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    元スレれんげ「こまちゃんライターでのオ○ニーは危ないからやめるのん」

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    151 = 74 :

    れんげ「ほたるん……」

    「でも、センパイも、休みとかになったら遊びに来てくれますよね」

    「れんちゃんのお姉さんみたいに」

    れんげ「……多分こまちゃんは、もう二度とここには帰って来ないん」ボソッ

    「え?」

    「れんちゃん、今何て……?」

    れんげ「なんげもないん」

    れんげ「ほたるんの言う通りなん」

    れんげ「ウチらが元気だして、なっつんを元気づけないといかんのです!」

    「うん、そうだね……」

    パリーン!!

    「なに……今の音!?」

    れんげ「何事なん?」

    れんげ「行ってみるん」

    「うん」

    152 :

    面白い

    153 = 108 :

    気になる

    154 :

    こわいよ

    155 = 74 :

    夏海「あはは、あはは」

    夏海「てやー」ブンッ

    ぱりーん

    れんげ「なっつん! なにやってるん!?」

    「夏海先輩!?」

    夏海「おー、れんちょんとほたるん」

    夏海「ん? なにやってるかって?」

    夏海「見りゃわかんじゃん」

    夏海「目の前に校舎の窓ガラスがあって、手にバット持ってたらやることは一つだよね」

    「夏海先輩……なんで……」

    夏海「なんでってそりゃ楽しいからだよ」

    夏海「こうやって窓ガラスを叩き割るとさ、イライラも悩みも全部吹き飛ぶんだよ」

    夏海「それに、ちょっと青春っぽくない? 窓ガラス割るって」

    夏海「ほたるんもやってみる?」

    156 = 74 :

    れんげ「なっつん、こんなことやめるん!」

    れんげ「今のなっつんをこまちゃんが見たら悲しむんよ!」

    夏海「…………あ"?」イラッ

    夏海「あの薄情者がなんだって?」

    「薄情者だなんて……そんな言い方……」

    夏海「ウチらに一言も言わず、勝手にいなくなるヤツのどこが薄情じゃないのさ?」

    夏海「確かにさ、相談を受けても、ウチらじゃ頼りにならないのかもしれないけど、別れの言葉すらないってありえないでしょ?」

    夏海「しかもウチは……家族なんだよ? 妹なんだよ?」

    夏海「そりゃあウチは姉ちゃんにいっぱい迷惑をかけたり悪戯もしたりしたけど」

    夏海「それでも言葉には出さないけど、互いを大事に思ってて、信頼して、必要としてるって……そう思ってた」

    夏海「でも姉ちゃんは、ウチらのこと、なんとも思ってなかった」

    「そんなこと――」

    夏海「勝手に勘違いして、ウチってホントバカみたいじゃん?」アハハ

    夏海「あーあー、姉ちゃんのこと考えたらまたイライラしてきた」

    夏海「スッキリしないとね」

    157 :

    なっつんはクズ

    158 = 74 :

    れんげ「なっつん!」

    夏海「ほーれっさ!」ヒュンッ

    パリーン

    「きゃっ!」

    れんげ「ほたるん!」

    「……ガラスの破片に当たっちゃったみたい……」テヘヘ

    れんげ「ほたるん、頬から血が出てるん」

    夏海「あ…………ほたるん……ご――」

    れんげ「なっつん! ほたるんに謝るん!!」

    夏海「……」

    夏海「…………ウチは悪くない」

    れんげ「なっつん!」

    夏海「ほたるんがそんなとこにいたのが悪いんだし」

    夏海「夏海ちゃん、なーんも悪くないもーん」

    159 = 109 :

    なっつんがADHD過ぎて吹いたwww

    160 = 107 :

    おいおい……

    161 = 83 :

    ???「僕は悪くない」

    162 :

    ほたるンゴ・・・

    163 = 74 :

    れんげ「なっつん! ほたるんに謝るん!!」

    夏海「あーもう、うっさいなあ」

    夏海「もうウチに構わないでよ…」ダッ

    れんげ「あ! なっつん!」

    「どうして……こんな……」

    れんげ「ウチ……テレビで見たことあるん」

    「え?」

    れんげ「ガラスには弾性があるから、こっち側から叩いて割っても、破片は全部向こう側に行かず、」

    れんげ「叩いた側に飛んでくることもあるんって」

    「いや……別にどうして破片がここに飛んで来たか聞いたわけではなく……」

    れんげ「それよりほたるん怪我は大丈夫なん?」

    れんげ「早く手当するん」

    「うん……」

    ………
    ……

    164 = 74 :


    ……

    れんげ「」グテー

    ひかげ「最近れんげ元気ないなー」

    れんげ「別にそんなことないん」

    ひかげ「あれだろ? 小鞠がいなくなって寂しいんだ?」

    ひかげ「しょうがないなー、ほれ、お姉さんに甘えてみぃ?」

    れんげ「……ひかねえ、うざいのんな……」

    ひかげ「うざっ!? うざってちょっ!? いやいや、れんげ、それはないっしょー?」

    れんげ「そんなことよりウチ、絵描くん」

    ひかげ「そんなことよりって……まあいいけど」ワタシウザクナイヨネ

    ひかげ「おー、描け描け」

    165 = 74 :

    れんげ「ひかねえの似顔絵描くん」

    ひかげ「私の似顔絵かー」

    ひかげ「美人に描いてくれよー」

    ひかげ「まっ、私がモデルなんじゃ、美人以外にはならないか、あはははは」

    れんげ「…………」

    ひかげ「なんか反応しろよ! ツッコめよ! 恥ずかしいだろ!」

    れんげ「自分で言って恥ずかしくなるなら、最初から言わなければいいのん」

    ひかげ「いやまあそうだけども……」

    れんげ「大丈夫わかってるん。ひかねえはウチを元気づけるためにワザとピエロを演じてるって」

    ひかげ「なんか指摘されると余計に恥ずかしいんだけどっ!!」

    れんげ「ひかねえ、口は何個がいい?」

    ひかげ「あー、普通に一個でいいよ」

    れんげ「遠慮しなくてもいいんよ、いっぱい描いてあげるん」カキカキ

    ひかげ「ちょっ! マジやめろって!」

    167 = 85 :

    話がガラッと変わってやがる

    168 = 74 :

    れんげ「絵のタイトルは、『苦渋』にするのん」

    ひかげ「だから人の似顔絵をそういうテーマで描くのやめようよ……」

    れんげ「…………」カキカキ

    ひかげ「今なに考えてるか当ててやろうか?」

    れんげ「やってみるん……どうせひかねえには、わかりっこないん」

    ひかげ「夏海のことだろ?」

    れんげ「!?」

    れんげ「すごい! ひかねえエスパーだったん!?」

    ひかげ「それくれぇわかるって」ヘヘッ

    169 :

    あああああああああああああああああ

    170 :

    ひかねえかわいい

    171 = 169 :

    れんちょんもひかげに気を使ってる

    172 = 74 :

    れんげ「……ウチな、なっつんに伝えたいことたくさんあるん」

    れんげ「けど、どうすればいいのかわからないん」

    ひかげ「そーじゃ……話してみるしかないんじゃないの?」

    れんげ「お話しても、伝わらないかもしれないのん」

    ひかげ「まあそっかもね」

    れんげ「…………ひかねえダメダメなのん」ジトー

    ひかげ「ダメダメじゃねえよ」

    ひかげ「確かに話しても、伝わらないかもしれないけど、話さなかったら伝わるもんも伝わらねえだろ」

    ひかげ「だったら、少しでも可能性のあるほうにかけたほうがいいんでねーの?」

    れんげ「……確かにそうなんな」

    れんげ「なかなか良いこと言うん、今日のひかねえは変なんな」

    ひかげ「ちょっと待て、それはどういう意味だよ?」

    れんげ「そのままの意味なのん」

    ひかげ「納得いかねー!」クワー

    173 = 169 :

    早くなっつんをどうにかするのん

    174 = 74 :

    ひかげ「それにな」

    ひかげ「一回話して伝わらないんだったら、伝わるまで何度も話せば良いだろ?」

    れんげ「そんなごり押しが通るのは、相手がひかねえの時くらいなのん」

    ひかげ「いやいや、その言い方だとまるで私がチョロいみたいじゃねーか!」

    れんげ「でも少しは参考になったのん」

    ひかげ「そりゃあ良かった」

    れんげ「ちょっと、ウチ出かけてくるん」

    ひかげ「おう、行ってこい行ってこい」

    れんげ「じゃあ行ってくるん!」

    ひかげ「あ、ちょっと待ってれんげ!」

    れんげ「なんなん? 今ウチ、良い感じで出かけようとしてたのに……」

    ひかげ「私って、別にウザくないよな?」

    れんげ「…………さあ? ウチにはなんとも言えません」

    ひかげ「そすんさー!!」クワッ

    175 :

    ???「小鞠ちゃんはね「転校」したんだよ
    蛍ちゃんも「転校」したら…イヤ、だよ…」

    176 = 74 :

    れんげ(なっつんいたん!)

    夏海「」ジュボッ

    れんげ「なっつん、なにやってるん!?」

    夏海「いや、学校を燃やして、焼き芋をやろうと思って」アハハ

    れんげ「なっつん! もういい加減にするん!!」

    夏海「っ」ビクッ

    夏海「なんだよ、大声だして」

    れんげ「こまちゃんはきっと、なっつんのためにここを出ていったん」

    夏海「はあ? なに言ってんの? そんなわけないだろー」

    夏海「姉ちゃんはウチらのことなんてどうでもいいんだよ」

    れんげ「なっつん、それ本気で言ってるん?」

    夏海「っ!」

    夏海「それは……」

    れんげ「こまちゃんがなっつんのこと、どうでもいいなんて思うはずないん!」

    れんげ「それはなっつんが、一番よくわかってるはずなのん!」

    177 = 74 :

    夏海「……うるさいよ」

    れんげ「え?」

    夏海「うるさいって言ってんだよ!!」ダッ

    れんげ「あ! なっつん待つん!」

    れんげ(なっつん、泣いてたん……)

    れんげ(ウチまた……結局なっつんに何も伝えられなかったん……)

    ……


    (はあ……あれから夏海先輩とちゃんと話せてないし……)

    (れんちゃんもあまり元気ないし……)

    (私は、どうすればいいんだろう)

    夏海「」タッタッ

    (あれは夏海先輩!?)

    「夏海先輩!!」

    夏海「あ、ほたるん……」

    178 = 74 :

    「夏海先輩、泣いて……?」

    夏海「いや、泣いてないよ」グスッ

    夏海「え、なに?」

    夏海「ウチが泣いてるように見える?」ヒック

    「見えますけど……」

    夏海「あはは……」グスッ

    夏海「あ、そういえば、この前はごめんね」

    「いえ、怪我自体は大したこと無かったので」

    夏海「良かった、ホントにごめんね」

    (なんだか小鞠センパイがいなくなる前の、夏海先輩に戻ったみたい……)

    179 = 109 :

    オナニーがどうしてこうなったしww

    181 = 74 :

    「あの……」

    (これを言うと、夏海先輩は怒るかもしれない……けど)

    夏海「うん?」

    「小鞠センパイは、ピクニックの時、できるならずっとみんなと居たいって言ってました!」

    「だからきっと、夏海先輩のこと、どうでもいいなんて思ったりしてないと思います!」

    夏海「そうだよねー、そうなんだよ……」

    夏海「あはは、れんちょんにも似たようなこと言われたよ」

    夏海「なんか色々ふっきれちゃった」

    夏海「まさか小学一年生に説教をされるとは……夏海ちゃんも落ちぶれたものだ」

    「元からそんなんだった気もしますけど……」ボソッ

    夏海「ん? 何か言った?」

    「いえ、何も言ってません」

    夏海「れんちょんにも謝らないといけないないなあ……」

    夏海「しっかし、よく考えると、小一に正論言われて逆ギレするウチってちょっとヤバくね?」

    「えっと……それは……」

    182 :

    何ゴミクズが普通にほたるんと会話してんの?黙れよお前

    183 = 74 :

    夏海「あはは」

    夏海「じゃあ、また明日」バイバーイ

    「はい、さようなら」

    ……


    夏海(はあ……ウチってホントバカだなあ)

    夏海(姉ちゃんはウチがいないとダメだと思ってたけど、逆だったんだ)

    夏海(ウチのほうが、姉ちゃんがいないとダメだったんだ)

    夏海(これは盲点だったなあ……)

    夏海(ウチは今までいっぱい、姉ちゃんに支えられてきたんだ)

    夏海(次姉ちゃんに会うときまでには、今度こそ本当に、)

    夏海(姉ちゃんを助けて支えて守れるような、そんな人間になりたいなあ……)

    夏海(でも次会ったら、文句の一つや二つは言ってやらないと……)

    夏海(今は自分自身のことさえ、満足にこなせてないから、先は長そうだけど)

    ……

    184 = 74 :


    ……

    学校

    「あれ……?」

    「また机が……」

    「まさか……」

    れんげ「……」

    れんげ「良かった……なっつんも『答え』を見つけたんな……」

    「」

    一穂「よ~し、みんな揃ってるなあ」

    「あの……夏海先輩がまだ来てません……」

    一穂「あー、夏海は都会の学校に転校したよ」

    185 :

    どうでもいいと思ってるから黙って行っちゃったんだろうにね

    186 :

    え、みんないなくなるの?

    187 = 180 :

    ファ!?

    188 :

    オダギリジョーのドラマ思い出した

    189 = 185 :

    さすがに面白くなくなってきた

    190 = 74 :

    「…………」

    「そんな……また……ですか……」

    れんげ「ほたるん……」

    (せっかく夏海先輩とまた仲良くできると思ったのに……)

    (でもおかしいよね、やっぱり……)

    (小鞠センパイも夏海先輩も急に転校するなんて……)

    ……

    191 :

    このスレが俺を寝かせない

    192 :

    俺も寝れない

    193 = 74 :



    「センパイも夏海先輩もいなくなっちゃったね」

    れんげ「二人きりなのん」

    「昨日、センパイの家に行ってみたんだけど、なくなっちゃってた」

    「元から何も無かったみたいに、家があった場所が、空き地になってたよ……」

    「ねえ……れんちゃんは何か知ってるんじゃないの?」

    れんげ「ウチは……」

    「ごめんね……なんかれんちゃんを責めるような言い方になっちゃった……」

    「れんちゃんが言いたくないなら、言わなくてもいいから」

    「でもお願いだから……お願いだから……れんちゃんまでいなくならないで……」ギュッ

    「れんちゃんまでいなくなったら私……」グスッ

    れんげ「大丈夫なん、ウチはずっといるん」

    れんげ「ずっとここにいるん……」

    ……

    194 = 169 :

    わあああああああああああああああああああ

    195 :

    兄貴も消えたのか

    196 = 74 :


    ……

    「ごめんね、年上なのに取り乱したりして」ヒック

    れんげ「……ほたるんが望むなら、ここの秘密を教えてあげてもいいのん」

    「ここの、秘密……」

    れんげ「でもそれを知ったら、ほたるんはショックを受けるかもなのん」

    「うん、それでもいいよ」

    「それでも私は、真実が知りたい」

    れんげ「……」

    れんげ「……わかったのん」

    れんげ「ここでは人に聞かれるかもしれないから、ちょっとついてくるん」

    「うん」

    「」

    ……

    197 = 166 :

    家が無いには兄貴もビックリ

    198 :

    続きはよ

    199 = 109 :

    シリアスなのに兄貴でワロタw

    200 = 169 :

    兄貴いたのか


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