元スレ刃牙「親父ィ……サラリーマンやってくんね!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
301 :
この世界平和過ぎだろ・・・
302 = 235 :
ヤイサホーwwwwwww
303 :
>>300
この世界のカーナビ不便すぎるwwwwwwww
304 = 297 :
ラム酒はちゃんとお預けしないと
305 :
>>298
五秒で出来る人工ダイヤモンド
壁と指の摩擦係数計算式(物理範囲とする)
生物の骨格と内蔵の構造(生物)
代理として花山先生による握力×スピードの実演
306 = 233 :
こいつら…はしゃいでやがるッッ
307 :
オリバさんは幸せになってほしい
308 :
>>307
幸せだよもう
309 :
もう幸せだろマリアいるし
310 = 240 :
そして、半月を過ぎる頃には──
<得意先C>
得意先社長「これはこれは……範馬様と皿理様」
得意先社長「どうぞ、こちらへ」スッ…
勇次郎「入るぜ」ズチャッ…
満夫(すっかり得意先がひれ伏すようになってしまった……ついでに俺にまで)
~
得意先社長「ブルーマウンテンのコーヒーです」スッ
満夫「ど、どうも」
満夫(オイオイ、ブルーマウンテンなんて飲んだことねェよ)ズズッ…
勇次郎「皿理よ」
満夫「はいっ!?」ビクッ
勇次郎「出された物を、漫然と口に運ぶな」
満夫「は、はいっ!」
311 = 277 :
面白い
312 = 288 :
>>305
勇次郎「今日は雷について学ぼう。そこのお前、雷に撃たれろ」
313 :
俺が満夫だったら3日でハゲてる
314 = 267 :
>>310
もうどっちが教育してるのかわからない件
315 :
教師って、この世界って体罰許可証があった気がするんだ、勇次郎の体罰...
316 = 305 :
>>312
作用と反作用の実演
実験題材は地震と人体
317 = 288 :
>>315
花山さんが廃止にさせただろ
318 = 282 :
>>315
勇次郎が何年もある研修に行くわけねぇだろ
319 :
なんか ケンガンアシュラ を見ているかのような
320 = 240 :
<徳川商事株式会社 第六営業部四課>
満夫(スゲェなァ……範馬勇次郎)
満夫(メチャクチャな男だが、憧れちまうよなァ……男として)
満夫(それに引き換え、俺は──)
課長「皿理君、ちょっと来たまえ」
満夫「は、はい」ガタッ
課長「なんだね、この書類は? ええ? ふざけてるのかね?」
課長「おかげで私が部長に叱られてしまったじゃないか」
満夫(なにいってんだ、この人……アンタのいうとおりにやったんじゃないか!)
満夫「で、ですが、それは課長がそうしろと──」
課長「皿理君……口答えする気かね?」ジロッ
満夫「い、いえ……申し訳ございませんッ!」
321 = 282 :
>>319
これ
322 :
頑張れ皿里
323 = 233 :
>>319
わかるわ
324 = 240 :
課長「皿理君、これ明日までに頼むよ」
満夫「明日まで!? ムチャですよ、課長──」
課長「…………」ジロッ
満夫「や、やります。やります」
係長「ついでにこれも頼むよ」ドサッ…
先輩「これ頼むわ。今夜サッカー見たいしな」ドサッ…
満夫「は、はい……」
満夫(それに引き換え、俺は──)
満夫(いいようにこき使われ、利用され、不満の一つも怖くてこぼせやしない)
満夫(最弱部署の最弱サラリーマンのまんまだ……)
満夫(ま……これが俺にはお似合いの人生なんだろうけどさ)
325 :
邪ッッ!!!
326 :
範馬勇次郎は身体を使うことしかできない、そう思っていた時期が僕にもありました....
327 = 240 :
<刃牙ハウス>
刃牙「頑張ってるじゃん、親父」
刃牙「もうすぐ一ヶ月経つけど、サラリーマンってのはどうだい?」
勇次郎「ふむ……」
勇次郎「サラリーマンって仕事は、いらぬ不純物が多すぎる」
勇次郎「この一ヶ月でようやく分かったが、俺には向いてねェな」
刃牙(ようやくって……。親父、最初から分かり切ってただろ……)
刃牙「ま、俺もこの先ずっとサラリーマンやってくれなんていわないよ」
刃牙(もし延長なんかさせたら、会社の人が気の毒だしな)
勇次郎「うむ」
勇次郎「ただ……」
勇次郎「最後に一つだけやっておきてェことができた」
刃牙「やっておきたいこと……?」
328 :
悟空もだけど強い奴って絶対頭いいよね
329 = 235 :
お・・・?
330 = 282 :
営業って…身体をつかう職業なんだなぁ
331 :
熱い展開になってきやがった・・・
332 = 297 :
皿理さんの「TAWAKE」に期待
333 = 240 :
ブロロロロロ……
満夫「いやァ~、もうすぐ一ヶ月ですね、範馬さん」
満夫「しっかし、本当に退職してしまうんですか?」
満夫「せっかく仕事も覚えてきたというのに、残念で──」
勇次郎「おべんちゃらはいい」
満夫「え」ギクッ
勇次郎「皿理よ」
勇次郎「常々思っていたが──」
勇次郎「なぜ、同僚にいいように打たれっぱなしでいる?」
勇次郎「反撃はおろか──回避も防御(うけ)さえもしねェ」
勇次郎「しかも、それを全て受け入れるほどの強靭さ(タフネス)を」
勇次郎「持ち合わせてるワケでもねェときてる」
満夫「…………ッッ」
334 = 309 :
良い話になりそうな
335 :
エンディングが…見えた!
336 = 236 :
期待せざるを得ない
338 = 245 :
ペンは剣よりも強しとか
バキのこの手の話はいいよな
339 :
バキ読みたくなってきた
341 = 240 :
勇次郎「サラリーマンなる社会──」
勇次郎「地位やしがらみ、暗黙のルールなど不純物こそ多いが、本質は闘争と同じだ」
勇次郎「いかに己のワガママを通せるかで、高みに登れるか否かが決定(きま)る」
勇次郎「しかし、おめェのやり方じゃ高みに登るどころか」
勇次郎「地の底まで沈んでいくだけだ」
勇次郎「それがワカらぬほどのボンクラでもあるまい」
満夫「ハハ……さすが範馬さん、痛いところを突く」
満夫「ですが……ボクの人生なんてこんなものなんです」
満夫「六四とはいえ、天下の徳川商事に入れただけで、ボクにとっては快挙なんです」
満夫「もう、十分満足してるんですよ」
満夫「このまま低空飛行でいいんですよ」
満夫「わざわざ波風立てるようなマネはしたくないんです……ハハ」
勇次郎「フンッ……なるほど」
勇次郎「つまり闘わぬ人生を甘んじて享受する、と──」
342 = 331 :
変なこというが「事前に感動を味わう」という不思議な体験を今俺はしている
343 :
闘わないということがいかに難しいかは、そりゃ勇次郎にはわからんよね
その点じゃ、勇次郎も敗北者か…
344 = 240 :
勇次郎「ハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」
満夫「!?」ビクッ
勇次郎「いやァ~笑わせてもらったぜ」
勇次郎「駄犬ですら追い詰められれば牙をむくもんだが……」
勇次郎「ここまでの負け犬は、もはや天然記念物だなァ、オイ」
満夫「…………」
満夫「う……うっ……」
満夫「うるせェんだよォォォッッッ!」
満夫「そりゃ俺だって、やってみたいさッ! やれるもんならッ!」
満夫「一度でいい、一度ぐらい──牙をむいてみてェさッッッ!」
満夫「課長たちに怒鳴り返す俺の姿を、何度妄想したか分からねェッッッ!」
満夫「だがよ──できねェ人間もいるんだよ!」
満夫「アンタみたいな強いヤツにゃワカらねェだろうがよッッッ!」
勇次郎「…………」メキッ…
満夫「────!」ハッ
345 :
ふぐたタラヲでぇすぅ
346 = 240 :
満夫(しまっ──)(大声出したの久々だな)(無謀)(怒らせた?)(死ぬッ)
勇次郎「止めろ」
満夫「え……」ビクッ
勇次郎「車を止めろ」ギワ…
満夫「は、は、はは、はいっ!」
満夫(お、終わった……殺されるッ!)ガタガタ…
キキィッ……!
ガチャッ……!
車を止め、歩道に出る勇次郎と満夫。
勇次郎「皿理よ……俺にあそこまで怒声を浴びせた人間はそうはいねェ」ニタァ…
勇次郎「褒美をやろう」ニィ~
満夫「え……ッッ」
348 :
死刑宣告にしか聞こえん
349 :
耳から血流して死ぬぞ
みんなの評価 : ★
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