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    元スレ妹「兄、大好き」

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    101 = 1 :

    「んで、廊下でなにしてんだお前」

    「・・・・・・兄」

    「ん?なんだ?」



    「従妹ちゃんとつき合うってほんとなの?」

    「え」

    「ねぇ」

    「・・・・・・お前聞いてたのか?」

    「悪い?」

    「いや、悪くはないが」

    「最初から聞いてたのか?」

    「そうよ」

    「・・・で、どうなの?」

    102 = 1 :

    「いや、まぁ・・・・・・どうだろうなぁ」

    「答えてよ!」グイッ

    「!?」

    「悪い悪い(何怒ってんだこいつ)」

    「まだ確定してないけど、叔父さんや叔母さんにはそう勧められたよ」

    「理由は聞いてただろ?」

    「・・・・・・・私は反対だから」

    「は?反対?なんでお前にされなきゃダメなんだよ」

    「私だって妹だから、反対する権利はある」

    「こんなときに妹面か、おい」

    103 = 1 :

    「なんで反対なんだよ」

    「それじゃ結局叔父さんたちに甘えたきりじゃない」

    「それもそうだけど、お前のためだよ」

    「理由聞いてただろ?妹に聞かれちゃ恥ずかしいけど、俺だってあまり叔父さんたちに迷惑かけたくないんだ。ないけれど、きっと限界があるから。」

    「叔父さんたちなりの優しさだよ。無理になって俺たちが本当に二人きりで消えてしまいそうだから監視の意味もあるだろうな」

    「・・・・・・兄はさ、私のために働いてくれるの?」

    「いや、そういうわけでもないけど」

    「・・・・・・嘘つき」

    「え?・・・でも、お前のために働くっていうのは理由の1つだよ。言っとくけど母さんの遺言だからな?」

    「じゃあさ、兄のちからで私を守ってよ」

    「は?」

    104 :

    そういうわけでもなくねーじゃねえか

    105 :

    「俺もそうしたいけれど、善意であそこまで言ってくれてるんだからさ」

    「・・・じゃあ兄は嘘つきだね」

    「はぁ?」

    「私を守ってくれるって言ったじゃん!」

    「でも、限界があるだろ!俺1人でお前を支えるなんてさ!」

    「でもそんな理由で従妹ちゃんと付き合ってほしくない!」

    「・・・っ!」

    「それに・・・・・・兄はさ、私が1人立ちするまでって言ったよね?」

    「・・・・・・あぁ」

    「・・・・・・ずっと守ってくれるんじゃなかったの?」

    「はぁ?」

    「あ・・・・・・」

    『母さん!俺妹のこと一生守るから!』

    「確かにそういったけど・・・・・・」

    「・・・とにかく反対だから」スタスタ

    106 = 105 :

    「どうしたんだ、アイツ?」

    「でも確かに言ったは言ったな」

    「まあ、いいや」

    「今日は寝よう」

    「おやすみ!妹!」

    「・・・・・・」

    「はぁ」ガチャ

    「(明日は荷物が来るし、案内もしてもらわなければ)」

    107 = 105 :

    叔母「あら、兄君早いわね」

    「おはようございます・・・」

    叔母「もう少しで出来るから待っててね」

    「わかりました・・・」

    「(眠い)」

    108 :

    一夫多妻でええやん!

    109 :

    見てる

    110 = 105 :

    「叔父さんは仕事ですか?」

    叔母「そうよ」

    「休日出勤大変そうですな」

    叔母「ホントそうよ」

    「おはようございます」ガチャ

    叔母「おはよう!」

    「おはよう」

    「お兄さん、隣いいですか?」

    「ん、いいけど」

    「えへへ、ありがとうございます」

    叔母「うふふ」

    111 :

    ウフフ

    112 = 105 :

    「・・・・・・」ガチャ

    叔母「あら、おはよう妹ちゃん」

    「・・・・・・おはようございます」ボソッ

    「・・・・・・・・・」

    「それでさー」

    「えへへ、そうなんですか?」

    「・・・・・・」ドンッ

    「あ、妹おはよう」

    「妹さん、おはようございます!」

    「従妹ちゃんおはよう」

    「・・・・・・俺は?」

    「知らない」

    113 :

    なんで妹はこんなに兄にきつい当たり方してんだよ
    好きなら好きと言えばいいのに遠まわしに当たるなんてゴミみたいな性格だな

    114 = 105 :

    「ご馳走さまでした!」

    「ご馳走さまでした!」

    「・・・ごちそうさまでした」

    叔母「はい、お粗末様でした!」

    叔母「兄君、今日の料理どうだった?」

    「とても美味しかったです」

    叔母「ふふ、ありがとう」

    叔母「兄君は料理できる子の方が好きなの?」

    「え、まあ、はい」

    叔母「(ということだそうだ我が娘よ)」

    「(そっか・・・私も頑張ろう)」

    115 = 105 :

    ピンポーン ピンポーン
    「あ、来たか」

    叔母「はーい、今行きまーす」

    「荷物ですか?」

    「そうだと思うよ」




    叔母「案外少ないわね」

    「そうですかね?」

    「これはすぐ終わりそうですね」

    「あ、妹の荷物届けてきます」

    叔母「いいよ、渡が行くわ」スタスタ

    「ありがとうございます」

    「じゃあ早速荷物整理しましょう!」

    「おう!」

    116 :

    実の双子の兄弟に好きなんておいそれと言えるわけ無いだろ

    117 :

    渡だれだ

    118 = 105 :

    「ありがとう、従妹ちゃん!すぐ終ったよ!」

    「いえいえ!」

    「お兄さん、それにしても気になることがあります」

    「ん?」

    「こ、こ、こ、これなんですか?///」モジモジ

    『貧乳パラダイス』

    「(^-^)」

    「(完全に忘れてた)」ブルブル

    「(どうしよう、どうごまかそう)」ブルブル

    119 :

    渡哲也がいる家

    120 = 105 :

    「男の人なんでエ、エッチな本があることは理解できます///」

    「はい・・・」

    「(限りなく恥ずかしい)」

    「でもよりによって」

    「なんでひ、貧乳なんですか!?!?///」

    「は!?」

    「はい!?言い訳あるならどうぞ!!」

    「え!?」

    121 :

    (´。・v・。`)

    122 = 113 :

    双子なんて遺伝子レベルで近い相手のこと好きになる奴は生物的におかしいじゃん
    それなら批判されてもしょうがないだろ、異常なんだし

    123 = 116 :

    いとこはおっぱいどうなの

    124 = 105 :

    渡て誰
    私に変更

    「その後延々と説教されたが」

    「恥ずかしすぎて覚えているはずもない」

    「お兄さん、今日はお出かけですよ!」

    「・・・・・・そうだな」

    「あ、妹も連れてこないと」

    「そうですね」

    「あいつ終わったのかな?」

    「私が何?」

    「うわっ!?」

    125 = 116 :

    おっぱいは出ているかと聞いている

    126 = 105 :

    巨乳と自覚あるから怒ったそうです

    「なによその反応」

    「なんでもないけど」

    「妹さん!今日は町を案内しますよ」

    「行こうよ」

    「・・・パス」

    「はぁ?」

    「疲れるから」

    「なんじゃそりゃ」

    「・・・じゃ、行きますか?」

    「そうだな、二人きりだけどいいか?」

    「ふ、二人きり!?///」

    「・・・・・・」ピクッ

    127 = 105 :

    「で、お前も来たのな?」

    「・・・・・・悪い?」

    「悪くはないけどさ」

    「ふんっ」

    「ほら、見てください!ここが地元の味方!ショッピングセンターです!」

    「大きいし、徒歩10分ってのがいいね」

    「でしょ?じゃ、次行きましょう」

    128 = 105 :

    「ここは街でも大きい方の公園です」

    「なに、黄泉公園?」

    「はい!通学路の途中なんですよ」

    「不気味な名前だな」

    「じゃ、このまま高校行きましょう」

    「・・・・・・・・」グイッ

    「ん?なんだお前」

    「・・・・・・疲れた」

    「はぁ」

    「いいですよ、休憩しましょう」

    「ごめんな」

    129 = 105 :

    「しかしこの公園大きいな」

    「前の街にもこんな大きいのなかったよ」

    「都会に住んでたんですよね?」

    「そうだよ」

    「都会に憧れます!」

    「何もないよ、都会なんて」

    「ありすぎるじゃないですか!」

    「俺は都会よりもこっちの街のが好きだな」

    「お兄さんの街もいい街でしたよ」

    「・・・俺の街か・・・」

    「(特に思い出ないよな)」

    130 = 105 :

    「ねぇ、行こ」

    「わかった」

    「じゃあ行きましょう!」

    「おう」

    「学校の帰りはここよろっかな」

    「いいですね、それ」

    131 :

    これはヨスガる
    地上波で待ってるよ

    132 = 105 :

    「ここが私たちの通う高校です!」

    「なるほど」

    「なかなか大きいんだな」

    「でしょ?」

    「・・・・・・」

    「俺うまくやってけるかな」

    「お兄さんなら大丈夫ですよ」

    「友達はいらんが、せめていじめられたくないな」

    「何いってるんですか!」

    133 = 105 :

    「しかし徒歩30分か」

    「自転車だと10分ですよ!」

    「そりゃいいね、近い」

    「3人で通学しましょうね!」

    「ああ」

    「・・・・・・兄」

    「ん?」

    「私自転車乗れない」

    「あ、そうだったな」

    134 = 105 :

    「じゃあ歩けばいいじゃないか?」

    「・・・・・・」ムスッ

    「何いってるんですか!私たちも歩きますよ!」

    「え」

    「・・・・・・・」

    「あー、わかったよ、歩いてやるよ」

    「・・・・・・・」

    「なんだよ、なんか言えよ」

    「・・・後ろ乗せてよ」

    「は?」

    「え?」

    135 = 105 :

    「そのためにあんたは自転車買ったんでしょ」

    「買わされた、な!」

    「2人のりは犯罪だ、いいか?」

    「それに危ない」

    「そんなの知らない」

    「知らない??」

    「(お兄さんと2人のりって羨ましい///)」

    「とにかく、無理」

    「いや、歩きたくない」

    「無理だって」

    「乗せて」

    「無理!」

    「・・・・・・」

    「・・・・・・わかったよ。行きだけな」

    136 = 105 :

    「・・・帰りは?」

    「は、帰り?」

    「帰りはどうすんの?」

    「歩いて帰れ」

    「・・・」イラッ

    「帰りもね」

    「はぁ?お前なぁ、行きでも恥ずかしいのに帰り待ち合わせて一緒に帰る兄妹なんて怖いぞ」

    「そんなの知らない」

    「だからさ、お前か俺かが友達できるかも知れないだろ。んで一緒に帰るかもしれないだろ!」

    「・・・」

    137 = 105 :

    「でも従妹ちゃんはこっち方面の人は少ないって言った」

    「いるかもしれないだろ」

    「うるさい!乗せろ!」

    「マジで恥ずかしいだろ!兄妹で一緒に帰るとか」

    「私はあんたを兄妹として見てない」

    「それヒドクネ!?」

    「わ、私が乗せますよ!」

    「いやいや、危ないよ」

    「それに部活あるでしょ、従妹ちゃん」

    「だから兄しかいないの」

    「黙れ」

    138 = 105 :

    「これも通学路ですが」

    「ここが、鏡川です」

    「綺麗な川だな」

    「そして大きいでしょ?」

    「そうかな?」

    「大きいのです!」

    「そうだな」

    「ここは幻想的な川なんです」

    「え?」

    「とにかく、色んな伝説があるんですよ!」

    「へえ」

    「・・・・・・」

    139 = 105 :

    「水面を覗いて下さい」

    「うん」ヒョコ

    「俺やで」

    「ん?川のなかに俺がいる」

    「どうみても反射してるだけですが」

    「ここは自分の顔が水面にきれいに反射するんです」

    「へえ」ヒョコ

    「俺やで」

    「あまり深く除かないで下さいよ!」

    「ここの川は流れが強くて、とても深いんです!」

    「そりゃ怖い」

    「ただ、夜はロマンチックですよ」

    「そうなんだ」

    140 = 105 :

    「お昼はどこで食べますか?」

    「どこでもいいよ」

    「あ」

    「イタリア料理がいいね」

    「・・・妹さんの好みですか?」

    「」ギクッ

    「わかりますよ、妹さんほんとイタリア料理好きでしたから」

    「ねえ、さっきから何話してるの?」

    141 = 105 :

    イラッシャイマセー

    「イタリア料理か、あまり食べないな」

    「兄が行きたいって言ったんでしょ」

    「こ、こいつ」

    「私はスパゲッティで!」

    「俺も」

    「・・・・・・」グイッ

    「あ、あと1つスパゲッティ」

    「合計3つお願いします!」

    カシコマリマシター

    142 = 105 :

    「美味しかったな」

    「お兄さんはスパゲッティ好きですか?」

    「いや、嫌いじゃないけど」

    「何が好きなんですか?」

    「んー、オムライスかな」

    「オムライス・・・ですか」

    「わかりました!オムライス、練習します!」

    「マジ!?」

    「はい!だから期待して待っといて下さい!」

    143 = 105 :

    「夕方まで案内してもらった」

    「ただいま!」

    「ただいま!」

    「・・・・・・」

    叔母「あら、お帰り」

    叔母「従妹、楽しかった?」

    「うん!」

    叔母「兄君、妹ちゃん、街のことわかった?」

    「はい」

    「・・・・・・うん」

    叔母「それはよかった!」

    叔母「二人ともすぐにすきになるわよ、この街のこと」

    「そうですかね?」

    「好きって言ったじゃないですか!」

    「そうですかね?」

    144 = 105 :

    「そして夜」

    「もう寝ますか?」

    「眠いな」

    「お兄さん、今日は楽しかったですか?」

    「楽しかったよ」

    「それはよかった」

    「それじゃあお休みなさい」

    「お休みなさい」

    145 = 105 :

    ガチャ

    「ん?お前何してるんだ?」

    「別に」

    「エリカ様?じゃなくて」

    「早く寝ろよ」ガチャ

    「・・・・・・兄」

    「ん?」

    「・・・・・・おやすみなさい」

    「!」

    「おやすみ」バタンッ

    146 = 105 :

    「おはようございます」

    叔母「ご飯置いといたよ!」アタフタ

    「なんかあるんですか?」

    叔母「今日は町内会なの!」アタフタ

    「日曜日なのに?」

    叔母「ほんと忙しいわよ」アタフタ

    「そうですか・・・」

    叔母「それじゃあ行ってくるわ!」ガチャ

    「行ってらっしゃい、叔母さん」

    「じゃ、いただきます」

    「兄」

    「!?」

    147 = 105 :

    「お前起きてたのか」

    「起きてちゃ悪いの?」

    「悪くはないけどさ」

    「それより、自分で言って忘れるの?」

    「何を?」

    「家族で飯は食べるんでしょ?」

    「あ・・・」

    「忘れてたんだ、最低」

    「すまん」

    148 = 105 :

    「今日は従妹ちゃんも叔父さんも叔母さんもいない」

    「そう」

    「二人で留守番だよ」

    「・・・そう」

    「なぁ、今日自転車の練習しないか?」

    「・・・・・・いや」

    「いいだろ、乗れたら」

    「いやなの」

    149 = 105 :

    「はぁ、ワガママな野郎だ」

    「・・・・・・」

    「なんか言えよ」

    「あんたにしかワガママ言わないからいいの」

    「それもそれでやだな」

    「ていうかさ、お前明日から学校だぞ」

    「・・・・・・」

    「準備できてるの?」

    「・・・・・・別に」

    「じゃあ今日はショッピングセンター行こう」

    「わかった?」

    「・・・・・・」

    「無視ですか?」

    150 :

    >>113
    なんでもいいから最近のアニメ1つ見てみ
    こういう妹ごろごろいて慣れるから


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