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元スレ美緒「基地内で賭博が横行しているようだ」エイラ「大変ダナー」
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エイラ「やるか?」
ペリーヌ「わ、わたくしは……」
芳佳「やります!!」
ペリーヌ「み、宮藤さん!?」
芳佳「(これでエイラさんのお金がなくなれば、エイラさんはもう賭博ができなくなるじゃないですか)」
ペリーヌ「(そうかもしれませんけど。貴女、勝てる見込みはあるんですの?)」
芳佳「(ロイヤルストレートフラッシュが出れば勝てます!! ここに書いてました!!)」
ペリーヌ「バッ……いえ、もう勝手におやりなさい」
芳佳「エイラさん、やりましょう。私もお金欲しいですから!!」
エイラ「いいぞ。こい」
ペリーヌ「宮藤さん、がんばってください」
芳佳「はいっ!! がんばりますっ!!」
エイラ「……」
「大尉。写真、いいですか?」
シャーリー「いいぞ。ポーズはどうする?」
ペリーヌ「わ、わたくしは……」
芳佳「やります!!」
ペリーヌ「み、宮藤さん!?」
芳佳「(これでエイラさんのお金がなくなれば、エイラさんはもう賭博ができなくなるじゃないですか)」
ペリーヌ「(そうかもしれませんけど。貴女、勝てる見込みはあるんですの?)」
芳佳「(ロイヤルストレートフラッシュが出れば勝てます!! ここに書いてました!!)」
ペリーヌ「バッ……いえ、もう勝手におやりなさい」
芳佳「エイラさん、やりましょう。私もお金欲しいですから!!」
エイラ「いいぞ。こい」
ペリーヌ「宮藤さん、がんばってください」
芳佳「はいっ!! がんばりますっ!!」
エイラ「……」
「大尉。写真、いいですか?」
シャーリー「いいぞ。ポーズはどうする?」
|┃三 , -.―――--.、
|┃三 ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
|┃ .i;}' "ミ;;;;:}
|┃ |} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|┃ ≡ |} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
|┃ | ー' | ` - ト'{
|┃ .「| イ_i _ >、 }〉} _________
|┃三 `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' /
|┃ | ='" | < 話は全部聞かせて貰ったぞ!
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \ さあ続けたまえ!
|┃ 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ \
|┃ ≡'"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ヽ、oヽ/ \ /o/ | ガラッ
|┃三 ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
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|┃三 `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' /
|┃ | ='" | < 話は全部聞かせて貰ったぞ!
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \ さあ続けたまえ!
|┃ 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ \
|┃ ≡'"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ヽ、oヽ/ \ /o/ | ガラッ
エイラ「……2のワンペアだ」
芳佳「これ、何かの役です!!」バッ
エイラ「ダメダナ」
芳佳「……」
ペリーヌ「宮藤さん。これで5敗目ですが、まだ軍資金は残ってまして?」
芳佳「……いえ。今月はもう……一個のお芋すら買えません……」
ペリーヌ「はぁ……」
エイラ「終わりだな。ペリーヌはどうするんだ?」
ペリーヌ「……お金、今はありませんので」
エイラ「まぁ、バニーやってくれたからギャラは出してやるぞ。ほら」
ペリーヌ「いりませんわ!」バシッ
エイラ「……」
ペリーヌ「あ……。申し訳ありません。終わりなら失礼します。少佐に見つかりたくはないので」
シャーリー「ペリーヌ。お前のバニー姿、写真におさめたいってやつがいるけどー? 一枚で結構な額になるけど、やらないか?」
ペリーヌ「お断りですわ!!」
芳佳「これ、何かの役です!!」バッ
エイラ「ダメダナ」
芳佳「……」
ペリーヌ「宮藤さん。これで5敗目ですが、まだ軍資金は残ってまして?」
芳佳「……いえ。今月はもう……一個のお芋すら買えません……」
ペリーヌ「はぁ……」
エイラ「終わりだな。ペリーヌはどうするんだ?」
ペリーヌ「……お金、今はありませんので」
エイラ「まぁ、バニーやってくれたからギャラは出してやるぞ。ほら」
ペリーヌ「いりませんわ!」バシッ
エイラ「……」
ペリーヌ「あ……。申し訳ありません。終わりなら失礼します。少佐に見つかりたくはないので」
シャーリー「ペリーヌ。お前のバニー姿、写真におさめたいってやつがいるけどー? 一枚で結構な額になるけど、やらないか?」
ペリーヌ「お断りですわ!!」
芳佳「ペリーヌさーん、まってくださーい!!」
シャーリー「さーて、ねるかー」
エイラ「そうだな」
シャーリー「エイラも程々にしとけよ」
エイラ「シャーリーはいつ裏切ってもいいんだぞ? 別に私に付き合う必要なんてないしな」
シャーリー「私が来なくなったら客も来なくなるだろ?」
エイラ「まぁ、そうだけどなー」
シャーリー「バニーといえばシャーリー、シャーリーといえばバニーだ」
エイラ「これ、今日の分な」
シャーリー「サンキュ。それじゃ、おやすみ」
エイラ「おやすみ」
エイラ「えーと、今日はかなり儲かったな……」
エイラ「ふふ……」
シャーリー「エイラ、まずいっ。中佐だ。にげろー」
エイラ「おぉ。ありがとなー」
シャーリー「さーて、ねるかー」
エイラ「そうだな」
シャーリー「エイラも程々にしとけよ」
エイラ「シャーリーはいつ裏切ってもいいんだぞ? 別に私に付き合う必要なんてないしな」
シャーリー「私が来なくなったら客も来なくなるだろ?」
エイラ「まぁ、そうだけどなー」
シャーリー「バニーといえばシャーリー、シャーリーといえばバニーだ」
エイラ「これ、今日の分な」
シャーリー「サンキュ。それじゃ、おやすみ」
エイラ「おやすみ」
エイラ「えーと、今日はかなり儲かったな……」
エイラ「ふふ……」
シャーリー「エイラ、まずいっ。中佐だ。にげろー」
エイラ「おぉ。ありがとなー」
―翌日 サーニャの部屋―
エイラ「サーニャぁ」
サーニャ「……ん?」
エイラ「これ、新しいカタログ。こっちはアンティークだ。値打ち物もあるかもな」
サーニャ「エイラ、嬉しいけど……」
エイラ「いらないか?」
サーニャ「そういうわけじゃないの」
エイラ「よかった。私もさ、いい加減サーニャの演奏を聴きたいんだ」
サーニャ「今度、ミーナ隊長に頼むわ」
エイラ「前も言ったけど、無理だって言われただろ? でも、私の自腹なら問題ない」
サーニャ「ありがとう。でも、エイラのお金なんだから自分で使ったほうがいいわ」
エイラ「サーニャのために使うんだ。惜しくない」
サーニャ「エイラ……」
エイラ「サーニャ……ふふっ……」スリスリ
サーニャ「……」
エイラ「サーニャぁ」
サーニャ「……ん?」
エイラ「これ、新しいカタログ。こっちはアンティークだ。値打ち物もあるかもな」
サーニャ「エイラ、嬉しいけど……」
エイラ「いらないか?」
サーニャ「そういうわけじゃないの」
エイラ「よかった。私もさ、いい加減サーニャの演奏を聴きたいんだ」
サーニャ「今度、ミーナ隊長に頼むわ」
エイラ「前も言ったけど、無理だって言われただろ? でも、私の自腹なら問題ない」
サーニャ「ありがとう。でも、エイラのお金なんだから自分で使ったほうがいいわ」
エイラ「サーニャのために使うんだ。惜しくない」
サーニャ「エイラ……」
エイラ「サーニャ……ふふっ……」スリスリ
サーニャ「……」
―坂本の部屋―
美緒「ふんっ!!!」ゴンッ
芳佳「ぁう!?」
美緒「全額使うとは何をしている?」
芳佳「ペリーヌさん、坂本さんに言ったんですかぁ?」
ペリーヌ「当然でしょう。報告義務を果たしたまでですわ」
美緒「まぁ、いい。これでエイラとシャーリーが賭博に加担、いや、始めたのはわかった」
ペリーヌ「今すぐ、エイラさんとシャーリーさんを連れてきますわ」
美緒「証拠がない。シラを切られる」
芳佳「で、でも、私たちはこの目で!!」
美緒「現場の写真は?」
ペリーヌ「それは……」
美緒「取り押さえるのも今のお前たちでは無理だろう。だから、奴らに隙ができるまで暫くは付いていろ」
ペリーヌ「……わかりましたわ」
美緒「頼むな」
美緒「ふんっ!!!」ゴンッ
芳佳「ぁう!?」
美緒「全額使うとは何をしている?」
芳佳「ペリーヌさん、坂本さんに言ったんですかぁ?」
ペリーヌ「当然でしょう。報告義務を果たしたまでですわ」
美緒「まぁ、いい。これでエイラとシャーリーが賭博に加担、いや、始めたのはわかった」
ペリーヌ「今すぐ、エイラさんとシャーリーさんを連れてきますわ」
美緒「証拠がない。シラを切られる」
芳佳「で、でも、私たちはこの目で!!」
美緒「現場の写真は?」
ペリーヌ「それは……」
美緒「取り押さえるのも今のお前たちでは無理だろう。だから、奴らに隙ができるまで暫くは付いていろ」
ペリーヌ「……わかりましたわ」
美緒「頼むな」
―食堂―
バルクホルン「一体、どういうことだ。情報が全く出てこないぞ……」
エーリカ「そりゃトゥルーデが怖いからじゃないの?」
バルクホルン「お前はもう少しやる気をだしたらどうなんだ!?」
エーリカ「めんどくさーい。ねむたーい。だるーい」
バルクホルン「……」チャカ
エーリカ「銃殺はやめてよぉ!?」
バルクホルン「盛んに行われているんじゃないのか……」
エーリカ「……」
リーネ「――芳佳ちゃん、昨日の夜部屋にいなかったよね?」
芳佳「え!? そ、そんなことないよ?」
リーネ「私、部屋に行ったんだよ? 何度呼んでも出てきてくれなくて……」
芳佳「ご、ごめん、リーネちゃん。昨日は早く寝たんだ。だから出れなかったの」
リーネ「……そう。ごめんね」
芳佳「ううん。私のほうこそごめんね」
バルクホルン「一体、どういうことだ。情報が全く出てこないぞ……」
エーリカ「そりゃトゥルーデが怖いからじゃないの?」
バルクホルン「お前はもう少しやる気をだしたらどうなんだ!?」
エーリカ「めんどくさーい。ねむたーい。だるーい」
バルクホルン「……」チャカ
エーリカ「銃殺はやめてよぉ!?」
バルクホルン「盛んに行われているんじゃないのか……」
エーリカ「……」
リーネ「――芳佳ちゃん、昨日の夜部屋にいなかったよね?」
芳佳「え!? そ、そんなことないよ?」
リーネ「私、部屋に行ったんだよ? 何度呼んでも出てきてくれなくて……」
芳佳「ご、ごめん、リーネちゃん。昨日は早く寝たんだ。だから出れなかったの」
リーネ「……そう。ごめんね」
芳佳「ううん。私のほうこそごめんね」
―格納庫―
シャーリー「あー!! 今日はこの辺にしとくかぁー」
ルッキーニ「シャーリー!!! あそぼー!!!」
シャーリー「おー。いいぞー」
ルッキーニ「んにゃ?」
シャーリー「ん……なんだ、サーニャ?」
サーニャ「あの……シャーリーさん……エイラのことで……」
シャーリー「エイラがどうかしたか?」
ルッキーニ「エイラなら部屋じゃないのー?」
サーニャ「いえ、最近エイラの様子が少しおかしいような気がして」
シャーリー「気のせいだろ?」
ルッキーニ「エイラはいつも変だしー」
シャーリー「あはは、いえてるなぁ」
サーニャ「そうですか……」
シャーリー「なにか違和感でもあったのか?」
シャーリー「あー!! 今日はこの辺にしとくかぁー」
ルッキーニ「シャーリー!!! あそぼー!!!」
シャーリー「おー。いいぞー」
ルッキーニ「んにゃ?」
シャーリー「ん……なんだ、サーニャ?」
サーニャ「あの……シャーリーさん……エイラのことで……」
シャーリー「エイラがどうかしたか?」
ルッキーニ「エイラなら部屋じゃないのー?」
サーニャ「いえ、最近エイラの様子が少しおかしいような気がして」
シャーリー「気のせいだろ?」
ルッキーニ「エイラはいつも変だしー」
シャーリー「あはは、いえてるなぁ」
サーニャ「そうですか……」
シャーリー「なにか違和感でもあったのか?」
サーニャ「違和感というか、妙に優しくて……」
シャーリー「サーニャにはいつも優しいだろ?」
サーニャ「ええ、はい……」
ルッキーニ「もー、はっきりいえー!!」グニーッ
サーニャ「ふぁふぇんふぁふぁい……」
ルッキーニ「どったの?」
サーニャ「ピアノを……買ってくれるって……」
シャーリー「そういえば欲しがってたな」
サーニャ「それもかなり高級のモノや価値のあるモノを勧めてくれるんです」
シャーリー「今までもなかったのか?」
サーニャ「枕とか小物はよく貰いますけど、ピアノなんて」
シャーリー「そうか……」
ルッキーニ「いいじゃん、もらっちゃえばー」
サーニャ「……そうね。考えてみるわ。ありがとう、ルッキーニちゃん」
ルッキーニ「にひぃ! サーニャ、ピアノもらったらきかせてねー!! あたしもサーニャの演奏だいすきだからー!!」
シャーリー「サーニャにはいつも優しいだろ?」
サーニャ「ええ、はい……」
ルッキーニ「もー、はっきりいえー!!」グニーッ
サーニャ「ふぁふぇんふぁふぁい……」
ルッキーニ「どったの?」
サーニャ「ピアノを……買ってくれるって……」
シャーリー「そういえば欲しがってたな」
サーニャ「それもかなり高級のモノや価値のあるモノを勧めてくれるんです」
シャーリー「今までもなかったのか?」
サーニャ「枕とか小物はよく貰いますけど、ピアノなんて」
シャーリー「そうか……」
ルッキーニ「いいじゃん、もらっちゃえばー」
サーニャ「……そうね。考えてみるわ。ありがとう、ルッキーニちゃん」
ルッキーニ「にひぃ! サーニャ、ピアノもらったらきかせてねー!! あたしもサーニャの演奏だいすきだからー!!」
―エイラの部屋―
エイラ「……」ペラッ
シャーリー「――エイラ?」
エイラ「ノックぐらいしろー」
シャーリー「誰が来るのかは分かるだろ。それより、さっきサーニャから聞いたぞ」
エイラ「何をだ?」
シャーリー「ピアノの話だよ。私は聞いてないぞ」
エイラ「言ってないからな」
シャーリー「……降りるぞ?」
エイラ「勝手にしろ」
シャーリー「私の目を見ろ」
エイラ「なんだ?」
シャーリー「……わかった。もう少し付き合うよ」
エイラ「別にいいのに」
シャーリー「今、勝手にしろって言っただろ? させてもらうよ」
エイラ「……」ペラッ
シャーリー「――エイラ?」
エイラ「ノックぐらいしろー」
シャーリー「誰が来るのかは分かるだろ。それより、さっきサーニャから聞いたぞ」
エイラ「何をだ?」
シャーリー「ピアノの話だよ。私は聞いてないぞ」
エイラ「言ってないからな」
シャーリー「……降りるぞ?」
エイラ「勝手にしろ」
シャーリー「私の目を見ろ」
エイラ「なんだ?」
シャーリー「……わかった。もう少し付き合うよ」
エイラ「別にいいのに」
シャーリー「今、勝手にしろって言っただろ? させてもらうよ」
―別の日 夜 武器庫―
「あー!!! だめだぁー!!!」
エイラ「はい。没収な」
芳佳「どんどん貯まってますね……」
エイラ「給料日のあとは儲け時だかんなぁ」
ペリーヌ「……」
エイラ「ペリーヌもどうだ? これだけの金だ。欲しいだろ?」
ペリーヌ「いりませんわ。そんな汚らわしいお金なんて」
エイラ「そうか?」
シャーリー「はーい。負けた人はこっちにこーい」
「うぅぅ……大尉……」
シャーリー「いくら負けた?」
「全額です……」
シャーリー「そうかそうか。残念だったな。撫でてやるから元気だせ」ナデナデ
「大尉……くっ……これがあるからまたきちゃうんだよなぁ……」
「あー!!! だめだぁー!!!」
エイラ「はい。没収な」
芳佳「どんどん貯まってますね……」
エイラ「給料日のあとは儲け時だかんなぁ」
ペリーヌ「……」
エイラ「ペリーヌもどうだ? これだけの金だ。欲しいだろ?」
ペリーヌ「いりませんわ。そんな汚らわしいお金なんて」
エイラ「そうか?」
シャーリー「はーい。負けた人はこっちにこーい」
「うぅぅ……大尉……」
シャーリー「いくら負けた?」
「全額です……」
シャーリー「そうかそうか。残念だったな。撫でてやるから元気だせ」ナデナデ
「大尉……くっ……これがあるからまたきちゃうんだよなぁ……」
芳佳「エイラさん!!! 勝負してください!!!」
エイラ「お。給料日のあとだからやる気十分だな」
芳佳「はい!!」
ペリーヌ「み、宮藤さん?」
芳佳「まかせてください。必勝法を考えてきましたから」
ペリーヌ「ひ、必勝法……?」
エイラ「面白いな」
芳佳「エイラさん!! 神経衰弱で勝負してください!!!」
エイラ「……」
ペリーヌ「あ、あなた……」
芳佳「これでみっちゃんに負けたことはないんです!!」
エイラ「誰だ、それ?」
芳佳「さぁ、エイラさん!! 賭けてください!!」
エイラ「まぁいいけど。神経衰弱な。その前に……。バニー、ミルクー」
シャーリー「りょーかーい」テテテッ
エイラ「お。給料日のあとだからやる気十分だな」
芳佳「はい!!」
ペリーヌ「み、宮藤さん?」
芳佳「まかせてください。必勝法を考えてきましたから」
ペリーヌ「ひ、必勝法……?」
エイラ「面白いな」
芳佳「エイラさん!! 神経衰弱で勝負してください!!!」
エイラ「……」
ペリーヌ「あ、あなた……」
芳佳「これでみっちゃんに負けたことはないんです!!」
エイラ「誰だ、それ?」
芳佳「さぁ、エイラさん!! 賭けてください!!」
エイラ「まぁいいけど。神経衰弱な。その前に……。バニー、ミルクー」
シャーリー「りょーかーい」テテテッ
―通路―
リーネ「よしかちゃーん」
リーネ「……芳佳ちゃーん。芳佳ちゃん。よーしーかーちゃーん」
リーネ「……」
リーネ「やっぱり、いない……。ここ最近、ずっと……」
ミーナ「リーネさん、何をしているの? もう消灯時間よ?」
リーネ「ミーナ中佐……。あの、芳佳ちゃんがいないみたいで……」
ミーナ「宮藤さん? 寝ているんじゃないの?」
リーネ「いえ、居ませんでした」
ミーナ「トイレじゃないの?」
リーネ「見ました。お風呂も、食堂も」
ミーナ「そ、そう……」
リーネ「芳佳ちゃん、夜遅くまで部屋に戻ってこないんです」
ミーナ「……」
リーネ「ミーナ中佐、芳佳ちゃんはどこにいるんですか?」
リーネ「よしかちゃーん」
リーネ「……芳佳ちゃーん。芳佳ちゃん。よーしーかーちゃーん」
リーネ「……」
リーネ「やっぱり、いない……。ここ最近、ずっと……」
ミーナ「リーネさん、何をしているの? もう消灯時間よ?」
リーネ「ミーナ中佐……。あの、芳佳ちゃんがいないみたいで……」
ミーナ「宮藤さん? 寝ているんじゃないの?」
リーネ「いえ、居ませんでした」
ミーナ「トイレじゃないの?」
リーネ「見ました。お風呂も、食堂も」
ミーナ「そ、そう……」
リーネ「芳佳ちゃん、夜遅くまで部屋に戻ってこないんです」
ミーナ「……」
リーネ「ミーナ中佐、芳佳ちゃんはどこにいるんですか?」
―武器庫―
エイラ「これでラストな」
芳佳「……」
ペリーヌ「宮藤さん、顎が外れましたの?」
芳佳「だ、だって……ペリーヌさん……わたしの番が一回しか……それでエイラさんが……全部……全部……」
ペリーヌ「神経衰弱なんてエイラさんの独壇場になるに決まっているでしょう?」
芳佳「エイラさん!! 魔法使ったんですか!?」
エイラ「使ってないっていってるだろ」
芳佳「こんなの変ですよー!!!」
エイラ「ほら、賭けた分よこせ」
芳佳「あぁ……また一個のお芋すら……あぁ……」
シャーリー「……エイラ、誰か来る」
エイラ「誰だ?」
シャーリー「中佐だ。逃げるぞ」
エイラ「わかった。今日は解散だ」
エイラ「これでラストな」
芳佳「……」
ペリーヌ「宮藤さん、顎が外れましたの?」
芳佳「だ、だって……ペリーヌさん……わたしの番が一回しか……それでエイラさんが……全部……全部……」
ペリーヌ「神経衰弱なんてエイラさんの独壇場になるに決まっているでしょう?」
芳佳「エイラさん!! 魔法使ったんですか!?」
エイラ「使ってないっていってるだろ」
芳佳「こんなの変ですよー!!!」
エイラ「ほら、賭けた分よこせ」
芳佳「あぁ……また一個のお芋すら……あぁ……」
シャーリー「……エイラ、誰か来る」
エイラ「誰だ?」
シャーリー「中佐だ。逃げるぞ」
エイラ「わかった。今日は解散だ」
―通路―
エイラ「ふふーん。宮藤には悪いけど、今日はかなり――」
エイラ「……!?」
リーネ「……」
エイラ「なんだ、リーネか。びっくりさせるなよ」
リーネ「エイラさん、芳佳ちゃんのこと知っていますよね」
エイラ「宮藤? 部屋だろ?」
リーネ「嘘はつかないでください」
エイラ「なんだと?」
リーネ「遠くから見てました。シャーリーさんにバレないほど遠くから」
エイラ「お、おま……」
リーネ「武器庫で何をしていたんですか?」
エイラ「……」
リーネ「芳佳ちゃんとペリーヌさんと一緒に何をしていたんですか? 教えてください」
エイラ「あー……それはー……」
エイラ「ふふーん。宮藤には悪いけど、今日はかなり――」
エイラ「……!?」
リーネ「……」
エイラ「なんだ、リーネか。びっくりさせるなよ」
リーネ「エイラさん、芳佳ちゃんのこと知っていますよね」
エイラ「宮藤? 部屋だろ?」
リーネ「嘘はつかないでください」
エイラ「なんだと?」
リーネ「遠くから見てました。シャーリーさんにバレないほど遠くから」
エイラ「お、おま……」
リーネ「武器庫で何をしていたんですか?」
エイラ「……」
リーネ「芳佳ちゃんとペリーヌさんと一緒に何をしていたんですか? 教えてください」
エイラ「あー……それはー……」
リーネちゃんが策士四コマ好きだわ
スナイパー能力も大幅に強化されてんだよな
スナイパー能力も大幅に強化されてんだよな
―翌日 食堂―
リーネ「――といわけです」
バルクホルン「まさかエイラとシャーリーがそんなことをな……。道理で捕まらないわけだ」
エーリカ「リーネはよくバレなかったなぁ」
リーネ「一時間ほど前から見張っていましたから」
バルクホルン「それでエイラは止めるつもりはないと言っていたのか」
リーネ「はい」
エーリカ「どうする?」
バルクホルン「明らかに軍法会議ものだが、ミーナが黙認している時点でまたいつかの宮藤と同じような処分になるだろうな」
エーリカ「別にミーナは黙認してるわけじゃない?」
バルクホルン「エイラから口止めはされなかったのか?」
リーネ「エイラさんも分かっているみたいです。ミーナ中佐に知られていることは。だから、私には何も……」
バルクホルン「いい度胸だ。――ハルトマン」
エーリカ「ん?」
バルクホルン「行くぞ。愚かな衛兵はともかく、宮藤の給与は取り戻さなくてはな」
リーネ「――といわけです」
バルクホルン「まさかエイラとシャーリーがそんなことをな……。道理で捕まらないわけだ」
エーリカ「リーネはよくバレなかったなぁ」
リーネ「一時間ほど前から見張っていましたから」
バルクホルン「それでエイラは止めるつもりはないと言っていたのか」
リーネ「はい」
エーリカ「どうする?」
バルクホルン「明らかに軍法会議ものだが、ミーナが黙認している時点でまたいつかの宮藤と同じような処分になるだろうな」
エーリカ「別にミーナは黙認してるわけじゃない?」
バルクホルン「エイラから口止めはされなかったのか?」
リーネ「エイラさんも分かっているみたいです。ミーナ中佐に知られていることは。だから、私には何も……」
バルクホルン「いい度胸だ。――ハルトマン」
エーリカ「ん?」
バルクホルン「行くぞ。愚かな衛兵はともかく、宮藤の給与は取り戻さなくてはな」
―坂本の部屋―
美緒「であぁ!!!」バシンッ
芳佳「ぃたぁぃ!!!」
美緒「宮藤。金は大切に使えと教えたはずだが?」
芳佳「……ごめんなさい。神経衰弱は自信があったんですよ。みっちゃんには負けたことなかったから……」
美緒「しかし、リーネが独断で動くとは予想外だったな」
ペリーヌ「ええ。ただ、宮藤さんが絡むと以前から後先を考えないところはありましたけど」
芳佳(リーネちゃん……怒ってたなぁ……)
美緒「生真面目なリーネのことだ。バルクホルンやハルトマンに報告しているだろう」
ペリーヌ「少佐……あの……」
美緒「この際だ。全員に打ち明けるか」
芳佳「えぇぇ!? でも、そんなことしたらもうエイラさんとシャーリーさんは私たちのこと信じてくれなくなりますよぉ」
美緒「お前たちは別だろう。今まで一緒にいたのだからな」
ペリーヌ「シャーリー大尉が気が付いてなければ、ですけど」
美緒「皆に説明をしてくる」
美緒「であぁ!!!」バシンッ
芳佳「ぃたぁぃ!!!」
美緒「宮藤。金は大切に使えと教えたはずだが?」
芳佳「……ごめんなさい。神経衰弱は自信があったんですよ。みっちゃんには負けたことなかったから……」
美緒「しかし、リーネが独断で動くとは予想外だったな」
ペリーヌ「ええ。ただ、宮藤さんが絡むと以前から後先を考えないところはありましたけど」
芳佳(リーネちゃん……怒ってたなぁ……)
美緒「生真面目なリーネのことだ。バルクホルンやハルトマンに報告しているだろう」
ペリーヌ「少佐……あの……」
美緒「この際だ。全員に打ち明けるか」
芳佳「えぇぇ!? でも、そんなことしたらもうエイラさんとシャーリーさんは私たちのこと信じてくれなくなりますよぉ」
美緒「お前たちは別だろう。今まで一緒にいたのだからな」
ペリーヌ「シャーリー大尉が気が付いてなければ、ですけど」
美緒「皆に説明をしてくる」
―夜 倉庫―
エイラ「はい。総取りな」
「あぁぁぁ……!!!」
エイラ「ふっふっふっふー」
シャーリー「おーし、負けた人は私が慰めてやるからーこっちこーい」
芳佳「えーん!! シャーリーさーん!!」
シャーリー「また負けたのか?」ナデナデ
芳佳「大切な貯金がぁー」
シャーリー「可愛そうな宮藤だな……よしよし……」ギュッ
芳佳「……えへへ……」モミモミ
ペリーヌ「最近、宮藤さんがわざと負けているような気がしてきましたわ」
エイラ「……! シャーリー!! こらぁ!!」
シャーリー「なんだよ?」
バルクホルン「――まだやっているか?」
エーリカ「カジノ、はっけーん」
エイラ「はい。総取りな」
「あぁぁぁ……!!!」
エイラ「ふっふっふっふー」
シャーリー「おーし、負けた人は私が慰めてやるからーこっちこーい」
芳佳「えーん!! シャーリーさーん!!」
シャーリー「また負けたのか?」ナデナデ
芳佳「大切な貯金がぁー」
シャーリー「可愛そうな宮藤だな……よしよし……」ギュッ
芳佳「……えへへ……」モミモミ
ペリーヌ「最近、宮藤さんがわざと負けているような気がしてきましたわ」
エイラ「……! シャーリー!! こらぁ!!」
シャーリー「なんだよ?」
バルクホルン「――まだやっているか?」
エーリカ「カジノ、はっけーん」
シャーリー「やべ……」
芳佳「バ、バルクホルンさん……」
ペリーヌ「あ、あの……これは……」
エイラ「シャーリー!! なんで言わないんだ!!!」
シャーリー「おかしいなぁ。宮藤、明日耳掃除してくれ」
エイラ「こういう裏切り方はやめろよぉ」
芳佳「は、はい」
シャーリー「膝枕でね」
バルクホルン「待て、シャーリー」
シャーリー「ん?」
バルクホルン「それは許さん。ミーナにしてもらえ」
シャーリー「怖いだろ」
バルクホルン「さてと、エイラ。何故、私が来たのかわかるな?」
エイラ「……なにもしてないぞ」
バルクホルン「私の今月の給与だ。全額ベットする」
芳佳「バ、バルクホルンさん……」
ペリーヌ「あ、あの……これは……」
エイラ「シャーリー!! なんで言わないんだ!!!」
シャーリー「おかしいなぁ。宮藤、明日耳掃除してくれ」
エイラ「こういう裏切り方はやめろよぉ」
芳佳「は、はい」
シャーリー「膝枕でね」
バルクホルン「待て、シャーリー」
シャーリー「ん?」
バルクホルン「それは許さん。ミーナにしてもらえ」
シャーリー「怖いだろ」
バルクホルン「さてと、エイラ。何故、私が来たのかわかるな?」
エイラ「……なにもしてないぞ」
バルクホルン「私の今月の給与だ。全額ベットする」
芳佳「え!?」
ペリーヌ「大尉、どうして!?」
バルクホルン「どうせ、お前を取り押さえられるのは無理だ。ならば、正面から勝負してやる」
エーリカ「かっこいいー」
エイラ「本気か?」
バルクホルン「一回勝負だ。早くしろ」
エイラ「バニー、カード配ってくれ」
シャーリー「了解っ」
バルクホルン「お前がどうしてこんなことをしていのかはよく知らないが、深い事情でもあるのだろう」
エイラ「……」
バルクホルン「だが、やり方を間違えている」
エイラ「なら、どうしろっていうんだ? 善意でお金はくれないだろ?」
バルクホルン「……なに?」
シャーリー「――はい。どうぞ」
バルクホルン「……」
ペリーヌ「大尉、どうして!?」
バルクホルン「どうせ、お前を取り押さえられるのは無理だ。ならば、正面から勝負してやる」
エーリカ「かっこいいー」
エイラ「本気か?」
バルクホルン「一回勝負だ。早くしろ」
エイラ「バニー、カード配ってくれ」
シャーリー「了解っ」
バルクホルン「お前がどうしてこんなことをしていのかはよく知らないが、深い事情でもあるのだろう」
エイラ「……」
バルクホルン「だが、やり方を間違えている」
エイラ「なら、どうしろっていうんだ? 善意でお金はくれないだろ?」
バルクホルン「……なに?」
シャーリー「――はい。どうぞ」
バルクホルン「……」
エイラ「……二枚かえる」
シャーリー「はい」
エイラ「……」
バルクホルン(8のスリーカードか……)
エイラ「怖いなら、降りてもいいぞ?」
バルクホルン「なに?」
エイラ「ここで降りたらベット分は返すって。今月宮藤みたいに貯金を切り崩す生活しなきゃいけなくなるんて、嫌だろ?」
バルクホルン「……」
バルクホルン(かなり強気だな……。いや、これは誘っているのか……)
エイラ「どうするんだ、大尉?」
バルクホルン(エイラは勝負して欲しくない……。つまり、役はできあがらなかったか、かなり弱い……)
バルクホルン「――勝負だ」
エイラ「マジか? まだ間に合う――」
バルクホルン「8のスリーカード」
エイラ「……4のフォーカード」
シャーリー「はい」
エイラ「……」
バルクホルン(8のスリーカードか……)
エイラ「怖いなら、降りてもいいぞ?」
バルクホルン「なに?」
エイラ「ここで降りたらベット分は返すって。今月宮藤みたいに貯金を切り崩す生活しなきゃいけなくなるんて、嫌だろ?」
バルクホルン「……」
バルクホルン(かなり強気だな……。いや、これは誘っているのか……)
エイラ「どうするんだ、大尉?」
バルクホルン(エイラは勝負して欲しくない……。つまり、役はできあがらなかったか、かなり弱い……)
バルクホルン「――勝負だ」
エイラ「マジか? まだ間に合う――」
バルクホルン「8のスリーカード」
エイラ「……4のフォーカード」
シャーリー「よしよし」ナデナデ
バルクホルン「クリスの……治療費がぁ……ちりょうひ……」ギュッ
シャーリー「そうだな、お前が悪いよな」ナデナデ
エイラ「だから、言ったのに」
エーリカ「私もやろうかなぁ」
エイラ「今日はもういいって。大尉の分ですごいことになったし」
エーリカ「なんだよー。やれよー」
エイラ「なら、やるか」
エーリカ「やったぁ」
エイラ「ツンツンバニー、カード頼む」
ペリーヌ「は、はい。――どうぞ」
エイラ「……」
エーリカ「……にひぃ」
バルクホルン「ハルトマン。その右手にあるカードはなんだ?」
エーリカ「な……!? なんでいうんだよぉー!!」
バルクホルン「クリスの……治療費がぁ……ちりょうひ……」ギュッ
シャーリー「そうだな、お前が悪いよな」ナデナデ
エイラ「だから、言ったのに」
エーリカ「私もやろうかなぁ」
エイラ「今日はもういいって。大尉の分ですごいことになったし」
エーリカ「なんだよー。やれよー」
エイラ「なら、やるか」
エーリカ「やったぁ」
エイラ「ツンツンバニー、カード頼む」
ペリーヌ「は、はい。――どうぞ」
エイラ「……」
エーリカ「……にひぃ」
バルクホルン「ハルトマン。その右手にあるカードはなんだ?」
エーリカ「な……!? なんでいうんだよぉー!!」
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