______________

久「はぁ…はぁ…」

照「うぅ…ふぁああ……///」

久（完全に出しちゃったわ。それも予想より早く）

久（もうちょっと待ってもよかったけど、早めに終わらせないと負担がかかるから）

久「ふぅ…これで終わりよね…」

久「こっからどうしようか…宮永さんを放って置くわけにもいかないし…」

久「宮永さん、起きて」

照「ん……ふぁ…」

久「終わった後もこんな感じか…」

久「仕方ないわ。後始末は私一人で…」

久「漏れた精液の処理完了、あとは宮永さんに服を着せてしまえば」

照「…これで終わり？」

久「あ、起きたのね。これで終わりよ」

久「あとはお互い病院に行って、検査を受けて終了のはず」

照「そう…」

久「服を着て。病院に行ったら全部終了だから。あ、でも妊娠した場合はまた別のことしないといけないかも」

照「…………」

ほ

久「漏れた精液の処理完了、あとは宮永さんに服を着せてしまえば」

照「…これで終わり？」

久「あ、起きたのね。これで終わりよ」

久「あとはお互い病院に行って、検査を受けて終了のはず」

照「そう…」

久「服を着て。病院に行ったら全部終了だから。あ、でも妊娠した場合はまた別のことしないといけないかも」

照「…………」

④

支援

prrrr

久「憩？終わったわよ…………ええ、ちゃんと出しましたから」

久「結果が満足じゃないからって咲を巻き込んじゃ駄目よ。じゃあね」ﾋﾟｯ

久「じゃ、病院に行くわよ…って宮永さん？」

照「…………」

久（やっば、さっきからほとんどしゃべってない…大丈夫かしら…）

久（やりすぎたわけでもないし、何でだろう…）

久「あのー宮永さん？具合とか悪いの？」

照「大丈夫」

久「そ、そう…（ますますわからないわね…）

久「じゃ、じゃあ病院に行きましょう…」

照「わかった」

久（そのリアクションだと本当に困るんだけど！私別に何も…いや、やっちゃったか…それでも）

久（病院嫌いとかじゃないわよね）

部長なんか淡白っすね
まぁしょうがないか

たらす側は得てして淡白なもの

ワイスマンタイム

______________

憩「お疲れ様」

久「うん…」

憩「これで上の政治家も研究者も大喜びやー」

久「そう、それはよかったわね」

憩「どうしたんや？さっきから反応が薄いような」

久「そ、そう？そう見えるの？（宮永さんのこと考えてたらそういう風に見られたか）」

久「あの、子供ができるのって、今からわかるものなの？」

憩「生理が来んくなるまでわからないはずや。どうしたんや？」

久「いや、ならいいわ（子供ができたとかじゃないのね…じゃあなんでだろう）」

久（非処女になるのが精神的にくるのかしら）

久「……戻ったらちゃんと話し合いましょう」

憩「ん、何が？」

久「いや宮永さんがあの後あんまりしゃべらなくなったからちょっとね」

憩「はあ、さっき診断した時は普通に喋れてたはずやけどなー」

久「そうなの。それはよかったわ（じゃあなんで私が話しかけたらああなるのよ）」

照久ふんふむ

憩「もうそろそろ戻ろうか。みんな心配するはず」

久「そうね…もうみんなホテルに行ってそうだわ」


・
・
・

久（病院を出ても宮永さんはいないわね…）

久「まさか私としたショックで…ないない、あの時は宮永さんだって気持ちよさそうにしてたんだから」

久「…咲たちの為に麻雀部がよく予約するホテルにしてたから、白糸台と一緒だといいけど」

シエンタ

ホテル

美穂子「上埜さん！今までどこ行ってたんですか！？」

久「ああ、白糸台の宮永さんと１対１で話し合ってたのよ。咲のことについて」

美穂子「そうなんですか。みんな心配してたんですよ」

久「ごめんね。急いで戻るから」

久「あ、ここって白糸台の人たちも予約してたっけ？」

美穂子「白糸台ですか？えーっと、レギュラーの人たちはここだった気が」

久「ありがと、それだけきけたら充分よ」ﾀﾀﾀ

久「部屋は………ここか！」

久「あの、ここって白糸台の部屋ですよね？」

菫「ああ、あなたは清澄の」

淡「うぉ、あの牌を叩き付ける人だ」

久「宮永さんいる？」

菫「照か……あいつは一度戻ってからなんかボーっとしててな。どうしたものか」

久「ちょっと連れてきてくれない。客だって言って」

菫「？」

淡「わかったよ。テルー、お客さんだよー」

照「…あっ」

久「ちょっといいかしら。さっき――ってちょっと！」

菫「おい照、何で会話途中で部屋に戻る」

照「菫、放して」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

菫「はぁ、お前ちょっと変だぞ。今日何があった？」

照「別に何もない」

菫「すまん、今照はこんな感じだ。だから話すのは無理だな」

久「…………」

ほ

久「ちょっと中に入るわよ！」

菫「お、おい！」

久「宮永さん、待って！」ｷﾞｭ

照「――っ！？」

久「お願い、話をさせて。ずっとそんな調子じゃ気になるもの」

照「…………」

菫「おい照、そこまで言われてるんだ。ちゃんと話せ」

照「……分かった」

子供出来てませんように
2回目がありますように

久「ここなら大丈夫でしょ、屋上に人なんか来ないし」

久「さぁ話して！なんであの後からそんな感じなのよ！」

久「こっち向いてよ宮永さん！どうして――」

照「……悲しくなるから」

久「悲しくなる？何が？」

照「もし…竹井まで離れたら…私は」

久「離れるって何よ！！私はちゃんとここにいるじゃないの！」

照「あの時だって…あの時だって咲とは……」

久「あの時……？」

照「咲が事故を起こして…それで咲に強く当たりすぎて……」

照「…………」

久「…事故は咲のせいなの？」

照「咲のせいじゃかった。でもあの時は気が動転して」

照「咲のことを初めて殴って、怒鳴ったと思う。それからすぐ、両親が空気を読んで、別居した」

照「冷静になったら、もう取り返しがつかなくなってた…」

久「…そうなの」

照「それから…咲に会ったら…あの時のせいで咲が辛い思いをしそうで」

久「何でよ！そんなことないわよ！咲だって会いたそうにしてるから！」

久「それにそのことと私と話さないことは関係ないでしょ！何で！」

照「近づきすぎたら、それだけ別れた時が辛い…」

照「咲だって…それにあの子も……」

照「……………………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

久「咲なら…まだやり直せるわよ…咲だって、ちゃんと和解すれば…」

久「あなたが意地を張ってたら、それだけ咲が辛いのよ。お母さんもいないんだから」

久「…私と話さないわけは？別に喧嘩したわけじゃないんだから」

照「…ひっく…この大会が終わったら…竹井もいなくなるから…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

照「そうしたらもう…会えなくなるから……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

照「一度関係をもって…そこから親しくなって…」

照「ひっく…最後の最後で別れたら…」

照「それだったら…今別れたほうがいい…」

照「関係を持ったのは咲のため…そう割り切ってそこからは…」

久「…………」

久「宮永さん…あなた、私がこの大会が終わったらあなたを放っておくと思ってるの」

照「……うん」

久（……まさか、あの時から私を赤の他人って割り切ってたのか）

久「宮永さん、私は別れたりなんかしないわ」

久「一度関係を持っちゃったんだもん。それで見捨てるなんてひどいことしないわよ」

照「…………」

久「たしかに私はこの大会が終わったら長野に帰っちゃうけど、暇があったら東京に来るわ」

久「言ったでしょ。子供ができちゃったりしたら面倒は見るって」

久「絶対に別れたりなんかしないから」

久「だからね…こっち向いて」

久「大丈夫よ…浮気なんかもしないし、淋しかったら飛んできてあげるわ」

照「……本当に？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

久「本当。嘘なんかつかないから」

照「…………」ｸﾙ

久「やっとこっち向いてくれた。じゃ、目を閉じて」

照「目を？何をする気？」

久「もちろんあれよ。まだやってなかったからね」

ﾁｭ

これはずるずる行っちゃうパターン

久照とか









ええな

照「ぁ……///」

久「自分の気持ちに正直になって」

久「あなた、私のことどう思ってるの？」

照「私は……竹井のこと……」

照「ちょっと、好きかも…菫みたいに、どこか甘えられそう」

久「甘えられそうって、私はそういうのとはちょっと離れてる人間だけどね…でも、求められたら甘えさせたりするかも」

照「竹井は？竹井は私のことを」

久「久でいいわよ。あれだけやって赤の他人ですなんて言えないんだから」

久（私も、やったとはいえ、後であんなに気にかけて、ここまで連れ出したんだから…）

久（好きじゃないなんて、口が裂けても言えないわね）

久「私も、あなたのこと、好きだと思う…」

久「好きじゃなかったら、こんなに気にかけないわよ」

照「よかった…久も私のこと」

久（私も、何か感じてたのかな。宮永さんと私、どこか似たところがあったし）

支援

久「さ、戻りましょう。連れ出してから結構時間たってるわ」

照「そうだね。菫たちも心配する」

久「美穂子のこともほったらかしだったから」

照「美穂子って？そんな人部員にいなかったけど」

久「ああ、長野の個人戦１位の子よ。私ともちょっと面識があるの」

久「彼女とかそんな関係じゃないから安心してね」

久「さーて、戻ったら何しようかな。すぐ寝て明日に備えたほうが…」

久「…………」

久「そこ、誰かいるでしょ？」

照「誰かいるの？」

久「出入り口付近に人の気配がする」

久「…怒らないから出てきなさい」

和「…ばれてました？」

久「戻ろうとしたらちょっと変な影が見えた」

和「部長が戻ってこないから探してたらここに行きついて、いい雰囲気だから邪魔できませんでした」

し

久「それだけじゃないでしょ」

和「どういうことでしょうか？」

久「あなたのことだから、何か持ってるんでしょう。見せなさい！」

和「何も持ってませんから」

久「宮永さん！和を抑えて！」

和（咲さんのお姉さんに抑えられる！？）

久「さあおとなしく隠してるもの出しなさい」

照「原村であってるな。出して」

和（あれ、部長と私で口調が違う…？）

久「トランシーバー？なんでこんなもの持ってるわけ？」

和「いやーこれはですね」

久「誰と何を話してたのかしらね？」

和「は、ははは」

照「誠子から借りたの？それ、誠子が持ってきてた」

久「じゃあ、聞いてる相手は白糸台の人ね。誰かしら？」

照「菫？淡？尭深？誠子？」ｷﾞｭﾙﾙﾙ

和「ぜ、全員です。清澄と白糸台の人全員」

久「全員って、まこや美穂子も？」

照「…咲も、さっきの会話、聞いてたってこと？」

和「そ、そういうことになりますね…ははは」

久「いやーーーー！！！さっきの会話全部聞かれてたの！！？？」

照「咲にもさっきのが…ど、どのあたりから？」

和「部長と別れてからどーとかからですよ」

久「告白とか、そういったことも全部聞かれたのね…」

和「会話中に関係を持ったとか言ってましたが、もしかして」

久「もう聞かないで…あんなセリフ聞かれてどういう顔して戻ればいいのよ…」

______________

久「…………」

咲「部長…さっきの会話って」

久「ええ、全部本当のことよ」

咲「関係を持ったっていうのって///」

久「お察しの通りです」

咲「部長、いつの間にそんな関係になったんですか？」

久「そんなのどうでもいいでしょう。それより、いいの？」

久「今だったら、お姉さんと話して、和解できると思うわよ」

久「お姉さんも、和解するタイミングがつかめなかったみたいだからね」

久「だからね、早くいってきなさい」

咲「わ、わかりました」ﾀﾀﾀ

久（和解すれば、宮永さんも明るくなりそうね。私が好きって言った後の感じになればいいけど）

久「和解するのもちょっと時間がかかるわよね」

久「…もう遅いし、寝る準備でもをしましょうか」

久「……」ｽｰｽｰ

久「…………」

久「……ん？ちょっと音が」

久「まさか、宮永さん？」

久「時間は…まだ１１時か」

久「そういえばまこも咲もみんないなくなってるわね」

久「どうしたのかしらね？」

ｶﾞﾁｬ

照「あ、起きてたんだ」

久「起きてたんだって、さっきまで寝てたわよ」

照「ごめん、起こしちゃったかも」

久「いいわよ。私が早く寝すぎたのもあるし」

久「で、何の用かしら？」

照「咲のことで」

久「あなた、ちゃんと咲と和解できた」

照「うん、おかげさまで」

④

久「それはよかったわね」

久「で、それだけ？和解したってだけならわざわざ来なくてもいいと思うけど」

照「う…それは」

久「正直に言いなさいよ」

照「……///」

久「どうしたの？言えないことだったりする？」

照「その…もう一回、できる？」

久「もう一回？」

照「もう一回、私と…やって///」

久「もう一回じゃ、私はいいけど、本当に？」

照「本当に」

久「分かったわ。そっちが望むなら」

照「今回は、私も久を攻めたい」

久「攻めるって、私に攻めるところは」

ﾑﾆｭｳ

久「ひゃ///ちょっと、宮永さん！？」

照「久も、胸を触られると感じるんだね」

久「い、一応下半身以外は女の子のままだから」

照「じゃあ感じやすいところも私と一緒」ﾌﾟﾁﾌﾟﾁ

久「ちょ、ちょっと待ってよ！あんまり触ったらっんぁ///」

照「ふふ、揉んでるのもちょっと楽しい」

久「や、その…私に主導権は？」

照「今回は渡さない。私が握る」

久（あちゃー…これはまずいような）