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元スレ拷問官「吐けぇっ! 吐いちまえ! ――うぷっ」犯人「吐くから吐かないでぇぇぇ!!!」
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ズガガーンッ
拷問官「今ジャンプしただろォ!? ボタン押したってぇ!」カチカチッ
助手娘「先生、お茶をどうぞ」
拷問官「……ありがと」グビッ
拷問官「コントローラーが悪いんじゃないかな……新しいの買ってこようかな」
助手娘「これも新しいらしいですよ」
拷問官「マジで!? ってことは不良品か……?」
助手娘「さっきあたしがプレイした時は、特に異常はありませんでしたけど」
ゲーマー(とうとう道具のせいにし始めたぞ、こいつ……)
拷問官「今ジャンプしただろォ!? ボタン押したってぇ!」カチカチッ
助手娘「先生、お茶をどうぞ」
拷問官「……ありがと」グビッ
拷問官「コントローラーが悪いんじゃないかな……新しいの買ってこようかな」
助手娘「これも新しいらしいですよ」
拷問官「マジで!? ってことは不良品か……?」
助手娘「さっきあたしがプレイした時は、特に異常はありませんでしたけど」
ゲーマー(とうとう道具のせいにし始めたぞ、こいつ……)
拷問官「よし、もう一回……」
助手娘「次こそ勝てますよ!」
ゲーマー「もうやめてくれえええええ!!!」
拷問官「!」
ゲーマー「こんなド下手なプレイを見続けるくらいなら、とっとと白状した方がマシだ!」
拷問官「分かった……じゃあ通常の取り調べに戻ろうか」
助手娘(そうか、これを狙ってわざと下手くそなプレイをしてたんですね!)
助手娘「次こそ勝てますよ!」
ゲーマー「もうやめてくれえええええ!!!」
拷問官「!」
ゲーマー「こんなド下手なプレイを見続けるくらいなら、とっとと白状した方がマシだ!」
拷問官「分かった……じゃあ通常の取り調べに戻ろうか」
助手娘(そうか、これを狙ってわざと下手くそなプレイをしてたんですね!)
拷問官「…………」カチカチッ
助手娘「仕事は終わったのにまだプレイしてるんですか?」
拷問官「…………」カチカチッ
拷問官(本当は……ゲームを中盤ぐらいまでさっくり進めて)
拷問官(ヒロインが死ぬシーンを何度も見せるって拷問をやろうとしたんだけどなぁ……)
おわり
助手娘「仕事は終わったのにまだプレイしてるんですか?」
拷問官「…………」カチカチッ
拷問官(本当は……ゲームを中盤ぐらいまでさっくり進めて)
拷問官(ヒロインが死ぬシーンを何度も見せるって拷問をやろうとしたんだけどなぁ……)
おわり
第七話『冥土拷問』
メイド助手娘「ど、どうですかね?」ヒラヒラ
刑事「お~、似合ってるよ!」
新米「うん、可愛い!」
メイド助手娘「ありがとうございます!」
メイド助手娘「先生、いかがですか? メイド服姿のあたしは……」
拷問官「うん、バッチリだ」
メイド助手娘「ホントですか!」
拷問官「田舎のメイド喫茶にいそう」
メイド助手娘「それ、どういう意味ですか!」
メイド助手娘「ど、どうですかね?」ヒラヒラ
刑事「お~、似合ってるよ!」
新米「うん、可愛い!」
メイド助手娘「ありがとうございます!」
メイド助手娘「先生、いかがですか? メイド服姿のあたしは……」
拷問官「うん、バッチリだ」
メイド助手娘「ホントですか!」
拷問官「田舎のメイド喫茶にいそう」
メイド助手娘「それ、どういう意味ですか!」
―取調室―
メイド助手娘「いらっしゃいませ、ご主人様!」
キモオタ「…………!」
キモオタ「萌え~!」
キモオタ「いいねぇ~! メイド服に着られちゃってる感があるけど、それがまたいい!」
メイド助手娘「あ、ありがとうございます……」
キモオタ「じゃあさじゃあさ、リクエストに応えてくれない?」
メイド助手娘「なにをすればいいでしょう、ご主人様?」
メイド助手娘「いらっしゃいませ、ご主人様!」
キモオタ「…………!」
キモオタ「萌え~!」
キモオタ「いいねぇ~! メイド服に着られちゃってる感があるけど、それがまたいい!」
メイド助手娘「あ、ありがとうございます……」
キモオタ「じゃあさじゃあさ、リクエストに応えてくれない?」
メイド助手娘「なにをすればいいでしょう、ご主人様?」
キモオタ「両手でハートマークを作って……こっちに向けて!」
メイド助手娘「は、はい!」
メイド助手娘「こう……ですか?」サッ
キモオタ「いいよいいよー! もう最高!」
刑事「…………」
メイド助手娘「は、はい!」
メイド助手娘「こう……ですか?」サッ
キモオタ「いいよいいよー! もう最高!」
刑事「…………」
刑事「……なぁ」
刑事「これのどこが拷問なんだ? ただ喜ばせてるだけじゃないか」
メイド拷問官「ここで俺の出番ってわけだ」ヒラヒラ
刑事「え゛」
刑事「お前、なんて格好してやがる!」
メイド拷問官「今あのキモオタは、メイドに扮した助手を見て、舞い上がってる」
メイド拷問官「そこへ俺が登場したらどうなる?」
刑事「天国から地獄だな……」
メイド拷問官「そういうことだ。あのキモオタを文字通り冥土に叩き落としてやるよ」
刑事「これのどこが拷問なんだ? ただ喜ばせてるだけじゃないか」
メイド拷問官「ここで俺の出番ってわけだ」ヒラヒラ
刑事「え゛」
刑事「お前、なんて格好してやがる!」
メイド拷問官「今あのキモオタは、メイドに扮した助手を見て、舞い上がってる」
メイド拷問官「そこへ俺が登場したらどうなる?」
刑事「天国から地獄だな……」
メイド拷問官「そういうことだ。あのキモオタを文字通り冥土に叩き落としてやるよ」
メイド助手娘「それじゃあたしはこれで……」
キモオタ「ええっ、もう行っちゃうの……?」
メイド助手娘「代わりに他のメイドが来ますから!」
キモオタ「ふうん、なら仕方ないか」
……
メイド拷問官「どうも~! 新しいメイドでーっす!」ガチャッ
キモオタ「!?」
メイド拷問官「吐いて下さいませ、ご主人様!」フリフリ
キモオタ「あ、あわわわ……」
キモオタ「ええっ、もう行っちゃうの……?」
メイド助手娘「代わりに他のメイドが来ますから!」
キモオタ「ふうん、なら仕方ないか」
……
メイド拷問官「どうも~! 新しいメイドでーっす!」ガチャッ
キモオタ「!?」
メイド拷問官「吐いて下さいませ、ご主人様!」フリフリ
キモオタ「あ、あわわわ……」
キモオタ「萌え~~~~~~~~~~!!!!!」
メイド拷問官「!?」
メイド拷問官「!?」
キモオタ「なんて斬新なメイドなんだ!」ガバッ
メイド拷問官「ちょっ、やめろ! こんなスネ毛の生えたメイドいるか!?」
キモオタ「そこがいいんじゃないか! 君のためなら今度の犯行を全部自供するよ!」
メイド拷問官「自供するのはいいけど……おい、やめろ! 抱きつくなァ!」
メイド助手娘「ひええ……取調室がすごいことになってます!」
刑事「……二人揃って冥土にでも旅立ってくれ」
おわり
メイド拷問官「ちょっ、やめろ! こんなスネ毛の生えたメイドいるか!?」
キモオタ「そこがいいんじゃないか! 君のためなら今度の犯行を全部自供するよ!」
メイド拷問官「自供するのはいいけど……おい、やめろ! 抱きつくなァ!」
メイド助手娘「ひええ……取調室がすごいことになってます!」
刑事「……二人揃って冥土にでも旅立ってくれ」
おわり
第八話『助手の戦い』
―取調室―
拷問官「……やるな」
頑固男「…………」ムスッ
拷問官(久しぶりに手強い相手だ……他の手を考える必要があるな)
拷問官「ちょっと休憩してくる。しばらくこいつの相手しててくれ」
助手娘「分かりました!」
―取調室―
拷問官「……やるな」
頑固男「…………」ムスッ
拷問官(久しぶりに手強い相手だ……他の手を考える必要があるな)
拷問官「ちょっと休憩してくる。しばらくこいつの相手しててくれ」
助手娘「分かりました!」
頑固男「…………」
助手娘「…………」
助手娘(どうしよう、二人きりになっちゃって……うーん……)
助手娘「あのー、肩でも揉みましょうか?」
頑固男「いらねえ」
助手娘「ですよね……ア、ハハ……」
頑固男「…………」
助手娘「…………」
助手娘(どうしよう、二人きりになっちゃって……うーん……)
助手娘「あのー、肩でも揉みましょうか?」
頑固男「いらねえ」
助手娘「ですよね……ア、ハハ……」
頑固男「…………」
頑固男「あんたはさっき出てった男のなんだ? 恋人か?」
助手娘「いえいえいえ、違います! ただの助手です、助手!」
助手娘「あ、でも、いつかは……だなんて思ってますけど」
助手娘「あーっ! 今の内緒! ナイショにして下さいね!」
頑固男「……喋らねえよ」
助手娘「よかった……あなたが口が固い人で」ホッ
助手娘「あ、でも口が固い人だから先生は苦戦してるのか。うーん、難しい……」
頑固男(ったく、おかしな娘だ……)
助手娘「いえいえいえ、違います! ただの助手です、助手!」
助手娘「あ、でも、いつかは……だなんて思ってますけど」
助手娘「あーっ! 今の内緒! ナイショにして下さいね!」
頑固男「……喋らねえよ」
助手娘「よかった……あなたが口が固い人で」ホッ
助手娘「あ、でも口が固い人だから先生は苦戦してるのか。うーん、難しい……」
頑固男(ったく、おかしな娘だ……)
頑固男「しかし、なんでまたあんた、さっきの男の助手に?」
助手娘「あたし、昔先生に助けられたことがあるんです」
頑固男「ほう?」
助手娘「あたし、悪い人に財布を盗まれて、追いかけて問い詰めたんですけど――」
『あたしの財布、返して下さい!』
『俺が財布を盗んだ? なんか証拠あんの? ないだろ? 証拠もないのに決めつけんなよォ~』
助手娘「こんな具合に開き直られてしまって……」
頑固男「ふん……俺がいえた義理じゃねえが、悪い奴もいたもんだな」
助手娘「そこへ先生が現れたんです」
助手娘「あたし、昔先生に助けられたことがあるんです」
頑固男「ほう?」
助手娘「あたし、悪い人に財布を盗まれて、追いかけて問い詰めたんですけど――」
『あたしの財布、返して下さい!』
『俺が財布を盗んだ? なんか証拠あんの? ないだろ? 証拠もないのに決めつけんなよォ~』
助手娘「こんな具合に開き直られてしまって……」
頑固男「ふん……俺がいえた義理じゃねえが、悪い奴もいたもんだな」
助手娘「そこへ先生が現れたんです」
助手娘「先生は一部始終を見ていたんでしょうね」
助手娘「すぐさまその悪い人から自白を引き出して、財布を取り戻してくれたんです」
『ありがとうございました! あの、あなたは……?』
『通りすがりの拷問官さ』
助手娘「さっそうと去っていった先生の姿に憧れて……あたしは先生の助手になったんです」
頑固男「ふうん……」
頑固男「あんた、不思議な子だな」
助手娘「あ、それミステリアスってことですか?」
頑固男「いや、単純にわけ分からん子だなってことさ」
助手娘「あらら……」
助手娘「すぐさまその悪い人から自白を引き出して、財布を取り戻してくれたんです」
『ありがとうございました! あの、あなたは……?』
『通りすがりの拷問官さ』
助手娘「さっそうと去っていった先生の姿に憧れて……あたしは先生の助手になったんです」
頑固男「ふうん……」
頑固男「あんた、不思議な子だな」
助手娘「あ、それミステリアスってことですか?」
頑固男「いや、単純にわけ分からん子だなってことさ」
助手娘「あらら……」
頑固男「ちょっと……肩揉んでくれねえか」
助手娘「はいっ!」モミモミ…
頑固男「ありがとよ」
頑固男「俺も昔結婚してて、別れた娘がちょうどあんたぐらいの年頃のはずだ」
助手娘「へぇ~、だったら会いに行きましょうよ!」
頑固男「いや俺、今まさに警察に捕まってるんだけど」
助手娘「あ、そうでした……」
頑固男「……ククッ」
頑固男「アハハハハハッ! おもしれえ娘だな、ホント!」
助手娘「ありがとうございます!」
頑固男「褒めてねえって」
助手娘「はいっ!」モミモミ…
頑固男「ありがとよ」
頑固男「俺も昔結婚してて、別れた娘がちょうどあんたぐらいの年頃のはずだ」
助手娘「へぇ~、だったら会いに行きましょうよ!」
頑固男「いや俺、今まさに警察に捕まってるんだけど」
助手娘「あ、そうでした……」
頑固男「……ククッ」
頑固男「アハハハハハッ! おもしれえ娘だな、ホント!」
助手娘「ありがとうございます!」
頑固男「褒めてねえって」
頑固男「……おう、娘さん」
助手娘「なんでしょう?」
頑固男「さっきの男か他の刑事を呼んできてくれ」
助手娘「へ、どうしてです?」
頑固男「なんか、全部吐き出したくなっちまったのさ。あんたと話してたらな」
助手娘「……はい! すぐ呼んできます!」
助手娘「なんでしょう?」
頑固男「さっきの男か他の刑事を呼んできてくれ」
助手娘「へ、どうしてです?」
頑固男「なんか、全部吐き出したくなっちまったのさ。あんたと話してたらな」
助手娘「……はい! すぐ呼んできます!」
拷問官「まさか、お前が奴を自供させるとはな! やるじゃんか!」
助手娘「向こうから話してくれただけなんですけど……」
拷問官「そんな奴じゃなかったろ、いったいどんな手を使ったんだよぉ~」
助手娘「いえ、あたしは普通にしてただけで……」
拷問官「いやいや、きっと俺も知らない拷問奥義を開眼したんじゃ?」
助手娘「本当ですってば~」
おわり
助手娘「向こうから話してくれただけなんですけど……」
拷問官「そんな奴じゃなかったろ、いったいどんな手を使ったんだよぉ~」
助手娘「いえ、あたしは普通にしてただけで……」
拷問官「いやいや、きっと俺も知らない拷問奥義を開眼したんじゃ?」
助手娘「本当ですってば~」
おわり
第九話『鞭を振るう時』
スタスタ…
拷問官「今日もいっぱい吐かせたな~」
助手娘「はい、お見事でした!」
拷問官「よかったら、どこかでメシ食うか? おごってやるよ」
助手娘「いいんですか、やったぁ!」
コソッ…
スタスタ…
拷問官「今日もいっぱい吐かせたな~」
助手娘「はい、お見事でした!」
拷問官「よかったら、どこかでメシ食うか? おごってやるよ」
助手娘「いいんですか、やったぁ!」
コソッ…
――ガシィッ!
助手娘「きゃっ!?」
元囚人「へっへっへ……」
拷問官「!?」
元囚人「おっとぉ、動くなよ! こいつのツラに傷がついちまうぜ?」ギラッ
助手娘「ひっ……!」
拷問官「お前は……!」
元囚人「覚えててくれたようだな」
助手娘「きゃっ!?」
元囚人「へっへっへ……」
拷問官「!?」
元囚人「おっとぉ、動くなよ! こいつのツラに傷がついちまうぜ?」ギラッ
助手娘「ひっ……!」
拷問官「お前は……!」
元囚人「覚えててくれたようだな」
元囚人「俺はあんたのせいで全部ゲロっちまって、三年もブタ箱に入るはめになった……」
元囚人「今こそその復讐をしてやるぜ!」
拷問官「復讐するなら俺をやれ。助手を放せ!」
元囚人「放さねえよ……こいつは利用価値がありそうだからな」
元囚人「なんだったら、あんたの目の前でこいつを傷つけるのが一番の復讐になるんじゃねえか?」
助手娘「先生、逃げて! あたしはどうなってもいいから!」
元囚人「大人しくしてろ!」グイッ
助手娘「あうっ!」
拷問官「…………」
元囚人「今こそその復讐をしてやるぜ!」
拷問官「復讐するなら俺をやれ。助手を放せ!」
元囚人「放さねえよ……こいつは利用価値がありそうだからな」
元囚人「なんだったら、あんたの目の前でこいつを傷つけるのが一番の復讐になるんじゃねえか?」
助手娘「先生、逃げて! あたしはどうなってもいいから!」
元囚人「大人しくしてろ!」グイッ
助手娘「あうっ!」
拷問官「…………」
拷問官「放すつもりはないのか?」
元囚人「ねえよ!」
拷問官「なら……これを使うしかないか」ヒュルンッ
元囚人「!?」
元囚人「なんだありゃ、鞭……!?」
助手娘(先生が鞭を……!? はじめて見た……!)
拷問官「いくぞ」ヒュルルルンッ
ヒュバァンッ! ヒュババァンッ!
元囚人「う!?」
元囚人(なんて鞭捌きだ! やべえ、あんなのでブッ叩かれたら……!)
元囚人「ねえよ!」
拷問官「なら……これを使うしかないか」ヒュルンッ
元囚人「!?」
元囚人「なんだありゃ、鞭……!?」
助手娘(先生が鞭を……!? はじめて見た……!)
拷問官「いくぞ」ヒュルルルンッ
ヒュバァンッ! ヒュババァンッ!
元囚人「う!?」
元囚人(なんて鞭捌きだ! やべえ、あんなのでブッ叩かれたら……!)
拷問官「はっ!」
バチィッ!!!
元囚人「ひえっ!」
元囚人「…………」
元囚人「…………?」
元囚人(あれ……痛くない……?)
拷問官「…………」ブシュッ…
元囚人「――え!?」
元囚人(こいつ、自分で自分を叩きやがった!)
助手娘「先生!?」
バチィッ!!!
元囚人「ひえっ!」
元囚人「…………」
元囚人「…………?」
元囚人(あれ……痛くない……?)
拷問官「…………」ブシュッ…
元囚人「――え!?」
元囚人(こいつ、自分で自分を叩きやがった!)
助手娘「先生!?」
ビシッ! バシッ! ベチッ!
拷問官「…………」
元囚人「な、なにやってんだお前!? なんで自分を!?」
拷問官「俺は相手を傷つけないのが信条なんでな。今この場ではこうすることしか思いつかなかった」
バチィッ!
拷問官「放してくれ……俺の助手を返してくれ……」
ベシィッ!
拷問官「頼む……」
ビシャァッ!
元囚人「どんどん傷が……」
助手娘「先生やめて! 死んじゃう!」
拷問官「…………」
元囚人「な、なにやってんだお前!? なんで自分を!?」
拷問官「俺は相手を傷つけないのが信条なんでな。今この場ではこうすることしか思いつかなかった」
バチィッ!
拷問官「放してくれ……俺の助手を返してくれ……」
ベシィッ!
拷問官「頼む……」
ビシャァッ!
元囚人「どんどん傷が……」
助手娘「先生やめて! 死んじゃう!」
元囚人「わ、分かったよ……行け」パッ
助手娘「!」
元囚人「もうあんたには手を出さねえよ……じゃあな」
拷問官「……ありがとう」
拷問官「ううっ……!」ガクッ
助手娘「先生、しっかりして! 死なないでぇぇぇ!」
助手娘「!」
元囚人「もうあんたには手を出さねえよ……じゃあな」
拷問官「……ありがとう」
拷問官「ううっ……!」ガクッ
助手娘「先生、しっかりして! 死なないでぇぇぇ!」
格好いいぞ拷問官(メイドコスしてた事には目を背ける)
拷問官「……なーんてな」スクッ
助手娘「へ?」
拷問官「俺は拷問のプロだぞ? 死ぬような鞭の打ち方するわけないだろ」
拷問官「打ったらヤバイ箇所は打ってないし、傷跡もほとんど残ることはない」
助手娘「よかったぁ……」
助手娘「だけど、それでも自分を打つなんて……!」
拷問官「俺にとっちゃ、お前を傷つけられるなんてのは、一番の拷問だからな」
拷問官「それに比べりゃ、鞭程度どうってことない」
助手娘「先生……!」
助手娘「へ?」
拷問官「俺は拷問のプロだぞ? 死ぬような鞭の打ち方するわけないだろ」
拷問官「打ったらヤバイ箇所は打ってないし、傷跡もほとんど残ることはない」
助手娘「よかったぁ……」
助手娘「だけど、それでも自分を打つなんて……!」
拷問官「俺にとっちゃ、お前を傷つけられるなんてのは、一番の拷問だからな」
拷問官「それに比べりゃ、鞭程度どうってことない」
助手娘「先生……!」
助手娘「先生ーっ!!!」ギュッ
拷問官「いだぁ~~~~~~~~~い!!!!!」
助手娘「あっ、ごめんなさい!」
拷問官「危うくショック死するとこだった……」
おわり
拷問官「いだぁ~~~~~~~~~い!!!!!」
助手娘「あっ、ごめんなさい!」
拷問官「危うくショック死するとこだった……」
おわり
最終話『いつか吐かせてみせます』
―取調室―
拷問官「ご清聴ありがとうございましたー!」
拷問官「じゃあもう一曲歌います!」
チャラ男「もうやめてくれ……これ以上あんたのカラオケを聴きたくない!」
チャラ男「俺のやったこと、全て吐くよ……!」
拷問官(もっと歌いたかったなぁ……)
―取調室―
拷問官「ご清聴ありがとうございましたー!」
拷問官「じゃあもう一曲歌います!」
チャラ男「もうやめてくれ……これ以上あんたのカラオケを聴きたくない!」
チャラ男「俺のやったこと、全て吐くよ……!」
拷問官(もっと歌いたかったなぁ……)
拷問官「さて、今日はもう帰るか」
助手娘「は、はいっ!」
助手娘「…………」モジモジ
拷問官「? どうした? 最近、様子がおかしいぞ」
助手娘「いえ……」
拷問官「いいたいことがあるなら、はっきりいえよ。報・連・相ってやつだ」
助手娘「…………」
拷問官「よぉし、だったら吐かせてやるよ。俺はお前の弱点を知り尽くしてるからな」
助手娘「え……」
助手娘「は、はいっ!」
助手娘「…………」モジモジ
拷問官「? どうした? 最近、様子がおかしいぞ」
助手娘「いえ……」
拷問官「いいたいことがあるなら、はっきりいえよ。報・連・相ってやつだ」
助手娘「…………」
拷問官「よぉし、だったら吐かせてやるよ。俺はお前の弱点を知り尽くしてるからな」
助手娘「え……」
助手娘(いったいどんな拷問を……!?)
拷問官「とっておきの怖い話をしてやる」
拷問官「むかしむかし、あるところに……」
助手娘「キャーッ! あたし先生のことが好きです!」
拷問官「……へ」
助手娘「あ、す、すみませんっ! あっさり吐いちゃいました!」
拷問官「ふうん、そうだったのか……。お前、俺のことをねえ……」
助手娘「元々好きだったんですけど、この前の元囚人さんとの事件でさらに惚れちゃって……」
拷問官「…………」
拷問官「とっておきの怖い話をしてやる」
拷問官「むかしむかし、あるところに……」
助手娘「キャーッ! あたし先生のことが好きです!」
拷問官「……へ」
助手娘「あ、す、すみませんっ! あっさり吐いちゃいました!」
拷問官「ふうん、そうだったのか……。お前、俺のことをねえ……」
助手娘「元々好きだったんですけど、この前の元囚人さんとの事件でさらに惚れちゃって……」
拷問官「…………」
助手娘「あの……」
拷問官「ん?」
助手娘「へ、返事は? 先生は、あたしのことどう思ってますか?」
拷問官「そうだな……」
拷問官「ただ答えるのもつまらないから、お前も拷問官の助手なら俺に吐かせてみろ!」
助手娘「ええっ!?」
拷問官「ほら、どんな拷問でもいいからやってみな」
助手娘「よぉーし……」
拷問官「ん?」
助手娘「へ、返事は? 先生は、あたしのことどう思ってますか?」
拷問官「そうだな……」
拷問官「ただ答えるのもつまらないから、お前も拷問官の助手なら俺に吐かせてみろ!」
助手娘「ええっ!?」
拷問官「ほら、どんな拷問でもいいからやってみな」
助手娘「よぉーし……」
助手娘「くすぐり!」コチョコチョ
拷問官「へっちゃら」
助手娘「黒板を爪で引っかく!」キーキー…
拷問官「ダメダメ」
助手娘「耳に息を吹きかける!」フッ
拷問官「ぬるいぬるい」
助手娘「ビンタ!」バチンッ
拷問官「いだいっ!」
拷問官「へっちゃら」
助手娘「黒板を爪で引っかく!」キーキー…
拷問官「ダメダメ」
助手娘「耳に息を吹きかける!」フッ
拷問官「ぬるいぬるい」
助手娘「ビンタ!」バチンッ
拷問官「いだいっ!」
助手娘「はぁー、はぁー、はぁー……」
拷問官「こんなんじゃ、とても俺を吐かせることはできないな」
助手娘「うう……いつか吐かせてみせますから!」
拷問官「期待してるよ」スタスタ
助手娘(あーあ、はぐらかされちゃった)
助手娘(でも、吐かせた結果、答えが『俺はお前が嫌い』だったらどうしよう……)
刑事「よっ、助手ちゃん」
助手娘「刑事さん!」
拷問官「こんなんじゃ、とても俺を吐かせることはできないな」
助手娘「うう……いつか吐かせてみせますから!」
拷問官「期待してるよ」スタスタ
助手娘(あーあ、はぐらかされちゃった)
助手娘(でも、吐かせた結果、答えが『俺はお前が嫌い』だったらどうしよう……)
刑事「よっ、助手ちゃん」
助手娘「刑事さん!」
刑事「今あいつを拷問してたけど……」
刑事「あいつは拷問官だけあって、拷問への耐性も並大抵じゃないからな。きっと苦労するぞ?」
助手娘「ですよね……」
刑事「だけど、一つだけアドバイスだ」
助手娘「なんでしょう?」
刑事「あいつは人の嫌がることをやる仕事をしてるから、人にいい返事をする時は勿体ぶるとこがあるんだ」
刑事「ようするに照れ臭いんだな。いい年して子供みたいな奴だろ?」
助手娘「へ? それってどういう――」
刑事「おっと、これから事件現場に行くんだ。それじゃ頑張りなよ」
助手娘「はいっ!」
…………
……
刑事「あいつは拷問官だけあって、拷問への耐性も並大抵じゃないからな。きっと苦労するぞ?」
助手娘「ですよね……」
刑事「だけど、一つだけアドバイスだ」
助手娘「なんでしょう?」
刑事「あいつは人の嫌がることをやる仕事をしてるから、人にいい返事をする時は勿体ぶるとこがあるんだ」
刑事「ようするに照れ臭いんだな。いい年して子供みたいな奴だろ?」
助手娘「へ? それってどういう――」
刑事「おっと、これから事件現場に行くんだ。それじゃ頑張りなよ」
助手娘「はいっ!」
…………
……
……
拷問官「吐けぇ! 吐きやがれぇ!」
チンピラ「へっ、誰が吐くかよ」
拷問官「うぷっ! ううう……! うぷぷぷぷぷっ……!」
チンピラ「ひっ、やめろ! 分かった、吐くから吐くんじゃねえ!」
拷問官「……よし、それじゃ吐いてもらおうか」
チンピラ「ちくしょう……負けた」
拷問官「吐けぇ! 吐きやがれぇ!」
チンピラ「へっ、誰が吐くかよ」
拷問官「うぷっ! ううう……! うぷぷぷぷぷっ……!」
チンピラ「ひっ、やめろ! 分かった、吐くから吐くんじゃねえ!」
拷問官「……よし、それじゃ吐いてもらおうか」
チンピラ「ちくしょう……負けた」
拷問官「うぷっ、今日は迫真の演技をしすぎたな……マジで吐きそう」
助手娘「あ、そうだ。よかったら、今日は胃に優しい手料理をご馳走しましょうか?」
拷問官「え、いいの? 助かるよ!」
拷問官「もし、美味かったら、こないだの返事を吐いちゃうかもしれん」
助手娘「よーし、腕を振るいますよ! あ、だけど、あたしの料理は吐かないで下さいよ?」
拷問官「当たり前だろ」
拷問官「せっかくのお前の手料理、どんな拷問を受けたって吐くもんか」
おわり
助手娘「あ、そうだ。よかったら、今日は胃に優しい手料理をご馳走しましょうか?」
拷問官「え、いいの? 助かるよ!」
拷問官「もし、美味かったら、こないだの返事を吐いちゃうかもしれん」
助手娘「よーし、腕を振るいますよ! あ、だけど、あたしの料理は吐かないで下さいよ?」
拷問官「当たり前だろ」
拷問官「せっかくのお前の手料理、どんな拷問を受けたって吐くもんか」
おわり
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