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元スレ春香「春香さんがお年玉あげますよー」
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春香「何万円だろ……あ」
伊織「5千円ね」
春香「――チェンジ!」
伊織「!? アンタそれいくらなんでも失礼よ!」
ノッチ「アーンド……」
春香&ノッチ「「Yes,We can!!」」
伊織「え? え?」
春香「あ、オバマ大統領のキャッチコピーは『Change』と『Yes,We can!』なんだよ」
ノッチ「振ってくれたんだよね」
伊織(……春香。いつからこんなに達者になったの……)
・
春香「さて、ノッチさんはランニングに戻っていかれたし……」
春香「本格的にお年玉ねだってみようかな! 事務所でくれそうなのは……>>153かな」
伊織「5千円ね」
春香「――チェンジ!」
伊織「!? アンタそれいくらなんでも失礼よ!」
ノッチ「アーンド……」
春香&ノッチ「「Yes,We can!!」」
伊織「え? え?」
春香「あ、オバマ大統領のキャッチコピーは『Change』と『Yes,We can!』なんだよ」
ノッチ「振ってくれたんだよね」
伊織(……春香。いつからこんなに達者になったの……)
・
春香「さて、ノッチさんはランニングに戻っていかれたし……」
春香「本格的にお年玉ねだってみようかな! 事務所でくれそうなのは……>>153かな」
春香「あっ、社長!」
社長「う、うむ……天海君どうかしたかね」
春香「亜美にお年玉あげてましたよね」
社長「うむ……」
春香「3000円でしたね」
社長「そうだね」
春香「ノッチさん5000円くれましたよ」
社長「……うむ。ありがたいことだ」
春香「……社長。もしかしたら何か忘れちゃってないですか?」
社長「…………すまない。お年玉だね。天海君にもあげよう」
伊織(まるで蛇ね……)
春香「私765プロには入って良かったです!」
社長(亜美君に3000円だから……>>160円辺りが妥当だろうか)
社長「う、うむ……天海君どうかしたかね」
春香「亜美にお年玉あげてましたよね」
社長「うむ……」
春香「3000円でしたね」
社長「そうだね」
春香「ノッチさん5000円くれましたよ」
社長「……うむ。ありがたいことだ」
春香「……社長。もしかしたら何か忘れちゃってないですか?」
社長「…………すまない。お年玉だね。天海君にもあげよう」
伊織(まるで蛇ね……)
春香「私765プロには入って良かったです!」
社長(亜美君に3000円だから……>>160円辺りが妥当だろうか)
春香「やった! 5万円ですよ5万円!」
真美「!? 亜美っ……聞いちゃダメ!」
亜美「――――遅いよ、真美」
春香「社長ありがとうございます!」
亜美「どーしてなのさ……なんではるるんは亜美の16倍なのさ……」
真美「はるるんはお姉さんだし、ね!」
亜美「違う! はるるんははるるんだよ! 社長さんを責めるつもりは全然ないけど、なんかナットクいかない!」
春香「もぅー……亜美は子どもだなぁ……もらえるだけありがたいと思わなきゃ」
亜美「勝負して、はるるん」
春香「へ?」
亜美「その5万円をかけて、亜美と>>175で勝負して!」
真美「!? 亜美っ……聞いちゃダメ!」
亜美「――――遅いよ、真美」
春香「社長ありがとうございます!」
亜美「どーしてなのさ……なんではるるんは亜美の16倍なのさ……」
真美「はるるんはお姉さんだし、ね!」
亜美「違う! はるるんははるるんだよ! 社長さんを責めるつもりは全然ないけど、なんかナットクいかない!」
春香「もぅー……亜美は子どもだなぁ……もらえるだけありがたいと思わなきゃ」
亜美「勝負して、はるるん」
春香「へ?」
亜美「その5万円をかけて、亜美と>>175で勝負して!」
蛇でいてくれてありがとう…!
ここでいおりんが言ってた「まるで蛇」が伏線となるわけだ
ここでいおりんが言ってた「まるで蛇」が伏線となるわけだ
亜美「限定じゃんけんで勝負して!」
春香「1対1……徒党を組んでカードを増やすことも無し……それって単なるじゃんけんにならないかなぁ」
亜美「いいの!」
春香「……運勝負、か。オーケー! いいよやったげる!」
亜美「やたっ!」
・
グー・チョキ・パーのカードが3枚ずつ春香と亜美に配られる。
続いて『星』が互いに3つずつ配られる。このライフをやりとりするのだ。
事務所ににわかに緊張が走った。
やよい「あの、かけごとは……」
真美「やよいっち。これははるるんと亜美の真剣勝負なんだ……見逃してくれぃ」
伊織「じゃあ、チェック」
亜美「負けないよ、はるるん」
春香「こういうゲームで亜美に勝てるかなー」
春香「1対1……徒党を組んでカードを増やすことも無し……それって単なるじゃんけんにならないかなぁ」
亜美「いいの!」
春香「……運勝負、か。オーケー! いいよやったげる!」
亜美「やたっ!」
・
グー・チョキ・パーのカードが3枚ずつ春香と亜美に配られる。
続いて『星』が互いに3つずつ配られる。このライフをやりとりするのだ。
事務所ににわかに緊張が走った。
やよい「あの、かけごとは……」
真美「やよいっち。これははるるんと亜美の真剣勝負なんだ……見逃してくれぃ」
伊織「じゃあ、チェック」
亜美「負けないよ、はるるん」
春香「こういうゲームで亜美に勝てるかなー」
亜美 【パー】
春香 【チョキ】
春香WIN!
春香「やたっ! 勝った!」
亜美「そ、そんな…………おかしいよ!」
伊織「いいえ、亜美。おかしくないわ。春香はなんのイカサマもしていない」
亜美「うぅ~……! い、一回負けただけだもん! とりかえす!」
春香「そういえばさぁ……私は5万円賭けてるのに、亜美はなにも無いの?」
亜美「えっ?」
春香「なんかフェアじゃないよ。亜美、私と戦いたかったらそっちも何か賭けなきゃ」
伊織「正論であるけれど……どうする? 亜美」
亜美「そうだね……勝負だもんね……ぅぅう…………わかった! >>192賭けてやろうじゃん!」
春香 【チョキ】
春香WIN!
春香「やたっ! 勝った!」
亜美「そ、そんな…………おかしいよ!」
伊織「いいえ、亜美。おかしくないわ。春香はなんのイカサマもしていない」
亜美「うぅ~……! い、一回負けただけだもん! とりかえす!」
春香「そういえばさぁ……私は5万円賭けてるのに、亜美はなにも無いの?」
亜美「えっ?」
春香「なんかフェアじゃないよ。亜美、私と戦いたかったらそっちも何か賭けなきゃ」
伊織「正論であるけれど……どうする? 亜美」
亜美「そうだね……勝負だもんね……ぅぅう…………わかった! >>192賭けてやろうじゃん!」
亜美「手鏡賭けてやろうじゃん!」
春香「それ、私があげたのだよね?」
亜美「だからフサワシーのっ! お互いお年玉を賭けているんだから!」
亜美「それともなに? 5万円とじゃ釣り合わない? そんなわけないよね! はるるんがくれたやつだもんね!」
亜美「『価値がない』なんて言えるわけないよねぇ……!!」
真美(あ、亜美に『スゴ味』が……!!)
春香「――いいよ。認めたげる」
亜美「当たり前だよ。さあ。お互い持ち逃げしないように、互いに賭けるものをテーブルに置こうか……ね? 『春香お姉ちゃん』」
春香「出すよ、もう。恐いなあ……」パサ
・
そして、勝負は続行される。
しかし、2戦目は所詮と状況が違う。
星の移動、互いのカード消費……それ以上にテーブルの状況が違う。
亜美(この考えるように傾かせた頭の角度……ここからなら横目で……あの手鏡が見える)
亜美(はるるんの『手札』が、見える……!!)
春香「それ、私があげたのだよね?」
亜美「だからフサワシーのっ! お互いお年玉を賭けているんだから!」
亜美「それともなに? 5万円とじゃ釣り合わない? そんなわけないよね! はるるんがくれたやつだもんね!」
亜美「『価値がない』なんて言えるわけないよねぇ……!!」
真美(あ、亜美に『スゴ味』が……!!)
春香「――いいよ。認めたげる」
亜美「当たり前だよ。さあ。お互い持ち逃げしないように、互いに賭けるものをテーブルに置こうか……ね? 『春香お姉ちゃん』」
春香「出すよ、もう。恐いなあ……」パサ
・
そして、勝負は続行される。
しかし、2戦目は所詮と状況が違う。
星の移動、互いのカード消費……それ以上にテーブルの状況が違う。
亜美(この考えるように傾かせた頭の角度……ここからなら横目で……あの手鏡が見える)
亜美(はるるんの『手札』が、見える……!!)
誘導。
お姉ちゃんとあえて呼ぶことでテーブルに互いの物を置かせたのは、単に勝利した場合の5万円獲得を確実にしたいというだけの理由ではない。
イカサマの布石。
相手によってもたらされた手鏡を利用し、勝負に勝つという決意。
不憫を、痛々しさを、必死さを隠れ蓑にした裏切りの刃。
必ずや成就させてみせると、亜美は決めていた。
亜美「どれにしようかな~一度負けたから後星は2つ……慎重になるなぁ」
春香「悩み過ぎてもしょうがないよ、亜美」
亜美「あははは……」
春香「私決めたよ」スッ
亜美(1枚選んで抜いた……セットまで持ってるつもりだね……あのカードは>>201!)
お姉ちゃんとあえて呼ぶことでテーブルに互いの物を置かせたのは、単に勝利した場合の5万円獲得を確実にしたいというだけの理由ではない。
イカサマの布石。
相手によってもたらされた手鏡を利用し、勝負に勝つという決意。
不憫を、痛々しさを、必死さを隠れ蓑にした裏切りの刃。
必ずや成就させてみせると、亜美は決めていた。
亜美「どれにしようかな~一度負けたから後星は2つ……慎重になるなぁ」
春香「悩み過ぎてもしょうがないよ、亜美」
亜美「あははは……」
春香「私決めたよ」スッ
亜美(1枚選んで抜いた……セットまで持ってるつもりだね……あのカードは>>201!)
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