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元スレ八幡「まだ終わんねぇの?人生相談」
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沙織「こ、こんな感じなんですけど…」
八幡(ジキル博士もびっくりでござる、あ、口調が)
雪ノ下「確かに凄かったわね、正直、治さないでいただけると助かるわ」
沙織「そ…そんな」
八幡「まぁ、治すなとは言わんが俺も同意だな、別にそのままでもいいじゃね
ぇか、なんで治そうとしてんだ?」
沙織「その、来年から高校生ですし、ずっとこのままだと社交性も、その、極端に
なってしまうので…」
八幡(なるほど、まぁそりゃそうか、今はまだ中学生だからで済んでるかもしれんが、
この引込み思案にせよ、あのオタク口調にせよ、少なくともいい印象は与えられ
ねぇ)
八幡(高校生にもなって、まともに喋れないようなのは、俺みたいなのは誰とも喋らな
ければいいが、令嬢ともなると話も変わるんだろう)
八幡「おい、雪ノ下」
八幡(ジキル博士もびっくりでござる、あ、口調が)
雪ノ下「確かに凄かったわね、正直、治さないでいただけると助かるわ」
沙織「そ…そんな」
八幡「まぁ、治すなとは言わんが俺も同意だな、別にそのままでもいいじゃね
ぇか、なんで治そうとしてんだ?」
沙織「その、来年から高校生ですし、ずっとこのままだと社交性も、その、極端に
なってしまうので…」
八幡(なるほど、まぁそりゃそうか、今はまだ中学生だからで済んでるかもしれんが、
この引込み思案にせよ、あのオタク口調にせよ、少なくともいい印象は与えられ
ねぇ)
八幡(高校生にもなって、まともに喋れないようなのは、俺みたいなのは誰とも喋らな
ければいいが、令嬢ともなると話も変わるんだろう)
八幡「おい、雪ノ下」
雪ノ下「なにかしら」
八幡「お前はどうしてるんだ?」
雪ノ下「どう…とは?」
八幡「学校でだよ、俺か由比ヶ浜以外の奴とはどんな感じで話してんだよ」
雪ノ下「いいえ、そもそも話す機会がないわ」
八幡(あなたもこっち側ですか、知ってたけど)
沙織「あの…」
八幡「なに?」
沙織「やはり、どうにもなりませんかね…」
八幡「お前はどうしてるんだ?」
雪ノ下「どう…とは?」
八幡「学校でだよ、俺か由比ヶ浜以外の奴とはどんな感じで話してんだよ」
雪ノ下「いいえ、そもそも話す機会がないわ」
八幡(あなたもこっち側ですか、知ってたけど)
沙織「あの…」
八幡「なに?」
沙織「やはり、どうにもなりませんかね…」
雪ノ下「…難しいわね」
八幡「雪ノ下、俺にちょっとした心当たりがあるんだよ」
沙織「心当たり…ですか?」
八幡「あぁ、まぁな」
雪ノ下「なにかしら」
八幡「まぁちょっとな」
雪ノ下「あなた、また変なことをするんじゃないでしょうね」
八幡「変とは失礼な、まぁそのへんは安心しろ」
雪ノ下「わかったわ」
八幡「まぁ『任せろ』だなんて頼もしい事は言わねぇけどな」
八幡「雪ノ下、俺にちょっとした心当たりがあるんだよ」
沙織「心当たり…ですか?」
八幡「あぁ、まぁな」
雪ノ下「なにかしら」
八幡「まぁちょっとな」
雪ノ下「あなた、また変なことをするんじゃないでしょうね」
八幡「変とは失礼な、まぁそのへんは安心しろ」
雪ノ下「わかったわ」
八幡「まぁ『任せろ』だなんて頼もしい事は言わねぇけどな」
えっ、バジーナって中学生だったのかよ
平塚先生のラーメンさげます
平塚先生のラーメンさげます
>>158
平塚先生関係ないやろ……
平塚先生関係ないやろ……
沙織「あの、それで…」
八幡「そうだな、明日の放課後、またここに来る」
沙織「…?」
八幡「詳しい事は明日話す」
沙織「わかりました」
八幡「それじゃあ、今日は帰るわ」
雪ノ下「そうね、それでは槇島さん、また」
沙織「え、ええ…」
八幡「そうだな、明日の放課後、またここに来る」
沙織「…?」
八幡「詳しい事は明日話す」
沙織「わかりました」
八幡「それじゃあ、今日は帰るわ」
雪ノ下「そうね、それでは槇島さん、また」
沙織「え、ええ…」
―翌日―
沙織「外…ですか?」
八幡「おう」
沙織「でも…」
八幡「別に来ないならそれでいい、依頼は失敗だが本人の意志だしな」
沙織「…ッ、行きます」
八幡「じゃあそこで待ってる」
沙織「外…ですか?」
八幡「おう」
沙織「でも…」
八幡「別に来ないならそれでいい、依頼は失敗だが本人の意志だしな」
沙織「…ッ、行きます」
八幡「じゃあそこで待ってる」
沙織「どこに行くのですか?八幡氏」
八幡「まぁ黙って着いて来い」
沙織「御意に」
八幡「…」
八幡(想像通りバジーナで来たか、まぁいい)
八幡「ところでよ」
沙織「はい、なんでござるか?」
八幡「お前、心の底から信用できる奴っているか?」
沙織「え?急にどうしたのでござるか?」
八幡「まぁ黙って着いて来い」
沙織「御意に」
八幡「…」
八幡(想像通りバジーナで来たか、まぁいい)
八幡「ところでよ」
沙織「はい、なんでござるか?」
八幡「お前、心の底から信用できる奴っているか?」
沙織「え?急にどうしたのでござるか?」
八幡「いやよ、お前昨日言ってたよな『私が頑張らなきゃいけない』って」
沙織「言いましたとも」
八幡「それってさ、裏を返せば自分を誰かに預けられない、だから自分が引っ張ってやる
ってことになるよな」
沙織「そんなことはないでござるよ」
八幡「そんなことはない…か」
沙織「左様ですぞ、は…はは、どうしたんでござるか?八幡氏、顔が怖いですぞ」
八幡「そんなことないなら、どうして今、お前はバジーナのペルソナを被ってるんだ?」
沙織「そ…それは」
沙織「言いましたとも」
八幡「それってさ、裏を返せば自分を誰かに預けられない、だから自分が引っ張ってやる
ってことになるよな」
沙織「そんなことはないでござるよ」
八幡「そんなことはない…か」
沙織「左様ですぞ、は…はは、どうしたんでござるか?八幡氏、顔が怖いですぞ」
八幡「そんなことないなら、どうして今、お前はバジーナのペルソナを被ってるんだ?」
沙織「そ…それは」
八幡「どういう経緯で奉仕部に依頼を入れたのかはしらんが、お前は今依頼者なんだぞ、
治したい、克服したい、そう思ってる奴がなんでわざわざ俺に壁をつくるんだ?」
沙織「そんなつもりではないでござるよ、ただ、これが拙者の正装なのでござる」
八幡「まぁ別に壁を作るなとは言わん、俺も常に張ってるしな、だが」
沙織「…」
八幡「お前、なんで今も俺を引っ張ろうとしてんの」
沙織「え…いや、そんなつもりは…」
治したい、克服したい、そう思ってる奴がなんでわざわざ俺に壁をつくるんだ?」
沙織「そんなつもりではないでござるよ、ただ、これが拙者の正装なのでござる」
八幡「まぁ別に壁を作るなとは言わん、俺も常に張ってるしな、だが」
沙織「…」
八幡「お前、なんで今も俺を引っ張ろうとしてんの」
沙織「え…いや、そんなつもりは…」
八幡「お前がその以前のサークルでどんな目にあって今に至るのかは知らねぇけどよ、
別にもういいんじゃねぇの?」
沙織「どういうことです?」
八幡「別に、誰も彼もが引っ張られねぇと生きていけねぇってわけじゃねぇんだぞ」
沙織「…」
八幡「そのペルソナの背景には、昔の恩人の姿が焼き付いてて、自分もその人
みたいになりたい、とか、そんな小さいこと考えてるんじゃないのか」
沙織「小さい…でござるか」
八幡「あぁ、小さいね」
沙織「…は、八幡氏に何がわかるでござるか」
八幡「なにもわかんねぇよ」
沙織「何もわからないのに!そんなことを私に言うんですか!?」
別にもういいんじゃねぇの?」
沙織「どういうことです?」
八幡「別に、誰も彼もが引っ張られねぇと生きていけねぇってわけじゃねぇんだぞ」
沙織「…」
八幡「そのペルソナの背景には、昔の恩人の姿が焼き付いてて、自分もその人
みたいになりたい、とか、そんな小さいこと考えてるんじゃないのか」
沙織「小さい…でござるか」
八幡「あぁ、小さいね」
沙織「…は、八幡氏に何がわかるでござるか」
八幡「なにもわかんねぇよ」
沙織「何もわからないのに!そんなことを私に言うんですか!?」
さすが自分に降りかかる火の粉は避けるのに、他人に降りかかる火の粉を押し退けて被りに行く人種
沙織「私は…私は姉に『あのサークルで結局お前はなにもしなかった、あいつら
にとってお前は最後まで友達の妹でしかなかった』と言われたんです!」
八幡「…」
沙織「私はそれが嫌で、だから今度は私がみんなのリーダーになってただの『友達の妹』
だなんて言われないように頑張ってきたんです!」
沙織「それをなんですか!?あなたは一度でもそういった行動をしたことがあるんですか!?
最初に会った時もそうです、桐乃さんの事を私に押し付けて自分だけ帰ったじゃないですか!」
沙織「自分から輪に入ろうともしない人に、私の気持ちがわかるわけないじゃないですか!」
八幡「そうだな、やっぱりわかんねぇ」
沙織「だったら!」
にとってお前は最後まで友達の妹でしかなかった』と言われたんです!」
八幡「…」
沙織「私はそれが嫌で、だから今度は私がみんなのリーダーになってただの『友達の妹』
だなんて言われないように頑張ってきたんです!」
沙織「それをなんですか!?あなたは一度でもそういった行動をしたことがあるんですか!?
最初に会った時もそうです、桐乃さんの事を私に押し付けて自分だけ帰ったじゃないですか!」
沙織「自分から輪に入ろうともしない人に、私の気持ちがわかるわけないじゃないですか!」
八幡「そうだな、やっぱりわかんねぇ」
沙織「だったら!」
八幡「でも、お前は俺と違って求めたんだろうが」
沙織「…ッ」
八幡「俺はお前の言ったとおり、何もしてない、だがな、欲しがってもいねぇんだよ」
沙織「そんなの、八幡さんの負け惜しみじゃないんですか?」
八幡「いや、違うな」
沙織「どういうことですか」
八幡「話が根本的に違うんだよ、俺はそんな自分が自己満足に浸るために友達をつくろう
だなんて思わん、一人ぼっちバンザイだ、そんな人間と自分を比べてる地点で
お前はダメなんだよ」
沙織「ダメってなんですか、あなたのほうがよっぽどダメですよ」
八幡「そんなダメな奴に頼ってきたんだろうが、お前は」
沙織「…」
沙織「…ッ」
八幡「俺はお前の言ったとおり、何もしてない、だがな、欲しがってもいねぇんだよ」
沙織「そんなの、八幡さんの負け惜しみじゃないんですか?」
八幡「いや、違うな」
沙織「どういうことですか」
八幡「話が根本的に違うんだよ、俺はそんな自分が自己満足に浸るために友達をつくろう
だなんて思わん、一人ぼっちバンザイだ、そんな人間と自分を比べてる地点で
お前はダメなんだよ」
沙織「ダメってなんですか、あなたのほうがよっぽどダメですよ」
八幡「そんなダメな奴に頼ってきたんだろうが、お前は」
沙織「…」
八幡「そんなに欲しがった友達との関係を、なぜお前は肯定してやれないんだよ」
沙織「桐乃ちゃんと、黒猫ちゃんのことですか?」
八幡「そうだ、いつまでもお前がそんなになってるのは、結局いつ捨てられるかわかんねぇ
疑心を抱えてビクビクしてるからだろうが、そんなペルソナ被って保険かけて、
それがお前が本当に欲しかった友達との関係なのか?」
八幡「いつまでも引っ張ってやってるってな気持ちで友達やれるほど、俺の妹も、
多分もう一人も軽い奴らじゃないと思うぞ」
八幡「お前がダメな奴と思う俺に頼ろうと思うくらいに治したいなら、もうその
考えは捨てろ、じゃねぇと、いつまでたっても本当の意味でその輪に入れねぇ
んじゃねぇか?」
八幡(いや、本当はこんなこと、俺に言う資格なんてねぇけどな、むしろ…)
沙織「桐乃ちゃんと、黒猫ちゃんのことですか?」
八幡「そうだ、いつまでもお前がそんなになってるのは、結局いつ捨てられるかわかんねぇ
疑心を抱えてビクビクしてるからだろうが、そんなペルソナ被って保険かけて、
それがお前が本当に欲しかった友達との関係なのか?」
八幡「いつまでも引っ張ってやってるってな気持ちで友達やれるほど、俺の妹も、
多分もう一人も軽い奴らじゃないと思うぞ」
八幡「お前がダメな奴と思う俺に頼ろうと思うくらいに治したいなら、もうその
考えは捨てろ、じゃねぇと、いつまでたっても本当の意味でその輪に入れねぇ
んじゃねぇか?」
八幡(いや、本当はこんなこと、俺に言う資格なんてねぇけどな、むしろ…)
>>188
上のほうに出てる
上のほうに出てる
沙織「そんな考えは、私はしてないつもりだったんですけどね…」
八幡「残念だが、そうじゃない」
沙織「そう…ですね、確かに思っていました、二人が喧嘩してる時、一歩ひいて
見ている自分が居なければダメだと、やはり二人を引っ張れるのは私なんじゃないかと…」
八幡「そうか」
沙織「本当は、私だって二人のように気を使わずに好きなことを言って、それで喧嘩だって
一回くらいしたいなって」
八幡「してこいよ、いくらでものってくれると思うぞ」
八幡(俺は嫌だけど)
沙織「出来るで…しょうか」
八幡「そのセリフを吐くのは、多分メガネを外してからだ」
沙織「…わかりました、もうやめます、きっと、こんな仮面に頼らなくてもできますよ」
八幡「残念だが、そうじゃない」
沙織「そう…ですね、確かに思っていました、二人が喧嘩してる時、一歩ひいて
見ている自分が居なければダメだと、やはり二人を引っ張れるのは私なんじゃないかと…」
八幡「そうか」
沙織「本当は、私だって二人のように気を使わずに好きなことを言って、それで喧嘩だって
一回くらいしたいなって」
八幡「してこいよ、いくらでものってくれると思うぞ」
八幡(俺は嫌だけど)
沙織「出来るで…しょうか」
八幡「そのセリフを吐くのは、多分メガネを外してからだ」
沙織「…わかりました、もうやめます、きっと、こんな仮面に頼らなくてもできますよ」
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