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元スレ両津「なんで私が羽生蛇村に異動なんですか!!」
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……
両津「……?」
両津「どこだ?ここは……霧がかかってまったく何も見えんぞ……」
両津「そういえば……おーい須田!美耶子!どこだ!!」
両津「……?」
両津「どこだ?ここは……霧がかかってまったく何も見えんぞ……」
両津「そういえば……おーい須田!美耶子!どこだ!!」
両津「須田!聞こえてるなら返事をしろ!!」ムニャ
須田「ぐへぇっ!!」ドカッ
両津「む?なんだ夢か……」
須田「なんだ夢か……じゃないですよ! 寝るなら寝るでもう少しおとなしく寝てくださいよ!!」ウググ…
須田「ぐへぇっ!!」ドカッ
両津「む?なんだ夢か……」
須田「なんだ夢か……じゃないですよ! 寝るなら寝るでもう少しおとなしく寝てくださいよ!!」ウググ…
両津「それはそうとここは何処だ?」ゴシゴシ
須田「教会に戻ろうとしたら道が塞がれてて帰れなくなっちゃってたから結局反対方向に行って、大丈夫そうな廃屋があったからそこで休憩することにしたんじゃないですか……しっかりしてくださいよもう」イテテ
両津「う、うーむ……そういえばそんなことがあったような無かったような……」
須田(本当に大丈夫なんだろうかこの人……)
須田「教会に戻ろうとしたら道が塞がれてて帰れなくなっちゃってたから結局反対方向に行って、大丈夫そうな廃屋があったからそこで休憩することにしたんじゃないですか……しっかりしてくださいよもう」イテテ
両津「う、うーむ……そういえばそんなことがあったような無かったような……」
須田(本当に大丈夫なんだろうかこの人……)
両津「そういえば……無償にイライラしてその辺にあった石碑を蹴り倒したり何かしらしてきたような……」
須田「いきなり何をし出すのかと思いましたよ」
両津「そうこうしてるうちに民家を見つけてそこでしばらく休むことにしたんだったな」
両津「ところで美耶子はどうしたんだ? 便所か?」
須田(デリカシーが無さすぎる……)
須田「さあ……あの子、目が見えなくてあの一緒に連れてた犬の視界を幻視して生活してたらしいですから今は俺達の視界を見ないとろくに動けないと思うんですが……」
須田「いきなり何をし出すのかと思いましたよ」
両津「そうこうしてるうちに民家を見つけてそこでしばらく休むことにしたんだったな」
両津「ところで美耶子はどうしたんだ? 便所か?」
須田(デリカシーが無さすぎる……)
須田「さあ……あの子、目が見えなくてあの一緒に連れてた犬の視界を幻視して生活してたらしいですから今は俺達の視界を見ないとろくに動けないと思うんですが……」
両津「そう遠くに行ったとも思えんが一人で出歩かせると危ない、探しに行くか」アクビ
須田「本当にこんな状況なのに緊張感ないですね……。でも、一人で何処に行ったんでしょう」
両津「物音はしないしどうもこの廃屋の中にはいないようだが……」
アンタダケガキエレバヨカッタノニ!
ドンッ!
両津・須田「!!」
須田「本当にこんな状況なのに緊張感ないですね……。でも、一人で何処に行ったんでしょう」
両津「物音はしないしどうもこの廃屋の中にはいないようだが……」
アンタダケガキエレバヨカッタノニ!
ドンッ!
両津・須田「!!」
須田「両津さん!今の!」
両津「穏やかな雰囲気じゃねぇな。行くぞ!須田!」
美耶子「……」
須田「美耶子!どうしたんだ!?」
両津「なんだこの壁に突き刺さった鎌は……他に誰か居たのか?」
美耶子「なんでもない……。ちょっと、話をしてただけ。姉と」
両津・須田「……」
須田(実の妹にいきなり鎌を振り下ろすなんてこの村は危ない人しかいないんですか!)ボソボソ!
両津(わしに聞かれても知らん!)ボソボソ!
両津「穏やかな雰囲気じゃねぇな。行くぞ!須田!」
美耶子「……」
須田「美耶子!どうしたんだ!?」
両津「なんだこの壁に突き刺さった鎌は……他に誰か居たのか?」
美耶子「なんでもない……。ちょっと、話をしてただけ。姉と」
両津・須田「……」
須田(実の妹にいきなり鎌を振り下ろすなんてこの村は危ない人しかいないんですか!)ボソボソ!
両津(わしに聞かれても知らん!)ボソボソ!
……
須田「zzz……」
両津「どうした。疲れてるだろ、さっきからずっと目を開けたままで……お前は眠らんのか」
美耶子「怖い……」
両津「わし相手にそんなぶりっ子しても良いことはないぞ。わしが見ておいてやるからいいから寝ろ」
美耶子「違う……」
美耶子「お前達が、お前達じゃなくなるのが……怖い……」
須田「zzz……」
両津「どうした。疲れてるだろ、さっきからずっと目を開けたままで……お前は眠らんのか」
美耶子「怖い……」
両津「わし相手にそんなぶりっ子しても良いことはないぞ。わしが見ておいてやるからいいから寝ろ」
美耶子「違う……」
美耶子「お前達が、お前達じゃなくなるのが……怖い……」
確か両津の抗体だか白血球だかって他の人に輸血するとその人の身体食い尽くす代物じゃなかったっけ…
両津「わしらもあいつらみたいになるということか?」
美耶子「!」
両津「心配するな、わしは結構飲んじまったがこいつはこれまで気味悪がってまったく飲んどらん」
両津「あの八尾とかいう女が言うには飲み過ぎたら危険らしいが……わしも今のところ変なことはないし大丈夫だ」
美耶子「八尾……比沙子……」
両津「なんだ、知り合いだったのか。まあこんな小さな村じゃ当然か」
美耶子「違う……」
美耶子「あの女は……嘘を吐いている……」
美耶子「!」
両津「心配するな、わしは結構飲んじまったがこいつはこれまで気味悪がってまったく飲んどらん」
両津「あの八尾とかいう女が言うには飲み過ぎたら危険らしいが……わしも今のところ変なことはないし大丈夫だ」
美耶子「八尾……比沙子……」
両津「なんだ、知り合いだったのか。まあこんな小さな村じゃ当然か」
美耶子「違う……」
美耶子「あの女は……嘘を吐いている……」
両津「なに?」
美耶子「その水は……飲まなくても、体に吸収されてしまうの」
美耶子「お前もこいつも、何があったか知らないけど、服はボロボロなのに……体には擦り傷一つない。違う?」
両津(た、確かに……)
両津(幾らわしの頑丈さは折り紙付きだとはいえ一緒に崖から落ちた須田まで異様に無傷過ぎる……)
美耶子「その水は……飲まなくても、体に吸収されてしまうの」
美耶子「お前もこいつも、何があったか知らないけど、服はボロボロなのに……体には擦り傷一つない。違う?」
両津(た、確かに……)
両津(幾らわしの頑丈さは折り紙付きだとはいえ一緒に崖から落ちた須田まで異様に無傷過ぎる……)
ストーリーおおまかにしか覚えてないしもっかいプレーした感じで楽しいな
美耶子「その水は傷を癒す代わりに体に吸収されて……段々、お前達の『血』と入れ替わるの」
美耶子「やがて……お前達の体には血よりもその赤い水の方が多く流れるようになる……」
美耶子「そうなれば次は血の方が赤い水に負けて体の外に流れ出し始めて……そのうちお前達は赤い水そのものになる」
両津「オェーッ!そ、そんな大事なことあの女はまったく言ってなかったぞ!説明不足だ!!」
美耶子「お前達は、あの女に騙されてる。それに……」
美耶子「やがて……お前達の体には血よりもその赤い水の方が多く流れるようになる……」
美耶子「そうなれば次は血の方が赤い水に負けて体の外に流れ出し始めて……そのうちお前達は赤い水そのものになる」
両津「オェーッ!そ、そんな大事なことあの女はまったく言ってなかったぞ!説明不足だ!!」
美耶子「お前達は、あの女に騙されてる。それに……」
美耶子「この村に鳴り響くサイレン……知ってるでしょ?」
両津「当たり前だ。あんな頭が割れそうになる騒音、こんな田舎じゃなかったら直ちに通報されてるぞ」
美耶子「あのサイレンには、人に正気を失わせ、赤い水を体に取り込んだ人間を、屍人に変える作用があるの」
両津「ブーッ!」
美耶子「個人差はあるけど……取り込んだ量は問題じゃない。あの音を聞くだけで、誰でも屍人になるかもしれない」
両津(それで石田巡査はあんなことになってたのか……なるほど……)
両津「って……じゃあどうすればいいんだ!耳栓でもしてればいいのか!?」ブスッ
両津「当たり前だ。あんな頭が割れそうになる騒音、こんな田舎じゃなかったら直ちに通報されてるぞ」
美耶子「あのサイレンには、人に正気を失わせ、赤い水を体に取り込んだ人間を、屍人に変える作用があるの」
両津「ブーッ!」
美耶子「個人差はあるけど……取り込んだ量は問題じゃない。あの音を聞くだけで、誰でも屍人になるかもしれない」
両津(それで石田巡査はあんなことになってたのか……なるほど……)
両津「って……じゃあどうすればいいんだ!耳栓でもしてればいいのか!?」ブスッ
美耶子「無駄、そんなことじゃ……あのサイレンには逆らえない……」
両津「そんな……じゃあどうすればいいんだ……幾らなんでもあんな化け物になりたくないぞ……」
美耶子「お前らを……あんな奴らにしない方法は……ある」
両津「!? ど、どんな方法だ!?」
美耶子「でも……」
両津「そんな……じゃあどうすればいいんだ……幾らなんでもあんな化け物になりたくないぞ……」
美耶子「お前らを……あんな奴らにしない方法は……ある」
両津「!? ど、どんな方法だ!?」
美耶子「でも……」
両津「なんでもいいから早く教えてくれ!」
美耶子「……わかった。こうすれば……いい」ブシュッ…ダラダラ
両津「な、自分と須田の手首を切って……お前何を………!!」
須田「う、ううっ……」ドクドク
ーーーーーー!!!
両津「ぐおっ!!またあのサイレンだ!!もうなんでもいい!なんでも……いいから早く……してくれ……」バタッ
美耶子「……わかった。こうすれば……いい」ブシュッ…ダラダラ
両津「な、自分と須田の手首を切って……お前何を………!!」
須田「う、ううっ……」ドクドク
ーーーーーー!!!
両津「ぐおっ!!またあのサイレンだ!!もうなんでもいい!なんでも……いいから早く……してくれ……」バタッ
須田「う、うぁあ……」ドクドク
美耶子「私の血を入れれば……お前達は屍人にならない……」
須田「……」グッタリ
美耶子「でもその代わり……お前達は絶対に死ねなくなる……」
両津「……」ブシュッ…ダラダラ
美耶子「でも……こうするしかないの、ごめん……」
両津「う、うぐぐ……」ドクドク
美耶子「……!?」
美耶子「な、なに……これ……」バタッ
美耶子「私の血を入れれば……お前達は屍人にならない……」
須田「……」グッタリ
美耶子「でもその代わり……お前達は絶対に死ねなくなる……」
両津「……」ブシュッ…ダラダラ
美耶子「でも……こうするしかないの、ごめん……」
両津「う、うぐぐ……」ドクドク
美耶子「……!?」
美耶子「な、なに……これ……」バタッ
>>429
両さんなら村人全員ハッピーにできるはずだ
両さんなら村人全員ハッピーにできるはずだ
両津「う、ううむ……やっと鳴り止んだか……」チラッ
両津「気絶する間際手首を切られたような気がしたが……本当にもう治ってるぞ……」ゾオーッ
美耶子「……」
両津「おい、これで本当にわしらは屍人になることはないんだな!?」
美耶子「分からない……」
両津「人の手首を切っておいて分からんだと……まあ仕方ない。後は野となれ山となれだ」ゴロン
美耶子「……」
両津「気絶する間際手首を切られたような気がしたが……本当にもう治ってるぞ……」ゾオーッ
美耶子「……」
両津「おい、これで本当にわしらは屍人になることはないんだな!?」
美耶子「分からない……」
両津「人の手首を切っておいて分からんだと……まあ仕方ない。後は野となれ山となれだ」ゴロン
美耶子「……」
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