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元スレ苗木「女の子は嫌いだよ。欲情した猿と同じだからね」
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腐川「そ、それならさっさと見せなさいよ! あ、あんただって窮屈でしょ!」
十神「……やめておけ」
腐川「びゃ、白夜様!」
山田「十神殿。苗木君が姿を隠しているのには何かコンプレックスがあるのでしょうが、そんな物はこんな状況に比べれば塵芥」
山田「確かに本人も辛いでしょうが、ずっと晒すわけでもないのですし……」
十神「そうじゃない。モノクマの言ったことから考えてみろ」
十神「モノクマは人が死ぬ度にシャッターを開けると言った。全てのシャッターを開けるためには数人死ぬ必要がある」
十神「つまり、苗木の素顔を見るのには数人分の命と引き換えにしなければいけない何かがあるという事だ」
十神「こうも頑なに俺達と接触しない苗木の態度から見てもそう考えるのが妥当だろう……それがどんな物かは分からんがな」
山田「そ、そんな事が……」
モノクマ「うぷぷぷ。折角の人の好意を無駄にして。まっ、するしないは君達の自由だし、頑張ってねー」タッタッタ
十神「……やめておけ」
腐川「びゃ、白夜様!」
山田「十神殿。苗木君が姿を隠しているのには何かコンプレックスがあるのでしょうが、そんな物はこんな状況に比べれば塵芥」
山田「確かに本人も辛いでしょうが、ずっと晒すわけでもないのですし……」
十神「そうじゃない。モノクマの言ったことから考えてみろ」
十神「モノクマは人が死ぬ度にシャッターを開けると言った。全てのシャッターを開けるためには数人死ぬ必要がある」
十神「つまり、苗木の素顔を見るのには数人分の命と引き換えにしなければいけない何かがあるという事だ」
十神「こうも頑なに俺達と接触しない苗木の態度から見てもそう考えるのが妥当だろう……それがどんな物かは分からんがな」
山田「そ、そんな事が……」
モノクマ「うぷぷぷ。折角の人の好意を無駄にして。まっ、するしないは君達の自由だし、頑張ってねー」タッタッタ
十神「……フン」
山田「……」
セレス「うふふ」
朝日奈「あ……べ、別にいいじゃん! 1階だけでも十分に広いしさ!」
舞園「そうですよ! 取り立てて騒ぐ程の問題でもありません!」
江ノ島「……」
霧切「……いいえ。ここで終わらせてはいけないわ」
朝日奈「霧切ちゃん?」
霧切「苗木君。あなたは何者なの?」
苗木「……」
石丸「き、霧切君! 無理に詮索するのはやめろと最初に言ったはずだよ!」
霧切「そうね。あれはただのモノクマの遊びかもしれない。けれど、私は昨日の夜、苗木君の部屋にモノクマが入っていくのを見たのよ」
石丸「なっ!」
霧切「答えて。あなたは私達の味方? それとも敵?」
苗木「……僕は」
山田「……」
セレス「うふふ」
朝日奈「あ……べ、別にいいじゃん! 1階だけでも十分に広いしさ!」
舞園「そうですよ! 取り立てて騒ぐ程の問題でもありません!」
江ノ島「……」
霧切「……いいえ。ここで終わらせてはいけないわ」
朝日奈「霧切ちゃん?」
霧切「苗木君。あなたは何者なの?」
苗木「……」
石丸「き、霧切君! 無理に詮索するのはやめろと最初に言ったはずだよ!」
霧切「そうね。あれはただのモノクマの遊びかもしれない。けれど、私は昨日の夜、苗木君の部屋にモノクマが入っていくのを見たのよ」
石丸「なっ!」
霧切「答えて。あなたは私達の味方? それとも敵?」
苗木「……僕は」
朝日奈「す、ストーップ! ストップ!」
朝日奈「こんな亀裂が入るような問答はやめようよ。それこそ、モノクマの思う壺じゃん!」
朝日奈「ね? 霧切ちゃんもきっと疲れてるんだよ。こんな時はドーナツを食べれば元気出るから!」
霧切「……そうね。私もこんな所に閉じ込められて苛立っていたのかもしれないわ。苗木君、ごめんなさい」
苗木「……いいよ。君は間違っていないだろうから」
セレス「すっかりお茶がまずくなってしまいましたわね。今日はもう解散といたしましょう」
葉隠「だ、だべな! 俺も部屋に戻ってやることあるし」
十神「そういう事なら俺も戻るぞ」
山田「わ、私も同人誌の続きを書くとしますかな」
大和田「……俺も戻るわ」
苗木「……」
江ノ島(……苗木……誠)
朝日奈「こんな亀裂が入るような問答はやめようよ。それこそ、モノクマの思う壺じゃん!」
朝日奈「ね? 霧切ちゃんもきっと疲れてるんだよ。こんな時はドーナツを食べれば元気出るから!」
霧切「……そうね。私もこんな所に閉じ込められて苛立っていたのかもしれないわ。苗木君、ごめんなさい」
苗木「……いいよ。君は間違っていないだろうから」
セレス「すっかりお茶がまずくなってしまいましたわね。今日はもう解散といたしましょう」
葉隠「だ、だべな! 俺も部屋に戻ってやることあるし」
十神「そういう事なら俺も戻るぞ」
山田「わ、私も同人誌の続きを書くとしますかな」
大和田「……俺も戻るわ」
苗木「……」
江ノ島(……苗木……誠)
――
コンコン
苗木「はい」
霧切「私よ。霧切」
苗木「何か用?」
霧切「いえ……さっきの事、ちゃんと謝っておこうと思って」
苗木「別にいいよ。君のやった事は正しい。何も間違ってないから」
霧切「……あなたは本当にモノクマの仲間では無いのよね?」
苗木「違う……敵じゃないよ……味方とも言いづらいけど……」
霧切「……そう」
コンコン
苗木「はい」
霧切「私よ。霧切」
苗木「何か用?」
霧切「いえ……さっきの事、ちゃんと謝っておこうと思って」
苗木「別にいいよ。君のやった事は正しい。何も間違ってないから」
霧切「……あなたは本当にモノクマの仲間では無いのよね?」
苗木「違う……敵じゃないよ……味方とも言いづらいけど……」
霧切「……そう」
苗木「……僕も君に言っておきたい事があるんだ」
霧切「何かしら?」
苗木「僕を怪しむ気持ちは十分分かる。君は特に好奇心旺盛なようだし気になるんでしょ?」
霧切「……否定はできないわ」
苗木「でも、君のために言っておくよ」
苗木「二度と僕の事を調べようとしないで。関わろうともしないで。お願い」
霧切「……それは、個人的な感情?」
苗木「いいや。好きとか嫌いの話じゃない」
霧切「……」
苗木「都合のいいようだけど、信じてほしい。君と僕、皆のためにも」
霧切「……善処するわ」
スタスタスタ
苗木「でも、このままだといつかは……」
霧切「何かしら?」
苗木「僕を怪しむ気持ちは十分分かる。君は特に好奇心旺盛なようだし気になるんでしょ?」
霧切「……否定はできないわ」
苗木「でも、君のために言っておくよ」
苗木「二度と僕の事を調べようとしないで。関わろうともしないで。お願い」
霧切「……それは、個人的な感情?」
苗木「いいや。好きとか嫌いの話じゃない」
霧切「……」
苗木「都合のいいようだけど、信じてほしい。君と僕、皆のためにも」
霧切「……善処するわ」
スタスタスタ
苗木「でも、このままだといつかは……」
――
食堂
桑田「苗木のヤロー。今日もご丁寧に顔隠してやがんぜ」
桑田「特別な人間にでもなったつもりかよ」ボソボソ
山田「……あまり気分がいいものではないですな」
桑田「だろー? お前から何か言ってやってくれよ」
山田「い、いえ! 私はそんな……」
大和田「おい、お前ら女々しすぎんぞ。駄目な時は男らしく諦めろ」
十神「同意だな。一見簡単そうに見える道こそ罠と思うべきだ」
桑田「け、けどよぉ……」
大和田「しつけーぞてめー」
不二咲「け、喧嘩は駄目だよぉ」
朝日奈「な、何か空気重いね……」
大神「まぁ、2,3日もすれば元に戻ろう」
食堂
桑田「苗木のヤロー。今日もご丁寧に顔隠してやがんぜ」
桑田「特別な人間にでもなったつもりかよ」ボソボソ
山田「……あまり気分がいいものではないですな」
桑田「だろー? お前から何か言ってやってくれよ」
山田「い、いえ! 私はそんな……」
大和田「おい、お前ら女々しすぎんぞ。駄目な時は男らしく諦めろ」
十神「同意だな。一見簡単そうに見える道こそ罠と思うべきだ」
桑田「け、けどよぉ……」
大和田「しつけーぞてめー」
不二咲「け、喧嘩は駄目だよぉ」
朝日奈「な、何か空気重いね……」
大神「まぁ、2,3日もすれば元に戻ろう」
セレス「最近の霧切さんはこうして規則正しく集まっているみたいですが……もう調査の方はおしまいですか?」
霧切「えぇ。元々、そんなに行ける所もなかったから、一段落といったところね」
セレス「そうですか。舞園さんはどうでしょう? 何か変わった事は」
舞園「いえ……私の方は特に……ただ、やっぱり精神的に来ますよね……」
セレス「それも致し方ありません。こんな事に巻き込まれて平常を保つ方が難しいですから」
セレス「こんな事をいうのは酷かもしれませんが、感情的な行動は絶対に避けてください。どんな時でも落ち着いて、冷静になって」
セレス「変化に対応できる者こそが時代を生き抜いてきたんですから」
舞園「あはは……そうですね……」
霧切(……舞園さんは強がってはいるけど、心労がたたって憔悴してきてる)
霧切(……男性陣の1部も苗木君に不信感を募らせてるし)
霧切(……苗木君はああ言ったけど……結局いつかは……)
苗木「……」
霧切「えぇ。元々、そんなに行ける所もなかったから、一段落といったところね」
セレス「そうですか。舞園さんはどうでしょう? 何か変わった事は」
舞園「いえ……私の方は特に……ただ、やっぱり精神的に来ますよね……」
セレス「それも致し方ありません。こんな事に巻き込まれて平常を保つ方が難しいですから」
セレス「こんな事をいうのは酷かもしれませんが、感情的な行動は絶対に避けてください。どんな時でも落ち着いて、冷静になって」
セレス「変化に対応できる者こそが時代を生き抜いてきたんですから」
舞園「あはは……そうですね……」
霧切(……舞園さんは強がってはいるけど、心労がたたって憔悴してきてる)
霧切(……男性陣の1部も苗木君に不信感を募らせてるし)
霧切(……苗木君はああ言ったけど……結局いつかは……)
苗木「……」
――
深夜
食堂
苗木「モノクマ」
モノクマ「はいはーい。呼ばれて飛び出てジャジャンジャーンってね。うぷぷぷ」
苗木「頼みがあるんだ」
モノクマ「何々? シャッターを開けてとかなら却下だけど」
苗木「何でだよ! 出口に通じる所以外なら問題ないだろ!?」
苗木「皆もう限界なんだ! 学校のあらゆる所に行くことができれば閉塞感はなくなるし、少なくともいがみ合ったりすることはなくなる。頼むよ!」
モノクマ「はぁ……あのねー? 苗木君。これはゲームなの。そりゃ、苗木君はチート能力持ってるけどさ、それとこれとは話が別。これは君達と僕とのゲーム」
モノクマ「外に出たい人は誰かを殺せばいいし、別の所に行きたいのなら誰かが殺されるのを待てばいい。でも、そんな物騒な手段を使わずとも苗木君が素顔を見せれば良い話じゃないか」
苗木「……僕だけが被害に合うのならいい。でも、僕のこれは!」
モノクマ「知ってる。でないと駆け引きとして使えないもの。でも、これはゲームだから。それに、負けそうになったからって僕はインチキなんかしない。素直に負けを認めるよ。
でないと面白くないからね。ほら、君たちにも幾分かの希望があるじゃないか。内通者だっているし、その子は喉から手がでるほどの情報を持ってるよ?
その子を見つけ出して、顔を見れば一発だ。何、その子は悪者なんだ。君が背負う必要はない。だって、そうしないと皆助からないんだからね。うぷぷぷぷ」
深夜
食堂
苗木「モノクマ」
モノクマ「はいはーい。呼ばれて飛び出てジャジャンジャーンってね。うぷぷぷ」
苗木「頼みがあるんだ」
モノクマ「何々? シャッターを開けてとかなら却下だけど」
苗木「何でだよ! 出口に通じる所以外なら問題ないだろ!?」
苗木「皆もう限界なんだ! 学校のあらゆる所に行くことができれば閉塞感はなくなるし、少なくともいがみ合ったりすることはなくなる。頼むよ!」
モノクマ「はぁ……あのねー? 苗木君。これはゲームなの。そりゃ、苗木君はチート能力持ってるけどさ、それとこれとは話が別。これは君達と僕とのゲーム」
モノクマ「外に出たい人は誰かを殺せばいいし、別の所に行きたいのなら誰かが殺されるのを待てばいい。でも、そんな物騒な手段を使わずとも苗木君が素顔を見せれば良い話じゃないか」
苗木「……僕だけが被害に合うのならいい。でも、僕のこれは!」
モノクマ「知ってる。でないと駆け引きとして使えないもの。でも、これはゲームだから。それに、負けそうになったからって僕はインチキなんかしない。素直に負けを認めるよ。
でないと面白くないからね。ほら、君たちにも幾分かの希望があるじゃないか。内通者だっているし、その子は喉から手がでるほどの情報を持ってるよ?
その子を見つけ出して、顔を見れば一発だ。何、その子は悪者なんだ。君が背負う必要はない。だって、そうしないと皆助からないんだからね。うぷぷぷぷ」
モノクマ「それにさ、苗木君は興味ないんじゃなかったっけ? だったら、誰がどうなろうがどーでもいいじゃない」
苗木「……そうだよ。どうでもいいよ」
苗木「でも、それは僕だけの話だ! 他の皆は関係ない!」
モノクマ「あらら、正義感がお強い事で」
モノクマ「でも、駄目なものはだーめ。よく考えてみなよ。情に流されるような人間がこんなイカれたゲーム、するわけないでしょ?」
モノクマ「残念だったねー」
苗木「……そう……それなら」
モノクマ「何々? 怒っちゃったの? うぷぷぷぷ」
苗木「……やるだけの事はやってみるよ」
パサッ
モノクマ「あれあれ? 誰か来るかもしれないのに、顔を出して大丈夫なの?」
苗木「……だから、この時間を狙ってきたんだよ」
モノクマ「ふーん。午前3時なら誰も来ないと……でもいいの? かっこつけて豪語するのはいいけど、後ろを確認しないと」
モノクマ「諺にもあるでしょ? 人間万事塞翁が馬って。ちょっと違うけど。うぷぷぷ」
「苗木……君?」
苗木「……そうだよ。どうでもいいよ」
苗木「でも、それは僕だけの話だ! 他の皆は関係ない!」
モノクマ「あらら、正義感がお強い事で」
モノクマ「でも、駄目なものはだーめ。よく考えてみなよ。情に流されるような人間がこんなイカれたゲーム、するわけないでしょ?」
モノクマ「残念だったねー」
苗木「……そう……それなら」
モノクマ「何々? 怒っちゃったの? うぷぷぷぷ」
苗木「……やるだけの事はやってみるよ」
パサッ
モノクマ「あれあれ? 誰か来るかもしれないのに、顔を出して大丈夫なの?」
苗木「……だから、この時間を狙ってきたんだよ」
モノクマ「ふーん。午前3時なら誰も来ないと……でもいいの? かっこつけて豪語するのはいいけど、後ろを確認しないと」
モノクマ「諺にもあるでしょ? 人間万事塞翁が馬って。ちょっと違うけど。うぷぷぷ」
「苗木……君?」
「何してるの?」
苗木「くっ!」
モノクマ「はーい。御丁寧に扱ってる布はこっちでーす」
苗木「返せ! モノクマ!」
モノクマ「えー? どうしよっかなー?」
「モノクマも居るの?」
モノクマ「早くこっちに来なよー。今なら苗木君の顔が見放題だよー」
「えっ? 本当?」
苗木「駄目だ! こっちに来ちゃ!」
モノクマ「早く早くー。今だけだよー」
苗木「くっ! モノクマ! それを早くこっちに渡せ!」ガシッ
モノクマ「あっ! あーあ、取られちゃった……うぷぷ」
「……苗木君ってそんな顔してたんだ」
苗木「え?」
モノクマ「遅かったみたいだけど」
苗木「くっ!」
モノクマ「はーい。御丁寧に扱ってる布はこっちでーす」
苗木「返せ! モノクマ!」
モノクマ「えー? どうしよっかなー?」
「モノクマも居るの?」
モノクマ「早くこっちに来なよー。今なら苗木君の顔が見放題だよー」
「えっ? 本当?」
苗木「駄目だ! こっちに来ちゃ!」
モノクマ「早く早くー。今だけだよー」
苗木「くっ! モノクマ! それを早くこっちに渡せ!」ガシッ
モノクマ「あっ! あーあ、取られちゃった……うぷぷ」
「……苗木君ってそんな顔してたんだ」
苗木「え?」
モノクマ「遅かったみたいだけど」
不二咲「えへへ。僕がお初かな?」
モノクマ「なーんだ。不二咲君か。残念」
苗木「ど、どうして……」
不二咲「カッコいい顔してると思うけどなぁ……まぁ、色々事情があるなら仕方ないけど……」
苗木「ぼ、僕の顔を見ても何ともないの……?」
不二咲「……? えっと、何か合った方が良かった?」
モノクマ「もう! 皆不良なんだから! 不二咲君も、こんな夜中に出歩いてると背が伸びないぞ!」
不二咲「えへへ。ちょっと小腹が空いちゃって……」
苗木「……君? え、えっと……不二咲さんって……もしかして」
モノクマ「うん。男だよ」
苗木「……男」ヘナヘナ
不二咲「ご、ごめんね? 騙すつもりはなかったんだけど……その、中々言いだせなくて……」
モノクマ「なーんだ。不二咲君か。残念」
苗木「ど、どうして……」
不二咲「カッコいい顔してると思うけどなぁ……まぁ、色々事情があるなら仕方ないけど……」
苗木「ぼ、僕の顔を見ても何ともないの……?」
不二咲「……? えっと、何か合った方が良かった?」
モノクマ「もう! 皆不良なんだから! 不二咲君も、こんな夜中に出歩いてると背が伸びないぞ!」
不二咲「えへへ。ちょっと小腹が空いちゃって……」
苗木「……君? え、えっと……不二咲さんって……もしかして」
モノクマ「うん。男だよ」
苗木「……男」ヘナヘナ
不二咲「ご、ごめんね? 騙すつもりはなかったんだけど……その、中々言いだせなくて……」
――
苗木の部屋
不二咲「どうして、また、顔を隠してるの?」
モノクマ「そうだ! マナー違反だよ! 苗木君!」
苗木「……何でモノクマが居るのさ」
モノクマ「だって、色々気になるじゃん。色々とさ」
苗木「……本気で見るよ」
モノクマ「いやん! 怖いよー! 不二咲君!」
不二咲「?」
苗木「はぁ……不二咲さん。丁度いい機会だから、君には言っておこうと思う」
不二咲「僕に何か言ってくれるの?」
苗木「うん。どうして僕が顔を隠していたか、皆を避けていたかを」
苗木「……本当はずっと隠しておきたかったんだけど……そうも言ってられない状況になってきちゃったから……」
不二咲「苗木君……」
不二咲「僕! すっごく嬉しい! 苗木君が僕に打ち明けてくれて!」ギュ
苗木の部屋
不二咲「どうして、また、顔を隠してるの?」
モノクマ「そうだ! マナー違反だよ! 苗木君!」
苗木「……何でモノクマが居るのさ」
モノクマ「だって、色々気になるじゃん。色々とさ」
苗木「……本気で見るよ」
モノクマ「いやん! 怖いよー! 不二咲君!」
不二咲「?」
苗木「はぁ……不二咲さん。丁度いい機会だから、君には言っておこうと思う」
不二咲「僕に何か言ってくれるの?」
苗木「うん。どうして僕が顔を隠していたか、皆を避けていたかを」
苗木「……本当はずっと隠しておきたかったんだけど……そうも言ってられない状況になってきちゃったから……」
不二咲「苗木君……」
不二咲「僕! すっごく嬉しい! 苗木君が僕に打ち明けてくれて!」ギュ
モノクマ「うわー。男同士で手を握ってるー。女子に言いふらしてやろー」
苗木「……モノクマ」
モノクマ「冗談じゃないか! もう! 苗木君は何でも本気にするんだから!」
不二咲「それで? どうして顔を隠してるの?」
苗木「うん。これは僕の才能……って言っていいのか分からないけど……」
モノクマ「才能どころの騒ぎじゃないもんねー」
苗木「単刀直入に言うよ。不二咲さん」
不二咲「う、うん」
苗木「僕の顔を見た女の子は皆僕に惚れてしまうんだ」
不二咲「…………うーんと」
モノクマ「冗談だよ! 冗談! こんな話があるわけないもの!」
苗木「聞いて、不二咲さん。これは冗談でも笑い話でも何でもない。全部本当の話だから」
不二咲「う、うん。でも」
モノクマ「惚れるぐらいだったら問題ないよね? 惚れるだけだったら」
不二咲「僕もそう思うけど……」
苗木「……モノクマ」
モノクマ「冗談じゃないか! もう! 苗木君は何でも本気にするんだから!」
不二咲「それで? どうして顔を隠してるの?」
苗木「うん。これは僕の才能……って言っていいのか分からないけど……」
モノクマ「才能どころの騒ぎじゃないもんねー」
苗木「単刀直入に言うよ。不二咲さん」
不二咲「う、うん」
苗木「僕の顔を見た女の子は皆僕に惚れてしまうんだ」
不二咲「…………うーんと」
モノクマ「冗談だよ! 冗談! こんな話があるわけないもの!」
苗木「聞いて、不二咲さん。これは冗談でも笑い話でも何でもない。全部本当の話だから」
不二咲「う、うん。でも」
モノクマ「惚れるぐらいだったら問題ないよね? 惚れるだけだったら」
不二咲「僕もそう思うけど……」
モノクマ「ていうか、不二咲さん。内心で『こいつナルシストすぎて引くわ』って思ってるよ絶対。うぷぷぷぷ」
不二咲「お、思ってないよ!」
苗木「……不二咲さん。例えば、100人が100人、カッコいいと思う顔の人がいたとしよう」
不二咲「100人……うん」
苗木「皆その人の事をカッコいいとは思うけど、皆その人に惚れると思う?」
不二咲「う、うーん……多分、惚れないんじゃないかな……」
苗木「そして、漫画みたいにその人を見ただけで気絶したり、理性を無くして襲いかかる事なんてあると思う?」
不二咲「……ない……と思う」
苗木「だよね。でも、それだけならあの時顔を見せる事を拒まなかったよ」
苗木「幸い、ここには頼りになる男性も一杯いるし。まぁ、大神さんは止められないかもしれないけど」
不二咲「えっ? まだ何かあるの?」
苗木「……うん」
苗木「……僕を顔を見てしまった人は皆」
苗木「僕の奴隷になるんだ」
不二咲「お、思ってないよ!」
苗木「……不二咲さん。例えば、100人が100人、カッコいいと思う顔の人がいたとしよう」
不二咲「100人……うん」
苗木「皆その人の事をカッコいいとは思うけど、皆その人に惚れると思う?」
不二咲「う、うーん……多分、惚れないんじゃないかな……」
苗木「そして、漫画みたいにその人を見ただけで気絶したり、理性を無くして襲いかかる事なんてあると思う?」
不二咲「……ない……と思う」
苗木「だよね。でも、それだけならあの時顔を見せる事を拒まなかったよ」
苗木「幸い、ここには頼りになる男性も一杯いるし。まぁ、大神さんは止められないかもしれないけど」
不二咲「えっ? まだ何かあるの?」
苗木「……うん」
苗木「……僕を顔を見てしまった人は皆」
苗木「僕の奴隷になるんだ」
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