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    元スレ少女「すみません・・・少し血をいただきたいんですけど・・・」

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    101 :

    わっふる

    102 :

    素晴らしい

    104 :

    猿くらった・・・
    いけるとこまで携帯から貼っていきます
    最期まで貼れなかったらごめんなさい
    その時はまた後日貼ります

    105 = 75 :

    ウキ―

    106 = 33 :

    見てて楽しい

    107 :

    がんば

    109 :

    私怨

    110 = 104 :

    ――翌日、夜

    スタ・・・スタ・・・

    「今日もまた一緒にシーソー乗ってくださいねっ」

    「はいはい」

    「今日は雨降ってないからお尻も濡れませんよ」

    「そうだな――」

    外国人「Excuse me, sir.」

    「!?は・・・はい?い・・・いえ~す。あいあむじゃぱにーず・・・あ・・・あいきゃん――」

    「What's wrong?」

    「へ?」

    外国人「ペラペ~ラ・・・ペラペラペラ~?」

    「ペラペラペ~ラ,ペラペ~ラ」

    外国人「Oh, I got it. Thank you.」

    「No problem.」

    111 = 75 :

    はい

    112 = 104 :

    「お前、なんで英語話せるの?」

    「え?何がですか?」

    スタ・・・スタ・・・

    「いや、どこかで勉強したのかなって・・・」

    「ん?勉強?」

    「いや・・・なんでもない・・・」

    「そうですか?あ、公園だ、公園!」タッタッタ・・・

    「・・・なんだこの敗北感は」

    114 = 104 :

    ――翌日、夜

    「男さん、男さん」

    「ん?」

    「これ何ですか?テレビの横の段ボールに入ってたんですけど」

    「あぁ、Wiiか。テレビゲームだよ」

    「テレビ・・・ゲーム?」

    「知らない?やったことないか?」

    「はい・・・」

    「・・・ちょっとやってみるか」カチャカチャ・・・ポチ

    ピロロロンロロン~♪

    「おお!」

    「ほら、ここを動かすとこの画面でこれが動いて・・・」カチャカチャ

    「こ・・・これ・・・男さんが動かしてるんですか!?」

    「そう。こうやって画面のキャラクターを操作して遊ぶのがテレビゲーム」

    「すすす・・・すごいすごい!!」

    115 :

    頑張って続けるんだ

    116 = 104 :

    ――翌朝

    ピピピピッ ピピピピッ

    「ん~・・・・・・・・・・」

    「・・・・・・」カチ・・・カチャカチャ

    「・・・・・・・・・」

    「・・・・・・」カチャカチャカチャ・・・

    「・・・・・・・・え?」

    「・・・・・・」カチ・・・カチ・・・

    「・・・お前、夜通しやってたの?」

    「・・・はい」カチャカチャ・・・

    「あ・・・そ・・・そう。まぁ、お前にとっては夜中は活動時間か・・・。・・・!?・・・夜通しやってまだ1-2!?1ステージしかクリアしてないの!?」

    「はい・・・・」カチ・・・カチ・・・

    「た・・・楽しいか・・・?」

    「すごく楽しいです・・・」カチ・・・カチャ・・・

    「そ・・・そう・・・。まぁ楽しいなら・・・」

    117 = 104 :

    ――夜

    ガチャ・・・

    「・・・ただいま」ボソッ

    ジュウジュウ・・・

    「お?」

    スタスタスタ・・・

    「あ、お帰りなさい。料理リベンジしてみたので、もう一度食べてみてください」

    「・・・ああ」

    118 = 33 :

    やっぱ少女かわいいわ

    119 = 104 :

    コトッ・・・コトッ・・・

    「ど・・・どうぞ」

    「うん・・・いただきます」カチャ・・・パクッ

    「・・・・・・」ドキドキ

    「・・・・・・」もぐもぐ

    「・・・・・・」ドキドキ

    「・・・・・・・ ・・・・・・・・うっ!!」

    「きゃあぁぁ!!ごめんなさいごめんなさい!!吐いてください!!ば・・・バケツバケツ――」

    「・・・・・・うまい」

    「・・・・・・・・・え?」

    「うまいよ。美味しい」

    「ほ・・・本当に?」

    「ああ。味付けもちゃんと出来てるよ」

    「やっっっっっっっ・・・・・・・・・・・・・たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!やったやった!!良かった~~~~!!」

    「・・・・・・」むしゃむしゃ・・・もぐもぐ・・・

    120 :

    あ、これ面白いわ
    いつまでも読んでいられる
    シリーズ化キボンヌ

    121 = 104 :

    「ごちそう様。美味しかった」

    「・・・・・・」

    「ん?どうした?」

    「いや・・・、自分の作ったものを食べてもらうなんて・・・美味しいって言ってもらうなんて・・・初めてのことで・・・こんなに嬉しいなんて・・・」

    「・・・そうか。・・・お前たちって・・・吸血鬼って普段どんな生活してるんだ?」

    「普段?」

    「・・・友達と遊んだり、お喋りしたり、歌をうたったり・・・吸血鬼同士でそういうことしないのか?」

    「・・・そういうのはしないですね。私たちは・・・普段とっても静かなんです」

    「そうか・・・。家族ともそうだったのか?」

    「・・・。忘れちゃいました。ず~~~~~っと昔のことなので。・・・お皿片付けますね」

    「ん?あ・・・ああ」

    カチャン・・・カチャ・・・

    122 = 75 :

    はい

    123 = 104 :

    「そういえばさ・・・お前、うちに来てからシャワー浴びたことあるか?」

    「え?く・・・臭いですか?」

    「いや、むしろ全く匂わないから今まで気づかなかったんだけどさ。気持ち悪くないのか?吸血鬼ってシャワー浴びないの?」

    「たま~~~~に水浴びくらいはするんですけどね」

    「服もずっとその黒いドレスだろ?洗濯とかしないのか?」

    「たま~~~~に洗うんですけど・・・。気になりますか?」

    「いや・・・お前が良いなら別にいいんだけど」

    「・・・・・・わ・・・わかりました」

    「え?」

    「洗ってきます!」ぬぎっ・・・

    「わぁぁぁ!!待て待て!!」

    「??」

    「ここで脱ぐな!っていうかオレの前で!」

    「え?なんで?」

    「吸血鬼って羞恥心とか無いの!!??」

    124 = 115 :

    いいぞ

    125 = 75 :

    何で止めるの?

    126 = 1 :

    ――翌日、夕方

    スタ・・・スタ・・・

    「・・・・・・」ピタッ

    スタ・・・スタ・・・ウィィーン・・・

    性店員「いらっしゃいませぇ~↑」

    「あのぉ・・・」

    性店員「何かお探しですかぁ~↑」

    「女性物の・・・部屋着というか、寝間着みたいなのってありますか・・・?」

    性店員「はぁい、ございますよぉ~。こちらへどうぞぉ~。彼女さんへのプレゼントですかぁ~↑」

    「いや、彼女じゃないんですけど・・・」

    性店員「あ、そぅなんだぁ~。サイズとかってわかりますぅ~↑」

    「あ・・・えっと・・・160・・・センチくらい・・・で痩せ形で・・・色白で・・・」

    性店員「肌の色とか聞いてないんですけどぉ~。やだぁ~。チョ~うけるぅ~~。あ、こちらとかどうですかぁ~↑」

    127 :

    すばらしい

    128 = 17 :

    この店員は2000年代の産物か

    129 = 1 :

    ガチャ・・・

    「・・・ただいま」

    「あ、お帰りなさい。今夜はシチューを作ってみましたよ」

    「あ、あのさ・・・」

    「はい?」

    「これ・・・買ってきたから良かったら・・・」

    「・・・なんですか?」ガサガサ・・・

    「寝間着というか、部屋着・・・。家の中にいる時くらいもう少し楽な格好の方が良いかと・・・」

    「あ・・・ありがとう・・・・ありがとうございます」ギュッ

    「まぁ、趣味とかわからないから・・・気に入らなければ着なくていいけど・・・」

    「フワフワしてる・・・」ギュウ・・・

    「なんかそういう素材だって言ってた・・・」

    「人から物をもらったのなんて初めて・・・・・・。すごく嬉しいです・・・」ギュッ・・・

    「お・・・おう・・・」

    130 :

    /nox/remoteimages/8d/eb/a96ede5e9d76492e50f82b197f53.jpeg黒い服の吸血鬼とかもう頭でこんなイメージだわ

    131 = 1 :

    ――翌朝

    ピピピピッ ピピピピッ

    「んん・・・・・・・・」ポチッ

    「すぴー・・・すぴー・・・」

    「・・・・・・なんだ。結局着てないのか」

    「すぴー・・・すぴー・・・」ぎゅぅぅ・・・

    「・・・・・・気に入ってはくれた・・・のか?」

    「すぴー・・・ふわふわ・・・」ぎゅぅ・・・

    132 = 75 :

    再生厨が湧いちゃう

    133 = 130 :

    すまぬ…

    134 = 1 :

    ――夕方

    「じゃあ、お先に失礼します。お疲れ様でした」

    部長「あ?ああ、お疲れ様ぁ」

    スタ・・・スタ・・・パタン・・・

    同僚「・・・・・・」

    部長「・・・・・・」

    同僚「・・・男さん、なんだか最近明るくなってきましたね」

    部長「君もそう思うかね?」

    同僚「表情とか声とか、以前の男さんに戻り始めた感じがしますね」

    部長「・・・ようやく・・・立ち直ってきたのかな」

    同僚「・・・だといいですけどね」

    135 :

    俺はショートカットのイメージだったわ
    ハイスクールDDの子みたいな
    あれは男だけど

    136 = 1 :

    ガチャ・・・

    「ただいま」

    「お帰りなさい。ご飯出来てますよ」

    「ああ、ありがとう」

    ・・・・・・・・・

    ・・・・・・

    ・・・

    新しい住処を探すまで
    そんな条件のもとで始まった共同生活だったが
    吸血鬼の少女は一向に住処を探す様子はなく、いつの間にか男の家の居候としてすっかり馴染み始めた
    そして男にとっても家に帰ると吸血鬼の少女がいるという生活が次第に当たり前になり始めていた

    137 :

    え、男は何歳の設定なの?

    138 = 1 :

    ――休日、昼間

    「・・・・・・」カタカタカタ・・・

    「すぴー・・・すぴー・・・」

    ガチャ・・・ガチャガチャ・・・

    「!?」

    ガチャン・・・

    「男~いるの~?」

    「か・・・母さん!!なんで急に!!来るならメールぐらいしてくれよ」

    「何言ってんのよ。メール送ったって返事もよこさないくせに」

    「何しに来たんだよ」

    「何って、あんた一人にしといたら家の中なんてグチャグチャに・・・あら?綺麗ね」

    「ちゃんとやってるから大丈夫だって。とにかく今日はまずいから帰ってくれよ」

    「んん・・・どうかしたんですかぁ?・・・ふぁ」スタ・・・スタ・・・

    「え?」

    「~~~~~~~~」

    139 = 33 :

    かーちゃん・・・

    140 :

    アポ無しはあかん・・・

    141 = 1 :

    「ごめんなさいねぇ・・・。あなたみたいな娘がいるなんて全然知らなかったから・・・」

    「いえいえ」

    「あなた、お名前は何て言うの?」

    「あ、少女です」

    「少女さんね。初めまして。男の母です」

    「あ、初めまして」ペコッ

    「可愛らしくてしっかりしたお嬢さんじゃない。お母さん安心したわ」

    「じゃあもういいだろ?帰ってくれよ」

    「はいはい。邪魔者は帰りますよ。じゃあ、少女さん。出来の悪い息子だけど、これからもよろしくお願いしますね」

    「あ、よろしくお願いします」ペコッ

    142 = 1 :

    スタ・・・スタ・・・

    「もうここでいいわよ。少女ちゃんのところへ帰ってあげて」

    「ああ。悪かったね、母さん」

    「いいわよ。用事のついでだったし」

    「今度来るときは連絡くれよ」

    「わかってます。・・・あんた、良かったわね」

    「なにが」

    「なにがって・・・・・・。あんなことがあって・・・お母さん、本当にあんたのこと――」

    「母さん・・・」

    「・・・ごめんなさい。・・・もう大丈夫なのね?」

    「・・・・・・」コクッ

    「・・・良かったわ。今度少女ちゃん連れてうちにも遊びにいらっしゃい」

    「・・・わかった」

    145 = 1 :

    「さっきのは男さんのお母さんですか?」

    「ああ、起こして悪かったな。寝てくれ」

    「素敵なお母さんですね。優しそうで」

    「口うるさいだけさ」

    「そんなこと言ったら罰当たりますよ。あんなに良いお母さんなのに」

    「・・・・・・」

    「いいなぁ、あんなお母さん」

    「・・・・・・少女は・・・お母さんのこと全然覚えてないのか?」

    「・・・・・・はい。ず~~~~~っとず~~~~っとず~~~~~~~~っと昔のことなので」

    「でも何か少しくらい――」

    「覚えてないです」

    「・・・・・・そうか」

    「・・・ごめんなさい」

    「あ、いや、こっちこそ・・・」

    146 = 1 :

    「すぴー・・・すぴー・・・」

    「・・・・・・」カタカタカタ・・・

    「す・・・すっ・・・ぐすっ・・・」

    「?」

    「すんっ・・・ぐすっ・・・」

    「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・

    「パパ・・・ママ・・・ぐすっ・・・」

    「・・・・・・」

    「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」

    「・・・・・・」スッ・・・ギュッ・・・

    「ぐすっ・・・すっ・・・す・・・すぴ・・・すぴー・・・」

    「・・・・・・」

    147 :

    見てるんで最後までおねがいします

    148 = 127 :

    シェン

    149 = 1 :

    ――ある日の夜

    「公園、公園~♪」スキップスキップ

    「・・・・・・」スタ・・・スタ・・・

    「男さん、公園行くの久しぶりですねっ」

    「しばらく雨が続いてたからなぁ」

    「何して遊ぼっかなぁ」

    「お、ボールが落ちてる」ヒョイ

    「なんですか、それ?」

    「お前、キャッチボールってしたことある?」

    「キャッチボール?」

    150 = 75 :

    はい


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