私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ女「この人痴漢です!」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ○
レスフィルター : (試験中)
姑『あの日以来、嫁と子ちゃんは大変な目にあって』
男「え?」
姑『嫁はご近所さんから白い目で見られ嫌がらせもされて……』
姑『子ちゃんも学校でいじめられて……』
男「そんな……」
姑『もう二人は相当疲れていて……』
男「え?」
姑『嫁はご近所さんから白い目で見られ嫌がらせもされて……』
姑『子ちゃんも学校でいじめられて……』
男「そんな……」
姑『もう二人は相当疲れていて……』
男「だったらなおの事…」
姑『あなたが無実なのはわかります、ですがあなたが来ると二人がもっと辛くなってしまいます』
男「そんな……」
姑『申し訳ありませんが……もうそっとしくれませんか?』
男「」
男「……わ、わかりました…二人を……お願いします……」
姑『はい…あなたが痴漢なんてする人じゃないって事は私も主人もちゃんと理解していますので』
男「……ありがとうございます」
姑『あなたが無実なのはわかります、ですがあなたが来ると二人がもっと辛くなってしまいます』
男「そんな……」
姑『申し訳ありませんが……もうそっとしくれませんか?』
男「」
男「……わ、わかりました…二人を……お願いします……」
姑『はい…あなたが痴漢なんてする人じゃないって事は私も主人もちゃんと理解していますので』
男「……ありがとうございます」
男「…ハァ」
男「どうしてこんな事になっちゃったんだろうな」
男「そうだ…会社にも……」
男「」
男「明日にするか……」
男「どうしてこんな事になっちゃったんだろうな」
男「そうだ…会社にも……」
男「」
男「明日にするか……」
翌日
男「よし……」
部長『はい』
男「その…ご迷惑おかけしています…男です」
部長『男くん……』
男「よし……」
部長『はい』
男「その…ご迷惑おかけしています…男です」
部長『男くん……』
男「その…例の件ですが、免罪という事が証明されまして」
部長『そ、そうか!頑張ったな!』
男「は、はい!」
部長『俺も同じ男だ…お前の辛さは容易に想像できる』
男「はい!」
男「その…ですから明日から…いえ今日からでも会社に行けますので!!」
部長『』
部長『そ、そうか!頑張ったな!』
男「は、はい!」
部長『俺も同じ男だ…お前の辛さは容易に想像できる』
男「はい!」
男「その…ですから明日から…いえ今日からでも会社に行けますので!!」
部長『』
部長『…君が免罪なのはわかったが、現実は厳しいぞ』
男「え?」
部長『あれから取引先からの君の評判は最悪だ』
部長『プレゼンをすっぽかした事ならまだしも理由が理由だからな』
男「ですが…」
部長『同僚からもだ、たとえ免罪でも一度着た汚名は早々に払拭できるもんじゃない』
部長『あれから捜査と言って君の事を少なからず警察に聞かれたんだからな』
男「そんな……」
男「え?」
部長『あれから取引先からの君の評判は最悪だ』
部長『プレゼンをすっぽかした事ならまだしも理由が理由だからな』
男「ですが…」
部長『同僚からもだ、たとえ免罪でも一度着た汚名は早々に払拭できるもんじゃない』
部長『あれから捜査と言って君の事を少なからず警察に聞かれたんだからな』
男「そんな……」
部長『言うならば君は外にも中にも味方はいない、敵だらけの環境だ』
部長『それでも君は頑張って耐えて、名誉挽回をするため仕事を続けられるか?』
男「」
部長『今すぐに結論を出さないでいい、十分に考えてくれ』
男「はい……」
部長『それでも君は頑張って耐えて、名誉挽回をするため仕事を続けられるか?』
男「」
部長『今すぐに結論を出さないでいい、十分に考えてくれ』
男「はい……」
数日後
居酒屋
部長「久しぶりだな…お前痩せたな」
男「はい……」
部長「で、どうする?」
男「これを……」
つ退職届
部長「そうか……」
居酒屋
部長「久しぶりだな…お前痩せたな」
男「はい……」
部長「で、どうする?」
男「これを……」
つ退職届
部長「そうか……」
部長「事が事だからな…一応懲戒解雇にもなっていないから退職金はちゃんと出る」
男「はい」
部長「その…俺もお前はそんな人間じゃないって大きな声で言えれば良かったんだが……」
男「大丈夫です……それにこんな状態じゃ俺自身仕事を続けていける自信もないので………」
部長「そうか…まぁ力になれる事があったらいつでも言ってくれ」
男「ありがとうございます……」
男「はい」
部長「その…俺もお前はそんな人間じゃないって大きな声で言えれば良かったんだが……」
男「大丈夫です……それにこんな状態じゃ俺自身仕事を続けていける自信もないので………」
部長「そうか…まぁ力になれる事があったらいつでも言ってくれ」
男「ありがとうございます……」
数日後
女「この人痴漢です!」
OL「観念しなさい!この痴漢!」
周り「あの人痴漢…?」
周り「こわ~い」
周り「あぁ言うのがいるから男の肩身が狭いんだよな…」
周り「」スマホパシャ
女「この人痴漢です!」
OL「観念しなさい!この痴漢!」
周り「あの人痴漢…?」
周り「こわ~い」
周り「あぁ言うのがいるから男の肩身が狭いんだよな…」
周り「」スマホパシャ
駅員C「まぁそれでも触ろうと思えば触れるからねぇ……」
警察「ん?あなたが痴漢をしたことを認めるんですね!?」
警察「あなたねぇ…そんなんであんな事して許されると思っているの?」
嫁『子を連れて実家に帰ります』
部長『言うならば君は外にも中にも味方はいない、敵だらけの環境だ』
警察「ん?あなたが痴漢をしたことを認めるんですね!?」
警察「あなたねぇ…そんなんであんな事して許されると思っているの?」
嫁『子を連れて実家に帰ります』
部長『言うならば君は外にも中にも味方はいない、敵だらけの環境だ』
男「っくはぁ!」
男「」
男「クソッまたこの夢か……」
男「……今この状況が夢ならどんなに救われたことか」
男「…よし、行こう」
男「」
男「クソッまたこの夢か……」
男「……今この状況が夢ならどんなに救われたことか」
男「…よし、行こう」
弁護士事務所
助手「どうぞ」
男「」ビクッ
弁護士「どうしました?」
男「あ、いえ…なんでも……」
弁護士「…すまん、君は席を外してくれ。菓子は私が用意するから」
助手「?……はい」
助手「どうぞ」
男「」ビクッ
弁護士「どうしました?」
男「あ、いえ…なんでも……」
弁護士「…すまん、君は席を外してくれ。菓子は私が用意するから」
助手「?……はい」
弁護士「お気持ちはお察ししますが状況は厳しいですね」
男「」
弁護士「刑事補償は1日につき1000円から12500円程度が限度とされています」
弁護士「男さんの拘留期間を考えると10万円程度でしょうか……」
男「……それしか…あれだけの事をされてそれしか……」
男「」
弁護士「刑事補償は1日につき1000円から12500円程度が限度とされています」
弁護士「男さんの拘留期間を考えると10万円程度でしょうか……」
男「……それしか…あれだけの事をされてそれしか……」
弁護士「次に女性への民事訴訟ですが」
弁護士「これも厳しいですね…過去の判例も余程の故意がない限りは負けが多いので」
弁護士「向こうの弁護士もそれも見てか早々に訴訟の取り下げを求めてきていますしね」
男「」
弁護士「無論、男さんが訴訟を起こすなら私は全力を尽くしますが」
弁護士「これも厳しいですね…過去の判例も余程の故意がない限りは負けが多いので」
弁護士「向こうの弁護士もそれも見てか早々に訴訟の取り下げを求めてきていますしね」
男「」
弁護士「無論、男さんが訴訟を起こすなら私は全力を尽くしますが」
裁判所
弁護士「以上の事から男さんが受けた精神的苦痛及び経済的損失についての賠償を被告側に求めます」
サイバンチョ「では被告側は」
弁護士B「はい、確かに男さんのお気持ちは理解していますが、女さんも故意に男さんを貶めるためにしたのではありません」
弁護士B「満員電車で痴漢をされているという恐怖と混乱から痴漢犯を誤認してしまいました」
弁護士B「女さんも一人の男性の人生を狂わさせてしまった事を大いに反省しています」
弁護士B「以上の事から原告側の賠償請求は……」
男「」ブルブル
弁護士「以上の事から男さんが受けた精神的苦痛及び経済的損失についての賠償を被告側に求めます」
サイバンチョ「では被告側は」
弁護士B「はい、確かに男さんのお気持ちは理解していますが、女さんも故意に男さんを貶めるためにしたのではありません」
弁護士B「満員電車で痴漢をされているという恐怖と混乱から痴漢犯を誤認してしまいました」
弁護士B「女さんも一人の男性の人生を狂わさせてしまった事を大いに反省しています」
弁護士B「以上の事から原告側の賠償請求は……」
男「」ブルブル
サイバンチョ「判決を言い渡します」
サイバンチョ「原告の訴えを棄却。被告側には賠償請求はないとします」
サイバンチョ「原告のお気持ちや苦悩は同情に値しますが、被告側に故意はなく反省も見られています」
サイバンチョ「また、過去の判例からも……」
男「」ブルブル
弁護士「……男さん………」
サイバンチョ「原告の訴えを棄却。被告側には賠償請求はないとします」
サイバンチョ「原告のお気持ちや苦悩は同情に値しますが、被告側に故意はなく反省も見られています」
サイバンチョ「また、過去の判例からも……」
男「」ブルブル
弁護士「……男さん………」
男(あいつはどう思っているんだ?)
男(当たり前だと思っているのか?こんなんで賠償請求なんて女々しい奴と思っているのか?)
男(俺は人生を狂わされたのにあいつはなんもない……)
男(故意はなく反省しているから許せだと…?)
男(ふざけるな……)
男(当たり前だと思っているのか?こんなんで賠償請求なんて女々しい奴と思っているのか?)
男(俺は人生を狂わされたのにあいつはなんもない……)
男(故意はなく反省しているから許せだと…?)
男(ふざけるな……)
弁護士「すいません…お力になれなくて」
男「大丈夫ですよ、先生はこんなどうしようもない俺のために頑張ってくれました」
弁護士「男さん……」
男「ほんと、どうしようない奴のですよ…俺は」
男「大丈夫ですよ、先生はこんなどうしようもない俺のために頑張ってくれました」
弁護士「男さん……」
男「ほんと、どうしようない奴のですよ…俺は」
男「俺が何したってんだよ……」
弁護士「男さん……」ギュッ
男「え?」
弁護士「お辛いですよね……」ギュゥゥ
男「あ……」
弁護士「奥さんにも見放されて……」ギュゥゥ
男「……」
弁護士「でも私が……私が付いています」ギンギン
男「弁護士さん!」ボッキ
こういうね
弁護士「男さん……」ギュッ
男「え?」
弁護士「お辛いですよね……」ギュゥゥ
男「あ……」
弁護士「奥さんにも見放されて……」ギュゥゥ
男「……」
弁護士「でも私が……私が付いています」ギンギン
男「弁護士さん!」ボッキ
こういうね
弁護士「困った事があればまたいつでも私の下に来てください」
弁護士「痴漢冤罪被害者の社会復帰を支援する団体も知っていますので」
男「はい、ありがとうございます……」
弁護士「…くれぐれも……」
男「はい?」
弁護士「いえ、なんでもないです。ではまたいつか……」
男「はい…ありがとうございました」
弁護士「痴漢冤罪被害者の社会復帰を支援する団体も知っていますので」
男「はい、ありがとうございます……」
弁護士「…くれぐれも……」
男「はい?」
弁護士「いえ、なんでもないです。ではまたいつか……」
男「はい…ありがとうございました」
どうせ冤罪でも痴漢扱いされるならやってしまっても構わんのだろう?
数か月後
居酒屋
弁護士「そうですか…お仕事が決まりましたか」
男「えぇ、契約社員ですが…紹介してくれた支援団体のおかげです」
弁護士「そうですか…その……お体の方は……?」
男「一応心療内科にまだ通院していますが、まぁなんとか」
弁護士「そうですか……」
居酒屋
弁護士「そうですか…お仕事が決まりましたか」
男「えぇ、契約社員ですが…紹介してくれた支援団体のおかげです」
弁護士「そうですか…その……お体の方は……?」
男「一応心療内科にまだ通院していますが、まぁなんとか」
弁護士「そうですか……」
数時間後
男「すいません、奢ってもらって……」
弁護士「いえ、私も男さんと話せて嬉しいですから」
男「では」
弁護士「はい」
男「すいません、奢ってもらって……」
弁護士「いえ、私も男さんと話せて嬉しいですから」
男「では」
弁護士「はい」
ボロアパート
男「ただいま~っと」
男「」
男「手紙……あいつからか……」
男「ただいま~っと」
男「」
男「手紙……あいつからか……」
嫁『お久しぶりです。お元気ですか?』
嫁『私も子も元気です。子も新しい学校で友達を作り元気になりました』
男「」
嫁『養育費の件ですが、心配しなくて大丈夫です』
嫁『元々、私の我が儘で出て行ったので気を使わなくても大丈夫です』
嫁『私も子も元気です。子も新しい学校で友達を作り元気になりました』
男「」
嫁『養育費の件ですが、心配しなくて大丈夫です』
嫁『元々、私の我が儘で出て行ったので気を使わなくても大丈夫です』
女を一人殺すごとに10万円の報奨金を出すようにすればいい
嫁『あなたも早く自分の生活を取り戻せるよう応援しています』
男「」
男「そっか……うん」
男「」
男「」
男「そっか……うん」
男「」
男「ついこの前まで普通の生活をしていたのに」
男「まさか急に離婚,退職してボロアパート住みの契約社員か……」
ピッ
TV「次のニュースです。また線路に侵入して逃走です」
TV「昨日未明、痴漢と疑われた男が線路へ降り逃走をしました」
男「まさか急に離婚,退職してボロアパート住みの契約社員か……」
ピッ
TV「次のニュースです。また線路に侵入して逃走です」
TV「昨日未明、痴漢と疑われた男が線路へ降り逃走をしました」
TV「犯人は未だ見つかっておらず、警察は捜査を続けている模様」
TV「最近多いですねぇ」
TV「えぇ、これで逮捕に結びついたのは数件ですよね……」
TV「もう痴漢して捕まったらこうしろって虎の巻みたいになっている状況が怖いですよねぇ……」
TV「警察と駅員ももし痴漢に疑われたら線路に逃げず……」
男「」
TV「最近多いですねぇ」
TV「えぇ、これで逮捕に結びついたのは数件ですよね……」
TV「もう痴漢して捕まったらこうしろって虎の巻みたいになっている状況が怖いですよねぇ……」
TV「警察と駅員ももし痴漢に疑われたら線路に逃げず……」
男「」
男「俺もあの時あぁしていればこうならなかったのか……」
男「もし逃げられたら家族も仕事も名誉も失わず………」
男「いや、俺はやっていない…やっていなかったんだ」
男「犯罪をしていないのに自分から犯罪者になったら本末転倒だ」
男「……」
男「もし逃げられたら家族も仕事も名誉も失わず………」
男「いや、俺はやっていない…やっていなかったんだ」
男「犯罪をしていないのに自分から犯罪者になったら本末転倒だ」
男「……」
数週間後
男「すんません…奢ってもらって」
部長「気にするなって、それより頑張れよ!」
男「はい」
部長「それじゃ」
男「はい」
男「すんません…奢ってもらって」
部長「気にするなって、それより頑張れよ!」
男「はい」
部長「それじゃ」
男「はい」
男「」
男(俺には理解者がいる…大丈夫だ)
男(これから挽回したらいい、うん大丈夫だ!挽回できる)
男「」スタスタ
男(っ!)
男(俺には理解者がいる…大丈夫だ)
男(これから挽回したらいい、うん大丈夫だ!挽回できる)
男「」スタスタ
男(っ!)
女「」
彼氏「」
男「」
男(あいつ…間違いない……)
女「え~本当に~?」
彼氏「本当だって」
男「」
彼氏「」
男「」
男(あいつ…間違いない……)
女「え~本当に~?」
彼氏「本当だって」
男「」
類似してるかもしれないスレッド
- 女「だーいすき!」 (133) - [53%] - 2012/1/27 23:00 ☆
- 姫「どこだ、ここは?」 (151) - [51%] - 2012/1/12 8:15 ☆
- 幼女「くっ……!殺せ!」 (1001) - [50%] - 2014/1/23 15:15 ☆
- 唯「ふるぼっこ!」 (241) - [50%] - 2009/12/9 5:46 ★
- 妹「また浪人ですか」 (981) - [49%] - 2009/3/25 9:30 ★★
- 妹「こたつむりだぞー」 (155) - [48%] - 2012/1/29 3:30 ☆
- 女「またあいつだよ…」 (144) - [48%] - 2012/12/11 7:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について