元スレシャロ「5億年で100万円稼ぐバイト………?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
51 :
開幕の遊戯王パチンコワロタ
52 = 1 :
-10年が経った
シャロ「…………」
シャロ「……………」
シャロ「…ワイルドギース…」
シャロ「…」
シャロ「……」
シャロ「………」
シャロ(今 何年くらい経ったんだろう…)
シャロ(どうして私はここにいるんだろう)
シャロ(私ってなんだろう)
シャロ(リゼ先輩ってなんだろう)
死にたくても死ねないので
シャロは 考えるのをやめた
53 :
甘兎庵でシャロちゃんの使用済下着を委託販売してるって本当ですか!?
54 = 1 :
-100年経過
シャロ「…」
シャロ(もうそろそろいいかな…)
シャロ(まだ許してくれないのかな…)
シャロ「水色の髪の毛の女の子…チノちゃん…」
シャロ「ピンクが似合うおっちょこちょいの子…ココア…」
シャロ「いつも私を助けてくれる私の親友…千夜 」
シャロ「ふふ…私の憧れの人…リゼ先輩…」
シャロ「みんなに会いたいよぉ………みんなに会いたいよぉ………」
グブグブ
55 :
俺なら半年掛けずに悟れる
56 :
これって五億年たってからまたボタン押した場合って一回目に五億年過ごした時の記憶は戻ってくるっけ?
だったら凄まじく後悔するだろうな
57 = 1 :
-110年経過
シャロは昔の自分の記憶を思いだそうとしていた
シャロ「こんな風によく 千夜がお弁当を作ってくれたなぁ」
シャロ「変な歌 歌ってた」
シャロ「これっくらいの♪お弁当箱に♪」
シャロ「私のお弁当箱は…小学生の使うような…こんな形の…」
シャロ「おにぎりおにぎり…ちょっと詰めて…」
シャロ「おにぎりおにぎり…」
シャロ「!!」
58 = 1 :
シャロ「おにぎり?!」
シーーーーン
シャロ「いや 今 私はおにぎりを持ってた…」
シャロ(どんな形だったっけ…どんな味だったっけ…)
シャロ(まずはお弁当箱から完成させないと…)
シャロ「こ…これっくらいの…お弁当箱に…」
シャロ「………できた」
エアお弁当箱 完成ッッッ
シャロ「ここにおにぎりを詰める………」
エアおにぎり 投入ッッッ
シャロ「…いただきます…」
59 :
エアおにぎり…味噌汁…うっ頭が…
60 :
おや……?
61 = 1 :
-120年経過
シャロ「エアおにぎり」
ブンッ
シャロ「…」
シャロ「…」
パクッ
シャロ「…!!」
シャロ(千夜のおにぎりの味だ………!!)
シャロ(思い出して強くイメージすることが大切なのね…)
シャロ(千夜のおにぎりの味を思い出すまで かなりの時間が過ぎたよ…)
シャロ(他にもいろんな食べ物を再現してみよう…)
リアルシャドーを極めるシャロであった
62 = 25 :
この記憶を元の世界に持っていければ…
63 = 42 :
急に格闘漫画に・・・ッ!
シャロォ・・・ッ!!
調子こかせて……モラウゼ……ッ!!(CV:内田真礼)
65 = 1 :
-1000年経過
2人目の橋本環奈が誕生するほどの歳月が経過したが
まだまだ先は長い
シャロ「…………」
シャロ(チノちゃんの言葉…全て思い出した…)
シャロ「出ておいで」
ブンッ
エアチノ「ふわぁ」
シャロ(チノちゃんは口数が少ないから作りやすかったわね…)
エアチノ「シャロさん!いっしょに身長を伸ばしましょう!」
シャロ(シャロって誰だっけ…私のことか…)
シャロ(次はココアを作ってみよ…)
66 = 25 :
ついに人体錬成まで…
67 = 1 :
-5000年経過
エアココア「ああー!!ごめんチノちゃん!リゼちゃん!コーヒー豆1トン誤発注しちゃったよー!!」
エアチノ「もう ココアさんに発注を任せるべきではなかったです…」
エアリゼ「私が払っといてやるから 今度返せよ」
エア千夜「ふふっ…ココアちゃんらしいわね…」
シャロ「謝って許される問題じゃないわよ!!」
シャロ「ったく ココアのバカさにはあきれるわね」
エアココア「ごめんね…」
エアリゼ「もうココアさんったら!」
シャロ「あっ!!これはリゼ先輩の言葉じゃない!」
ヒュルルルル
エアココアたちは消滅してしまった
シャロ「また1から作り直しかぁ………」
68 = 42 :
き、消えるのか・・・
69 = 1 :
-1万年経過
シャロ「………」
シャロ「憎い…!!」
シャロ「憎い憎い憎い憎い!!」
シャロ「私をこんな空間に閉じ込めた千夜が憎い!」
シャロ「許せない!なんで私にこんなことを!!なんで私にこんなことを!!」
シャロ「戻ったら髪の毛引っ張ってやる!言うこと全部無視してやる!」
シャロ「千夜のせいだ!!」
シャロ「…」
(シャロちゃん)
シャロ「………千夜は悪くない…」
シャロ「千夜は私を助けるために あのボタンを持って来てくれたんだ…」
シャロ「千夜はいつでも私を助けてくれる優しい子…」
シャロ「そんな子を疑うなんて…」
70 = 25 :
何回後悔と憎悪に駆られるんだろう
そのうちそれも許せるのかな
71 = 1 :
-5万年経過
5万年という時間は
シャロの過ごした楽しい思い出を消し去るには十分すぎるほどの時間だった
シャロ「あう?」
シャロ「うぅぅー!!」
シャロ「うぅぅぅぅ…」
シャロ「うーうー…」
シャロ「あああああ!!」
ガンガンガンッ
シャロ「うぅ…うぅ…」
シャロ「はへはへ…」
シャロ「あうぅ…あぁ…」
シャロ「………リゼ先輩…」
72 :
これを何度も繰り返したココア…
73 :
欲を言うならこの世界で壊れちゃったココアちゃんを見たかったです
74 = 17 :
>>73
ほんとこれ
75 = 1 :
-5万5000年経過
シャロ「…」
元の世界って何だろう?
シャロ「…」
もしかしたら 私が過ごした楽しい時間は
シャロ「…」
ここにいる私が考えた単なる妄想かもしれない
シャロ「…」
リゼ先輩も千夜もココアもチノちゃんも…
シャロ「…」
ここにいる私が考えた妄想…
シャロ「ち…違う…」
シャロ「リゼ先輩や千夜には たしかに優しさや温かさがあった…」
シャロ「…チノちゃんやココアもそう…」
シャロ「みんなたしかに存在してたんだ………」
76 = 1 :
シャロ「人類は数億年で文明を持った…」
シャロ「私には時間がある…」
シャロ「けれどここには何もない…」
シャロ(私がここにいる意味…)
シャロ「ここには何もないけど………」
シャロ「…私には みんなと過ごした記憶がある…」
シャロ「私が文明を作るんだ…」
シャロ「こうやって…こうやって…こうやって…」
78 :
読んでるぞ
79 = 1 :
-2億年経過
成功と失敗を繰り返し
消えかかった自分の記憶を頼りに
数億年の歳月を掛け
ついに エア木組みと石畳の街 完成
シャロ「ヤバい!遅刻遅刻ー!!」
ドォンッ
エアリゼ「いたた…」
シャロ「あっ!リゼ先輩!」
シャロ「リゼ先輩も遅刻ですか?!」
エアリゼ「シャロ!今日はラビットハウスの面接だろ!」
シャロ「寝坊しちゃいましたー」
シャロ「あと5分じゃ瞬間移動でもしない限り 間に合わない~」
エアリゼ「そうだ シャロ!これを飲め!!」
シャロ(コーヒー?!あんまり好きじゃないなぁ…)
シャロ(あ!でも リゼ先輩の飲みかけ!!)
81 = 1 :
シャロ「ハァハァ…」
ゴクゴク
シャロ「ファウ!!ファウ!!ファウ!!ファウ!!」
エアリゼ「どうやらうまくいったようだな」
シャロ「シャロちゃんブルーハリケーン!宇宙一のスピードでラビットハウスにいって参りまーす!!」
ビューンッ
-エアラビットハウス
エアココア「シャロちゃんもここで働くなんて楽しみだね!」
エアチノ「ま…まだ面接をしてないので わかりませんよ…!」
エアココア「面接してもしなくても シャロちゃんを入れるつもりでしょ?」
エアチノ「そ…そんなことは ありません!ちゃんと面接をしてから判断します…!」
カランカラーン
シャロ「遅くなってごめーん!!シャロちゃん ただいま参上なりー!!」
82 :
2億年過ごしてたった16年程度の記憶が残ってるってすごい
83 = 1 :
エアチノ「これより面接を始めます!桐間さんの特技を教えてください!」
シャロ「特技ぃ~??口呼吸かな~??」
エアチノ「ではシャロさ…桐間さんの長所と短所は…」
シャロ「よくわかんないけど よろしくお願いしまーす!!」
エアチノ(採用………っと)
-エア甘兎庵
エア千夜「あら シャロちゃん ラビットハウスでも働くことにしたらしいわね」
シャロ「それが面接のこと 全然覚えてないのよ…ちょっと偏頭痛がするし…」
エア青山「うふふ きっと緊張していたんですね」
シャロ「はあ…」
ポロッポロッ
シャロ「あれ…どうして涙が止まらないんだろう…」
エア青山「お腹が痛いですか?」
シャロ「そうじゃないんです…私にもよくわからないけど…」
エア千夜「…」
84 = 1 :
エア千夜「シャロちゃん…もう気がついてるでしょ」
シャロ「へ?」
エア千夜「ここにいるのは私じゃないって」
シャロ「なに言ってるのよ千夜」
エア千夜「全てはシャロちゃんが作り出した虚構の世界…」
シャロ「そ…そんなわけないでしょ…千夜と青山さんで小説でも書く気?」
エア千夜「私やリゼちゃん…ココアちゃんやチノちゃんも全部 シャロちゃんの作り出したシャドー…」
シャロ「ウ…ウソよ…」
エア千夜「私がこんなことを言うってことは シャロちゃんも心のどこかでそれを理解してた…」
エア千夜「さよならシャロちゃん まだまだ先は長いけど がんばって」
シュゥゥゥ
シャロ「千夜ーーー!!」
85 = 1 :
シャロが1億年以上かけて作り上げたリアルシャドーの世界は消滅した
1度「存在しない」と考えてしまったらリアルシャドーはもう作ることができないのだ
シャロ「そっか…」
シャロ「私はひとりだったんだ…」
シャロ「ずーーーっとひとりぼっち…」
シャロ「誰もいない…何もない…音もない…」
シャロ「私ってバカだ…」
ボタンを押して
何度目の後悔だろう
シャロ「リゼ先輩は最後まで止めてくれたよね………」
シャロ「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」
シャロ「うぅー………ごめんなさいっ…ごめんなさいっ…ごめんなさいぃぃ………」
あと3億年
86 :
心ぴょんぴょんしない…
88 = 1 :
シャロ「…」
シャロ「げほっ…げほっ…」
まだかな
シャロ「ぶっ…ヴっ…」
まだかな
シャロ「うー…うー…」
もう5億年経つかな
シャロ「うぇっ…えっ…」
もし まだ1年や2年しか経ってなかったからどうしよう
シャロ「ぐうぐう…」
どうしてまだ私は帰りたいのかな
シャロ「きゅう…きゅう…」
帰るってどこに?
89 = 30 :
あげておこう
91 = 1 :
もうシャロは何も考えなかった
楽しかった思い出も 感情も捨て去り
石をイメージし 空間と同化していた
シャロ「…」
それから何年 何億年経っただろう
光が差した
シャロ「…」
92 :
50億過ごしたココアのメンタルヤバすぎだろ......
93 = 92 :
というかこれ記憶忘れちゃって連打するendだけはやめてほしい
94 :
ココアさんさすがですっ
95 :
2億年自我が残ってたってヤバくね?
98 :
>>1パチンコの設定って大工の源さんとか銀パラの時代のおっさんかよ
99 :
おおん?おおん?
100 = 24 :
原作も結構設定曖昧なところあるからなぁ
みんなの評価 : ○
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