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    元スレ京太郎「パンチラって良いよな」

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    301 :

    まさかの残ってた

    303 = 291 :

    いつもの保守レジェ


    穏乃「京太郎~」ドタバタ

    「京太郎く~ん」ジタバタ

    京太郎「部室で走り回るなって穏乃。玄さんも年長者なんだから落ち着いてください」

    穏乃「「は~い」」

    「ハルエより先生っぽいわね」ジャラジャラ

    「先生って言うより…お兄ちゃん?」ジャラジャラ

    「ふふ…あったかいね~」ジャラジャラ

    晴絵「………………」ジャラジャラ

    304 = 291 :

    帰宅

    京太郎「ただいまーっと。それじゃあ夕飯出来るまでテレビでも見て待っててくださいね」

    晴絵「………ねぇ、京太郎」

    京太郎「ん、なんですか晴絵さん?」カチャカチャ

    晴絵「今日さ…玄たちがはしゃいでたよね?」

    京太郎「そうですね、麻雀でずっと座ってるから体動かしたくなる気持ちも分かりますけど部室では勘弁して欲しいですよね」アハハ

    晴絵「うん、それでさ………その時に京太郎、玄のスカートの中見てたっしょ?」

    京太郎「ぶふっ!?な、なんで・・・」クルッ

    晴絵「憧たちは気付いてなかったけど私からは見える位置だったからね」

    京太郎「そ、それは…」

    305 = 293 :

    京桃書き終わったー。投下して大丈夫かな?

    307 = 291 :

    晴絵「別に怒る気はないよ。でもさ、そんなに玄の下着が見たかった?」ジー

    京太郎「い、いえ、別に玄さんのが見たいとかじゃなく、そこにおもちや下着があるなら見るのが男の本能と言うか…あ、だからと言って別に玄さんに魅力がないってわけじゃなく…」アセアセ

    晴絵「なるほどね…」フーン

    京太郎「えっと…晴絵さん?」

    晴絵「ああ、だから怒ってないよ。たださ…それって私でも?」

    京太郎「え…?そ、そりゃ勿論ですよ」

    晴絵「そっか………よし!それじゃあ見るがいいさ!」ヌギバサッ

    京太郎「おお!………って、ズボン脱いだパンモロはちっがーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!」


    カンッ

    308 = 291 :

    クロチャーのパンチラもしたかったからおまけでさせた、反省はしている

    309 = 293 :

    「うー寒い寒い…って、モモ、何してんだよ」

    長野の冬は寒い。寒いどころか強烈に雪も積もる。
    盆地特有に風は弱いが、深々と積み重ねるように雪と冷気が溜まってくる。
    久が引退して5人になった麻雀部はその活動を衰えさせるどころかムロとマホという将来の戦力を早くも迎え入れて活発化している。
    わざわざ高遠原から来てもらっているので時間を無駄にしないべく一回あたりの活動時間は伸びる。
    京太郎が帰宅したのも午後八時を回っていた。

    「ん、お邪魔してるっす」
    「お邪魔するのはいいけどよ、携帯に連絡するくらいしてくれよ」
    「来てすぐ寝ちゃったんすよ、今だって玄関が開く音で目が覚めたんすから」
    「…鶴賀からここに来るまでに連絡することも出来たと思いますがね?」

    帰宅して部屋に入った京太郎がまず目にしたものはベッドに寝そべって雑誌を見ている桃子だった。
    夏の大会をきっかけに知り合った京太郎と桃子だが、自らを視認できる京太郎に桃子は入れ込み、
    京太郎も桃子の愛らしさとか弱さが見え隠れする元気良さに惚れ込んでトントン拍子に交際が始まった。
    清澄と違い部員が定員割れを起こしている鶴賀は自然、その活動量も少なくなってくる。
    京太郎に比べて桃子のほうが自由時間が増えるのは自明だった。

    「そんなこと言ってぇ。来てほしくなかったんすか?」
    「そういうわけじゃなくて。びっくりしただけだよ。ふぅー…あ、暖房ありがとな」
    「点けなきゃ私が寒いし、気にしなくていいすよ」

    ただでさえ遅くまでの部活で疲れている京太郎にとって部屋の暖房がすでに点いていて温まっているのは有難いことだった。
    無論、桃子が予期せず居て驚きで心的疲労がたまったのは否定出来ないが、恋人が傍にいるというのは何よりのカンフル剤ともなる。
    桃子の自由時間は京太郎よりも多いが、それは桃子に限って言えば孤独に過ごす時間が無為に増えることでもある。
    常人よりも存在が認知されない桃子は、ゆみや智美が受験に追われるようになると自ら彼女たちとの距離を開けるようにした。
    鶴賀麻雀部の他の面々は、桃子に対する認知力が常人並であるため、桃子は認識されるための努力をしなければならない。
    そしてそれは少なからずストレスになる。必然、部活動に及び腰になってしまうのは致し方無いだろう。

    310 = 293 :

    「そういえばモモ、飯は食べたの?」
    「ここに来るまでに適当にお菓子は食べたっすよ。ここに来てもすぐ寝ちゃったし…あんまお腹は空いてないすね」
    「俺も学校帰りに適当に食ってきた。今日は泊まり?」
    「んー、それも考え中っす」
    「そっか。泊まりなら後で一緒に何か食いに行こうかなって考えてたけど」
    「あー、それはいいっすねぇ」

    気の抜ける返事をしつつ、桃子は相変わらずベッドに寝そべって雑誌をペラリとめくる。
    ここに来る途中買ったのどうか知らないが、それはどうやらよくある女性向けファッション誌のようだ。
    今すぐどこかに出かける元気も時間もなく、食欲もそこそこ満たされている。
    このままでは無為で怠惰な時間が流れてしまう。桃子といるならそれも決して不快ではないが。

    「さて……」

    京太郎は鞄を置き、部屋着に着替えてコタツの中に潜り込んだ。
    空調は入れてあるがコタツの電源は入っておらず、その中はまだ冷気の名残があった。
    京太郎はすぐにコタツの電源を入れ、鞄からノートと問題集を取り出して解答に取り組みだした。
    雑誌に集中していた桃子がふと京太郎の方へ目を向けるとカリカリとシャープペンシルを走らせている京太郎が目に入った。

    「勉強するなんて、京さん結構真面目なんすね」
    「あー? ん、不真面目だったつもりはねぇよ」
    「きちんと宿題をしてるなんて正直意外っす」
    「こう見えて成績は悪くないんだぜ。ていうか、部活が忙しすぎて課題がたまってるんだよ」
    「ふーん、大変すね」

    311 = 293 :

    かくいう桃子は壊滅的に課題が溜まっている。そもそもまともに提出した試しが数えるくらいしかない。
    提出しても帰ってこないし、忘れても咎められることがない。
    課題がプリントであった場合、桃子に配られないということもしょっちゅうだ。
    居てもいなくても同程度に扱われてしまっては桃子だって勉学に対するモチベーションも上がらないし、教師への敬意も薄れる。
    認識されるよう桃子も務めたが、それが届かないとなってはそれは教師の怠慢にほかならない、私がこうなるのも教師が悪いと、
    桃子が開き直るのも宜なるかなである。

    「…………」
    「♪~♪~」

    無言で課題に取り組む京太郎と、雑誌を読みつつ京太郎が奏でるペンが走る音をメロディに鼻歌を歌う桃子。
    互いが居てもいなくても変わらないようなひと時だが、京太郎は桃子の鼻歌に安らぎを得ているし、桃子もペンの音で京太郎の存在感を感じている。
    静かではあるが立派に二人が居てこその時間であった。

    「……んっ……くぅ~」

    一つ問題を解き終えて京太郎が伸びをして身体をほぐす。
    これまでタップリと部活に勤しんで来ていたのである、流石に疲労を感じずにはいられない。
    桃子の様子を見ていると何故かやたらに楽しそうに雑誌を見ている。
    鼻歌まで口ずさんで、足もパタパタと動かしている。
    その様子に心の底から愛らしさを感じたが、足を動かしている内に腰も少しずつ動いていたのだろう、
    元々短めに履いていたスカートが少しずつせり上がり、今では足を動かす度に薄青色の布が若干食い込んだ小振りな曲線が顔を出す。

    312 = 293 :

    「………っぅ………」

    思わぬ僥倖に声が出そうになるのをつい口を手で覆って押し殺す。
    京太郎の視線にはまず気付いていないだろう、その眼差しは雑誌に一直線に注がれている。
    京太郎は机の上に広げた問題集に顔ごと目を向けつつ、チラリチラリと桃子の尻に視線を向けてしまう。
    否、向けてしまうというと語弊だ。桃子に気付かれないように、じっくりと見ているのだ。
    元々豊満な身体をしている桃子であり、その裸体はすでに何度も見ているがこうして無防備な状態で確認してしまうと、
    知られざる一面を覗いてしまったかのような妙な背徳感が燻すように京太郎の芯を熱くする。

    (……やっぱり、モモってエロいよなぁ……)

    桃子の気が雑誌に向いているのを良いことに、京太郎は改めてその無防備な全身を舐めまわすように確認する。
    日差しまでその存在を無視しているかのように透き通った白い肌。
    黒髪が少しその大きな目に掛かって本人の気性とは裏腹の奥ゆかしさを想起させる。
    その色素の薄さを示すかのように唇は薄桃色だが肌の白さがそれを気にさせない。
    スラリと伸びた腕はいま冬の制服に覆い隠されているが、余った袖口が手の半ばにかかって愛らしさを演出している。
    京太郎からは肘に隠されて確認しづらいその胸は、マットに潰されて伸びているのか、脇からその姿を覗かせて豊満さを主張しているようだ。
    なだらかな背中の曲線の行き着く先は形の良い丸みを帯びた臀部が待っている。
    その尻が、覆い隠すはずの布切れを振り払いつつ悪戯気に姿をもったいぶらせて見せているのだ。

    (あー、もう、気が早すぎだろ俺……)

    京太郎の芯はいよいよ熱くなり、早くもその存在を主張し始めた。
    元々疲労が溜まっている上に、無防備な桃子を見ている内に過去の情事をつい思い出してしまったからだ。
    京太郎は知っている、あの桃子の瞳が快楽に蕩けるときの形を。
    白い肌に振り乱れた髪が張り付く艶美さを。細い腕が首に巻き付くときの感触を。
    あの乳房の柔らかさを。乳首の硬さも色も味も。
    性感によって血色が良くなった尻の赤みも、水蜜桃のように瑞々しさをたたえた彼女の秘芯も。
    京太郎の記憶から全身に駆け巡って、彼の腕を突き動かす。

    313 = 293 :

    「ふっわっ。きょ、京さん!?」
    「…………んぁ、どうしたモモ」
    「どうしたって、なんで人のお尻触ってるんすか!」
    「あぁ、パンツが見えててつい」
    「ついって……っ」
    「……やばいと思ったが止められなかった」

    気がついた時には京太郎の手はツゥっと撫でるように桃子の尻の曲線に触れていた。
    水も弾きかねない滑らかな肌が下着の食い込みを境にざらついた布の感触に押し込められているのが癖になる。

    「……あっ! ま、まさか見えてたんすか……ずっと見てたんすか!」
    「モモ、可愛いぞ」
    「誤魔化さないで下さいっす! ちょっ、そこは、やめ、駄目だって、や、やめて、やめろ!」

    顔を赤くして咎める桃子をよそに京太郎の熱は止め処なく上がり続ける。
    この怒った顔が快感に歪んで蕩ける様を早くも空想してもう堪らない。
    下着の食い込みに指を差し込み、隠された双丘の割れ目に指先を入れた時点で怒った桃子の手に払われてしまった。

    「きょ、今日は、そういうつもりじゃなかったのに……!」

    予想以上の強い抵抗に京太郎は面食らい、四つん這いになって先ほどまで桃子を撫で回していた右手を浮かず着かせず彷徨わせる情けない姿勢で固まってしまった。
    同時に衝動のまま動いて桃子の意志を踏み躙りかけたことに強い自己嫌悪が沸き起こる。

    「ごめん……悪かった……」

    罪悪感で体温が一気に下がるようだった。
    京太郎はすごすごと後退し、先程まで座っていた問題集の前に腰を下ろした。
    ふぅ、と思わずため息が一つ。京太郎としては真剣に桃子を想っている。
    しかし先程の行為は完全に身体目当てで、桃子との交際は単純にそれだけが目的、と邪推されてもおかしくないように京太郎自身は反省する。

    314 = 293 :

    「あっ………と……」

    行為が予想以上の効果をもたらしてしまったのは桃子も同様だった。
    弾みで手を払ってしまったが、思った以上に京太郎にショックを与えてしまったようだった。
    京太郎から漏れた溜息も、桃子に対する失望の表れのように見受けられた。
    京太郎を止めたのも、驚きもあったが何より今つけている下着があまりに可愛くないからだ。
    薄青色の無地の綿製。あまりに色気がなさすぎる。
    そもそも、彼氏の家に上がり込んで相手のベッドで寝て、夜遅くまで過ごしている時点で『そういうつもり』があると思われても仕方がないではないか。
    京太郎が行為に走ったのも自らの軽挙が原因で、それを宜なく払ってしまっては相手も鼻白むのも無理はない。

    「…」
    「…」

    打って変わって気まずい沈黙が部屋を支配する。
    京太郎は問題集に目を落としながら意味もなくペンを回している。
    桃子はそんな京太郎を横目に、どうフォローすべきか考えあぐねている。
    両者は互いに気遣い合っているのに見事に食い違って目を合わせられずにいた。

    (…よし)

    これ以上ここに桃子と一緒にいたらまた傷つけてしまう。京太郎はそう判断し、

    「あのさ、モモ
    「京さん、課題、進んでないっすよ」

    飯を食いに行こう。京太郎はそう提案しようと思った。何なら奢ってやるとおまけも付けて。
    しかし桃子は、もう帰れ、そう言われる気がして反射的に京太郎の言葉を適当な理由で切った。

    「え、課題って、まぁそりゃ」
    「私もこれ、あと少しで終わるんで」

    315 = 293 :

    そう告げて桃子は雑誌をペラリとめくった。めくったが、内容が頭に入ったかというと全くない。
    いくら何でも強引ではないか、無理矢理にでも居座ろうとしていると呆れられてないか気が気ではなかった。
    一方、京太郎は唐突な桃子の言葉に呆気にとられたが、考えようによっては先程のことは気にしてませんと告げられたようなものではなかろうか。
    実際にそう言われたわけではないが、表面上先ほどと同じ様子の桃子を見て京太郎は少し気が楽になった。

    「あのさ、モモ、腹減ってない?」
    「? いえ、別に?」
    「そっか。俺も減ってない」

    唐突に聞かれたのでとりあえず桃子は正直に答えたが、ひょっとしてそうやって外に連れ出して流れで家に帰す気だったのだろうか。
    そう邪推したが、その懸念は続く京太郎の言葉で一拭された。

    「あのさ、モモ。さっきは無理矢理して、ごめんな」
    「…私は、その」
    「俺さ、モモのこと、結構本気で好きだから」
    「ぇ………」
    「身体目当てとか、そんなんじゃないから。その、だからさっきは、ゴメン」
    「…………なーんだ、もーー」
    「へ?」
    「いや、なんでもないっすよ……はー、私もホントに馬鹿っすねー」
    「モモ、どういうこと?」
    「気にしないでくださいっす~。んー分かったからほら、宿題やってやって!」

    たかがため息一つ。されどため息一つ。
    ここに至って京太郎の意思を汲み取った桃子に静かにしかし圧倒的な安堵が宿る。

    (お馬鹿な京さん)

    デートだってしたし悩みも愚痴も聞いてもらったし聞いた。身体目当てなんて、部活でへとへとになった後勉強しているような生真面目が考えるはずがない。

    317 = 293 :

    (お馬鹿で優しくて一途で気遣い屋さんの京さん)

    そもそもそんな彼がたかがセックスを断った程度で別れを切り出すはずがないではないか。京太郎を軽く見ていたのはほかならぬ彼女自身だったかもしれない。
    半年も経っていないが、京太郎と桃子が育んできた想いはそう簡単に切れるものではない。分かっていたのに怯えてしまった。
    でもそれは今立証された。

    (私だって本気で好きっすよ)

    枕に顔をうずめながら京太郎の方を見遣ると、どこか釈然としない面持ちであるが課題に取り組んでいる京太郎が見える。
    愛おしい。彼を好きなった理由はあるけれど、そんなもの関係ないくらい愛おしい。
    その目を引く金髪は触れてみると意外とサラサラしていて。その器量と相まって軽薄に見えるが根は真面目で真剣な時は凛としていて。
    一見華奢な体つきは実は引き締められており、男性特有の逞しさをあらん限りに秘めている。
    その手や指先もスラリとしているが握りしめてみるとゴツゴツしていて繊細な動きなんて出来そうもないのに。
    そんな指先が、先ほど桃子の芯に触れようと伸びていったのだ……。

    (ゴツゴツしてて、温かかった)

    もし、あのまま京太郎を受け入れていたらどうなっただろうか。
    いや、どうなるかもクソもない。桃子は分かっている。もう何度も体験している。
    あの金髪が汗の飛沫を走らせてキラキラに輝く。その表情は桃子の一挙手一投足を見逃さないと、全神経を彼女に注ぐ。
    逞しい身体はその性能をいかんなく発揮して、桃子の動きを封じ込めると同時に難なく受け止めるのだ。
    その手も指も桃子の全身をまさぐり、歪め、潜らせ、彼女を満足させる先駆となるのだろう。
    もう、心にも身体にも、刻まれきっている。

    318 = 268 :

    ぎゃあ猿ったぁ!

    319 = 306 :

    本気すぎるだろww

    320 = 293 :

    空気は仕切り直された。少なくとも京太郎はそう思った。
    勉強専用に頭のギアをかけ直すのに少々手間取ったが、一応は課題に神経を集中させることが出来た。
    パタッパタッ
    不意にそんな音が耳に入る。
    ふと顔を上げてみると桃子が顔を真赤にしながら足をパタパタと動かして雑誌を見ている。
    しかしその視線は動かない。雑誌に目を落としながらも視線は固まったまま。
    手も口元に組んだままページをめくる様子がない。
    ただ、足だけがパタパタ動いて……動いて、少しずつスカートがずり上がっていっているだけだ。

    「モモ……」

    京太郎は呼びかけながら立ち上がる。その目には情欲が宿っている。

    「京さん……」

    桃子が返す。その目は情炎で輝いている。
    先ほどの京太郎の熱気が遅ればせながら桃子に飛び火したのだろうか、すでにその火は燎原に灯った野火のごとく桃子の心に燃え広がっていった。
    身体を京太郎の方へ向け、スカートを掴んで、少しだけ腰の方へ寄せる。薄青色が、曝される。

    「ゴムは、付けて下さいね?」

    321 = 268 :

    猿で書き込めない...大変厚かましいですが支援して下さると嬉しいです

    323 = 301 :

    あいよ

    324 = 195 :

    325 = 268 :

    まだダメか...基準がよくわからない

    326 = 293 :

    コンドームは不思議なものだと京太郎は思う。
    それを装着すると、なぜかどんどん硬度が上がる。どんどん自身の体積が膨らんでいくような気がする。
    それは圧迫に対する抵抗なのかもしれないし、セックスするときにしか使わないそれを付けることによって身体が覚悟を決めていくからかもしれない。
    まぁ、余分なことだ。これからすることはもう、一つなのだから。

    「んっ……んっ……」

    京太郎がコンドームを装着している間、桃子はせっせと自身の割れ目に手を添え指を添え、時に入れて掻き回していた。
    熟れた動きだ。破瓜を経験する前からやってきたことなのだから。
    京太郎の指にかき混ぜてもらうのもまたいいのだが、どうやら京太郎も桃子も、今は手順通りに進む気がないくらい逸っている。
    前戯もせずにコンドームを装着し始めた京太郎を見ればそれは一目瞭然だ。

    「モーモっ」
    「ぅわっ。京さん……?」

    準備を終えた京太郎は桃子の手を掴み、ベッドに押し付けて後ろからのしかかってきた。
    その目は怪しく輝き、どうやって調理してやろうかと、少し嗜虐的な色に染まっていた。

    「勝手に始めて……エロいな、モモは」
    「早く」
    「は?」
    「京さん、早く……っ」
    「…………っ!」

    330 = 293 :

    潤んだ瞳でせがむ桃子を見て、京太郎はからかいの表情も言葉もかなぐり捨てる。
    桃子のパンツをグイィッと思いきり横に引っ張ってずらし、その秘部を露わにすると少し開いてぬめっている。
    直近に心臓もあるのかと思うくらい、ピクリピクリと蠢いていた。
    桃子の逸る意志を反映しているかのように、犯して、突き入れて、寂しい隙間を埋めて満たして、と囁いているようだ。

    「モモ! あぁ…………桃、子ぉ…!」
    「京さ、………かっ…はぁ」

    蠢く肉壷を確認した瞬間、京太郎の脳内はスパークし意識と視界が白光に染められた。
    パァン! と、最初の一突きにしては遠慮がなさすぎる強烈な挿入だった。
    挿入の衝撃に驚いたのか、桃子の膣内はピクピクと痙攣するような反応であったが、間もなくそれは一変する。
    ゴム越しでも桃子の膣内がヌグリヌグリと蠢き、過剰なほどの動きを持って京太郎と桃子自身に快楽を引き出そうとしていた。

    「これ、ヤバ………」
    「う、あぁ……京さん、動、いて……はぁん、動いて、下さい……っすぅ……」

    いくら事前準備をしていたとは言え、いきなり全力の挿入をされれば痛いはずだ。
    事実、最初の痙攣のような動きは苦痛を訴えるものだったのだろう。
    しかし回数をこなして京太郎の動きに慣れた桃子の身体はすぐに京太郎の肉棒を受け入れるよう、脳と身体が一体となっている。
    その圧迫感も存在感も、他者では実現し得ないくらい桃子は順応している。そして、京太郎専用に最大限快感を与えられるよう動きを探っているのだった。

    「モモ、ごめん、ちょっと早いかも、しれない……!」
    「はぁ、ん、ふぅ、いい、っすよぉ……んはぁっ、私も、長くない、か、らぁ……!」

    このセックスは京太郎が桃子の無防備なパンツを見てしまったときから始まっていたのかもしれない。
    そうやって京太郎は小さく着実に自身を昂め、桃子もまたすったもんだの末その内部の熱を昂めていったのだ。
    繋がったときにはもう既に二人とも導火線は驚くほど短くなっていた……。

    332 = 293 :

    「モモ! 桃子、こっち、こっちを、向けっ」
    「はぁ、京さん、京た、ろんぐ、ちゅ、ちゅる、はむ、れぇろ、ちゅむ……」

    腰だけ密着している状態から俯せになっている桃子に覆い被さると、京太郎は桃子の顔に唇を寄せ、キスをせがんだ。
    桃子は耳元から愛しい声音が響いて恍惚としそうだった。誘われるまま横を向くと京太郎がいるのだから、それはキスをする以外ない。
    グリグリと腰を押し付けあい、時折捻りを加えて刺激を増やす。
    いつしか二人の繋がりはキチュキチュと滑りの少ない状態からグチュグチュと淫らな水音が奏でられるようになっていた。

    「はむ、れう、んちゅ、あぐ、れぇろ、ふむ、ちゅる……」
    「はぁく、あむ、あう、はぅる、ちゅるる、んぐ、ぇろ、れる……」

    そこが二つ目の性器であるかのように二人は舌と唇と唾液の応酬を交わす。
    暖房と、少しキツイ姿勢もあって早くも互いに額に汗を噴き、雫となって口元に垂れていく。唾液に汗の味が混じって倒錯的なアクセントとなる。
    愛液やカウパー代わりの唾液ははしたない口の動きに溢れ、大半は桃子の顎を伝って胸元のシャツを濡らし、残る少しはポタリポタリとベッドのシーツの上に落ちていく。
    激しいキスのやりとりに吐息も熱くなっていく。愛しさも溢れてきて、桃子の瞳に感極まっての涙まで溢れてきそうだった。

    「んむ、ちゅ、ちゅぱぁ……はぁ、桃、子ぉ……」
    「ふん、む、ちゅぽぉ……来て……京太郎……」

    キスの快感が性器にまで伝わっていた。
    京太郎の肉棒はもう限界にまで膨らみ、桃子の膣も溶けそうにくらいふやけて柔らかくなっている。
    コンドームがあるというのに、もうお互いの感覚の境界が分からないようだった。

    「ふ……っく!」
    「ひぃ、あぁっ」

    満を持しての一突き。
    京太郎は快感のため腰の動き以上に肉棒が跳ね上がり、桃子は射精を促すため要所要所で京太郎を締め始めた。
    互いが互いのために快楽を引き出そうとしている。

    334 = 293 :

    「桃子、桃子桃子っ」
    「ん、ふ、京太郎、あぁ、いい、もっとっ」

    一突き毎に桃子は小さく絶頂している。絶頂の信号に段々桃子の柔肉の動きに不規則さが加わってきていた。
    京太郎も射精が近い。桃子を気遣う余裕も、気持ちよくさせる技巧も失せ、自分を射精に導くための往復しかできなくなっていた。

    「桃子、もう、イク……!」
    「来、てぇ……もう、来てぇ!」

    京太郎はせがまれるように桃子をきつくきつく後ろから抱きしめ、
    桃子は離してなるものかと膝を思い切り曲げて京太郎の腰を自身に押しつける。
    瞬間―――

    「あ! ん! く、うぅ……!」
    「ひ、ぃ、い、っく、ううぅぅぅぅーーっ!」

    京太郎の先からゴムを突き破らんばかりに勢いよく精が飛び出ると、
    桃子も受け止めるはずの精子を奥へ奥へ誘わんと思い切り膣を締め上げた。
    ゴム越しではあるが腹の奥で新たな熱の存在を感じ取り、桃子は痛いくらいに自分を抱きしめている男を絶頂に導き、そして達させてくれたことに、
    このまま世界が完結してほしいような無上の達成感と幸福感に襲われた……。

    当然、泊まることになった。
    一晩で使われたゴムは三つ。ただそれは射精が三回行われたという意味ではなく、京太郎が桃子の中に侵入した回数が三回という意味で、
    実際の射精回数は五回。桃子の胸と口をそれぞれ堪能し、三つ目のコンドームがその役目を終える頃には、
    二人は精根尽き果て、京太郎は避妊具を外すことも忘れて桃子の胸の中に沈んだ。
    翌朝。

    「京さん、すみません。私もう出るっすよ」
    「……んぁ……」

    335 = 293 :

    桃子に起こされると、鶴賀の制服に身をまとった彼女がいた。意識を失う直前では裸だったはずだ。

    「早く電車に乗らないとマズイっすから」
    「あぁ、そうだな……そうだったな」

    情事の名残はどこへやら、桃子は簡素に身支度を終えると慌ただしく部屋を出て行く。

    「それじゃ、また」
    「あぁ、それじゃあな。また来いよ」
    「たまには京さんが来てほしいっす」
    「俺はモモほど便利な体質じゃないんでね」
    「移せるなら移したいっすよ、コレ」
    「ハハ、冗談だよ……じゃあな。モモ。あんまり急ぐとパンツ見えるぞ」
    「京さん以外には見えないから、別にいーんすよ!」

    強気な発言を残して、いよいよ桃子は去っていった。
    その薄い存在感は須賀家の家主すら今の今まで居たことに気付かせず、今もまた出ていったことを気付かせない。
    窓を覗くと桃子のしなやかな足が思い切り地面を蹴って疾駆している様子が見えた。
    ……スカートでその無遠慮な動作は、見事に地味なパンツを見せびらかしていた。
    まぁ、いいか。京太郎はあまり気にしない。
    どうせ俺以外、桃子もそのパンツも見えないんだから。

    カン

    338 = 294 :

    ほかのヒロインに比べてこのモモの本気具合よ
    正ヒロインはモモってはっきりわかんだね
    フラットシスターズなんていらんかったんや!

    339 = 293 :

    正月から何やってるんだろうね・・・エロいの書いちゃったけどまぁ別に対してエロくもないし別に良いよね?
    去年はもっとストレートのだったし。深夜のテンション万歳。おやすみ

    340 = 306 :

    乙よ

    341 = 195 :

    342 = 294 :

    京太郎「急に呼び出してどうしたんです?年始ぐらいゆっくりしたかったんですけど…」

    揺杏「ごめんってばー、いいもんみせてあげるからさー」

    京太郎「はぁ…で、いったい何なんです?」

    揺杏「まーあわてなさんなって…いやー君は幸運だよ、うん。なんせこの岩館さんフル監修のパーフェクトユキが見れるんだからね!」ドヤッ

    京太郎「なにそれ詳しく」ガタッ

    揺杏「お、乗り気だね少年?もう少し微調整があるから…まー大体五分くらいかかるけどさ、期待しててよね!」バタンッ

    京太郎「新年由暉子かー…」

    京太郎(振袖…いや一応ここミッション系っぽいしそれはないか…いやいやでも…はっまさかエロい修道服とか!?あ゛あ゛あ゛気になるぅぅ!!)モンモンモンモン

    …五分後

    オーイジュンビデキタヨーカクゴハイーカイ? ムシロカクゴヲキメルベキナノハコチラナノデハ? コマケーコトキニシナイノ

    京太郎「来たか…!」ガタッ

    343 = 294 :

    京太郎「んんっ…どうぞお入りください」

    揺杏「おっ、いい声だねぇ…じゃあ、お披露目たーいむ!」ガチャッ

    由暉子「…どうも」(最新刊裏表紙はやりスタイル)

    京太郎「これは…!」

    京太郎(新年に着るような振袖やらはたまた修道服を期待していた分肩透かしな部分があることも否めないがこの服もなかなかどうして…!)

    京太郎(おっぱいを強調、そしてパンツが見えそうで見えない申し訳程度のぎりぎりのライン…!)

    京太郎「揺杏さん、揺杏さんちょっと」クイクイ

    揺杏「ん、なんだね?ちょっとごめんねユキ」トテトテトテ

    由暉子「えぇ、構いませんが…」

    ……

    344 = 294 :

    京太郎「これは…これはけしからんですよマジに!」ヒソヒソ

    揺杏「まあねー。はやりんがあれを着たとなればユキも着るべきだと思ったんだよ。なんせ打倒はやりだし!」

    京太郎「はやりさんもあれを…何と言いますか、熱くなっちゃいますね…」

    揺杏「股間が?」

    京太郎「下ネタかっ!」

    揺杏「えー、違うのー?」

    京太郎「そりゃ違っ…わなくはなくもないですけどもだ!揺杏さんがそれを言ってはいけませんよ!」

    揺杏「まぁいいさ、とりあえず君は『エロ可愛い』ってことでいいんだね?」

    京太郎「くれぐれもそれ直接伝えないでくださいよ?せめてすごく似合ってるぐらいまで濁してくれると…」

    揺杏「おっけーおっけー…ユキー!京太郎がめちゃくちゃエロ可愛いってさー!」

    京太郎「アイエエエエ!?」

    346 = 294 :

    由暉子「可愛い、ですか…そう言われるとこの服を着た甲斐がありましたね…」モジモジ

    京太郎「なにこの子めちゃくちゃ可愛いんだけど」

    揺杏「実はこれだけじゃないんだぜ…?ユキ、その場でターン!」

    由暉子「はぁ…わかりました」クルン

    ピラッ

    京太郎「パン…チラ…!?」

    347 = 294 :

    由暉子「…!」バッ

    京太郎「あっやべっ、声に!?」

    揺杏「うん、まーそんな短いの着てたらそりゃあ見えるよねー」ウンウン

    由暉子「…揺杏さん、まさか…」

    揺杏「知っててやらせたに決まってんだろ!いいパンチラだったぜ!」グッ

    由暉子「…」ゴゴゴゴ

    揺杏「あ、やべ。逃げろー!」ダダダダ

    由暉子「ふ、ふふふ…」スタスタ

    京太郎(い、今のうちに…)コソコソ「京太郎くん」「ハヒィ!?」

    由暉子「後で…お話ししましょうね?」ニッコリ

    京太郎「アイエエエエ…」

    カンッ

    このあふれ出るこれじゃない感…
    あと大作の後にこんな駄作投下するのって躊躇するよね

    350 :

    是非千里山を…怜、泉、セーラ、船Q、竜華、雅枝さんをください


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