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元スレシンジ「学校に行きたくないです」ミサト「は?」

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エヴァの胸糞SS懐かしいな
2020年になっても見るとは思わなかった
2020年になっても見るとは思わなかった
マユミ「えい!」
シンジ「ぐはっ」
マナ「おぉ~」
アスカ「マユミの蹴りも、随分さまになってきたわね」
レイ「…」コクリ
シンジ「ぅぅ、ぐ」
マユミ「アスカさん達に教えてもらったおかげです」
マナ「どういたしまして!」
アスカ「なんであんたが威張るのよ。ほとんど私じゃない」
マユミ「まぁまぁ」
アスカ「それじゃ、そろそろ帰りましょうか。バカシンジ、お勤めご苦労さまw」
シンジ「…」
マナ「あ、私は用事あるからちょっと残るね」
シンジ「ぐはっ」
マナ「おぉ~」
アスカ「マユミの蹴りも、随分さまになってきたわね」
レイ「…」コクリ
シンジ「ぅぅ、ぐ」
マユミ「アスカさん達に教えてもらったおかげです」
マナ「どういたしまして!」
アスカ「なんであんたが威張るのよ。ほとんど私じゃない」
マユミ「まぁまぁ」
アスカ「それじゃ、そろそろ帰りましょうか。バカシンジ、お勤めご苦労さまw」
シンジ「…」
マナ「あ、私は用事あるからちょっと残るね」
マナ「さてっと―――今日もだいぶやられたね、シンジ」
シンジ「…慣れたよ」
マナ「ふぅん。まぁ、そういう反応の薄さも飽きてきた理由だから、ホントなのかも」
シンジ「もう、なにも考えたくないんだ」
マナ「だったら、今からのことも、余計なことは考えずにね。よいしょっと」
シンジ「…」
マナ「ふふ。シンジのおちんちん、いただきまぁす……なんて。んっ」
ピチャ…レロッ
シンジ「う…くぅ…」
シンジ「…慣れたよ」
マナ「ふぅん。まぁ、そういう反応の薄さも飽きてきた理由だから、ホントなのかも」
シンジ「もう、なにも考えたくないんだ」
マナ「だったら、今からのことも、余計なことは考えずにね。よいしょっと」
シンジ「…」
マナ「ふふ。シンジのおちんちん、いただきまぁす……なんて。んっ」
ピチャ…レロッ
シンジ「う…くぅ…」
マナ「あ、あン、もっと! 突いて、あッ、ストレスをぶつけてよ、シンジ!」
シンジ「くそっ、くそっ、くそっ!」
マナ「はっ、あ、あっ、そこぉ、いい♥ あ、いい、いいよ、ァ、ひぁ!!」
帰り道~
マナ「シンジってさ、結局、なんで従ってるの?」
シンジ「なんでって」
マナ「ん~。色々だろうけど、一番の理由っていうか。やっぱりお父さん?」
シンジ「……うん。多分。綾波がいるし、父さんに変なこと言われたくないから」
マナ「そっか」
シンジ「くそっ、くそっ、くそっ!」
マナ「はっ、あ、あっ、そこぉ、いい♥ あ、いい、いいよ、ァ、ひぁ!!」
帰り道~
マナ「シンジってさ、結局、なんで従ってるの?」
シンジ「なんでって」
マナ「ん~。色々だろうけど、一番の理由っていうか。やっぱりお父さん?」
シンジ「……うん。多分。綾波がいるし、父さんに変なこと言われたくないから」
マナ「そっか」
マナ「じゃ、私こっちだから。また明日」
シンジ「うん」
マナ「あ! そうだ。せっかくだし、別れ際にキスしてみて」
シンジ「ええっ」
マナ「いいじゃない。どうせ知ってる人なんて見てないよ」
シンジ「……分かった」
マナ「ん…っ」
ヒカリ「え。あの二人って……!?」
シンジ「うん」
マナ「あ! そうだ。せっかくだし、別れ際にキスしてみて」
シンジ「ええっ」
マナ「いいじゃない。どうせ知ってる人なんて見てないよ」
シンジ「……分かった」
マナ「ん…っ」
ヒカリ「え。あの二人って……!?」
翌日~学校~
アスカ「なんのつもりよ、マナ」
マナ「…」
アスカ「よりにもよって、バカシンジとなんてっ」
マユミ「マナさん」
マナ「別に、シンジと付き合ってるわけじゃないよ。ただエッチしてるだけ」
アスカ「なっ!?」
ヒカリ「不潔」
レイ「…」
マナ「いたぶるのもいいけど、そればっかりじゃツマンナイし。私達の玩具なんだから、ちょっと変わった遊び方したっていいでしょ?」
アスカ「なんのつもりよ、マナ」
マナ「…」
アスカ「よりにもよって、バカシンジとなんてっ」
マユミ「マナさん」
マナ「別に、シンジと付き合ってるわけじゃないよ。ただエッチしてるだけ」
アスカ「なっ!?」
ヒカリ「不潔」
レイ「…」
マナ「いたぶるのもいいけど、そればっかりじゃツマンナイし。私達の玩具なんだから、ちょっと変わった遊び方したっていいでしょ?」
マナ「大丈夫だよ。普通にイジめるのにも参加するから」
アスカ「そういう問題じゃないわよ!」
マナ「なら何が問題? 倫理はいまさらだから、中学生でエッチなんてーとか、そういう事以外で」
アスカ「マナ―――あんたケンカ売ってんの? 一人だけ勝手なことすんな、って言ってんのよ」
マナ「そんなつもりじゃないってば。したかったら、皆すればいいと思うし」
ヒカリ「み、みんなって」
マナ「殴る蹴るより、ずぅっと気持ちいいよ? シンジとのセックス。病みつきになっちゃいそうなくらい」
アスカ「こっの変態!! はぁ…………相手してらんないわ」スタスタ
ヒカリ「あっ。待ってよアスカ」
アスカ「そういう問題じゃないわよ!」
マナ「なら何が問題? 倫理はいまさらだから、中学生でエッチなんてーとか、そういう事以外で」
アスカ「マナ―――あんたケンカ売ってんの? 一人だけ勝手なことすんな、って言ってんのよ」
マナ「そんなつもりじゃないってば。したかったら、皆すればいいと思うし」
ヒカリ「み、みんなって」
マナ「殴る蹴るより、ずぅっと気持ちいいよ? シンジとのセックス。病みつきになっちゃいそうなくらい」
アスカ「こっの変態!! はぁ…………相手してらんないわ」スタスタ
ヒカリ「あっ。待ってよアスカ」
マナ「あ~あ。綾波さんも行っちゃった」
マユミ「マナさん、最低です」
マナ「なんで? 私、アスカの手下でも腰ぎんちゃくでもないから。アスカもああ見えてすっごく子供だし」
マユミ「…」
マナ「ね、マユミ。今日うちに来ない?」
マユミ「行きません」
マナ「残念。エッチできるのに」
マユミ「したくありません」
マナ「ふーん……でも、シンジのオナニー動画は何回も見てるんでしょ?w」
マユミ「!」
マナ「あの時、マユミがすっごい興奮してるの気づいてたよ」
マユミ「い、言いがかりです!」
マナ「そうなの? 私はあれで、ああシンジって可愛いんだなーと思っちゃったけど」
マユミ「…」
マナ「まぁ、気が向いたら来てみてね。一緒に楽しいことしようってだけだから」
マユミ「マナさん、最低です」
マナ「なんで? 私、アスカの手下でも腰ぎんちゃくでもないから。アスカもああ見えてすっごく子供だし」
マユミ「…」
マナ「ね、マユミ。今日うちに来ない?」
マユミ「行きません」
マナ「残念。エッチできるのに」
マユミ「したくありません」
マナ「ふーん……でも、シンジのオナニー動画は何回も見てるんでしょ?w」
マユミ「!」
マナ「あの時、マユミがすっごい興奮してるの気づいてたよ」
マユミ「い、言いがかりです!」
マナ「そうなの? 私はあれで、ああシンジって可愛いんだなーと思っちゃったけど」
マユミ「…」
マナ「まぁ、気が向いたら来てみてね。一緒に楽しいことしようってだけだから」
マナの家~
シンジ「つっ、くぅ」
マナ「うわ。いつにも増してアザだらけだね」
シンジ「今日はやたら不機嫌だったから」
マナ「挑発しすぎたかもw」
シンジ「…………楽しそうだねマナ。大丈夫なの?」
マナ「心配してくれるんだ?」
シンジ「まぁ、一応」
マナ「ん、どうかなぁ。アスカってクラスというか、学校のリーダー格って感じだから。シンジへの苛めにしたって、アスカに右倣えしてる子が大半だもん。私は楽しいからだけど」
シンジ「…」
マナ「ふふ」
ピンポーン
マナ「わ、来たみたい。思ったとおりだね」
シンジ「?」
シンジ「つっ、くぅ」
マナ「うわ。いつにも増してアザだらけだね」
シンジ「今日はやたら不機嫌だったから」
マナ「挑発しすぎたかもw」
シンジ「…………楽しそうだねマナ。大丈夫なの?」
マナ「心配してくれるんだ?」
シンジ「まぁ、一応」
マナ「ん、どうかなぁ。アスカってクラスというか、学校のリーダー格って感じだから。シンジへの苛めにしたって、アスカに右倣えしてる子が大半だもん。私は楽しいからだけど」
シンジ「…」
マナ「ふふ」
ピンポーン
マナ「わ、来たみたい。思ったとおりだね」
シンジ「?」
シンジ「山岸さん―――」
マユミ「…ど…どうも」
マナ「あー、警戒しなくていいよシンジ。マユミも一緒にセックスするってだけだから」
シンジ「え。は!?」
マナ「元々、シンジ使った遊びの延長なんだから、驚くことないでしょ」
マユミ「そ、そうですよね?」
シンジ「いや、けどマナ」
マユミ「えっ。『マナ』って」
マナ「ああ、二人の時は下の名前で呼ばせてるの。その方が雰囲気でるから」
マユミ「はぁ」
マナ「マユミも、要望あるなら命令すれば何でもさせられるよw」
シンジ「…」
マナ「もう、シンジ。そう辛気臭い顔しないで。せっかくだし、皆で気持ちよくなることだけ考えよ?」
シンジ「……うん」
マユミ「…ど…どうも」
マナ「あー、警戒しなくていいよシンジ。マユミも一緒にセックスするってだけだから」
シンジ「え。は!?」
マナ「元々、シンジ使った遊びの延長なんだから、驚くことないでしょ」
マユミ「そ、そうですよね?」
シンジ「いや、けどマナ」
マユミ「えっ。『マナ』って」
マナ「ああ、二人の時は下の名前で呼ばせてるの。その方が雰囲気でるから」
マユミ「はぁ」
マナ「マユミも、要望あるなら命令すれば何でもさせられるよw」
シンジ「…」
マナ「もう、シンジ。そう辛気臭い顔しないで。せっかくだし、皆で気持ちよくなることだけ考えよ?」
シンジ「……うん」
マユミ「くぁっ! んぅ、はン、ひぁっ、ぁ~っ」
シンジ「はぁっ、はっ、はっ」
マユミ「ひっ、あぁ、ひぅ、碇くぅん! あ、あ、あ、あァァ!」
マナ「やーだ、すっごい。まだ痛いはずなのに、マユミったら大胆」
マユミ「っ! ち、違うの、こんなの、私こんなぁ…ぁひっ、ぁああッッ♥」ビククッ
マナ(ふふ、やっぱり。ねぇ、本当は前からしたくてたまらなかったんだよね? 心のどこかで)
マナ(アスカに抑えられてるだけで、他にもマユミみたいな子は結構いるはずだし…)
マナ(上手につついて、そこを利用すれば…)
マナ「うん。シンジ、これからも宜しくねw」
シンジ「?」
マナ「えへへ」
シンジ「はぁっ、はっ、はっ」
マユミ「ひっ、あぁ、ひぅ、碇くぅん! あ、あ、あ、あァァ!」
マナ「やーだ、すっごい。まだ痛いはずなのに、マユミったら大胆」
マユミ「っ! ち、違うの、こんなの、私こんなぁ…ぁひっ、ぁああッッ♥」ビククッ
マナ(ふふ、やっぱり。ねぇ、本当は前からしたくてたまらなかったんだよね? 心のどこかで)
マナ(アスカに抑えられてるだけで、他にもマユミみたいな子は結構いるはずだし…)
マナ(上手につついて、そこを利用すれば…)
マナ「うん。シンジ、これからも宜しくねw」
シンジ「?」
マナ「えへへ」
学校~
先生「それでは、二人一組になってお互いの似顔絵を描いてください」
ガヤガヤガヤ…
マナ「一緒にやらない?」
女子A「ご、ごめん。私はBと組むから」
マナ「じゃあ―――」
女子C「ねえD、組もうよ」
女子D「うん」
マナ「あ……」
アスカ「クスクス」
マナ(アスカの仕業か。相変わらず、手回し早いんだから)
マナ「ふんっだ。マユミぃ、ペアになろ」
マユミ「は、はい」
先生「それでは、二人一組になってお互いの似顔絵を描いてください」
ガヤガヤガヤ…
マナ「一緒にやらない?」
女子A「ご、ごめん。私はBと組むから」
マナ「じゃあ―――」
女子C「ねえD、組もうよ」
女子D「うん」
マナ「あ……」
アスカ「クスクス」
マナ(アスカの仕業か。相変わらず、手回し早いんだから)
マナ「ふんっだ。マユミぃ、ペアになろ」
マユミ「は、はい」
先生「ペアが出来てない人は、っと」
シンジ「…」
先生「あー、どこか、碇君を入れて3人のグループを作って」
マナ「イヤで~すw」
レイ「…」
アスカ「先生。そいつ私のブルマ盗んだし、皆組みたくないと思いますw」
先生「ダメです。誰かいないなら、勝手に決めるわよ」
シンジ「あ! あの、僕は一人でいいです。鏡で自分描きますから」
先生「碇君…でもねぇ」
シンジ「一人だけ男だと描きづらいみたいだし、お願いします」
先生「……分かりました」
カキカキ
シンジ(僕の顔か―――母さん似らしいけど、父さんにも似てるのかな…?)
シンジ「…」
先生「あー、どこか、碇君を入れて3人のグループを作って」
マナ「イヤで~すw」
レイ「…」
アスカ「先生。そいつ私のブルマ盗んだし、皆組みたくないと思いますw」
先生「ダメです。誰かいないなら、勝手に決めるわよ」
シンジ「あ! あの、僕は一人でいいです。鏡で自分描きますから」
先生「碇君…でもねぇ」
シンジ「一人だけ男だと描きづらいみたいだし、お願いします」
先生「……分かりました」
カキカキ
シンジ(僕の顔か―――母さん似らしいけど、父さんにも似てるのかな…?)
NERV~
シンジ「あれ、綾波?」
レイ「…」
シンジ「珍しいね。父さんに用事?」
レイ「…」
シンジ(無視か)
カツカツカツ…
シンジ(あ。父さんだ、こんなとこに)
シンジ「あれ、綾波?」
レイ「…」
シンジ「珍しいね。父さんに用事?」
レイ「…」
シンジ(無視か)
カツカツカツ…
シンジ(あ。父さんだ、こんなとこに)
ゲンドウ「来たか、レイ」
レイ「はい」
ゲンドウ「今日はまだしばらく掛かる。しばらく待っていてくれ」
レイ「はい」
シンジ「とっ…父さん」
ゲンドウ「――――――なんだ?」
シンジ「今日、学校で自分の顔を描いたんだ。そ、それで、僕って母さんと父」
ゲンドウ「無駄話ならやめろ。私は忙しい」
シンジ「……ごめんなさい。あのさ、今度、たまには一緒に食事とかできないの?」
ゲンドウ「お前はエヴァのパイロットだ。その役目を果たす事だけを考えろ」
シンジ「…」
ゲンドウ「いいな?」
シンジ「……はい」
ゲンドウ「いくぞ、レイ」
レイ「はい」
ゲンドウ「今日はまだしばらく掛かる。しばらく待っていてくれ」
レイ「はい」
シンジ「とっ…父さん」
ゲンドウ「――――――なんだ?」
シンジ「今日、学校で自分の顔を描いたんだ。そ、それで、僕って母さんと父」
ゲンドウ「無駄話ならやめろ。私は忙しい」
シンジ「……ごめんなさい。あのさ、今度、たまには一緒に食事とかできないの?」
ゲンドウ「お前はエヴァのパイロットだ。その役目を果たす事だけを考えろ」
シンジ「…」
ゲンドウ「いいな?」
シンジ「……はい」
ゲンドウ「いくぞ、レイ」
リツコ「では本日のシンクロテストを開始します。準備いいわね、シンジ君」
シンジ「はい」
マナ「第一次接続開始」
シンジ(なにやってんだ、バカみたいだ―――もう期待しないって決めたはずなのに。父さん…あっ)
ゲンドウ「~」
レイ「~」
シンジ(何の話をしてるんだろ。あんな―――あんな、笑顔…で?)
リツコ「シンジ君?」
シンジ(あ、あんな表情。父さんが笑ってるの、僕、初めて見た…………綾波に笑う顔で、初めて―――)
シンジ「はい」
マナ「第一次接続開始」
シンジ(なにやってんだ、バカみたいだ―――もう期待しないって決めたはずなのに。父さん…あっ)
ゲンドウ「~」
レイ「~」
シンジ(何の話をしてるんだろ。あんな―――あんな、笑顔…で?)
リツコ「シンジ君?」
シンジ(あ、あんな表情。父さんが笑ってるの、僕、初めて見た…………綾波に笑う顔で、初めて―――)
シンジ「ぅ……」
ミサト「ちょ、ちょっと。どうしたの?」
シンジ「ぅ、ぅぅ…く……グスッ」
マヤ「!? パイロットの神経回路に異常発生! パルスが逆流しはじめています」
リツコ「なんですって!?」
シンジ(父さんに見て欲しくて、必死で戦ってきて、それで。それでも―――え? なんだ、これ?)
シンジ「頭に……ぁ、うわあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁっ!??」
ミサト「ちょ、ちょっと。どうしたの?」
シンジ「ぅ、ぅぅ…く……グスッ」
マヤ「!? パイロットの神経回路に異常発生! パルスが逆流しはじめています」
リツコ「なんですって!?」
シンジ(父さんに見て欲しくて、必死で戦ってきて、それで。それでも―――え? なんだ、これ?)
シンジ「頭に……ぁ、うわあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁっ!??」
シンジ「――――――はっ」
レイ「…起きたのね」
シンジ「ぁ……綾波? ここは…」
レイ「ネルフの病院よ」
シンジ「…………そっか。僕、シンクロテストで」
レイ「起きたら、葛城三佐のところに出向くように命じられているわ」
シンジ「…」
レイ「…起きたのね」
シンジ「ぁ……綾波? ここは…」
レイ「ネルフの病院よ」
シンジ「…………そっか。僕、シンクロテストで」
レイ「起きたら、葛城三佐のところに出向くように命じられているわ」
シンジ「…」
シンジ「綾波、さっきさ…いや、いいや」
レイ「なに」
シンジ「……父さんと、何話してたの?」
レイ「気になるのね」
シンジ「…」
レイ「嫉妬したの?」
シンジ「!」ビクッ
レイ「そうなのね。私がお義父様に優しくしてもらっているから。あなたは捨てられたままだから」
シンジ「……ッ」
レイ「エヴァで命を捧げても、相手にされないからw」
シンジ「このッ!!」
どさっ
レイ「なに」
シンジ「……父さんと、何話してたの?」
レイ「気になるのね」
シンジ「…」
レイ「嫉妬したの?」
シンジ「!」ビクッ
レイ「そうなのね。私がお義父様に優しくしてもらっているから。あなたは捨てられたままだから」
シンジ「……ッ」
レイ「エヴァで命を捧げても、相手にされないからw」
シンジ「このッ!!」
どさっ
レイ「…何をする気?」
シンジ「押し倒してすることなんて、決まってるだろっ」
レイ「触らないで―――ンンッ!?」
シンジ「ん…ちゅっ、チュく…痛ッ!?」
レイ「ふはぁ。はぁ、はぁ」
シンジ「つ……」
レイ「この部屋には監視カメラがある。私が報告すれば確認されるわ」
シンジ「いいよ別に。もう、どうでもいい。どうせ他の人がエヴァに乗れないんじゃ、怒ってみせたって僕に頼るしかないじゃないか」
レイ「…」
シンジ「…」
レイ「…」
シンジ「そんな顔しないでよ………ゴメン、綾波。もう何もしない」
シンジ「押し倒してすることなんて、決まってるだろっ」
レイ「触らないで―――ンンッ!?」
シンジ「ん…ちゅっ、チュく…痛ッ!?」
レイ「ふはぁ。はぁ、はぁ」
シンジ「つ……」
レイ「この部屋には監視カメラがある。私が報告すれば確認されるわ」
シンジ「いいよ別に。もう、どうでもいい。どうせ他の人がエヴァに乗れないんじゃ、怒ってみせたって僕に頼るしかないじゃないか」
レイ「…」
シンジ「…」
レイ「…」
シンジ「そんな顔しないでよ………ゴメン、綾波。もう何もしない」
パァンッ!
シンジ「ぐぅっ」
ミサト「あんた、自分が何したか分かってんの!?」
シンジ「…」
ミサト「情緒不安定で初号機を暴走させて、起きたと思ったら部外者の子をレイプ未遂だなんて」
シンジ「…ごめんなさい、ミサトさん…」
ミサト「映像には、あなたの発言もしっかり記録されてるのよ」
シンジ「発言?」
ミサト「『何をしても自分に頼るしかない』といった主旨の内容! 下手すれば危険思想と取られて大変なことになるところよ」
シンジ「ああ…」
パァンッ!
ミサト「ああ、じゃないわよ! あなたの監察役である私の立場も考えてちょうだいっ」
シンジ「ぐぅっ」
ミサト「あんた、自分が何したか分かってんの!?」
シンジ「…」
ミサト「情緒不安定で初号機を暴走させて、起きたと思ったら部外者の子をレイプ未遂だなんて」
シンジ「…ごめんなさい、ミサトさん…」
ミサト「映像には、あなたの発言もしっかり記録されてるのよ」
シンジ「発言?」
ミサト「『何をしても自分に頼るしかない』といった主旨の内容! 下手すれば危険思想と取られて大変なことになるところよ」
シンジ「ああ…」
パァンッ!
ミサト「ああ、じゃないわよ! あなたの監察役である私の立場も考えてちょうだいっ」
ミサト「言っとくけどね、もうじき、エヴァの新たな正式パイロットが本部に来る予定なの」
シンジ「え! 適格者が見つかったんですか?」
ミサト「ええ。だからあなた一人が全てではなくなる。これまでみたいな甘えは許されなくなるわよ?」
シンジ「…」
ミサト「ともかく、今回の件でシンジ君には、懲罰として二週間の独房入りを命じます。いいわね」
シンジ「はい」
シンジ「え! 適格者が見つかったんですか?」
ミサト「ええ。だからあなた一人が全てではなくなる。これまでみたいな甘えは許されなくなるわよ?」
シンジ「…」
ミサト「ともかく、今回の件でシンジ君には、懲罰として二週間の独房入りを命じます。いいわね」
シンジ「はい」
家~
シンジ(た…たった二週間でこれかぁ)
ペンペン「クェェ」
シンジ「久しぶり、ペンペン。待っててね、今からキレイにするから」
ペンペン「クェェ!」
シンジ(た…たった二週間でこれかぁ)
ペンペン「クェェ」
シンジ「久しぶり、ペンペン。待っててね、今からキレイにするから」
ペンペン「クェェ!」
学校~
女子A「誰よ!? こんなの置いたのは」
シンジ「どうしたの?」
女子A「あ。あの、碇君の机に」
シンジ「花? ああ、二週間も来ないから、死んだってことか」
アスカ「ぷっはははは! なに本人が冷静に分析してんのよ」
シンジ「…」
アスカ「何よ、なんか文句あるの? 今日から復帰だっていうから、飾り付けしてあげたんじゃないw」
シンジ「これ、どこに戻せばいいの?」
女子A「え。えっと、多分、向こうの水道の脇かな」
アスカ「バカシンジ…無視してんじゃないわよ」
女子A「誰よ!? こんなの置いたのは」
シンジ「どうしたの?」
女子A「あ。あの、碇君の机に」
シンジ「花? ああ、二週間も来ないから、死んだってことか」
アスカ「ぷっはははは! なに本人が冷静に分析してんのよ」
シンジ「…」
アスカ「何よ、なんか文句あるの? 今日から復帰だっていうから、飾り付けしてあげたんじゃないw」
シンジ「これ、どこに戻せばいいの?」
女子A「え。えっと、多分、向こうの水道の脇かな」
アスカ「バカシンジ…無視してんじゃないわよ」
シンジ「―――なんかさ、バカらしくなってきたんだ」
アスカ「は?」
シンジ「色んなことが。だからもう、無意味に従いもしない」
アスカ「ふーんw なんだか知らないけど、調子コイちゃって、この…」
女子B「ちょっと、もうやめなよ、惣流さん」
女子A「そうだよ」
シンジ「?」
アスカ「な、なによあんた達。この変態の肩持つつもり?」
女子B「肩持つとか、そういうわけじゃないけど…」
女子D「碇君、別に何もしてないじゃない。花を片づけようとしただけで」
シンジ(なんだ?)
アスカ「は?」
シンジ「色んなことが。だからもう、無意味に従いもしない」
アスカ「ふーんw なんだか知らないけど、調子コイちゃって、この…」
女子B「ちょっと、もうやめなよ、惣流さん」
女子A「そうだよ」
シンジ「?」
アスカ「な、なによあんた達。この変態の肩持つつもり?」
女子B「肩持つとか、そういうわけじゃないけど…」
女子D「碇君、別に何もしてないじゃない。花を片づけようとしただけで」
シンジ(なんだ?)
マナ「んふふ、びっくりしてたね、今朝のアスカw」
シンジ「やっぱり、マナの仕業か」
マナ「仕業って。なんだか悪巧みする女みたい」
シンジ「…」
マナ「まぁね。シンジが休んでた間に、頑張って女子を私側に引き込んだの」
シンジ「私側? どうやって?」
マナ「それなんだけどね…シンジ、今度の週末空いてる?」
シンジ「え、うん」
マナ「全員じゃないけど、来れる人は来て、仲直りにパーティしようってことになったの」
シンジ「へえ。分かった、是非行くよ」
マナ「よしよし」
シンジ「やっぱり、マナの仕業か」
マナ「仕業って。なんだか悪巧みする女みたい」
シンジ「…」
マナ「まぁね。シンジが休んでた間に、頑張って女子を私側に引き込んだの」
シンジ「私側? どうやって?」
マナ「それなんだけどね…シンジ、今度の週末空いてる?」
シンジ「え、うん」
マナ「全員じゃないけど、来れる人は来て、仲直りにパーティしようってことになったの」
シンジ「へえ。分かった、是非行くよ」
マナ「よしよし」
マユミの家~
マユミ「いらっしゃい」
女子C「あ、碇君こんにちは」
シンジ「お邪魔します。広いんだね、山岸さんの家」
マナ「でしょ? 皆で集まるにはぴったり」
シンジ「うん」
女子D「これで揃ったし、料理運んでくるね」
マユミ「いらっしゃい」
女子C「あ、碇君こんにちは」
シンジ「お邪魔します。広いんだね、山岸さんの家」
マナ「でしょ? 皆で集まるにはぴったり」
シンジ「うん」
女子D「これで揃ったし、料理運んでくるね」
女子A「えー。では改めまして」
女子「「「「碇君、ごめんなさい」」」」
シンジ「い、いいよ。そこまで」
マユミ「でも、今日はそういう機会ですから」
女子B「それでね。これは一同からのお詫びのしるしというか、プレゼント」
シンジ「ええ!?」
女子C「開けてみて」
シンジ「う、うん……流し―――え? 『家庭用流しそうめんセット』?」
女子B「どうか水に流してください、的な意味を込めてみました」
シンジ「ははっ。ありがとう。家で使ってみるよ」
マナ「…」
女子A「それじゃ、料理取り分けるから、こっちにお皿くださーい」
女子「「「「碇君、ごめんなさい」」」」
シンジ「い、いいよ。そこまで」
マユミ「でも、今日はそういう機会ですから」
女子B「それでね。これは一同からのお詫びのしるしというか、プレゼント」
シンジ「ええ!?」
女子C「開けてみて」
シンジ「う、うん……流し―――え? 『家庭用流しそうめんセット』?」
女子B「どうか水に流してください、的な意味を込めてみました」
シンジ「ははっ。ありがとう。家で使ってみるよ」
マナ「…」
女子A「それじゃ、料理取り分けるから、こっちにお皿くださーい」
マナ「あれ。シンジは?」
マユミ「さっきベランダの方に行きましたよ」
マナ「ふぅん」
ガラガラガラ
マナ「なにしてるの、今日の主役が」
シンジ「…ちょっと休憩。人の賑やかなところって、慣れてないんだ」
マナ「…」
シンジ「なに?」
マナ「んー。笑ってるけど、心の中では呆れてるんじゃないのかなぁ、と思いまして」
シンジ「……そんな事ないよ。嬉しかったし。そういうんじゃなくて、ただ―――なんだろ。ついこの前まで苛められてたのって、じゃあ結局なんだったのかなって。不思議な感じがする」
マユミ「さっきベランダの方に行きましたよ」
マナ「ふぅん」
ガラガラガラ
マナ「なにしてるの、今日の主役が」
シンジ「…ちょっと休憩。人の賑やかなところって、慣れてないんだ」
マナ「…」
シンジ「なに?」
マナ「んー。笑ってるけど、心の中では呆れてるんじゃないのかなぁ、と思いまして」
シンジ「……そんな事ないよ。嬉しかったし。そういうんじゃなくて、ただ―――なんだろ。ついこの前まで苛められてたのって、じゃあ結局なんだったのかなって。不思議な感じがする」
何なのこれ胸糞悪いテンポ悪い気持ち悪い
文章とか考えるの向いてないよお前
文章とか考えるの向いてないよお前
マナ「…ねえシンジ。私がさ、どうやって皆を味方につけたと思う?」
シンジ「え? さあ」
マナ「シンジで釣ったの」
シンジ「僕?」
マナ「うん。あ、そういえば。何人かには、直接シンジとデートできる約束で話通しちゃったw」
シンジ「えっ」
マナ「もう私たちに従わないって言ってたけど、引き受けてくれる?」
シンジ「それはまぁ、そのくらいなら…でもどういう事?」
マナ「あのねシンジ。なんたって、女子校に一人だけヒーローが混じってるんだよ? ほとんど皆、本音では親しくしたいの。シンジはそういうの、謙遜でもなく否定するだろうけど」
シンジ「…」
マナ「だけどアスカがいて、皆アスカの味方だったから、我が身可愛さでアスカの標的は苛めるわけ―――でもじゃあ、皆で一斉にアスカの味方をやめちゃえば良くない?」
シンジ「って言って回った?」
マナ「まぁ、言い方は色々だけどw」
シンジ「え? さあ」
マナ「シンジで釣ったの」
シンジ「僕?」
マナ「うん。あ、そういえば。何人かには、直接シンジとデートできる約束で話通しちゃったw」
シンジ「えっ」
マナ「もう私たちに従わないって言ってたけど、引き受けてくれる?」
シンジ「それはまぁ、そのくらいなら…でもどういう事?」
マナ「あのねシンジ。なんたって、女子校に一人だけヒーローが混じってるんだよ? ほとんど皆、本音では親しくしたいの。シンジはそういうの、謙遜でもなく否定するだろうけど」
シンジ「…」
マナ「だけどアスカがいて、皆アスカの味方だったから、我が身可愛さでアスカの標的は苛めるわけ―――でもじゃあ、皆で一斉にアスカの味方をやめちゃえば良くない?」
シンジ「って言って回った?」
マナ「まぁ、言い方は色々だけどw」
マナ「それで多分、きっと今度はアスカが苛められるよね」
シンジ「そんな…っ!?」
マナ「反動だし、仕方ないよ」
シンジ「…」
マナ「そういうもんなんだよ? シンジ。ほら、そろそろ部屋に戻ろう」
シンジ「そんな…っ!?」
マナ「反動だし、仕方ないよ」
シンジ「…」
マナ「そういうもんなんだよ? シンジ。ほら、そろそろ部屋に戻ろう」
学校~
ガタッ
アスカ「ちょっと! 私のお弁当の中身捨てたの誰!?」
ヒカリ「な、中身?」
レイ「…どうかしたの」
アスカ「弁当箱の中だけが無くなってんのよ。くそっ」
女子A「クスクス」
女子B「クスクス」
アスカ「! あんた達なの?」
女子B「え~。いいがかり止めてよ」
ガタッ
アスカ「ちょっと! 私のお弁当の中身捨てたの誰!?」
ヒカリ「な、中身?」
レイ「…どうかしたの」
アスカ「弁当箱の中だけが無くなってんのよ。くそっ」
女子A「クスクス」
女子B「クスクス」
アスカ「! あんた達なの?」
女子B「え~。いいがかり止めてよ」
女子E「あっ! そうだ。私の醤油が余ってるから、惣流さんにあげる」
女子F「私もソースがあるよ。お弁当箱の中に注げばいいよね?w」
女子A「協力しまーす」
女子C「じゃ、私はお茶あげるw」
チュー ドボボ ジョロロロッ
アスカ「あっ…あっ」
ヒカリ「止めなさいよ! あなた達」
女子B「どうして? 好意であげてるんだし、前に碇君にしたのと同じじゃない」
アスカ「くっ」
女子D「全部飲んでね?w」
アスカ「このっっぉ」
ヒカリ「アスカ…」
シンジ「…」
女子F「私もソースがあるよ。お弁当箱の中に注げばいいよね?w」
女子A「協力しまーす」
女子C「じゃ、私はお茶あげるw」
チュー ドボボ ジョロロロッ
アスカ「あっ…あっ」
ヒカリ「止めなさいよ! あなた達」
女子B「どうして? 好意であげてるんだし、前に碇君にしたのと同じじゃない」
アスカ「くっ」
女子D「全部飲んでね?w」
アスカ「このっっぉ」
ヒカリ「アスカ…」
シンジ「…」
NERV~
シンジ「ふぅ」
カヲル「おや。なんだかけだるそうだね。碇シンジ君」
シンジ「え? あの、君は…」
カヲル「僕は渚カヲル。本日付けで配属された、君と同じ立場の者だよ」
シンジ「! 前にミサトさんが言ってた、新しいチルドレンって」
カヲル「そう。僕のことだね。よろしく、シンジ君」
シンジ「あ、うん。渚君」
カヲル「カヲルでいいよ」
シンジ「ふぅ」
カヲル「おや。なんだかけだるそうだね。碇シンジ君」
シンジ「え? あの、君は…」
カヲル「僕は渚カヲル。本日付けで配属された、君と同じ立場の者だよ」
シンジ「! 前にミサトさんが言ってた、新しいチルドレンって」
カヲル「そう。僕のことだね。よろしく、シンジ君」
シンジ「あ、うん。渚君」
カヲル「カヲルでいいよ」
リツコ「驚いたわね…」
マヤ「全ての計測システムは、正常に作動しています。数値に間違いはないはずです」
ミサト「いきなり、新品の弐号機とこのシンクロ率とはね。こりゃ、シンジ君もうかうかしてられないわよ」
シンジ「…」
ミサト「なんか嬉しそうね」
シンジ「あ、だって、僕の周りって女の人ばかりだったから」
リツコ「そういえばそうね。第三に来てからは、同世代は彼が初めて?」
シンジ「ええ。それに、さっきカヲル君と少し話したんだけど、凄くいい人みたいで」
マヤ「全ての計測システムは、正常に作動しています。数値に間違いはないはずです」
ミサト「いきなり、新品の弐号機とこのシンクロ率とはね。こりゃ、シンジ君もうかうかしてられないわよ」
シンジ「…」
ミサト「なんか嬉しそうね」
シンジ「あ、だって、僕の周りって女の人ばかりだったから」
リツコ「そういえばそうね。第三に来てからは、同世代は彼が初めて?」
シンジ「ええ。それに、さっきカヲル君と少し話したんだけど、凄くいい人みたいで」
シンジ「凄いねカヲル君! 一回目であんなにシンクロできるなんて」
カヲル「数字だけさ。実戦経験が無い分、シンジ君から学ばせてもらうよ」
シンジ「僕のはあんまり…身になってる気がしないけど」
カヲル「そんな事はないさ。失礼だが、君はもっと己を信じるべきだと思うよ。適度な自信は、それもまた必要な心構えだからね」
シンジ「……責任をかぶるために?」
カヲル「いささか重荷ではあるかも知れないけれど、運命から逃れる事はできないんだよ」
シンジ「うん…」
カヲル「ところで、シンジ君。実は僕のシンクロにはちょっとした秘密があるんだ。さっきのもそれのお陰さ」
シンジ「秘密?」
カヲル「そう。勿論、秘密だから簡単には教えられないけどね」
カヲル「数字だけさ。実戦経験が無い分、シンジ君から学ばせてもらうよ」
シンジ「僕のはあんまり…身になってる気がしないけど」
カヲル「そんな事はないさ。失礼だが、君はもっと己を信じるべきだと思うよ。適度な自信は、それもまた必要な心構えだからね」
シンジ「……責任をかぶるために?」
カヲル「いささか重荷ではあるかも知れないけれど、運命から逃れる事はできないんだよ」
シンジ「うん…」
カヲル「ところで、シンジ君。実は僕のシンクロにはちょっとした秘密があるんだ。さっきのもそれのお陰さ」
シンジ「秘密?」
カヲル「そう。勿論、秘密だから簡単には教えられないけどね」
学校~
アスカ「あ―――」
ヒカリ「おはよう、アスカ」
アスカ「今度は、椅子が無くなってる…」
ヒカリ「え!?」
アスカ「ま、いいわ。椅子くらい。そこらの空き教室から持ってくるわよ」
ヒカリ「アスカ…」
アスカ「あ―――」
ヒカリ「おはよう、アスカ」
アスカ「今度は、椅子が無くなってる…」
ヒカリ「え!?」
アスカ「ま、いいわ。椅子くらい。そこらの空き教室から持ってくるわよ」
ヒカリ「アスカ…」
先生「えー、では、笛を出してください」
アスカ「!?」
先生「まず一回全員で合わせてから」
アスカ「あ、あの。先生」
先生「どうしました?」
アスカ「私、笛持って来てません。連絡聞いてないです」
先生「聞いてない? 音楽係から伝えるように言っといたはずだけど」
女子G「私はちゃんと伝えました!」
女子C「言ってたよねぇw 全員に」
女子E「うん。だから皆持って来てるんだしw」
アスカ「…」
先生「惣流さん。笛は持ち帰ってもいいけど、それは必要な時に忘れない人だけ、と言ったはずよ」
アスカ「………ゴメンなさい」
先生「今日は課題曲の小テストだから無いわけにいかないし、準備室のほうに何本かあるから、洗ってそれを使いなさい」
アスカ「はい」
アスカ「!?」
先生「まず一回全員で合わせてから」
アスカ「あ、あの。先生」
先生「どうしました?」
アスカ「私、笛持って来てません。連絡聞いてないです」
先生「聞いてない? 音楽係から伝えるように言っといたはずだけど」
女子G「私はちゃんと伝えました!」
女子C「言ってたよねぇw 全員に」
女子E「うん。だから皆持って来てるんだしw」
アスカ「…」
先生「惣流さん。笛は持ち帰ってもいいけど、それは必要な時に忘れない人だけ、と言ったはずよ」
アスカ「………ゴメンなさい」
先生「今日は課題曲の小テストだから無いわけにいかないし、準備室のほうに何本かあるから、洗ってそれを使いなさい」
アスカ「はい」
女子A「ねえ、駅ビルの上の階で、猫の動物園やってるの知ってる?」
女子B「動物園? 猫の?」
女子A「色んな種類の猫を集めてるんだって。セカンドインパクト後には希少になったのもどーのとか」
女子D「なにそれ、めっちゃ見たい!」
女子A「今月末までだし、皆で一緒に行こうよ」
ヒカリ「面白そう。ね、私も行っていい?」
女子A「そりゃ、ヒカリはいいけど」
女子D「惣流さんは置いてきてねw」
女子C「惣流さんがいたら、暴れるかも知れないしw」
ヒカリ「……ならいい。私、アスカと行くから」
アスカ「いいわよヒカリ。気にしないで行ってきなさいよ」
ヒカリ「だけど」
アスカ「お願い。お願い、ヒカリ…」
女子B「動物園? 猫の?」
女子A「色んな種類の猫を集めてるんだって。セカンドインパクト後には希少になったのもどーのとか」
女子D「なにそれ、めっちゃ見たい!」
女子A「今月末までだし、皆で一緒に行こうよ」
ヒカリ「面白そう。ね、私も行っていい?」
女子A「そりゃ、ヒカリはいいけど」
女子D「惣流さんは置いてきてねw」
女子C「惣流さんがいたら、暴れるかも知れないしw」
ヒカリ「……ならいい。私、アスカと行くから」
アスカ「いいわよヒカリ。気にしないで行ってきなさいよ」
ヒカリ「だけど」
アスカ「お願い。お願い、ヒカリ…」
シンジ「…」
マナ「『なんだかなー』って思ってる?」
シンジ「え?」
マナ「『いい加減なもんだよな』とか『人間なんて信じられない!』とかさ」
マユミ「もう、余計な事しないで、大人しくしておいた方がいいですよ」
シンジ「何もしないよ。僕には関係ないし、どうでもいいから」
マナ「ふーん……ね、そういえばシンジってさ、アスカとは幼馴染なんだよね?」
シンジ「そうだけど。でも、小さい頃に少し知り合いだったってだけだよ。その後、僕も惣流さんも引越しして―――」
マユミ「だから時々『アスカ』って呼ぶんですか? アスカさんのこと」
シンジ「―――?」
マナ「いじめてた頃に何度かあったんだけど、シンジ、怒ってる時とか、たま~に『アスカ』って」
シンジ「そ…そうだっけ?」
マナ「それで対抗して、私も下の名前で呼んでもらう事思いついたの」
マナ「『なんだかなー』って思ってる?」
シンジ「え?」
マナ「『いい加減なもんだよな』とか『人間なんて信じられない!』とかさ」
マユミ「もう、余計な事しないで、大人しくしておいた方がいいですよ」
シンジ「何もしないよ。僕には関係ないし、どうでもいいから」
マナ「ふーん……ね、そういえばシンジってさ、アスカとは幼馴染なんだよね?」
シンジ「そうだけど。でも、小さい頃に少し知り合いだったってだけだよ。その後、僕も惣流さんも引越しして―――」
マユミ「だから時々『アスカ』って呼ぶんですか? アスカさんのこと」
シンジ「―――?」
マナ「いじめてた頃に何度かあったんだけど、シンジ、怒ってる時とか、たま~に『アスカ』って」
シンジ「そ…そうだっけ?」
マナ「それで対抗して、私も下の名前で呼んでもらう事思いついたの」
マナ「ね、シンジ、今日は久しぶりにウチに来なよ。マユミもおいで」
マユミ「それって…」
マナ「うん、そーいうアレ。面倒なことに関わるより、キモチいいことして遊ぼ♥」
シンジ「き、霧島さん、こんなトコでくっつかないでよ」
マナ「相手してくれないと、またイジメちゃうかもw」
シンジ「…ゴメン。今日は、お客さんが来るんだ」
マナ「え~。学校の人?」
シンジ「ううん。ネルフ関係。だから、ね」
マナ「むぅぅ」
マユミ「それって…」
マナ「うん、そーいうアレ。面倒なことに関わるより、キモチいいことして遊ぼ♥」
シンジ「き、霧島さん、こんなトコでくっつかないでよ」
マナ「相手してくれないと、またイジメちゃうかもw」
シンジ「…ゴメン。今日は、お客さんが来るんだ」
マナ「え~。学校の人?」
シンジ「ううん。ネルフ関係。だから、ね」
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