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元スレ男「女さんに告白してくる!」 友「無口だし冷たそうじゃね?」
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男「わかってないな。そう見えるだけなんだよ多分」
友「そりゃ多分だろうな。まだ会って1週間もたってないんだから」
男「一目惚れなんて初めてだ」
友「だとしても今すぐ告白は早すぎるだろ。もうちょいアピールしてからでも遅くない」
男「そうか…」
友「あぁ。それより兄貴がまた漫画送ってきてくれたから読みに来いよ」
男「いつも友兄さん優しいな。うらやましい」
1年半後
男「よし!今日こそ告白する!」
友「よく今まで我慢できたな…」
男「まぁな。タイミングもなかったし」
友「(……遅すぎてもう俺は……。俺も話すタイミング逃してたんだな)」
友「(それでも、今は男のために言わないでおくか……)」
男「女さんのことが好きです!付き合ってください!」
女「……」
女「……」
女「……」
女「……うん。付き合う」
男「ほんとか!!やった!!」
女「お願いがある」
男「もちろん。なんでも言って!」
女「無口だし、感情表現が得意じゃないからそれをわかってほしい」
男「わかった。すぐ読み取れるようになってみせる!」
女「……ありがとう」
女友「男君に呼び出されてたのは何だったの?」
女「……」
女友「?」
女「告白された」
女友「ま、まじで?」
女「うん」
女友「告白されても動じないのね女は。男君のこと意識してたの?」
女「ううん」
女「ほとんど会話もしたことない」
女友「それでオッケーしたんだ」
女「いい人そうに見えた」
女友「それだけ?まぁ女が良いと思ったならそれで十分か」
女「…うん」
女友「これから楽しみだねー」
女友「でも気をつけなよ?女は押しに弱いからイヤなことはちゃんと断るようにしないと」
女「…わかった」
友「そう落ち込むなよ。俺が飯おごってやるから」
男「なんで振られた前提で話すんだ。オッケーもらったよ」
友「……まじかよ」
男「今の段階では俺のことが好きって事はなさそうに見えたけどな。これから惚れさせてみせる」
友「でも付き合ってくのは大変かもな」
男「どういうことだ?」
友「奥手そうだし男がそのペースに耐えられるかな、と」
男「女さんのためなら頑張れる!」
男「つまり愛の力!」
友「……はいはい」
友「(直接言うかメールで言おうか……))」
翌日 放課後
男「女さん。一緒に帰らない?」
女「わかった。帰る」
女友「じゃあ私は二人の邪魔しないように部活行こうかな。じゃまた明日」
女「また明日」
男「行こうか」
女「うん」
男「帰りはどこか寄っていくとことかあるの?」
女「……たまに本屋に寄る」
男「じゃあ今から寄ってく?俺も見たいのあるんだ」
女「行く」
本屋
男「女さんは小説とか好きなの?」
女「…小説よりは漫画の方がよく読む」
男「そうなんだ。意外」
女「……いけない?」
男「う、ううん。そんなことないよ」
男「(今のは悲しんだ顔か?……確証は持てないけど)」
男「どんなのが好きなの?」
女「悲しくて感動できるのが好き」
女「…………バッドエンドは嫌いじゃない」
男「!!!」
男「……そうなんだ。感動して泣いたりするの?」
女「うん。おかしい?」
男「そんなことない。そういうとこも俺好きだよ」
翌日 学校
女友「昨日はどうだったの?」
女「何度も好きって言ってくれる」
女友「男君ベタ惚れだね」
女「一緒にいてしんどくないからうれしい」
女友「しんどくないから楽しいに変わっていけばいいね」
女「…うん。でも」
女友「なに?」
女「ちょっとだけ恥ずかしい」
女友「あー何度も言われるのがね。慣れるよそのうち。んで女も言いたくなるよ」
女「……そうかな」
女友「ま、どれくらいかかるかは誰にもわかんないけどね」
友「……ここにいたか。女さん、ちょっと来てくれる?」
女「……うん」
男「(あれ、友と女さんか…?遠くてよく見えんが)」
男「(何話してるんだ。2人で話すほど仲良かったのか…?)」
男「……」
男「……」
男「(まぁ気にしてもしょうがないか)」
男「(どうせ大したことじゃないだろ)」
翌日 放課後
男「女さん。ちょっといい?」
女「?」
男「テスト近いし、どっかで勉強しない?」
女「……わかった」
男「ありがとう」
男「(女さんとの会話の中で否定されたこと一度もない気がする。あと名前も呼ばれたことないな…)」
男「(まぁ焦ってもしょうがないよな。気長にいこう)」
男「じゃあ図書館行こうか」
女「うん」
図書室
男「……」カキカキ
女「……」カキカキ
男「……」ジー
女「……」カキカキ
男「……」カキカキ
男「……」ジー
女「…?」カキカキ
男「……」カキカキ
男「……」ジー
男「……」ジー
女「……?」
女「なに?」
男「あぁごめん。かわいくてつい」
女「……」
女「ありがとう」カキカキ
一週間後 学校
男「前よりテストの点数かなり上がったな」
友「図書室こもってたもんな。よかったじゃん。女さんともいられて」
男「そうだな」
友「つーか社会のあの問題だけ納得いかないんだよな」
男「あー、あの加点問題か」
友「日本に多い名字10位まで書け(順不同)とか訳わからん」
男「友の名字も入ってたな」
友「珍しくともなんともないからな。多い順だと6位くらいなはずだ」
男「前のテストは確か3番目の完全数を書け、だったな」
友「その前は……」
男「日本人が唯一受賞していないノーベル賞は?(通称可)だな」
友「もう雑学だかなんだか分からなくなってきてるような」
男「確かに。テストって教師の色出るよな」
女友「前より下がってるような…。女は?」
女「私はほとんど変わらなかった」
女友「あれ?図書室で勉強してたんじゃなかったの?」
女「してた。でも少し集中できなかった」
女友「あー、周りうるさかったんだね」
女「……違う」
女友「ん?聞かないでほしい感じ?」
女「うん」
翌日 自宅
男「(先週の土日はテスト勉強ばっかりしてたから特に思わなかったけど)」
男「(休日に女さんと連絡取れないのはさみしいな)」
男「(アドレス交換しときゃよかった……)」
翌日 スーパー
男「(よし、買い物おわりと…)」
男「(あ、バイト情報誌…)」
男「(帰って見てみるか)」
自宅
男「……」ペラ
男「……」ペラ
男「(どれがいいのかもよくわからん)」
翌日 学校
男「女さん。今さらなんだけどアドレス交換しない?」
女「わかった」ピッ
男「……あれ。おかしいな。ちょっと携帯の調子悪くて」
男「……」ピピッ
男「あぁいけたか。女さんも届いてる?」
女「うん」
男「休日に連絡取れないのがこれから不便だし、メールか電話で連絡取れるようにしたくて」
女「…うん」
男「あと女さん映画好き?テスト終わったし行かない?」
女「……行く」
映画館
男「この前漫画から映画化したって聞いて女さんと行きたくて。この原作の漫画は知ってる?」
女「知ってる。でも…」
男「もしかして好みじゃなかった?違うのもやってるしそっちにする?」
女「……漫画の映画化は難しいから」
男「あぁ、基本的にこの形式は評判がよくないのか。どうしようか…」
女「でもこれ観たい」
男「!」
男「じゃあ行こうか。女さんの意見が初めて聞けたのかも。うれしい」
女「そう?」
上映中
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
………
……
…
男「面白かったね。漫画も見てみたくなった」
女「……」
男「?」
男「あれ、もしかして微妙に不満ある?」
女「うん。ちょっとだけ」
男「そっか。じゃあ次は俺のオススメの映画貸そうかな。合えばいいんだけど」
翌日 自宅
男「そうだ。映画のことメールしとこう」カチカチ
男『映画のDVD持っていきたいけど好きなジャンルある?』
女『映画も感動できるのが好み』
男『オーケー。明日持ってくよ』
女『うん』
翌日 学校
男「はい、これ」
女「ありがとう」
男「暇な時に観てくれればうれしい。急かさないからゆっくり観て」
女「わかった」
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 23:45:19.48 ID:L2svvsuL0
うるせぇな黙ってろよ、今回はてめえらが悪いだろ……イチ書き手として言わせてもらうがな。
SSってのはな、読者に合わせてムリヤリ書くもんじゃねぇんだよ
書き手がこういうストーリーを文に書きたい、って思いを形にする為にあるんだよ
いちいち、お前らの意見がどうかとか、評価がどうとか、感想がどうとか、くっだらねぇ、どうだっていい。
こっちは、書きたい物を書いてんだわ。それを外からグチグチ文句垂れんじゃねぇ。
ストーリーや、エンドが気に食わないってんならテメェで書けや。それが出来るのがSSだろうが。
与えられたもんを食うだけ食って、いい御身分で文句垂れるしか能が無いてめぇらの方がよっぽど家畜だわ
129 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りしますsage2013年09月22日 (日) 09:29:37 ID: P3Yxbp63o
乙
逆に「何かのキャラで再生してる」とかは
その人のイメージを勝手に押し付ける結果になるので好きではないですね
絵師と呼ばれる人たちが勝手にキャラ絵を描いて叩かれてたのと同じなんだよね
同類に声について声優を語るのもあってこれらは荒れる元にもなりますよ
書いてる人が「このキャラはこんなイメージでお願いします」とかなら別ですが……
うるせぇな黙ってろよ、今回はてめえらが悪いだろ……イチ書き手として言わせてもらうがな。
SSってのはな、読者に合わせてムリヤリ書くもんじゃねぇんだよ
書き手がこういうストーリーを文に書きたい、って思いを形にする為にあるんだよ
いちいち、お前らの意見がどうかとか、評価がどうとか、感想がどうとか、くっだらねぇ、どうだっていい。
こっちは、書きたい物を書いてんだわ。それを外からグチグチ文句垂れんじゃねぇ。
ストーリーや、エンドが気に食わないってんならテメェで書けや。それが出来るのがSSだろうが。
与えられたもんを食うだけ食って、いい御身分で文句垂れるしか能が無いてめぇらの方がよっぽど家畜だわ
129 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りしますsage2013年09月22日 (日) 09:29:37 ID: P3Yxbp63o
乙
逆に「何かのキャラで再生してる」とかは
その人のイメージを勝手に押し付ける結果になるので好きではないですね
絵師と呼ばれる人たちが勝手にキャラ絵を描いて叩かれてたのと同じなんだよね
同類に声について声優を語るのもあってこれらは荒れる元にもなりますよ
書いてる人が「このキャラはこんなイメージでお願いします」とかなら別ですが……
女友「ん、さっき何もらったの?」
女「映画のDVD。貸してもらった」
女友「そうなんだ。なんだか恋人っぽいねー」
女「……ちょっと楽しい」
女友「男君といるのが?」
女「うん。ペース合わせてくれる。安心」
女友「すごい進歩だね。まぁ男君も少しはがっつきたいかもね」
女「……」
放課後
男「帰ろっか」
女「…うん」
男「どうかした?」
女「楽しい」
男「!」
男「お、俺も楽しいよ!」
女「うん」
女「……」
女「こんなペースは嫌?がっつきたい?」
男「い、いやそんなことはないよ」
男「女さんのこと好きだから尊重したい。俺ゆっくりで平気」
女「わかった。ありがとう」
男「今から予定ある?」
女「…ううん」
男「じゃあ買い食いでもしに行こうか。よく行くとことかある?」
女「今までほとんどしたことない」
男「そっか。女友さんとは遊びに行かないの?」
女「学校の帰りはあんまり。女友は部活あるから」
男「そうだった。部活行ってるんだったね」
男「初めてだとびっくりするかもよ」
女「?」
………
……
…
男「どう?」
女「……おっきい。びっくりした」
男「しかもここのたい焼き安いし種類いっぱいあるのがいいんだ」
女「うん」
男「何味食べる?」
女「……」ジー
女「……」ジー
男「(迷ってる姿もかわいい)」
女「カスタードにしたい」
男「いいねカスタード。俺も好きだ」
女「……」
男「じゃあ俺は…」
女「待って」
男「?」
女「…………二人で半分ずつ食べたい」
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