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元スレ雪乃「私が由比ヶ浜さんを愛してやまないという風潮」

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雪乃「どうにかならないかしら。誤解も甚だしいわ」
八幡「そんな風潮見たことも聞いたこともないが」
雪乃「それはあなたがクラスメイトと関われないから耳にしないだけじゃないかしら」
八幡「クラス内の流行や噂なら知っとるわ。自分の席で寝てるフリしてるときは聞き耳立ててるからな。あと関われないじゃなく関わらないだ、間違えんな」
雪乃「あなたの惨めな処世術なんてどうでもいいのよ。問題は私に対する誤解よ」
八幡「いやだから俺はそんな話聞いたことねえよ。由比ヶ浜と同じクラスだけどな」
雪乃「じゃあ私のクラス限定の話なのかしら……比企谷君の近くでは気味が悪くて友達と会話もしたくない人が多いということも考えられない?」
八幡「俺はクラス内ではあくまで空気に徹してるからそれはない。ないはずだ」
雪乃「どうかしら。澱んだ空気が充満していたら誰でも気分が悪くなると思うのだけれど。今の私のように」
八幡「澱んでねえよ、これ以上ないくらい澄んでるよ」
八幡「そんな風潮見たことも聞いたこともないが」
雪乃「それはあなたがクラスメイトと関われないから耳にしないだけじゃないかしら」
八幡「クラス内の流行や噂なら知っとるわ。自分の席で寝てるフリしてるときは聞き耳立ててるからな。あと関われないじゃなく関わらないだ、間違えんな」
雪乃「あなたの惨めな処世術なんてどうでもいいのよ。問題は私に対する誤解よ」
八幡「いやだから俺はそんな話聞いたことねえよ。由比ヶ浜と同じクラスだけどな」
雪乃「じゃあ私のクラス限定の話なのかしら……比企谷君の近くでは気味が悪くて友達と会話もしたくない人が多いということも考えられない?」
八幡「俺はクラス内ではあくまで空気に徹してるからそれはない。ないはずだ」
雪乃「どうかしら。澱んだ空気が充満していたら誰でも気分が悪くなると思うのだけれど。今の私のように」
八幡「澱んでねえよ、これ以上ないくらい澄んでるよ」
雪乃「あなたの減らず口のせいで話が逸れてしまったわ。本題に戻りましょう」
八幡「俺はお前の毒舌のせいだと思うけどな」
雪乃「私のクラスは女子が多いから下卑た話題は常なのだけれど、こんなのははじめてだわ」
八幡「おおう、清々しいほどのスルーっぷりだな。まあいいけど。気にしてないけど」
雪乃「あら、どうかした?」
八幡「なんでもねえよ……お前が由比ヶ浜を愛してやまない、か。どうせいつもの悪口だろ。敵だけは多いからな、お前は」
雪乃「それならいいのだけれど、どうもそうではないみたいなのよ」
八幡「どういうことだ?」
八幡「俺はお前の毒舌のせいだと思うけどな」
雪乃「私のクラスは女子が多いから下卑た話題は常なのだけれど、こんなのははじめてだわ」
八幡「おおう、清々しいほどのスルーっぷりだな。まあいいけど。気にしてないけど」
雪乃「あら、どうかした?」
八幡「なんでもねえよ……お前が由比ヶ浜を愛してやまない、か。どうせいつもの悪口だろ。敵だけは多いからな、お前は」
雪乃「それならいいのだけれど、どうもそうではないみたいなのよ」
八幡「どういうことだ?」
雪乃「ただ私を不当に貶めたいだけの噂なら私も気にならないのだけれど」
八幡「気にならないってところがこれまでの人生を象徴してるな」
雪乃「なぜか私と由比ヶ浜さんの進展を気にしている人が多いというか……いわゆる、応援されている状態なのよ」
八幡「そりゃ珍しいな。お前が由比ヶ浜以外の人間から応援されるなんてはじめての経験じゃないのか?」
雪乃「だからなおさら気持ち悪くて……比企谷君からいやらしい目で見られるよりも気持ち悪いことがあるなんて思わなかったわ」
八幡「おい俺を不当に貶めるのはやめろ」
雪乃「不当? ついに国語までできなくなったのかしら。根拠のある事実だと思うのだけれど」
八幡「俺がお前をそんな目で見たことなんて……ねえよ」
雪乃「今の間はなにかしら」
八幡「気にならないってところがこれまでの人生を象徴してるな」
雪乃「なぜか私と由比ヶ浜さんの進展を気にしている人が多いというか……いわゆる、応援されている状態なのよ」
八幡「そりゃ珍しいな。お前が由比ヶ浜以外の人間から応援されるなんてはじめての経験じゃないのか?」
雪乃「だからなおさら気持ち悪くて……比企谷君からいやらしい目で見られるよりも気持ち悪いことがあるなんて思わなかったわ」
八幡「おい俺を不当に貶めるのはやめろ」
雪乃「不当? ついに国語までできなくなったのかしら。根拠のある事実だと思うのだけれど」
八幡「俺がお前をそんな目で見たことなんて……ねえよ」
雪乃「今の間はなにかしら」
八幡「あーゴホン……今まで友達皆無だったお前に仲の良い友達ができたからみんな驚いてるんだろ」
雪乃「そうなのかしら」
八幡「雪ノ下雪乃に友達ができるなんて天変地異みたいなものだからな」
雪乃「そしたらあなたに友達ができた場合はどうなるの? 世界どころか宇宙の滅亡と同義ではないかしら」
八幡「いくらなんでもそこまで確率低くないだろ。ないと信じたい」
雪乃「ごめんなさい。ありえない仮定の話をしても仕方なかったわね」
八幡「低確率どころか確率ゼロにしやがったよこの女」
雪乃「そうなのかしら」
八幡「雪ノ下雪乃に友達ができるなんて天変地異みたいなものだからな」
雪乃「そしたらあなたに友達ができた場合はどうなるの? 世界どころか宇宙の滅亡と同義ではないかしら」
八幡「いくらなんでもそこまで確率低くないだろ。ないと信じたい」
雪乃「ごめんなさい。ありえない仮定の話をしても仕方なかったわね」
八幡「低確率どころか確率ゼロにしやがったよこの女」
八幡「そもそもなんでお前のクラスでそんな噂が出てくるんだよ。お前が由比ヶ浜と関わるのは放課後、この教室だけだろ」
雪乃「そうでもないわ。彼女、よく私のクラスに来るのよ」
八幡「J組なんて由比ヶ浜になんの関係もないだろ」
雪乃「主に、昼食を私と食べるためよ」
八幡「わざわざJ組で飯食ってるのか、あいつは」
雪乃「実際に食事をとるのはこの教室だけれど、その前に迎えに来るのよ。私はここで待っていればいいと言っているのに」
八幡「由比ヶ浜らしいな。しかしそれだけで愛してやまないって話に飛躍するとは思えんが」
雪乃「ええ。私も同感よ」
八幡「あいつがクラスに来たときはどんな感じなんだ」
雪乃「そうね、由比ヶ浜さんが来たときは──」
雪乃「そうでもないわ。彼女、よく私のクラスに来るのよ」
八幡「J組なんて由比ヶ浜になんの関係もないだろ」
雪乃「主に、昼食を私と食べるためよ」
八幡「わざわざJ組で飯食ってるのか、あいつは」
雪乃「実際に食事をとるのはこの教室だけれど、その前に迎えに来るのよ。私はここで待っていればいいと言っているのに」
八幡「由比ヶ浜らしいな。しかしそれだけで愛してやまないって話に飛躍するとは思えんが」
雪乃「ええ。私も同感よ」
八幡「あいつがクラスに来たときはどんな感じなんだ」
雪乃「そうね、由比ヶ浜さんが来たときは──」
結衣「やっはろー♪ ご飯食べよ、ゆきのん」
雪乃「また来たの? 部室で待っていればいいと言っているでしょう?」
結衣「だってほら! ゆきのんとはやく会いたいから!」
雪乃「もう、なにを言っているの」
結衣「あ、もしかして迷惑だった……?」
雪乃「いいえ、そんなことはないわ。その、私も……」
結衣「え?」
雪乃「私もあなたと……で、できるだけ長く一緒にいたいもの」
結衣「……えへへ、ゆきのーん♪」ムギュッ
雪乃「あ、由比ヶ浜さんっ……」
雪乃「また来たの? 部室で待っていればいいと言っているでしょう?」
結衣「だってほら! ゆきのんとはやく会いたいから!」
雪乃「もう、なにを言っているの」
結衣「あ、もしかして迷惑だった……?」
雪乃「いいえ、そんなことはないわ。その、私も……」
結衣「え?」
雪乃「私もあなたと……で、できるだけ長く一緒にいたいもの」
結衣「……えへへ、ゆきのーん♪」ムギュッ
雪乃「あ、由比ヶ浜さんっ……」
そら(言葉に詰まって)そう(抱きつかれてまんざらでもなくしてたら百合だって疑われる)よ
結衣「それじゃ行こっか」
雪乃「ええ、そうね」
結衣「……」
雪乃「どうしたの? はやく行きましょう」
結衣「むぅー……ゆきのん、なんか忘れてない?」
雪乃「お弁当は持ってるわよ?」
結衣「ちっがうよー! 手っ! こういうときは手をつなぐ約束でしょ?」
雪乃「そ、それは恥ずかしいから嫌だと話したでしょう?」
結衣「あ、ごめんね。みんなに見られてたら恥ずかしいよね。じゃあ帰るときね!」
雪乃「え、ええ。帰るときだったら……ぜひ」
雪乃「ええ、そうね」
結衣「……」
雪乃「どうしたの? はやく行きましょう」
結衣「むぅー……ゆきのん、なんか忘れてない?」
雪乃「お弁当は持ってるわよ?」
結衣「ちっがうよー! 手っ! こういうときは手をつなぐ約束でしょ?」
雪乃「そ、それは恥ずかしいから嫌だと話したでしょう?」
結衣「あ、ごめんね。みんなに見られてたら恥ずかしいよね。じゃあ帰るときね!」
雪乃「え、ええ。帰るときだったら……ぜひ」
最近ゆきのんとガハマさんが争ってるSSばっかだったから新鮮
はよ
はよ
雪乃「こんなところかしら」
八幡「……雪ノ下、お前こそ国語ができなくなったのか?」
雪乃「今、国語の話はしてないのだけれど」
八幡「お前のそれはな、誤解ではない。事実と言うんだ。っていうかなにお前ら俺が帰ったあと手つないで下校とかしてたの?」
雪乃「別に毎日手をつないで帰っているわけではないわ。腕を組む日だってあるもの」
八幡「さらにレベル高えよ! あーもうあれだ、長いものに巻かれるのが嫌いな孤高の存在の俺でもこれはJ組の皆さんに同意せざるを得ない」
雪乃「あなたのそれは孤高ではなく孤独でしょう」
八幡「ツッコむのはそこかよ。本当に俺を貶すのが好きだな、お前は。もう恋してんじゃねーのかって感じだよ」
雪乃「おぞましいことを言わないでくれる? 耳が腐るわ」
八幡「おう腐っとけ。いっそ爆発しろ」
八幡「……雪ノ下、お前こそ国語ができなくなったのか?」
雪乃「今、国語の話はしてないのだけれど」
八幡「お前のそれはな、誤解ではない。事実と言うんだ。っていうかなにお前ら俺が帰ったあと手つないで下校とかしてたの?」
雪乃「別に毎日手をつないで帰っているわけではないわ。腕を組む日だってあるもの」
八幡「さらにレベル高えよ! あーもうあれだ、長いものに巻かれるのが嫌いな孤高の存在の俺でもこれはJ組の皆さんに同意せざるを得ない」
雪乃「あなたのそれは孤高ではなく孤独でしょう」
八幡「ツッコむのはそこかよ。本当に俺を貶すのが好きだな、お前は。もう恋してんじゃねーのかって感じだよ」
雪乃「おぞましいことを言わないでくれる? 耳が腐るわ」
八幡「おう腐っとけ。いっそ爆発しろ」
八幡「珍しくお前が俺に相談なんてしてくるから話を聞いてやったというのに……惚気話は他所でやれ」
雪乃「今の話のどこが惚気だと言うの? 私と由比ヶ浜さんの普段の姿よ」
八幡「余計たちが悪いわ。こんなのを常日頃から見せられてるJ組の皆さんに同情すら覚える」
雪乃「やめてあげなさい。あなたに同情されるなんて惨めにもほどがあるわ」
八幡「俺は同情することすら許されない人間かよ」
雪乃「そうよ」
八幡「即答か。まあいい。お前はせいぜい由比ヶ浜と青い春を満喫していろ」
雪乃「今の話のどこが惚気だと言うの? 私と由比ヶ浜さんの普段の姿よ」
八幡「余計たちが悪いわ。こんなのを常日頃から見せられてるJ組の皆さんに同情すら覚える」
雪乃「やめてあげなさい。あなたに同情されるなんて惨めにもほどがあるわ」
八幡「俺は同情することすら許されない人間かよ」
雪乃「そうよ」
八幡「即答か。まあいい。お前はせいぜい由比ヶ浜と青い春を満喫していろ」
雪乃「待ちなさい。まだ話は終わってないわよ」
八幡「どう終わってないんだ」
雪乃「まだどう誤解を解くかの結論が出ていないわ」
八幡「だから誤解じゃねえだろ」
雪乃「いいえ、誤解よ」
八幡「じゃあなんだ、お前は由比ヶ浜を愛してないと言えるのか、断言できるのか」
雪乃「それ、は……」
八幡「解決法か。いいだろう教えてやる。明日みんなの前で由比ヶ浜に嫌いだと言え。そしたら誤解は解ける」
雪乃「私が嘘をつかない人間だということはあなたもよく知っているでしょう」
八幡「やっぱり好きなんじゃねえか」
八幡「どう終わってないんだ」
雪乃「まだどう誤解を解くかの結論が出ていないわ」
八幡「だから誤解じゃねえだろ」
雪乃「いいえ、誤解よ」
八幡「じゃあなんだ、お前は由比ヶ浜を愛してないと言えるのか、断言できるのか」
雪乃「それ、は……」
八幡「解決法か。いいだろう教えてやる。明日みんなの前で由比ヶ浜に嫌いだと言え。そしたら誤解は解ける」
雪乃「私が嘘をつかない人間だということはあなたもよく知っているでしょう」
八幡「やっぱり好きなんじゃねえか」
雪乃「たしかに……私が由比ヶ浜さんを愛していることは認めるわ」
八幡「これで問題自体がなくなったわけだが」
雪乃「いいえ、それでもやはり誤解には違いないわ」
八幡「なんでだよ」
雪乃「だって私はまだ堂々と由比ヶ浜さんを愛していい立場にいないもの」
八幡「立場ってなんだよ」
雪乃「恋人、ということよ。今の関係はただの友達なのだから、まわりが愛してると囃し立てるのは誤解でしょう」
八幡「愛し合ってるなら誤解かもしれないが、愛してるなら合ってるんじゃないか」
雪乃「本当に口が減らないわね」
八幡「それはお前だろ」
八幡「これで問題自体がなくなったわけだが」
雪乃「いいえ、それでもやはり誤解には違いないわ」
八幡「なんでだよ」
雪乃「だって私はまだ堂々と由比ヶ浜さんを愛していい立場にいないもの」
八幡「立場ってなんだよ」
雪乃「恋人、ということよ。今の関係はただの友達なのだから、まわりが愛してると囃し立てるのは誤解でしょう」
八幡「愛し合ってるなら誤解かもしれないが、愛してるなら合ってるんじゃないか」
雪乃「本当に口が減らないわね」
八幡「それはお前だろ」
八幡「まあその問題ならすぐ解決できるだろ」
雪乃「というと?」
八幡「簡単な話だ。正式に由比ヶ浜の恋人になればいい。J組の皆さんも祝福してくれるだろう」
雪乃「はぁ……やはりあなたの頭ではその程度の考えが限界のようね」
八幡「俺の考えに間違いがあるなら指摘してみろ」
雪乃「比企谷君ですら即座に思いつくようなことを私が考えられないと思う? その選択なら私も幾度となくシミュレーションしたわ」
八幡「ほう。で、結果は?」
雪乃「……無理ね」
雪乃「というと?」
八幡「簡単な話だ。正式に由比ヶ浜の恋人になればいい。J組の皆さんも祝福してくれるだろう」
雪乃「はぁ……やはりあなたの頭ではその程度の考えが限界のようね」
八幡「俺の考えに間違いがあるなら指摘してみろ」
雪乃「比企谷君ですら即座に思いつくようなことを私が考えられないと思う? その選択なら私も幾度となくシミュレーションしたわ」
八幡「ほう。で、結果は?」
雪乃「……無理ね」
八幡「そのこころは?」
雪乃「場所はここ、奉仕部の部室。時間は夕暮れ時、比企谷君が帰ったあと。私と由比ヶ浜さんのふたりきり」
八幡「ありきたりだが王道だな」
雪乃「話があると言われて少し緊張した面持ちの由比ヶ浜さん、可愛い」
八幡「お、おう」
雪乃「そんな彼女の緊張をほぐすために彼女の手をとる私。若干頬を染めてはにかむ由比ヶ浜さん、可愛い」
八幡「雪ノ下、まきで頼む」
雪乃「ごめんなさい。そうね、結論から言うと……そのまま手をつないでいつもどおり帰路について、いつもどおり手を振って分かれるわ」
八幡「まきとは言ったが……おい、告白は?」
雪乃「場所はここ、奉仕部の部室。時間は夕暮れ時、比企谷君が帰ったあと。私と由比ヶ浜さんのふたりきり」
八幡「ありきたりだが王道だな」
雪乃「話があると言われて少し緊張した面持ちの由比ヶ浜さん、可愛い」
八幡「お、おう」
雪乃「そんな彼女の緊張をほぐすために彼女の手をとる私。若干頬を染めてはにかむ由比ヶ浜さん、可愛い」
八幡「雪ノ下、まきで頼む」
雪乃「ごめんなさい。そうね、結論から言うと……そのまま手をつないでいつもどおり帰路について、いつもどおり手を振って分かれるわ」
八幡「まきとは言ったが……おい、告白は?」
雪乃「私、告白されたことは数えきれないほどあるけれど、自分から告白したことはないのよね」
八幡「さり気ない自慢はいらん」
雪乃「だからなんて言えばいいのかわからなくて、シミュレーションもいつも告白できずに終わるのよ」
八幡「ただのヘタレじゃねえか」
雪乃「口を慎みなさい。これは戦略的撤退と言うのよ」
八幡「今の話の一体どこに戦略があったのかご教授願えますかね」
雪乃「由比ヶ浜さんが一生を添い遂げようと思えるような告白の台詞を思いつくまで待つ、という戦略よ」
八幡「その言い方だと由比ヶ浜が告白してくるまで待つ、とも受け取れるんだが」
雪乃「それもありね」
八幡「やっぱりヘタレじゃねえか!」
八幡「さり気ない自慢はいらん」
雪乃「だからなんて言えばいいのかわからなくて、シミュレーションもいつも告白できずに終わるのよ」
八幡「ただのヘタレじゃねえか」
雪乃「口を慎みなさい。これは戦略的撤退と言うのよ」
八幡「今の話の一体どこに戦略があったのかご教授願えますかね」
雪乃「由比ヶ浜さんが一生を添い遂げようと思えるような告白の台詞を思いつくまで待つ、という戦略よ」
八幡「その言い方だと由比ヶ浜が告白してくるまで待つ、とも受け取れるんだが」
雪乃「それもありね」
八幡「やっぱりヘタレじゃねえか!」
八幡「まさかなんでもできる完璧超人、全知全能とまで言われる雪ノ下雪乃にできないことがあるとはな」
雪乃「できないとは言っていないわ。今はまだその時機ではないというだけよ」
八幡「問題を先送りにする……実にらしくない行動じゃないか、雪ノ下」
雪乃「まるで私を理解しているかのような物言いはやめてもらえるかしら。不快だわ」
八幡「ふっ、ならもっと不快になるようなことを言ってやろうか」
雪乃「あら、少し興味があるわね。なに?」
八幡「告白もできない雪ノ下雪乃は……このっ、俺っ、以下のっ、腰抜けだーっ!」
雪乃「なっ……!」
雪乃「できないとは言っていないわ。今はまだその時機ではないというだけよ」
八幡「問題を先送りにする……実にらしくない行動じゃないか、雪ノ下」
雪乃「まるで私を理解しているかのような物言いはやめてもらえるかしら。不快だわ」
八幡「ふっ、ならもっと不快になるようなことを言ってやろうか」
雪乃「あら、少し興味があるわね。なに?」
八幡「告白もできない雪ノ下雪乃は……このっ、俺っ、以下のっ、腰抜けだーっ!」
雪乃「なっ……!」
最近俺ガイルSSが多くて俺ちゃん嬉しい
できればやり遂げてほしいだす
できればやり遂げてほしいだす
八幡「こんな俺でも女子に告白したことはある。黒歴史だけど。結果はお察しだけど。思い出すたびに当時の自分の頭を拳銃で撃ち抜いてやりたい衝動に駆られるけど」
雪乃「残念ね。もし過去に戻れるのならぜひそうするべきだわ」
八幡「ああ、俺もそう思う……まあその話はもういいんだよ。問題はお前だ、雪ノ下」
雪乃「どう見ても問題があるのはあなたの方だと思うけれど」
八幡「毒舌のキレが悪くなってるぞ。お前ももう気づいてるんじゃないか? この俺ですらできたことができない自分の不甲斐なさに」
雪乃「くっ……」
八幡「この社会の最底辺に位置する俺よりも、いつもお前がミジンコ以下の存在だと見下してる俺よりも……今のお前は下にいるんだ、雪ノ下」
雪乃「残念ね。もし過去に戻れるのならぜひそうするべきだわ」
八幡「ああ、俺もそう思う……まあその話はもういいんだよ。問題はお前だ、雪ノ下」
雪乃「どう見ても問題があるのはあなたの方だと思うけれど」
八幡「毒舌のキレが悪くなってるぞ。お前ももう気づいてるんじゃないか? この俺ですらできたことができない自分の不甲斐なさに」
雪乃「くっ……」
八幡「この社会の最底辺に位置する俺よりも、いつもお前がミジンコ以下の存在だと見下してる俺よりも……今のお前は下にいるんだ、雪ノ下」
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