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元スレ幼馴染「え……す、好きな人ができた?」
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友「恋人として見れないと思っても、それでももう少し真剣に彼女とのことを考えてほしかったんだ」
友「一度……デートしてみる、だとかさ」
友「でも、キミは迷わなかったねえ」
友「選択肢の中に答えがあると、信じて疑わなかった」
友「まあ、ボクの望んだものが真実の答えだってことはないけどさあ……」
友「……ああ、女ちゃんが校門のところにいるや。これはすぐこっちに来そうだね、良かった」
友「一度……デートしてみる、だとかさ」
友「でも、キミは迷わなかったねえ」
友「選択肢の中に答えがあると、信じて疑わなかった」
友「まあ、ボクの望んだものが真実の答えだってことはないけどさあ……」
友「……ああ、女ちゃんが校門のところにいるや。これはすぐこっちに来そうだね、良かった」
女「二度も偽ラブレターっていうのは、ちょっと芸がないんじゃあないの?」
女「今回は、あからさまに騙す気がないみたいだったけど」
友「…………」
女「あんたでしょう? 部室に煙草を入れたのも、匿名で変な密告したのも、私のケイタイをトイレに捨てたのも……」
女「ひょっとして、男君と連絡取れないのもあんたが……」
友「…………」
女「ちょっと、返事くらいしたらどうなの?」
友「…………」
女「……?」タッタッタッ
女「今回は、あからさまに騙す気がないみたいだったけど」
友「…………」
女「あんたでしょう? 部室に煙草を入れたのも、匿名で変な密告したのも、私のケイタイをトイレに捨てたのも……」
女「ひょっとして、男君と連絡取れないのもあんたが……」
友「…………」
女「ちょっと、返事くらいしたらどうなの?」
友「…………」
女「……?」タッタッタッ
女「な、なんであんた、包丁が刺さってるの?」
友「……」ニヤッ
ダッ
女「こ、来ないでよっ!」ドンッ
友「ぐっ……う……」ドタッ
友「へ、へへへ……血がついたね」
女「い……いやぁぁぁぁぁあああ!!」ダッ
友「ふふっ、ふふふふっ」
友「……」ニヤッ
ダッ
女「こ、来ないでよっ!」ドンッ
友「ぐっ……う……」ドタッ
友「へ、へへへ……血がついたね」
女「い……いやぁぁぁぁぁあああ!!」ダッ
友「ふふっ、ふふふふっ」
友母『化け物』
友父『化け物』
友兄『化け物』
友「走馬灯……かな?」
男『おい友!』
幼馴染『友ちゃん!』
『三人ずっと、一緒にいようね』
友「ああ、ボクたちは……友達だ」
友「ボク……化け物じゃあないよね? 友達のために、こんなに必死に頑張ったんだから……さ」
メールダヨ メールダヨ
友「誰だろ? 間が悪いというか、良いというか……」
友「人生最期がメールを見ながらになるとはね……」
友父『化け物』
友兄『化け物』
友「走馬灯……かな?」
男『おい友!』
幼馴染『友ちゃん!』
『三人ずっと、一緒にいようね』
友「ああ、ボクたちは……友達だ」
友「ボク……化け物じゃあないよね? 友達のために、こんなに必死に頑張ったんだから……さ」
メールダヨ メールダヨ
友「誰だろ? 間が悪いというか、良いというか……」
友「人生最期がメールを見ながらになるとはね……」
[差出人:金髪]
友「キミは……本当に空気を読まないんだねえ……」
[俺、変なこと言っちまったな、すまねえ。]
[委員長のことも、後輩のことも、幼馴染のことも、本当は好きじゃなかったんだ。女さんのことも、そんなに好きだったわけじゃあねえ。]
[ただ、お前に相談するのが好きだったんだ。楽しかったんだ。]
[いつも遠くを見ていたから、俺なんかにはって思って、言えなかったんだ。]
[俺は、お前のことが好きだ。]
友「……そうだ。女ちゃんのこと、駄目押しで送っておこうかな。グローブ(バッドが滑らないようにする用のもの)を盗んで捨てておいたから、十分だとは思うけど……」
友「念には念を入れて……」ピッピッ
友「…………」
友「……いや、いいか」ピッピッ
[ごめんね]
友「送信……っと」
友「あのふたりが……ずっと一緒だといいなあ……」
友「キミは……本当に空気を読まないんだねえ……」
[俺、変なこと言っちまったな、すまねえ。]
[委員長のことも、後輩のことも、幼馴染のことも、本当は好きじゃなかったんだ。女さんのことも、そんなに好きだったわけじゃあねえ。]
[ただ、お前に相談するのが好きだったんだ。楽しかったんだ。]
[いつも遠くを見ていたから、俺なんかにはって思って、言えなかったんだ。]
[俺は、お前のことが好きだ。]
友「……そうだ。女ちゃんのこと、駄目押しで送っておこうかな。グローブ(バッドが滑らないようにする用のもの)を盗んで捨てておいたから、十分だとは思うけど……」
友「念には念を入れて……」ピッピッ
友「…………」
友「……いや、いいか」ピッピッ
[ごめんね]
友「送信……っと」
友「あのふたりが……ずっと一緒だといいなあ……」
幼馴染「…………」
男「な、なあ、いつになったら出してくれるんだ?」
幼馴染「友ちゃんが、連絡くれるはずなんだけど……ぜんぜん来ないね。報告くらい……」
男「な、なあ、いったい何が理由で……」
幼馴染「あっ! 電話来た!」
男「か、代わってくれないか? 後でいいから」
幼馴染「あ……友ちゃんじゃないや。もしもし……」
男「…………」
幼馴染「え、警察の人? な、なんの御用で?」
男「な、なあ、いつになったら出してくれるんだ?」
幼馴染「友ちゃんが、連絡くれるはずなんだけど……ぜんぜん来ないね。報告くらい……」
男「な、なあ、いったい何が理由で……」
幼馴染「あっ! 電話来た!」
男「か、代わってくれないか? 後でいいから」
幼馴染「あ……友ちゃんじゃないや。もしもし……」
男「…………」
幼馴染「え、警察の人? な、なんの御用で?」
警察「オレはこういうものだ。何の用かは、わかんだろ? 無駄な問答は抜きで行こうじゃないか」
女「……わかりました。お話は署でいいでしょうか?」
女母「あ、あんた何をやって……」
女「ちょっと巻き込まれちゃっただけだよ。大丈夫、すぐに帰ってくるから」
警察(同級生殺傷未遂の犯人だと聞いていたが……なるほど、なかなか腰の据わった相手のようだ)
女「……わかりました。お話は署でいいでしょうか?」
女母「あ、あんた何をやって……」
女「ちょっと巻き込まれちゃっただけだよ。大丈夫、すぐに帰ってくるから」
警察(同級生殺傷未遂の犯人だと聞いていたが……なるほど、なかなか腰の据わった相手のようだ)
警察「お前は友を高校の屋上に呼び出し、予め窓を開けておいた家庭科室からナイフを持ち出し、刺した」
警察「そうだな? 学校付近を歩いていたという目撃情報もあるぞ」
女「いえ、呼び出されたのは私です。理由はわかりません。彼女はそのときには血塗れで……」
女「友さんの様態は?」
警察「まだ息はある。危ないところだが、意識を取り戻す見込みもある」
警察「犯人には幸運だろう。罪は裁かれるし、それも比較的軽く済む。自白でもしてくれれば、ちょっとした喧嘩の延長くらいで済むかもしれんなぁ?」
女「……そういう言い方って、ダメなんじゃあないんですか? そもそも、私はナイフに触ってすら……」
警察「四階のトイレから、滑り止めグローブが見付かった。これ、キミのものだね?」
女「えっ?」
警察「そうだな? 学校付近を歩いていたという目撃情報もあるぞ」
女「いえ、呼び出されたのは私です。理由はわかりません。彼女はそのときには血塗れで……」
女「友さんの様態は?」
警察「まだ息はある。危ないところだが、意識を取り戻す見込みもある」
警察「犯人には幸運だろう。罪は裁かれるし、それも比較的軽く済む。自白でもしてくれれば、ちょっとした喧嘩の延長くらいで済むかもしれんなぁ?」
女「……そういう言い方って、ダメなんじゃあないんですか? そもそも、私はナイフに触ってすら……」
警察「四階のトイレから、滑り止めグローブが見付かった。これ、キミのものだね?」
女「えっ?」
女「そ、そんな! 第一、私が友さんを殺す意味が分かりません!」
警察(取り乱してやがる……。見つかるとは思っていなかったらしいな。警察を舐めたがって……)
警察「しかし、血の付いたグローブがこうして見つかった以上だね……」
女「そんなこと言ったって! 私とあの子の接点なんて……」
警察「これが何かわかるかい?」ゴトッ
女「え、スマートフォン……」
警察「この中にね、被害者がキミのことを危険視してたって事実を告げるメールが残ってるの」
女「は?」
警察「学校の一部で麻薬が横行してたって噂があったみたいだね? キミがその中心だったかもしれないって、被害者はそう書いて友達に送ってるんだよ」
警察(取り乱してやがる……。見つかるとは思っていなかったらしいな。警察を舐めたがって……)
警察「しかし、血の付いたグローブがこうして見つかった以上だね……」
女「そんなこと言ったって! 私とあの子の接点なんて……」
警察「これが何かわかるかい?」ゴトッ
女「え、スマートフォン……」
警察「この中にね、被害者がキミのことを危険視してたって事実を告げるメールが残ってるの」
女「は?」
警察「学校の一部で麻薬が横行してたって噂があったみたいだね? キミがその中心だったかもしれないって、被害者はそう書いて友達に送ってるんだよ」
女「調べてもらったらそんなのデマだって……」
女(でもアイツだったら……部室かどこかにそれらしいものを置くくらいはしてるんじゃあ……)
女「どうして……ここまで私を……」ギッ
警察「被害者は、麻薬のことでキミに警告しようとした。キミはそれに腹を立てて、もしくはばらされることを恐れ、殺したんじゃあないのか?」
女「…………」
警察「裏は取れていないが、まぁ例えデマだったとしても、腹立つよね。こんな嘘っぱちを広められてたんだから」
警察「それの復讐で殺したんじゃないかって、そういう見方も上の方はしてるみたいなんだよねぇ。もう自白しちゃったらどうかな?」
女(センパイ……ごめんなさい。最後の大会は、ダメかもしれません……)
女(でもアイツだったら……部室かどこかにそれらしいものを置くくらいはしてるんじゃあ……)
女「どうして……ここまで私を……」ギッ
警察「被害者は、麻薬のことでキミに警告しようとした。キミはそれに腹を立てて、もしくはばらされることを恐れ、殺したんじゃあないのか?」
女「…………」
警察「裏は取れていないが、まぁ例えデマだったとしても、腹立つよね。こんな嘘っぱちを広められてたんだから」
警察「それの復讐で殺したんじゃないかって、そういう見方も上の方はしてるみたいなんだよねぇ。もう自白しちゃったらどうかな?」
女(センパイ……ごめんなさい。最後の大会は、ダメかもしれません……)
幼馴染「はい……はい、それで……友ちゃんは……はい」
男「お、おい……」
幼馴染「ど、どうしよう……。友ちゃんが、刺されちゃったって……意識不明で、今かなり危ないって……」
男「え? な、何があったんだよ! ぜんぜんわかんねーよ!」
幼馴染「友ちゃん……学校の麻薬事件の真相を突き止めるって言って……女さんが絡んでるかもしれないから、男が危険に巻き込まれないように捕まえておいてほしいって……」
男「そんな……。と、とにかく病院を行こう! 手錠を外してくれ」
幼馴染「う、うん」
男「お、おい……」
幼馴染「ど、どうしよう……。友ちゃんが、刺されちゃったって……意識不明で、今かなり危ないって……」
男「え? な、何があったんだよ! ぜんぜんわかんねーよ!」
幼馴染「友ちゃん……学校の麻薬事件の真相を突き止めるって言って……女さんが絡んでるかもしれないから、男が危険に巻き込まれないように捕まえておいてほしいって……」
男「そんな……。と、とにかく病院を行こう! 手錠を外してくれ」
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