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元スレ部長「両津の馬鹿は何処だ……」中川「部長……」
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テレビ『えー、羽生蛇村を襲った突然の大規模な土砂災害』
テレビ『自衛隊の懸命な捜索はなおも続けられていますが依然生存者は……』
部長「……」
中川「こんなことに……なるなんて……」
部長「……心配するな。あいつは殺しても死ぬようなタマじゃない」
部長「あいつが……こんなことでくたばる筈が……ないんだ……」
麗子「両ちゃん……」
中川(先輩……)
中川(一体……今何処にいるんですか!)
テレビ『自衛隊の懸命な捜索はなおも続けられていますが依然生存者は……』
部長「……」
中川「こんなことに……なるなんて……」
部長「……心配するな。あいつは殺しても死ぬようなタマじゃない」
部長「あいつが……こんなことでくたばる筈が……ないんだ……」
麗子「両ちゃん……」
中川(先輩……)
中川(一体……今何処にいるんですか!)
前スレ:両津「なんで私が羽生蛇村に異動なんですか!!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385995824/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385995824/
またカップラーメン高値で売りつけてるのか
仕入先までのルートも見つけてるんだろうな
仕入先までのルートも見つけてるんだろうな
……
両津「へくしっ!!」ビチャッ
須田「うわっ!鼻水飛ばさないでくださいよ!」
両津「すまんすまん、なんだか急に鼻がムズムズしたもんでな」ズルル
安野「ここ、なんだかずっとじっとりしてますもんね~。私も早くお風呂入りたい~」
両津「あの赤い水に何度も落ちたせいで全身血生臭いしな。さすがのわしもひとっ風呂浴びたい気分になるぞ」
須田「風呂嫌いっぽそうですもんね、両津さん」
両津「へくしっ!!」ビチャッ
須田「うわっ!鼻水飛ばさないでくださいよ!」
両津「すまんすまん、なんだか急に鼻がムズムズしたもんでな」ズルル
安野「ここ、なんだかずっとじっとりしてますもんね~。私も早くお風呂入りたい~」
両津「あの赤い水に何度も落ちたせいで全身血生臭いしな。さすがのわしもひとっ風呂浴びたい気分になるぞ」
須田「風呂嫌いっぽそうですもんね、両津さん」
両津「しかし……」
須田「もう何があっても驚かないと思ってましたが……」
安野「物凄い違法建築だね……」
屍人A「グルルァ!!」
屍人B「ヒィヒィ」
両津「しかもなんだかまだ未完成みたいだな」
両津「大規模なハリボテみたいなもんにしても酷過ぎるだろ……。学芸会のセットみたいだぞ」
須田「両津さんがこの辺のあいつら全員縛ったから予定通り進まなかったんじゃ……」
須田「もう何があっても驚かないと思ってましたが……」
安野「物凄い違法建築だね……」
屍人A「グルルァ!!」
屍人B「ヒィヒィ」
両津「しかもなんだかまだ未完成みたいだな」
両津「大規模なハリボテみたいなもんにしても酷過ぎるだろ……。学芸会のセットみたいだぞ」
須田「両津さんがこの辺のあいつら全員縛ったから予定通り進まなかったんじゃ……」
須田「でも……なんだか呼ばれてる気がする……」
両津「ああ、なんだかわしもそんな気がするぞ」
安野「私も!なんだか先生に「早く来てくれ!」って言われてると思う!」
須田「それはさておき……あちこちに猟銃構えた奴らも居ますし……どうすればいいんでしょう……」
両津「ううむ……確かに結構な数だな。奴らの視界を覗いてみた限りここは奴らなりの要塞みたいなもんかも知れんな」
両津「ああ、なんだかわしもそんな気がするぞ」
安野「私も!なんだか先生に「早く来てくれ!」って言われてると思う!」
須田「それはさておき……あちこちに猟銃構えた奴らも居ますし……どうすればいいんでしょう……」
両津「ううむ……確かに結構な数だな。奴らの視界を覗いてみた限りここは奴らなりの要塞みたいなもんかも知れんな」
須田「それじゃあ……」
両津「うむ。猟銃を持った奴も一人じゃないし、ここは出来るだけ見つからないように進むしかなさそうだな」
安野「なんだかステルスゲームみたいですね~」
両津「うむ。猟銃を持った奴も一人じゃないし、ここは出来るだけ見つからないように進むしかなさそうだな」
安野「なんだかステルスゲームみたいですね~」
……
須田「両津さん、この扉鍵が掛かってますよ!」
両津「なに!? くそ~こんな雑なハリボテになんで扉だけついとるんだ!!」ガチャガチャ!
屍人「……」チラッ
須田(しっ!あんまり物音立てないでくださいよ!気付かれたらどうしようもないんですから!!)
両津(ぐぬぬ……)
須田「両津さん、この扉鍵が掛かってますよ!」
両津「なに!? くそ~こんな雑なハリボテになんで扉だけついとるんだ!!」ガチャガチャ!
屍人「……」チラッ
須田(しっ!あんまり物音立てないでくださいよ!気付かれたらどうしようもないんですから!!)
両津(ぐぬぬ……)
安野「だけどこの錠前、見た感じそんなにちゃんとしたものじゃなさそうですよ? 何度か叩いたら壊れそう~」
須田「でもそんな物音を立てたら間違いなく気付かれるんじゃあ……」
須田「そうだ!さっきから時々鳴ってる雷に合わせて鍵を叩けばあいつらにも気付かれないんじゃないですか!?」
両津「そんな音ゲーみたいなこと悠長にやってられるか、空いたぞ」カチャカチャ
須田「」ズルッ
須田「でもそんな物音を立てたら間違いなく気付かれるんじゃあ……」
須田「そうだ!さっきから時々鳴ってる雷に合わせて鍵を叩けばあいつらにも気付かれないんじゃないですか!?」
両津「そんな音ゲーみたいなこと悠長にやってられるか、空いたぞ」カチャカチャ
須田「」ズルッ
須田「そんな便利なもの持ってるなら先に言ってくださいよ!!」
屍人「……」クルッ
両津「大声を出すな。屍人に気付かれるぞ」
須田「……」プルプル
屍人「……」クルッ
両津「大声を出すな。屍人に気付かれるぞ」
須田「……」プルプル
部長なら両津がいなくなって清々したとか言って両津がいなくなった記念で飲みに行くよ
両津「……」
須田「どうしたんですか?両津さん」
両津「いや、今この先の屍人を幻視しようとしてたんだが……」
両津「どうもあの医者の言ってたことは本当らしいな」
須田「それってつまり……」
両津「ああ、最初に比べるとさっぱり見えん……まるでトンネルの中でアナログテレビでも見てるみたいだ……」
須田「どうしたんですか?両津さん」
両津「いや、今この先の屍人を幻視しようとしてたんだが……」
両津「どうもあの医者の言ってたことは本当らしいな」
須田「それってつまり……」
両津「ああ、最初に比べるとさっぱり見えん……まるでトンネルの中でアナログテレビでも見てるみたいだ……」
両津「さっきはまだ辛うじて見えていたが……どんどん見えなくなっていくぞ!!」グヌヌ
須田「そんな……それじゃあ時間は掛かるけどもっと慎重に行くしか……」
両津「これじゃああっちに帰る頃には完全に見えなくなって、銭湯で女湯を覗くことも出来んじゃないか!!急ぐぞ須田!!」ダッ
須田「なんなんだこの人!」
須田「そんな……それじゃあ時間は掛かるけどもっと慎重に行くしか……」
両津「これじゃああっちに帰る頃には完全に見えなくなって、銭湯で女湯を覗くことも出来んじゃないか!!急ぐぞ須田!!」ダッ
須田「なんなんだこの人!」
両津「この梯子からどうやら下に降りられそうだな……。よし!わしが先に行くからついて来いよ!」カンカン
須田「りょ、両津さん!ちょっと待っ……」
狙撃屍人「!」ダンッダンッダンッ
両津「ぎええええええっ!!」ドサッ
須田「大丈夫ですか!?うわっ!」チュインチュイン
両津「馬鹿野郎!下で待ち伏せし気付てることに気付いてたなら早く言え!」ジンジン
須田「言う前に両津さんが飛び出したんじゃないですか!!」
安野「すごーい。あのお巡りさんあの高さから落ちてピンピンしてる~」
須田「りょ、両津さん!ちょっと待っ……」
狙撃屍人「!」ダンッダンッダンッ
両津「ぎええええええっ!!」ドサッ
須田「大丈夫ですか!?うわっ!」チュインチュイン
両津「馬鹿野郎!下で待ち伏せし気付てることに気付いてたなら早く言え!」ジンジン
須田「言う前に両津さんが飛び出したんじゃないですか!!」
安野「すごーい。あのお巡りさんあの高さから落ちてピンピンしてる~」
狙撃屍人「……」グッタリ
両津「馬鹿め、残り何発残ってるかも考えずにバカスカ撃つからこうなるのだ」パンパン
須田「相変わらず素手でよくやりますね……」
安野「ねぇー、なんだか変な音聞こえてこない?」
須田「そういえば……微妙に何か聞こえるような……。何処からだろう……」
両津「オルガンの音だな、そう遠くなさそうだぞ」ピタッ
須田「オルガン?どうしてそんな音が……」
両津「ふん、決まっとるだろう。こんな状況で呑気にオルガンなんぞ弾いてるのは」
両津「やっと目的が果たせそうで浮かれとる奴だ」
両津「馬鹿め、残り何発残ってるかも考えずにバカスカ撃つからこうなるのだ」パンパン
須田「相変わらず素手でよくやりますね……」
安野「ねぇー、なんだか変な音聞こえてこない?」
須田「そういえば……微妙に何か聞こえるような……。何処からだろう……」
両津「オルガンの音だな、そう遠くなさそうだぞ」ピタッ
須田「オルガン?どうしてそんな音が……」
両津「ふん、決まっとるだろう。こんな状況で呑気にオルガンなんぞ弾いてるのは」
両津「やっと目的が果たせそうで浮かれとる奴だ」
……
八尾「ーー♪」
淳(何処にあったんだこんなオルガン……)
八尾「ーーふぅ」
美耶子「……」
八尾「貴女という強いお印を持った『実』が現れるまで、私はずっと待ち続けた」
八尾「本当に、永かったーー」
淳「……」
八尾「さあーー」
美耶子「……」
八尾「楽園の門が、開かれる」
八尾「ーー♪」
淳(何処にあったんだこんなオルガン……)
八尾「ーーふぅ」
美耶子「……」
八尾「貴女という強いお印を持った『実』が現れるまで、私はずっと待ち続けた」
八尾「本当に、永かったーー」
淳「……」
八尾「さあーー」
美耶子「……」
八尾「楽園の門が、開かれる」
淳「……」ワクワク
美耶子「……」
八尾「……」
八尾「……?」
淳「……どうしたんだ?」
八尾「そんな……どうして……」
淳「おい!何も起こらないぞ!!」
美耶子「……」
八尾「……」
八尾「……?」
淳「……どうしたんだ?」
八尾「そんな……どうして……」
淳「おい!何も起こらないぞ!!」
八尾「そんな……嘘、この実でもまだ、不十分だと!? このような印の現れた実は、これまで……!!」タッ
八尾「嘘……そんな……」
淳「なにがどうなっているんだ!いいから説明しろ!!!」
亜矢子「そうよ!こんな気味の悪い奴さっさと生贄にしちゃってよ!!」
八尾「実が……無くなってる……?」
淳「……なんだって?」
八尾「嘘……そんな……」
淳「なにがどうなっているんだ!いいから説明しろ!!!」
亜矢子「そうよ!こんな気味の悪い奴さっさと生贄にしちゃってよ!!」
八尾「実が……無くなってる……?」
淳「……なんだって?」
八尾「そんな……そんな筈はないのに!!」
八尾「実がなくなるなんて……そんなこと……あるワケが……」
八尾「天におわすお主よ!これは何かの間違いです!! こうなったら……とにかく何が何でも捧げて……!」
バァン!!
両津「全員動くな!警察だ!!」
須田「美耶子!!」
八尾「実がなくなるなんて……そんなこと……あるワケが……」
八尾「天におわすお主よ!これは何かの間違いです!! こうなったら……とにかく何が何でも捧げて……!」
バァン!!
両津「全員動くな!警察だ!!」
須田「美耶子!!」
八尾「そんな……どうしてここが……」
須田「美耶子が教えてくれたんだ、ここにお前らがいるって」
両津「こんなド田舎でコソコソふざけた風習を続けやがって! 全員逮捕だ!! 神妙にお縄につきやがれ!!」
八尾「そう……そういうこと……」
両津「まさかあんたがこんな奴だったとは思わなかったよ」
両津「変なことばかり言っちゃいるがいい人だと思ってたんだがな」チャキッ
須田「美耶子が教えてくれたんだ、ここにお前らがいるって」
両津「こんなド田舎でコソコソふざけた風習を続けやがって! 全員逮捕だ!! 神妙にお縄につきやがれ!!」
八尾「そう……そういうこと……」
両津「まさかあんたがこんな奴だったとは思わなかったよ」
両津「変なことばかり言っちゃいるがいい人だと思ってたんだがな」チャキッ
八尾「……あなたたちに親切にした人格も、私の中の一つの表面に過ぎません」
八尾「そう、禁忌を犯し永遠を生きるうちに……私の中に生じた一つの人格に」
両津「またワケの分からんことを……もういい!とにかく逮捕だ!!」
八尾「……仕方ありませんね」
八尾「ここはひとまず、逃げさせてもらいます」スウッ
両津「!?」
八尾「そう、禁忌を犯し永遠を生きるうちに……私の中に生じた一つの人格に」
両津「またワケの分からんことを……もういい!とにかく逮捕だ!!」
八尾「……仕方ありませんね」
八尾「ここはひとまず、逃げさせてもらいます」スウッ
両津「!?」
須田「両津さん!あの人鏡の奥に消えちゃいましたよ!?」
両津「そんな馬鹿な!!くそーっ!!卑怯だぞ!!!出て来い!!!」バンバンバン!
美耶子「駄目……」
須田「美耶子!あれ……なんだか眉毛が……」
美耶子「?……!?み、見るな!!」
両津「痴話喧嘩は後にしろ!それでわしらはどうすりゃいいんだ!!」
両津「そんな馬鹿な!!くそーっ!!卑怯だぞ!!!出て来い!!!」バンバンバン!
美耶子「駄目……」
須田「美耶子!あれ……なんだか眉毛が……」
美耶子「?……!?み、見るな!!」
両津「痴話喧嘩は後にしろ!それでわしらはどうすりゃいいんだ!!」
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