元スレれんげ「こまちゃんライターでのオ○ニーは危ないからやめるのん」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
101 = 74 :
れんげ「それでピクニックってなにするん?」
れんげ「田植え祭りなん? 畑仕事の手伝いなのん?」
れんげ「それとも道の掃除するん?」
楓「れんげ……」
夏海「れんちょん……」
卓「」
一穂「えっと……なんでみんなこっち見るかなー?」
蛍「れんちゃん、ピクニックっていうのはね、お弁当食べたり、遊んだりすることなんだよ」
れんげ「知ってるん」
れんげ「ちょっとした小粋な冗談なのん」
夏海「ブラックジョーク過ぎるよ!」
このみ「あはは」
……
…
102 :
れんげワロタ
104 :
スレタイからこの展開になるのは誰が予想しただろうか
105 = 74 :
れんげ「みんなでこれやるん」ジャーン
夏海「お、竹とんぼか」
れんげ「人数分持って来たん」
れんげ「駄菓子屋もやるん!」
楓「いや、私はいいよ……」
れんげ「やるん!!」
楓「お、おう」
夏海「れんちょんほんとテンションたっかいねー」
楓「えっと、こうして」ヒュルル……ポテッ
夏海「ぷっ」クスクス
楓「笑うな」
れんげ「駄菓子屋、下手クソなんな……」
楓「っかしいなー、昔はもっとこう……」
……
…
106 = 74 :
…
……
れんげ「ウチが一番高く飛んだのん」
小鞠「え~、どう見てもわたしでしょー」
このみ「またやってる……」
蛍「あはは……」
小鞠「れんげは、真下から見てたからわかんなかったんじゃないの?」
小鞠「わたしは横から見てたからハッキリわかったよ、わたしのやつのほうが、20cmくらい、高く飛んでたから」
れんげ「ウチも横から見てたん」
小鞠「えー、じゃあ蛍に聞いてみようか」
小鞠「蛍~」
小鞠「わたしの竹とんぼとれんげの竹とんぼ、どっちが高くまで飛んでた?」
蛍「えっと……同じくらいですか――――」
小鞠「ほらー、蛍もこう言ってる」
蛍「ええ!?」
108 :
見てるぞ
109 :
まさかの原作仕様ww
110 = 74 :
れんげ「ほたるん、同じくらいって言ってたのん」
れんげ「じゃあもういいのん、今回はこまちゃんの勝ちでいいのん」
夏海「おー、れんちょんは大人だなー」ヨシヨシ
小鞠「ぅぅ……なにこの勝負に勝って試合に負けた感」
蛍(センパイ、それ使い方逆です……)
れんげ「次は負けないのん」
夏海「よし、今度はウチも参加するよ」
蛍(センパイ、頑張ってください)
一穂「はい、麦茶」
蛍「え、あ、いただきます」
一穂「いやー長閑だねー」
一穂「こうやって芝生の上に寝転んで、お日様の陽に当たりながらごろごろするの気持ちいいわー」ゴロゴロ
一穂「ずっとこうしていたくなるよー」
蛍「あはは……」
一穂「ずっとこんな日々が、続くといいねえー」
111 :
このねえねえは何のフラグを立てたん?
112 = 107 :
平和な日常を求めるのは死亡フラグ
113 = 76 :
ちゃんちゃちゃちゃちゃちゃんwwwwww
たーいようがーしーずーみそうなのーーんww
114 = 74 :
…
……
小鞠「蛍、疲れちゃった?」
蛍「はい、ちょっと」
蛍「少しはしゃすぎたみたいです」
小鞠「あはは、でも楽しんでくれてるなら良かった」
蛍「はい、楽しいです」
蛍「やっぱりこういうのもいいですね」
小鞠「そだねー」
小鞠「……」
小鞠「ねえ、蛍はさ、都会に帰りたいって思ったことはある?」
蛍「え?」
蛍「いえ、特にそう思ったことはありませんね」
蛍「毎日が楽しくて、あまりそういうことを考えたことがありませんでした」
小鞠「そう……」
115 = 109 :
すーんーだーかーわー、のーぞいってー
116 :
もう殺虫剤でワロタwww
118 = 74 :
蛍「ここは良い所ですよね」
蛍「ほんのちょっと……不便なとこはありますけど……」
蛍「水や空気が綺麗で、自然は豊かだし、人はやさしいし」
蛍「そしてなにより、小鞠センパイ、夏海先輩、れんちゃんや、みんながいます」
小鞠「うん……本当に、いいところだよ……」
蛍「でも私がここに来てまだ一年も経ってないんですよね」
蛍「なんかもう、みんなと二、三年以上、過ごしたような気になるんですよ」
蛍「えへへ、変ですよね」
小鞠「…………」
小鞠「うううん、わたしもそんな感じがする」
小鞠「きっとみんなもそう思ってるよ」
蛍「だと嬉しいですね」
119 = 94 :
おい
120 :
何でライターオ○ニーからこうなる
121 = 76 :
ちいさっなぁさかっなぁwwwみぃつけたぁwww
122 = 109 :
なーまえもっwしらない、はーーなーーをーーwつーんーでwwww
123 = 74 :
小鞠「……」
小鞠「わたしはね、蛍がここに来てくれて良かったと思ってる」
小鞠「蛍と出会えて、本当に良かったよ」
蛍「センパイ……」
蛍「嬉しいですっ!! センパイにそう言ってもらえるなんてっ!!!」ガシッ
小鞠「わわっ!」ビクッ
蛍「私もっ! ここに来て、センパイに出会えて本当に良かったです!!!」ギュッ
蛍「私、センパイに出会えて、本当に幸せです!!」
蛍「あ……すみません、急に手を握ったりして……」
蛍「センパイにそう言われたのが嬉しくて」
小鞠「いや、別にいいよ……」
小鞠「ちょっとびっくりしたけど」ボソッ
蛍(ああ、ついセンパイの手を握っちゃった……)
蛍(えへへ、センパイの手、柔らかかったな……)
蛍(ずっと握っていたいな、センパイの手)
124 = 82 :
ちょっぴりwwww
125 = 83 :
ガチレズでシリアスが台無しwwww
126 = 74 :
蛍(ハッ、今はそんなことじゃなく……)
蛍「センパイはあの……」
小鞠「うん?」
蛍(踏み込んでいいのかな……)
蛍(わからない……)
蛍(この前の、このみさんとの会話で聞こえた、『出ていく』という言葉の意味が気になるけど……)
蛍(もしかすると、私たちには触れて欲しくないことなのかもしれない……)
蛍(けど、私はセンパイのことが、もっと知りたいから……)
蛍「センパイは…………都会に行きたいんですか?」
小鞠「うーん、そうだねぇ」
小鞠「昔は憧れてたけど……」
小鞠「というか今も少し憧れてるけど」
小鞠「それでも、少し遊びに行ってみたい程度かなあ……」
蛍「そうなんですか……」ホッ
127 = 74 :
小鞠「わたしは、できることならずっとここにいたいよ」
小鞠「だけどそれは――――」
夏海「あ、姉ちゃんとほたるんいたー!」
夏海「そんなとこで休んでないで、せっかくピクニックに来てるんだからもっと遊ぼうよ!」
れんげ「ほたるんもこまちゃんも一緒に桃太郎ごっこやるん!」
蛍「桃太郎ごっこ?」
小鞠「なにそれ?」
夏海「ウチも説明を要求しまーす!」
れんげ「ふっふ、よくぞ聞いてくれましたん」
れんげ「ルールは簡単」
れんげ「まずじゃんけんで一人、桃太郎を決めるん」
れんげ「それ以外は鬼役をやるん」
129 = 74 :
れんげ「桃太郎は、鬼を追いかけて、鬼は桃太郎から逃げるん」
小鞠「それって普通の鬼ごっこと同じじゃ……」
れんげ「桃太郎に触られたら、鬼は桃太郎に感染するん」
夏海「感染!?」
小鞠「桃太郎さんは何者なの!?」
れんげ「桃太郎に感染した鬼は、桃太郎になるん」
れんげ「それでオリジナル桃太郎と一緒に、残りの鬼を追いかけるん」
小鞠「こわっ! 桃太郎さんこわっ!」
夏海「絶対この桃太郎は、正義の味方じゃないよ!」
夏海「桃から生まれた、異世界の生物かなにかだよ!」
132 = 83 :
やってることは普通の遊びなのに、設定がこええwww
133 = 109 :
増え鬼に聞こえないwww
134 = 74 :
れんげ「鬼が全員感染して桃太郎になったら、桃太郎側の勝ちなのん」
小鞠「全員桃太郎さんになったのに、全くハッピーエンドって感じがしないよ!」
蛍「えっと、それじゃあ、鬼の勝利条件は?」
れんげ「鬼が勝つことはないのん」
小鞠「なにそれ酷い!」
れんげ「鬼は、鬼として生まれた時から、退治されることを運命づけられてるん」
れんげ「退治されるのが遅いか早いか、の違いがあるだけなのん」
夏海「鬼せつねえ!!」
135 = 74 :
小鞠「あ、でも最終的にみんな桃太郎さんになるんだから、全員が勝者ってことになるのかな?」
夏海「おお!」
夏海「すごいよれんちょん! このゲームには敗者がいないんだ!」
れんげ「ふふん、もっと褒めていいのん」エッヘン
蛍「あはは……」
…
……
楓「段々コツを思い出してきた」
楓「力むとダメなんだな」
楓「こう、平行にして」シュッ
夏海「意外とハマってる……」
れんげ「駄菓子屋独りでなにやってるん?」
このみ「もう帰るよー」
………
……
…
136 :
駄菓子屋は可愛い
137 :
芋虫のやつと似た内容だと思ってみれば
138 = 74 :
…
……
………
学校
蛍「あ、れんちゃんおはよー」
れんげ「にゃんぱすー」
蛍「にゃんぱすー」
蛍(あれ、机が……)
れんげ「そっか……こまちゃんは『答え』を見つけたんな……」
蛍「?」
…
一穂「あー、夏海はまた遅刻かー」
蛍「あの、小鞠センパイも――」
ガラッ
夏海「セーフ! セーフ! ギリギリセーフ!」
夏海「姉ちゃん、なんで起こしてくれないんだよ!?」
夏海「って姉ちゃんいないし!」
140 = 83 :
おい…
141 = 74 :
一穂「全員揃ったみたいね」
蛍「小鞠センパイがまだ……」
夏海「ウチのこまっちゃんがまだ来てませんー」
夏海「ウチを起こさないで先に出たはずなのに、なにやってんだろうね」
一穂「あー、こまちゃんはもういないよ」
蛍「え?」
夏海「はっ?」
れんげ「……」
一穂「都会の学校に転校しちゃったから」
蛍「……」
夏海「……」
れんげ「……」
143 = 107 :
おいおい……
144 = 74 :
夏海「いやいや、かずねえ、なに言ってんのさ」
夏海「冗談にしてもそれは酷いって」
夏海「あはは、嘘つくならもっとマシな嘘つこうよ」
一穂「嘘じゃないだけどなあ……」
夏海「いやいや、もういいって」
蛍「あの……センパイが転校したって本当なんですか?」
夏海「嘘に決まってんじゃん、ほたるんかずねえに騙されたらだめだよ」
一穂「本当だよ」
夏海「ちょっとかずねえ、マジ顔でそういうタチの悪い冗談言うのやめてよ」
一穂「だから冗談じゃないだって」
夏海「嘘……でしょ……?」
夏海「マジで言ってるん?」
一穂「うんマジで」
一穂「さすがにウチも、こんな嘘はつかないよ」
夏海「いやいやだっておかしいでしょ?」
145 :
家族がしらないってどういうことだ
146 :
なるほど
147 = 74 :
夏海「ウチ何も聞いてない!!」
夏海「兄ちゃんは?」
卓「」フルフル
夏海「ほらっ! ウチらが何も聞かされてないのに転校とかおかしいじゃん!」
一穂「そう言われてもねえ……」
夏海「ちょっとウチ、母ちゃんに聞いてくる!」ダッ
一穂「あ、ちょっと夏海」
一穂「あー、行っちゃった」
蛍「あの……」
蛍「本当に小鞠センパイはいないんですか?」
一穂「うん、残念だけど……」
蛍「そんな…………いくらなんでも、急過ぎますよ…………」
れんげ「ほたるん……」
……
…
148 = 74 :
…
……
………
蛍(センパイがいなくなってから、もう一週間か……)
れんげ「最近なっつん元気ないん……」
蛍「センパイが転校して一番ショックだったなのは多分、夏海先輩だから……」
蛍「何も聞かされてなかったみたいだし……」
れんげ「うちもびっくりしたけど、きっとなっつんはもっとびっくりしたん」
蛍「そうだね」
蛍「だから私たちが、元気づけてあげないとだね!」
れんげ「……ほたるんはエラいんな」
れんげ「ほたるんだって、こまちゃんがいなくなって、ショックだったはずなのん」
蛍「私は……」
蛍「夏海先輩ほど、不意打ちじゃなかったから……」
蛍「それでも驚いたし、悲しかったけどね」
蛍「それに、未だにひょっこり帰って来てくれるんじゃないかと思っちゃう……」
蛍「多分、小鞠センパイが転校したってこと、頭ではわかってても、ちゃんと理解できてないんだと思う」
150 :
どんなエンドになるのか
みんなの評価 : ○
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