昼


八幡「ふぅ、青い空、白い雲、1人の昼食」

八幡「最高だ」

八幡 (結局由比ヶ浜は休んだみたいだな)

八幡 (…メールでもしてやるか)

八幡 (いやぁ？別にぃ？心配とか？そういうことじゃないけどぉ？まあ一応同じ部活の奴だし？)

八幡 (何休んでんだよ、…また授業わからなくなるぞっと)ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

八幡 (…メールが打てる状態ならばあいつは返信してくるはずだが…)

いいよいいよ

八幡「…こねェな」

戸塚「は、八幡！」

八幡「？！」

戸塚「あ、ごめんね急に話しかけて」

八幡「…おう戸塚か、どうだったよ中国旅行」

戸塚「うんとっても楽しかったよ！八幡が風邪引いて留守番してなかったらもっと楽しかったんだけどなあ」

八幡(天使だ…)

戸塚「八幡？」

八幡「お！？おぉそうだな、でもしょうがねーよ雪ノ下が急に誘ってくるんだもんな家の事情のついでとかいって」

戸塚「あの時はびっくりしたねー誘われて次の日には中国にいたんだもん」

八幡「そうだな全員パスポートを持ってて期限がきれてなかったってのが1番驚いたけどな」

戸塚「あはは」

八幡(戸塚も呪泉郷に落ちたんだよな…俺から聞くべきか戸塚から言ってくれるのを待つべきか…)

八幡(いや、人は誰しも他人には言いたくない秘密をこれでもかと抱えてるもんだ)

八幡(旅行について行ってすらない俺から聞くのはフェアじゃない)

八幡(戸塚が本当に困った時は相談してくれると信じてるぞ)

戸塚「実はね、困ってて相談があるんだけど…」

八幡(はええ)

期待

八幡(事情を知らないていで行くか)

八幡「どうした？」

戸塚「うん…実は、その、中国旅行でのことなんだけど…」

八幡「旅行で何かあったのか？」

戸塚「……八幡は呪泉郷って知ってる……？」

八幡(はい知ってますよおー)

八幡「呪泉郷…？初めて聞くな…」

支援

戸塚可愛いすぎる

戸塚「あのね、呪泉郷っていうのは中国の青海省のバヤンカル山脈の一つの拳精山っていう山にあるんだけどね」

八幡(詳しいな…)

戸塚「そこにね、大小様々な大きさの泉が100個以上あって、それをまとめて呪泉郷って言うらしいんだけど」

八幡(そうなんだ)

戸塚「実はその泉一つ一つに悲劇的な伝説があるアルよ」

八幡「ん？」

戸塚「それで、そこに僕、落ちちゃって…」

八幡(はい知ってますよー存じておりますよー)

八幡「なん…だと…？！」

八幡「落ちると…なにか困ることでもあるのか？」

八幡(戸塚はどこに落ちたんだろう)

戸塚「その泉の悲劇的伝説って言うのはね、何年前に、何が溺れたっていう悲劇らしくて」

戸塚「落ちると、その悲劇の元になった生物の姿になっちゃうんだって！」

八幡(はーい知ってまーす)

八幡「そ、そんな馬鹿なっ…？！」

続けて

新しい泉を作って戸塚を溺れさせれば…

八幡「つ、つまり戸塚は何かに変身してしまうってことなのか？！」

戸塚「…そ、そうなんだけど…」

八幡「い、一体何に変身してしまうんだ？！豚か？あひるか？パンダか？」

戸塚「…ど、動物ではないんだﾊﾊﾊ…」

八幡「じゃあ、阿修羅か？温厚になるのか？ま、まさか男になるのか？！それだけはダメだあああああ」

戸塚「も、もう！僕は最初から男だよっ｣ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

八幡「じゃ、じゃぁまさか…」

戸塚「…娘溺泉に落ちちゃって…」

八幡(やったああああああああああ)

八幡「そっ、それはまた…素晴らけしからんな」

戸塚「なにか日本語へんだよ八幡」

大勝利確定

八幡「娘溺泉に落ちたってことは…その、女になるんだよな…戸塚｣ﾊｧﾊｧ

戸塚「そ、そうだけど八幡なんか怖いよ…」

八幡「お、おうすまん取り乱したこれからが楽しみですついな…」

戸塚「え？」

八幡「いやなんでもない」

これはもう戸塚一択だな

八幡(戸塚の女姿…見たいこれはなんとしても見たいぞ考えろ考えろどうしたら戸塚の女体を見た上で触り合いっこができるのかを！)

八幡「！！」

八幡「戸塚！今度の休み、プール行かないか？！？！」

戸塚「えぇ？！ど、どうして？ていうかなんでそんな話になるの！」

戸塚「僕の相談に乗ってくれるんじゃなかったのっ｣ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

八幡「ああ、乗るぞだがな戸塚…なにをきっかけに女に変身してしまうかわかっているのか？」

戸塚「水でしょ？わかるよそれくらい！」

八幡「なら、どの程度の量の水をかぶると変身してしまうか、は…わかっているのか？」

戸塚「？！」

八幡「そう、答えはNOだ！」

八幡「手を洗う程度なら変身はしない！が、足先までは？膝までは？頭のみは？下半身までは？」

八幡「まだまだ俺たちにはわからない事が多すぎるッッ！」

八幡「そこでだ！大量の水がありかつ自由に水浴びが可能な場所はプールしかないだろう！」

八幡「季節は夏！！これ以上の好条件は他にあるか？！否！」

八幡「だからこそ！プールを一時的な実験場にすることを俺はここに提案するッッ！！！」ドンッ

戸塚「」

はよ

パンダ［なかなか面白い考え方ね］

パンダ［あなたにしては良いアイデアだわ］

八幡「…」

戸塚「…」

パンダ［なにを黙っているのかしら？］

八幡「バンダだあああああああああ？！？！」

戸塚「でけえええええええええええ」

パンダ［ちょ、ちょっと待ちなさい］

八幡「食べないで食べないで食べないで」

パンダ［た、食べないわよっパンダは人は食べません］

戸塚「でけぇなんだこいつ…ただひたすらでけぇ…」

パンダ［あなたはキャラが崩壊してるわよ］

八幡「つーかその板の口調は…お前雪ノ下か…？」

パンダ［ご明察ね］

戸塚ワロタ

戸塚ァが

あ、じゃあ猫は・・・

ルミルミだろね

八幡「お前パンダになったんだな」

パンダ［パンさんのモデルになれたのだもの本望よ］

八幡「んじゃあお前は元に戻らなくてもいいな」

パンダ［い、いやそういうわけじゃ…］

戸塚「もう！八幡っいじわるしちゃダメだよ！」

八幡「へぇえ、あ、そろそら授業が始まるぞ」

パンダ［その前になんとかしてくれないかしら？］

八幡(ん？こいつもしかして…)

支援

八幡「なぁ雪ノ下、お前、いつからパンダの姿してるんだ？」

パンダ「…」

八幡(やっぱりな…雪ノ下の奴戻り方を知らないな)

八幡「当ててやろう、昨日の雨からだ」

パンダ［！！］

八幡「戻り方を教えて欲しいか？」

パンダ ｺｸｺｸ

八幡「戻り方はシェーのポーズだやってみろ」

パンダ シェー

ｼｰｰﾝ

八幡「っっっ｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

戸塚「息が…………息が……｣ﾋﾟｸﾋﾟｸﾋﾟｸ

パンダ「///」

面白い

戸塚クソワロタ

この戸塚は女にしても可愛くない

パンダ［あなた達を雪ノ下家の全権力を使って痛めつけてやるわ覚えていなさい］

戸塚「ダメだよ八幡っウソ教えちゃ！雪ノ下さんがﾌﾟ可哀想だよぉ！ﾌﾞﾌｫ」

八幡「悪かった雪ノ下、許してくれ」

パンダ［いいからはやく戻り方を教えなさい］

八幡「お湯だよ、お湯をかぶれば元に戻れる」

パンダ［そ、ならはやく沸かしてきなさい］

八幡「ん？なんだって？」

パンダ［やれやれ、目だけではなく耳まで腐ってしまったのかしら？はやくお湯を沸かしてもってきなさい］

八幡「ん？なんだって？」

パンダ［ごめんなさいお湯をもってきもらえないかしら本当にお願い］

八幡「シェーが見たい」

パンダ「」

パンダ［今のパンダの力なら男性2人を相手にしても余裕よね］

八幡「お湯沸かしてくる」

戸塚「はやくね！」

パンダ［はぁ…根性まで腐っているのだから苦労するわ］

戸塚「あはは…」

パンダ［そういえば戸塚さんも泉に落ちたわよね、何に変身してしまうの？］

戸塚「僕は女の子になっちゃうんだ…」

パンダ［あの男と一緒にいるのは危険よ］

女じゃなくて畜生なんじゃ

猫は誰だ？

雪乃じゃないのか

裸の八幡見たときのリアクションから、我浜さんだと思ってたが

ほ

姉のんはよ

かっこいい太郎枠は誰だ

ほ

て

る

で

と

パンダに犯される戸塚 お湯をかぶって仕返す戸塚

シャンプーはよ

らんまが懐かしい

期待

シェーのポーズと聞いてフレア団を思い出してしまった

ほ