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    元スレ菫「照と咲のせいで個人戦が滅茶苦茶になった……」

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    151 = 98 :

    こうして、次々と犠牲者を出しながら予選は終わった――

    誠子「ついに予選が終わりましたね」

    「ああ、そうだな……」

    「(あの後、辻垣内、愛宕、小走と上位にいた人はもう一人の宮永と泣く泣くやる羽目になった」

    「(荒川は咲のほうは嶺上開花を極力防ぐ戦法を用いてトップに肉薄するという快挙を成し遂げた)」

    「(末原は咲とやり合った際放送禁止レベルの顔を披露したらしい。終わった後どうするんだろうか?)」

    152 = 150 :

    カタカタどころじゃなかった

    153 = 138 :

    もうお嫁に行けない

    154 :

    >>145
    勇二郎とバキみたいなもん

    156 = 115 :

    ???「イヒヒ!永久保存やな~末原ちゃん」

    158 = 120 :

    神代さんなんとかしてください

    159 :

    最強神神代にワンチャンあるか

    160 = 98 :

    誠子「ここからは1試合ごとですね」

    「ああ、今回の個人戦で客観的にあの2人を見るのも初めてということになるな」

    「江口……死ぬんじゃないぞ」

    誠子「あの3人と宮永咲との対戦成績が一番いいのは江口ですが」

    誠子「辻垣内は嶺上開花からの役満なんで」

    「最善の戦法は他の2人を速攻で飛ばすことだ」

    「そういう芸当ができるのが宮永咲なんだが」

    161 :

    面白い
    寝る前に支援

    162 = 125 :

    朝まで残ってろよ……

    163 :

    もう姫様が魔王姉妹をリアルファイトでボコればいいんじゃないかな

    165 = 98 :

    『カン。もいっこ、カン』ゴゴゴゴゴ

    『ツモ。立直自摸断公九嶺上開花、三暗刻、三色同刻。8000オール』ゴゴゴゴゴ

    恒子『出ましたお得意嶺上開花!親の倍満で+24000!開幕早々これは大きい!』

    恒子『小鍛治プロ、これは2位争いに注目ということでしょうか!?』

    健夜『そうなんだけど、これ2位決まるのかな?』

    恒子『それはどういう……あーー!!』

    恒子『なんと!宮永咲、配牌で一向聴。しかも暗刻が1つあります!』

    167 = 115 :

    実況が帰ってきた

    168 = 98 :

    「うわ、これ下手したら全員飛んで終わるぞ」

    恒子『これぞまさに牌に愛された少女というべきもの!さあ宮永咲一人で終わるのでしょうか!?』

    「インハイの歴史上そんなことってあるのか?」

    健夜『懐かしいな。インハイの準決勝でそれやったんだ』

    恒子『おおっと!ここで小鍛治プロの20年以上前の伝説が』

    健夜『まだアラサーだよ!10年前だからね!』

    恒子『冗談です。えーと、その際は三人麻雀で決着をつけるんでしたね。起家から順に決めるとかわいそうなので』

    169 = 91 :

    同点終了での上家取りはしないんだね

    171 = 98 :

    『カン。ツモ』ゴゴゴゴゴ

    『自摸嶺上開花、中、赤1。4100オール』ゴゴゴゴゴ

    恒子『決まったー!小鍛治プロ以来の3人同時飛び!』

    恒子『三人麻雀での準決勝進出争いだー!』

    恒子『非常にまれなので放送の計算に入っていませんが、延長してお送りしますのでご安心を』

    恒子『それではCMに入りまーす』

    「何が牌に愛された少女だ」

    「ただの悪魔じゃないか」

    172 = 98 :

    恒子『さあ、三人麻雀の時間です!』

    恒子『臨界女子の辻垣内智葉が34000でトップ。それを29000で江口セーラが、27000で白水哩が追いかけます』

    智葉『……これで』

    セーラ『チー』カッ

    『んっ///』トン

    「普通の麻雀だ」

    「まごうことなき普通の麻雀だ」

    ツー

    「あれ、どうしてだ?普通の麻雀を見ただけで涙が」

    173 = 125 :

    束の間の平和

    175 :

    サンマなのにチーありなのか

    176 = 98 :

    恒子『さあ、三人麻雀の時間です!』

    恒子『臨界女子の辻垣内智葉が34000でトップ。それを29000で江口セーラが、27000で白水哩が追いかけます』

    智葉『……これで』

    セーラ『ポン』カッ

    『んっ///』トン

    「普通の麻雀だ」

    「まごうことなき普通の麻雀だ」

    ツー

    「あれ、どうしてだ?普通の麻雀を見ただけで涙が」

    177 = 111 :

    こまけえこたあ(ry
    でもビビクンしながら麻雀打つのは細かいといえるのだろうか

    178 = 97 :

    4位続いたせいで性格悪くなってるのか
    宮永姉妹のフルボッコ見たらスッとする自分がいる

    179 = 98 :

    恒子『決勝第1戦はまさかの三人麻雀に』

    恒子『三人麻雀の勝者は辻垣内智葉。準決勝に駒を進めました』

    恒子『お次は清澄原村和、晩成小走やえ、永水神代小蒔、宮守小瀬川白望の4人です』

    恒子『インターミドルチャンピオンの原村和には応援の声が届いております』

    恒子『そのほとんどが予選で倒れてから復帰したこと、宮永咲、照に立ち向かう勇気をたたえるものです』

    『阿知賀の皆さんは個人戦に出ていないので、私がみんなの代わりに行けるとこまで行きます』

    やえ『名門晩成の名に懸けて、負けるわけにはいかないのだよ』

    小蒔『降ろす神様次第でチャンスがあります!』

    白望『ダル……』

    180 :

    いやそもそもこの面子じゃ神さん降りてこないだろ…

    181 = 98 :

    「一人とんでもない力を使う人がいるが、2人に比べたらましだ」

    「しかしここで勝てば準決勝で咲と当たることになる」

    「あの場に足を踏み込む度胸もないときつい勝負だな」

    白望『ちょっとたんま』

    小蒔『zzzZZZ』

    やえ『永水の先鋒は厄介だ。何とかして封じ込めたいが』

    『オカルトは認めません。たとえあのような勝ち方を見せられても』

    182 = 115 :

    姫様寝るの早いっすね

    183 = 98 :

    やえ『よぅし!それロンだ!』

    白望『(手を高くしたのが裏目に出たか)』

    やえ『不思議な力にも欠点がある。そこを攻め切ってこそ王者よ』

    『オカルトなんてありえませんから』

    「普通だ。平和だ」

    「いいな。あ、私も平和に打てるんだ」

    184 = 98 :

    ビー

    恒子『さあ2回戦は僅差で原村和と小走やえが逃げ切りました』

    「よし、出番だ」

    洋榎「おーぅ、よろしく」

    恭子「大丈夫やろか……」

    初美「あの2人は除外して残りの14人で決勝戦がしたいのですよー」

    185 = 115 :

    魔王の魔の手からは絶対に逃れられない!

    186 = 98 :

    「(ここは薄墨の火力を上げないように打ち、そして愛宕洋榎だ)」

    洋榎「来るでー来るでー」

    「(異様なまでにロン牌を止め、そして上がりに持っていく腕)」

    恭子「もうあんな顔は晒さんで……」

    「(末原は基本的な打ち筋だが見本のようにきれいで理に適っている)」

    「…………」

    「本当に、決勝までこういう風に打てるといいな」ボソ

    洋榎「そんなん言うなや。みんな思っとる」

    「そうだな」

    188 = 98 :

    オーラス

    洋榎:35200
      菫:25800
    恭子:20000
    初美:19000

    「(ここで勝つと照とバトルだ)」トン

    「(予選の時は幸いにも集中攻撃はなかったが、今度はそうもいかない)」

    「(このままいけば放銃率が低い愛宕、次の組は照の打ち方を熟知している荒川だ)」

    「(私が行けば集中攻撃で吹っ飛び、下手すれば心に傷が残る)」

    「…………」

    「(……何を思ってるんだ私は。ここに来るまで何人倒して来たんだ)」

    「(私は倒された人の分、勝ち進むべきなんだ。決して手など抜いていいわけがない)」

    「(行くぞ!)立直!!」トン

    189 = 98 :

    恭子「う、オーラスやし……降りるのは厳禁や。行くしかない」トン

    恭子「立直!!」トン

    「やはりその牌があふれたな。ロン!立直断公九」

    恭子「ああ、跳満でひっくり返せたんに」

    「ふぅ……勝って、照とだな」

    ビー

    洋榎「あそこ、降りようとしたやろ。次に行くん躊躇して」

    「まあな。でも失礼だから行くことにした」

    洋榎「そうそう、それでこそや」

    190 :

    ふむ

    191 = 120 :

    このイケメンSSSさんなら宥姉もどっかんじゃ

    192 = 102 :

    (´・ω・`)次は憩ちゃんの出番だね

    193 = 98 :

    「さっきはいい感じに終わったが」

    恒子『あー!また自摸だ!これで4回連続。役も満貫を超えました!』

    恒子『先ほどから荒川憩が連荘を止めようとしていますが最初の1回きり』

    恒子『最強の名にふさわしい圧倒的な麻雀を展開しています。いや、これを麻雀といっていいんでしょうか?』

    「これとやるんだよなぁ」

    誠子「頑張って下さい」

    誠子「そういえば永水から差し入れが。黒糖のようです」

    「黒糖を食べているのがいたな。後でお礼を言わないとな」

    「これは尭深にあげよう」

    194 = 98 :

                  優勝
                      │
            ┌┬───┴───┬┐
            ││              ││
      ┌┬─┴┴┬┐      ┌┬┴┴─┬┐
      ││      ││      ││      ││
      宮辻      原小      弘愛      宮荒
      永垣      村走      世宕      永川
      咲内      和や      菫洋      照憩
        智        え        榎     
        葉             

    誠子「準決勝はこうなりました」

    「決勝に残れるか……難しいな」

    195 :

    やえ先輩強いな

    197 = 98 :

    『』ゴゴゴゴゴ

    智葉『ちっ、宮永照を倒す前にこの化け物を倒す必要があるのか』

    『(咲さん、私は負けません。一緒に決勝に)』

    やえ『王者の……言ってる場合じゃないな』

    『カン』ゴゴゴゴゴ

    智葉『くっ』

    『!?』

    やえ『げぇ』

    『ツモ。四暗刻』ゴゴゴゴゴ

    やえ『は、はぁあああああ!?』

    198 = 120 :

    天和レベルの理不尽さ

    199 = 190 :

    おうふ

    200 = 98 :

    「うーわ」

    誠子「5度目の役満だそうです」

    「なんだこいつ」

    やえ『まだまだ、これから』

    『その二萬カン』ゴゴゴゴゴ

    やえ『うぁ。ま、まさか……いや、それは』

    『カン、もいっこカン、もいっこカン』ゴゴゴゴゴ

    やえ『あぁあああああああ!!!!』

    『ツモ、四槓子』ゴゴゴゴゴ


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