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    元スレチノ「わかりました。ディケイドという人に気をつければいいんですね」

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    101 = 86 :

    チノ「呪われる……?」

    ココア「そうだよ。夢は諦めちゃいけないの」

    ココア「諦めたらね、呪いになっちゃうの……」

    ココア「ずうっとずうっと、夢にうなされちゃうんだよ……?」

    ココア「あの時諦めなければよかったなぁって、ずっと後悔するんだよ」

    ココア「今がね、その諦めるか諦めないかの時なんだよ」

    ココア「だから……ね? 夢を叶えよう?」

    ココア「一緒に呪いに打ち勝とう?」

    ココア「ね?」

    チノ(……)

    102 = 86 :

    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    怪人「!? ううっ……」ヨロッ

    ディケイド「……?」ハアハア


    リゼ「おい、なんか怪人のやつ、急に弱りだしたぞ!」

    チヤ「本当ね」

    シャロ「チャンスじゃない! いっけー士!」


    怪人「チノが……ハアハア……チノが……!」

    ディケイド「……なるほど……、そういうことか」

    103 :

    薄汚いなぁ…

    104 = 86 :

    ディケイド「チノってやつは悩んでたんだろうな」ザッザッ

    怪人「! く、来るな……!」ヨロォ…

    ディケイド「未来が怖くなって、つい過去の甘い記憶を呼び起こしてしまった」ザッザッ

    怪人「来るなと言っているだろォ!」ハアハア

    ディケイド「夢なんて持っているから辛いんだ、捨ててしまえば楽になれるのに……」ザッザッ

    怪人「うっ……ううっ……」ヨロ…ヨロ…

    ディケイド「別に悪いことだって言ってるんじゃない」ザッザッ

    ディケイド「誰だって辛い時は目を背けたくなるもんだ」ザッザッ

    怪人「ううっ……チノ……! お母さんは……お母さんは……!」ドサッ

    ディケイド「……」ザッ

    ディケイド「お前はその……諦めた夢の呪いか」

    ディケイド「……」

    ファイナルアタックライド ディディディ ディケーイ!

    ディケイド「ハァ――――――――――!!」

    105 = 86 :

    ――――
    ――――――――
    ――――――――――――

    ~ラビットハウス~

    チノチャーン! マッテヨー!
    ウルサイデス アッチニイッテクダサイ
    オイオイ、ココアモ チノモ イイカゲンニシテオケヨナー

    「……」

    シャロ「で、なんだったのよ」

    「ん? これか? これはたぶんキリマンジャロだ」

    シャロ「コーヒーの話じゃなくて……」

    シャロ「あの怪人がなんだったのかって訊いてるのよ!」

    「ああ、あれか……」

    「……」ジー

    シャロ「なによ」

    「お前……夢はあるか?」

    106 = 86 :

    シャロ「なによいきなり……。……そうね、ないこともないわ」

    シャロ(貧乏脱却だけど)

    「その夢を叶えるのも躊躇してしまう程大きな壁にぶつかったら、どうする?」

    シャロ「そりゃあ辛くは思うでしょうけど、努力するわよ」

    「たまには現実逃避をしたりか」

    シャロ「ムッ……そうよっ。悪い?」

    「悪くはない。むしろそれが当たり前だ」

    シャロ「なんなのよもう……」

    シャロ「それで、あの怪人の正体はなんなのよ」

    「だからその現実逃避の妄想だ」

    シャロ「何ぃ?」

    107 = 86 :

    シャロ「じゃ、じゃああれが全部嘘だったって言うの!?」

    シャロ「何を馬鹿な……」

    「別に馬鹿なことじゃない。お前だって聞いたんだろう怪人の噂」

    シャロ「怪人? それってあんたの噂じゃない」

    「だが、そういうのもいるんじゃないかなぁと少しは考えただろ」

    シャロ「そ、それは……」

    「そういうふうに考えた奴がこの街に何人いたと思う?」

    「恐らく噂の火種は随分、話し回っただろう」

    「多くの人に怪人の存在を想像させる程にはな」

    108 = 86 :

    チヤ「共同幻想というやつかしら」

    シャロ「!? チヤ! あんたいつのまに……」

    チヤ「万人があると思っていれば、それはあるのと変わらない」

    チヤ「あれはそのイメージ」

    チヤ「それがたまたま強い念波を出していたチノちゃんのイメージをモデルに実像化した、といった感じかしら」

    チヤ「思春期の女の子は念が強いって言うものね」

    シャロ「なんであんたはそういう知識が豊富なのよ……」

    シャロ「というか今の理解できたの、士?」

    「大体わかった」

    シャロ「あんたがそう言う時は絶対理解してない!」


    (実態を持たないイマジンってところか……?)

    109 = 86 :

    シャロ「でもよくそんな奴を倒せたわね」

    「ん? 俺は倒してないぞ?」

    シャロ「ええ!? じゃあまだどこかにいるの!?」

    「いや、俺が技を食らわせる前に消えちまった」

    「きっと核になっていた部分が消えたからだろう」

    シャロ「核って」

    「あのカプチーノの呪いだろ」チラッ

    ンモー! ワタシガ タスケテアゲタコト ワスレタノー!?
    ワスレマシタ
    チノ、ソレハサスガニ シツレイダロ
    ソウデスネ、スミマセン…

    シャロ「夢……取り戻したんだ……」

    110 = 86 :

    シャロ「ん? でもまって!」

    シャロ「それってまたチノちゃんが不安になったら現れるかもしれないってことじゃない!?」

    チヤ「それなら大丈夫よ」

    シャロ「えっ」

    チヤ「この街にもう一つ、もっと強い共同幻想ができたもの」

    シャロ「ああ、そうね」

    シャロ「仮面ライダー……か……」

    111 = 86 :

    「おいお前ら! ちょっと集まれ!」

    ココア「ん? なに?」

    チノ「呼びましたか?」

    リゼ「なんだなんだ? 異世界の話でもしてくれるのか?!」

    「いや、写真を撮らせてくれ」

    「それと、おい! 和菓子と貧相!」

    シャロ「貧相って呼ばないでよ!」

    チヤ「いいじゃない。写真を撮ってくれるっていうんだから」

    「よし、そこに並べー」

    「撮るぞー」

    ココア「ハイッ! チーズ!」

    パシャッ!

    112 = 86 :

    「我ながらよく撮れている」

    シャロ「んーどれどれ……ってバッチリピンボケしてるじゃない!」

    「俺の芸術的センスについてこれんとは、馬鹿だな」

    ココア「えへへー、チノちゃんの仲間だねー」

    リゼ「いや、今回ばかりはココアの仲間だ」

    チノ「……」

    「……?」

    チノ「あのっ、今回はありがとうございました」

    チノ「どうお礼を言っていいものか……」

    「ああ、それなら一つ頼みたいことがあるんだが」

    チノ「なんです? できる限りなんでも……」

    「コーヒーを4人分、持ち帰りたい」

    チノ「! ……分かりました」


    (夏みかんとじいさんとユウスケとキバーラと……海東はいいか)

    113 = 86 :

    チノ「コーヒー用意できました。ウチのオリジナルブレンドです」

    「おうサンキューな」

    「じゃあ、俺はもう行くから。じゃあな」

    ココア「えっ、行くって……」

    「次の世界へだ」

    チノ「そんな……」

    ココア「もっとゆっくりしていけばいいのに……」

    「あいにく俺は、まだ旅の途中でな」

    「それに、早く家へ帰らなくちゃならない」

    チヤ「それならウチの栗ようかんも持って行って!」バッ

    「お、おう。サンキューな……」


    「じゃあな! クソガキども!」

    114 = 91 :

    そんなんだから海東は闇堕ちするんだよ

    115 = 86 :

     そう憎まれ口を叩くと、彼はバイクにまたがりこの街を去って行きました。

     彼がいなくなったこの街には、未だ多くのの不安が残っています。
    いつまた怪人が現れるやもしれません。
    しかし、彼の残したヒーローという像は、確かにこの街を守り続けています。

     マゼンタの、緑の目をしたヒーロー。

     ――仮面ライダー。
                                  END.

    116 = 86 :

    青山「ふうっ……、やっと書き終わりました」

    千夜「あら、今日は随分筆が進んだのね」

    青山「ええ……、頑張りました」

    千夜「じゃあ、私は紗路ちゃんに忘れ物を届けに行ってくるわね」

    118 :

    おつ

    120 :

    おもしろかった、乙!

    121 = 91 :

    最近こういうライダークロス無くてさびしい

    122 :

    1です
    書き込み規制中です
    すみません

    123 = 118 :

    ライダークロスってだいたい楽しいよね

    124 = 122 :

    精神断裂弾については、武器の知識がなかったからです

    続き、どうしよう
    はぎりわるいよね?

    125 :

    これコップも持ち帰るのか

    126 = 122 :

    連投規制なんて知らなかった……
    せめて完結させたかった……

    127 = 118 :

    終わりじゃないんかい
    出来れば続けて

    128 = 86 :

    「痛たたたたたた! やめろ夏みかん! 離せ夏みかん!」

    夏海「もー! 今までどこに行っていたんですか!?」

    ユウスケ「しかもこんな写真ひっさげて帰ってきて」

    キバーラ「あーら、これロリコン? ロリコンなの?」

    栄次郎「それよりも士くん、このコーヒー美味しいね。どこで買ってきたんだい?」

    「痛たたたたたた! やめろって!」バッ

    夏海「あっ」

    「それよりお前ら、次の世界に行くぞ!」

    129 = 86 :

    夏海「えっ……」

    夏海「……さっき来たばかりなのに、ですか?」

    「は?」

    夏海「さっき来て、これから外に出ようって言う時にいなくなったんじゃないですか!」

    「なっ……」

    130 = 86 :

    ピンポーン!

    栄次郎「あ、丁度お客さんが来たね。士くん、出てやって」

    「いろいろ納得いかないが……、……仕方がない」

    ガチャ

    「光写真館に何か用か?」

    「あっ」


    千夜「あれ? 紗路ちゃん家じゃない……?」

    131 :

    またこのペースで書くとすぐ規制だぞ

    132 = 86 :

    「なっ……!」

    「まさか、ここが……!」


    「ここがご注文はうさぎですか?の世界か」

    133 = 86 :

    世界の破壊者、ディケイド
    幾つもの世界を巡り、その瞳は何を見る

    【♪いつもの音楽】https://www.youtube.com/watch?v=5LsxsEXf6qQ

    134 = 86 :

    これは夢、カップの夢……ということで終わり

    最後まで読んでくれた人ありがとう
    初SSだったから、書き込み規制とか初めてだった
    変なところとかあったら次から改善する

    135 = 118 :


    またライダークロス書いてくれ

    136 = 117 :

    おつ

    138 :

    よかったぜ

    139 = 86 :

    とりあえず次からは2分に1回書き込むことにする

    140 = 125 :

    バイサル?

    141 = 86 :

    そう


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