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    元スレココア「ラビットハウス美食倶楽部に?」

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    1 :

    チノ「はい、正式に美食倶楽部への入会許可がおりました」

    ココア「美食倶楽部ってあの海原雄山先生の」

    チノ「そうです!」

    ココア「すごーい!!!!あの海原先生がここのコーヒーを認めてくれたなんて大ニュースだねチノちゃん!!!!!!」

    チノ「いえ、まだです」

    ココア「まだ?」

    チノ「まだ書類などで試験を通過できたまでのこと....」

    チノ「実際に今日海原先生がラビットハウスを訪れてコーヒーの味を確かめられるんです」

    ココア「きょ、今日!?」

    4 = 2 :

    5 :

    海原雄山だけで笑える

    6 :

    おいしんぼしらないけど期待

    7 = 5 :

    頑張れ

    10 = 2 :

    胸糞期待

    11 = 1 :

    チノ「ココアさんも先生に無礼の無い様お願いします」

    ココア「う、うん」

    リゼ「何やってるんだココア!はやく着替えないと先生が来てしまうぞ!!!!」

    ココア「わ、わかった着替えてくるね」スタスタ

    リゼ「ココアのやつ大丈夫か」

    チノ「正直心配なのはそこです」

    チノ「私の淹れるコーヒーの味はまさに至高....減点されるとすれば接客面でしょう」

    カランッ

    チノ「あ、誰か来ました!!!」

    リゼ「海原先生か!?」

    12 :

    チノうぜえ

    期待

    13 = 1 :

    山岡「ほう、喫茶店か」

    栗田「ここのお店最近すごく話題になってるんですよ!」

    チノ「お客さんですね....もう先生がこられたのかと思いました...」

    リゼ「ココア、接客行ってくれないか」

    ココア「はいはーい」スタスタ

    ココア「ご注文お決まりですか?」

    栗田「うーんどれにしましょうか!山岡さんはどうしますか?」

    山岡「コーヒー1杯、ブラックで」

    栗田「え、それだけでいいんですか?」

    山岡「ああ」

    栗田「じゃあ私はこれと、」

    カランッ

    15 = 12 :

    期待

    16 = 1 :

    雄山「ここか」

    ババーーーーン!!!!!

    チノ「か、海原先生!!!!」

    栗田「海原!?」

    山岡「....!!!」

    ココア「あの人が....」

    リゼ「海原雄山....!」

    チノ「い、いらっしゃいませ!この度は海原先生にうちのコーヒーを味わっていただけるということで」

    雄山「ちんけな店だな」

    雄山「ん?」

    カーーーーーン!!!!!!

    山岡「...くっ」

    雄山「どういうことだ!!!!!!」バンッ

    チノ「ひぃ!!!」ビクッ

    17 :

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    18 = 1 :

    チノ「な、何か」

    雄山「こんな舌も頭もどうかしている山猿とこの海原雄山がなぜ同じ店で食事をせにゃならんのだ!!!!!!!」

    チノ「山猿.....」

    山岡「いい加減そう店で怒鳴り散らすのもやめにしたらどうなんだ」

    栗田「や、山岡さん」

    雄山「女将!!!!!こいつらをつまみだせ!!!!!!」

    チノ「は、はい!!!!」

    ココア「ま、待ってチノちゃん!!!」

    チノ「な、なんですかココアさん!!!はやくあのカップルを追い出さないとこの店は!!!!」

    ココア「あのお客さん達がなにかした?入ってくるなりそんな理由で怒り出すなんて海原先生って人どうかしてるよ!!!!」

    チノ「ちょ、ココアさん!!!!!」

    19 = 1 :

    雄山「女将!!!!!!なんだその店員は!!!!!」

    チノ「い、いえこれは....!」

    山岡「わかったよ、」スクッ

    ココア「お、お客さん」

    山岡「出ていけばいいんだろ」スタスタ

    栗田「や、山岡さん!」スタスタ

    カランッ...

    リゼ「......」

    雄山「全く....不愉快だ!」

    チノ「.......」

    チノ「(ひとまず万事休すです....)」

    チノ「(あとは先生にうちのコーヒーを飲んでもらうだけ...)」

    雄山「接客はどうした!!!!!」

    チノ「も、申し訳ありません!!!ほら、ココアさん!!!!」

    ココア「はーい」スタスタ

    20 = 12 :

    おっいい展開

    21 :

    まず頭の上のウサギがアウトだろ
    コーヒーが獣臭くなるわとか言って切れるわ

    22 = 1 :

    ココア「ご注文お決まりですか?」

    雄山「まだ座ったばかりだろう!!!!」

    ココア「ご、ごめんなさい!!!」

    雄山「全く....なんて店だ」ペラペラ

    雄山「うーん」

    リゼ「頼むぞココア....ヘマはするなよ...」

    チノ「何かやらかしてしまうとこの店の入会はおろか存続まで危うくなってしまいます」

    チノ「失敗は許されません...」

    雄山「それでは、まずコーヒーを貰おうか」

    ココア「ミルクやお砂糖はどうしましょうか」

    雄山「ああ、適度に頼む」

    ココア「かしこまりました!」

    ココア「チノちゃーん!!!!コーヒー1つだよー!!!!」

    雄山「静かにせんか!!!!」

    ココア「ご、ごめんなさい!!!!」

    23 :

    チノ「(ひとまず万事休すです....)」

    ほんとこれ

    24 = 1 :

    チノ「勝ちましたね」

    リゼ「そうだな」

    チノ「味は完璧、このコーヒーカップだって雄山先生が手がけたもの...」

    チノ「これはもう認められたも同然」

    雄山「随分と時間をかけるな、この待ち時間に見合った味なんだろうな」

    チノ「も、もちろんです!ほらココアさんこれを先生に」スッ

    ココア「お姉ちゃんにまかせなさーい!」スタスタ

    ココア「ラビットハウス自慢のコーヒーです!」スッ

    雄山「ん、」スッ…

    チノ「.....」ドキドキ

    雄山「.....」ゴクッ

    リゼ「.....」ドキドキ

    雄山「.....」

    ピキーーーーーン!!!!!!!!

    雄山「こんなものが飲めるか!!!!!!!!」パリーンッ!!!!

    25 = 1 :

    チノ「えええ!!!!???」

    リゼ「か、海原先生!!!」

    リゼ「な、なにかお気に障るような事がありましたのなら謝ります....!どうか」

    雄山「やかましい!!!!!!」

    雄山「このコーヒーを淹れたのは誰だ!!!!!!」

    チノ「は、はい私です...!」

    雄山「貴様か....」

    チノ「な、何か不備が」

    雄山「味の善し悪し以前の問題だ!!!!!!」

    雄山「客に食べ物を出す店として恥ずかしくないのか!!!!!!」

    チノ「と、と言われましても....」ウッウゥ

    雄山「恥を知ったらさっさと店をたため!!!!!!」

    雄山「貴様にバリスタを名乗る資格はない!!!!!!不愉快だ!!!!!!!」スタスタ

    リゼ「海原先生!!!!!」

    カランッ.....

    チノ「あ、あぁぁぁあ......」ガクガク

    ココア「チノちゃん大丈夫.....?」

    チノ「あ、ああぁあ....」ガクガク

    26 = 12 :

    最高

    27 :

    金払えよ
    食い逃げやんけ

    28 = 14 :

    いいぞぉ

    29 = 1 :

    ~数日後~

    ココア「チノちゃん今日もお店お休みなの....?」

    チノ「.......」

    リゼ「親父さんも心配してるぞ…チノの事も店の事も....」

    チノ「.......」

    ココア「ねえチノちゃんってば....」ユサユサ

    チノ「やめてください....もう何をやっても無駄ですよ...」

    チノ「あの海原雄山先生にああ言われたんじゃ商売上がったりです.....」

    チノ「バリスタの夢は.....もう....」シクシク

    ココア「チノちゃん....」

    チノ「うぅぅ.....」シクシク

    ココア「な、泣かないでチノちゃん、お姉ちゃんそばにいるよ!」

    チノ「ココアさん.....」シクシク

    ココア「ほらおいで!お姉ちゃんの胸でお泣き!!!」

    チノ「お姉ちゃん.....!」

    山岡「情けない連中だ」

    チノ「あ、あなたは....!」

    30 = 12 :

    胸糞のままがいいなあ…チラチラ

    31 :

    小学生にしか見えない中学生を捕まえて「女将」とか言っちゃう雄山先生

    32 = 1 :

    ココア「この前のお客さん...」

    山岡「この様子じゃ海原雄山にドギツイ罵倒を浴びされたみたいだな」

    チノ「.....」

    リゼ「こ、この前は追い出すような事をして申し訳ありません....」

    山岡「あの頑固親父はそう簡単に人の言うことを聞くヤツじゃあない、アンタらは悪くないさ」

    チノ「.....何をしに来たんですか」

    山岡「この前頼んだコーヒーを飲みに来たんだ」スッ

    チノ「しかしもうこのお店は.....」

    山岡「世界一のバリスタってのは決まった店でしかコーヒーを入れてくれないのかい」

    チノ「.....」

    ココア「チノちゃん...」

    チノ「....わかりました...少しお時間いただきます」

    33 = 14 :

    続け給え

    34 = 1 :

    チノ「ココアさんこれを...」スッ

    ココア「う、うん」スタスタ

    ココア「お待たせいたしましたコーヒーです!」スッ

    山岡「ありがとう」

    ココア「ごゆっくりどうぞ!」

    山岡「....」スッ

    チノ「....」

    山岡「....」ゴクッ

    リゼ「....」

    山岡「...おいアンタ」

    チノ「な、なんでしょうか」

    山岡「海原雄山はこのコーヒーを飲んで何と言ったんだ」

    チノ「こんなものが飲めるかと....」

    チノ「私にバリスタを名乗る資格はないと....」

    山岡「全くその通りだ」

    チノ「.....!!!!」

    ココア「お、お客さん」

    山岡「こんなもの飲めやしないよ」

    チノ「な、なぜなんですか!!!!!」

    山岡「この店は客に動物の毛を飲ませるのかい」

    チノ「.....!!!!!!!」

    35 = 14 :

    ほうそうきたか

    36 :

    当たり前だな…

    37 = 31 :

    それこの街自体あかん事になるんだが

    38 = 21 :

    まさか毛まで入れてくるとは・・・

    39 = 1 :

    ココア「動物の毛....!」

    山岡「こんなコーヒー、たとえ海原雄山でなくても悪評だよ」

    チノ「な、何を言ってるんですか!!!!!」

    チノ「動物の毛?いちゃもんつけるのも大概にしてくれませんか!!!!!!」

    リゼ「お、おいチノ」

    チノ「私の腕は完璧です!!!!!!」

    チノ「そんな、そんな理由で!!!!!」

    山岡「アンタが頭に乗せているそいつはなんだ」

    チノ「頭に乗せ.....」

    チノ「お、おじいちゃん!!!!!!!!!!!!」

    ティッピー「......」

    山岡「飲食店の厨房に小動物、どうかしてるよ」

    40 = 21 :

    すさまじい正論

    41 = 14 :

    ティッピー「」

    42 = 1 :

    チノ「で、でもそれはその」

    チノ「こ、ここはラビットハウスです!!!!!うさぎがいて当然なんです!!!!!」

    山岡「見たところうさぎはアンタの頭の上に一匹、猫カフェの類には見えない」

    チノ「う、うぅ」

    山岡「それにああいうペットカフェというのは厨房と触れ合いスペースきちんと区切りメリハリをつけるもんだ」

    山岡「アンタがやってるそれは動物カフェなんかじゃない、動物園の檻の中で作った物を客に出しているにすぎない」

    チノ「動物園.....」

    チノ「でもいままでそんな苦情は来たことないですし....この店は雑誌にも!!!!!」

    山岡「アンタもそうとう頭が硬い様だな」

    チノ「.....」

    山岡「ついてきな、アンタがいかに愚か証明してやるよ」

    43 = 31 :

    問題はこのあと
    山岡のあっという解決案しだいでこのSSの価値が決する

    44 :

    プレッシャーかけるのやめたげなよ

    45 = 12 :

    俺はこの胸糞のままでも大好きだぞ

    46 = 1 :

    山岡「ついたぜ」

    チノ「なんですここは...」

    ココア「喫茶店?」

    山岡「俺の知り合いのやってる喫茶店だ」

    リゼ「一体ここで何を」

    山岡「今からここの店員とアンタとでコーヒー対決をしてもらう」

    チノ「コ、コーヒー対決?」

    山岡「君たちには審査員を頼む」

    ココア「は、はい」

    店長「おお山岡じゃないか、よく来たね」

    山岡「悪いな変なこと頼んじまって」

    店長「お嬢ちゃんが対戦相手かい」

    チノ「あなたが私と戦うんですか?」

    店長「いや、お嬢ちゃんと戦うのはこの研修生よ」

    店員「どうも」

    チノ「研修生....!?」

    47 = 14 :

    本当に美味しんぼ的展開になってきてワロタww

    48 = 1 :

    チノ「ば、馬鹿にしてるんですか!!!!!」

    チノ「私はこれでも世界一のバリスタ目指していた身です!!!!研修生なんかと肩を並べてコーヒーなんか!!!!」

    山岡「いいからとっとと始めるぞ」

    チノ「ちょ、ちょっと!!!!!」

    店員「お手柔らかに」

    チノ「ケッ!!!!!!!」

    店長「それではルーム説明を、両者同じ豆、同じ道具を使ってコーヒーを入れてもらいます」

    店長「感情的になってもいけませんので審査員の方々には目隠しをしていただきます」

    ココア「はーい」スッ

    リゼ「なるほど」スッ

    店長「それでは準備できましたかな」

    店員「へい」

    チノ「....大丈夫です」

    チノ「(こうなりゃやけです....私の腕前見せてやりますよ)」

    店長「それではスタート!!!!」

    49 = 14 :

    >チノ「ケッ!!!!!!!」

    いいぞぉ

    50 = 21 :

    これはこの後コーヒー持って大学の研究室まで行くわ


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