事に戻りますね、魔王様」タッ
魔王「あ、う、うん・・・後で行く」
側近1「お待ちしてます」シュンッ
魔王「・・・・・」
勇者「・・・・・」ぷいー
魔王「お・・・怒るなっ 怪我なら治してやったろう・・・?」あせあせ
勇者「ふんっ」ぷぃ
側近1「では私は仕事に戻りますね、魔王様」タッ
魔王「あ、う、うん・・・後で行く」
側近1「お待ちしてます」シュンッ
魔王「・・・・・」
勇者「・・・・・」ぷいー
魔王「・・・勇者・・・」くい
勇者「・・・・・」
魔王「・・・す、すまん、勘違いしちゃって・・・」
勇者「・・・ホント・・・勘弁してくれよ」
魔王「・・・・・」
勇者「まるで俺があんたのことを愛してないみたいじゃないか・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「・・・す、すまん、勘違いしちゃって・・・」
勇者「・・・ホント・・・勘弁してくれよ」
魔王「・・・・・」
勇者「まるで俺があんたのことを愛してないみたいじゃないか・・・」
魔王「・・・・・すまん・・・」
勇者「・・・否定、しないのか・・・・・」
魔王「・・・疑ってた縁もあるから・・・」
勇者「な、なぜ・・・? 俺、愛は伝えてたよね・・・?」
勇者「・・・否定、しないのか・・・・・」
魔王「・・・疑ってた縁もあるから・・・」
勇者「な、なぜ・・・? 俺、愛は伝えてたよね・・・?」
魔王「だって、何時まで経っても私に触れてくれなかったし・・・」
勇者「い、いやだって、そういうことはしばらく付き合った上でするものであって・・・」
魔王「昨日だって、私が少しでも変な反応したら止めるつもりだったろ・・・」
勇者「だって嫌がっているのに無理やりしたら可哀相じゃんか・・・」
魔王「・・・あんまり必要ないんだな、私は」
勇者「そっそういうわけじゃあっ・・・・・」
魔王「しかも目隠しプレイの後はちゃんと抱いてもらおうと思ってたのに、してこないし・・・」
勇者「え、えっとそれは・・・・・俺にそれだけ精力が無かっただけであって・・・・・」ズーン・・・
勇者「い、いやだって、そういうことはしばらく付き合った上でするものであって・・・」
魔王「昨日だって、私が少しでも変な反応したら止めるつもりだったろ・・・」
勇者「だって嫌がっているのに無理やりしたら可哀相じゃんか・・・」
魔王「・・・あんまり必要ないんだな、私は」
勇者「そっそういうわけじゃあっ・・・・・」
魔王「しかも目隠しプレイの後はちゃんと抱いてもらおうと思ってたのに、してこないし・・・」
勇者「え、えっとそれは・・・・・俺にそれだけ精力が無かっただけであって・・・・・」ズーン・・・
魔王「・・・・・」
勇者(あ、あれ・・・?;立場がいつの間にか逆転・・・)
魔王「・・・よくわかんないな」
勇者「・・・え・・・?」
魔王「こうやって誰かと愛し合ったことなんて、なかったんだ」
魔王「家族だって作ったこと無いし、恋人だって作ったこと無い」
魔王「もしかしたらかつて居たのかもしれないけれど・・・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「そういうものがどんなものなのか、私にはわからない・・・」
勇者(あ、あれ・・・?;立場がいつの間にか逆転・・・)
魔王「・・・よくわかんないな」
勇者「・・・え・・・?」
魔王「こうやって誰かと愛し合ったことなんて、なかったんだ」
魔王「家族だって作ったこと無いし、恋人だって作ったこと無い」
魔王「もしかしたらかつて居たのかもしれないけれど・・・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「そういうものがどんなものなのか、私にはわからない・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「・・・もう、少し、体も愛してくれるものだと思っていたんだが、な」
魔王「我がままだったみたいだ、すまない」
魔王「そろそろ行かなければ・・・・・・、・・・っ!」
どさっっっ!
魔王「っ!? 勇者っ?」
勇者「わかった。・・・もう少し、貪欲に生きるよ」しゅるっ・・・
魔王「へっ・・・? い、いやっそんな無理しなくてもっ・・・・・!」
勇者「無理じゃないっ!こっちの方が愛が感じられるんだろうっ?なら・・・」
魔王「・・・もう、少し、体も愛してくれるものだと思っていたんだが、な」
魔王「我がままだったみたいだ、すまない」
魔王「そろそろ行かなければ・・・・・・、・・・っ!」
どさっっっ!
魔王「っ!? 勇者っ?」
勇者「わかった。・・・もう少し、貪欲に生きるよ」しゅるっ・・・
魔王「へっ・・・? い、いやっそんな無理しなくてもっ・・・・・!」
勇者「無理じゃないっ!こっちの方が愛が感じられるんだろうっ?なら・・・」
ばさっ・・・
魔王「・・・・・」
勇者「・・・抱くまでだ」ごそごそ
魔王「し、仕事が・・・・・」
勇者「そんなの後回しにしろ」
魔王「!」
勇者「最近、傍にいないから寂しかったんだ・・・傍に、いてくれ・・・・・」
魔王「・・・・・」
魔王「・・・・・・・・ふっ・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「・・・・・また鼻血、吹くなよ?」にや
勇者「う・・・ど、努力する・・・・・」もぞもぞ
魔王「・・・根は変わらないんだから・・・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「・・・・・また鼻血、吹くなよ?」にや
勇者「う・・・ど、努力する・・・・・」もぞもぞ
魔王「・・・根は変わらないんだから・・・・・」
小休憩。実はこのSSのテーマの一つは「価値観の違い」だったりする。
人間は言葉で愛を伝えることが常識だけど、魔界では態度とかで示すのが常識。
・・・という解説を入れないといけない文章の言葉の足りなさ・・・
伝えるって、難しいネ!
人間は言葉で愛を伝えることが常識だけど、魔界では態度とかで示すのが常識。
・・・という解説を入れないといけない文章の言葉の足りなさ・・・
伝えるって、難しいネ!
――――――――..............
・・・かつっ こつっ
魔王「勇者ーただいま~」
・・・しーん・・・
魔王「・・・ゆうしゃー?」
・・・しーん・・・・・
魔王「・・・・・留守、か・・・」
・・・かつっ こつっ
魔王「勇者ーただいま~」
・・・しーん・・・
魔王「・・・ゆうしゃー?」
・・・しーん・・・・・
魔王「・・・・・留守、か・・・」
魔王「珍しいな・・・何処にいったんだろう」
魔王「もうすぐ夕食の時間なのに・・・」
魔王「・・・」
魔王「・・・よし・・・たまには私が作るか!」にこっ
魔王「もうすぐ夕食の時間なのに・・・」
魔王「・・・」
魔王「・・・よし・・・たまには私が作るか!」にこっ
魔王「この前勇者に教えてもらった”シチュー”なるものを作ってみよう」
魔王「ふむ・・・まずは材料を集めなくては」とことこ
がさごそ がさごそ
魔王「たしかここに野菜があったような気が・・・」がさごそ
魔王「あ、あった!ジャガイモ、にんじん、たまねぎ・・・」
魔王「・・・」
魔王「た、たまねぎは・・・やめとこ・・・」ごと・・・
魔王「け、決して好き嫌いでは無いぞ!」
魔王「ただ何かやっぱり臭いと触感と見た目と味と食感が・・・な・・・」ブツブツ
魔王「た、食べられるんだぞ!でも今日の料理の支配者は私だから何を入れるか決めるのは私だ!」
魔王「・・・」
魔王「代わりにジャガイモを増やそう・・・こいつは美味しいしな・・・」ごそごそ
魔王「ふむ・・・まずは材料を集めなくては」とことこ
がさごそ がさごそ
魔王「たしかここに野菜があったような気が・・・」がさごそ
魔王「あ、あった!ジャガイモ、にんじん、たまねぎ・・・」
魔王「・・・」
魔王「た、たまねぎは・・・やめとこ・・・」ごと・・・
魔王「け、決して好き嫌いでは無いぞ!」
魔王「ただ何かやっぱり臭いと触感と見た目と味と食感が・・・な・・・」ブツブツ
魔王「た、食べられるんだぞ!でも今日の料理の支配者は私だから何を入れるか決めるのは私だ!」
魔王「・・・」
魔王「代わりにジャガイモを増やそう・・・こいつは美味しいしな・・・」ごそごそ
魔王「次は肉・・・かな」とことこ
魔王「・・・・・」じー
蛙「・・・・・」
魔王「・・・えぃっ」バッ
蛙「グエッ!」バタバタ
魔王「よしっ・・・一匹ゲットーッ!!」キラキラ
魔王「・・・・・」じー
蛙「・・・・・」
魔王「・・・えぃっ」バッ
蛙「グエッ!」バタバタ
魔王「よしっ・・・一匹ゲットーッ!!」キラキラ
魔王「・・・ら・ら・ら~♪」ごとっ
魔王「ふぅっ・・・近くに池があってよかったな」にこ
魔王「蛙肉と鶏肉って似ているし・・・大丈夫だよな・・・?」
魔王「さて、肉もそろったことだし・・・さっそく、作るか!」
魔王「ふぅっ・・・近くに池があってよかったな」にこ
魔王「蛙肉と鶏肉って似ているし・・・大丈夫だよな・・・?」
魔王「さて、肉もそろったことだし・・・さっそく、作るか!」
魔王「まーずーはー・・・野菜の皮を剥いて~」さくさくさくさくさく・・・
ザクッ
魔王「・・・・・」ぽたぽた...
魔王「以外と難しいな・・・野菜剥くの・・・」さくさくさくさく・・・
ザクゥッ
魔王「・・・いたい・・・」ぽたぽた
魔王「”治癒魔法”」ぱああっ
魔王「・・・よしっ続きだ」さくさくさくさく・・・
ザクッ
魔王「・・・・・」ぽたぽた...
魔王「以外と難しいな・・・野菜剥くの・・・」さくさくさくさく・・・
ザクゥッ
魔王「・・・いたい・・・」ぽたぽた
魔王「”治癒魔法”」ぱああっ
魔王「・・・よしっ続きだ」さくさくさくさく・・・
伝統の「傷ついた指を見て料理をどれだけ頑張ったかさりげなくわかる」フラグが消滅したw
・・・ザクッ!
魔王「・・・・・」ぽたぽた
魔王「・・・~~~っ、あ~っ!もう!!」イラッ
魔王「皮剥かないで入れちまえっ!」トントントントン
魔王「どーせ味は大して変わらないだろうっ!」トントントントン
ぽちゃぽちゃぽちゃ・・・
魔王「・・・よしっ」
魔王「あ、肉も入れなきゃな」
魔王「えいっえいっ」ぽちゃんぽちゃん
魔王「”火炎魔法”」ボオッ!
ぐつぐつぐつぐつ・・・
魔王「・・・ふぅっ」
魔王「次はホワイトソースだな・・・」とことこ
魔王「確かバターを溶かして小麦粉を入れるんだったな・・・」
魔王「”火炎魔法”」ボオッ!
魔王「えいっ」ぽと
魔王「・・・・・」
魔王「・・・うおっバターが焦げるっ!」あたあた
魔王「ちょっと水をかけて火を弱めよう・・・」ぽたぽた
魔王「”火炎魔法”」ボオッ!
魔王「えいっ」ぽと
魔王「・・・・・」
魔王「・・・うおっバターが焦げるっ!」あたあた
魔王「ちょっと水をかけて火を弱めよう・・・」ぽたぽた
魔王「・・・・・そろそろ小麦粉入れてもいいかな~」
魔王「えいっ」ざばっ
魔王「~♪」まぜまぜ
魔王「ん・・・あれ・・・?」
魔王「だまになってる・・・?」
魔王「まぁ、牛乳入れれば何とかなるだろ~♪」ふんふん
魔王「えいっ」ざばっ
魔王「~♪」まぜまぜ
魔王「ん・・・あれ・・・?」
魔王「だまになってる・・・?」
魔王「まぁ、牛乳入れれば何とかなるだろ~♪」ふんふん
魔王「火を止めて牛乳を入れる・・・」
魔王「”消火魔法”」シュウゥゥ・・・
魔王「えいっ」だばだばだばだば
魔王「~♪」まぜまぜ
魔王「ん・・・あれ・・・?」
魔王「だま消えないな・・・」
魔王「まぁ、全て一緒に混ぜたら消えるだろ~♪」ふんふん
魔王「”消火魔法”」シュウゥゥ・・・
魔王「えいっ」だばだばだばだば
魔王「~♪」まぜまぜ
魔王「ん・・・あれ・・・?」
魔王「だま消えないな・・・」
魔王「まぁ、全て一緒に混ぜたら消えるだろ~♪」ふんふん
・・・さくっ
魔王「・・・お、野菜炊けてるな?」
魔王「ホワイトソースを入れて・・・」だばだばだば
魔王「ふふふ・・・」ニコニコ
ぐつぐつぐつぐつ・・・・・・
。o0○
・・・かつっ こつっ
勇者「ただいま~・・・」ひょこっ
魔王「おかえりー」ぱたぱた
勇者「ん・・・?何か良い匂いがする・・・」くんくん
魔王「この前教えて貰った料理を作ってみたんだ」にこにこ
勇者「へぇっ・・・作れたの~?」ニヨニヨ
魔王「むっ馬鹿にするな。バッチリ作ったぞ」ふんっ
勇者「ははは・・・お腹空いた、早速食べよう」にこ
・・・かつっ こつっ
勇者「ただいま~・・・」ひょこっ
魔王「おかえりー」ぱたぱた
勇者「ん・・・?何か良い匂いがする・・・」くんくん
魔王「この前教えて貰った料理を作ってみたんだ」にこにこ
勇者「へぇっ・・・作れたの~?」ニヨニヨ
魔王「むっ馬鹿にするな。バッチリ作ったぞ」ふんっ
勇者「ははは・・・お腹空いた、早速食べよう」にこ
勇者「・・・これ・・・なに・・・?」ひょいっ
魔王「ん?蛙だが?」もぐもぐ
勇者「か、かえる・・・?」
魔王「食べたこと無いのか?」もぐもぐ
勇者「・・・美味しいの?」
魔王「私は好きだが?」もぐもぐ
勇者「・・・・・」
ぱくっ
勇者「あっ・・・意外といける・・・」もぐもぐ
魔王「だろ~?」にこにこ
勇者「少しだまがあるけど、美味しいよ。ちゃんと出来たんだなぁ」もぐもぐ
魔王「フフフ・・・」
魔王「ん?蛙だが?」もぐもぐ
勇者「か、かえる・・・?」
魔王「食べたこと無いのか?」もぐもぐ
勇者「・・・美味しいの?」
魔王「私は好きだが?」もぐもぐ
勇者「・・・・・」
ぱくっ
勇者「あっ・・・意外といける・・・」もぐもぐ
魔王「だろ~?」にこにこ
勇者「少しだまがあるけど、美味しいよ。ちゃんと出来たんだなぁ」もぐもぐ
魔王「フフフ・・・」
魔王「そういえばお前、何処に行ってたんだ?こんな遅くまで・・・」
勇者「ああうん・・・ちょっと」
魔王「?」
勇者「・・・後で一緒に散歩でもしない? お風呂入った後に」
魔王「別に良いが・・・」
勇者「・・・・・」
勇者「ああうん・・・ちょっと」
魔王「?」
勇者「・・・後で一緒に散歩でもしない? お風呂入った後に」
魔王「別に良いが・・・」
勇者「・・・・・」
○0o 。
魔王「星が沢山見えるな・・・」
勇者「すごいよなぁ・・・」
魔王「・・・・・あ・・・流れ星」
勇者「・・・消える前に3回願い事を唱えると願いが叶うらしいよ」くす
魔王「人間にはそんな言い伝えが?」
勇者「ああ」
魔王「へぇ・・・」
魔王「星が沢山見えるな・・・」
勇者「すごいよなぁ・・・」
魔王「・・・・・あ・・・流れ星」
勇者「・・・消える前に3回願い事を唱えると願いが叶うらしいよ」くす
魔王「人間にはそんな言い伝えが?」
勇者「ああ」
魔王「へぇ・・・」
勇者「・・・あれは獅子座かな・・・」
魔王「人間は星にも名前をつけているのか」
勇者「うん・・・名前を付けて、その星の場所を確認するんだ」
魔王「・・・・・空の地図か・・・」
勇者「神話もあるんだよ?」
魔王「ほう」
勇者「あの星は、勇者に倒された獅子が星になったと言われているものなんだ」
魔王「へぇー・・・」
魔王「人間は星にも名前をつけているのか」
勇者「うん・・・名前を付けて、その星の場所を確認するんだ」
魔王「・・・・・空の地図か・・・」
勇者「神話もあるんだよ?」
魔王「ほう」
勇者「あの星は、勇者に倒された獅子が星になったと言われているものなんだ」
魔王「へぇー・・・」
勇者「まぁその勇者は、浮気して妻に殺されるのだけど・・・」
魔王「おお・・・結構ドロドロしているな・・・」
勇者「死んだ後は星になって神様の仲間入りしたらしい」
魔王「変なの・・・」
勇者「俺も死んだら・・・星になるのかなぁ・・・」
魔王「・・・・・」
魔王「おお・・・結構ドロドロしているな・・・」
勇者「死んだ後は星になって神様の仲間入りしたらしい」
魔王「変なの・・・」
勇者「俺も死んだら・・・星になるのかなぁ・・・」
魔王「・・・・・」
勇者「おっと・・・そんな話をしに来たわけじゃないんだった」ごそごそ
魔王「・・・・・」
勇者「魔王」
魔王「ん・・・?」
勇者「目、瞑って・・・」
魔王「?・・・」しぱ
魔王「・・・・・」
勇者「魔王」
魔王「ん・・・?」
勇者「目、瞑って・・・」
魔王「?・・・」しぱ
スッ...
勇者「おお・・・・・」
魔王「? 何付けたんだ・・・?」ぱち
勇者「ティアラだよ。似合ってるなぁ・・・やっぱり伊達に女王勤めてるわけじゃないんだなぁ」うむうむ
魔王「ティアラ・・・?なぜ・・・」
勇者「まぁ贈り物したかったんだ。・・・5年、経ったし」
魔王「・・・・・」
勇者「本当に綺麗だ・・・」すっ...
魔王「勇者・・・」
勇者「あんたが奥さんで本当によかったよ・・・毎日が幸せだ」
魔王「・・・私も」
勇者「ん?」
魔王「お前が、夫でよかった」
勇者「・・・・・」
魔王「・・・・・」
勇者「・・・・・」ぎゅ...
魔王「勇者・・・」
勇者「あんたが奥さんで本当によかったよ・・・毎日が幸せだ」
魔王「・・・私も」
勇者「ん?」
魔王「お前が、夫でよかった」
勇者「・・・・・」
魔王「・・・・・」
勇者「・・・・・」ぎゅ...
魔王「・・・・・・・これ買うために出かけてたのか・・・」
勇者「・・・うん」
魔王「高かったろうに・・・」
勇者「人間の金は手元に結構残ってたから・・・」
魔王「ていうか危険じゃないかっ お前指名手配されてるのにっ」
勇者「うまく変装したから大丈夫だよ・・・」
魔王「・・・まったく・・・」ぎゅ...
勇者「・・・うん」
魔王「高かったろうに・・・」
勇者「人間の金は手元に結構残ってたから・・・」
魔王「ていうか危険じゃないかっ お前指名手配されてるのにっ」
勇者「うまく変装したから大丈夫だよ・・・」
魔王「・・・まったく・・・」ぎゅ...
魔王「もう・・・人間界には行くな・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「宝石より、傍にいて欲しい・・・・・」
勇者「・・・・・魔王」
魔王「ん・・・?」
勇者「愛してるよ」
魔王「・・・・・」
勇者「・・・・・」
魔王「宝石より、傍にいて欲しい・・・・・」
勇者「・・・・・魔王」
魔王「ん・・・?」
勇者「愛してるよ」
魔王「・・・・・」
勇者「・・・もし」
勇者「願いが叶うなら・・・」
魔王「・・・・・」
勇者「あんたの傍にずっといて」
勇者「誰よりもあんたのことが知りたい・・・」
勇者「願いが叶うなら・・・」
魔王「・・・・・」
勇者「あんたの傍にずっといて」
勇者「誰よりもあんたのことが知りたい・・・」
勇者「・・・ま、それは寿命が延びたって無理な話なんだけど・・・」
魔王「・・・・・」
勇者「・・・戻ろっか、寒いし。風邪を引いてしまう」
魔王「・・・・・」
魔王「・・・・・」
勇者「・・・戻ろっか、寒いし。風邪を引いてしまう」
魔王「・・・・・」
勇者「・・・ベッドに入って・・・久しぶりに熱い夜を・・・」フッ...
魔王「・・・・・・暖めて、くれるのか・・・?」にこ
勇者「そりゃあもう・・・溶けちゃうくらいに、熱く」にこ
魔王「今夜は離さないぞ・・・?」
勇者「今夜どころか何時までも離さないでくれよ」
魔王「・・・言ったな~?」ニヨニヨ
勇者「俺も慣れたもんだ・・・最初頃は骨抜きにされて死んでしまうと思ってたのに」
魔王「なんだ、もう骨抜きにされているだろう」
勇者「まあ、そうなんだけど」くす
魔王「・・・・・・暖めて、くれるのか・・・?」にこ
勇者「そりゃあもう・・・溶けちゃうくらいに、熱く」にこ
魔王「今夜は離さないぞ・・・?」
勇者「今夜どころか何時までも離さないでくれよ」
魔王「・・・言ったな~?」ニヨニヨ
勇者「俺も慣れたもんだ・・・最初頃は骨抜きにされて死んでしまうと思ってたのに」
魔王「なんだ、もう骨抜きにされているだろう」
勇者「まあ、そうなんだけど」くす
魔王「明日は仕事もないし・・・」
勇者「そうなのか?」
魔王「最近は落ち着いてるからな、そんな忙しなく働かなくても良いんだ」
勇者「・・・じゃあ、明日はだらだらと過ごすか・・・」
魔王「いつものあれか?ワインを飲みながらチーズでも食べて」
勇者「一緒に本を読んで、一緒に寝る」
魔王「だらだらだなぁ・・・」
勇者「でも最高に幸せだよ」
魔王「・・・そうだな」ふっ...
勇者「君がいれば、どんな時でも幸せ――――――」
勇者「そうなのか?」
魔王「最近は落ち着いてるからな、そんな忙しなく働かなくても良いんだ」
勇者「・・・じゃあ、明日はだらだらと過ごすか・・・」
魔王「いつものあれか?ワインを飲みながらチーズでも食べて」
勇者「一緒に本を読んで、一緒に寝る」
魔王「だらだらだなぁ・・・」
勇者「でも最高に幸せだよ」
魔王「・・・そうだな」ふっ...
勇者「君がいれば、どんな時でも幸せ――――――」
――――――――..............
魔王は この先の未来のことを考えて泣いたことはなかった
それは 俺に気を使っていたからなのか
それともやはり 法の籠の中にまだ閉じ篭っていたからだったのか・・・
心は読むことが出来ないから それはわからない
でも 俺が死んだ後に 少しでも泣いてくれたら・・・
・・・好きな女に泣いて欲しいだなんて 最悪な男だと思うけど・・・
そしたら・・・俺は安心して眠れる
ああ 俺の愛はちゃんとあんたに伝わっていたんだって
ああ 俺はちゃんとあんたに愛されていたんだって
それは あんたにとって良いことなのか悪いことなのかわからない
でも あんたの温もりは決して消えて欲しくないから
初めてくれたその手の温もり 綺麗な笑顔
それが永遠に消えないことを 願ってる
―――――――――――五年後・・・・・
・・・・・カッ カッ カッ カッ・・・
魔王「・・・・・・」
側近1「・・・お帰りなさいませ、魔王様」
魔王「・・・・・、だたいま・・・」にこ...
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