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元スレ真姫「賢い! 可愛い! 真姫様!!」
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真姫「……はぁ」
秋の冷たい風が頬を刺す
ここに来てからもう何度目の溜め息だろう
何も考えたくない……自分の胸の内など知りたくない
だが、こんな単純な想い……隠し通せる筈もない
私は大好きだったんだ……
凛が、花陽が、ニコが、エリーが、希が、高坂穂乃果が、南ことりが、園田海未が……
ここ数日で強く想い知らされた
だから、μ'sが壊れた時……辛かった
園田海未や高坂穂乃果、南ことりが戻ってくると思った時……嬉しかった
空港で、もう二度と三人が帰ってこないと知った時……悲しかった
真姫「……はぁ」
秋の冷たい風が頬を刺す
ここに来てからもう何度目の溜め息だろう
何も考えたくない……自分の胸の内など知りたくない
だが、こんな単純な想い……隠し通せる筈もない
私は大好きだったんだ……
凛が、花陽が、ニコが、エリーが、希が、高坂穂乃果が、南ことりが、園田海未が……
ここ数日で強く想い知らされた
だから、μ'sが壊れた時……辛かった
園田海未や高坂穂乃果、南ことりが戻ってくると思った時……嬉しかった
空港で、もう二度と三人が帰ってこないと知った時……悲しかった
コツコツと此方に近付く足音が聞こえた
何でこんなタイミングで来るのよ……
ばかっ……
その足音だけで誰かわかってしまう……
既に、私の中で感情がひしめき合い……爆発寸前なっていた
真姫「……っ」
海未「……真姫」
真姫「……何」
涙で顔がグシャグシャになってるのを決して悟られまいと背を向けたまま……頭を伏せる
海未「あの…」
真姫「……だから…何…」
何でこんなタイミングで来るのよ……
ばかっ……
その足音だけで誰かわかってしまう……
既に、私の中で感情がひしめき合い……爆発寸前なっていた
真姫「……っ」
海未「……真姫」
真姫「……何」
涙で顔がグシャグシャになってるのを決して悟られまいと背を向けたまま……頭を伏せる
海未「あの…」
真姫「……だから…何…」
海未「……真姫のお陰でまた穂乃果とことりと一緒に歩んでいけます」
真姫「……」
海未「本当にありがとう…」
真姫「……ッ…ぅっ…!」
海未「……真姫」
真姫「……用が、済んだら…さっさと……どっか行きな…さいよ…っ」
それから暫くの間、辺りを沈黙が支配する
足音は聞こえない……まだ私の背後にいるのだろう……
次の瞬間、身体が温かな感触に包まれた
真姫「えっ……?」
目に入ったのは園田海未の腕……首元に微かな吐息を感じる
真姫「……」
海未「本当にありがとう…」
真姫「……ッ…ぅっ…!」
海未「……真姫」
真姫「……用が、済んだら…さっさと……どっか行きな…さいよ…っ」
それから暫くの間、辺りを沈黙が支配する
足音は聞こえない……まだ私の背後にいるのだろう……
次の瞬間、身体が温かな感触に包まれた
真姫「えっ……?」
目に入ったのは園田海未の腕……首元に微かな吐息を感じる
真姫「なっ……え……っ?」
海未「わかりません…自分でも、何故こんな事をしているのか…」
海未「ただ…真姫の背中がこうして欲しいと言っている様な気がして…」
真姫「……馬鹿、じゃない…のっ……」
海未「はい、馬鹿です……ついさっきまで真姫を傷付けているとも知らなかった大馬鹿です……」
真姫「何よ……それ……っ」
海未「思い上がりかもしれませんが、真姫が…私達のこと、ほんの少しでも想ってくれてること…」
真姫「勘違いも…甚だしいわ…っ…誰が、貴女たちのこと、なんか…っ」
海未「そうですか…それは、残念です…」
真姫「いなく、なって…せいせいするわよ…っ」
真姫「早く…世界でも、どこでも…行ってきなさいよ…っ」
海未「わかりません…自分でも、何故こんな事をしているのか…」
海未「ただ…真姫の背中がこうして欲しいと言っている様な気がして…」
真姫「……馬鹿、じゃない…のっ……」
海未「はい、馬鹿です……ついさっきまで真姫を傷付けているとも知らなかった大馬鹿です……」
真姫「何よ……それ……っ」
海未「思い上がりかもしれませんが、真姫が…私達のこと、ほんの少しでも想ってくれてること…」
真姫「勘違いも…甚だしいわ…っ…誰が、貴女たちのこと、なんか…っ」
海未「そうですか…それは、残念です…」
真姫「いなく、なって…せいせいするわよ…っ」
真姫「早く…世界でも、どこでも…行ってきなさいよ…っ」
真姫「私は…、西木野…真姫…っ…なのよ」
海未「知っていますよ」
真姫「だから…貴女のことなんか、これっぽっちも…興味なんか、ないわよ…」
真姫「格が…違うのっ…貴女と私じゃ…っ」
海未「私は、真姫のこと…大切な友達だと思ってますよ」
真姫「ふんっ…100年…早いのよ…っ、私は…西木野真姫…っ…ひぐっ…」
真姫「私を…称えなさい…っ」
海未「嫌です」
真姫「崇めなさい…っ…」
海未「嫌です」
真姫「…っ…なら、仕方ないわ…もう少し、このままでいさせて…っ、それで…許してあげるわ…っ」
海未「はい」
この背中に感じる…優しい温もりを私はきっと忘れることはないだろう……
━━fin━━
海未「知っていますよ」
真姫「だから…貴女のことなんか、これっぽっちも…興味なんか、ないわよ…」
真姫「格が…違うのっ…貴女と私じゃ…っ」
海未「私は、真姫のこと…大切な友達だと思ってますよ」
真姫「ふんっ…100年…早いのよ…っ、私は…西木野真姫…っ…ひぐっ…」
真姫「私を…称えなさい…っ」
海未「嫌です」
真姫「崇めなさい…っ…」
海未「嫌です」
真姫「…っ…なら、仕方ないわ…もう少し、このままでいさせて…っ、それで…許してあげるわ…っ」
海未「はい」
この背中に感じる…優しい温もりを私はきっと忘れることはないだろう……
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長い間、自分のみもニーにお付き合いくださいましてありがとうございますー
見てくださった人、保守してくださった人、とても感謝してますー
見てくださった人、保守してくださった人、とても感謝してますー
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