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元スレ全裸男「痴漢はやめたまえ!」痴漢「ぐっ……!」女「ありがとうございます!」
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―満員電車―
ガタンゴトン… ガタンゴトン…
痴漢「うへへへ……」サワッ
女「!」
痴漢「うへへへへへへ……」サワサワ…
女(やだ……お尻を触られてる……! 声出さなきゃ……!)
女(だけど怖くて声が出ない……! どうしよっ……!)
全裸男「君、痴漢はやめたまえ!」
ザワッ……
ガタンゴトン… ガタンゴトン…
痴漢「うへへへ……」サワッ
女「!」
痴漢「うへへへへへへ……」サワサワ…
女(やだ……お尻を触られてる……! 声出さなきゃ……!)
女(だけど怖くて声が出ない……! どうしよっ……!)
全裸男「君、痴漢はやめたまえ!」
ザワッ……
痴漢「な、なんのことだ!?」
全裸男「さっきから見ていた」
全裸男「君はこの女性のお尻を触っていただろう! なでるように! 執拗に!」
全裸男「君も男なら、女性には正々堂々アプローチしたまえ!」
痴漢「ぐっ……!」
痴漢「す、すみませんでした……」
オォ~……!
全裸男「さっきから見ていた」
全裸男「君はこの女性のお尻を触っていただろう! なでるように! 執拗に!」
全裸男「君も男なら、女性には正々堂々アプローチしたまえ!」
痴漢「ぐっ……!」
痴漢「す、すみませんでした……」
オォ~……!
女「ありがとうございました!」
女「本当に……どうしていいのか分からなくて……」
全裸男「いえいえ、お役に立ててよかった」
女「せめてお名前を……」
全裸男「名乗るほどの者ではありませんよ」
女(ステキ……)ポッ
全裸男「――む!?」
女「本当に……どうしていいのか分からなくて……」
全裸男「いえいえ、お役に立ててよかった」
女「せめてお名前を……」
全裸男「名乗るほどの者ではありませんよ」
女(ステキ……)ポッ
全裸男「――む!?」
イヤホン男「……」シャカシャカ…
イヤホン男「……」シャカシャカシャカ…
(うるさいなぁ……) (音漏れしてやがる……) (どんだけ大音量で聞いてるんだよ……)
全裸男「イヤホンをつけている君」
イヤホン男「はい?」
イヤホン男「……」シャカシャカシャカ…
(うるさいなぁ……) (音漏れしてやがる……) (どんだけ大音量で聞いてるんだよ……)
全裸男「イヤホンをつけている君」
イヤホン男「はい?」
全裸男「いい曲だね」ニコッ
イヤホン男「えっ……」
全裸男「だが、どんな名曲もイヤホンからの音漏れという形ではただの騒音になってしまう」
全裸男「音量には注意した方がいいな」
イヤホン男「あ、音漏れしてました!? すんません……」
老人「ほう、あのイヤホン男の自尊心を傷つけることなく、音漏れを忠告するとは……見事じゃ……」
イヤホン男「えっ……」
全裸男「だが、どんな名曲もイヤホンからの音漏れという形ではただの騒音になってしまう」
全裸男「音量には注意した方がいいな」
イヤホン男「あ、音漏れしてました!? すんません……」
老人「ほう、あのイヤホン男の自尊心を傷つけることなく、音漏れを忠告するとは……見事じゃ……」
リーマン「……」バサッ
リーマン「……」バササッ
リーマン(ふむ、メーカー○×が新製品を……こりゃ株価が動くな)バサバサッ
全裸男「ほう、日経新聞ですか……経済に興味がおありですか?」
リーマン「ええ、まあ」
リーマン「……」バササッ
リーマン(ふむ、メーカー○×が新製品を……こりゃ株価が動くな)バサバサッ
全裸男「ほう、日経新聞ですか……経済に興味がおありですか?」
リーマン「ええ、まあ」
>>13
普通のツッコミにワロタ
普通のツッコミにワロタ
全裸男「――しかし!」
リーマン「!」
全裸男「経済に興味を持つあまり、周囲への迷惑を考えず新聞を広げてしまうのは――」
全裸男「“大罪”です」
リーマン「うっ!」
全裸男「新聞を読むなとは申しませんが、もっと折りたたんだ方がよろしい」
リーマン「これは失礼……」バサバサ…
リーマン「!」
全裸男「経済に興味を持つあまり、周囲への迷惑を考えず新聞を広げてしまうのは――」
全裸男「“大罪”です」
リーマン「うっ!」
全裸男「新聞を読むなとは申しませんが、もっと折りたたんだ方がよろしい」
リーマン「これは失礼……」バサバサ…
<優先席>
DQN「……」ドッカリ
老婆「うう……」ヨロヨロ…
全裸男「……やれやれ」
DQN「……」ドッカリ
老婆「うう……」ヨロヨロ…
全裸男「……やれやれ」
全裸男「君」
DQN「あ?」
全裸男「こちらのおばあさんに席を譲るつもりはないかい?」
DQN「俺が最初に座ったんだ……なんで譲らなきゃならねえんだよ」
全裸男「そこは優先席だ。そうでなくとも、お年寄りはいたわらなければ」
DQN「ンだとコラァ!」
老婆「あの……私は大丈夫ですから……」ヨロヨロ
DQN「あ?」
全裸男「こちらのおばあさんに席を譲るつもりはないかい?」
DQN「俺が最初に座ったんだ……なんで譲らなきゃならねえんだよ」
全裸男「そこは優先席だ。そうでなくとも、お年寄りはいたわらなければ」
DQN「ンだとコラァ!」
老婆「あの……私は大丈夫ですから……」ヨロヨロ
DQN「やんのかコラ、あ?」ギロッ
全裸男「……」
DQN「……」
DQN(こいつ……なんて澄んだ瞳をしてやがる! まるで沖縄の海のような……ッ)
DQN(心が……洗われちまうよォ……ッ)
DQN「すまなかったな、婆さん。座ってくれ……」
老婆「ありがとうございます」
全裸男「……」ニッコリ
全裸男「……」
DQN「……」
DQN(こいつ……なんて澄んだ瞳をしてやがる! まるで沖縄の海のような……ッ)
DQN(心が……洗われちまうよォ……ッ)
DQN「すまなかったな、婆さん。座ってくれ……」
老婆「ありがとうございます」
全裸男「……」ニッコリ
『まもなく、△□駅に到着いたします』
プシュゥゥゥゥゥゥ…
ザッザッザッ…
おばさん(あたしがいる側のドアが開いた!)
おばさん(だけど絶対降りてたまるもんですか! 意地でもこの位置をキープしてやる!)グッ
プシュゥゥゥゥゥゥ…
ザッザッザッ…
おばさん(あたしがいる側のドアが開いた!)
おばさん(だけど絶対降りてたまるもんですか! 意地でもこの位置をキープしてやる!)グッ
全裸男「マダム」
おばさん「なによ」
全裸男「あなたが一度降りる姿……ぜひ拝見したい。きっとさぞ美しいことでしょう」
おばさん「まぁっ……お上手だこと」
おばさん「一度降りてみるのも……いいかもしれないわね」スッ…
全裸男「ありがとうございます、マダム」
おばさん「なによ」
全裸男「あなたが一度降りる姿……ぜひ拝見したい。きっとさぞ美しいことでしょう」
おばさん「まぁっ……お上手だこと」
おばさん「一度降りてみるのも……いいかもしれないわね」スッ…
全裸男「ありがとうございます、マダム」
化粧女「……」ボフッボフッボフッ
化粧女「……」ヌリヌリヌリ
全裸男「残念だな……」
化粧女「え」
全裸男「もっとあなたの素顔を見ていたかったのに……あわただしく化粧してしまうとは……」
化粧女「あらそう?」
化粧女(電車内での化粧……今度から控えようかしら)
化粧女「……」ヌリヌリヌリ
全裸男「残念だな……」
化粧女「え」
全裸男「もっとあなたの素顔を見ていたかったのに……あわただしく化粧してしまうとは……」
化粧女「あらそう?」
化粧女(電車内での化粧……今度から控えようかしら)
チャラ男「おう、今電車乗ってるとこ!」ペチャクチャ
チャラ男「ラッシュの時間帯だからすっげぇ~混んでる! マジパネェ!」ペチャクチャ
全裸男「君」ヌッ
チャラ男「うわっ!?」
全裸男「雄弁な男もいいが、寡黙な男というのもいいものだぞ」
チャラ男「わりぃ……電話切るわ」プツッ…
チャラ男「ラッシュの時間帯だからすっげぇ~混んでる! マジパネェ!」ペチャクチャ
全裸男「君」ヌッ
チャラ男「うわっ!?」
全裸男「雄弁な男もいいが、寡黙な男というのもいいものだぞ」
チャラ男「わりぃ……電話切るわ」プツッ…
『電車内揺れますので、ご注意下さい』
グラッ……
「わわっ!」 「揺れる!」 「あぶねっ!」
全裸男「呼ッ!」ピタッ
老人「ほう、空手の三戦(サンチン)を使いよるとは……」
グラッ……
「わわっ!」 「揺れる!」 「あぶねっ!」
全裸男「呼ッ!」ピタッ
老人「ほう、空手の三戦(サンチン)を使いよるとは……」
<運転席>
ガタンゴトン… ガタンゴトン…
運転士「……ん?」
運転士(あそこ……レールが少し歪んでる……!?)
運転士「まずいっ!!!」
ガクンッ!
運転士「しまったぁ! 脱線したぁ!」
ガタンゴトン… ガタンゴトン…
運転士「……ん?」
運転士(あそこ……レールが少し歪んでる……!?)
運転士「まずいっ!!!」
ガクンッ!
運転士「しまったぁ! 脱線したぁ!」
グラグラ… ガクガクガク…
「きゃぁぁぁぁぁっ!」
「うおっ!?」
「わわっ! なんだなんだ!?」
「これ……脱線してねえか!?」
「死ぬぅぅぅ!」
全裸男「……いかんッ!」
「きゃぁぁぁぁぁっ!」
「うおっ!?」
「わわっ! なんだなんだ!?」
「これ……脱線してねえか!?」
「死ぬぅぅぅ!」
全裸男「……いかんッ!」
運転士「ど、どうすれば……!」
全裸男「どいてくれ。私が運転する!」
運転士「ええ!?」
全裸男「むんっ!」グイッ
運転士「な……!?」
運転士(すごい、脱線して暴走した列車の軌道を元に戻そうというのか……!)
全裸男「どいてくれ。私が運転する!」
運転士「ええ!?」
全裸男「むんっ!」グイッ
運転士「な……!?」
運転士(すごい、脱線して暴走した列車の軌道を元に戻そうというのか……!)
ガクガク… グラグラ…
全裸男(だが……パワーが足りない! このままではどこかに激突する!)
全裸男「みんな……パワーを貸してくれぇっ!!!」
全裸男(だが……パワーが足りない! このままではどこかに激突する!)
全裸男「みんな……パワーを貸してくれぇっ!!!」
女「分かったわ! ほら、触って!」
痴漢「おう!」サワサワサワ
イヤホン男「音楽でリズムを取ります!」ズンチャカズンチャカ
リーマン「新聞を……バサバサしてやる!」バサバサバサバサバサ
DQN「オラァァァッ! 脱線ごときに負けんじゃねーぞ!」
老婆「すやすや……」
おばさん「電車からは降りるけど、人生からはまだ降りたくないわ!」
化粧女「スーパー厚化粧!」ボフボフボフボフボフ
チャラ男「俺のスマホの電波も貸すぜ!」
老人「いけい、若いの! この老いぼれのパワーを持っていけ!」ボウッ
全裸男(乗客全員の力が私の中に――これならばイケる!)クワッ
痴漢「おう!」サワサワサワ
イヤホン男「音楽でリズムを取ります!」ズンチャカズンチャカ
リーマン「新聞を……バサバサしてやる!」バサバサバサバサバサ
DQN「オラァァァッ! 脱線ごときに負けんじゃねーぞ!」
老婆「すやすや……」
おばさん「電車からは降りるけど、人生からはまだ降りたくないわ!」
化粧女「スーパー厚化粧!」ボフボフボフボフボフ
チャラ男「俺のスマホの電波も貸すぜ!」
老人「いけい、若いの! この老いぼれのパワーを持っていけ!」ボウッ
全裸男(乗客全員の力が私の中に――これならばイケる!)クワッ
全裸男「電車よ……線路に戻れぇっ!」グイイッ
運転士「も……戻ったァーッ!!!」
運転士「も……戻ったァーッ!!!」
運転士「無事、次の駅に着いた……ありがとうございます!」
全裸男「いえ、乗客に被害が出なくてよかった」
ワァァァ……!
全裸男(よかった……本当によかった……)
幼女「ねーねー、おじちゃん」
全裸男「ん?」
全裸男「いえ、乗客に被害が出なくてよかった」
ワァァァ……!
全裸男(よかった……本当によかった……)
幼女「ねーねー、おじちゃん」
全裸男「ん?」
幼女「どうして、おじちゃんはまっぱだかなの?」
全裸男「……」
ザワッ…
「そういえば……」 「誰も疑問に思わなかったけど……」 「なんで裸なの……?」
全裸男「……」
ザワッ…
「そういえば……」 「誰も疑問に思わなかったけど……」 「なんで裸なの……?」
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