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    元スレセル「超ベジータってなんだ?」ベジータ「てめえで勝手に想像しろ」セル「想像してやる!」

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    1 :

    ベジータ「俺は……超(スーパー)ベジータだ!」

    セル「超ベジータ……!? なんだそれは!?」

    ベジータ「いちいち説明するのも面倒だ。てめえで勝手に想像しろ……」

    セル「ぬ……」

    セル(なんて奴だ! 自分から言い出しておいて説明しないなんて……)

    セル「いいだろう、だったら想像してやる! 後悔するなよ!」

    ベジータ「なにっ!?」

    2 :

    ベジータ「俺は……超(スーパー)ベジータだ!」

    セル「超ベジータ……!? なんだそれは!?」

    ベジータ「いちいち説明するのも面倒だ。てめえで勝手に想像しろ……」

    セル「ぬ……」

    セル(なんて奴だ! 自分から言い出しておいて説明しないなんて……)

    セル「いいだろう、だったら想像してやる! 後悔するなよ!」

    ベジータ「なにっ!?」

    3 :

    イザナミかよ

    4 = 1 :

    セル「むかしむかしあるところに、“ベジータ”という種族がいた」

    セル「ベジータたちは群れをなし、高度な社会生活を営み、とても繁栄していた……」

    ベジータ「ほう……」





    ベジータA「よし、今日も一生懸命働くぞ!」

    ベジータB「そろそろ収穫の季節だからな!」

    ベジータC「くそったれー!」

    5 = 1 :

    セル「ところがだ……そんなベジータたちにも悩みの種があった」

    セル「そう、彼らを支配する上位ベジータの存在だ」

    ベジータ「そいつが超ベジータか?」

    セル「あわてるな、そうではない。そいつの名は“大ベジータ”!」

    ベジータ「大ベジータだと……!?」





    大ベジータ「クックック、今日も愚民どもが働いていやがるぜ……」

    6 = 1 :

    セル「大ベジータの支配は苛烈を極めた」

    セル「ベジータ界の通貨単位は“ギャリック”というのだが」

    セル「大ベジータはベジータたち一人あたりから年間1000ギャリックもの年貢を取っていた」

    セル「ベジータたちの平均年収が1200ギャリックであることを考えると」

    セル「いかに重税であるかが分かるだろう……」

    クリリン「ひ、ひでえ……ほとんど持ってかれちゃうじゃねえか!」

    トランクス「なんて奴だ……」

    ベジータ「大ベジータ……! 大便みてえな名前のくせに……くそったれーっ!」

    7 :

    戦闘中に何してんだこいつら

    8 :

    クリリンって神殿にいるんじゃないの?

    9 :

    くだらなすぎてわろた

    10 = 1 :

    セル「当然、ベジータたちは常に貧困と飢えにあえいでいた」

    セル「一方の大ベジータは、贅沢三昧だった」

    ベジータ「おのれえ……!」





    大ベジータ「さて、と……今日もキャビアとフォアグラを食べて」

    大ベジータ「高級ワインを飲んで、高級ベッドでぐっすり眠るとするか」

    大ベジータ「ハーッハッハッハッハッハ!!!」

    11 :

    せめて戦闘民族くらいの予備知識与えてやれよ

    12 = 1 :

    クリリン「ちょっと待ってくれ、セル」

    セル「なんだ?」

    クリリン「そんな目にあってるのに、どうして普通のベジータ達は反逆しないんだ?」

    トランクス「その通りだ! そんなことをしていればすぐクーデターが起きてしまう!」

    セル「それは……大ベジータがあまりにも強すぎるからだ」

    セル「普通のベジータの戦闘力を1とするなら、大ベジータの戦闘力は100……いや1000はあった」

    セル「逆らえばすぐさま殺されてしまうのだ……」

    ベジータ「ちっ、力による支配ってやつか……。フリーザを思い出すぜ……」

    13 = 1 :

    セル「ところがある日、ある若いベジータが立ち上がった」

    ベジータ「おお!」

    セル「この若者を、そうだな……便宜上、主人公ベジータ“主ベジータ”と呼ぶことにしよう」





    主ベジータ「このままじゃ俺たちは全員飢え死にしちまう!」

    主ベジータ「みんなで力を合わせて、大ベジータの野郎をぶっ殺すんだ!」

    14 :

    DBってなんだっけ…

    15 = 1 :

    ベジータA「勝てるわけがない!」

    ベジータB「無駄なあがきはよすんだな」

    ベジータC「相手は大ベジータなんだぞ!」

    主ベジータ「くっ……!」





    セル「ところが、みんな聞く耳を持たなかった。大ベジータの強さは誰もが知っているからな」

    ベジータ「情けない野郎どもだ……!」

    トランクス「仕方ないですよ、父さん……」

    クリリン「ああ、命にはかえられないもんな。逆らわなきゃ生きていけるってんなら無理ないさ」

    16 :

    畜生
    寝れねえ

    17 = 1 :

    セル「それどころか、大ベジータの年貢の徴収はますますひどくなっていった」

    セル「払えない者も続出し、大量のベジータが死んだ……」

    セル「それでも大ベジータは手を緩めず、腹心の部下である“中ベジータ”を使って年貢を徴収し続けた」





    中ベジータ「さぁ、金をよこしやがれ! よこさない奴はきたねえ花火だ!」

    ベジータA「くそったれ……」

    ベジータB「もうダメだ……おしまいだぁ……」

    ベジータC「し、死ぬ……」

    18 :

    中ベジータてお前wwwwwwwwwwwwwwwww

    19 = 7 :

    どんどんベジータが増えてくwww

    20 = 1 :

    セル「そんな時だった!」





    主ベジータ「いい加減にしやがれ……!」

    中ベジータ「貴様、俺に逆らうのか!? 大ベジータ様のお気に入りである俺に!」

    主ベジータ「ああ、貴様らにこき使われるのはもうこりごりだ!」

    ドゴォッ!

    中ベジータ「ぐはぁっ!」

    21 = 1 :

    クリリン「やったぁ!」

    トランクス「すごい! あの中ベジータを一撃で……!」

    ベジータ「ほう……」ニヤ…

    セル「主ベジータが中ベジータを倒したというニュースはベジータ界に知れ渡り――」





    主ベジータ「みんな、今こそ大ベジータをぶっ殺すんだ!」

    主ベジータ「俺たちが徒党を組めば勝てる!」

    オーッ!!!

    22 :

    このままではベジータがゲシュタルト崩壊してしまう

    23 = 1 :

    ワァァァ…… ワァァァ……

    主ベジータ「俺に続けーっ!」





    セル「蜂起した主ベジータたちは、次々と大ベジータの領地を襲撃」

    セル「半ば奴隷のようになっていたベジータ達を解放していった……」

    セル「当然、大ベジータはこれに激怒。主ベジータ軍と大ベジータ軍が激突するのは時間の問題となった」

    24 :

    勃起した

    25 :

    しっかり堀川りょうで再生される

    26 :

    ベジータ達はどうやって増えてるんだろう…

    27 = 1 :

    セル「決戦前日、主ベジータは恋人である“女ベジータ”と甘い時間を過ごす」

    クリリン「くっそぉ~……羨ましいぜ……!」





    ベジータ「死なないでね!」

    主ベジータ「ああ、分かっている……」

    主ベジータ「もしこの戦いに勝って帰ってこれたら……俺は店でも開くよ」

    ベジータ「うん……!」

    28 :

    なんとなくわかる
    この>>1はフリーザ「そうだぞーーーっ!クリリンのことだがそれがどうしたーーーっ!」の定期スレのオリジナル作者であると

    29 = 18 :

    おい女ベジータまで出て来たぞ

    31 :

    構わん続けろ

    32 = 1 :

    セル「ついに決戦が始まった。これが世にも名高い≪ベジータ平原の戦い≫というやつだ」

    三人「……」ゴクッ





    ワァァァ…… ワァァァ……

    「ギャリック砲!」

    「ビッグバン・アターック!」

    「きたねえ花火だ!」

    ドゴォォォンッ! ズガァァァンッ!

    33 :

    勝手に想像しろSSは以前もあったけど超ベジータの性能を予想で滅茶苦茶盛って自滅してたな

    34 = 1 :

    セル「主ベジータ軍はおよそ3千、大ベジータ軍はおよそ一万、戦力差は歴然だった」

    クリリン「マジかよ……!」

    トランクス「三倍以上か……」

    セル「だが、主ベジータは巧みな指揮で、大ベジータ軍を追い詰めていったのだ」

    ベジータ「さすがは主ベジータだぜ」ニヤ…





    主ベジータ「ここは制圧した! あとは大ベジータのいる本陣だけだ!」

    主ベジータ「一気に攻め込むぞ、野郎ども!」

    オーッ!!!

    36 = 1 :

    主ベジータ「やっと会えたな、大ベジータ……!」

    大ベジータ「貴様……! なぶり殺しにしてやる!」





    セル「本陣の守りは堅かったが、ついに主ベジータと大ベジータが対峙する!」

    セル「ベジータ界の運命を決める因縁の一騎打ちが始まろうとしていた……!」

    三人「……」ゴクッ

    セル「……と、ここで一休みさせてもらおうか。ノド渇いたし」

    三人「えっ!」

    37 = 28 :

    >>35
    ごめん

    38 = 1 :

    クリリン「なにいってんだ! 早く続きを教えろよ!」

    トランクス「そうだ! こんないいところで休みだなんて! ふざけるな!」

    セル「まあまあ……」

    ベジータ「ぶっ殺されたくなかったら早くしろーっ! 間に合わなくなっても知らんぞ!」

    セル「おいおい、落ち着けよ……」

    16号「早くしてくれ」

    18号「このままじゃ気になってしょうがないよ」

    セル「お前らも聞いてたの!?」

    17号「主ベジータはどうなったんだ!?」ニュルッ

    セル「尻尾から出てくんな!」

    41 = 1 :

    セル「仕方ない奴らだ……本当はもう少しじらしたかったが、続きを始めよう」

    セル「主ベジータと大ベジータは三日三晩戦い続け、ついに――」





    主ベジータ「ギャリック砲ーッ!!!」ズオッ

    大ベジータ「ぐおあぁぁぁぁ……っ!」





    セル「主ベジータが、大ベジータを打ち倒した……!」

    六人「やったぁ!」

    42 = 8 :

    まさか……

    43 = 1 :

    セル「そして、主ベジータはベジータ達の新たな王となり……」

    セル「大ベジータを超えたベジータとして、人々から“超ベジータ”と呼ばれるようになった、というわけだ」

    クリリン「すげえ……!」

    トランクス「なんてかっこいいんだ……超ベジータ!」ゾクゾクッ

    16号「文句のつけようのない英雄だ」

    17号「とんでもない奴だな、超ベジータってのは」

    18号「うん……驚いちゃったよ」

    セル「そして、この超ベジータこそが……お前なのだ! ベジータ!」ビシッ

    ベジータ「な……!?」

    ベジータ(俺に……そんな過去があったとは……!)

    44 = 1 :

    トランクス「父さんはこんな凄まじい経験をしてきたんですか!」

    ベジータ「ああ、どうやらそうらしい……」

    クリリン「待てよ? ってことは途中で出てきた“女ベジータ”ってのは……」

    ベジータ「ブルマのことだろうな」

    トランクス「ということは、俺は“子ベジータ”ですか!」

    セル「うむ、そうなる」

    クリリン「俺はどうなるんだ?」

    セル「う~む、“ハゲベジータ”でいいんじゃないか?」

    クリリン「やったぜ!」

    45 :

    それナッパじや…

    46 = 1 :

    16号「だったら俺はどうなる?」

    セル「えぇ~と、“モヒカンベジータ”」

    17号「俺は!?」

    セル「“イケメンベジータ”」

    18号「あたしは!?」

    セル「“可愛いベジータ”」

    クリリン「へへっ、みんなベジータの仲間入りってわけか!」

    ワイワイ… キャッキャッ…

    47 = 24 :

    ベジータハラスメント

    48 = 1 :

    ベジータ「セル……お前の想像、見事だった。お前がナンバーワンだ!」

    セル「いや、そちらこそ……お前は超ベジータだ!」

    ベジータ(そうだ、俺は超ベジータなんだ……)

    ベジータ「おっと、そういえば俺は恋人である女ベジータとこんな約束をしていたな」


    主ベジータ『もしこの戦いに勝って帰ってこれたら……俺は店でも開くよ』


    ベジータ「約束通り、店でも開くとするか!」

    セル「だったら私にも手伝わせてくれ!」

    クリリン「俺も!」

    トランクス「俺も!」

    16号「俺も!」

    17号「俺も!」

    18号「あたしも!」

    ベジータ「いいだろう……全員で宇宙一の店を作り上げるんだ!」

    49 = 1 :

    セル「ところで、どういう店にするつもりだ?」

    ベジータ「主婦をターゲットに、食料品や日用品を売る店がいいだろう」

    クリリン「そりゃいいや!」

    セル「名前はどうする?」

    ベジータ「名前? 決まってるだろう。店の名前は――」

    ベジータ「スーパーベジータだ!」







    おわり

    50 = 24 :

    おつ


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