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元スレコナン「警察まで敵に回してしまった」
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元太「おい、白鳥。何だよ、俺たちに用事って」
白鳥「実はいつも活躍してる君たちに表彰状を送りたくてね」
光彦「本当ですか!?」
歩美「やったー」
白鳥「できるだけ早く喜ぶ君たちの顔が見たくて、学校まで来てしまったんだ」
元太「白鳥、おめえいいとこあるなー!」
白鳥「さあ、署まで送るから。僕の車に乗ってくれたまえ」
灰原「……」
白鳥「実はいつも活躍してる君たちに表彰状を送りたくてね」
光彦「本当ですか!?」
歩美「やったー」
白鳥「できるだけ早く喜ぶ君たちの顔が見たくて、学校まで来てしまったんだ」
元太「白鳥、おめえいいとこあるなー!」
白鳥「さあ、署まで送るから。僕の車に乗ってくれたまえ」
灰原「……」
車内
光彦「表彰状、楽しみですねー」
歩美「コナン君も学校休まなければ一緒にもらえたのにね」
元太「きっと悔しがるぞ、あいつ」
白鳥「車が署に着くまで退屈だろ。丁度人数分の飲み物を買っておいたから」
白鳥「みんなで飲むといいよ」
元太・光彦・歩美「はーい」
光彦「表彰状、楽しみですねー」
歩美「コナン君も学校休まなければ一緒にもらえたのにね」
元太「きっと悔しがるぞ、あいつ」
白鳥「車が署に着くまで退屈だろ。丁度人数分の飲み物を買っておいたから」
白鳥「みんなで飲むといいよ」
元太・光彦・歩美「はーい」
灰原(どう見ても不自然だわ)
灰原(今日の白鳥警部の行動)
灰原(一体何を企んでいるの?)
ゴツ
灰原「えっ」
灰原(床に小瓶? これって、まさか!)
灰原「みんな、待って! 飲んじゃダメよ!」
歩美「え?」
灰原(今日の白鳥警部の行動)
灰原(一体何を企んでいるの?)
ゴツ
灰原「えっ」
灰原(床に小瓶? これって、まさか!)
灰原「みんな、待って! 飲んじゃダメよ!」
歩美「え?」
白鳥「ど、どうしたんだい?」
灰原「その飲み物全部に毒が入っているわ」
光彦「えっ! 本当ですかー!?」
白鳥「おいおい、そういうことは冗談でも言ってはいけないよ」
白鳥(そういえば、コナン君の他にもこの子も頭がキレる方だった)
白鳥(しくじったな……)
灰原「その飲み物全部に毒が入っているわ」
光彦「えっ! 本当ですかー!?」
白鳥「おいおい、そういうことは冗談でも言ってはいけないよ」
白鳥(そういえば、コナン君の他にもこの子も頭がキレる方だった)
白鳥(しくじったな……)
灰原「小嶋君、運転席に割り込んでブレーキペダルを踏みなさい!」
元太「な、なんだよ。それ」
灰原「大きい方のペダルよ! 急いで!」
白鳥「お、おい、何を言ってるんだい……」
元太「なんだかしらねえけど、わかった!」
灰原「みんな、どこにつかまって!」
ガシッ
白鳥「悪ふざけはよしなさ、う、うわああぁ!」
キイイイィィィ
元太「な、なんだよ。それ」
灰原「大きい方のペダルよ! 急いで!」
白鳥「お、おい、何を言ってるんだい……」
元太「なんだかしらねえけど、わかった!」
灰原「みんな、どこにつかまって!」
ガシッ
白鳥「悪ふざけはよしなさ、う、うわああぁ!」
キイイイィィィ
歩美「車停まっちゃったみたい」
光彦「急ブレーキがかかったようですね」
灰原「白鳥警部に殺されたくなければ」
灰原「すぐに車から降りて逃げるのよ」
歩美「えー! 歩美そんなの嫌だ!」
光彦「逃げましょう!」
元太「お、おう!」
ガチャ タッタッタッタッタ
白鳥「く、くそ、僕としたことが……」
光彦「急ブレーキがかかったようですね」
灰原「白鳥警部に殺されたくなければ」
灰原「すぐに車から降りて逃げるのよ」
歩美「えー! 歩美そんなの嫌だ!」
光彦「逃げましょう!」
元太「お、おう!」
ガチャ タッタッタッタッタ
白鳥「く、くそ、僕としたことが……」
阿笠邸
ピンポーン
阿笠「はーい」
阿笠「誰じゃろう。お客さんかのう」
ガチャ
佐藤「お忙しいところすみません」
阿笠「おお、佐藤刑事か。一体、ワシに何か用かね」
佐藤「はい。実は阿笠さん、今日はあなたに死んでもらおうと思いまして」
阿笠「何じゃと!」
ピンポーン
阿笠「はーい」
阿笠「誰じゃろう。お客さんかのう」
ガチャ
佐藤「お忙しいところすみません」
阿笠「おお、佐藤刑事か。一体、ワシに何か用かね」
佐藤「はい。実は阿笠さん、今日はあなたに死んでもらおうと思いまして」
阿笠「何じゃと!」
佐藤「てやっ」
ドスッ
阿笠「うぐぉ」
阿笠「こほこほっ、い、いきなり何をするんじゃ」
阿笠「年寄りに向かって」
佐藤「言ったはずよ。あなたには死んでもらうって」
阿笠「正気か!」
佐藤「当然でしょ。はあぁ!」
ガスッ
阿笠「ぐわあぁっ!」
ドスッ
阿笠「うぐぉ」
阿笠「こほこほっ、い、いきなり何をするんじゃ」
阿笠「年寄りに向かって」
佐藤「言ったはずよ。あなたには死んでもらうって」
阿笠「正気か!」
佐藤「当然でしょ。はあぁ!」
ガスッ
阿笠「ぐわあぁっ!」
阿笠「うぐぐ」
佐藤「次の一撃で確実に仕留めてあげる」
佐藤「悪く思わないでくださいね、阿笠さん」
阿笠「ええい……」
佐藤「てやああぁ!」
阿笠「今じゃ!」
プシュ チク
佐藤「あっ」
佐藤「……」ドサッ
阿笠「ふぅ、もし予備の時計型麻酔銃がなかったら危ないところじゃったわい」
佐藤「次の一撃で確実に仕留めてあげる」
佐藤「悪く思わないでくださいね、阿笠さん」
阿笠「ええい……」
佐藤「てやああぁ!」
阿笠「今じゃ!」
プシュ チク
佐藤「あっ」
佐藤「……」ドサッ
阿笠「ふぅ、もし予備の時計型麻酔銃がなかったら危ないところじゃったわい」
>>74
白鳥は僕とも私とも言う
白鳥は僕とも私とも言う
一方、目暮警部
目暮「なにっ? コナン君と蘭君に逃げられただと!」
高木『申し訳ありません』
高木『千葉と協力して殺るつもりでしたが、まんまとまかれてしまいました』
高木『今、千葉が二人を追ってるようなので自分も加勢しに』
目暮「いや、二人のことは千葉に任せて高木君は事務所の張り込みに戻ってくれ」
高木「ということは警部」
目暮「ああ、今から私が毛利君に引導を渡す」
目暮「なにっ? コナン君と蘭君に逃げられただと!」
高木『申し訳ありません』
高木『千葉と協力して殺るつもりでしたが、まんまとまかれてしまいました』
高木『今、千葉が二人を追ってるようなので自分も加勢しに』
目暮「いや、二人のことは千葉に任せて高木君は事務所の張り込みに戻ってくれ」
高木「ということは警部」
目暮「ああ、今から私が毛利君に引導を渡す」
目暮「もし、逃げられた場合、君が毛利君を殺害するんだ。いいな」
高木『了解しました』
目暮「くそっ」
目暮「白鳥君の方も皆逃げられたと言うし、佐藤は一向に連絡がつかん」
目暮「ええい、敵に回すとなんて厄介な連中なんだ」
目暮「せめて毛利君だけでも始末しなければな」
高木『了解しました』
目暮「くそっ」
目暮「白鳥君の方も皆逃げられたと言うし、佐藤は一向に連絡がつかん」
目暮「ええい、敵に回すとなんて厄介な連中なんだ」
目暮「せめて毛利君だけでも始末しなければな」
探偵事務所
コンコン
目暮「おい、毛利君。いるかね」
目暮「目暮だ」
目暮「ちょっと話があるんだが、入れてくれんか」
目暮「……」
目暮「留守か。いや、そんなはずは」
コンコン
目暮「おい、毛利君。いるかね」
目暮「目暮だ」
目暮「ちょっと話があるんだが、入れてくれんか」
目暮「……」
目暮「留守か。いや、そんなはずは」
小五郎「おや、警部殿じゃないですか」
目暮「お、おお、毛利君。事務所にいたのではないんだな」
小五郎「ええ。さっきまで一階の喫茶ポアロにいたんですよー」
目暮「そうだったのか。遅めの朝食といったところかね」
小五郎「いえいえ。ちょっくら妻に電話を」
目暮「英理君にか? 珍しいな。何の用事だったんだね」
小五郎「いやなに。警察に殺されたくなければ、急いで遠くに逃げろってね、ナハハ」
目暮「も、毛利君……」
目暮「お、おお、毛利君。事務所にいたのではないんだな」
小五郎「ええ。さっきまで一階の喫茶ポアロにいたんですよー」
目暮「そうだったのか。遅めの朝食といったところかね」
小五郎「いえいえ。ちょっくら妻に電話を」
目暮「英理君にか? 珍しいな。何の用事だったんだね」
小五郎「いやなに。警察に殺されたくなければ、急いで遠くに逃げろってね、ナハハ」
目暮「も、毛利君……」
小五郎「万一、事務所に盗聴器が仕掛けられてたりしたら困りますんでね」
目暮「おいおい、君は何を言っているんだね」
小五郎「警部殿、下手な芝居はやめにしましょうや」
目暮「……」
目暮「いつから気づいてたんだね……」
小五郎「なぁに。薄々感づいてはいたんですが」
小五郎「警部殿がアポなしで事務所にやって来たところを見て確信しました」
小五郎「職業柄、殺意には敏感なんでね」
目暮「そうか」
目暮「おいおい、君は何を言っているんだね」
小五郎「警部殿、下手な芝居はやめにしましょうや」
目暮「……」
目暮「いつから気づいてたんだね……」
小五郎「なぁに。薄々感づいてはいたんですが」
小五郎「警部殿がアポなしで事務所にやって来たところを見て確信しました」
小五郎「職業柄、殺意には敏感なんでね」
目暮「そうか」
目暮「なら、話は早い!」
バン!! バン!! バン!!
小五郎「はっ、よっ、はっ!」
バン!! バン!! バン!!
小五郎「なんのっ」
目暮「ええいっ、全弾よけるとは。往生際が悪いぞ、毛利君」
目暮「もはや君は全警察を敵に回しているんだ」
目暮「もう逃げ場なんてない。大人しくここで死ぬんだ」
小五郎「いくら警部殿の頼みでもそれだけは聞けませんな」
バン!! バン!! バン!!
小五郎「はっ、よっ、はっ!」
バン!! バン!! バン!!
小五郎「なんのっ」
目暮「ええいっ、全弾よけるとは。往生際が悪いぞ、毛利君」
目暮「もはや君は全警察を敵に回しているんだ」
目暮「もう逃げ場なんてない。大人しくここで死ぬんだ」
小五郎「いくら警部殿の頼みでもそれだけは聞けませんな」
目暮「頼む、わかってくれ」
目暮「これは政府が出した決定なんだ」
目暮「君は探偵なんかじゃない、単なる死神に過ぎん」
目暮「君自身もいい加減わかっているだろう」
目暮「君が存在するだけで一人また一人、殺人事件の犠牲になるんだ」
目暮「いわば君たちの存在そのものがみんなの迷惑だ」
目暮「だから警察官の一員としてこれ以上、君を生かしておく訳にいかんのだよ」
小五郎「やれやれ、警部殿も落ちぶれたもんですな」
目暮「これは政府が出した決定なんだ」
目暮「君は探偵なんかじゃない、単なる死神に過ぎん」
目暮「君自身もいい加減わかっているだろう」
目暮「君が存在するだけで一人また一人、殺人事件の犠牲になるんだ」
目暮「いわば君たちの存在そのものがみんなの迷惑だ」
目暮「だから警察官の一員としてこれ以上、君を生かしておく訳にいかんのだよ」
小五郎「やれやれ、警部殿も落ちぶれたもんですな」
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